JPH1184994A - 画像記録装置及び画像記録方法、並びに画像記録媒体 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法、並びに画像記録媒体

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JPH1184994A
JPH1184994A JP24310197A JP24310197A JPH1184994A JP H1184994 A JPH1184994 A JP H1184994A JP 24310197 A JP24310197 A JP 24310197A JP 24310197 A JP24310197 A JP 24310197A JP H1184994 A JPH1184994 A JP H1184994A
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hologram
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JP24310197A
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Akira Shirokura
明 白倉
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H1/268Holographic stereogram
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H2001/2605Arrangement of the sub-holograms, e.g. partial overlapping
    • G03H2001/261Arrangement of the sub-holograms, e.g. partial overlapping in optical contact
    • G03H2001/2615Arrangement of the sub-holograms, e.g. partial overlapping in optical contact in physical contact, i.e. layered holograms

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に画像合成の効果が楽しめる画像記録装
置及び画像記録方法、並び画像記録媒体を提供する。 【解決手段】 本発明の画像記録装置は、視差情報を有
する複数の画像を第1の記録媒体に記録してホログラフ
ィックステレオグラムを作成する記録手段と、上記記録
手段でホログラフィックステレオグラムが作成された第
1の記録媒体と予めホログラムが作成されている第2の
記録媒体とを、ホログラフィックステレオグラム画像と
ホログラム画像とが重なり合うように貼り付ける貼付手
段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラフィック
ステレオグラムに関するものであり、特に、3次元画像
と2次元画像とを組み合わせて再生することが可能な画
像記録装置及び画像記録方法、並びに画像記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィックステレオグラムは、複
数の2次元画像から3次元画像を得られるようにしたも
のであり、被写体を異なる観察点から順次撮影すること
により得られた多数の画像を原画として、これらを1枚
の記録媒体に矩形状又はドット状の要素ホログラムとし
て順次記録することにより作成される。
【0003】例えば、横方向の視差情報を持つホログラ
フィックステレオグラムを作成する際は、図13に示す
ように、先ず、被写体101を横方向の異なる観察点か
ら順次撮影することにより、視点が異なり横方向の視差
情報を有する複数の画像からなる視差画像列102を得
る。なお、この視差画像列102は、実際に被写体を撮
影したものでなくてもよく、例えば、コンピュータによ
って生成されたCAD(Computer Aided
Design)画像やCG(Computer Gr
aphics)画像等からなるものであってもよい。そ
して、この視差画像列102の各画像を、矩形状の要素
ホログラム103として記録媒体104に横方向に連続
するように順次記録する。このようにして、横方向に視
差情報を持つホログラフィックステレオグラムが得られ
る。
【0004】このホログラフィックステレオグラムで
は、横方向の異なる観察点から順次撮影することにより
得られた複数の画像の情報が、矩形状の要素ホログラム
として横方向に連続するように順次記録されている。し
たがって、このホログラフィックステレオグラムを観察
者が両目で見たとき、観察者の左右の目にそれぞれ写る
画像は若干異なるものとなるため、観察者は視差を感
じ、3次元画像が再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】立体的な3次元画像を
記録媒体に記録する装置として、上述のようなホログラ
フィックステレオグラムの原理を利用して3次元画像を
記録媒体に記録する画像記録装置の研究が進められてい
る。これを利用したアプリケーションの一つとして、予
め作成しておいた3次元画像データと新たに撮影した視
差画像データとを合成して、一つのホログラフィックス
テレオグラムを作成する方法がある。これによれば、例
えば、CG画像と実写画像を合成したものや、時間や空
間が異なり別々に撮影された画像を合成したものなどを
