JPH10269011A - ポインティングシステム - Google Patents

ポインティングシステム

Info

Publication number
JPH10269011A
JPH10269011A JP7404297A JP7404297A JPH10269011A JP H10269011 A JPH10269011 A JP H10269011A JP 7404297 A JP7404297 A JP 7404297A JP 7404297 A JP7404297 A JP 7404297A JP H10269011 A JPH10269011 A JP H10269011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
cursor position
movement amount
movement
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7404297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sakurai
康浩 櫻井
Kouji Kakigahara
康二 柿ヶ原
Shinichi Matsui
真一 松居
Yoshimoto Yamamoto
喜大 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7404297A priority Critical patent/JPH10269011A/ja
Publication of JPH10269011A publication Critical patent/JPH10269011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手で素早く正確にカーソル移動を行えるポ
インティングシステムを提供する。 【解決手段】 動作検出部101からの出力により、第
1カーソル制御部102は、カーソル移動距離テーブル
記憶部103に記憶されたテーブルを参照してカーソル
の移動距離と方向を決定する。さらに相対座標入力部1
04からの出力により、第2カーソル制御部105がカ
ーソルの移動距離を決定する。第1、第2のカーソル制
御部からの指示を受け、表示画面制御部106は、表示
部107に表示するカーソルを更新表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上の位置を指
示するポインティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の小型化、携帯化が
進み、これに伴ってポインティング装置も小型で様々な
場面で使用できるようなものが実用化されている。ポイ
ンティング装置の第1の従来技術は、特開平8−194
667号公報に記述されたものであり、装置の背面に入
力手段を設け、指の動作によりカーソルの移動や画面の
スクロールを行えるようにしており、片手だけで装置を
支持し、なおかつ入力が行えるものである。
【0003】また、第2の従来技術は、特開平8−18
5254号公報に記述されたものであり、装置の移動量
を検出し、その移動量に応じて画面上のカーソルを移動
させるようにしており、第1の従来技術のポインティン
グ装置と同じく、片手で装置を支持して入力が行えるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術では、指の稼働範囲が狭く、画面上の離れた位
置にカーソルを移動したり、大きく画面をスクロールし
ようとすると何度も指を動かすことになり、操作が困難
である。指の移動距離に比例して大きくカーソルを移動
できるように調整すると、細かくカーソルを移動するこ
とが難しくなってしまう。
【0005】また、第2の従来技術では、カーソルの移
動量が装置の移動量のみによって決定されるため、細か
くカーソルを移動する場合に非常な困難を伴うことが容
易に想像される。本発明は、上記課題に鑑み、片手で素
早く正確にカーソルの移動を行えるポインティングシス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、機器自体の動きを検出する動き検出手段
と、動きと、その動きに応じたカーソル位置の第1移動
量との関係を記憶する記憶手段と、前記動き検出手段で
検出された動きに応じて前記記憶手段からカーソル位置
の第1移動量を読み出し、カーソル位置を計算するカー
ソル位置計算手段と、前記カーソル位置計算手段で計算
されたカーソル位置にカーソルを表示させる第1カーソ
ル表示制御手段と、前記第1カーソル表示制御手段で表
示されたカーソル位置の変位を受け付けるカーソル位置
変位受付手段と、前記カーソル位置変位受付手段で受け
付けられたカーソル位置の変位に対応する第2移動量を
計算する第2移動量計算手段と、前記カーソル位置計算
手段で計算されたカーソル位置を前記第2移動量計算手
段で計算された第2移動量に応じて変更し、カーソルを
表示させる第2カーソル表示制御手段とを備え、前記検
出手段は、独立可搬な機器に内蔵され、前記カーソル位
置変位受付手段は、利用者が前記機器を操作するよう片
手で持ったときに親指又は人差指で操作できるよう配置
されることとし、動き検出手段で検出された動きに応じ
