JPH10269489A - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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JPH10269489A
JPH10269489A JP7318497A JP7318497A JPH10269489A JP H10269489 A JPH10269489 A JP H10269489A JP 7318497 A JP7318497 A JP 7318497A JP 7318497 A JP7318497 A JP 7318497A JP H10269489 A JPH10269489 A JP H10269489A
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龍男 大垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザパルスのみを用いる簡単な構成におい
て車種判別を行えるようにし、とくに、牽引車等の車種
判別を精度良く行えるようにする。 【解決手段】 通過車両の通過方向に沿って配置され、
通過車両の上面及び両側面にかけてレーザパルスを走査
し、そのレーザパルスの反射光の受光を行い、かつ、そ
の反射光の伝搬時間を検出する複数のレーザセンサ31
a、31b、31cと、レーザセンサ31a、31b、
31cそれぞれからの伝搬時間に基づいて、通過車両の
車高、車幅、軸数それぞれを検出する第1検出手段32
と、レーザセンサ31a、31b、31cそれぞれの同
一通過車両から得られるレーザパルスの受光タイミング
に基づいてその通過車両の車速を検出し、その車速と同
一車両で反射光が得られる時間とからその車両の車長を
検出する第2検出手段32を備え、第1検出手段32と
第2検出手段32との検出データに基づいて車種判別を
行う判別手段32とを備えてなる車種判別装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路の料金
所等において用いられる車種判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近高速道路等においては料金の自動収
受が行われるようになってきており、その場合には料金
の自動収受に先立ってその車両が大型車であるのか中型
車であるのか小型車、軽であるのかの車種判別を行う必
要がある。
【0003】そして、従来においては、車両の高さは光
電管を用いて測定し、車幅は画像を得たり上方からレー
ザセンサを用いることで測定し、また、軸数に対しては
踏板を用いて測定し、このように複数種のセンサを道路
面及びその近傍に設置し、それらから得られる測定値を
総合的に用いることで車種の判別を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来にお
いては、各種センサをそれぞれの位置に配置しなければ
ならないので、その設置工事に手間がかかり、また、工
事費も多大となり、さらに、それらセンサのメインテナ
ンスに手間がかかるという問題点があった。
【0005】また、現状では、牽引車(トレーラ等であ
り牽引側車体と被牽引側車体との一体に連結されたもの
を意味する。)等においては特大、大型、中型、普通の
車種判別を精度よく行うことができない。これは、牽引
車の場合、その車種判別に際しては車両全体の幅、長
さ、高さ、すなわち、大きさのみでなく、使用される被
牽引側車体の搬送重量も関連することを理由とする。こ
の発明の目的は、まず、レーザパルスのみを用いる簡単
な構成において、車種判別が行えるようにすることであ
る。
【0006】次の目的は、牽引車等の車種判別を精度良
く行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、車種判別装置を、通過車両の上面及び両側
面にかけてレーザパルスを走査し、そのレーザパルスの
反射光の受光を行い、かつ、その反射光の伝搬時間を検
出するレーザセンサと、前記レーザセンサからの伝搬時
間に基づいて、前記通過車両の車高、車幅、軸数それぞ