作ることが可能である。
【0006】しかし、一般的に大きいサイズのホログラ
フィックステレオグラムの作成装置は、装置自体が大型
化する上、出力にも長時間必要である。上述のような画
像合成をする場合は、さらに画像合成のための装置と時
間も必要になる。
【0007】一方、エンボスあるいは密着露光により複
製されるホログラムは短時間に安価に製作が可能であ
る。
【0008】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、簡便に画像合成の効果が楽しめ
る画像記録装置及び画像記録方法、並びに画像記録媒体
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置
は、視差情報を有する複数の画像を第1の記録媒体に記
録してホログラフィックステレオグラムを作成する記録
手段と、上記記録手段でホログラフィックステレオグラ
ムが作成された第1の記録媒体と予めホログラムが作成
された第2の記録媒体とを、ホログラフィックステレオ
グラム画像とホログラム画像とが重なり合うように貼り
付ける貼付手段とを有することを特徴とする。
【0010】記録手段では、視差情報を有する複数の画
像を第1の記録媒体に記録してホログラフィックステレ
オグラムを作成する。貼付手段では、ホログラフィック
ステレオグラムが作成された第1の記録媒体とホログラ
ムが作成されている第2の記録媒体とを貼り付けて、ホ
ログラフィックステレオグラム画像とホログラム画像と
を重ね合わせて一つの画像とする。
【0011】本発明の画像記録方法は、視差情報を有す
る複数の画像を第1の記録媒体に記録してホログラフィ
ックステレオグラムを作成する記録工程と、上記記録工
程でホログラフィックステレオグラムが作成された上記
第1の記録媒体と予めホログラムが作成されている第2
の記録媒体とを、ホログラフィックステレオグラム画像
とホログラム画像とが重なり合うように貼り付ける貼付
工程とを有することを特徴とする。
【0012】記録工程では、視差情報を有する複数の画
像が第1の記録媒体に記録されホログラフィックステレ
オグラムが作成される。貼付工程では、ホログラフィッ
クステレオグラムが作成された第1の記録媒体とホログ
ラムが作成されている第2の記録媒体とが貼り付けられ
る。ホログラフィックステレオグラム画像とホログラム
画像とが重ね合わせられて一つの画像とされる。
【0013】本発明の画像記録媒体は、ホログラフィッ
クステレオグラムが作成されている第1の記録媒体と、
ホログラムが作成されている第2の記録媒体とが貼り合
わされてなり、ホログラフィックステレオグラム画像と
ホログラム画像とが同時に再生されることを特徴とす
る。
【0014】この画像記録媒体では、ホログラフィック
ステレオグラム画像とホログラム画像とが合成された画
像が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は
以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で、任意の変更が可能であることは言うま
でもない。
【0016】まず、本発明でホログラフィックステレオ
グラムが作成される記録媒体について図面を参照しなが
ら説明する。
【0017】図1に示すように、この第1の記録媒体1
は、無色透明の樹脂等よりなるフィルム状の基体2と、
基体2上に形成されホログラフィック材料よりなる記録
層3とを有する。なお、第1の記録媒体1は、記録層3
上に形成され無色透明の樹脂等よりなる保護層4を有し
ていてもよい。
【0018】この記録媒体に3次元画像を記録する際
は、後述するように、参照光が基体2を透過して記録層
3に入射するとともに、物体光が保護層4を透過して記
録層3に入射し、参照光と物体光との干渉縞が記録層3
に記録される。したがって、基体2及び保護層4は、光
散乱が少ないこと、複屈折が少ないこと、光透過率が高
いこと等の光学特性を有していることが好ましい。
【0019】一方、記録層3には、公知のホログラフィ
ック材料が広く使用可能であるが、特に、参照光と物体
光との干渉によって生じる干渉縞を屈折率の変化として
記録するものが好適である。記録層3を形成するホログ
ラフィック材料として例えば、デュポン社製の商品名
「OMNI−DEX」等が好適である。このホログラフ
ィック材料は、光重合型フォトポリマからなり、初期状
態では、図2に示すように、モノマ5がマトリクスポリ
マ6に均一に分散している。このホログラフィック材料
は、図3に示すように、10mJ/cm2〜400mJ
/cm2程度のエネルギーの光Laがモノマ5に照射さ
れると、照射された光Laのエネルギーに応じて、露光
された部分のモノマ5が重合する。そして、モノマ5が
重合する結果、モノマ5の濃度が場所によって変化する
ため、屈折率変調が生じる。光Laが照射された後、図
4に示すように、1000mJ/cm2程度のエネルギ
ーの紫外線Lbが全面に照射されることにより、モノマ
5の重合が完了し、屈折率変調度が増加されるととも
に、この屈折率変調が定着する。
【0020】つぎに、以上のような第1の記録媒体1に
対して、ホログラフィックステレオグラムとして3次元
画像を記録するとともに、予め作成されたホログラムと
を重ねあわせて出力する、本発明の画像記録装置につい
て説明する。
【0021】この画像記録装置で作成されるホログラフ
ィックステレオグラムは、物体光と参照光との干渉縞が
記録された記録媒体自体をホログラフィックステレオグ
ラムとする、いわゆるワンステップホログラフィックス
テレオグラムである。
【0022】この画像記録装置は、図5に示すように、
