JPH1026924A - ホログラフィックステレオグラムの作成方法 - Google Patents

ホログラフィックステレオグラムの作成方法

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JPH1026924A
JPH1026924A JP18095896A JP18095896A JPH1026924A JP H1026924 A JPH1026924 A JP H1026924A JP 18095896 A JP18095896 A JP 18095896A JP 18095896 A JP18095896 A JP 18095896A JP H1026924 A JPH1026924 A JP H1026924A
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明 白倉
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信宏 木原
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H1/268Holographic stereogram

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  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の均一性を向上し、安価に高画質なホロ
グラムを得ることが可能なホログラフィックステレオグ
ラムの作成方法を提供する。 【解決手段】 表示手段にホログラム記録媒体の座標位
置に対応した画像を表示させ、この表示手段を透過した
レーザ光を物体光としてホログラム記録媒体の前記座標
位置に集光するとともに、表示手段を透過する前のレー
ザ光の一部を参照光としてホログラム記録媒体に同時に
照射し、前記ホログラム記録媒体に短冊状またはドット
状の要素ホログラムを順次形成する。このとき、上記ホ
ログラム記録媒体の直前に集光された物体光を一次元拡
散するレンチキュラレンズを一次元拡散板として配置す
るとともに、ルーバーフィルムをこの一次元拡散板に対
して斜めに配置し、さらに上記レンチキュラレンズを一
次元拡散方向に要素ホログラム記録毎に移動する。レン
チキュラレンズの移動距離は、レンチキュラレンズの繰
り返しピッチの1/n(nは整数である。)の整数倍と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実写画像やコンピ
ュータ生成画像等を三次元認識することができるホログ
ラフィックステレオグラムの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィックステレオグラムは、被
写体を異なる観察点から順次撮影することにより得られ
た多数の画像を原画として、これらを1枚のホログラム
記録媒体に短冊状又はドット状の要素ホログラムとして
順次記録することにより作成される。
【0003】例えば、水平方向のみに視差情報を持つホ
ログラフィックステレオグラムでは、図12に示すよう
に、被写体100を水平方向の異なる観察点から順次撮
影することにより得られた複数の原画101a〜101
eが、短冊状の要素ホログラムとしてホログラム記録媒
体102に順次記録される。
【0004】このホログラフィックステレオグラムは、
これをある位置から片方の目で見た場合、各要素ホログ
ラムの一部分の画像情報の集合体である二次元画像が見
え、目の位置を水平方向に動かせば、各要素ホログラム
の別の部分の画像情報の集合体である二次元画像が見え
る。したがって、このホログラフィックステレオグラム
を観察者が両目で見たときには、左右の目の位置が水平
方向で異なるために、これらの目にそれぞれ写る2次元
画像は若干異なるものとなる。これにより、観察者は視
差を感じ、3次元画像として認識される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ホログ
ラフィックステレオグラムを作成する際に、それぞれの
要素ホログラムは、干渉性の良いレーザ光源を分岐し、
一つは画像表示手段(例えば液晶パネル)により二次元
画像変調された投影像(物体光)として、一つは参照光
として、感光材料を記録材料とするホログラム記録媒体
に集光し、前記感光材料の屈折率変化として干渉縞を記
録することにより形成される。
【0006】このとき、高画質のホログラムを得るため
には、画像表示手段の近傍に視野角を拡げる一次元拡散
板を置くことが有効である。
【0007】従来、この一次元拡散板としては、デフュ
ーザーと称される拡散板が使用されているが、このデフ
ューザーは精度の点で不満を残しており、結果として画
像の均一性を劣化させるという欠点を有する。
