JPH10270188A - 高圧放電ランプの点灯回路 - Google Patents
高圧放電ランプの点灯回路Info
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- JPH10270188A JPH10270188A JP10082940A JP8294098A JPH10270188A JP H10270188 A JPH10270188 A JP H10270188A JP 10082940 A JP10082940 A JP 10082940A JP 8294098 A JP8294098 A JP 8294098A JP H10270188 A JPH10270188 A JP H10270188A
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- Y10S315/04—Dimming circuit for fluorescent lamps
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 点弧時間橋絡機能を技術的に簡単に可能にす
る高圧放電ランプの点灯回路を提供する。 【解決手段】 高圧放電ランプＨＩＤの点灯回路は第２
のランプＧＬを点灯することによって点弧時間橋絡を行
うための点弧時間橋絡装置ＺＺＵを有し、その場合点弧
時間橋絡装置ＺＺＵは高圧放電ランプの点灯状態を表す
信号Ｓによって駆動され、この駆動信号Ｓは回路の電力
調節器Ｒの出力信号である。
る高圧放電ランプの点灯回路を提供する。 【解決手段】 高圧放電ランプＨＩＤの点灯回路は第２
のランプＧＬを点灯することによって点弧時間橋絡を行
うための点弧時間橋絡装置ＺＺＵを有し、その場合点弧
時間橋絡装置ＺＺＵは高圧放電ランプの点灯状態を表す
信号Ｓによって駆動され、この駆動信号Ｓは回路の電力
調節器Ｒの出力信号である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧放電ランプの点
灯回路に関する。
灯回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】高圧放電ランプの特別な問題点はこの高
圧放電ランプを通常冷状態でのみ、即ち最後の点灯後一
種の冷却段階を経た後に初めて点弧することができるよ
うになるという点である。
圧放電ランプを通常冷状態でのみ、即ち最後の点灯後一
種の冷却段階を経た後に初めて点弧することができるよ
うになるという点である。
【０００３】約２〜１０分間掛かるこの時間の間ランプ
を始動することができないという欠点のために、高圧放
電ランプの特殊な加熱点弧装置の開発が行われて来た。
しかしながら、この加熱点弧装置に要する相当な技術的
労力、及びこれに起因するコストがこの加熱点弧装置の
一般的な使用を妨げている。
を始動することができないという欠点のために、高圧放
電ランプの特殊な加熱点弧装置の開発が行われて来た。
しかしながら、この加熱点弧装置に要する相当な技術的
労力、及びこれに起因するコストがこの加熱点弧装置の
一般的な使用を妨げている。
【０００４】著しく簡単な他のやり方は冷却段階もしく
は暗黒段階を橋絡することのできる第２のランプ（一般
に白熱電球）を設けることである。当然のことながら、
操作者が高圧放電ランプを点灯したいがこの高圧放電ラ
ンプを点弧することができない場合、高圧放電ランプの
点灯回路がこの白熱電球を独力で点灯することができる
ようにされる。従来はこのために、高圧放電ランプでの
電圧降下を検出して燃焼状態へ戻し、必要な場合に白熱
電球を点灯する極めて高価な電子回路が設けられてい
た。その一例は点弧時間橋絡装置トライドニック（Ｔｒ
ｉｄｏｎｉｃ）ＬＲＭ３００である。この装置は概算で
