JPH06168788A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH06168788A
JPH06168788A JP4339477A JP33947792A JPH06168788A JP H06168788 A JPH06168788 A JP H06168788A JP 4339477 A JP4339477 A JP 4339477A JP 33947792 A JP33947792 A JP 33947792A JP H06168788 A JPH06168788 A JP H06168788A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
discharge lamp
voltage detection
power failure
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP4339477A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Otagaki
芳男 太田垣
Yoshihiro Sunaga
義弘 須永
Yoshio Kenmochi
芳生 釼持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eye Lighting Systems Corp
Original Assignee
Eye Lighting Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間の停電に対して放電灯を立ち消えさせ
ることなく、電源復帰時まで点灯を維持させるようにし
た放電灯点灯装置を提供する。 【構成】 通常設計容量値より大なる瞬時停電時の点灯
維持可能な容量値のコンデンサをもつ整流平滑回路3
と、ランプ出力を制御するチョッパ回路4と、フルブリ
ッジインバータ回路5と、始動器6と、放電灯7と、入
力電圧検出回路8とを備え、入力電圧検出回路8の無電
圧検出信号によりチョッパ回路4を低ランプ電力の調光
状態に制御し、瞬断時の放電灯7の点灯を維持できるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メタルハライドラン
プ等の放電灯を、短時間の停電に対して、電源復帰まで
点灯を維持させるようにした放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水銀灯などの高輝度放電灯(H
IDランプ)は、磁気回路式安定器を用いて商用電源で
点灯させるようにしているが、この場合、何らかの原因
で電源が遮断されたとき、水銀灯などの放電灯は、10ms
ec以上の瞬断に対しては立ち消えを起こし、数分以上経
過しないと再点灯できない状態となる。しかも、この再
点灯は光量が不十分な所からスタートしてしまうという
問題がある。
【0003】このような問題点に対処するため、従来、
磁気回路式安定器と放電灯の間に、数10KV以上の高圧パ
ルスを印加する瞬時始動器を介在させて、瞬断時の立ち
消えにおいても、電源復帰後は瞬時始動器の高圧パルス
で立ち消え放電灯を瞬時に再点灯させる瞬時点灯方式が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年電力系
統の送電技術が進歩し、停電の状態も数10分単位から秒
単位へと短縮され、更に最近では殆どの場合、10msecオ
ーダーで停電が復帰するようになってきている。このよ
うな短時間の停電の発生状態においては、蛍光灯や白熱
灯の場合は、目に感じられない速度で復帰するが、水銀
灯のような放電灯においては、依然として立ち消えを起
こしてしまうため、磁気回路式安定器を用いた通常の放
電灯点灯装置では、前述のように、高圧パルスを発生す
る瞬時始動器が瞬時再点灯用として必要となっている。
このため、放電灯自体のみならず、ソケット,器具,始
動器等に高圧パルスに耐える構造が必要となり、これら
の構成には、膨大なコストがかかっていた。
【0005】本発明は、従来の放電灯点灯装置における
上記問題点を解消するためになされたもので、短時間の
停電に対して放電灯を立ち消えさせることなく、電源復
帰時まで点灯を維持させるようにした放電灯点灯装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
消するため、本発明は、整流平滑回路とランプ出力を制
御するチョッパ回路とを含むインバータ方式の放電灯点
灯装置において、整流平滑回路内の平滑コンデンサ容量
値を通常設計容量値より大なる瞬時停電時の点灯維持可
能な容量値に設定すると共に、入力電圧検出回路を設
け、該入力電圧検出回路の無電圧検出信号により前記チ
ョッパ回路を低ランプ電力の調光状態に制御するように
構成するものである。
【0007】このように構成された放電灯点灯装置にお
いては、通常点灯時にはインバータ点灯が行われ、電源
の瞬時停電時には、入力電圧検出回路による無電圧検出
信号によってチョッパ回路を制御して低ランプ電力の調
光状態にして、整流平滑回路の大なる容量値の平滑コン
デンサにより点灯を維持させ、電源復帰後は調光状態を
解除して通常点灯に復帰させる。したがって10msecオー
ダー以上の瞬断に対しても、高圧パルスを発生させる瞬
時始動器を必要とすることなく、またランプ,ソケッ
ト,器具等に対しても高圧対策を施す必要もなく、安価
で信頼性の高い瞬断対応の放電灯点灯装置を実現するこ
とができる。
【0008】
【実施例】次に実施例について説明する。まず、本発明