【0008】これを解消するために、要素ホログラム記
録毎に一次元拡散板を拡散方向にランダムに移動させる
ことも考えられるが、本質的にムラを解消できるわけで
はない。
【0009】また、上記デフューザーは、価格が高く、
ホログラフィックステレオグラムを作成する際のコスト
を上昇させる一因となっている。
【0010】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであって、画像の均一性を向上させるこ
とができ、高画質なホログラムを得ることが可能である
とともに、コスト上も有利なホログラフィックステレオ
グラムの作成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のホログラフィックステレオグラムの作成
方法は、表示手段にホログラム記録媒体の座標位置に対
応した画像を表示させ、この表示手段を透過したレーザ
光を物体光としてホログラム記録媒体の前記座標位置に
集光するとともに、表示手段を透過する前のレーザ光の
一部を参照光としてホログラム記録媒体に同時に照射
し、前記ホログラム記録媒体に短冊状またはドット状の
要素ホログラムを順次形成するホログラフィックステレ
オグラムの作成方法において、上記ホログラム記録媒体
の直前に集光された物体光を一次元拡散するレンチキュ
ラレンズを一次元拡散板として配置するとともに、ルー
バーフィルムをこの一次元拡散板に対して斜めに配置
し、上記レンチキュラレンズを一次元拡散方向に要素ホ
ログラム記録毎に移動することを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明においては、物体光はレンチキュラ
レンズにより要素ホログラム幅方向に拡散される。
【0013】このとき、レンチキュラレンズを用いる
と、その空間周波数のムラがホログラムを見たときに横
筋ムラとなって現れる。
【0014】そこで本発明では、レンチキュラレンズを
一次元拡散方向に要素ホログラム記録毎に移動する。こ
れにより、いわば千鳥状に露光され、上記横筋ムラが解
消され、画像の均一性が向上する。
【0015】一方、ホログラム記録媒体を通過した参照
光は、ルーバーフィルムにより、例えばレンチキュラレ
ンズ等に反射して再度ホログラム記録媒体に戻ることが
防止され、不必要な干渉縞が形成されることもない。
【0016】また、ルーバーフィルムのルーバー間隔と
レンチキュラレンズのピッチが近いと、モアレが生じて
しまい、比較的大きな空間周波数のうねりが画像上に現
れてしまうことがある。
【0017】本発明では、ルーバーフィルムの役割を損
なわない範囲でルーバーフィルムをレンチキュラレンズ
を斜めに配置しているので、モアレによるうねりの空間
周波数が低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に構成を変
更することが可能である。
【0019】先ず、ホログラフィックステレオグラムを
作成するホログラフィックステレオグラム作成システム
の一構成例について説明する。なお、本実施の形態で
は、短冊状の複数の要素ホログラムを1つの記録媒体上
に記録することにより、水平方向の視差情報を持たせた
ホログラフィックステレオグラムを例に挙げる。ただ
し、本発明は、ドット状の複数の要素ホログラムを1つ
の記録媒体上に記録することにより、横方向及び縦方向
の視差情報を持たせたホログラフィックステレオグラム
に対しても適用可能であることは言うまでもない。
【0020】このホログラフィックステレオグラム作成
システムは、物体光と参照光との干渉縞が記録されたホ
ログラム記録媒体をそのままホログラフィックステレオ
グラムとする、いわゆるワンステップホログラフィック
ステレオグラムを作成するシステムであり、図1に示す
ように、記録対象の画像データの処理を行うデータ処理
部1と、このシステム全体の制御を行う制御用コンピュ
ータ2と、ホログラフィックステレオグラム作成用の光
学系を有するホログラフィックステレオグラムプリンタ
装置3とから構成されている。
【0021】データ処理部1は、多眼式カメラや移動式
カメラ等を備えた視差画像列撮影装置13から供給され
る視差情報を含む複数の画像データD1や、画像データ
生成用コンピュータ14によって生成された視差情報を
含む複数の画像データD2等に基づいて、視差画像列D
3を生成する。
【0022】ここで、視差画像列撮影装置13から供給
される視差情報を含む複数の画像データD1は、例え
ば、多眼式カメラによる同時撮影、又は移動式カメラに
よる連続撮影等によって、実物体を水平方向の異なる複
数の観察点から撮影することにより得られた複数画像分
の画像データである。
【0023】また、画像データ生成用コンピュータ14
によって生成された視差情報を含む複数の画像データD
2は、例えば、水平方向に順次視差を与えて作成された
