JPH10270762A - 熱電変換素子 - Google Patents

熱電変換素子

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JPH10270762A
JPH10270762A JP9076282A JP7628297A JPH10270762A JP H10270762 A JPH10270762 A JP H10270762A JP 9076282 A JP9076282 A JP 9076282A JP 7628297 A JP7628297 A JP 7628297A JP H10270762 A JPH10270762 A JP H10270762A
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松雄 岸
Minao Yamamoto
三七男 山本
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10N10/10Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects
    • H10N10/17Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects characterised by the structure or configuration of the cell or thermocouple forming the device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 π型熱電変換素子において、別体の温度検出
装置を搭載せずに、温度検出、温度制御を行うと同時に
熱電変換素子が本来有する冷却能力を発揮する。 【解決手段】 π型熱電変換素子の基板において、熱電
エレメントが挟まれている面にサーミスタや半導体特性
による温度センサー等の温度検出装置を直接形成する。
例えば、単結晶シリコンウエハを熱電変換素子の基板と
して用い、シリコンの半導体特性である拡散抵抗を利用
した温度検出装置を形成する。さらに、温度検出装置の
電極と対向基板上に形成された電極とを接続する。この
ような構成により、熱電変換素子に熱負荷となる別体の
温度検出装置を搭載する必要がなくなり、熱電変換素子
の電力供給と同じ基板から温度検出が出来るようにな
る。さらに、熱電変換素子が本来有する冷却能力を発揮
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ効果によ
る冷却、発熱およびゼーベック効果による熱発電を行う
熱電変換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電変換素子(ペルチェ素子あるいは電
子冷却装置等とも称されるが、これらを含めて熱電変換
素子と称す)は、一般にp型熱電材料チップとn型熱電
材料チップが二枚の基板に挟まれ、かつ、基板上でp型
熱電材料チップとn型熱電材料チップが金属等の導電性
物質を介してpn接合されている構造を有している。従
来このような構造の熱電変換素子においては、二枚の基
板の温度を検出したり、その温度を制御するために、基
板の上にサーミスタ等の温度検出装置を接着等により取
り付け搭載し、温度検出装置の入出力電極と外部の制御
装置等とリード線等により接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
熱電変換素子では、正確な温度検出や温度制御を行うた
めには基板上にサーミスタ等の温度検出装置等を搭載す
る必要があった。このため、熱電変換素子の基板に温度
検出装置を搭載する領域を設ける必要があるのと同時に
温度検出装置の熱容量の影響を考える必要があり、本来
の必要とする性能以上の仕様が熱電変換素子に要求され
てきたという問題点があった。さらに、電変換素子を冷
却素子として使用する場合には、冷却の負荷とならない
ようにするため放熱側となる基板側にこの入力電極が形
成されている。一方、サーミスタ等の温度検出装置は冷
却側の基板に取り付けられているのが一般的である。こ
のような場合、温度検出装置と外部の制御装置とを接続
するリード線により外部から熱が流れ込むために冷却に
対する負荷を大きくするといる問題もあった。
【0004】さらに、これら、性能面に対する影響だけ
でなく、この構造をとるために温度検出装置と外部の制
御装置とを接続する、いわゆる実装工程においても立体
構造体どうしの接続といった複雑な工程をとるためコス
トや歩留まりといった点においても好ましい構造とは言
い難かった。以上のような問題は、特に小型の熱電変換
素子で著しく、例えば、光通信で用いられる半導体レー
ザーはその発熱のために熱電変換素子による冷却が必要
とされているが、使われる熱電変換素子は、その大きさ
が数mm角と小さいため温度制御用のセンサー等が搭載
されることにより、その大きさや冷却性能に大きな影響
を与えてしまい、全体としての小型化・小電力化という
点に対して問題を与えていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱電変換素子
は、熱電変換素子を構成する2枚の基板のうち少なくと
も一方に温度検出装置(温度センサー)を基板と一体化