れを検出する第1検出手段と、前記第1検出手段からの
検出データに基づいて、前記通過車両の車種判別を行う
判別手段とを備えてなる構成とした。
【0008】上記構成によれば、レーザセンサのみを用
いる簡単な構成において、車種判別が可能となる。
【0009】とくに、車高、車幅に軸数をも加えて車種
判別を行うことで、大きさのみにおいては困難である複
雑な構成の車両の車種判別が精度良く行われる。
【0010】請求項2記載の発明では、車種判別装置
を、通過車両の通過方向に沿って順次配置され、通過車
両の上面及び両側面にかけてレーザパルスを走査し、そ
のレーザパルスの反射光の受光を行い、かつ、その反射
光の伝搬時間を検出する複数のレーザセンサと、前記レ
ーザセンサそれぞれからの伝搬時間に基づいて、前記通
過車両の車高、車幅、軸数それぞれを検出する第1検出
手段と、前記レーザセンサそれぞれの同一通過車両から
得られるレーザパルスの受光タイミングに基づいてその
通過車両の車速を検出し、その車速と同一車両で反射光
が得られる時間とからその車両の車長を検出する第2検
出手段を備え、前記第1検出手段と前記第2検出手段と
の検出データに基づいて車種判別を行う判別手段とを備
えてなる構成とした。
【0011】上記構成によれば、レーザセンサのみを用
いる簡単な構成において、車種判別が可能となる。
【0012】とくに、車高、車幅、車長に軸数をも加え
て車種判別を行うことで、大きさのみにおいては困難で
ある複雑な構成の車両の車種判別が精度良く行われる。
【0013】請求項2記載の発明において、レーザセン
サそれぞれが、車両の通過部上に、車両の通過方向に対
して傾斜するように配置される取り付け体に取り付けら
れて、通過方向に沿って順次取り付けられる構成とされ
ることで(請求項3記載の発明)、レーザセンサそれぞ
れの取り付けが容易に行え、かつ、その取り付け体の構
成も簡単とすることができる。
【0014】請求項1または2記載の発明において、レ
ーザパルスの走査速度が適宜設定可能とされることで
(請求項4記載の発明)、車長と車幅との一方の検知精
度を選択的に優先して向上できる。
【0015】すなわち、レーザパルスの発光周期を同じ
とする場合、走査速度を速く設定すると一走査に要する
時間が短くなるので時間当たりの走査数は増大し、これ
により、車長の検知精度が向上するが、逆に走査方向に
おけるパルス間隔が大きくなり車幅の検知精度は低下す
る。これに対し、走査速度を低く設定すると、車幅の検
知精度が向上し、車長の検知精度は低下する。
【0016】請求項1または2記載の発明において、軸
数検出データに基づき牽引車の車種判別が精度良く行わ
れる(請求項3記載の発明)。すなわち、牽引車の車種
判別の判別材料に、搬送重量に対応する数となる被牽引
側車体の軸数をも含めることで、牽引車の車種判別が精
度良く行われる。
【0017】この発明の車種判別装置は、実施例に説明
するように高速道路の料金所の通過ゲートの外に、橋や
トンネル等において車両の通行規制を行う場合や、車種
別交通流調査装置、さらには、駐車場等において有効に
使用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図lは車種判別装置の配置構成を
示し、車種判別装置30は3個のレーザセンサ31a、
31b、31cと、それらレーザセンサ31a、31
b、31cそれぞれから与えられるデータに基づいて車
幅、車高、車軸数、車長それぞれを検出し、さらに、そ
れらにより車種判別を行う本体機器32とからなる。上
記本体機器32が請求項1記載の第1検出手段、判別手
段、請求項2記載の発明の第1検出手段、第2検出手
段、判別手段を構成する。
【0019】レーザセンサ31a、31b、31cそれ
ぞれは、料金所の通過ゲートに至る路面R上を横切るよ
うに設けられるバー34に、進行方向において順次取り
付けられる。そして、図2、図3に示すように、一方の
レーザセンサ31aは車両Cの一方側の路面Rから車両
Cの側面、上面に及ぶ範囲に、中央のレーザセンサ31
bは車両Cの上面に及ぶ範囲に、他方のレーザセンサ3
1cは車両Cの他方側の路面Rから車両Cの側面、上面