複数のCAD(Computer Aided Des
ign)画像やCG(Computer Graphi
cs)画像等の画像データである。
【0024】そして、データ処理部1は、視差画像列D
3に対して画像処理用コンピュータ11によってホログ
ラフィックステレオグラム用の所定の画像処理を施す。
そして、所定の画像処理が施された画像データD4を、
メモリ又はハードディスク等の記憶装置12に記録す
る。
【0025】また、データ処理部1は、ホログラム記録
媒体に画像を記録する際に、記憶装置12に記録された
画像データD4から、1画像分毎にデータを順番に読み
出し、この画像データD5を制御用コンピュータ2に送
出する。
【0026】一方、制御用コンピュータ2は、ホログラ
フィックステレオグラムプリンタ装置3を駆動し、デー
タ処理部1から供給された画像データD5に基づく画像
を、ホログラフィックステレオグラムプリンタ装置3内
にセットされたホログラム用記録媒体30に、短冊状の
要素ホログラムとして順次記録する。
【0027】このとき、制御用コンピュータ2は、後述
するように、ホログラフィックステレオグラムプリンタ
装置3に設けられたシャッタ32、表示装置41及び記
録媒体送り機構等の制御を行う。すなわち、制御用コン
ピュータ2は、シャッタ32に制御信号S1を送出して
シャッタ32の開閉を制御し、また、表示装置41に画
像データD5を供給して表示装置41に当該画像データ
D5に基づく画像を表示させ、また、記録媒体送り機構
に制御信号S2を送出して記録媒体送り機構によるホロ
グラム記録媒体30の送り動作を制御する。
【0028】上記ホログラフィックステレオグラムプリ
ンタ装置3について、図2を参照して詳細に説明する。
なお、図2(A)は、ホログラフィックステレオグラム
プリンタ装置3全体の光学系を上方から見た図であり、
図2(B)は、ホログラフィックステレオグラムプリン
タ装置3の光学系の物体光用の部分を横方向から見た図
である(光学系の都合上、縦横逆にセットする方がレイ
アウトしやすいので、本例のプリンタ装置ではそのよう
に配置している。プリントアウトされるホログラフィッ
クステレオグラムは、縦横を変えて斜め上又は下から照
明光が入射されるが、ここでもそのように説明す
る。)。
【0029】ホログラフィックステレオグラムプリンタ
装置3は、図2(A)に示すように、所定の波長のレー
ザ光を出射するレーザ光源31と、レーザ光源31から
のレーザ光L1の光軸上に配されたシャッタ32及びハ
ーフミラー33とを備えている。本実施の形態では、レ
ーザ光源31には、波長が514.5nm、出力200
mWのアルゴンレーザを用いた。
【0030】上記シャッタ32は、制御用コンピュータ
2によって制御され、ホログラム記録媒体30を露光し
ないときには閉じられ、ホログラム記録媒体30を露光
するときに開放される。また、ハーフミラー33は、シ
ャッタ32を通過してきたレーザ光L2を、参照光と物
体光とに分離するためのものであり、ハーフミラー33
によって反射された光L3が参照光となり、ハーフミラ
ー33を透過した光L4が物体光となる。
【0031】なお、上記光学系において、ハーフミラー
33によって反射され、ホログラム記録媒体30に入射
する参照光の光路長と、ハーフミラー33を透過しホロ
グラム記録媒体30に入射する物体光の光路長とは、ほ
ぼ同じ長さとする。これにより、参照光と物体光との干
渉性が高まり、より鮮明な再生像が得られるホログラフ
ィックステレオグラムを作成することが可能となる。
【0032】ハーフミラー33によって反射された光L
3の光軸上には、参照光用の光学系として、シリンドリ
カルレンズ34と、参照光を平行光とするためのコリメ
ータレンズ35と、コリメータレンズ35からの平行光
を反射する全反射ミラー36とがこの順に配置されてい
る。
【0033】そして、ハーフミラー33によって反射さ
れた光は、先ず、シリンドリカルレンズ34によって発
散光とされる。次に、コリメータレンズ35によって平
行光とされる。その後、全反射ミラー36によって反射
され、ホログラム記録媒体30に斜めに入射する。
【0034】一方、ハーフミラー33を透過した光L4
の光軸上には、図2(A)及び図2(B)に示すよう
に、物体光用の光学系として、ハーフミラー33からの
透過光を反射する全反射ミラー38、凸レンズとピンホ
ールを組み合わせたスペーシャルフィルタ39、物体光
を平行光とするためのコリメータレンズ40、記録対象
となる画像を表示する表示装置41、投影レンズ42、
投影レンズ42を透過した物体光を横方向だけに集光さ
せホログラム記録媒体30上に短冊状に投影するシリン
ドリカルレンズ43がこの順に配置されている。
【0035】また、反射型のホログラムの場合には、ホ
ログラム記録媒体30の直前に一次元拡散板を配するの
が一般的であり、本例でもレンチキュラレンズが一次元
