JPH10269014A - 多方向操作体及びこれを用いた多方向操作装置 - Google Patents

多方向操作体及びこれを用いた多方向操作装置

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JPH10269014A
JPH10269014A JP9278369A JP27836997A JPH10269014A JP H10269014 A JPH10269014 A JP H10269014A JP 9278369 A JP9278369 A JP 9278369A JP 27836997 A JP27836997 A JP 27836997A JP H10269014 A JPH10269014 A JP H10269014A
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body substrate
push switch
directional
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英樹 重本
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博 松井
Yukisuke Ishihara
行祐 石原
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    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
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    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
    • H01H2019/146Roller type actuators
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用電子機器の操作部やパーソナルコンピ
ュータの座標入力装置等に使用される多方向操作体に関
するもので、操作つまみを上下方向に操作する場合にも
操作感触が安定し、また多数回の使用においても特性が
安定しているものを提供することを目的とする。 【解決手段】 回転型電子部品3および上下面の二個の
プッシュスイッチ4A,4Bを装着した本体基板11と
対向支持部14A,14Bを有した基台部13との間を
基板部が上下動可能に揺動支点部15で連結し、本体基
板11を挟む対向支持部14A,14Bと二個のプッシ
ュスイッチ4A,4Bの操作ボタン4C,4Dの復帰力
によって本体基板11を中立位置に保持する構成とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として携帯用電子
機器の操作部やパーソナルコンピュータの座標入力装
置、または各種電子機器のリモートコントローラ等に使
用され、操作部を本体基板面に対して平行および上下方
向に操作することにより駆動する多方向操作体及びこれ
を用いた多方向操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の多方向操作体を図17の
側面図および図18の平面図により説明する。
【0003】同図において、1は両面に金属箔からなる
配線パターンを設けた薄くて弾性力を有する絶縁基板か
らなる本体基板であり、その前端(図中の左側)には操
作つまみ2を有する回動型電子部品3が半田付けにより
装着されており、また中間の上下面にはプッシュスイッ
チ4A,4Bが各々半田付けにより装着されている。
【0004】そして、本体基板1の後端(図中の右側)
の近傍は、基台部5の孔5Aに圧入してビス6により固
定されていると共に、基台部5から本体基板1の上下面
を挟むように前方に伸ばされた対向支持部5B,5Cの
先端の突部5D,5Eが丁度プッシュスイッチ4A,4
Bの操作ボタン4C,4Dに対向するように設けられて
いる。
【0005】また、上記の回動型電子部品3およびプッ
シュスイッチ4A,4Bからの電気信号は、本体基板1
の金属箔からなる配線パターンにより後端の接続端子部
1Aに導かれ、ここに接続される図示しないフレキシブ
ル配線基板を介してこの多方向操作体が装着される機器
(図示せず)の回路に伝達されるようになっている。
【0006】このように構成された従来の多方向操作体
において、操作つまみ2を本体基板1の面に対して平行
に回動させることによって回動型電子部品3を操作する
ことができると共に、操作つまみ2に上または下方向の
押し力を加えると、本体基板1は基台部5から前方に突
出している部分が撓められて上方または下方に曲がり、
基板1の中間部の上面のプッシュスイッチ4Aまたは下
面のプッシュスイッチ4Bの操作ボタン4Cまたは4D
が対向支持部5Bまたは5C先端の突部5Dまたは5E
に押されることによってプッシュスイッチ4Aまたは4
Bが動作し、操作つまみ2に加えていた上方または下方
への押し力を除くと、本体基板1は自身の弾性復元力に
よって元の真直な状態に復帰する。
【0007】すなわち、操作つまみ2の本体基板1の面
に対して平行な方向の回動操作に加え、本体基板1の弾
力性を利用して上下方向の操作を行うように構成された
ものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の多方向操作体では、本体基板1の中間部のプッ
シュスイッチ4Aまたは4Bを動作させる場合に、操作
する人が操作つまみ2に上または下方向の押し力を加え
て薄くて弾力性のある本体基板1を撓ませるのである
が、この本体基板1を撓ませるための力がプッシュスイ
ッチ4Aまたは4Bの動作力にプラスされるためにスイ
ッチ操作時の感触が鈍く感じられ、また本体基板1の根
元部を主体として中間部もある程度撓むために操作スト
ロークが大きくて不安定になり、さらに多数回の繰返し
曲げによって本体基板1および金属箔の配線パターンが
疲労してクラックが入ることがある等の課題があった。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、操作部を上下方向に操作する場合の操作感
触が良好で操作ストロークが安定すると共に、多数回の
使用によっても特性の劣化しない多方向操作体を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、本体基板の一端に揺動支点部を設けると共
に、本体基板の上下方向の少なくとも一方の揺動時に動
作するようにプッシュスイッチを配設し、プッシュスイ
ッチの操作ボタンの弾性復帰力によって本体基板を元の
位置に復帰させるものである。
【0011】これにより、操作部を本体基板の上下方向
に操作する場合にも操作感触が良好で操作ストロークが
安定し、多数回の使用においても特性が安定した多方向
操作体を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一端に揺動支点部を備えた本体基板と、この本体基
板の揺動支点部と反対側の端部から操作部が突出するよ
うに本体基板上に装着されると共に、上記操作部を本体
基板面に対して水平な方向に回動またはスライド操作す
ることにより動作する回動またはスライド型電子部品
と、上記本体基板を揺動支点部を介して上下方向の少な
くとも一方に揺動した時に動作するように配設されたプ
ッシュスイッチからなる構成の多方向操作体としたもの
であり、操作部を本体基板の上下方向に操作する場合の
操作感触が良好で操作ストロークが安定し、多数回の使
用においても特性が安定した操作ができる多方向操作体
を実現することができるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、本体基板の上面または下面の少なくとも
一方に駆動部を設け、この駆動部によりプッシュスイッ
チを動作させるようにした構成のものであり、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、プッシュスイッチを
本体基板と対向した位置に配設することができるので、
本体基板がシンプルになり小形化が容易であると共に、
使用機器の設計の自由度が高くなるという作用を有す
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、プッシュスイッチを本体基板の上面より
も下方の位置または下面よりも上方の位置の少なくとも
一方に配設すると共に、上記プッシュスイッチを動作す
るための駆動部を本体基板の側方から突出した位置に本
体基板面と段差を付けて設けた構成としたものであり、
請求項1に記載の発明による作用に加えて、プッシュス
イッチを含めた多方向操作体全体としての高さ寸法を低
くすることができるという作用を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、本体基板の上下面の少なくとも一方の面
に配設したプッシュスイッチを、本体基板の後端と揺動
支点部で連結された基台部から本体基板の上下面を挟む
ように伸ばされた対向支持部の先端に設けた駆動部によ
り動作させるようにした構成のものであり、請求項1に
記載の発明による作用に加えて、プッシュスイッチを含
めた多方向操作体全体を基台部を基準として一体化して
組み立てておくことができるので、使用機器に組み込む
際の取扱いが容易であると共に、操作部を本体基板の上
下方向に操作する場合の操作ストロークのバラツキを生
じ難いという作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
発明において、本体基板と基台部および両者を連結する
揺動支点部を樹脂成形により一体に形成すると共に、電
気信号導出部を一体に備えたフレキシブル基板を本体基
板の少なくとも一方の面に重ねて固着し、このフレキシ
ブル基板の配線パターン上に回動またはスライド型電子
部品と共にプッシュスイッチを装着・接続した構成のも
のであり、請求項4に記載の発明による作用に加えて、
既成の電子部品を使用して多方向操作体を容易に形成す
ることができると共に、電気信号の導出部をも一体に形
成できるので接続の手間が不要であるという作用を有す
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項4記載の
発明において、本体基板と基台部および両者を連結する
揺動支点部を樹脂成形により一体に形成すると共に、電
気信号導出部を一体に備えたフレキシブル基板を本体基
板の少なくとも一方の面に重ねて固着し、このフレキシ
ブル基板に形成された配線パターン上と固定接点上に可
動接点を備えた操作部と弾性金属薄板からなるドーム状
