JPH07282986A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

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JPH07282986A
JPH07282986A JP7624994A JP7624994A JPH07282986A JP H07282986 A JPH07282986 A JP H07282986A JP 7624994 A JP7624994 A JP 7624994A JP 7624994 A JP7624994 A JP 7624994A JP H07282986 A JPH07282986 A JP H07282986A
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JP
Japan
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discharge lamp
voltage
lighting
output
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JP7624994A
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Teruo Tamura
輝雄 田村
Takayuki Imai
崇之 今井
Takeshi Saito
毅 斎藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立ち消えを起こすことなくスムーズに始動し
点灯できる放電ランプ点灯装置の提供。 【構成】 昇圧直流電源回路3と、昇圧直流電源回路3
の出力端子間に接続されて高圧放電ランプ5に交流電力
を供給するインバータ回路4と、昇圧直流電源回路3の
出力電圧および出力電流を検出して高圧放電ランプの点
灯を制御する点灯制御回路28とを備える。点灯制御回
路28はこれに付属した消灯時間検出回路29ととも
に、高圧放電ランプ5の消灯時間を検出したとき、所定
の時間幅だけ、インバータ回路4を通じて高圧放電ラン
プ5に直流電圧、直流電流または直流電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
等の高圧放電ランプを始動・点灯させる放電ランプ点灯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプ等の高圧放電ラン
プを始動・点灯させる放電ランプ点灯装置に、図5に示
す回路構成のものが知られている。この場合、直流電源
1にパワースイッチ2を介して接続された昇圧直流電源
回路3の直流出力端子a,b間にインバータ回路4が接
続され、インバータ回路4の出力端子間にメタルハライ
ドランプ等からなる高圧放電ランプ5が、パルストラン
ス6の二次巻線7a,7bを介して接続されている。パ
ルストランス6は始動回路8を構成している。
【0003】昇圧直流電源回路3の昇圧トランス9の一
次巻線は、パワースイッチ2およびFET(以下スイッ
チ素子という)10を介して直流電源1に接続されてお
り、スイッチ素子10のゲートにドライバ回路11が接
続されている。また、昇圧トランス9の二次巻線に、ダ
イオード12およびコンデンサ13からなる整流・平滑
回路が接続されており、その出力端子間に電圧検出回路
14が、電流検出用抵抗15を介して接続されている。
直流出力端子a,b間に直流出力電圧Vdが出力され
る。
【0004】インバータ回路4は、ブリッジ接続された
4個のFET(以下スイッチ素子という)16〜19
と、2個のスイッチ素子16,17の各ゲートに接続さ
れたドライバ回路20と、2個のスイッチ素子18,1
9の各ゲートに接続されたドライバ回路21とを備え、
インバータ回路4の負荷たる高圧放電ランプ5とパルス
トランス6の二次巻線7a,7bとの直列接続体に、コ
ンデンサ22が並列に接続されている。
【0005】パルストランス6の一次巻線7cには、F
ET(以下スイッチ素子という)23およびコンデンサ
24が接続されており、コンデンサ24に直流出力端子
a,b間の直流出力電圧Vdが、ダイオード25を通じ
て印加される。スイッチ素子23のゲートにドライバ回