した形で備えている。このため、温度検出のための部品
を搭載する必要がない。さらに、この温度検出装置を形
成する面を熱電変換素子のエレメントが接合されている
面とする。これにより、温度検出装置の入出力電極を導
電性物質、すなわち、熱電変換素子として使われる熱電
エレメントと同じ材料を用いて直接形成することができ
る。この入出力電極により温度検出装置が形成された基
板と反対側の基板の電極とを接続する。これにより、温
度検出装置が形成されている側の基板と反対側の基板か
ら入出力を行うことが出来る。したがって、熱電変換素
子の温度調節面に対して、熱負荷を小さくすることがで
きる。
【0006】温度検出装置として、サーミスタを採用す
ることにより、薄膜または厚膜化することができるので
基板と一体化が可能となると同時に熱電材料による熱電
変換素子を構成する2枚の基板間での入出力電極の接続
が可能となる。熱電変換素子を構成する基板の少なくと
も一方が、表面に絶縁層が形成されたシリコンであり、
温度検出装置が該シリコンの半導体特性に基づくもので
あることにより、温度検出装置と基板との一体化が可能
となる。さらに、半導体技術を適用できるので、小型の
熱電変換素子の場合においても、素子を構成する2枚の
基板間での入出力電極の接続が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態は、熱電
変換素子を構成する基板のうち少なくとも一方の基板
の、熱電エレメントが接続されている面に、温度検出装
置が形成されている。この温度検出装置は薄膜技術や半
導体技術等により形成する。また、この熱電変換素子は
温度検出装置を基板上に形成したのち、熱電エレメント
を接合することにより素子として作り上げることができ
る。これにより、温度検出装置を熱電エレメント接合用
電極と同一面に形成できるので、作製工程が施されるの
が基板の片面だけとなり、反対面に温度検出装置を形成
する場合と比較すると作業性等において非常に有利とな
る。
【0008】さらに、基板と温度検出装置が一体化して
いるので、チップ部品として供給されるサーミスタなど
の温度検出装置を熱電変換素子を構成する基板に搭載す
る必要がなくなる。したがって、上述した問題点、すな
わち、熱電変換素子を不必要に大きくしたり、過剰な性
能を持たせる必要がなくなるのである。また、温度検出
装置に直接形成されている入出力電極と、温度検出装置
が形成されている基板に対向する他方の基板上に形成さ
れている電極とを、導電性物質によって接続した構成と
する。これにより、温度検出装置が形成されている基板
に対向する基板から温度検出に係わる入出力を行うこと
が出来る。したがって、温度検出器を必要とする熱電変
換素子の温度調節面で温度検出装置と外部とを直接的に
接続することがなくなり、一方の基板(熱電変換素子の
熱電変換としての電力を供給する電極が形成されている
基板)だけで外部との電気的な接続を行うことができ
る。さらに、接続するための材料とその大きさ等を適宜
設計することにより温度調節面に対する熱負荷を小さく
することができる。
【0009】さらに、温度検出装置に直接形成されてい
る入出力電極と、温度検出装置が形成されている基板に
対向する他方の基板上に形成されている電極とを、熱電
エレメントを構成している熱電材料と同じ材料で接続す
る。これにより、電極を接続するための熱電材料は、導
電性物質のなかで最も熱伝導率が小さい物質の一つとな
り、温度検出装置と外部を接続する際に、一般的に用い
られる金ワイヤー等の金属と比べて熱伝達を小さくする
ことができるので、温度調節面に対する熱負荷を小さく
することができる。また、この構造を採用することによ
り、熱電エレメント接合時に、この接続用の熱電材料も
同時に接続することができるので、作業性、コスト等の
面で有利となる。
【0010】さらに、温度検出装置に直接形成されてい
る入出力電極と温度検出装置が形成されている基板に対
向する他方の基板上に形成されている電極を接続する熱
電材料を、熱電変換素子として使われている熱電エレメ
ントと電気的に絶縁する構成とした。さらに、温度検出
装置に直接形成されている入出力電極と温度検出装置が
形成されている基板に対向する他方の基板上に形成され
ている電極とを接続する熱電材料が複数本である場合
に、これらの熱電材料の半導体としての型(p型及びn
型)をすべて同じ型とする。基板間電極を接続する材料
が異なる場合には、素子の動作時に生じる基板間の温度
差によって熱起電力が発生するが、このように同じ型の
熱電材料を用いることにより、素子の動作時に基板間に
温度差があっても熱起電力は生じないので、温度測定に
対して影響を与えない。
【0011】また、この構造を採用することにより、そ
の製造面において、熱電エレメント接合時にこの接続用
の熱電材料も同時に接続することができるので、作業
性、コスト等の面で有利となる。さらに、この電極接合
に用いられている熱電材料を熱電エレメントと同じ大き
さ、形状等とする。これにより、その製造面において、
この接続用に用いる熱電材料を熱電エレメントを形成す
る工程中に同時に形成することが出来るとともに、同時
に接続用の熱電材料により電極を接続することができる
ので、作業性、コスト等の面で有利となる。
【0012】さらに、熱電変換素子の基板に一体形成す
る温度検出装置をサーミスタにより構成する。これによ