て大きくカーソルを移動し、カーソル位置変位受付手段
で微小なカーソル位置の変位を受け付けるので、片手で
容易にカーソルを移動させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るポインティン
グシステムの実施の形態について図面を参照しながら説
明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係るポインティング
システムの実施の形態1の構成図である。このポインテ
ィングシステムは、動き検出部101と、第1カーソル
制御部102と、カーソル移動距離テーブル記憶部10
3と、相対座標検出部104と、第2カーソル制御部1
05と、表示画面制御部106と、表示部107とを備
える。
【0008】図2は、このポインティングシステムの筺
体201を示す。筺体201の内部には、筺体201の
表面202に平行なx、y軸上にそれぞれ加速度センサ
203、204が設けられている。また、筺体の側面2
05には、ボタン206が設けられている。なお、この
図では、表面202を透明として内部を示している。動
き検出部101は、加速度センサ203、204を含
み、ポインティングシステムそのものの動きを検出す
る。
【0009】動き検出部101は、使用者がボタン20
6を押下することによって、加速度センサ203、20
4によってポインティングシステムの動きの検出を開始
し、ボタン206の押下が解除されるとその検出を終了
する。検出した加速度の値は、所定の時間間隔で第1カ
ーソル制御部102に出力する。所定の時間間隔は、例
えば1/100秒程度に設定することによって、精度良
く加速度の値を検出することができる。
【0010】第1カーソル制御部102は、動き検出部
101から加速度の値の入力を受けると、カーソル移動
距離テーブル103に記憶されているテーブルに照らし
合わせることにより、カーソルの移動量を決定する。図
3は、第1カーソル制御部102に加速度センサ203
から入力されたx軸方向の加速度の値を時間軸に対して
プロットしたものである。時間0から加速度の値が測定
され、0.8秒後に測定が終了している。第1カーソル
制御部102は入力された加速度の第1ピークの最大値
301である8.2m/sec2を取得して、カーソル
移動距離テーブル記憶部103に記憶されているテーブ
ルを参照してカーソル移動距離を決定し、その方向とと
もに表示画面制御部106に通知する。この方向は、最
大値301が正のときは正方向に、負のときは負方向と
する。
【0011】カーソル移動距離テーブル記憶部103
は、図4に示すようなテーブル401を予め記憶してい
る。このテーブル401には、加速度の最大値402と
カーソル移動量403とが組に記録されている。なお、
このカーソル移動量は、表示部107の表示画面のドッ
ト単位で表しているけれども、表示画面の1/n(nは
任意の自然数)としてもよい。また、加速度の最大値4
02の範囲を5段階に区分したけれども、任意の段階に
区分してカーソル移動量を設定してもよいし、また、加
速度の値に拘わらず一定のカーソル移動量としてもよ
い。
【0012】第1カーソル制御部102は、テーブル4
01がカーソル移動距離テーブル記憶部103に記憶さ
れているときには、加速度の最大値が4.5m/sec
2を超えているので、カーソル移動量を200ドットと
して表示画面制御部106に通知する。この際、移動方
向がx軸の正方向であることを併せて通知する。相対座
標検出部104は、図5に示すように筺体201の背面
501に取り付けられた静電容量方式のタブレット50
2からなる。タブレット502に利用者の人差指が接触
すると、その最初の接触位置を原点(0,0)とし、所
定の時間間隔毎に接触点の座標位置を求め、原点からの
相対座標値に変換して第2カーソル制御部105に出力
する。このタブレット502は、筺体201を片手で掴
んだときに人差指が丁度触れることが可能な位置に配置
されている。
【0013】なお、このタブレット502は、x軸とy
軸方向とにそれぞれ設けられた電極群間の指接触による
容量変化を検知して、接触点の座標位置を検出する。例
えば、図5の×印503から人差指が○印504までタ
ブレット502に接触したまま移動すると、順次、相対
座標値が第2カーソル制御部105に出力され、○印5
04と×印503との相対座標値が最終的に第2カーソ
ル制御部105に出力される。
【0014】また、この場合、筺体201の前面から透
視した指の移動方向とカーソルの移動方向とが一致する
ように、x軸座標値を反転して通知する。本実施の形態
では、相対座標検出部104に静電容量方式のタブレッ
ト502を用いたけれども、感圧方式のタブレットを用
いてもよい。また、相対座標検出部104に、図6に示
すようなトラックボール601を用いてもよい。このト
ラックボール601は、筺体201の表示部107側の
前面で、左手で持ったときに親指で操作できる位置に配
置されている。
【0015】更に、相対座標検出部104に図7に示す
ような十字カーソルキー701を用いてもよい。十字カ
ーソルキー701は、トラックボール601と同様の位
置に配置され、表示部107に表示されるカーソルを細
かく移動するよう操作される。第2カーソル制御部10
