JP3484512B2 - 車両形状検出装置 - Google Patents

車両形状検出装置

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JP3484512B2
JP3484512B2 JP07318597A JP7318597A JP3484512B2 JP 3484512 B2 JP3484512 B2 JP 3484512B2 JP 07318597 A JP07318597 A JP 07318597A JP 7318597 A JP7318597 A JP 7318597A JP 3484512 B2 JP3484512 B2 JP 3484512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザパルスを
用い通過する車両の形状検出を行う車両形状検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近高速道路等においては料金の自動収
受が行われるようになってきており、その場合には料金
の自動収受に先立ってその車両が大型車であるのか中型
車であるのか小型車、軽であるのかの車種判別を行う必
要がある。
【0003】そのような車種判別の方法としては、レー
ザセンサから車両に対しレーザパルスを走査し、その反
射光の伝搬時間により車両の幅、高さを検出して、その
検出情報に基づいて車種判別をするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
センサにおいては高出力でレーザ発光素子を駆動させる
ので、供給電力が多大となる問題があり、さらに、発光
回数が33,000千回/秒ぐらいで常時発光使用され
ると10000時間程度でその使用ができなくなるの
で、通常は1年毎に取り替える必要が生じ、その取り替
えのためのメインテナンス作業が多大なものとなる問題
がある。この発明では、レーザ発光素子を必要最小限に
おいて発光するようにして、駆動電力の削減を図るとと
もに、レーザ発光素子の長寿命化を図ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、路面上に向かって、かつ前記路面を通過す
る通過車両の進行方向に対して直交する方向にレーザパ
ルスを走査するとともに、その反射レーザパルスを受光
するレーザセンサを備え、レーザパルスの反射時間に基
づいて通過車両の形状を検出する車両形状検出装置にお
いて、通過車両に対する初期のレーザパルス走査範囲
は、前記路面の通行幅の全体を含む範囲に対して行い、
通過車両の前端がレーザパルスの走査位置に進入するこ
とによりその通過車両から反射されて受光したレーザパ
ルスの反射時間に基づいて、通過車両の通過幅方向にお
ける位置を検知し、その通過車両の前記レーザパルスの
走査位置への進入を検出した以降、通過完了までの前記
レーザパルスの走査は、前記検知幅より少し大きい幅の
位置をレーザパルス走査範囲とする構成とした。
【0006】上記構成によれば、物体の通過がない場合
はその通過幅の全体にレーザパルスの走査を行って物体
通過の検知が行われ、通過する際にはその通過位置にの
みにレーザセンサからレーザパルスが出射される。これ
により、レーザパルスの出射数を減少し、レーザセンサ
の長寿命化が可能となる。
【0007】この発明の請求項2記載の発明では、路面
上に向かって、かつ前記路面を通過する通過車両の進行
方向に対して直交する方向にレーザパルスを走査すると
ともに、その反射レーザパルスを受光するレーザセンサ
を備え、レーザパルスの反射時間に基づいて通過車両
形状を検出する車両形状検出装置において、通過車両
対する初期のレーザパルス走査は、通常の発光パワー
よる反射光の受光量を検出し、通過車両の前端がレーザ
パルスの走査位置に進入することによりその通過車両か
ら反射されて受光したレーザパルスの受光量が設定値以
上の場合は、その通過車両の前記レーザパルスの走査位
置への進入を検出した以降、通過完了までの前記レーザ
パルスの走査は、その受光量に対応してレーザ発光素子
の発光パワーを低減する構成とした。
【0008】上記構成によれば、例えば、通過物体の色
が白系で反射光量が十分に得られる場合は、発光パワー
が低減され発光量が低下される。すなわち、反射光量が
十分に得られる場合と得られない場合とで発光パワーを
変化させることで、駆動電力の削減が図られ、レーザ発
光素子の長寿命化が図られる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】図1は車両形状検出装置の配置構
成を示す。
【0011】車両形状検出装置1はレーザセンサ2と、
レーザセンサ2から与えられるデータに基づいて車幅、
車高それぞれを検出し、さらに、それらにより車両の形
状検出を行う本体機器3とからなる。
【0012】レーザセンサ2は、料金所の通過ゲートに
至る路面Rの側方上部にポール4に取り付けられて設け
られている。レーザセンサ2は、図2に示すように、車
両Cの一方側から車両Cの側面、上面に及ぶ範囲に位置
にレーザパルスを走査するように設けられている。
【0013】図3はレーザセンサ2の構成を示すブロッ
ク図であり、その構成を説明する。
【0014】10はレーザ発光素子であり、そのレーザ
発光素子10の発光によるレーザパルスが所定の間隔を
おいて順次ポリゴンミラー12に照射され、そのポリゴ
ンミラー12が回転されることでレーザパルスは設定角
度内において走査され、その走査レーザパルスは路面R
上に至り、その反射レーザパルスが再びポリゴンミラー
12で反射され、受光素子5で受光されるようになって
いる。
【0015】上記レーザ発光素子10の駆動は、本体機
器3側からの駆動指令により行われ、駆動の際にはその
スタート信号が反射時間の伝搬時間演算部20に送られ
るようになっている。また、受光素子5でレーザパルス
が受光されると、その受光信号がストップ信号として伝
搬時間演算部20に与えられる。そして、伝搬時間演算
部20では対応するレーザパルスのスタート信号とスト
ップ信号との検知時刻差、すなわち反射時間の伝搬時間
を演算し、本体機器3の制御部に与える。
【0016】次に、本体機器3における車幅W、車高H
それぞれの検出方法を説明する。
【0017】図4は、レーザパルスが照射される検出エ
リアにおける車両Cに対応する反射光の伝搬時間を示す
図であり、レーザセンサ2から得られる反射光の伝搬時
間データDにより車両の進行方向に直交する方向の断面