り、熱電変換素子の基板に広く使われるアルミナ基板上
に容易に作り込むことが可能となる。一般に、サーミス
タは、Ta−SiO2のような金属とセラミックスある
いは半導体などの複合体などが用いられるが、アルミナ
のような絶縁性基板の上には、スパッタリング等により
薄膜として形成し後、必要な形状にエッチング等の加工
したり、ペースト上の原料を印刷等により所望の形状に
したのち焼成することにより、作ることができるので、
容易に熱電変換素子の基板上に一体化して作り込むこと
ができる。
【0013】さらに、熱電変換素子を構成する基板にシ
リコン基板を用いる構成とする。この場合、熱電変換素
子の温度検出装置の温度検出手段として、シリコンの有
する温度に対する半導体特性を用いることができる。た
とえば、シリコンの表面近傍に不純物を適宜ドーピング
することにより温度変化に対して抵抗率が大きく変化す
る。このような領域を基板の一部に形成することによ
り、熱電変換素子を作製することができる。
【0014】この熱電変換素子では、数mm角程度の基
板に数十から数百の熱電材料チップが接合されているよ
うな非常に小さな熱電変換素子に対して、基板をシリコ
ンとすることにより、特開平8−97472号公報に記
載されたような熱電変換素子の製造方法を用いることに
より、一枚の基板から数多くの熱電変換素子を作ること
が可能となると同時にシリコン基板作製時に温度センサ
ーを作り込んでおくことにより容易にかつ低コストで温
度検出装置付きの熱電変換素子を提供することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本願発明を実施例に基づいて、図面を
参照に詳細に説明する。 (実施例1)図1は本発明の熱電変換素子の基板面に平
行な面における各部の位置関係、すなわち基板上面から
透視した、主要部の配置を示す図である。また、図2は
図1で示した破線A−A’における縦断面を示す断面図
である。両図面において、熱電変換素子の基本構成は従
来のπ型素子と呼ばれるものと同様な構造を有してい
る。すなわち、下部基板1および上部基板2上に形成さ
れた下部pn接合用電極3および上部pn接合用電極
4、さらにp型Bi−Te系熱電材料チップからなるp
型エレメント5とn型Bi−Te系熱電材料チップから
なるn型エレメント6から構成されている。なお、熱電
変換素子の基板に上下はないが、ここでは本実施例を説
明するにあたり、上部および下部基板を便宜上定義し
た。本実施例では、このようなπ型熱電変換素子の基本
的な構造に加え、上部基板2上にサーミスタ7が形成さ
れ、サーミスタ7とサーミスタ上に形成されたサーミス
タ抵抗測定用電極8と下部基板1上に形成された温度検
出出力取り出し用電極9は接続用導体10により接続さ
れている。
【0016】このような構成・構造を有する熱電変換素
子を作製するための具体的な工程を以下に記す。まず、
ニッケルめっきが施された銅電極が片面に直接接合され
ている高熱伝導性を有するアルミナ基板の電極が接合さ
れている側の基板面に薄膜サーミスタ材料(特性として
はNTC)であるSiC薄膜をスパッタリングにより形
成した。スパッタリングの際、SiC膜がサーミスタと
しての形状を確保するように、メタルマスクによるマス
キングを行なった。これにより、図1および図2に示し
たサーミスタ7が形成され、次に、SiCを形成するの
と同様にメタルマスクでマスキングしたスパッタリング
によりCr、Ni、Auからなる電極8を形成した。な
お、ここで作製したサーミスタの特性は、25℃におい
て、R=15kΩ、B定数=4100Kを有するものと
した。
【0017】このように、薄膜型サーミスタが形成され
た電極付き基板と、単に電極が形成された対向基板との
間に、大きさ0.6mm×0.6mm、高さ1mmのB
i−Te系熱電材料からなるp型エレメント5およびn
型エレメント6を挟み込み、ハンダによる接合を行なう
ことにより、最終的にはpn接合数7対(エレメント数
14本)、基板外形寸法4.5mm×4.5mm、総厚
み2.3mの熱電変換素子を作製した。このハンダによ
る熱電材料エレメントの接合の際、銅製の接続用導体1
0も同時に接続した。これにより、一方の基板に、温度
検出装置としてサーミスタが基板の熱電材料エレメント
接合面に一体化したかたちで形成され、しかも、この基
板に対向するもう一つの基板にサーミスタの電極が接続
されている構造を有する本願発明の熱電変換素子を作製
することができた。
【0018】このようにして作製した熱電変換素子のサ
ーミスタ7が形成されている基板を冷却側とし、対向す
る基板に放熱板を取り付けることにより、真空中でその
冷却特性を調べたが、温度の測定は、サーミスタ7につ
ながる電極9を利用することにより行った。放熱側の温
度を30℃一定となるように十分放熱しながら、熱電変
換素子に電流を流したところ、冷却面のサーミスタ7が
示す温度値は電流値の増加とともに低下し、電流値が
1.2Aのとき−36℃(ΔT=66℃)となり最低温
度を示した。その後さらに電流値を増加したところ、通
電によるジュール熱の発生が優勢となり、サーミスタ7
が示す温度値は徐々に上昇した。
【0019】一方、比較として、実施例の熱電変換素子
と同型(サイズ、pn接合数)の従来型の熱電変換素子
にチップ状のサーミスタ(約2mm×3mm×1mm