記録対象の画像データの処理を行うデータ処理部7と、
この装置全体の制御を行う制御用コンピュータ8と、ホ
ログラフィックステレオグラム作成用の光学系を有する
露光処理部9とから構成されている。
【0023】上記データ処理部7は、視差画像列撮影装
置や視差画像列生成用コンピュータ等から視差画像列D
1を読み込む。そして読み込んだ当該視差画像列D1に
対して画像処理用コンピュータ10によってホログラフ
ィックステレオグラム用の所定の画像処理、例えば視点
変換処理やキーストン歪み補正処理等を施す。所定の画
像処理が施された画像データD2を、メモリ又はハード
ディスク等の記憶装置11に記録する。
【0024】ここで、視差画像列撮影装置は、例えば、
多眼式カメラによる同時撮影や移動式カメラによる連続
撮影等によって、被写体を横方向の異なる複数の視点か
ら撮影したものを視差画像列D1として画像処理用コン
ピュータ10に供給する。また、視差画像列生成用コン
ピュータは、CADやCG等の手法を利用して、視差情
報を含む複数の画像からなる視差画像列を作成し、当該
視差画像列を画像処理用コンピュータ10に供給する。
【0025】また、データ処理部7は、ホログラフィッ
クステレオグラムを作成する際に、記憶装置11から1
画像分毎に画像データを順番に読み出し、この画像デー
タを制御用コンピュータ8に送出する。
【0026】制御用コンピュータ8は、露光処理部9を
制御して、データ処理部7から供給された画像データD
3に基づく画像を、露光処理部9内にセットされた第1
の記録媒体1に、矩形状の要素ホログラムとして順次記
録する。
【0027】このとき、制御用コンピュータ8は、後述
するように、露光処理部9に設けられたシャッタ、表示
装置及びプリンタヘッド部等の制御を行う。すなわち、
制御用コンピュータ8は、シャッタに制御信号S1を送
出してシャッタの開閉を制御し、また、表示装置に画像
データD4を供給して表示装置に当該画像データD4に
基づく画像を表示させ、また、プリンタヘッド部に制御
信号S2を送出してプリンタヘッド部による第1の記録
媒体1の送り動作等を制御する。
【0028】上記露光処理部9について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。ここで、図6は、露光処理部9
の全体の光学系を上方から見た図であり、図7は、露光
処理部9の光学系の物体光用の部分を横方向から見た図
である。なお、本発明を適用した画像記録装置におい
て、光学系は図6及び図7に示すようなものでなくても
よく、ホログラフィックステレオグラムを作成すること
ができるものであれば、例えば、参照光の入射方向や、
レンズの数、種類、組合せ等を適宣変更することが可能
である。
【0029】図6に示すように、露光処理部9は、所定
の波長のレーザ光を出射するレーザ光源12と、レーザ
光源12からのレーザ光L1の光軸上に配されたシャッ
タ13及びハーフミラー14とを備えている。
【0030】上記シャッタ13は、制御用コンピュータ
8によって制御され、第1の記録媒体1を露光しないと
きには閉じられ、第1の記録媒体1を露光するときに解
放される。なお、本実施の形態では、シャッタ13を用
いてレーザ光のオン/オフを切り換えているが、レーザ
ー光源に、半導体レーザのように立ち上がり後すぐに安
定なレーザ光が出射される光源を使用するときには、シ
ャッタ13を用いずに、レーザ光源12自体をオン/オ
フするようにしても良い。
【0031】ハーフミラー14は、シャッタ13を通過
してきたレーザ光L2を、参照光と物体光とに分離する
ためのものであり、ハーフミラー14によって反射され
た光L3が参照光となり、ハーフミラー14を透過した
光L4が物体光となる。
【0032】ハーフミラー14によって反射された光L
3の光軸上には、参照光用の光学系として、シリンドリ
カルレンズ15と、参照光を平行光とするためのコリメ
ータレンズ16と、コリメータレンズ16からの平行光
を反射する全反射ミラー17とが、それぞれ配置されて
いる。
【0033】そして、ハーフミラー14によって反射さ
れた光L3は、先ず、シリンドリカルレンズ15によっ
て発散光とされ、次いで、コリメータレンズ16によっ
て平行光とされる。その後、全反射ミラー17によって
反射され、第1の記録媒体1に入射する。
【0034】一方、ハーフミラー14を透過した光L4
の光軸上には、図6及び図7に示すように、物体光用の
光学系として、ハーフミラー14からの透過光を反射す
る全反射ミラー18と、凸レンズとピンホールを組み合
わせたスペーシャルフィルタ19と、物体光を平行光と
するためのコリメータレンズ20と、記録対象の画像を
表示する表示装置21と、物体光を第1の記録媒体1に
投影するための投影レンズ22と、物体光を第1の記録
媒体1上に集光させるシリンドリカルレンズ23とがそ
れぞれ配置されている。
【0035】そして、ハーフミラー14を透過した光L
4は、全反射ミラー18によって反射された後、スペー
シャルフィルタ19によって点光源からの拡散光とされ
る。次に、コリメータレンズ20によって平行光とさ
れ、その後、表示装置21に入射する。ここで、表示装
置21は、例えば液晶パネルからなる透過型の画像表示
装置であり、制御用コンピュータ8から送られた画像デ
ータD4に基づく画像を表示する。そして、表示装置2
1を透過した光は、表示装置21に表示された画像に応
じて変調された後、投影レンズ22を介してシリンドリ
カルレンズ23に入射する。
【0036】そして、表示装置21を透過した光は、シ
リンドリカルレンズ23により横方向に集束され、この