拡散板として配置されているが、これについては後に詳
述する。
【0036】そして、ハーフミラー33を透過した光L
4は、全反射ミラー38によって反射された後、スペー
シャルフィルタ39によって点光源からの発散光とされ
る。次に、コリメータレンズ40によって平行光とさ
れ、その後、表示装置41に入射する。ここで、本実施
の形態では、スペーシャルフィルタ39には、20倍の
対物レンズと直径20μmのピンホールを用いた。ま
た、コリメータレンズ40の焦点距離は100mmとし
た。
【0037】表示装置41は、例えば液晶ディスプレイ
からなる投影型の画像表示装置であり、制御用コンピュ
ータ2によって制御され、制御用コンピュータ2から送
られた画像データD5に基づく画像を表示する。本例で
は、画素数480×1068、大きさ16.8mm×2
9.9mmの白黒液晶パネルを用いた。
【0038】そして、表示装置41を透過した光は、表
示装置41に表示された画像によって変調された光とな
り、投影レンズ42とシリンドリカルレンズ43とから
なる光学系を介してホログラム記録媒体30に投影され
る。
【0039】この際、ホログラム記録媒体30に物体光
として投影された画像は、ホログラム記録媒体30の後
ろ側から照射される参照光によって横短冊状(実際に観
察するときには縦短冊状)のホログラム片、すなわち物
体光と参照光との干渉縞として記録されることになる。
【0040】上記ホログラフィックステレオグラムプリ
ンタ装置3は、制御用コンピュータ2の制御のもとに、
ホログラム記録媒体30を1要素ホログラム分だけ間欠
送りし得る記録媒体送り機構50を備えている。この記
録媒体送り機構50は、後述するように、制御用コンピ
ュータ2からの制御信号に基づいて、フィルム状のホロ
グラム記録媒体を間欠送りし得るようになっている。そ
して、このホログラフィックステレオグラムプリンタ装
置3でホログラフィックステレオグラムを作成する際
は、記録媒体送り機構50に所定の状態でセットされた
ホログラム記録媒体30に対して、視差画像列の各画像
データに基づく画像を短冊状の要素ホログラムとして順
次記録する。
【0041】ここで、上記ホログラフィックステレオグ
ラム作成システムにおいて使用されるホログラム記録媒
体30について、図3及び図4を参照して、詳細に説明
する。
【0042】このホログラム記録媒体30は、図3に示
すように、テープ状に形成されたフィルムベース材30
a上に光重合型フォトポリマからなるフォトポリマ層3
0bが形成されるとともに、当該フォトポリマ層30b
上にカバーシート30cが被着されることにより形成さ
れた、いわゆるフィルム塗布タイプの記録媒体である。
なお、本実施の形態において、感光部となるフォトポリ
マ層30bには、デュポン株式会社製の商品名「OMN
I−DEX」を使用し、その膜厚は約20μmとした。
【0043】光重合型フォトポリマは、初期状態では、
図4(A)に示すように、モノマMがマトリクスポリマ
に均一に分散している。これに対して、図4(B)に示
すように、10〜400mJ/cm2 程度のパワーの光
LAを照射すると、露光部においてモノマMが重合す
る。そして、ポリマ化するにつれて周囲からモノマMが
移動してモノマMの濃度が場所によって変化し、これに
より、屈折率変調が生じる。この後、図4(C)に示す
ように、1000mJ/cm2 程度のパワーの紫外線又
は可視光LBを全面に照射することにより、モノマMの
重合が完了する。このように、光重合型フォトポリマ
は、入射された光に応じて屈折率が変化するので、参照
光と物体光との干渉によって生じる干渉縞を、屈折率の
変化として記録することができる。
【0044】このような光重合型フォトポリマを用いた
ホログラム記録媒体30は、露光後に特別な現像処理を
施す必要が無い。したがって、光重合型フォトポリマを
感光部に用いたホログラム記録媒体30を使用する本実
施の形態に係るホログラフィックステレオグラムプリン
タ装置3は、構成を簡略化することができる。
【0045】次に、上記記録媒体送り機構50につい
て、図5を参照して詳細に説明する。
【0046】なお、本例のホログラフィックステレオグ
ラムプリンタ装置3においては、最終的なホログラムを
見るときに上下方向の視野角を大きく取れるように、物
体光を面内一次元方向に拡散し、垂直方向には拡散しな
い板が一次元拡散板としてホログラム記録媒体30の直
前に設けられている。
【0047】また、参照光がホログラム記録媒体30を
透過した後、上記一次元拡散板等で反射して再度ホログ
ラム記録媒体30に戻り光が照射され、不必要な干渉縞
が形成されてしまうことを防ぐために、すだれ状のルー
バーフィルムが前記一次元拡散板に張り合わせて設けら
れる。
【0048】そこで、上記記録媒体送り機構50と共
に、これら一次元拡散板及びルーバーフィルムについて
も説明する。