t)を接着し、サーミスタと外部の計測機器をリード線
にて接続することにより、同様の性能評価を行なったと
ころ、熱電変換素子に流した電流が1.2Aのとき最低
温度−32℃(ΔT=62℃)を示した。
【0020】さらに、図3に、これら2つの熱電変換素
子(本発明に係わる熱電変換素子と比較のために作製し
た従来型の熱電変換素子)の冷却性能を比較するため
に、最大温度差を示す電流値である1.2Aを通電し、
時間変化に対して各サーミスタが示した温度を示す。従
来型のサーミスタ部品を接着搭載した熱電変換素子の冷
却特性を示す曲線Bでは、最大温度差ΔT=62℃を示
すまで約10秒要している。これに対して、本発明によ
る薄膜サーミスタを基板に直接形成した熱電変換素子で
は、曲線Aで示したように最大温度差であるΔT=66
℃を示すのに要する時間は約5秒である。
【0021】以上示したように、本発明による熱電変換
素子は、チップ状サーミスタを接着することにより搭載
した従来型の熱電変換素子と比べて、最大温度差で約4
℃勝り、最大温度差を得るまでの時間も約1/2となっ
ており、非常に優れた性能を有するものであった。な
お、本実施例の熱電変換素子では、温度検出装置である
サーミスタを一方の基板に形成したが、熱電変換素子を
構成する2枚の基板の温度を管理・制御する場合には、
両方の基板に温度検出器を形成し、一方の温度検出装置
の入出力電極を本実施例の構造とし、他方の基板に形成
した温度検出装置の入出力電極をその基板に形成するこ
とにより、すべての電気的な接続を一方の基板で行うこ
とができる。
【0022】(実施例2)実施例2では、熱電変換素子
を構成する熱電材料がBi−Te系焼結材料、エレメン
トの大きさが120μm×120μm、高さ(厚み)が
600μm、エレメント数が102本(pn51対)で
あり、素子の外形寸法が3mm×3mm、厚みが約1.
3mmである超小型熱電変換素子に本発明を適用した例
について記す。
【0023】このような超小型熱電変換素子を、従来の
ように治具等を用いてエレメントを基板に挟み込む方法
で作製することは非常に困難であり、不可能といっても
過言ではない。そこで、本実施例においては、素子を構
成する基板にシリコンウエハを用い、微細加工技術の一
つである薄膜形成技術とフォトリソグラフィー技術によ
り基板上の電極等を作製すると同時に、基板であるシリ
コンが有する半導体特性を利用して温度検出装置が一体
化されている熱電変換素子を作製した。すなわち、シリ
コン基板に不純物を適宜拡散させることにより作製され
る拡散抵抗の温度特性を利用することにより、温度検出
装置を構成する。以下にこの温度検出装置及び熱電素子
について実施例を基に説明する。
【0024】図4に本実施例の熱電変換素子の主要部の
位置関係を示す。すなわち、図4は基板上面から透視し
た主要部の配置を基板面に平行な平面上に示した模式図
である。また、図4の破線A−A’における断面を図5
に示す。また、図4の破線B−B’における断面を図6
に示す。本実施例の熱電変換素子の基本構成も実施例1
と同様、従来のπ型素子と呼ばれる構造を有している。
図4、5、6に示すように、基本的な構造は実施例1で
作製した熱電変換素子と同様であるが、pn接合を行な
うための電極13および14の配置、エレメント15お
よび16の並び等の位置関係等が異なっているととも
に、温度検出装置がサーミスタではなく拡散抵抗17と
なっている。また、上部基板11上に形成されている拡
散抵抗17からの温度測定情報を出力するための電極1
8および19とさらに、この熱電変換素子の外部に出力
するために下部基板12に設けられた外部との接続用電
極20および21とを接続するための接続体22、23
を備えている。この接続体22および23は、この熱電
変換素子を構成する熱電エレメントの材料であるp型B
i−Te系材料で構成されている。接続体22および2
3は、以下に記すようにp型エレメントの作製と同時に
作られるものであり、本実施例における基本的な熱電変
換素子の作製工程に完全に一体化されている。
【0025】このような構造を有する熱電変換素子の製
造方法は、基板に温度検出部と電極層を形成する上部基
板作製工程と、対向基板に電極層を形成する下部基板作
製工程と、熱電材料焼結体にハンダバンプを形成するハ
ンダバンプ形成工程と、それぞれの基板に熱電材料を接
合する基板−熱電材料接合工程と、熱電材料を切断(ダ
イシング)して基板上にエレメントを形成するエレメン
ト構成工程と、エレメントが形成された2枚の基板を張
り合わせる組み立て工程と、を備えている。以下にこれ
らの工程を詳細に説明する。
【0026】図7は本実施例の熱電変換素子の製造方法
における上部基板作製工程のうち、温度検出部の製造方
法の概略を記した図である。まず、熱酸化により、比抵
抗値10kΩcmのシリコンウエハ24表面に熱酸化膜
25を形成する(図7b)。この熱酸化膜25が形成さ
れたシリコンウエハ24の一方の面に、温度検出装置と
なるべき部分(拡散抵抗を形成すべき部分)に開口部を
有するフォトレジスト26でマスキングする(図7
c)。このときのフォトレジスト26の開口部の大きさ
は、10μm×200μmとした。次に、このフォトレ
ジスト開口部に不純物を拡散させるために、イオン注入
法によりリンを10-13cm-2注入する。これにより、
イオン注入層27が形成される(図7d)。さらに、イ