可動接点を配設して、回動またはスライド型電子部品と
共にプッシュスイッチを形成した構成としたものであ
り、請求項4に記載の発明による作用に加えて、安価で
コンパクトな多方向操作体を形成することができると共
に、電気信号の導出部をも一体に形成できるので、接続
の手間が不要であるという作用を有する。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項4記載の
発明において、剛体の絶縁基板からなる本体基板の配線
パターン上に回動またはスライド型電子部品と共にプッ
シュスイッチを装着・接続し、基台部の孔により本体基
板を揺動可能に保持して揺動支点部を構成すると共に、
本体基板下面の固定接点に弾接するように基台部から伸
ばされた弾性接点を介して、回動またはスライド型電子
部品とプッシュスイッチの電気信号を導出するように構
成したものであり、請求項4に記載の発明による作用に
加えて、既成の電子部品を使用して多方向操作体を容易
に形成することができると共に、その全ての電気信号を
基台部から導出することができるという作用を有する。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
発明において、剛体の絶縁基板からなる本体基板の配線
パターン上に回動またはスライド型電子部品を装着・接
続すると共に、本体基板の配線パターンに形成された固
定接点上に弾性金属薄板からなるドーム状可動接点を配
設してプッシュスイッチを形成した構成のものであり、
請求項7に記載の発明による作用に加えて、安価でコン
パクトな多方向操作体を形成することができるという作
用を有する。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれか一つに記載の発明において、回動またはスライ
ド型電子部品が回動またはスライド型エンコーダである
ものであり、操作部の動きに対応したパルス信号を発生
できることにより、使用機器のメモリーしている情報を
順次検索したり、両面の表示内容の選択・調整等を容易
に実現できるという作用を有する。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項1〜8
のいずれか一つに記載の発明において、回動またはスラ
イド型電子部品が回動またはスライド式切替スイッチで
あるものであり、使用機器の機能等の切替えを容易に実
現できるという作用を有する。
【0022】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
0のいずれか一つに記載の発明において、回動またはス
ライド型電子部品の動作範囲の所定の位置にクリック節
度を設けた構成のものであり、操作部を左右方向に回転
操作して回転型電子部品を回転操作する際に、所定の角
度位置で確実に停止することができると共に、同つまみ
を上下方向に操作してプッシュスイッチを操作する際
に、同つまみが回転することを防止できるという作用を
有する。
【0023】請求項12に記載の発明は、請求項1〜1
1のいずれか一つに記載の発明において、回動またはス
ライド型電子部品が操作部を後部側に押圧することによ
り動作するプッシュスイッチを備えている構成のもので
あり、請求項1〜11に記載の発明による本体基板面に
対して平行な操作と上下方向の操作に加えて、さらに操
作部を後方に押し込むことによっても別のプッシュスイ
ッチを操作することができるので、さらに多方向の操作
ができる多方向操作体を実現することができるという作
用を有する。
【0024】請求項13に記載の発明は、請求項1〜1
2のいずれか一つに記載の多方向操作体を、操作部の一
部が外部に突出する状態で機器本体の内部に装着した構
成の多方向操作装置というものであり、簡単な操作で複
数の操作を実行できる多方向操作装置を提供できるとい
う作用を有する。
【0025】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、回動またはスライド型電子部品の
操作部を上下方向に揺動することにより、同操作部を本
体基板面に対して水平な方向に回動またはスライド操作
することにより操作される操作内容の実行、あるいは阻
止を行うようにした構成のものであり、請求項13に記
載の発明による作用に加えて、更に複数の機能を付加し
た多方向操作装置を実現することができるという作用を
有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。なお、本実施の形態において、従来
の技術の項で説明したものと同じ構成の部分については
同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0027】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について図1〜図4を用いて説明する。
【0028】図1は同実施の形態による多方向操作体の
側面図、図2は同平面図であり、同図において、11は
本体基板、13は対向支持部14A,14Bを有した基
台部であり、上記本体基板11は基台部13の中央の揺
動支点部15により上下動可能に連結された形で樹脂に
より基台部13と一体に形成されている。
【0029】そして、金属箔等からなる配線パターンを
有する一枚のフレキシブル基板16を折り曲げて、上記
本体基板11の上下面のダボ11Aに孔16Aを合わせ