集束光が物体光として第1の記録媒体1に入射する。す
なわち、この露光処理部9では、表示装置21からの投
影光が矩形状の物体光として第1の記録媒体1に入射す
る。
【0037】ここで、参照光及び物体光は、参照光が第
1の記録媒体1の一方の主面に入射し、物体光が第1の
記録媒体1の他方の主面に入射するようにする。すなわ
ち、第1の記録媒体1の一方の主面に、参照光を所定の
入射角度にて入射させるとともに、第1の記録媒体1の
他方の主面に、物体光を第1の記録媒体1に対して光軸
がほぼ垂直となるように入射させる。これにより、参照
光と物体光とが第1の記録媒体1の記録層3上において
干渉し、参照光と物体光との干渉によって生じる干渉縞
が、第1の記録媒体1の記録層3に屈折率の変化として
記録される。
【0038】ここで、ハーフミラー14によって反射さ
れ第1の記録媒体1に入射する参照光の光路長と、ハー
フミラー14を透過し表示装置21を介して第1の記録
媒体1に入射する物体光の光路長とは、ほぼ同じ長さと
することが好ましい。参照光の光路長と物体光の光路長
とをほぼ同じ長さとすることで、参照光と物体光との干
渉性が高まり、ホログラフィックステレオグラムの画質
が向上する。
【0039】また、この露光処理部9は、制御用コンピ
ュータ8の制御のもとに、第1の記録媒体1を間欠送り
し得るプリンタヘッド部24を有している。このプリン
タへッド部は、プリンタヘッド部24に所定の状態でセ
ットされた第1の記録媒体1に、1つの画像が1つの要
素ホログラムとして記録される毎に、制御用コンピュー
タ8からの制御信号に基づいて、第1の記録媒体1を1
要素ホログラム分だけ間欠送りする。このようにして、
データ処理部7で処理された画像データに基づく画像
が、要素ホログラムとして、第1の記録媒体1に横方向
に連続するように順次記録される。
【0040】上記プリンタヘッド部24について、図面
を参照しながら詳細に説明する。図8にプリンタヘッド
部24の一構成例を示す。
【0041】このプリンタヘッド部24は、フィルムカ
ートリッジ25と、間欠送り用ローラ26,27と、光
学部品30と、ピンチローラ31と、紫外線ランプ32
と、ヒートローラ33と、貼付部34とからなる。
【0042】このプリンタヘッド部24は、所定位置に
装填されたフィルムカートリッジ25内の間欠送り用ロ
ーラ26を、所定のトルクをもって回転自在に軸支する
とともに、当該フィルムカートリッジ25から引き出さ
れた第1の記録媒体1を、間欠送り用ローラ26,27
とピンチローラ31とで挟み込むようにして保持し得る
ようになされている。これにより、第1の記録媒体1
は、間欠送り用ローラ26と間欠送り用ローラ27との
間において、物体光に対してほぼ垂直に保持されてい
る。
【0043】間欠送り用ローラ26と間欠送り用ローラ
27は、図示しないトーションコイルばねにより、互い
に離反する方向に付勢されている。これにより、間欠送
り用ローラ26と間欠送り用ローラ27との間に掛け渡
されるように配される第1の記録媒体1に対して、所定
の張力が付与されている。この結果、第1の記録媒体1
の位置が安定し、第1の記録媒体1に生じる振動が抑制
される。なお、このような張力は、ピンチローラ方式や
スプロケット送り方式等によって付与するようにしても
よい。
【0044】光学部品30は、1次元拡散板28とルー
バフィルム29とを湾曲させた状態で一体に貼り合わせ
たもので、間欠送り用ローラ26と間欠送り用ローラ2
7との間に、物体光の入射位置に対応させて配置され
る。この光学部品30は、図示しない光学部品駆動機構
により、矢印bで示すような第1の記録媒体1と近接又
は離間する方向に移動自在に保持されている。
【0045】ここで、1次元拡散板28は、ホログラフ
ィックステレオグラムに縦方向の視野角を持たせるため
のものである。すなわち、この1次元拡散板28によっ
て、物体光が縦方向、すなわち作成される要素ホログラ
ムの長軸方向に拡散される。そして、作成されるホログ
ラフィックステレオグラムは縦方向の視野角を有するこ
ととなる。また、ルーバーフィルム29は、微細な簾状
の格子を有する光学部品であり、第1の記録媒体1を透
過した参照光が1次元拡散板28によって反射されて、
再び第1の記録媒体1に入射するのを防ぐためのもので
ある。
【0046】上記光学部品駆動機構は、露光動作開始前
に制御用コンピュータ8から供給される制御信号に基づ
いて駆動し、光学部品30を第1の記録媒体1に近接す
る方向に移動させる。これにより、光学部品30は、間
欠送り用ローラ26と間欠送り用ローラ27との間にロ
ーディングされた第1の記録媒体1に押しつけられる。
このように、光学部品30を第1の記録媒体1に押しつ
けることにより、第1の記録媒体1の微小振動を抑える
ことができる。第1の記録媒体1の微小振動を抑えるこ
とで、回折効率に優れ、明るい再生像が得られるホログ
ラフィックステレオグラムを作成することが可能とな
る。
【0047】間欠送り用ローラ26,27は、図示しな
いステッピングモータによって矢印cで示す方向に自在
に回転し得るようになされている。このステッピングモ
ータは、制御用コンピュータ8から供給される制御信号
S2に基づいて、1画像分の露光終了毎に間欠送り用ロ
ーラ26,27を順次所定角度だけ回転させるようにな
されている。間欠送り用ローラ26,27の回転によ
り、第1の記録媒体1が1画像分の露光終了毎に1要素
ホログラム分だけ送られる。
【0048】また、第1の記録媒体1の進路のうち間欠
送り用ローラ27の後段には、第1の記録媒体1の進路
に沿って紫外線ランプ32と、回転自在に軸支されたヒ