【0049】ここで、図5は、上記ホログラフィックス
テレオグラムプリンタ装置3の記録媒体送り機構50の
部分を拡大した図である。
【0050】図5に示すように、記録媒体送り機構50
は、ローラ51と、間欠送り用ローラ52とを備えてお
り、ホログラム記録媒体30は、ローラ51に巻き付け
られた状態でフィルムカートリッジ53内に収納されて
いる。そして、この記録媒体送り機構50は、所定位置
に装填されたフィルムカートリッジ53内のローラ51
を所定のトルクをもって回転自在に軸支するとともに、
当該フィルムカートリッジ53から引き出されたホログ
ラム記録媒体30を、ローラ51と間欠送り用ローラ5
2とで保持し得るようになされている。このとき、記録
媒体送り機構50は、ホログラム用記録媒体30の主面
が、ローラ51と間欠送り用ローラ52と間において物
体光に対してほぼ垂直となるように、ホログラム記録媒
体30を保持する。また、ローラ51及び間欠送り用ロ
ーラ52は、トーションコイルばねにより互いに離反す
る方向に付勢されており、これにより、ローラ51と間
欠送り用ローラ52との間に掛け渡されるようにローデ
ィングされたホログラム用記録媒体30に対して、所定
のテンションが付与される。
【0051】上記記録媒体送り機構50の間欠送り用ロ
ーラ52は、図示しないステッピングモータに接続され
ており、当該ステッピングモータからの回転力に基づい
て、図中矢印A1で示す方向に自在に回転し得るように
なされている。このステッピングモータは、制御用コン
ピュータ2から供給される制御信号S2に基づいて、1
画像分の露光終了毎に1要素ホログラムに対応した所定
角度だけ、間欠送り用ローラ52を順次回転させる。こ
れにより、ホログラム記録媒体30は、1画像分の露光
毎に1要素ホログラム分だけ送られることとなる。
【0052】一方、上記ホログラム記録媒体30の表面
には、上記ローラ51と間欠送り用ローラ52の間の領
域において、微小距離光学部品であるレンチキュラレン
ズ61とルーバーフィルム62を張り合わせたものが接
触されている。
【0053】このレンチキュラレンズ61は、蒲鉾板状
レンズであり、一次元拡散板として機能するもので、シ
リンドリカルレンズ43により集光された物体光を面内
一次元方向に拡散する。レンチキュラレンズ61は、デ
フューザーに比べて安価であり、しかも精度も高い。
【0054】本例では、上記レンチキュラレンズ61と
ルーバーフィルム62とが張り合わされ、曲率をつけて
剛性を有する支持体に固定された状態でテンションのか
かったホログラム記録媒体30に若干食い込ませて接触
保持されている。
【0055】ここで、レンチキュラレンズ61とルーバ
ーフィルム62に付与された曲率は、ホログラム記録媒
体30の進行方向において滑らかに接触させるためのも
のであるが、ホログラム記録媒体30との接触面にもク
ラウン状の曲率をつけることで、ホログラム記録媒体3
0の幅方向両端部、中央部のいずれにおいても平均的に
接触するように工夫してある。
【0056】このようにレンチキュラレンズ61とルー
バーフィルム62をホログラム記録媒体30に押しつけ
ることで、ホログラム記録媒体30の微小振動が抑えら
れ、明るい(回折効率の高い)ホログラムが容易に得ら
れるようになる。
【0057】図6は、上記レンチキュラレンズ61とル
ーバーフィルム62のホログラム記録媒体30に対する
接触状態を示すものであり、図中矢印H方向が横方向
(ホログラム記録媒体30の幅方向)である。
【0058】カバーフィルム30b及び30cによりホ
ログラム材料30aを挟んだ形のホログラム記録媒体3
0に対して、記録媒体側からルーバーフィルム62、レ
ンチキュラレンズ61の順で配置されている。したがっ
て、物体光は、レンチキュラレンズ61により一次元拡
散された後、ルーバーフィルム62を透過してホログラ
ム記録媒体30に投影される。
【0059】図7は、物体光がレンチキュラレンズ61
によって光学的に集光されてホログラム記録される様子
を示すものである。
【0060】要素ホログラムの露光が済むと、ステッピ
ングモータによりホログラム記録媒体30はほぼ要素ホ
ログラム幅に相当する距離だけ送られるが、このとき、
上記レンチキュラレンズ61及びルーバーフィルム62
の接触状態を解除することなくホログラム記録媒体30
の送り操作を行っても問題はない。ただし、モータの負
荷を軽減するためには、毎回レンチキュラレンズ61及
びルーバーフィルム62の接触状態を解除(これらをホ
ログラム記録媒体30から離す。)してもよい。
【0061】上記一次拡散板としてのレンチキュラレン
ズ61及びルーバーフィルム62であるが、これらを単
に使用した場合には、その空間周波数のムラがホログラ
ムを見たときの横筋ムラとなって現れる。これは、横方
向にレンチキュラレンズ61の同じ部分が接触して露光