路26が接続されており、電圧検出回路14および電流
検出用抵抗15の各検出信号を入力とする点灯制御回路
27が、ドライバ回路11,20,21,26に制御信
号を与える。
【0006】点灯制御回路27から制御信号を受けたド
ライバ回路11は、スイッチ素子10を繰り返しオン・
オフ動作させるので、昇圧トランス9の二次巻線に矩形
波交流電圧が誘起され、この交流電圧はダイオード12
およびコンデンサ13によって整流・平滑化される。
【0007】インバータ回路4の両ドライバ回路20,
21は、点灯制御回路27から制御信号を受けることに
よって、高圧放電ランプ5に音響的共鳴現象を起こさせ
ない400Hz程度の低い周波数で互いに逆位相で動作
する。すなわち、スイッチ素子16,19がともにオン
(またはオフ)となれば、スイッチ素子17,18がと
もにオフ(またはオン)となるスイッチ動作が、所定の
休止期間(デッドタイム)を間に挟んで繰り返される。
【0008】スイッチ素子16,19がオン状態を保つ
期間、直流出力端子aからスイッチ素子16、パルスト
ランス6の二次巻線7a、高圧放電ランプ5、パルスト
ランス6の二次巻線7bおよびスイッチ素子19を通じ
て端子bに至る経路で電流が流れる。そして、スイッチ
素子17,18がオン状態を保つ期間は、直流出力端子
aからスイッチ素子18、パルストランス6の二次巻線
7b、高圧放電ランプ5、パルストランス6の二次巻線
7aおよびスイッチ素子17を通じて端子bに至る経路
で電流が流れる。このため、直流出力端子a,b間の直
流出力電圧Vdを交番させた矩形波交流電圧が、高圧放
電ランプ5に印加されることになる。
【0009】点灯制御回路27からドライバ回路26に
始動開始の制御信号が送り込まれると、ドライバ回路2
6はスイッチ素子23を繰り返しオン・オフ動作させ
る。このため、パルストランス6はフライバックトラン
スとして動作し、高圧放電ランプ5に始動用高圧パルス
を繰り返し供給する。始動直前のコンデンサ22には、
無負荷時の直流出力電圧Vdにほぼ等しい充電電圧がか
かっている。
【0010】スイッチ素子23のオン期間Tonに一次
巻線7cを流れる電流はVd/Lpの傾きで増加し続け
(Lpは一次巻線7cのインダクタンス)、そのピーク
電流値はTon・Vd/Lpとなる。スイッチ素子23
がオフ状態に転じると、パルストランス6の一次巻線7
cに蓄えられていたエネルギーが二次巻線7a,7bに
伝達され、二次巻線7a,7bに誘起された10数KV
以上の高圧パルスが、高圧放電ランプ5に起動パルスと
して印加される。高圧パルス電流はコンデンサ22を通
じて還流するので、インバータ回路4に逆流することは
ない。
【0011】前記起動パルスによって導通性となった高
圧放電ランプ5はグロー放電状態に入るが、その後も高
圧パルスが供給され続けるので、再点弧を繰り返してア
ーク放電状態に移行する。そして、直流出力電圧Vdの
低下を検出した点灯制御回路27からドライバ回路26
に制御信号が送り込まれると、始動回路8の動作が停止
し、高圧放電ランプ5はインバータ回路4から供給され
る矩形波交流電力で安定に点灯を続けることになる。
【0012】パルストランス6の二次巻線7a、7bの
インダクタンスは非常に小さく、かつ、400Hz程度
の低い周波数で高圧放電ランプ5を点灯させるので、二
次巻線7a,7bによる電流制限作用はほとんどなく、
高圧放電ランプ5は、昇圧直流電源回路3の定電流出力
機能によって安定に点灯を持続する。
【0013】高圧放電ランプ5が起動パルスによって導
通性となる直前の直流出力電圧Vdは無負荷状態である
ので、最大値を示す。この定電圧動作期間での直流出力
電圧Vdは、電圧検出回路14によって点灯制御回路2
7に伝達され、点灯制御回路27はドライバ回路11を
制御する。ドライバ回路11は直流出力電圧Vdを所定
値に保持すべく、スイッチ素子10のオン・オフのデュ
ーティを制御する。この定電圧動作期間の直流出力電圧
Vdは、導通状態に突入する直前の高圧放電ランプ5に
とって、主電極の熱電子放出を促すエネルギー源とな
る。
【0014】ところで、このように構成された放電ラン
プ点灯装置においては、図6に示すように高圧放電ラン
プ5にかかる電圧が極性を反転する都度、瞬時的に高い
再点弧電圧が発生する。これは、極性反転時に生じた電