5は、相対座標検出部104から出力された相対座標値
の入力を受けると、カーソルの移動量と移動方向を決定
し、表示画面制御部106に通知する。カーソルの移動
量は、入力された相対座標値と1:1の比例関係とする
(座標値の(x、y)をドットに対応する)。なお、そ
の比例度合は任意に拡大したり、縮小したりしてもよ
い。
【0016】表示画面制御部106は、画像メモリと表
示制御プログラムを有し、表示部107上に表示する画
像データを保持している。また、現在表示部107に表
示されている画像データ中のカーソル位置を記憶してい
る。第1カーソル制御部102又は第2カーソル制御部
105からの通知により、現在のカーソル位置の値に通
知されたカーソルの移動量を正負を考慮して加え、カー
ソルを移動するように画像データ中のカーソル位置を変
更し、表示部107に画像データを表示させる。 表示
画面制御部106は、第1カーソル制御部102からカ
ーソルの移動量とその方向との通知を受けた際には、元
(現在表示中)のカーソル位置と求めたカーソル位置と
の間を例えば5分割して、最初の3分割位置までカーソ
ルを1/10秒だけ順次表示するようにする。これによ
って、利用者がカーソルを見失うことが防止される。
【0017】表示部107は、例えば液晶パネルからな
り、表示画面制御部106の制御によって画像データを
表示する。液晶パネルを用いた場合には、独立携帯型の
ポインティングシステムとすることができる。なお、表
示部107にCRTなどを用いることとして、筺体20
1には、動き検出部101と相対座標検出部104とそ
れらの検出値を出力する出力部とを備えることとしたリ
モートコントローラとすることもできる。
【0018】今、図8(a)に示すように表示部107
に画像データ801が表示されている場合に、表示部1
07の左方中央のカーソル802を表示部107の右下
にあるメニュー4を選択するために移動するときに、利
用者はまず大きくカーソルを移動するためボタン206
を押しながら、ポインティングシステム自体をx軸方向
に移動させる。そしてある時間後(例えば0.8秒後)
に移動を終了し、ボタン206を離すと、加速度センサ
204からの出力は0で、加速度センサ203からの出
力は図3に示すように推移する。
【0019】第1カーソル制御部102は、図3の第1
のピーク301の値8.2m/sec2を取得し、カー
ソルの移動量を決定する。図3の場合はx軸正方向に装
置が移動しているので第1のピークの値は正の値になる
が、x軸負方向に装置が移動した場合は負の値をとる。
第1カーソル制御部102は、第1のピーク302の絶
対値とカーソル移動距離テーブル記憶部103に記憶さ
れているテーブル401の装置加速度の最大値とを比較
し、カーソルの移動量を決定する。即ち、加速度の絶対
値8.2m/sec2は4.5m/sec2を超えている
ので、カーソルの移動量を200ドットと決定し、加速
度は正の値であるので、x軸正方向へカーソルを移動す
ることを表示画面制御部106に通知する。
【0020】表示画面制御部106は、第1カーソル制
御部102からカーソルの移動量ならびに移動方向の通
知を受けると、表示部107に表示させるカーソル位置
を変更し、画像メモリの内容を更新する。図8(b)
は、このようにして装置自体の動きにより、カーソル8
03が表示部107の右端近辺に元のカーソル位置から
200ドット移動しているが、目的とするメニュー4と
は少し離れた位置にある。 この際、カーソル803を
見失わないために、破線で示すカーソル802からカー
ソル804、805、806が順次表示、消去されてい
く。
【0021】そこで、利用者は、図5に示すように、タ
ブレット502の任意の位置×印503に指を接触し、
カーソルを移動したい方向(○印504の方向)に指を
接触したまま移動させる。相対座標検出部104は、タ
ブレット502に指が接触している間、所定の時間間隔
で相対座標の値を第2カーソル制御部105に出力し続
ける。第2カーソル制御部105は、通知された相対座
標値に応じて、カーソルの位置を表示画面制御部106
に通知する。
【0022】これによって、表示画面制御部106は、
図8(c)に示すように、カーソル803を指の移動に
応じて表示部107上を移動する。カーソル807、8
08と移動し、所望の位置にまで達したとき、利用者は
指の移動を止め、タブレット502から離すことによっ
てカーソル808を停止する。なお、図8(a)には、
表示部107のx方向とy方向との画面の大きさが32
0ドットと240ドットであることが示されている。
【0023】このポインティングシステムでは、カーソ
ル位置にあるメニューの選択指示方法については構成要
素を設けていないが、例えば、タブレット502上で指
の位置を動かさずに短い時間内に接触を繰り返すことや
選択指示のためのボタンを用意するなどして、選択指示
をすることができる。また、筺体201の動き方向と同
じ方向にカーソルを移動させるとしたが、これは利用者
の好みによって他の方向、例えば逆方向としても良い。
【0024】なお、本実施の形態では、カーソル移動距
離テーブル記憶部103に、装置加速度の最大値とカー
ソル移動量との組を記録したテーブル401に記憶する
ようにしたけれども、変形例として、図9に示すように
装置速度の最大値901とカーソル移動量902との組