に係る放電灯点灯装置の概略構成を図1に示すブロック
図に基づいて説明する。図1において、1は商用電源、
2は電源スイッチ、3は整流平滑回路で、通常設計容量
値以上の容量値の平滑コンデンサを備えている。4はラ
ンプ電力を制御するチョッパ回路、5は極性を切り換え
るフルブリッジインバータ回路、6は始動器、7はメタ
ルハライドランプなどの放電灯、8は電源停電時の無電
圧を検出する入力電圧検出回路で、その検出信号でチョ
ッパ回路4を制御するようになっている。
【0009】このように構成された放電灯点灯装置にお
いて、通常点灯動作は次のように行われる。まずスイッ
チ2を投入すると、商用電源1は整流平滑回路3に印加
されて直流に変換され、次いでチョッパ回路4において
適当な電力に制限されて、フルブリッジインバータ回路
5へ入力される。そして極性の切り換え動作が行われ、
電力は始動器6を介して放電灯7へ供給され、該放電灯
7を始動し点灯するようになっている。
【0010】そして、この放電灯点灯装置において、瞬
時停電が発生した場合は、電源1の瞬時停電時の無電圧
を入力電圧検出回路8で検出し、チョッパ回路4を低ラ
ンプ電力の調光状態とする。これにより整流平滑回路3
の大容量の平滑コンデンサの蓄積電気エネルギーによ
り、電源の短時間の遮断に対しても放電灯7を消灯する
ことなく、点灯を維持することができる。
【0011】次に具体的な実施例を図2に示した回路構
成図に基づいて説明する。なお図2においては、図1に
示した部材と同一又は対応する部材には同一符号を付し
て示している。図2において、1は商用電源、2は電源
スイッチ、3は整流平滑回路で、ブリッジダイオードD
1 と通常の平滑回路設計による容量値の平滑コンデンサ
1 と、瞬断時の放電灯の点灯を維持させるための追加
された点灯維持用コンデンサC2 とで構成されている。
4はチョッパ回路で、スイッチングトランジスタQ
1 と、フリーホイールダイオードD2 と、平滑コンデン
サC3 と、スイッチングトランジスタQ1 の駆動回路4
-1と、電流検出素子R1 の検出出力及び後述の入力電圧
検出回路8の検出出力を入力して前記駆動回路4-1へ制
御信号を送出するスイッチング回路4-2とで構成されて
いる。5はフルブリッジインバータ回路で極性を反転さ
せるためのトランジスタQ2 ,Q3 ,Q4 ,Q5 と、そ
れらのトランジスタを駆動するためのフリップフロップ
回路5-1からなっている。
【0012】6はフルブリッジインバータ回路5の出力
端に接続された通常点灯時の始動器、C4 は始動器6か
ら発生される高圧パルスをバイパスさせるコンデンサ、
7はメタルハライドランプ等の放電灯である。8は入力
電圧検出回路で、瞬断時に入力電圧が無電圧になったこ
とを検出して、前記チョッパ回路4内のスイッチング回
路4-2に設けられているパルス幅決定回路へ検出信号を
送出し、チョッパ回路4内の駆動回路4-1の駆動パルス
のパルス幅を狭くして放電灯7への出力を低減させ、調
光状態にするように構成されている。
【0013】図3の(A),(B)は、入力電圧検出回
路8及びスイッチング回路4-2の具体的な構成例を示す
図である。図3の(A)は入力電圧検出回路8の構成例
を示す図で、該入力電圧検出回路8は入力端子d−e間
にリレー8-1を挿入することによって簡単に構成するこ
とができる。図3の(B)はスイッチング回路4-2の構
成例を示す図であり、11は三角波状基準波の発振器で、
抵抗R2 及びコンデンサC5 とで該発振器11の発生基準
波の発振周波数を決定している。12は演算増幅器で、R
3 は該演算増幅器12のドリフト補償抵抗であり、R4
5 は入力抵抗であり、それらの抵抗R3 ,R4 ,R5
を介して、電流検出素子R1 の両端a,bから得られる
検出出力が演算増幅器12のに入力されるようになってい
る。そして演算増幅器12の入出力端間には、抵抗R6
位相補償するための抵抗R7 とコンデンサC6 の直列回
路を並列接続したフィードバック回路が接続されてい
る。また正常時において、入力電圧検出回路8を構成す
るリレー8-1が動作すると、前記スイッチング回路4-2
の入力抵抗R5 の両端に接続されたリレー接点ry を開
放し、停電時はリレー8-1は不動作となりリレー接点r
y を閉じて、入力抵抗R5 が短絡されるようになってい
る。13は比較器で、演算増幅器12の出力電圧とを発振器
11の三角波状基準波と比較するものである。
【0014】上記演算増幅器12において、通常R6 ≫R
4 ,R5 とすると、正常時の増幅率α1 は次式(1)で
表される。 α1 =(R4 +R5 +R6 )/(R4 +R5 ) ・・・・・・(1)
【0015】したがって、演算増幅器12の正常時の出力
基準電圧B1 は、電流検出素子R1の両端a,b間の電
圧をV1 とすると、次式(2)で表される。 B1 =V1 (R4 +R5 +R6 )/(R4 +R5 ) ・・・・・・(2)
【0016】一方、瞬時停電時には、入力電圧検出回路
8を構成するリレー8-1が不動作となり、その接点ry
が閉となって入力抵抗R5 を短絡するので、演算増幅器
12の増幅率α2 は、次式(3)で表されるようになる。 α2 =(R4 +R6 )/R4 ・・・・・・(3)
【0017】したがって、その場合の演算増幅器12の出
力基準電圧B2 は、同様に次式(4)で表されるように
なる。 B2 =V1 (R4 +R6 )/R4 ・・・・・・(4)
【0018】これらの演算増幅器12の出力基準電圧B1
又はB2 は、発振器11から出力される三角波状基準波A
と比較器13で比較され、比較出力波形C1 又はC2 が得