５０〜８０個の電子部品を含み、専ら点弧時間橋絡機能
のために約７０×４０×３０ｍｍの容積を必要とする。
このような技術的労力、従ってこれに結び付いたコスト
及び構成サイズは非常に不利と見做されている。
は暗黒段階を橋絡することのできる第２のランプ（一般
に白熱電球）を設けることである。当然のことながら、
操作者が高圧放電ランプを点灯したいがこの高圧放電ラ
ンプを点弧することができない場合、高圧放電ランプの
点灯回路がこの白熱電球を独力で点灯することができる
ようにされる。従来はこのために、高圧放電ランプでの
電圧降下を検出して燃焼状態へ戻し、必要な場合に白熱
電球を点灯する極めて高価な電子回路が設けられてい
た。その一例は点弧時間橋絡装置トライドニック（Ｔｒ
ｉｄｏｎｉｃ）ＬＲＭ３００である。この装置は概算で
５０〜８０個の電子部品を含み、専ら点弧時間橋絡機能
のために約７０×４０×３０ｍｍの容積を必要とする。
このような技術的労力、従ってこれに結び付いたコスト
及び構成サイズは非常に不利と見做されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、点弧
時間橋絡機能を技術的に簡単に可能にする高圧放電ラン
プの点灯回路を提供することにある。
時間橋絡機能を技術的に簡単に可能にする高圧放電ラン
プの点灯回路を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、第２のランプを点灯することによって点弧時間橋絡
を行うための点弧時間橋絡装置を備え、この点弧時間橋
絡装置が高圧放電ランプの点灯状態を表す信号によって
駆動される高圧放電ランプの点灯回路において、駆動信
号が回路の電力調節器の出力信号であるようにすること
によって解決される。
ば、第２のランプを点灯することによって点弧時間橋絡
を行うための点弧時間橋絡装置を備え、この点弧時間橋
絡装置が高圧放電ランプの点灯状態を表す信号によって
駆動される高圧放電ランプの点灯回路において、駆動信
号が回路の電力調節器の出力信号であるようにすること
によって解決される。
【０００７】本発明の実施態様は請求項２以降に記載さ
れている。
れている。
【０００８】本発明によれば、点灯回路は、出力信号が
高圧放電ランプの燃焼状態に関する情報を提供する電力
調節器を持っている。その際、高圧放電ランプが熱的な
出力増大を示し、それゆえ最近の点灯回路では何れにし
ても高圧放電ランプの電力調節を行う電力調節器が設け
られていることを考慮することができる。
高圧放電ランプの燃焼状態に関する情報を提供する電力
調節器を持っている。その際、高圧放電ランプが熱的な
出力増大を示し、それゆえ最近の点灯回路では何れにし
ても高圧放電ランプの電力調節を行う電力調節器が設け
られていることを考慮することができる。
【０００９】この電力調節器によって、即ちランプの燃
焼状態に関する情報源として電力調節器出力信号を利用
することによって、点弧時間橋絡装置の駆動は簡単でし
かも技術的に種々の点で有利になる。最初に、高圧放電
ランプの燃焼状態を表す信号を、従来の場合のように電
力供給部と高圧放電ランプとの間の回路区間ではなく、
この回路区間の外から取出すことは有利であることが判
明している。第１に、この回路区間での取出しは一般に
比較的損失が多く、しかも点灯回路の効率を悪化させ
る。第２に、このような回路区間での取出しは多くの個
所においては交流電流信号又は交流電圧信号にて行わ
れ、そのためにこれらの信号は最初に整流されなければ
ならない。さらに、点弧時間橋絡装置は、上記回路区間
内の正確な取出し個所に応じて、そこに発生する点弧パ
ルスを電流パルス又は電圧パルスとして設計しなければ
ならない。
焼状態に関する情報源として電力調節器出力信号を利用