に及ぶ範囲に、しかも、それぞれが路面Rの通行方向に
前後する位置にレーザパルスを走査するように設けられ
ている。
【0020】図4はレーザセンサ31a、31b、31
cの構成を示すブロック図であり、その構成を説明す
る。
【0021】1は発光素子であり、その発光素子1の発
光によるレーザパルスが所定の間隔をおいて順次走査手
段としてのポリゴンミラー2に照射され、そのポリゴン
ミラー2が回転されることでレーザパルスは設定角度内
において走査され、その走査レーザパルスは照射窓3を
通して路面上に至り、その反射レーザパルスが再び照射
窓3を通してポリゴンミラー2で反射され、受光素子5
で受光されるようになっている。11はポリゴンミラー
2の駆動回路である。
【0022】上記発光素子1の駆動は、コントローラ4
から駆動回路6への駆動指令により行われ、駆動の際に
はその駆動電流がモニタ回路8でモニタされ、そのモニ
タ信号に基づいてスタート信号発生回路9でレーザパル
スそれぞれのスタート信号が形成され、そのスタート信
号が時間差/電圧変換回路10に与えられるようになっ
ている。
【0023】12はエンコーダであり、ポリゴンミラー
2の回転位置を検出して、その検出信号をコントローラ
4に与えている。
【0024】また、受光素子5でレーザパルスが受光さ
れて電流が発生すると、その電流信号は電流/電圧変換
回路13で電圧信号に変換されるとともに増幅回路15
で増幅され、その増幅された電圧信号に基づきストップ
信号発生回路16でレーザパルスそれぞれのストップ信
号が形成され、そのストップ信号が時間差/電圧変換回
路10に与えられるようになっている。
【0025】そして、時間差/電圧変換回路10では、
対応するレーザパルスのスタート信号とストップ信号と
の時間差を検出してそれを電圧信号に変換し、この電圧
信号をA/D変換回路17でデジタル信号とし、さら
に、デジタル処理回路18でデジタル処理した後、入出
力回路19から本体機器32に反射光の伝搬時間として
出力するようになっている。
【0026】次に、本体機器32における車幅W、車高
H、軸数B、車長Lそれぞれの検出方法を説明する。
【0027】図5は、レーザパルスが照射される検出エ
リアにおける車両Cに対応する反射光の伝搬時間を示す
図であり、レーザセンサ31a、31b、31cそれぞ
れから得られる反射光の伝搬時間データD1、D2、D
3のデータにより車両の進行方向に直交する方向の断面
に対応するグラフが得られる。反射光の伝搬時間は、車
両Cが無く路面Rで反射される場合は長くなり、車両C
で反射される場合は短くなっている。この図をもとにし
て、まず、車幅Wと車高Hとが検出される。
【0028】すなわち、車両CのデータD1、D2にお
ける両エッジE1、E2間が車幅Wとなり、路面Rの反
射時間と車両C上面での反射時間との差時間が車高に対
応するものとなり、その差時間から車高Hが算出され
る。
【0029】車長Lの検出に際しては、まず、車速Vを
次のようにして算出する。図6はレーザセンサ31a、
31b、31cそれぞれの車両通過に伴うデータD1、
D2、D3の検知タイミングを示し、レーザセンサ31
a、31b、31cが通行方向に順次前後する位置に設
けられているので、その検知タイミングは順次づれてい
る。そして、レーザセンサ31aとレーザセンサ31b
の検知ずれ時間Z1でレーザセンサ31aとレーザセン
サ31bと走査位置間の距離F1(図3)を割って車両
の第1の車速を検出し、次に、レーザセンサ31bとレ
ーザセンサ31cの検知ずれ時間Z2でレーザセンサ3
1bとレーザセンサ31cと走査位置間の距離F2(図
3)を割って車両の第2の車速を検出し、その平均車速
を車速Vとする。このようにして、仮にその通過領域に
おいて車両が加速、減速している場合にも精度良く車速
を検出できるようにしている。そして、中央のレーザセ
ンサ31bにおける車両Cが通過する際の検出時間Tと
その車速Vとの積から車長Lを検出する。
【0030】軸数Bは、図5のデータD1、D3の形態
をもとにして検出される。図7、図8は軸数B検出のた
めのタイヤ40部分へのレーザパルスの走査状態を示
す。車体Uの底部より下方位置においては、タイヤ40