に対応するグラフが得られる。反射光の伝搬時間は、車
両Cが無く路面Rで反射される場合は長くなり、車両C
で反射される場合は短くなっている。この図をもとにし
て、車幅Wと車高Hとが検出される。
【0018】すなわち、車両CのデータDにおける両エ
ッジE1、E2間が車幅Wとなり、路面Rの反射時間と
車両C上面での反射時間との差時間が車高に対応するも
のとなり、その差時間から車高Hが算出される。
【0019】次に、この発明の特徴構成であるレーザセ
ンサ2の本体機器3による作動制御動作を、図5の平面
説明図、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0020】車両Cの通行がない場合は、レーザセンサ
2において路面Rの通行幅の全体を含む範囲に対して走
査が行われる(ステップ1、2)。
【0021】そして、車両Cの前端がレーザパルスの走
査位置に進入しその反射光が得られると、その反射光が
得られたレーザパルスを検知し(ステップ3)、次回以
降の走査においてはその検知幅Kaより少し大きい幅K
bでのレーザパルス走査を行う(ステップ4)。すなわ
ち、例えば、1走査において出射しているm〜n番のレ
ーザパルスにおいて車両Cの反射光が得られたとする
と、次回以降の走査は、(m−3)〜(n+3)番目の
みのレーザパルスを出射して行う。そして、車両Cから
得られる反射時間の伝搬時間に基づいて車両の形状検出
が行われる(ステップ5)。車両Cの形状検出の終了後
にはステップ1に戻る。
【0022】上記のように、車両Cの通過がない場合は
路面Rの通行幅の全体にレーザパルスの走査を行って車
両Cの検知を行い、通過する際にはその検知位置にのみ
レーザセンサ2からレーザパルスを出射して、レーザパ
ルスの出射数を減少し、これにより、レーザセンサ2の
長寿命化が可能となる。
【0023】図7はレーザセンサ2の作動制御動作の他
の実施形態を示す。
【0024】この実施形態では、車両Cの色による反射
光量に対応してレーザセンサ2の発光パワーを制御して
いる。
【0025】すなわち、車両Cの前端がレーザパルスの
走査位置に進入しその反射光が得られると、その反射光
量を検出し(ステップ1)、その反射光量が設定値以上
の場合はレーザ発光素子10の発光パワーを低減するも
のである(ステップ2、3)。例えば、通過車両Cの色
が白系の場合は反射光量が十分に得られるので、その場
合には発光パワーを低減して発光量を低下させ、これに
より、レーザ発光素子10への電力供給量を減少してい
る。図8はレーザ発光素子の駆動部の回路構成を示し、
発光パワーの低減は発光素子駆動電圧Vhを低下させる
ことで行う。
【0026】上記のようにして、レーザ発光素子10を
常時大きな発光パワーにより作動せず、反射光量が十分
に得られる場合と得られない場合とで発光パワーを変化
させることで、駆動電力の削減を図るとともに、レーザ
発光素子10の長寿命化を図っている。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、レーザパルスが用い
られる物体形状検出装置及び車両形状検出装置におい
て、レーザ発光素子が必要最小限において発光されるよ
うになり、これにより、駆動電力の削減が図られるとと
もに、レーザ発光素子の長寿命化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である車両判別装置の配置
構成図
【図2】車両へのレーザパルスの走査状態を示す図
【図3】この発明の実施形態であるレーザセンサのブロ
ック構成図
【図4】検出エリアにおける車両Cに対応する反射光の
伝搬時間を示す図
【図5】走査状態説明図
【図6】走査動作説明のためのフローチァート
【図7】他の実施形態における走査動作説明のためのフ
ローチァート
【図8】レーザ発光素子の駆動回路図
【符号の説明】
2 レーザセンサ 3 本体機器 10 レーザ発光素子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01S 17/00 - 17/88 G08G 1/00 - 9/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面上に向かって、かつ前記路面を通過
    する通過車両の進行方向に対して直交する方向にレーザ
    パルスを走査するとともに、その反射レーザパルスを受
    光するレーザセンサを備え、レーザパルスの反射時間に
    基づいて通過車両の形状を検出する車両形状検出装置
    おいて、通過車両 に対する初期のレーザパルス走査範囲は、前記
    路面の通行幅の全体を含む範囲に対して行い、 通過車両の前端がレーザパルスの走査位置に進入するこ
    とによりその通過車両から反射されて受光したレーザパ
    ルスの反射時間に基づいて、通過車両 の通過幅方向にお
    ける位置を検知し、その通過車両の前記レーザパルスの
    走査位置への進入を検出した以降、通過完了までの前記
    レーザパルスの走査は、前記検知幅より少し大きい幅の
    位置をレーザパルス走査範囲とすることを特徴とする
    両形状検出装置
  2. 【請求項2】 路面上に向かって、かつ前記路面を通過
    する通過車両の進行方向に対して直交する方向にレーザ
    パルスを走査するとともに、その反射レーザパルスを受
    光するレーザセンサを備え、レーザパルスの反射時間に
    基づいて通過車両の形状を検出する車両形状検出装置
    おいて、通過車両 に対する初期のレーザパルス走査は、通常の発
    光パワーによる反射光の受光量を検出し、通過車両の前端がレーザパルスの走査位置に進入するこ
    とによりその通過車両から反射されて受光したレーザパ
    ルスの受光量が設定値以上の場合は、その通過車両の前
    記レーザパルスの走査位置への進入を検出した以降、通
    過完了までの前記レーザパルスの走査は、 その受光量に
    対応してレーザ発光素子の発光パワーを低減することを
    特徴とする車両形状検出装置
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JP3804404B2 (ja) * 2000-06-16 2006-08-02 オムロン株式会社 車両検出装置
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