オン注入により生じたイオン注入層27のダメージを取
り除くために、熱拡散(950℃)を行い、それにより
拡散抵抗層28が形成される(図7e)。この拡散抵抗
層28が温度検出を行う部分であり、5000オングス
トロームの深さで形成される。
【0027】このように、温度検出を行う拡散抵抗層2
8を形成した後、SiO2系保護層29をCVD法によ
り形成する(図7f)。さらに、温度検出装置としての
取り出し電極を設けるために、フォトリソグラフィー
(ドライエッチング法)によりSiO2系保護層29に
開口部を形成する(図7g)。この開口部とその周囲の
SiO2系保護層29の上にアルミニウム電極30をス
パッタリング法とフォトリソグラフィーにより形成し
(図7h)、さらに、アルミニウム電極30の外部との
接続部のみが露出するように窒化ケイ素系保護層31を
CVD法により形成する(図7i)。
【0028】ここで、200μmの長さで形成された拡
散抵抗層28は、アルミニウム電極30が接続して形成
されることにより、実施的な抵抗としての長さが100
μmとなる。以上により、長さ100μm、幅10μ
m、深さ0.5μmで、抵抗400kΩを有する拡散抵
抗による温度検出装置を作り上げることが出来た。この
ようにして作製された温度検出装置を有するシリコンウ
エハを、図5における熱電変換素子の上部基板12とし
て作り上げる工程を図8に示す。まず、温度検出装置が
形成されたシリコンウエハ(図8a)にウエハ側からC
r−Ni−Auの3層からなる層32をスパッタリング
法により形成する(図8b)。この層32は、図4およ
び5における上部pn接合用電極14を構成する層とな
るだけではなく、温度検出装置部の開口部に露出したア
ルミニウム電極30を保護するとともに、拡散抵抗温度
検出装置電極18、19として機能するものである。こ
れらの3層からなる各電極を形成する方法として、フォ
トリソグラフィー法を採用したが、各部の構造は下記の
通りとした。アルミニウム電極30の開口部とその周囲
(窒化ケイ素保護層31上)では、アルミニウム電極3
0を完全に覆うように電極33を形成した。また上部p
n接合用電極34は、図4に示した上部基板12上の上
部pn接合用電極14のパターンとなるようした(図7
c)。
【0029】次に、下部基板作製工程を図9に基づいて
説明する。下部基板にはシリコンウエハ35表面に熱酸
化層36を形成したものを使用した。まず、スパッタリ
ング法により基板側から順にCr−Ni−Auの3層か
らなる層37を形成する(図9b)。次に、図4及び図
5に示した下部基板電極パターン11に加え、温度検出
装置との接続および外部との接続用電極20および21
を加えたパターンとなるようにフォトエッチングにより
下部pn接合用電極38を形成した(図9c)。
【0030】次に、Bi−Te系熱電材料焼結体上への
ハンダバンプ形成工程について、図10に従って説明す
る。なお、このハンダバンプ形成工程は、p型およびn
型のいずれの熱電材料についても共通の工程である。厚
さ600μmに研磨した板状のBi−Te系熱電材料焼
結体39(図10a)の両面に円形で径110μm、中
心間距離320μmの開口部を有する厚さ40μmのフ
ォトレジスト層40を形成する(図10b)。この時、
各面の開口部が正確にアライメントされるようにフォト
工程は両面アライナーを用いて行った。次に、この開口
部にフォトレジスト層40の厚みと同じ厚みである40
μmのNiバンプ41を湿式めっき法により形成した
(図10c)。さらに、ハンダバンプとなるべきハンダ
めっき(Sn:Pb=6:4)42を湿式ハンダめっき
法により30μmの厚みとなるように形成し(図10
d)、その後、フォトレジストを剥離してロジン系ハン
ダフラックスをハンダめっき42に塗布し、250℃に
加熱設定されたリフロー炉に通すことによりハンダめっ
き42をリフローする。これにより、熱電材料の両面に
Niバンプを“土台”とし、高さ100μmのほぼ球形
なハンダバンプ43を320μmピッチで作製すること
が出来た(図10f)。このようにして作製した両面に
ハンダバンプが形成された熱電材料を、ダイシング装置
を用いてハンダバンプ36の数が7×8個(片面)とな
るように切断し、一個の熱電変換素子に使用されるエレ
メントの試料とした。この7×8個すなわち片面56個
のハンダバンプが付いた熱電材料は、このハンダバンプ
が形成されている部分が以下に記す工程を経てエレメン
トとなるが、このうち図4において破線A−A’で示し
た部分では、熱電変換とは直接係わらないエレメントが
いくつか形成される。この熱電変換に係わらないエレメ
ントのうち、図4の22および23に位置するエレメン
トを接合材として利用することにより、上部基板の電極
18、19と下面基板の電極20、21とをそれぞれ接
続することとなる。
【0031】次に、基板―熱電材料接合工程について、
図11に示した概略図を基に説明する。なお、この工程
においてもp型およびn型熱電材料にかかわらず同様に
行われるので一方について説明する。(下面基板にp型
熱電材料を接合する場合を例に挙げた。) まず、下部基板作製工程で作製した下部基板44とハン
ダバンプが両面に形成されたエレメント作製用p型熱電
材料45を治具を用いてアライメントする。すなわち、
下部基板44の下部pn接合用電極46とハンダバンプ