部分のみから反射パルスが得られる。図5は車両Cのタ
イヤ40位置にレーザパルスが走査された場合を示し、
これに対し図9は車両のタイヤ40が存在しない位置に
レーザパルスが走査された場合を示す。タイヤ40が存
在しない場合には、そのタイヤ40での反射光が得られ
ないので、車体Uでの反射光は車体側部下縁G位置で途
切れ、次には路面Rの反射光が得られるので、その反射
光の伝搬時間もG位置を境として急激に減少することに
なる。したがって、通過車両Cにおいて図9に示すよう
なデータD1、D3が得られる回数を検出し、これを軸
数Bとして検出する。
【0031】また、車両Cが牽引車であることの検出
が、図5のデータD2部分の形態をもとにして行われ
る。図5は牽引のポールPでない位置にレーザパルスが
走査された場合を示し、これに対し図10はポールP位
置にレーザパルスが走査された場合を示す。すなわち、
ポールPが存在する部分ではそのポールP部分でのみ車
両Cの反射光が得られるので、データD2部分は図10
に示すようになる。したがって、通過車両において図1
0に示すようなデータD2が得られる場合は牽引車と検
出できる。
【0032】次に、図11のフローチャートを参照して
本体機器32における車種判別動作を説明する。
【0033】まず、通過車両が牽引車であるかどうかの
判定をステップ1において行う。すなわち、上記した図
10に示すデータD2が得られて牽引車と検出される場
合に牽引車と判定される。
【0034】以下、牽引車と判断した場合と判断しない
場合とにおいてそれぞれ異なった手法で特大、大型、中
型、、普通、軽の車種判別を行う。
【0035】まず、牽引車でない場合の車両、すなわ
ち、乗用車、トラック、バス等においては、車幅W、車
長L、車高Hから特大、大型、中型、普通、軽の判別を
行っている(ステップ2から10)。
【0036】これに対し、牽引車の場合は、始めのステ
ップ11、12においてその牽引車の大、中、小の判定
を行う。ここにおける大、中、小の判定もやはり、車幅
W、車長Lを設定値と比較することにより行う。そし
て、その大、中、小とされたものそれぞれにおいて被牽
引側車体の軸数が2軸以上であるかどうかの判定を行
い、特大、大型、中型、、普通、軽の車種判別を行う
(ステップ13〜19)。
【0037】このようにして、車両Cの大きさのみにお
いては困難である牽引車の車種判別を軸数を検出するこ
とで精度良く行っている。すなわち、牽引車の車種判別
の判別材料に、搬送重量に対応する数となる被牽引側車
体の軸数をも含めることで、牽引車の車種判別を精度良
く行っている。
【0038】以下、各種変形例の説明を行う。
【0039】本体機器32側に切り替え操作部を設け、
その切り替え操作部の操作によりレーザパルスの走査速
度が適宜設定可能とする。すなわち、本体機器32側で
設定された走査速度に基づきポリゴンミラー12の回転
速度制御がなされる。
【0040】そして、図12に示すように、走査速度を
速く設定すると一走査に要する時間が短くなるので時間
当たりの走査数は増大して走査間隔Paが小さくなり、
これにより、車長の検知精度が向上するが、逆に走査方
向におけるパルス間隔Pbが大きくなり車幅の検知精度
は低下する。これに対し、走査速度を遅く設定すると、
車幅の検知精度が向上し、車長の検知精度は低下する。
検知対象等に対応して走査速度が適宜設定されること
で、検知性能が高められる。
【0041】図13はレーザセンサ31a、31b、3
1cそれぞれの他の配置例を示す。
【0042】すなわち、レーザセンサ31a、31b、
31cそれぞれが、車両Cの通過部上に、車両Cの通過
方向に対して傾斜するように配置される取り付け体とし
てのバー34に取り付けられている。このような構成に
より、レーザセンサ31a、31b、31cそれぞれの
取り付けがバー34に沿って容易に取り付けられる。
【0043】図14は他の走査構成を示す。すなわち、
レーザセンサ31aからのレーザパルスを、レーザセン
サ31aから車両Cの進行方向において間隔を持って設
けられた長尺の反射鏡50を介して路面R上に走査して
いる。このようにして、レーザセンサ31aが実質的に
は非常に高い位置にあるようにし、走査位置において両