ートローラ33とが配設されている。
【0049】紫外線ランプ32は、間欠送り用ローラ2
7によって送られてくる第1の記録媒体1に対して紫外
線Lbを照射するものであり、この紫外線ランプ32に
よって第1の記録媒体1に紫外線Lbが照射されること
により、第1の記録媒体1の記録層3のモノマ5の重合
が完了する。
【0050】ヒートローラ33は、内部にヒータ等の発
熱手段が設けられており、ヒートローラ33の周面が約
120℃程度の温度を保ち得るようになされている。そ
して、このヒートローラ33は、第1の記録媒体1を加
熱することにより、記録層3の屈折率変調度を増加さ
せ、記録層3に記録画像を定着させる。
【0051】さらに、第1の記録媒体1の進路のうちヒ
ートローラ33の後段には、第1の記録媒体1と第2の
記録媒体35とを貼り付ける貼付部34がある。
【0052】貼付部34は、第2の記録媒体35を供給
する供給部36と、第2の記録媒体35上の所定の位置
に、第1の記録媒体1を貼り付けるためのプレスローラ
37とからなる。
【0053】供給部36によって第2の記録媒体35が
供給される。供給された第2の記録媒体35上の所定位
置に第1の記録媒体1が重ね合わされ、そしてプレスロ
ーラ37によって加圧されることにより、第2の記録媒
体35上に第1の記録媒体1が貼り付けられる。
【0054】この貼付部34において第1の記録媒体1
が貼り付けられる第2の記録媒体35は、図9に示すよ
うに、基体38と、基体38上に形成された記録層39
とを有する。そして、記録層39の一部又は全体にホロ
グラムが予め作成され、ホログラム上に透明な粘着層4
0が形成されている。また、この第2の記録媒体35
は、粘着層上に保護層41が形成されていてもよい。ホ
ログラム上に保護層41が形成されている場合は、図示
しない保護層剥離手段によって貼付前に予め保護層41
が剥離されて粘着層40が剥きだしにされる。
【0055】この貼付部34において、第1の記録媒体
1と第2の記録媒体35とは、例えば図10に示すよう
に、ホログラフィックステレオグラムが作成された記録
層3及びホログラムが作成された記録層39を内側にし
て、粘着層40を介して貼り付けられる。
【0056】また、本実施の形態では、第1の記録媒体
1と第2の記録媒体35との貼付手段を、画像記録装置
に内蔵させたが、別個に貼付装置として設けてもよい
し、また、手作業により貼り付けてもよい。
【0057】さらに、図11に示すように、第1の記録
媒体1と第2の記録媒体35とを貼り付ける際、第1の
記録媒体1を貼り付ける向きや位置を示すマーク42
を、第2の記録媒体35側に形成しておくとよい。この
マーク42は、ホログラム作成後に、別の印刷手段によ
って形成してもよいし、またホログラム画像中にマーク
42が示されていてもよい。このマーク42は手作業の
場合、目視により確認しながら所定の位置に貼り付ける
ことができる他、機械的に貼り付ける場合は装置側で検
出して高精度におこなうことも可能である。
【0058】上述の例では、第2の記録媒体35側に粘
着層40を設けたが、第1の記録媒体1と第2の記録媒
体35とが位置ずれなく貼付されるのであれば、第1の
記録媒体1側に粘着層を設けてもよいし、記録媒体に粘
着層を設けずに粘着シートを挟んでもよい。また、粘着
層によらず、第1の記録媒体1と第2の記録媒体35と
を透明フィルムにより上下から挟み込むことで貼付して
もよい。
【0059】以上のような画像記録装置によって3次元
画像と2次元画像とを組み合わせた画像を第1の記録媒
体1に記録する際は、先ず、第1の記録媒体1を間欠送
り用ローラ26と間欠送り用ローラ27との間にローデ
ィングさせた状態で、制御用コンピュータ8からプリン
タヘッド部24の光学部品駆動機構に制御信号を送出し
て、光学部品駆動機構を駆動させ、光学部品30を第1
の記録媒体1に所定圧力で押しつける。
【0060】次いで、制御用コンピュータ8から露光処
理部9の表示装置21に画像データD4を送出し、当該
画像データD4に基づく露光用画像を表示装置21に表
示させるとともに、制御用コンピュータ8からシャッタ
13に制御信号S1を送出し、所定時間だけシャッタ1
3を開放させ、第1の記録媒体1を露光する。
【0061】このとき、レーザ光源12から出射されシ
ャッタ13を透過したレーザ光のうち、ハーフミラー1
4によって反射された光L3が、参照光として第1の記
録媒体1に入射する。また、ハーフミラー14を透過し
た光L4が、表示装置21に表示された画像が投影され
た投影光となり、当該投影光が物体光として第1の記録
媒体1に入射する。このようにして、表示装置21に表
示された露光用画像が、第1の記録媒体1に矩形状の要
素ホログラムとして記録される。
【0062】そして、第1の記録媒体1への1画像の記
録が終了したら、次いで、制御用コンピュータ8からプ
リンタヘッド部24に制御信号S2を送出し、第1の記
録媒体1を1要素ホログラム分だけ送らせる。
【0063】以上の動作を、表示装置21に表示させる
露光用画像を視差画像列順に順次変えて繰り返す。これ
により、データ処理部7によって処理された画像データ
に基づく露光用画像が、第1の記録媒体1に矩形状の要
素ホログラムとして順次記録される。
【0064】以上のように、この画像記録装置では、デ
ータ処理部7によって処理された画像データに基づく複
数の露光用画像が表示装置21に順次表示されるととも
に、各画像毎にシャッタ13が開放され、各画像がそれ
ぞれ矩形状の要素ホログラムとして第1の記録媒体1に
順次記録される。このとき、第1の記録媒体1は、1画