47とをアライメントする。この状態で、250℃で加
熱することにより基板−熱電材料の接合を行った。この
とき、熱電変換に係わる接合だけでなく、先に記したよ
うに、図4の上部基板の電極18、19と下面基板の電
極20、21とをそれぞれ接続することなるエレメント
となる部分に位置するハンダバンプも同時に接合もなさ
れる。この接合では、下部基板44と熱電材料45との
間には、熱電材料45に形成した高さ40μmのNiバ
ンプにより、この高さ(40μm)に、ほぼ等しい間隙
を有している。この間隙を利用することにより、基板に
接合されたエレメントの作製が以下に説明するように行
われる。
【0032】図11に示した熱電材料が接合されている
基板において、シリコン半導体などをチップ状に切断す
るために用いるダイシング装置に刃の厚み200μmの
ダイシングブレードを取り付け、下部基板44と熱電材
料45との間に存在するNiバンプにより作られた約4
0μmの間隙を利用し、シリコン基板44およびpn接
合用電極46を切断しないように刃先を設定し、ハンダ
バンプ間の熱電材料45のみを切断する。これにより、
図12に示すような、ハンダバンプ50の付いたエレメ
ント51が接合された基板52が作製される。このよう
にして、p型エレメントが接合された下部基板を作製す
る。このとき同時に、図4における接続体22および2
3も下面基板に接合された状態で形成される。同様にし
て、n型エレメントが接合された上部基板も作製すこと
ができる。
【0033】なお、このエレメントが接合された基板の
作製に際しては、熱電変換素子1個分の大きさで作製し
てもよいが、複数個分をまとめて作製し、その後、1個
の熱電変換素子の大きさにシリコン基板を切断してもよ
い。次に、最後の工程であるエレメントが接合されてい
る2枚の基板の張り合わせ(組み立て)工程について図
13に基づいて説明する。
【0034】図13(a)に示したように、上部基板5
3と下部基板54をエレメント55が接合されている面
を向かい合わせると同時にエレメントの先端に付いてい
るハンダバンプ56を対向する基板のpn接合用電極5
7にあわせ、基板外部より適宜加圧しながら、全体を2
50℃に加熱する。このようにして、エレメントとそれ
に対向する基板を接合し、目的とする熱電変換素子を作
製した(図13b)。なお、図13(b)では、上部基
板でpn接合を形成しているエレメント対が下部基板で
もpn接合を同時に形成しているように描かれている
が、これは、本実施例の熱電変換素子のエレメント等の
配置を基板面から透視した図である図4において、これ
と垂直方向である縦断面方向におけるエレメント等の配
置を概観した図である。したがって、実際には上部基板
でpn接合を形成したエレメントは下部基板では別のエ
レメントと接合を形成していることはいうまでもない。
このエレメントと基板の接合時において、図4および5
における接続体22および23も同時に接合され、拡散
抵抗温度検出装置の温度測定情報を下部基板に設けられ
た電極20および21により外部に取り出せるようにす
ることができた。以上のようにして作製された本実施例
の熱電変換素子、すなわち、拡散抵抗を利用した温度検
出装置を備えたシリコン基板で構成された熱電変換素子
の性能は次の通りであった。
【0035】下部基板の表面(放熱面)の温度を30℃
一定に保ち、各電流値に対する上部基板の表面(冷却
面)と下部基板との温度差を上部基板に作り込んだ拡散
抵抗を利用した温度検出装置により測定した結果を図1
3に示す。本実施例では、熱電変換素子を冷却に用いる
ため、温度検出装置を冷却面に設けることが好ましい。
この図から、最大温度差は電流値80〜100mAのと
き約60℃であることが読み取れる。また、通電開始か
ら各電流値における定常状態にいたるまでの時間は、約
3秒であることがわかる。一方、この熱電変換素子にチ
ップ状サーミスタを接着搭載して、同様の測定を行った
ところ、最大温度差は電流値80mAのとき得られ、そ
の温度差はサーミスタでは53℃、拡散抵抗を利用した
温度検出装置では60℃の温度差を示した。また、通電
開始から各電流値における定常状態にいたるまでの時間
は、各電流値で大きなバラツキが認められサーミスタで
は5〜15秒、拡散抵抗温度検出装置では5〜12秒で
あった。
【0036】以上のように、熱電変換素子にサーミスタ
を接着取り付けした場合(従来の場合)、サーミスタ自
身が熱負荷となり熱電変換素子の持つ本来の性能が発揮
されていないことがわかる。したがって、従来のように
熱電変換素子に被冷却物を搭載する場合、サーミスタの
熱負荷をも加味する必要があり、本来必要とされる熱電
変換素子の能力以上の素子を使用する必要があるという
欠点をあらためて確認できたと同時に本実施例で作製し
た熱電変換素子では、サーミスタのように熱負荷となる
チップ部品が搭載されないので、不必要に大きな熱電変
換素子を被冷却物に適用することが無くなると同時に非
常に安定した冷却状態を作り出すことが出来ることが確
認できた。
【0037】なお、実施例1及び2では温度検出装置を
上部基板(冷却面)に形成したと説明しているが、言う
までもなく熱電変換素子は上下の規定はなく、また、冷
却面および放熱面は通電方向を変えることにより任意に
変更できる。さらに、温度検出装置を一方の基板にのみ
形成したが必要に応じて両基板に形成してもよいことは