て位置決め固着して配線パターン付き本体基板17と
し、この配線パターン付き本体基板17上の前端(図中
の左側)に外周操作形の円板状操作つまみ2(以下、操
作つまみ2と表わす)を有する回動型電子部品であるク
リック節度付き回転型エンコーダ3(以下、エンコーダ
3と表わす)が半田付けにより装着されており、また中
間の上下面にはプッシュスイッチ4A,4B(以下、ス
イッチ4A,4Bと表わす)が各々半田付けにより装着
されている。
【0030】そして、この配線パターン付き本体基板1
7、すなわち本体基板11の後端(図中の右側)が薄肉
の揺動支点部15を介して基台部13に連結されている
と共に、基台部13から本体基板11の上下面を挟むよ
うに前方に伸ばされた対向支持部14A,14B先端の
突部14C,14Dが丁度スイッチ4A,4Bの操作ボ
タン4C,4Dに当接するように設けられて、操作つま
み2を有するエンコーダ3およびスイッチ4A,4Bを
装着した配線パターン付き本体基板17を中立位置に保
持している。
【0031】一方、上記エンコーダ3およびスイッチ4
A,4Bからの電気信号導出部16Bもフレキシブル基
板16で一体に形成されている。
【0032】本実施の形態による多方向操作体は以上の
ように構成されるものであるが、多方向操作装置である
電子機器に接続される場合は、図3の電子機器への装着
状態を説明する断面図に示すように、基台部13の下面
となる対向支持部14Bを電子機器の本体ケース18に
当ててビス19によって固定し、エンコーダ3の操作つ
まみ2の一部が本体ケース18に設けられた隙間20か
ら外部に突出するように取り付けられる。
【0033】次に、本実施の形態による多方向操作体の
動作について説明すると、まず図2に矢印で示すよう
に、操作つまみ2の本体ケース18からの突出部分2A
に接線方向の力を加えて本体基板11の面に平行に回転
させることによってエンコーダ3がその回転方向に対応
したパルス信号をクリック節度を伴って発生し、その信
号は配線パターン付き本体基板17の電気信号導出部1
6Bを経て電子機器の回路に伝達される。
【0034】なお、この回転操作の後、操作つまみ2は
クリック節度点に停止している。また、図4の操作状態
を説明する電子機器の断面図に矢印で示すように、操作
つまみ2の本体ケース18からの突出部分2Aに上方向
の押し力を加えると、配線パターン付き本体基板17は
後端の揺動支点部15を支点として上動し、その中間部
の上面のスイッチ4Aの操作ボタン4Cが対向支持部1
4A先端の突部14Cによって押されることによりスイ
ッチ4Aが動作し、この信号も上記電気信号導出部16
Bを経て電子機器の回路に伝達される。
【0035】そして、操作つまみ2に加えていた上方へ
の押し力を除くと、配線パターン付き本体基板17はス
イッチ4Aの操作ボタン4Cの復帰力によって押し戻さ
れて元の中立位置に戻る。
【0036】同様にして、操作つまみ2の本体ケース1
8からの突出部分2Aに下方向の押し力を加えると、配
線パターン付き本体基板17の中間部の下面のスイッチ
4Bが動作するものである。
【0037】そして、この操作つまみ2に上方向または
下方向の押し力を加える時に、操作つまみ2は回転方向
においてはエンコーダ3のクリック節度点に停止してい
るので回転せず、エンコーダ3がパルス信号を発するこ
とはない。
【0038】なお、配線パターン付き本体基板17、す
なわち操作つまみ2を中立位置に保持する二つのプッシ
ュスイッチ4A,4Bは、操作ボタン4C,4Dの復帰
力およびこれに比例する動作力が大きい方が配線パター
ン付き本体基板17、すなわち操作つまみ2の位置が安
定するものである。
【0039】したがって、本実施の形態によれば、操作
つまみ2を上下方向に操作する場合に、配線パターン付
き本体基板17は揺動支点部15を支点として軽い力で
回転するので本体基板11が撓むことはなく、プッシュ
スイッチ4Aおよび4Bの操作感触は良好で操作ストロ
ークも安定し、さらに多数回の使用においても特性が安
定した四方向の操作ができる多方向操作体を実現するこ
とができるものである。
【0040】また、上記の説明においては、配線パター
ン付き本体基板17の先端に回転型エンコーダ3を装着
する場合を例にして述べたが、これは回転式切替スイッ
チとしてもよいことは勿論であると共に、これらの回動
型電子部品を特開平8−203387号公報に記載され
たような操作つまみ2を後部側に押し込むことによって
動作するプッシュスイッチを備えたものとすることによ
って五方向の操作ができる多方向操作体を実現すること
ができるものである。
【0041】また、スイッチ4A,4Bは配線パターン
付き本体基板17の上下に2個装着した構成としたが、
1個として三方向の操作ができる多方向操作体としても
良く、さらにスイッチ4A,4Bを基台部13の対向支
持部14A,14B側に装着しても同様の多方向操作体
が実現できることは言うまでもない。
【0042】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図5〜図7を用いて説明する。
【0043】図5は同実施の形態による多方向操作体の
断面図、図6は同平面図であり、本実施の形態による多
方向操作体は、上記実施の形態1に対して回動型電子部
品であるクリック節度付き回転型エンコーダおよび二つ
のプッシュスイッチの構成が異なるものである。