像毎に1要素ホログラム分だけ送られるので、各要素ホ
ログラムは、横方向に連続して並ぶこととなる。これに
より、横方向の視差情報を含む複数の画像が、横方向に
連続した複数の要素ホログラムとして第1の記録媒体1
に記録され、横方向の視差を有するホログラフィックス
テレオグラムが得られる。
【0065】また、このように露光された第1の記録媒
体1は、その後、プリンタヘッド部24において、紫外
線ランプ32によって第1の記録媒体1の全面に亘って
紫外線Lbが照射され、第1の記録媒体1の記録層3の
モノマ5の重合が完了する。さらに、この紫外線ランプ
32の後段において、ヒートローラ33により、第1の
記録媒体1が加熱され、記録層3の屈折率変調度が増加
し、記録画像が定着する。
【0066】そして、この後、貼付部34によって、第
1の記録媒体1と、予めホログラムが作成された第2の
記録媒体35が貼り合わされてホログラフィックステレ
オグラム画像とホログラム画像とが合成されることとな
る。
【0067】本発明において、第2の記録媒体35上に
作成されているホログラムは、マスターホログラムから
機械的あるいは光学的に複製することにより作成された
複製ホログラムであることが好ましい。以下、複製ホロ
グラムの作成方法について述べる。
【0068】ホログラムの複製には、エンボスによる方
法と、密着露光による方法とがある。
【0069】エンボスによる複製ホログラムは、参照光
と物体光との干渉縞をレリーフ形状に記録したマスター
ホログラムをもとにスタンパを作製し、このスタンパか
ら、熱プレスによるエンボス複製により作製される。
【0070】先ず、フォトレジスト等の感光材料が塗布
された乾板を用いて、感光材料の厚み変化により参照光
と物体光との干渉縞を記録する。干渉縞がフォトレジス
トにレリーフ形状で記録され、これがマスターホログラ
ムとなる。
【0071】次に、マスターホログラムよりスタンパを
作製する。まず、マスターホログラムの表面に蒸着法又
は無電解メッキ法等により金薄膜や銀薄膜を形成して導
電性を与える。次にこの導電性薄膜を電極として、ニッ
ケルを電解メッキ法によりマスターホログラムのレリー
フ上に十分厚くニッケル層を形成する。最後にニッケル
層を剥離してスタンパが得られる。
【0072】このスタンパを用いて行うホログラムのエ
ンボス複製は、加熱プレス工程、冷却工程、剥離工程と
を経て行われる。
【0073】ホログラムが作成される記録層は、塩化ビ
ニル、ポリスチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
よりなり、加熱プレス工程でガラス転移温度以上に昇温
されて軟化する。軟化した記録層にホログラムスタンパ
が押し付けられて、マスターホログラムのレリーフ形状
が記録層に付型される。冷却工程で樹脂は固化し、剥離
工程で剥離された後もこの形状を保ちホログラムが複製
される。
【0074】マスターホログラムやスタンパを作る工程
までは手間やコストがかかるが、複製は容易にできるた
め、量産した際の価格は下がり、ディスプレイ用途や偽
造防止等のセキュリティ目的に、クレジットカードなど
に多く使われている。
【0075】もう一つの複製ホログラムは、マスターホ
ログラムは反射型のリップマンホログラムとして作成
し、密着露光により複製するものである。
【0076】マスターホログラムは、参照光と物体光と
を、記録材料に対し、互いに反対方向から入射させて、
その干渉縞をフォトレジストの屈折率変調により記録す
る。
【0077】複製ホログラムは、マスターホログラムを
密着露光することにより得られる。複製ホログラムが作
成される記録媒体は、フィルム状の基体上にフォトレジ
ストからなる記録層が形成されている。
【0078】図12に示すように、マスターホログラム
43は略円柱状のシリンダー44上に搭載されている。
フィルム状の記録媒体45は、このマスターホログラム
43が搭載されたシリンダー44の周面をマスターホロ
グラム43に密着して走行する。そして、マスターホロ
グラム43に密着して走行する記録媒体45に光が照射
される。この光は記録媒体45を透過してマスターホロ
グラム43に照射し、マスターホログラム43の表面で
反射する。マスターホログラム43の表面で反射した光
と記録媒体45に照射された光とが干渉し、その干渉縞
が記録媒体45の記録層にフォトレジストの屈折率変調
により記録される。
【0079】いずれの複製ホログラムも、量産すると1
枚当たりのコストは安くなる。いわゆる大量複製向きで
ある反面、人物など1枚1枚異なる実物体やデザインC
Gなどを出力するのには向いていない。
【0080】ホログラフィックステレオグラムが作成さ
れた第1の記録媒体1を、ホログラムが作成された第2
の記録媒体35上に貼り付けることにより、両方の画像
を同時に再生することができる。したがって、ホログラ
フィックステレオグラム画像とホログラム画像との2つ
の画像を合成することができる。
【0081】なお、ワンステップで作成するホログラフ
ィックステレオグラム画像と、予め作成しておくホログ
ラム画像とが、効果的に合成された状態で画像を再生さ
せるためには、これら2種類のホログラムの照明光は同
じ角度から照明されるように、作成時の参照光の入射角
度を考慮する必要がある。
【0082】実際には、第1の記録媒体1上のホログラ
フィックステレオグラムが作成されるのは、第2の記録
媒体35上のホログラムが作成されるより後になる場合
が多いので、第2の記録媒体35上のホログラムの一
部、実際にはその基体2の一部やパッケージの一部に、
第1の記録媒体1上に作成されるホログラフィックステ