されるためである。例えば、ホログラム記録媒体30の
横方向において、レンズの頂部が接触する位置は、全て
の要素ホログラムにおいて同じである。
【0062】そこで、要素ホログラムの露光毎に上記レ
ンチキュラレンズ61及びルーバーフィルム62を横方
向に動かすこととする。このとき、これらレンチキュラ
レンズ61及びルーバーフィルム62をランダムに動か
すことも考えられるが、本発明では、比較的大きなピッ
チのレンチキュラレンズ61を用い、そのピッチPの1
/n(nは整数)ずつずらして露光することで画像ムラ
を低減した。
【0063】実験では、50μmピッチのレンチキュラ
レンズ61を用い、n=2とし、要素ホログラムの露光
毎に25μmずつレンズピッチ方向に動かすことによ
り、千鳥状に露光した。
【0064】この様子を示したものが、図8である。こ
の図では、レンチキュラレンズ61の頂部の位置を○印
で示し、要素ホログラム露光毎のレンチキュラレンズ6
1の位置を模式的に示している。レンチキュラレンズ6
1は、一方向に動かすようにしてもよいが、往復動させ
る方が装置構成上等の理由から好ましい。
【0065】また、nを3以上にした場合、単純にピッ
チの1/nずつ動かすだけでなく、その整数倍ずつ動か
すようにしてもい。例えば図9に示すように、n=4の
とき、0μm、25μm(=2P/n)、12.5μm
(=P/4)、37.5μm(=3P/n)のように動
かし、露光することも可能である。
【0066】比較的大きなピッチのレンチキュラレンズ
61を用いた場合、物体光はこのレンチキュラレンズ6
1によって光学的に集光されてホログラム記録されるの
で、横方向において干渉縞が形成されない部分ができ
る。
【0067】そこで、この部分を有効利用するため、図
10に示すようにホログラム記録媒体30の送りピッチ
を1/nにしたり、図11に示すように、レンチキュラ
レンズ61を動かして各要素ホログラム幅内でn回要素
ホログラムを露光した後、ホログラム記録媒体30を送
るようにしてもよい。
【0068】この場合、全体として見れば露光回数がn
倍になってしまうが、その分、別の情報を記録すること
も可能で、実質n倍の高解像記録をすることができる。
【0069】また、ルーバーフィルム62のルーバー間
隔とレンチキュラレンズ61のピッチが近いと、いわゆ
るモアレが生じてしまい、比較的大きな空間周波数のう
ねりが画像上に現れてしまうことがある。
【0070】この場合、ルーバーフィルム62の役割を
損なわない範囲でルーバーフィルム62をレンチキュラ
レンズ61に対して斜め(面内方向で斜め)に配置する
ことで、このモアレによるうねりの空間周波数を低減す
ることができる。
【0071】さらに、このモアレの間隔に対しても、レ
ンチキュラレンズ61のピッチと同様、上記のような1
/m(mは整数)の整数倍の距離ずつレンチキュラレン
ズ61を移動させることにより、画像上のムラを目立た
なくすることが可能である。
【0072】上記構成の記録媒体送り機構50におい
て、ホログラム記録媒体30の進路のうち間欠送り用ロ
ーラ52の後段には、当該進路に沿って紫外線ランプ5
4が配設されている。この紫外線ランプ54は、露光さ
れたホログラム記録媒体30のモノマMの重合を完了さ
せるためのものであり、間欠送り用ローラ52によって
送られてきたホログラム記録媒体30に対して、所定パ
ワーの紫外線UVを照射し得るようになされている。
【0073】さらに、ホログラム記録媒体30の進路の
うち紫外線ランプ54の後段には、回転自在に軸支され
たヒートローラ55と、一対の排出用送りローラ56,
57と、カッター58とが順次配設されている。
【0074】ここで、排出用送りローラ56,57は、
ホログラム記録媒体30のカバーシート30c側がヒー
トローラ55の周側面に約半周にわたって密着した状態
に巻きつくように、ホログラム記録媒体30を送るよう
になされている。この排出用送りローラ56,57は、
図示しないステッピングモータに接続されており、当該
ステッピングモータからの回転力に基づいて回転し得る
ようになされている。このステッピングモータは、制御
用コンピュータ2から供給される制御信号S2に基づい
て、1画像分の露光終了毎に1要素ホログラムに対応し
た所定角度だけ、間欠送り用ローラ52の回転と同期し
て、排出用送りローラ56,57を順次回転させる。こ
れにより、ホログラム記録媒体30は、間欠送り用ロー
ラ52と排出用送りローラ56,57と間において弛む
ことなく、確実にヒートローラ55の周側面に密着した
状態で送られることとなる。
【0075】上記ヒートローラ55は、内部にヒータ等
の発熱手段を備えており、この発熱手段により、その周
側面が約120℃程度の温度を保ち得るようになされて
いる。そして、このヒートローラ55は、送られてきた
ホログラム記録媒体30のフォトポリマ層30bをカバ