することによって、点弧時間橋絡装置の駆動は簡単でし
かも技術的に種々の点で有利になる。最初に、高圧放電
ランプの燃焼状態を表す信号を、従来の場合のように電
力供給部と高圧放電ランプとの間の回路区間ではなく、
この回路区間の外から取出すことは有利であることが判
明している。第１に、この回路区間での取出しは一般に
比較的損失が多く、しかも点灯回路の効率を悪化させ
る。第２に、このような回路区間での取出しは多くの個
所においては交流電流信号又は交流電圧信号にて行わ
れ、そのためにこれらの信号は最初に整流されなければ
ならない。さらに、点弧時間橋絡装置は、上記回路区間
内の正確な取出し個所に応じて、そこに発生する点弧パ
ルスを電流パルス又は電圧パルスとして設計しなければ
ならない。
【００１０】ちなみにこの明細書における“電力調節
器”という概念は、連続点灯時に高圧放電ランプの十分
一定なランプ電力が最終的に調達されると理解するべき
である。それゆえ当然のことながら点灯回路内の電流又
は電圧が本来の制御量であり、それにも拘わらずそれに
よって電力制御の同じ目的が追求される場合も含まれ
る。
器”という概念は、連続点灯時に高圧放電ランプの十分
一定なランプ電力が最終的に調達されると理解するべき
である。それゆえ当然のことながら点灯回路内の電流又
は電圧が本来の制御量であり、それにも拘わらずそれに
よって電力制御の同じ目的が追求される場合も含まれ
る。
【００１１】しかも、調節器の出力信号は最終的な操作
量である必要はない。例えば、調節器の出力信号が最初
にパルス幅変調器を駆動し、このパルス幅変調器が例え
ば直流／直流変換器内のパワースイッチを操作するよう
にすることもできる。
量である必要はない。例えば、調節器の出力信号が最初
にパルス幅変調器を駆動し、このパルス幅変調器が例え
ば直流／直流変換器内のパワースイッチを操作するよう
にすることもできる。
【００１２】調節器出力信号は多くの場合燃焼状態を検
出するための別個の基準量比較装置を無くすことができ
るという利点も有する。つまり、比較は電力調節器内で
何れにしても既に行われているからである。
出するための別個の基準量比較装置を無くすことができ
るという利点も有する。つまり、比較は電力調節器内で
何れにしても既に行われているからである。
【００１３】駆動された点弧時間橋絡装置を作動させる
ために、高圧放電ランプの連続点灯時に発生する調節器
出力信号があまりにも小さいか、又は検出された実際値
が調節器出力信号と僅かしか異なっていないことは、特
に有利である。
ために、高圧放電ランプの連続点灯時に発生する調節器
出力信号があまりにも小さいか、又は検出された実際値
が調節器出力信号と僅かしか異なっていないことは、特
に有利である。
【００１４】本発明による実施態様によれば、特に、電
力調節器の特性は、連続点灯時には発生しないような大
きさのランプ電力の偏差が現れた際に準“ディジタル”
的に下方へ向けて振る舞う。即ち、このような場合の出
力信号は、連続点灯時に小さな変動が調節されるような
値範囲から離脱し、そして比較的短時間（例えば調節器
の積分時間）の中間間隔を経て別の値範囲に、又は固定
の別の値（例えばアース電位）に変えられる。
力調節器の特性は、連続点灯時には発生しないような大
きさのランプ電力の偏差が現れた際に準“ディジタル”
的に下方へ向けて振る舞う。即ち、このような場合の出
力信号は、連続点灯時に小さな変動が調節されるような
値範囲から離脱し、そして比較的短時間（例えば調節器
の積分時間）の中間間隔を経て別の値範囲に、又は固定
の別の値（例えばアース電位）に変えられる。
【００１５】即ちこのような調節器特性は、高圧放電ラ
ンプを点灯すると、最後に述べた値範囲もしくは値によ
って、目標電力に到達する直前に連続点灯の値範囲内へ