レオグラムの参照光の好ましい入射角度を記録してお
き、その情報をもとにホログラフィックステレオグラム
の作成条件を決める。画像記録装置内において、この情
報を検知し自動的に参照光入射角度を変更することも可
能である。
【0083】本発明を適用すれば、例えば図11に示す
ように、観光地特有の景色や有名キャラクターなどの立
体像を予め印画したホログラムを大量に複製しておく。
そして人を撮影した3次元画像情報を元にワンステップ
ホログラフィックステレオグラムをプリンタでプリント
アウト後、上記ホログラムを貼り付けることで、効果的
な合成ホログラムが簡単にできることになる。
【0084】ホログラムと貼り合わされるホログラフィ
ックステレオグラムは同一サイズである必要はない。一
般的にワンステップでホログラフィックステレオグラム
を作成する方が時間がかかるので、例えば絵葉書サイズ
のホログラムの一部に小さいホログラフィックステレオ
グラムを貼り付け、大きなホログラムの中に入りこんだ
ような立体像をつくることも可能である。こうすれば、
ホログラフィックステレオグラム自体は小さくてもより
効果的な画像表現ができることになる。
【0085】なお、本実施の形態においては、矩形状の
複数の要素ホログラムを1つの記録媒体に記録すること
によって横方向の視差情報を持たせたホログラフィック
ステレオグラムを例に挙げて説明したが、本発明は、縦
方向の視差情報を持たせたホログラフィックステレオグ
ラムや、ドット状の複数の要素ホログラムを1つの記録
媒体に記録することによって横方向及び縦方向の視差情
報を持たせたホログラフィックステレオグラムに対して
も適用可能であることは言うまでもない。
【0086】また、本実施の形態においては、単色のホ
ログラフィックステレオグラムを例に挙げて説明した
が、カラーのホログラフィックステレオグラムに対して
も本発明は適用可能である。カラーのホログラフィック
ステレオグラムを作成するときは、例えば、記録用の光
として光の3原色となる3つの光を使用するようにすれ
ばよい。
【0087】なお、本実施の形態では、ホログラムが作
成された第2の記録媒体35上に、ホログラフィックス
テレオグラムを作成した第1の記録媒体1を貼り付ける
構成を示したが、これに限らず、ホログラフィックステ
レオグラムを作成した第1の記録媒体1上に、ホログラ
ムが作成された第2の記録媒体35を貼り付けてもよ
い。例えば、第2の記録媒体35上に作成されたホログ
ラムが、記録層の屈折率変調により参照光と物体光との
干渉縞を記録したものである場合、ホログラフィックス
テレオグラムを作成した第1の記録媒体1上に、ホログ
ラムが作成された第2の記録媒体35を貼り付けて画像
を同時に再生することが可能である。
【0088】本実施の形態では、ホログラフィックステ
レオグラム、ホログラム共に反射型再生のホログラムで
説明したが、透過型、即ち観察者に対して裏側から光を
入射するホログラムでも適用可能である。
【0089】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明では、ホロ
グラフィックステレオグラムとして記録された画像と、
予め作成されたホログラム画像とを貼り付けて、画像を
同時に再生することができる。
【0090】従って本発明では、例えば、CG画像と実
写画像との合成や、別々に撮影され、時間や空間が異な
る画像の合成が簡単に行えるので、効果的な画像を作成
することができ、表現の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録媒体の一構成例を示す断面図である。
【図2】ホログラフィック材料の感光プロセスを説明す
る図である。
【図3】ホログラフィック材料の感光プロセスを説明す
る図であり、ホログラフィック材料に光を照射した状態
を示す図である。
【図4】ホログラフィック材料の感光プロセスを説明す
る図であり、ホログラフィック材料に紫外線を照射した
状態を示す図である。
【図5】画像記録装置の一構成例を示す図である。
【図6】露光処理部の光学系の一構成例を示す図であ
る。
【図7】露光処理部の光学系の一構成例を示す図であ
る。
【図8】プリンタヘッド部の一構成例を示す図である。
【図9】記録媒体の一構成例を示す断面図である。
【図10】第1の記録媒体と第2の記録媒体とが貼り合
わされた後の状態例を示す図である。
【図11】第1の記録媒体と第2の記録媒体とが貼り合
わされた後の状態例を示す図である。
【図12】ホログラムの複製方法を説明する図である。
【図13】ホログラフィックステレオグラムの作成方法
を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の記録媒体、 2 基体、 3 記録層、 4
保護層、7 データ処理部、 8 制御用コンピュー
タ、 9 露光処理部、 12 レーザ光源、13 シ
ャッタ、 14 ハーフミラー、 15 シリンドリカ
ルレンズ、16 コリメータレンズ、 17 全反射ミ
ラー、 18 全反射ミラー、 19 スペーシャルフ
ィルタ、 20 コリメータレンズ、 21 表示装
置、22 投影レンズ、 23 シリンドリカルレン
ズ、 24 プリンタヘッド部、 25 フィルムカー
トリッジ、 26 間欠送り用ローラ、 27 間欠送
り用ローラ、 28 1次元拡散板、 29 ルーバフ
ィルム、 30 光学部品、 31 ピンチローラ、
32 紫外線ランプ、 33 ヒートローラ、34 貼
付部、 35 第2の記録媒体、 36 供給部、 3
7 プレスローラ 42 マーク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視差情報を有する複数の画像を第1の記