流休止期間直後の高圧放電ランプ5に過渡的に大きい電
子放射エネルギーが必要となるからである。とくに始動
時には、高圧放電ランプ5の主電極間を導通性にして安
定なアーク放電状態に移行させるための、かなりのエネ
ルギー供給が必要となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】そこで図7に示すよう
に、始動開始後のしばらくの間、安定点灯時よりも高い
再点弧電圧を印加しているものの、この期間に点弧と立
ち消えとが繰り返し起こることは避け難く、これが、光
のちらつき現象や点灯不良につながるという課題があっ
た。
【0016】したがって本発明の目的は、立ち消えを起
こすことなくスムーズに始動し点灯できる放電ランプ点
灯装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上述し
た目的を達成するために、昇圧直流電源回路と、昇圧直
流電源回路の出力端子間に接続されて高圧放電ランプに
交流電力を供給するインバータ回路と、昇圧直流電源回
路の出力電圧および出力電流を検出して高圧放電ランプ
の点灯を制御する点灯制御回路とを備え、点灯制御回路
は高圧放電ランプの消灯時間を検出することによって所
定の間、前記インバータ回路を通じて前記高圧放電ラン
プに直流電圧、直流電流または直流電力を供給する立ち
消え防止回路を付属していることを特徴とする放電ラン
プ点灯装置が提供される。
【0018】
【作用】本発明においては、高圧放電ランプの消灯時間
を検出することによって所定の間、インバータ回路を通
じて高圧放電ランプに直流電圧、直流電流または直流電
力を供給するので、始動時の高圧放電ランプの主電極間
に十分な熱電子放出エネルギーを与えることができ、立
ち消えを起こすことなくアーク放電状態にスムーズに移
行できる放電ランプ点灯装置を得ることがでる。
【0019】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0020】図1に示す回路構成が図5に示した回路構
成と基本的に異なるところは、符号28で示した点灯制
御回路に、消灯時間検出回路29が付属している点であ
る。その他の構成に基本的な相違点はないので、対応す
るものには同一符号を付してある。
【0021】点灯制御回路28は上述の点灯制御回路2
7と同様に、ドライバ回路11,20,21,26を制
御する機能を有しているほか、消灯時間検出回路29の
出力信号を受けて動作する制御機能を有している。ドラ
イバ回路11は、電圧検出回路14が検出した直流出力
電圧Vdの変動に伴い、スイッチ素子10のオン・オフ
デューティを変化させるので、昇圧直流電源回路3の出
力電圧Vdが所定値に制御される。ただし、昇圧直流電
源回路3の出力電流が所定の上限を越えて流れないよう
に、スイッチ素子10のオン・オフデューティを決め
る。また、昇圧直流電源回路3の出力電流の定電流化機
能が、出力電圧の定電圧化機能に優先して働くようにな
っている。すなわち、ある状態の負荷に対して昇圧直流
電源回路3の出力電流が上限値以下であれば、昇圧直流
電源回路3は定電圧化動作をする。しかし、昇圧直流電
源回路3の負荷の状態が変化して出力電流制限値を越え
る電流が流れようとすると、出力電圧が設定値未満とな
っても定電流化動作が働き、設定値を越える出力電流は
流さない。
【0022】点灯制御回路28および消灯時間検出回路
29の各要部の構成を図2に示す。点灯制御回路28
は、昇圧直流電源回路の電圧検出回路14の出力信号を
受けて高圧放電ランプ5の点灯状態を判別する点灯判別
回路30と、インバータ回路4に接続されて直流点灯時
間を制御する直流点灯制御回路31と、インバータ回路
4の矩形波交流出力を制御するインバータ制御回路32
と、極性反転用のインバータ33と、2個のトランジス
タ34,35とを有している。そして、点灯判別回路3
0の出力信号を受けた消灯時間検出回路29が、高圧放
電ランプ5の消灯時間を検出し、その検出信号を直流点
灯制御回路31に与える。
【0023】直流点灯制御回路31の出力信号をベース
に受けた2個のトランジスタ34,35は、インバータ
回路4への矩形波制御信号を直流点灯期間中固定する。
点灯判別回路30は、昇圧直流電源回路の出力電圧Vd