言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】二枚の基板に挟まれたp型熱電材料エレ
メントとn型熱電材料エレメントが導体を介してpn接
合されてなる熱電変換素子において、この熱電変換素子
を構成する基板の、少なくとも一方に温度検出装置を一
体的に形成したので、サーミスタのように熱負荷となる
チップ部品を温度検出装置として搭載する必要がないの
で、被冷却物に対して不必要に大きな熱電変換素子を適
用することが無くなると同時に非常に安定した冷却状態
を作り出すことができる。
【0039】少なくとも一方の基板に基板と一体形成さ
れた温度検出装置を具備し、かつ、該温度検出装置が形
成されている基板の面が熱電材料からなるエレメントが
挟まれている側の面であることにより、エレメントが接
続されている側(いいかえれば熱電変換素子の内部)で
温度検出装置に直接形成された電極とこれに対向する面
に形成された外部機器との接続用電極とを導電性の接続
体により接続できる。このような接続により、温度検出
装置と外部機器との接続を温度検出装置、すなわち、温
度制御される基板とは反対の基板を用いて行える構造を
取り得ることが出来る。従って、温度制御面に不要な配
線や熱負荷を与えることが無くなる。
【0040】また、温度検出装置に直接形成された電極
とこれに対向する面(基板)に形成された外部機器との
接続用電極とを接続するための接続体をこの熱電変換素
子に使用されている熱電材料と同じ材料とすることによ
り、熱の流れを小さくすることができるので性能の低下
を防ぐことが出来ると同時に製造時に特別な接続体を作
製することがないのでコスト面でも有利となる。
【0041】この接続体に使われている熱電材料がこの
熱電変換素子の熱電変換として使われる熱電材料からな
るエレメントと電気的に絶縁されてることにより、熱電
変換素子に通電する電流による影響を受けることが無く
なる。接続体に用いられる熱電材料が半導体としての特
性がすべて同型であることにより、温度差により生じる
熱起電力をなくすことが出来るので測定精度を上げるこ
とが出来る。
【0042】接続体として使われている熱電材料の形状
が、この熱電変換素子の熱電変換として使われる熱電材
料からなるエレメントと同じ形状であることにより、製
造工程において同じ手段で作られるエレメントを使用す
ることが出来るのでコスト面で有利となる。また、熱電
変換素子に一体化して形成される温度検出装置が直接基
板に薄膜法や厚膜法で一体化形成されたサーミスタであ
ることにより、アルミナ基板や絶縁を施したシリコン基
板上の任意の位置に温度検出装置を形成することが出来
ると同時に安価に作製することができる。さらに、表面
に絶縁層が形成されたシリコン基板を熱電変換素子の基
板として用い、かつ、温度検出装置がシリコンの半導体
特性を利用したものであることにより、従来の方法では
作製できない温度検出装置付きの高性能超小型熱電変換
素子を作製することが出来る。
【0043】以上、本願発明による熱電変換素子では、
特に、小型の熱電変換素子で著しく有効である。例え
ば、光通信で用いられる半導体レーザーはその発熱のた
めに熱電変換素子による冷却が必要とされているが、こ
こに用いられる熱電変換素子は大きさが数mm角と小さ
いため、温度制御用のセンサー等が搭載されると、その
大きさや冷却性能に大きな影響を与えてることとなる。
そのため、全体としての小型化・小電力化という点に対
して問題を生じていたが、本発明の熱電変換素子によれ
ば、これらの問題は飛躍的に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱電変換素子の主要部の位置関係
を示す基板上面からの透視図。
【図2】図1の破線A−A’による縦断面を示す断面
図。
【図3】通電時間に対する本発明の熱電変換素子と従来
型の熱電変換素子の各サーミスタが示した温度の測定結
果を示すグラフ。
【図4】本発明の第2実施例による熱電変換素子の主要
部の位置関係を示す、基板上面からの透視図。
【図5】図4において示した破線A−A’における縦断
面を示す断面図。
【図6】図4において示した破線B−B’における縦断
面を示す断面図。
【図7】第2実施例における、基板上に温度検出装置部
を形成する製造工程を表す概略図。
【図8】第2実施例における、温度検出装置が形成され
た基板を熱電変換素子の上部基板として加工する工程を
表す概略図。
【図9】第2実施例における下部基板作製工程を表す概
略図。
【図10】第2実施例における、Bi−Te系熱電材料
焼結体上へのハンダバンプ形成工程を表す概略図。
【図11】第2実施例における、基板に熱電材料が接合
されている状態を示した図。
【図12】ハンダバンプが形成されたエレメントと基板
とが接合された状態を示した図。
【図13】第2実施例における、エレメントが接合され
ている2枚の基板を張り合わせる(組み立て)工程を表
す概略図。
【図14】拡散抵抗を利用した温度検出装置による、各
電流値ごとの放熱面と冷却面との温度差の測定結果を示
す図。
【符号の説明】