側上部に形成される検知デッドスペースQそれぞれをよ
り小さくできるようにしている。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、レーザセンサのみを
用いた簡単な構成において車種判別が行えるようにな
り、これにより、センサ等の設置作業が短縮されるとと
もに、設置工事費の低減でき、さらに、メインテナンス
性も向上される。
【0045】さらに、車高、車幅、または、車高、車
幅、車長に軸数をも加えて車種判別を行うことで、大き
さのみにおいては困難である複雑な構成の車両の車種判
別が精度良く行われるようになり、とくに、牽引車にお
ける車種判別が精度良く行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である車両判別装置の配置
構成図
【図2】車両へのレーザパルスの走査状態を示す図
【図3】車両へのレーザパルスの走査状態を示す図
【図4】この発明の実施形態であるレーザセンサのブロ
ック構成図
【図5】検出エリアにおける車両Cに対応する反射光の
伝搬時間を示す図
【図6】検出エリアにおける車両Cに対応する反射光の
伝搬時間を示す図
【図7】レーザパルスのタイヤ部分への走査説明図
【図8】レーザパルスのタイヤ部分への走査説明簡略図
【図9】検出エリアにおける車両Cに対応する反射光の
伝搬時間を示す図
【図10】検出エリアにおける車両Cに対応する反射光
の伝搬時間を示す図
【図11】車種判別動作説明のためのフローチャート
【図12】変形例におけるレーザパルスの走査説明図
【図13】変形例におけるレーザセンサの配置説明図
【図14】変形例におけるレーザセンサの走査説明図
【符号の説明】
31a レーザセンサ 31b レーザセンサ 31c レーザセンサ 32 本体機器(第1検出手段、第2検出手段、判別手
段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過車両の上面及び両側面にかけてレー
    ザパルスを走査し、そのレーザパルスの反射光の受光を
    行い、かつ、その反射光の伝搬時間を検出するレーザセ
    ンサと、 前記レーザセンサからの伝搬時間に基づいて、前記通過
    車両の車高、車幅、軸数それぞれを検出する第1検出手
    段と、 前記第1検出手段からの検出データに基づいて、前記通
    過車両の車種判別を行う判別手段と、 を備えてなる車種判別装置。
  2. 【請求項2】 通過車両の通過方向に沿って順次配置さ
    れ、通過車両の上面及び両側面にかけてレーザパルスを
    走査し、そのレーザパルスの反射光の受光を行い、か
    つ、その反射光の伝搬時間を検出する複数のレーザセン
    サと、 前記レーザセンサそれぞれからの伝搬時間に基づいて、
    前記通過車両の車高、車幅、軸数それぞれを検出する第
    1検出手段と、 前記レーザセンサそれぞれの同一通過車両から得られる
    レーザパルスの受光タイミングに基づいてその通過車両
    の車速を検出し、その車速と同一車両で反射光が得られ
    る時間とからその車両の車長を検出する第2検出手段
    と、 前記第1検出手段と前記第2検出手段との検出データに
    基づいて車種判別を行う判別手段と、 を備えてなる車種判別装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザセンサそれぞれが、車両の通
    過部上に、車両の通過方向に対して傾斜するように配置
    される取り付け体に取り付けられることで、通過方向に
    沿って順次取り付けられたことを特徴とする請求項2記
    載の車種判別装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザパルスの走査速度が適宜設定
    可能である請求項1または2記載の車種判別装置。
  5. 【請求項5】 前記軸数検出データに基づき牽引車の車
    種判別を行う請求項1または2記載の車種判別装置。
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