“傾き”、この範囲において連続点灯時の微調節を行う
ために、その目標電力へ出来るだけ迅速かつ直接に“飛
び上がる”。このような調節器特性では連続点灯とは異
なった出力信号が点弧時間橋絡装置の簡単なドライバー
回路又は簡単なパワースイッチを駆動するために直接使
用可能な量となる。それによって、点弧時間橋絡機能の
ために必要な付加的な費用は最少に制限される。
ンプを点灯すると、最後に述べた値範囲もしくは値によ
って、目標電力に到達する直前に連続点灯の値範囲内へ
“傾き”、この範囲において連続点灯時の微調節を行う
ために、その目標電力へ出来るだけ迅速かつ直接に“飛
び上がる”。このような調節器特性では連続点灯とは異
なった出力信号が点弧時間橋絡装置の簡単なドライバー
回路又は簡単なパワースイッチを駆動するために直接使
用可能な量となる。それによって、点弧時間橋絡機能の
ために必要な付加的な費用は最少に制限される。
【００１６】上述の駆動信号を用いて作動させるべき点
弧時間橋絡装置は本発明によれば種々のやり方で実施す
ることができる。最も簡単な場合、第２のランプの給電
線内に配置されたトランジスタスイッチ又はサイリスタ
スイッチである。その場合には一般に整流された電流し
か使用することができないので、第２のランプへの給電
は高圧放電ランプの電力供給部の整流された範囲で取出
されると有利である。しかしながら、このような給電は
交流電流範囲でも取出すことができ、その場合には独立
した整流器を通される。
弧時間橋絡装置は本発明によれば種々のやり方で実施す
ることができる。最も簡単な場合、第２のランプの給電
線内に配置されたトランジスタスイッチ又はサイリスタ
スイッチである。その場合には一般に整流された電流し
か使用することができないので、第２のランプへの給電
は高圧放電ランプの電力供給部の整流された範囲で取出
されると有利である。しかしながら、このような給電は
交流電流範囲でも取出すことができ、その場合には独立
した整流器を通される。
【００１７】とりわけ高圧放電ランプの電力供給部の範
囲と調節器の出力範囲とのアース基準電位が異なること
を考慮して、さらに、点弧時間橋絡装置の内部の電気分
離を行うと有意義である。それに応じてリレースイッチ
又はフォトカプラーを使用することができ、フォトカプ
ラーは第２のランプの供給電圧が整流されていない場合
には分離されていないスイッチング素子、例えばトライ
アックを駆動する。
囲と調節器の出力範囲とのアース基準電位が異なること
を考慮して、さらに、点弧時間橋絡装置の内部の電気分
離を行うと有意義である。それに応じてリレースイッチ
又はフォトカプラーを使用することができ、フォトカプ
ラーは第２のランプの供給電圧が整流されていない場合
には分離されていないスイッチング素子、例えばトライ
アックを駆動する。
【００１８】
【実施例】次に本発明を図面に示された実施例に基づい
て説明する。その際明らかにされる特徴事項は個々にも
又は他との組み合わせにおいても本発明では重要であ
る。
て説明する。その際明らかにされる特徴事項は個々にも
又は他との組み合わせにおいても本発明では重要であ
る。
【００１９】図１は本発明による点灯回路の構成を示す
概略図である。上側部分には左から右へ相線Ｌ、標準線
Ｎ及び保護線ＳＬを備えた通常の交流電力供給部から雑
音防止回路ＦＥと、整流器ＧＲと、電解コンデンサＣが
後置されているアクティブ高調波フィルタＯＷＦと、電
力調節形直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗと、直流／交
流変換器ＤＣ／ＡＣ−Ｗと、点弧装置ＺＧとを介して高
圧放電ランプＨＩＤに至る回路区間が延びている。高調
波フィルタＯＷＦと直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗと
の間で電圧Ｕ及び電流Ｉが取出され、掛算されて実際電
力ＰIST を形成し、そしてこの実際電力ＰIST が予め定
められた基準電力ＰSOLLと比較される。それらの差が調
節器Ｒの入力信号を形成する。その出力信号Ｓはパルス
幅変調器ＰＷＭに供給され、このパルス幅変調器ＰＷＭ
は直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗ内に設けられたスイ
ッチング素子としてのパワートランジスタＴを駆動す
る。調節器Ｒの出力信号Ｓはランプの燃焼状態に関する
情報として以下において詳細に説明する点弧時間橋絡装
置ＺＺＵに与えられ、この点弧時間橋絡装置ＺＺＵは第
２のランプとして使われる白熱電球の電力供給を制御す
る。
概略図である。上側部分には左から右へ相線Ｌ、標準線
Ｎ及び保護線ＳＬを備えた通常の交流電力供給部から雑
音防止回路ＦＥと、整流器ＧＲと、電解コンデンサＣが
後置されているアクティブ高調波フィルタＯＷＦと、電
力調節形直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗと、直流／交
流変換器ＤＣ／ＡＣ−Ｗと、点弧装置ＺＧとを介して高
圧放電ランプＨＩＤに至る回路区間が延びている。高調
波フィルタＯＷＦと直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗと
の間で電圧Ｕ及び電流Ｉが取出され、掛算されて実際電
力ＰIST を形成し、そしてこの実際電力ＰIST が予め定
められた基準電力ＰSOLLと比較される。それらの差が調
節器Ｒの入力信号を形成する。その出力信号Ｓはパルス
幅変調器ＰＷＭに供給され、このパルス幅変調器ＰＷＭ
は直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗ内に設けられたスイ
ッチング素子としてのパワートランジスタＴを駆動す
る。調節器Ｒの出力信号Ｓはランプの燃焼状態に関する
情報として以下において詳細に説明する点弧時間橋絡装
置ＺＺＵに与えられ、この点弧時間橋絡装置ＺＺＵは第
２のランプとして使われる白熱電球の電力供給を制御す
る。
【００２０】図１では、駆動信号Ｓは左上の電力供給部
Ｌ、Ｎ、ＳＬと右上の高圧放電ランプＨＩＤとの間の直
通の回路区間の外で取出されている。即ち、この駆動信
号Ｓはこの場合には直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗの
出力電力を調節する電力調節器Ｒから取出されている。
その調節はパルス幅変調器ＰＷＭと直流／直流変換器Ｄ
Ｃ／ＤＣ−Ｗ内に配置されたスイッチングトランジスタ
Ｔとによって行われる。
Ｌ、Ｎ、ＳＬと右上の高圧放電ランプＨＩＤとの間の直
通の回路区間の外で取出されている。即ち、この駆動信
号Ｓはこの場合には直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗの
出力電力を調節する電力調節器Ｒから取出されている。
その調節はパルス幅変調器ＰＷＭと直流／直流変換器Ｄ
Ｃ／ＤＣ−Ｗ内に配置されたスイッチングトランジスタ
Ｔとによって行われる。
【００２１】直流／直流変換器ＤＣ／ＤＣ−Ｗの前にお
いて電力調節器Ｒによって検出された電力ＰIST の取出
しはこの変換器の高い入力電圧と低い入力電流とのため
に非常に損失の少ない検出の利点を有する。この損失電
力は知られており、従って基準電力ＰSOLLを決定する際
に考慮することができる。
いて電力調節器Ｒによって検出された電力ＰIST の取出
しはこの変換器の高い入力電圧と低い入力電流とのため
に非常に損失の少ない検出の利点を有する。この損失電
力は知られており、従って基準電力ＰSOLLを決定する際