【0044】すなわち、図5および図6に示すように、
基台部23と対向支持部24A,24Bを有した基台部
23に対して揺動支点部25により上下動可能に連結し
た本体基板21を樹脂で一体に形成し、この本体基板2
1に対して金属箔等からなる配線パターンを有する一枚
のフレキシブル基板26を折り曲げて上下面のダボ21
Aに孔26Aを合わせて位置決め固着し、配線パターン
付き本体基板27を形成していることは実施の形態1の
場合と同様であるが、上記本体基板21には、クリック
節度付き回転型エンコーダ28(以下、エンコーダ28
と表わす)用の貫通小孔29およびこれと同心のリング
状に配されたクリック用の節度山部30が設けられ、一
方、配線パターン付きのフレキシブル基板26上には、
エンコーダ28用の放射状固定接点31および中間上下
面の二つのプッシュスイッチ32,33(以下、スイッ
チ32,33と表わす)用の固定接点34A,34Bお
よび35A,35Bが配線パターンと共に設けられてい
る。
【0045】そして、このように形成された配線パター
ン付き本体基板27に対して、その節度山部30に弾接
する節度ばね36および放射状固定接点31に弾接する
弾性可動接点37を下面に保持した外周操作型の円板状
操作つまみ38(以下、操作つまみ38と表わす)が載
せられ、その中心孔に通した円形段鋲39を本体基板2
1の貫通小孔29に通してカシメることにより回転可能
に装着されてエンコーダ28が形成されている。
【0046】一方、配線パターン付き本体基板27の中
間の上下面に形成されたスイッチ32,33用の固定接
点34A,34Bおよび35A,35Bには、弾性金属
板からなるドーム状可動接点40,41がそれぞれ載せ
られ、その上から下面に接着剤を有する可撓性の絶縁フ
ィルム42,43を貼り付けて位置決めしてスイッチ3
2,33が形成されており、基台部23から本体基板2
1の上下面を挟むように伸ばされた対向支持部24A,
24Bの先端の突部24C,24Dが丁度スイッチ3
2,33に当接して配線パターン付き本体基板27を中
立位置に保持している。
【0047】上記配線パターン付き本体基板27の上面
のスイッチ32の詳細な構成は、図7(a)のプッシュ
スイッチ部の部分拡大平面図および同図(b)の同部分
拡大断面図に示すように、上面の配線パターンを形成す
る金属箔で切欠部34Cを有するリング状の外側固定接
点34Aとその中心の中央固定接点34Bを形成し、外
側固定接点34A上にドーム状可動接点40の外周下端
部を載せているのであるが、このドーム状可動接点40
の下端部が、上記切欠部34Cを通る中央固定接点34
Bの導出リード部34Dと接触しないように、導出リー
ド部34Dの上には小さな絶縁フィルム34Eが貼られ
ており、さらにドーム状可動接点40の上から、下面に
接着剤を有する可撓性の絶縁フィルム42を被せ貼り付
けてドーム状可動接点40の位置が固定されている。
【0048】また、配線パターン付き本体基板27の下
面のスイッチ33も同様の構成となっている。
【0049】そして、上記エンコーダ28およびスイッ
チ32,33からの電気信号導出部26Bがフレキシブ
ル基板26で一体に形成されていることも、実施の形態
1の場合と同様である。
【0050】このように構成された本実施の形態による
多方向操作体の動作は、実施の形態1の場合と同じであ
るので、その説明を省略する。
【0051】以上のように、本実施の形態によれば、実
施の形態1の場合よりも安価でコンパクトな多方向操作
体を実現できるものである。
【0052】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について図8〜図10を用いて説明する。
【0053】図8は同実施の形態による多方向操作体の
部分断面側面図、図9は同部分断面平面図であり、本実
施の形態による多方向操作体は、上記実施の形態1の場
合に対して、配線パターン付き本体基板の形成方法およ
び保持方法が異なるものである。
【0054】すなわち、図8および図9に示すように、
上下両面に金属箔等による配線パターンを有する剛体の
絶縁基板で本体基板44を形成すると共に、樹脂で対向
支持部47A,47Bを有した基台部46を形成し、こ
の基台部46の中央に設けた横方向の貫通孔48に本体
基板44を挿入結合させることにより上下動可能に保持
している。
【0055】そして、本体基板44の前端(図中の左
側)には操作つまみ2を有するエンコーダ3が半田付け
により装着されると共に、中間の上下面にスイッチ4
A,4Bが各々半田付けにより装着され、基台部46か
ら伸ばされた対向支持部47A,47Bの先端の突部4
7C,47Dが丁度スイッチ4A,4Bの操作ボタン4
C,4Dに当接するように配されて、この本体基板44
を中立位置に保持している。
【0056】一方、上記エンコーダ3およびスイッチ4
A,4Bからの電気信号は、本体基板44上の配線パタ
ーンによって後方(図中の右側)下面の固定接点49
A,49B,…に伝えられるが、後方の基台部46には
弾性金属薄板からなる弾性接点50A,50B,…が装
着されており、それぞれの弾性脚部先端の接点部51
A,51B,…が各固定接点49A,49B,…に弾接
して、その電気信号を下方の脚部52A,52B,…を
通して外部に導出できるようになっている。
【0057】そして、上記本体基板44を基台部46の