ーシート30cを介して加熱することにより、フォトポ
リマ層30bの屈折率変調度を増加させ、ホログラム記
録媒体30に記録画像を定着させる。このため、ヒート
ローラ55は、その周側面にホログラム記録媒体30が
当接し始めてから離れるまでに記録画像が定着し得る程
度の時間がかかるようにその外径が選定されている。
【0076】また、カッター58は、図示しないカッタ
ー駆動機構を備えており、このカッター駆動機構を駆動
することにより、送られてきたホログラム記録媒体30
を切断し得るようになされている。このカッター駆動機
構は、制御用コンピュータ2から供給される制御信号S
2に基づいて、ホログラム記録媒体30に視差画像列の
各画像データに基づく各画像が全て記録された後、当該
ホログラム記録媒体30の画像が記録された全ての部分
がカッター58よりも外部に排出された段階で、カッタ
ー58を駆動させる。これにより、画像データが記録さ
れた部分が他の部分から切り離され、1枚のホログラフ
ィックステレオグラムとして外部に排出される。
【0077】最後に、以上のような構成を有するホログ
ラフィックステレオグラム作成システムでホログラフィ
ックステレオグラムを作成する際の動作について説明す
る。
【0078】ホログラフィックステレオグラムを作成す
る際、制御用コンピュータ2は、データ処理部1から供
給された画像データD5に基づいて表示装置41を駆動
して、表示装置41に画像を表示させる。その後、制御
用コンピュータ2は、シャッタ32に制御信号S1を送
出して所定時間だけシャッタ32を開放させ、ホログラ
ム記録媒体30を露光する。このとき、レーザ光源31
から出射されシャッタ32を透過したレーザ光L2のう
ち、ハーフミラー33によって反射された光L3が、参
照光として、光導入用ブロック37を介してホログラム
記録媒体30に入射する。同時に、ハーフミラー33を
透過した光L4が、表示装置41に表示された画像が投
影された投影光となり、当該投影光が物体光としてレン
チキュラレンズ61及びルーバーフィルム62を介して
ホログラム記録媒体30に入射する。これにより、表示
装置41に表示された1画像が、ホログラム記録媒体3
0に短冊状の要素ホログラムとして記録される。
【0079】そして、ホログラム記録媒体30への1画
像の記録が終了すると、次いで、制御用コンピュータ2
は、間欠送り用ローラ52に接続されたステッピングモ
ータと、排出用送りローラ56,57に接続されたステ
ッピングモータとに制御信号S2を送出してこれらを駆
動し、これにより、ホログラム記録媒体30を1要素ホ
ログラム分だけ送らせる。
【0080】同時に、制御用コンピュータ2から供給さ
れる制御信号に基づいて、レンチキュラレンズ61及び
ルーバーフィルム62の移動手段である例えばステッピ
ングモータを駆動し、これらを先に述べたようにレンチ
キュラレンズ61のピッチの1/nの整数倍、あるいは
モアレの間隔の1/mの整数倍ずつ移動する。さらに、
このとき、ホログラム記録媒体30の送りピッチも、前
述のように1/n、1/mとしてもよい。
【0081】次いで、制御用コンピュータ2は、データ
処理部1から供給される次の画像データD5に基づいて
表示装置41を駆動して、次の画像を表示装置41に表
示させる。この後、上述と同様の動作を順次繰り返すこ
とにより、データ処理部1から供給される各画像データ
D5に基づく各画像が、ホログラム記録媒体30に短冊
状の要素ホログラムとして順次記録される。
【0082】すなわち、このホログラフィックステレオ
グラム作成システムでは、記憶装置12に記録された画
像デー夕に基づく画像が表示装置41に順次表示される
とともに、各画像毎にシャッタ32が開放され、各画像
がそれぞれ短冊状の要素ホログラムとしてホログラム記
録媒体30に順次記録される。このとき、ホログラム記
録媒体30は、1画像毎に1要素ホログラム分だけ送ら
れるので、各要素ホログラムは、水平方向(横方向)に
連続して並ぶこととなる。これにより、水平方向の視差
情報を含む複数の画像が、横方向に連続した複数の要素
ホログラムとしてホログラム用記録媒体30に記録さ
れ、水平方向の視差を有するホログラフィックステレオ
グラムが得られる。
【0083】この後、以上のように要素ホログラムが記
録されたホログラム記録媒体30には、紫外線ランプ5
4から紫外線UVが照射される。これにより、モノマM
の重合が完了する。次いで、ホログラム記録媒体30
は、ヒートローラ55により加熱され、これにより、記
録画像の定着がなされる。
【0084】そして、画像が記録された部分が全て外部
に送り出されると、制御用コンピュータ2は、カッター
駆動機構に制御信号S2を供給して、カッター駆動機構
を駆動する。これにより、ホログラム記録媒体30のう
ち、画像が記録された部分がカッター58によってから
切り離され、1枚のホログラフィックステレオグラムと