に考慮することができる。
【００２２】電力調節器Ｒの出力信号Ｓは、検出された
実際電力ＰIST が基準電力ＰSOLLより明らかに小さい場
合、ゼロ電位、即ちそのアース電位に相当する出力信号
になる。実際電力ＰIST が基準電力ＰSOLLの値近辺に到
達したら直ちに、出力信号Ｓは数１０ｍｓの比較的短い
積分時間内でその電圧供給の最大値の５０％以上の値に
跳躍する。この５０％以上の値範囲では高圧放電ランプ
ＨＩＤの連続点灯での微調節が行われる。
実際電力ＰIST が基準電力ＰSOLLより明らかに小さい場
合、ゼロ電位、即ちそのアース電位に相当する出力信号
になる。実際電力ＰIST が基準電力ＰSOLLの値近辺に到
達したら直ちに、出力信号Ｓは数１０ｍｓの比較的短い
積分時間内でその電圧供給の最大値の５０％以上の値に
跳躍する。この５０％以上の値範囲では高圧放電ランプ
ＨＩＤの連続点灯での微調節が行われる。
【００２３】それゆえ、駆動信号Ｓの値ゼロは点弧時間
橋絡装置ＺＺＵにとっては“ランプが燃焼していない”
という情報に相当し、これに基づいて点弧時間橋絡装置
ＺＺＵは白熱電球ＧＬへの電力供給を行う。
橋絡装置ＺＺＵにとっては“ランプが燃焼していない”
という情報に相当し、これに基づいて点弧時間橋絡装置
ＺＺＵは白熱電球ＧＬへの電力供給を行う。
【００２４】図２には、電力供給部Ｌ、Ｎ、ＳＬと高圧
放電ランプＨＩＤとの間の回路区間が、雑音防止回路Ｆ
Ｅと、整流器ＧＲと、回路区間の残りの回路要素をまと
めて表した安定器ＶＧとに減らされて簡略化して示され
ている。なお、このことは以下の全ての図において同じ
である。点弧時間橋絡装置ＺＺＵはここでは白熱電球Ｇ
Ｌとアースとの間に位置するスイッチング素子即ちトラ
ンジスタＴｒから構成されている。駆動信号Ｓはスイッ
チングトランジスタＴｒのゲートを駆動する。白熱電球
ＧＬの他端はヒューズＦを介して整流器ＧＲと安定器Ｖ
Ｇとの間の整流された相線Ｌに接続されている。それゆ
え、図２は点弧時間橋絡装置ＺＺＵの特に簡単な実施例
を表している。
放電ランプＨＩＤとの間の回路区間が、雑音防止回路Ｆ
Ｅと、整流器ＧＲと、回路区間の残りの回路要素をまと
めて表した安定器ＶＧとに減らされて簡略化して示され
ている。なお、このことは以下の全ての図において同じ
である。点弧時間橋絡装置ＺＺＵはここでは白熱電球Ｇ
Ｌとアースとの間に位置するスイッチング素子即ちトラ
ンジスタＴｒから構成されている。駆動信号Ｓはスイッ
チングトランジスタＴｒのゲートを駆動する。白熱電球
ＧＬの他端はヒューズＦを介して整流器ＧＲと安定器Ｖ
Ｇとの間の整流された相線Ｌに接続されている。それゆ
え、図２は点弧時間橋絡装置ＺＺＵの特に簡単な実施例
を表している。
【００２５】このことはスイッチング素子がサイリスタ
スイッチＴｈによって形成されている図３にも当てはま
る。さらに、この図３においては、白熱電球ＧＬの他端
は別の整流器ＧＲ´の出力端に接続され、その入力端は
雑音防止回路ＦＥと高圧放電ランプに給電するための整
流器ＧＲとの間の電力供給部に接続されている。
スイッチＴｈによって形成されている図３にも当てはま
る。さらに、この図３においては、白熱電球ＧＬの他端
は別の整流器ＧＲ´の出力端に接続され、その入力端は
雑音防止回路ＦＥと高圧放電ランプに給電するための整
流器ＧＲとの間の電力供給部に接続されている。
【００２６】図４では、白熱電球ＧＬの端子は雑音防止
回路ＦＥの前の電力供給側に位置している。端子の１つ
はリレースイッチＸによって中断され、このリレースイ
ッチＸは図示されているようにベースに駆動信号Ｓが与
えられるバイポーラトランジスタＢによって操作され
る。この回路は白熱電球回路と駆動信号Ｓとを直流分離
するという利点を有する。