貫通孔48に挿入結合させる方法は図10の部分断面の
平面図に示すように、基台部46の貫通孔48の前部の
小径壁部48Aに本体基板44の後端のテーパー部44
Aを合わせて強く押し込むことにより切り込み段部44
Bまで挿入し、小径壁部48Aを切り込み部44Cには
め込んで結合させるものである。
【0058】これにより、本体基板44は前後方向およ
び左右方向には動かなくなるが、図8に示すように貫通
孔48は後部が広くなっているので、上下方向には動作
可能に保持されるものである。
【0059】このように構成された実施の形態による多
方向操作体の動作は、実施の形態1の場合と同じである
ので、その説明を省略する。
【0060】以上のように、本実施の形態によれば、既
成の電子部品を使用して、四方向の操作ができる多方向
操作体を容易に形成することができると共に、その全て
の電気信号を保持体の基台部から電子機器の配線基板へ
直接伝達することができるものである。
【0061】なお、本実施の形態において、本体基板4
4の中間の上下面に装着するスイッチ4A,4Bは、上
記実施の形態2で説明したように、本体基板44上に形
成した固定接点上に弾性金属薄板製のドーム状可動接点
を配して形成することにより、より安価でコンパクトな
構成にできることは勿論である。
【0062】また、実施の形態2および3においても、
実施の形態1の場合と同様に、配線パターン付き本体基
板の先端の回転型エンコーダに代えて回転式切替式スイ
ッチを装着してもよいこと、および、回転型電子部品を
特開平8−203387号公報に記載されたような操作
つまみを後部側に押し込むことによって動作するプッシ
ュスイッチを備えたものとすることによって、五方向の
操作ができる多方向操作体を実現できるものであること
は言うまでもない。
【0063】また、スイッチ32,33またはスイッチ
4A,4Bはフレキシブル基板26または本体基板44
の上下に2個装着した構成としたが、1個として三方向
の操作ができる多方向操作体としても良く、さらにスイ
ッチ4A,4Bを基台部46の対向支持部47A,47
B側に装着しても同様の多方向操作体が実現できること
は言うまでもない。
【0064】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態について図11〜図13を用いて説明する。
【0065】図11は同実施の形態による多方向操作体
の部分断面側面図、図12は同部分断面平面図、図13
は同分解斜視図であり、本実施の形態による多方向操作
体は、エンコーダが装着された本体基板の下面側にスイ
ッチを配置した構成のものである。
【0066】すなわち、同図に示すように、12は操作
つまみ2を有するエンコーダが装着された本体基板であ
り、この本体基板12には一端に揺動軸12Aが設けら
れ、この揺動軸12Aが上ケース53と下ケース54に
それぞれ設けられた揺動支点部53A,54Aに係合さ
れることにより、揺動軸12Aを支点としてエンコーダ
が装着された本体基板12が上下に揺動自在に装着され
ると共に、エンコーダの操作つまみ2の一部が下ケース
54に設けられた開口部54Bを介して下ケース54か
ら外部に突出するように装着されている。
【0067】また、上記エンコーダが装着された本体基
板12の下面側にはスイッチ4Aが配置され、このスイ
ッチ4Aの操作ボタン4Cに本体基板12の下面に設け
た突部12Bが当接した状態となり、スイッチ4Aの操
作ボタン4Cの復帰力により通常状態では本体基板12
を上方に付勢し、スイッチ4Aがオフの状態となるよう
にしている。
【0068】また、55はフレキシブル基板であり、上
記エンコーダを装着した本体基板12に設けられた端子
12Cに接続されると共に、スイッチ4Aとも接続さ
れ、それぞれの出力信号を外部に導出するようにしてい
るものである。
【0069】このように構成された本実施の形態による
多方向操作体の動作は、実施の形態1の場合と同じであ
るのでその説明を省略する。
【0070】以上のように本実施の形態によれば、操作
部を本体基板の上下方向に操作する場合の操作感触が良
好で操作ストロークが安定し、多数回の使用においても
特性が安定した操作ができる多方向操作体を提供するこ
とができるものである。
【0071】なお、本実施の形態において、エンコーダ
が装着された本体基板12の下面側に配置されるスイッ
チ4Aは、上記実施の形態2で説明したように、本体基
板12上に形成した固定接点上に弾性金属薄板製のドー
ム状可動接点を配して形成することにより、より安価で
コンパクトな構成にできることは勿論である。
【0072】また、実施の形態1の場合と同様に、本体
基板12上に装着されるエンコーダに代えて回転式切替
式スイッチを装着しても良いこと、および回転型電子部
品を特開平8−203387号公報に記載されたような
操作つまみを後部側に押し込むことによって動作するプ
ッシュスイッチを備えたものとすることも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0073】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施の形態について図14〜図16を用いて説明する。
【0074】図14は同実施の形態による多方向操作体
の部分断面平面図、図15は図14のA−A断面による
側面断面図、図16は図14のB−B断面による正面断