を入力とする電圧検出回路14の検出電圧を受けて、ラ
ンプ点灯時に「H」の信号を、そして、ランブ消灯時に
は「L」の信号をそれぞれ出力する。消灯時間検出回路
29は、点灯判別回路30の「H」および「L」の各信
号を、ある時定数をもって時間積分し、反転増幅信号T
DETを出力する。消灯時間が長ければ長いほど、反転
増幅信号TDETは接地電位に近いものとなる。
【0024】消灯時間検出回路29の出力信号TDET
を受けた直流点灯制御回路31は、TDETの電位、即
ち検出された消灯時間に応じて「L」のパルス信号CR
Yを出力する。CRY信号が「L」の間は、2個のトラ
ンジスタ34,35はオン状態を保ち、インバータ制御
回路32が出力する2つの反相矩形波信号FB1、FB
2を「H」と「L」とのレベルにそれぞれ固定する。
【0025】インバータ制御回路32の反相信号FB
1、FB2はインバータ回路4のドライブ回路20,2
1を通じてフルブリッジのインバータ回路4のスイッチ
素子16〜19の各ゲートに通じている。そして、斜め
に対向する1対のスイッチ素子16,19がともにオン
となるとき、残余のスイッチ素子17,18はオフとな
るので、反相信号FB1、FB2が2個のトランジスタ
34,35によって固定される間は、高圧放電ランプ5
が直流で点灯することになる。
【0026】直流点灯制御回路31の要部の構成を図3
に示す。消灯時間検出回路29の出力信号TDETが、
相互に異なる基準電圧をもつ4つのコンパレータ36〜
39に入力され、その出力信号が、カウント初期値の設
定が可能な4ビット・バイナリ・ダウンカウンタ40の
入力端子D3,D2,D1,D0に入力される。このカ
ウンタ40の出力端子Q3,Q2,Q1,Q0は4入力
NORゲート回路41に接続されており、その出力が信
号CRYとなる。したがって、信号CRYはカウンタ4
0の出力端子Q3〜Q0での4ビットが「0F」のとき
に「H」となる信号である。
【0027】カウンタ40の基準クロック信号は、クロ
ック・ジェネレータ42から2入力NORゲート回路4
3を通じて供給される。2入力NORゲート回路43の
他方の入力は信号CRYであるので、カウンタ40が
「0F」までカウントすると信号CRYは「H」とな
り、クロック信号が供給されなくなる。カウンタ40の
ロード端子に接続されているパワー・ONリセット回路
44は、電源投入時の入力端子D3〜D0における初期
値をカウンタ40にとり込む。
【0028】つぎに、点灯制御回路28および消灯時間
検出回路29の動作を、図4に示す動作タイミングを参
照しながら説明する。
【0029】点灯判別回路30の出力信号はランプ点灯
時に「H」、ランプ消灯時に「L」となり、この信号を
消灯時間検出回路29が積分反転増幅してTDET信号
を生成する。再点弧時におけるTDET信号はある電位
となっているが、TDET信号の電位を3つの設定電圧
回路45,46,47および接地点で決まる4つの基準
電位S1,S2,S3および接地電位(GND)でコン
パレータにかけ、4ビットのデジタル信号にA/D変換
する(図4の場合はD3,D2,D1,D0が0,0,
1,1であるので「3F」となる)。この値をパワー・
ONリセットパルスPLでカウンタ40に初期値として
ロードする。このとき、カウンタ40の出力端子Q3〜
Q0においても「3F」となるので信号CRYは「L」
となり、クロック・ジェネレータ42からクロック信号
がカウンタ40のCLK端子に供給される。
【0030】カウンタ40は、クロック信号の入力に伴
いダウンカウントを開始し、出力端子Q3〜Q0におけ
る出力は「3F」から「2F」,「1F」を経て「0
F」と変化する。この間、信号CRYは「L」であるの
で、前述のようにインバータ制御信号FB1,FB2を
固定することによって直流点灯が実現する。
【0031】出力端子Q3〜Q0における出力が「0
F」となると、信号CRYは「H」となり、カウンタ4
0へのクロック信号が停止し、インバータ制御信号FB
1,FB2はトランジスタ34,35によって拘束され
なくなり、通常の反相矩形波信号をインバータ回路4に
供給し、これによって、高圧放電ランプ5は矩形波で交
流点灯する。
【0032】以上のように、直流点灯期間を決定するの
は信号CRYの「L」のレベル幅であり、それは点灯開