1、11 下部基板 2、12 上部基板 3、13 下部pn接合用電極 4、14 上部pn接合用電極 5、15 p型エレメント 6、16 n型エレメント 7 サーミスタ 8 サーミスタ抵抗測定用電極 9 電極 10 接続用導体 17 拡散抵抗 18、19 温度測定情報を出力するための電極 20、21 外部との接続用電極 22、23 接続体 24、35 シリコンウエハ 25、36 熱酸化膜 26 フォトレジスト 27 イオン注入層 28 拡散抵抗層 29 SiO2系保護層 30 アルミニウム電極 31 窒化ケイ素系保護層 32、37 Cr−Ni−Auの3層からなる金
属層 33 電極 34 上部pn接合用電極 38、46、48 下部pn接合用電極 39、45 Bi−Te系熱電材料焼結体 40 フォトレジスト層 41、49 Niバンプ 42 ハンダめっき 43、47、50 ハンダバンプ 44 下部基板 51 エレメント 52 基板 53 上部基板 54 下部基板 55 エレメント 56 ハンダパンプ 57 pn接合用電極 58 拡散抵抗層 59 電極 60 接続体 61 外部との接続用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 宜史 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型熱電材料エレメントとn型熱電材料
    エレメントが二枚の基板に挟まれ、基板上でp型熱電材
    料エレメントとn型熱電材料エレメントが金属等の導電
    性物質を介してpn接合されている熱電変換素子におい
    て、少なくとも一方の基板に基板と一体形成された温度
    検出装置を具備し、かつ、該温度検出装置が形成されて
    いる基板の面が熱電材料からなるエレメントが挟まれて
    いる側の面であることを特徴とする熱電変換素子。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方の基板と一体化されて形
    成された温度検出装置の入出力電極と、この温度検出装
    置が形成されている基板と対向するもう一方の基板に形
    成された該温度検出装置の入出力を取り出すための電極
    とが、電気的に導電性を有する材料により接続されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換素子。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の基板と一体化されて形
    成された温度検出装置の入出力電極と、この温度検出装
    置が形成されている基板と対向するもう一方の基板に形
    成された該温度検出装置の入出力を取り出すための電極
    とを接続している導電性材料が、この熱電変換素子に使
    用されている熱電材料と同じ材料により接続されている
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記
    載の熱電変換素子。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方の基板に一体化されて形
    成された温度検出装置の入出力電極と、この温度検出装
    置が形成されている基板と対向するもう一方の基板に形
    成された該温度検出装置の入出力を取り出すための電極
    とが、この熱電変換素子を構成する熱電材料と同じ材料
    により接続され、かつ、この接続に使われている熱電材
    料がこの熱電変換素子の熱電変換として使われる熱電材
    料からなるエレメントと電気的に絶縁されてることを特
    徴とする請求項1から3に記載の熱電変換素子。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の基板と一体化されて形
    成された温度検出装置の入出力電極と、この温度検出装
    置が形成されている基板と対向するもう一方の基板に形
    成された該温度検出装置の入出力を取り出すための電極
    とが、この熱電変換素子に使用されている熱電材料と同
    じ材料により接続され、かつ、この接続に使われている
    熱電材料が半導体としての特性がすべて同型であること
    を特徴とする請求項1から4に記載の熱電変換素子。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の基板と一体化されて形
    成された温度検出装置の入出力電極と、この温度検出装
    置が形成されている基板と対向するもう一方の基板に形
    成された該温度検出装置の入出力を取り出すための電極
    とが、この熱電変換素子に使用されている熱電材料と同
    じ材料により接続され、かつ、この接続に使われている
    熱電材料の形状が、この熱電変換素子の熱電変換として
    使われる熱電材料からなるエレメントと同じ形状である
    ことを特徴とする請求項1から5に記載の熱電変換素
    子。
  7. 【請求項7】 温度検出装置がサーミスタであることを
    特徴とする請求項1から6記載の熱電変換素子。
  8. 【請求項8】 基板が表面に絶縁層が形成されたシリコ
    ンであり、かつ、シリコンの半導体特性に基づく、温度
    検出装置であることを特徴とする請求項1から6記載の
    熱電変換素子。
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