面図であり、本実施の形態による多方向操作体は、エン
コーダが装着された本体基板からアーム状に延びた駆動
部を設け、この駆動部により操作される位置にスイッチ
を配置した構成のものである。
【0075】すなわち、同図に示すように、22は操作
つまみ2を有するエンコーダが装着された本体基板であ
り、この本体基板22には一端に揺動軸22Aが設けら
れ、この揺動軸22Aが上ケース56と下ケース57に
それぞれ設けられた揺動支点部56A,57Aに係合さ
れることにより、揺動軸22Aを支点としてエンコーダ
が装着された本体基板22が上下に揺動自在に装着され
ると共に、エンコーダの操作つまみ2の一部が上ケース
56と下ケース57に設けられた開口部56B,57B
を介して外部に突出するように装着されている。
【0076】また、22B,22Cは上記エンコーダが
装着された本体基板22からアーム状に延びた駆動部で
あり、この駆動部22Bの図中上面側、駆動部22Cの
図中下面側にはそれぞれ突部22Dが設けられ、この2
つの突部22Dにそれぞれ操作ボタン4C,4Dが当接
するようにスイッチ4A,4Bが配置されており、上記
スイッチ4A,4Bの操作ボタン4C,4Dの復帰力に
より、通常状態では本体基板22を中立位置に保ってス
イッチ4A,4Bが共にオフの状態となるようにしてい
る。
【0077】また、上記駆動部22B,22Cは段差を
設けた構成とし、スイッチ4A,4Bが本体基板22の
上面よりも下方の位置または下面よりも上方の位置に配
設されるようにしている。
【0078】また、58はフレキシブル基板であり、上
記エンコーダを装着した本体基板22に設けられた端子
22Eに接続されると共に、スイッチ4A,4Bとも接
続され、それぞれの出力信号を外部に導出するようにし
ているものである。
【0079】このように構成された本実施の形態による
多方向操作体の動作は、実施の形態1の場合と同じであ
るのでその説明を省略する。
【0080】以上のように本実施の形態によれば、上記
実施の形態4による効果に加えて、スイッチを含めた多
方向操作体全体としての高さ寸法を低くすることができ
るものである。
【0081】なお、本実施の形態において、エンコーダ
が装着された本体基板22に一体で設けた駆動部22
B,22Cによって動作されるスイッチ4A,4Bは、
本体基板22側に設けても良く、その数量も1個でも良
く、またスイッチの構成を固定接点上に弾性金属薄板製
のドーム状可動接点を配して形成することにより、より
安価でコンパクトな構成にできることは勿論である。
【0082】また、実施の形態1の場合と同様に、本体
基板22上に装着されるエンコーダに代えて回転式切替
式スイッチを装着しても良いこと、および回転型電子部
品を特開平8−203387号公報に記載されたような
操作つまみを後部側に押し込むことによって動作するプ
ッシュスイッチを備えたものとすることも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作つま
みを上下方向に操作する場合にも操作感触が良好で操作
ストロークも安定していると共に、多数回の使用におい
ても特性が安定した多方向操作体を提供することができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による多方向操作体
の側面図
【図2】同平面図
【図3】同電子機器への装着状態を説明する断面図
【図4】同操作状態を説明する電子機器の断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態による多方向操作体
の断面図
【図6】同平面図
【図7】(a)同プッシュスイッチ部の部分拡大平面図 (b)同部分拡大断面図
【図8】本発明の第3の実施の形態による多方向操作体
の部分断面側面図
【図9】同部分断面平面図
【図10】同要部である基板部と基台部の結合方法を説
明する部分断面平面図
【図11】本発明の第4の実施の形態による多方向操作
体の部分断面側面図
【図12】同部分断面平面図
【図13】同分解斜視図
【図14】本発明の第5の実施の形態による多方向操作
体の部分断面平面図
【図15】図14のA−A断面による側面断面図
【図16】図14のB−B断面による正面断面図
【図17】従来の多方向操作体の側面図
【図18】同平面図
【符号の説明】
2,38 円板状操作つまみ 2A 突出部分 3 クリック節度付き回転型エンコーダ 4A,4B プッシュスイッチ 4C,4D 操作ボタン 11,12,21,22,44 本体基板 11A,21A ダボ 12A,22A 揺動軸 12B,22D,14C,14D,24C,24D,4
7C,47D 突部 12C,22E 端子 13,23,46 基台部 14A,14B,24A,24B,47A,47B 対
向支持部 15,25 揺動支点部 16,26,55,58 フレキシブル基板 16A,26A 孔 16B,26B 電気信号導出部 17,27 配線パターン付き本体基板 18 本体ケース 19 ビス 20 隙間 22B,22C 駆動部 28 クリック節度付き回転型エンコーダ 29 貫通小孔 30 節度山部 31 放射状固定接点 32,33 プッシュスイッチ 34A,35A 外側固定接点 34B,35B 中央固定接点 34C 切欠部 34D 導出リード部 34E,42,43 絶縁フィルム 36 節度ばね 37 弾性可動接点 39 円形段鋲 40,41 ドーム状可動接点 44A テーパ部 44B 切り込み段部 44C 切り込み部 48 貫通孔 48A 小径壁部 49A,49B 固定接点 50A,50B 弾性接点 51A,51B 接点部 52A,52B 脚部 53,56 上ケース 53A,54A,56A,57A 揺動支点部 54,57 下ケース 54B,56B,57B 開口部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に揺動支点部を備えた本体基板と、