    録媒体に記録してホログラフィックステレオグラムを作
    成する記録手段と、 上記記録手段でホログラフィックステレオグラムが作成
    された第1の記録媒体と予めホログラムが作成されてい
    る第2の記録媒体とを、ホログラフィックステレオグラ
    ム画像とホログラム画像とが重なり合うように貼り付け
    る貼付手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の記録媒体に作成されているホ
    ログラムは、マスターホログラムを複製することにより
    作成されたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 視差情報を有する複数の画像を第1の記
    録媒体に記録してホログラフィックステレオグラムを作
    成する記録工程と、 上記記録工程でホログラフィックステレオグラムが作成
    された上記第1の記録媒体と予めホログラムが作成され
    ている第2の記録媒体とを、ホログラフィックステレオ
    グラム画像とホログラム画像とが重なり合うように貼り
    付ける貼付工程とを有することを特徴とする画像記録方
    法。
  4. 【請求項4】 上記第2の記録媒体に作成されているホ
    ログラムを、マスターホログラムを複製することにより
    作成することを特徴とする請求項3記載の画像記録方
    法。
  5. 【請求項5】 上記記録工程では、参照光と物体光とを
    所定の入射角で上記第1の記録媒体に入射させて参照光
    と物体光との干渉縞を記録し、上記参照光の入射角を、
    照明光を入射して画像を再生する際の上記ホログラフィ
    ックステレオグラムの照明光入射角と、上記ホログラム
    の照明光入射角とが等しくなるようにすることを特徴と
    する請求項3記載の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の記録媒体に作成されているホ
    ログラム上に粘着剤層を予め形成しておき、上記貼付工
    程において、上記粘着剤層を介して上記第1の記録媒体
    と上記第2の記録媒体とを貼付することを特徴とする請
    求項3記載の画像記録方法。
  7. 【請求項7】 上記貼付工程において、上記第1の記録
    媒体が貼付される位置を、上記第2の記録媒体に予め示
    しておくことを特徴とする請求項3記載の画像記録方
    法。
  8. 【請求項8】 ホログラフィックステレオグラムが作成
    されている第1の記録媒体と、 ホログラムが作成されている第2の記録媒体とが貼り合
    わされてなり、 ホログラフィックステレオグラム画像と、ホログラム画
    像とが同時に再生されることを特徴とする画像記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 上記第2の記録媒体上に作成されている
    ホログラムは、マスターホログラムを複製することによ
    り作成されたことを特徴とする請求項8記載の画像記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 ホログラムが作成された上記第2の記
    録媒体上に、ホログラフィックステレオグラムが作成さ
    れた上記第1の記録媒体が貼付されていることを特徴と
    する請求項8記載の画像記録媒体。
  11. 【請求項11】 上記第2の記録媒体上に、上記第1の
    記録媒体を貼付する位置が示されていることを特徴とす
    る請求項10記載の画像記録媒体。
  12. 【請求項12】 照明光を照射して画像を再生する際の
    照明光の情報が、上記第2の記録媒体上に記録されてい
    ることを特徴とする請求項10記載の画像記録媒体。
  13. 【請求項13】 上記第2の記録媒体上には、少なくと
    も照明光の光源種類と、照明光の照射角度とが記録され
    ていることを特徴とする請求項12記載の画像記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 上記第2の記録媒体に作成されている
    ホログラムが、参照光と物体光との干渉縞を記録層の屈
    折率変化によって記録したものであり、 ホログラフィックステレオグラムが作成された第1の記
    録媒体上に、ホログラムが作成された第2の記録媒体が
    貼付されていることを特徴とする請求項8記載の画像記
    録媒体。
JP24310197A 1997-09-08 1997-09-08 画像記録装置及び画像記録方法、並びに画像記録媒体 Abandoned JPH1184994A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176116A (ja) * 2008-12-29 2010-08-12 Sony Corp 画像記録媒体、ホログラム複製装置および複製方法
JP2016505169A (ja) * 2013-01-22 2016-02-18 ブンデスドルッケライ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 後になってからホログラフィック書き込みをするための方法ならびに半製品および後になってからホログラフィック書き込みをするための装置

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