回路ＦＥの前の電力供給側に位置している。端子の１つ
はリレースイッチＸによって中断され、このリレースイ
ッチＸは図示されているようにベースに駆動信号Ｓが与
えられるバイポーラトランジスタＢによって操作され
る。この回路は白熱電球回路と駆動信号Ｓとを直流分離
するという利点を有する。
【００２７】これには点弧時間橋絡装置ＺＺＵの図５に
示された実施例が十分似ている。しかしながら、この図
５においては、リレーの代わりに、スイッチング素子と
してトライアックＱが使用され、このトライアックＱが
フォトカプラーＯ及びバイポーラトランジスタＢ´を介
して駆動される。この図５ではフォトカプラーＯが直流
分離に使われる。
示された実施例が十分似ている。しかしながら、この図
５においては、リレーの代わりに、スイッチング素子と
してトライアックＱが使用され、このトライアックＱが
フォトカプラーＯ及びバイポーラトランジスタＢ´を介
して駆動される。この図５ではフォトカプラーＯが直流
分離に使われる。
【図１】本発明による点灯回路の概略ブロック図。
【図２】点弧時間橋絡装置の第１の実施例を示す概略
図。
図。
【図３】点弧時間橋絡装置の第２の実施例を示す概略
図。
図。
【図４】点弧時間橋絡装置の第３の実施例を示す概略
図。
図。
【図５】点弧時間橋絡装置の第４の実施例を示す概略
図。
図。
Ｌ 相線 Ｎ 標準線 ＳＬ 保護線 ＦＥ 雑音防止回路 ＧＲ 整流器 ＯＷＦ アクティブ高調波フィルタ Ｃ 電解コンデンサ ＤＣ／ＤＣ−Ｗ 直流／直流変換器 ＤＣ／ＡＣ−Ｗ 直流／交流変換器 ＺＧ 点弧装置 ＨＩＤ 高圧放電ランプ Ｒ 電力調節器 ＰＷＭ バルス幅変調器 ＺＺＵ 点弧時間橋絡装置 ＧＬ 白熱電球 ＶＧ 安定器 Ｆ ヒューズ Ｔｒ トランジスタ Ｔｈ サイリスタスイッチ ＧＲ´ 整流器 Ｂ バイポーラトランジスタ Ｘ リレースイッチ Ｑ トライアック Ｏ フォトカプラー Ｂ´ バイポーラトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス ヘデルレ ドイツ連邦共和国 73344 グルイビンゲ ン ゲオルク‐モル ヴエーク 13 (72)発明者 ヨーゼフ オスターリート ドイツ連邦共和国 85521 オツトーブル ン ポンメルンシユトラーセ 17
Claims (5)
- 【請求項１】 第２のランプ（ＧＬ）を点灯することに
よって点弧時間橋絡を行うための点弧時間橋絡装置（Ｚ
ＺＵ）を備え、この点弧時間橋絡装置（ＺＺＵ）が高圧
放電ランプ（ＨＩＤ）の点灯状態を表す信号（Ｓ）によ
って駆動される高圧放電ランプの点灯回路において、駆
動信号（Ｓ）は回路の電力調節器（Ｒ）の出力信号であ
ることを特徴とする高圧放電ランプの点灯回路。 - 【請求項２】 電力調節器（Ｒ）は、高圧放電ランプ
（ＨＩＤ）の電力が電力目標値以下に明らかに位置する
際には電力調節器出力信号（Ｓ）を連続点灯制御の値範
囲から短時間の中間間隔を経てその値範囲から離れた値
範囲又は再始動の値へ変えるような制御特性を有するこ
とを特徴とする請求項１記載の回路。 - 【請求項３】 駆動信号（Ｓ）は第２のランプ（ＧＬ）
の給電線内に位置するトランジスタ回路（Ｔｒ）又はサ
イリスタ回路（Ｔｈ）に与えられることを特徴とする請
求項１又は２記載の回路。 - 【請求項４】 駆動信号（Ｓ）は第２のランプ（ＧＬ）
の給電線内に位置するリレースイッチ（Ｘ）に与えられ
ることを特徴とする請求項１又は２記載の回路。 - 【請求項５】 駆動信号（Ｓ）はフォトカプラー（Ｏ）
によって第２のランプ（ＧＬ）の給電線内に位置するス
イッチング素子、例えばトライアック（Ｑ）を駆動する
ことを特徴とする請求項１又は２記載の回路。
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