    この本体基板の揺動支点部と反対側の端部から操作部が
    突出するように本体基板上に装着されると共に、上記操
    作部を本体基板面に対して水平な方向に回動またはスラ
    イド操作することにより動作する回動またはスライド型
    電子部品と、上記本体基板を揺動支点部を介して上下方
    向の少なくとも一方に揺動した時に動作するように配設
    されたプッシュスイッチからなる多方向操作体。
  2. 【請求項2】 本体基板の上面または下面の少なくとも
    一方に駆動部を設け、この駆動部によりプッシュスイッ
    チを動作させるようにした請求項1記載の多方向操作
    体。
  3. 【請求項3】 プッシュスイッチを本体基板の上面より
    も下方の位置または下面よりも上方の位置の少なくとも
    一方に配設すると共に、上記プッシュスイッチを動作す
    るための駆動部を本体基板の側方から突出した位置に本
    体基板面と段差を付けて設けた請求項1記載の多方向操
    作体。
  4. 【請求項4】 本体基板の上下面の少なくとも一方の面
    に配設したプッシュスイッチを、本体基板の後端と揺動
    支点部で連結された基台部から本体基板の上下面を挟む
    ように伸ばされた対向支持部の先端に設けた駆動部によ
    り動作させるようにした請求項1記載の多方向操作体。
  5. 【請求項5】 本体基板と基台部および両者を連結する
    揺動支点部を樹脂成形により一体に形成すると共に、電
    気信号導出部を一体に備えたフレキシブル基板を本体基
    板の少なくとも一方の面に重ねて固着し、このフレキシ
    ブル基板の配線パターン上に回動またはスライド型電子
    部品と共にプッシュスイッチを装着・接続した請求項4
    記載の多方向操作体。
  6. 【請求項6】 本体基板と基台部および両者を連結する
    揺動支点部を樹脂成形により一体に形成すると共に、電
    気信号導出部を一体に備えたフレキシブル基板を本体基
    板の少なくとも一方の面に重ねて固着し、このフレキシ
    ブル基板に形成された配線パターン上と固定接点上に可
    動接点を備えた操作部と弾性金属薄板からなるドーム状
    可動接点を配設して、回動またはスライド型電子部品と
    共にプッシュスイッチを形成した請求項4記載の多方向
    操作体。
  7. 【請求項7】 剛体の絶縁基板からなる本体基板の配線
    パターン上に回動またはスライド型電子部品と共にプッ
    シュスイッチを装着・接続し、基台部の孔により本体基
    板を揺動可能に保持して揺動支点部を構成すると共に、
    本体基板下面の固定接点に弾接するように基台部から伸
    ばされた弾性接点を介して、回動またはスライド型電子
    部品とプッシュスイッチの電気信号を導出するようにし
    た請求項4記載の多方向操作体。
  8. 【請求項8】 剛体の絶縁基板からなる本体基板の配線
    パターン上に回動またはスライド型電子部品を装着・接
    続すると共に、本体基板の配線パターンに形成された固
    定接点上に弾性金属薄板からなるドーム状可動接点を配
    設してプッシュスイッチを形成した請求項7記載の多方
    向操作体。
  9. 【請求項9】 回動またはスライド型電子部品が回動ま
    たはスライド型エンコーダである請求項1〜8のいずれ
    か一つに記載の多方向操作体。
  10. 【請求項10】 回動またはスライド型電子部品が回動
    またはスライド式切替スイッチである請求項1〜8のい
    ずれか一つに記載の多方向操作体。
  11. 【請求項11】 回動またはスライド型電子部品の動作
    範囲の所定の位置にクリック節度を設けた請求項1〜1
    0のいずれか一つに記載の多方向操作体。
  12. 【請求項12】 回動またはスライド型電子部品が操作
    部を後部側に押圧することにより動作するプッシュスイ
    ッチを備えているものである請求項1〜11のいずれか
    一つに記載の多方向操作体。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一つに記載
    の多方向操作体を、操作部の一部が外部に突出する状態
    で機器本体の内部に装着した多方向操作装置。
  14. 【請求項14】 回動またはスライド型電子部品の操作
    部を上下方向に揺動することにより、同操作部を本体基
    板面に対して水平な方向に回動またはスライド操作する
    ことにより操作される操作内容の実行、あるいは阻止を
    行うようにした請求項13記載の多方向操作装置。
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