して外部に排出される。
【0085】以上の工程により、水平方向の視差を有す
るホログラフィックステレオグラムが完成する。
【0086】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明してきたが、本発明がこれに限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。
【0087】例えば、上記の説明では、水平方向視差の
みの(すなわち、短冊状の要素ホログラムを持つ)ホロ
グラフィックステレオグラムについて説明してきたが、
全く同様に、矩形ドット状の要素ホログラムを持ち縦横
両方の視差を持つホログラフィックステレオグラムにつ
いても本発明を適用することができる。
【0088】また、上記の説明では、反射型ホログラム
を例に説明したが、透過型ホログラムやエッジリット型
ホログラムに対しても、同様に本発明を適用することが
できる。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、安価で精度の高いレンチキュラレンズを用い
ているので、ホログラフィックステレオグラムの作成シ
ステムを安価に構成することができ、また、同時に横筋
ムラをなくし画像の均一性を向上させることができる。
【0090】さらに、本発明によれば、画像情報を増や
すことができ、縦方向解像度や視差方向解像度を向上さ
せることができ、明るいホログラフィックステレオグラ
ムを作成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホログラフィックステレオグラム作成システム
の一構成例を示す模式図である。
【図2】ホログラフィックステレオグラムプリンタ装置
の光学系の一例を示す模式図である。
【図3】ホログラム用記録媒体の一例を示す断面図であ
る。
【図4】光重合型フォトポリマの感光プロセスを示す模
式図である。
【図5】記録媒体送り機構の一構成例を示す模式図であ
る。
【図6】レンチキュラレンズとルーバーフィルムの配置
を示す模式図である。
【図7】レンチキュラレンズによる物体光の集光状態を
示す模式図である。
【図8】レンチキュラレンズ及びホログラム記録媒体の
移動操作の一例を示す模式図である。
【図9】レンチキュラレンズ及びホログラム記録媒体の
移動操作の他の例を示す模式図である。
【図10】レンチキュラレンズ及びホログラム記録媒体
の移動操作のさらに他の例を示す模式図である。
【図11】レンチキュラレンズ及びホログラム記録媒体
の移動操作のさらに他の例を示す模式図である。
【図12】ホログラフィックステレオグラムの作成方法
を示す模式図である。
【符号の説明】
30 ホログラム記録媒体、31 レーザ光源、41
表示装置、61 レンチキュラレンズ、62 ルーバー
フィルム、L3 参照光、L4 物体光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段にホログラム記録媒体の座標位
    置に対応した画像を表示させ、この表示手段を透過した
    レーザ光を物体光としてホログラム記録媒体の前記座標
    位置に集光するとともに、表示手段を透過する前のレー
    ザ光の一部を参照光としてホログラム記録媒体に同時に
    照射し、前記ホログラム記録媒体に短冊状またはドット
    状の要素ホログラムを順次形成するホログラフィックス
    テレオグラムの作成方法において、 上記ホログラム記録媒体の直前に集光された物体光を一
    次元拡散するレンチキュラレンズを一次元拡散板として
    配置するとともに、ルーバーフィルムをこの一次元拡散
    板に対して斜めに配置し、 上記レンチキュラレンズを一次元拡散方向に要素ホログ
    ラム記録毎に移動することを特徴とするホログラフィッ
    クステレオグラムの作成方法。
  2. 【請求項2】 上記レンチキュラレンズを当該レンチキ
    ュラレンズの繰り返しピッチの1/n(nは整数であ
    る。)の整数倍ずつ移動することを特徴とする請求項1
    記載のホログラフィックステレオグラムの作成方法。
  3. 【請求項3】 レンチキュラレンズを往復動させること
    を特徴とする請求項1記載のホログラフィックステレオ
    グラムの作成方法。
  4. 【請求項4】 各要素ホログラムを記録するに際し、レ
    ンチキュラレンズを移動しながらn回要素ホログラムを
    記録することを特徴とする請求項2記載のホログラフィ
    ックステレオグラムの作成方法。
  5. 【請求項5】 ホログラム記録媒体の送りピッチを1/
    nとすることを特徴とする請求項2記載のホログラフィ
    ックステレオグラムの作成方法。
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