られる。このときの各部の波形A,C1 ,C2 及び出力
基準電圧B1 ,B2 の態様を図4に示す。
【0019】上記のように比較器13で得られる比較出力
波形C1 ,C2 は、チョッパ回路4の駆動回路4-1へ入
力され、チョッパ回路4のスイッチングトランジスタQ
1 には図4に示す比較出力波形C1 ,C2 のパルス幅t
1 又はt2 と同じパルス幅の駆動パルスが印加されて、
駆動制御される。演算増幅器12の増幅率がα2 のときの
パルス幅t2 は、増幅率がα1 のときのパルス幅t1
り狭いので、瞬時停電時(増幅率:α2 )にはチョッパ
回路4のランプ出力は、より低出力に制御され、調光制
御状態となる。これにより、電力消費を低減して短時間
の間、整流平滑回路3の点灯維持用コンデンサC2 の電
気エネルギーで放電灯の点灯を維持させることができ
る。
【0020】表1は、575 Wメタルハライドランプを点
灯させるインバータ方式の点灯装置において、通常設計
の平滑コンデンサ(1000μF)に付加する点灯維持用コ
ンデンサの値と、瞬時停電時50%調光させた場合と調光
しない場合における放電灯が立ち消えしない範囲の時間
との関係を表したものである。
【0021】
【表1】
【0022】上記表1から、瞬時停電時50%の調光を行
うと、20倍程度のコンデンサの容量アップにより、10ms
ecから1秒程度までの瞬時停電に対して、放電灯を点灯
維持できることがわかる。
【0023】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、整流平滑回路内の平滑コンデンサの容
量値を大にすると共に入力電圧検出回路を設けて、瞬時
停電時にその検出信号によりチョッパ回路を低ランプ電
力の調光状態にして瞬断時の放電灯の点灯維持を行える
ようにしたので、従来の高圧瞬点用の始動器を設けた
り、それに伴う高圧対策を施す必要のない、安価で安全
な瞬断対応の放電灯点灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯装置の概略構成を示す
ブロック構成図である。
【図2】本発明の具体的な実施例を示す回路構成図であ
る。
【図3】図2に示した実施例における入力電圧検出回路
及びチョッパ回路におけるスイッチング回路の構成例を
示す回路構成図である。
【図4】図3に示したスイッチング回路の動作を説明す
るための各部の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 電源スイッチ 3 整流平滑回路 4 チョッパ回路 4-1 駆動回路 4-2 スイッチング回路 5 フルブリッジインバータ回路 5-1 フリップフロップ回路 6 始動器 7 放電灯 8 入力電圧検出回路 11 発振器 12 演算増幅器 13 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釼持 芳生 埼玉県北埼玉郡川里村赤城台212−10 株 式会社アイ・ライティング・システム埼玉 製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流平滑回路とランプ出力を制御するチ
    ョッパ回路とを含むインバータ方式の放電灯点灯装置に
    おいて、整流平滑回路内の平滑コンデンサ容量値を通常
    設計容量値より大なる瞬時停電時の点灯維持可能な容量
    値に設定すると共に、入力電圧検出回路を設け、該入力
    電圧検出回路の無電圧検出信号により前記チョッパ回路
    を低ランプ電力の調光状態に制御するように構成したこ
    とを特徴とする放電灯点灯装置。
JP4339477A 1992-11-27 1992-11-27 放電灯点灯装置 Pending JPH06168788A (ja)

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JP4339477A JPH06168788A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 放電灯点灯装置

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JP4339477A JPH06168788A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 放電灯点灯装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257989A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP2009009788A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP2011070927A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置並びに照明器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257989A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP2009009788A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Osram-Melco Ltd 高圧放電灯点灯装置
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