始時にカウンタ40にロードされる初期値D3〜D0の
値に左右され、初期値が大きいほど直流点灯期間は長く
なる。初期値D3〜D0は信号TDETをA/D変換し
たものであるから、点灯開始時のTDETの電位が高い
ほど、つまり、消灯時間が短いほど直流点灯期間が長く
なるように動作する。
【0033】消灯時間が長いほど高圧放電ランプ5が冷
えており、高圧放電ランプ5に封入されているメタルハ
ライド等の金属封入物の圧力が低くなり、比較的小さい
エネルギーでも容易に点灯する。これは、直流点灯によ
るエネルギー供給期間が短くても良いことを意味する。
逆に消灯時間が短いときは高圧放電ランプ5の管内圧が
高く、直流点灯期間も長くする必要がある。また、この
ように直流点灯期間を高圧放電ランプ5の点灯直前に設
定すると、高圧放電ランプ5の主電極に必要以上のスト
レスを与えずにすみ、高圧放電ランプ5の優れた耐久性
を損なわずに直流点灯ができる。
【0034】上述した実施例では、昇圧直流電源回路3
にフライバック方式のDC/DCコンバータを用いた
が、フォワード方式、プッシュプル方式などのDC/D
Cコンバータを用いることができる。また、インバータ
回路4はフルブリッジ型でなくてもよく、ハーフブリッ
ジ型等の他のインバータ回路を使用できる。さらに、ラ
ンプ負荷に対する電圧や、電流を検出するのに抵抗以外
のものを用いることができるほか、スイッチ素子にEF
T以外の半導体素子を用いることができる。また、放電
ランプの始動手段にFETやパルストランスを用いる代
わりに、放電ギャップなどを用いてもよい。
【0035】また、上述した実施例では昇圧直流電源回
路3を制御したが、インバータ回路4を制御したり、ラ
ンプ電流供給手段の出力を制御してもよい。さらに、4
00Hz程度の低い周波数の矩形波電圧で高圧放電ラン
プ5を点灯させたが、高圧放電ランプ5が電気泳動や音
響的共鳴などの有害な現象を起こさないのであれば、高
周波点灯にも適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によると、高圧放電
ランプの始動時における消灯時間を検出して、高圧放電
ランプを所定時間だけ直流点灯させ、高圧放電ランプを
スムーズにアーク放電状態に移行させ得るようにしたも
のであり、立ち消えのない良好な始動特性をもつ放電ラ
ンプ点灯装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の電気
回路図
【図2】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の主要
部における電気回路図
【図3】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の直流
点灯制御回路のブロック図
【図4】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の主要
部の出力波形図
【図5】従来の放電ランプ点灯装置の電気回路図
【図6】従来の放電ランプ点灯装置のランプ電圧・ラン
プ電流の波形図
【図7】従来の放電ランプ点灯装置の再点弧電圧の波形
【符号の説明】
3 昇圧直流電源回路 4 インバータ回路 5 高圧放電ランプ 8 始動回路 28 点灯制御回路 29 消灯時間検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇圧直流電源回路と、昇圧直流電源回路
    の出力端子間に接続されて高圧放電ランプに交流電力を
    供給するインバータ回路と、昇圧直流電源回路の出力電
    圧および出力電流を検出して高圧放電ランプの点灯を制
    御する点灯制御回路とを備え、点灯制御回路は高圧放電
    ランプの消灯時間を検出することによって所定の間、前
    記インバータ回路を通じて前記高圧放電ランプに直流電
    圧、直流電流または直流電力を供給する立ち消え防止回
    路を付属していることを特徴とする放電ランプ点灯装
    置。
JP7624994A 1994-04-15 1994-04-15 放電ランプ点灯装置 Pending JPH07282986A (ja)

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