を記録したテーブル903を記憶するようにしてもよ
い。この場合には、第1カーソル制御部102は、通知
された加速度の値を時間で積分することによって、図1
0に示すような速度曲線を得る。この速度曲線の最大値
1001を取得して、テーブル903の装置速度の最大
値の範囲にあるカーソル移動量を読み出し、表示画面制
御部106に通知するようにする。
【0025】更に、変形例として、図11に示すように
装置移動量1101とカーソル移動量1102との組を
記録したテーブル1103をカーソル移動距離テーブル
記憶部103に記憶するようにしてもよい。この場合に
は、第1カーソル制御部102は、上記変形例で得られ
た速度の値を更に時間で積分して装置の移動量を時間軸
に対してプロットした図12に示す曲線を得る。得られ
た曲線から装置が移動した最終の値1201を得て、テ
ーブル1103からカーソル移動量を読み出し、表示画
面制御部106に通知するようにする。 (実施の形態2)図13は、本発明に係るポインティン
グシステムの実施の形態2の構成図である。このポイン
ティングシステムは、動き検出部101と、第1カーソ
ル制御部102と、カーソル移動距離テーブル記憶部1
03と、相対座標検出部104と、第2カーソル制御部
105と、表示画面制御部106と、表示部107と、
画面移動判定部1301とを備える。本実施の形態のポ
インティングシステムは、上記実施の形態1のポインテ
ィングシステムに画面移動判定部1301が加えられた
ことのみが異なるので、ほぼ同一の構成部分には、同一
の符号を付してその説明を省略し、本実施の形態固有の
構成部分についてのみ説明する。
【0026】第1カーソル制御部102と第2カーソル
制御部105とは、表示画面制御部106にカーソル移
動量とその方向とを又はカーソル移動量をそれぞれ通知
するとき、画面移動判定部1301にもカーソル移動量
とその方向とをまたはカーソル移動量を併せて通知す
る。画面移動判定部1301は、第2カーソル制御部1
05から通知された相対座標値が所定の値以下(ほぼ
零)であると判定した場合に、第1カーソル制御部10
2からカーソル移動量とその方向とを通知されたとき、
その方向を逆転し(正負を逆にし)、カーソル移動量を
画面移動量として表示画面制御部106に通知する。
【0027】表示画面制御部106は、画面移動判定部
1301から画面移動量とその方向との通知を受けたと
きには、第1カーソル制御部102からカーソル移動量
とその方向との通知を無視する。表示画面制御部106
は、表示部107に表示しているカーソルを固定した状
態で、カーソルを除く画像データを画面移動判定部13
01から通知された方向にその移動量だけ移動して表示
させる。
【0028】今、図14(a)に示すように表示部10
7に画像データが表示されている場合に、利用者が人差
指でタブレット502の×印503を押さえた状態で人
差指を動かさずに(図5参照)、ボタン206を押しな
がら筺体202をx軸正方向に図3に示したような動き
で動かしたときには、図14(b)に示すように画像デ
ータがx軸負方向(左方)に200ドット移動して表示
される。この際、カーソル1401の位置は変化しな
い。メニュー1402の位置が画像データとともに移動
する。この後、利用者は、上記実施の形態1と同様に、
タブレット502の○印504まで人差指を移動するこ
とによって、図14(c)に示すようにカーソル140
1を目的とするメニュー4まで移動することができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、説明の簡略化
のため、図8(a),(b),(c)、図14(a),
(b),(c)において画像データ中のカーソルとメニ
ューだけを表示したけれども、残余の網掛け部分に画像
が表示されているのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機器自体の動きを検出する動き検出手段と、動きと、そ
の動きに応じたカーソル位置の第1移動量との関係を記
憶する記憶手段と、前記動き検出手段で検出された動き
に応じて前記記憶手段からカーソル位置の第1移動量を
読み出し、カーソル位置を計算するカーソル位置計算手
段と、前記カーソル位置計算手段で計算されたカーソル
位置にカーソルを表示させる第1カーソル表示制御手段
と、前記第1カーソル表示制御手段で表示されたカーソ
ル位置の変位を受け付けるカーソル位置変位受付手段
と、前記カーソル位置変位受付手段で受け付けられたカ
ーソル位置の変位に対応する第2移動量を計算する第2
移動量計算手段と、前記カーソル位置計算手段で計算さ
れたカーソル位置を前記第2移動量計算手段で計算され
た第2移動量に応じて変更し、カーソルを表示させる第
2カーソル表示制御手段とを備え、前記検出手段は、独
立可搬な機器に内蔵され、前記カーソル位置変位受付手
段は、利用者が前記機器を操作するよう片手で持ったと
きに親指又は人差指で操作できるよう配置されることと
しているので、利用者の機器を把持した片手の動きと連
動した機器の動きを動き検出手段で検出し、大まかにカ
ーソルを移動し、更に利用者の人差指又は親指の微細な
動きに応じてカーソルを細かく移動するので、片手で素
早く、かつ、正確にカーソルを移動できるポインティン
グシステムを得られる。
【0031】また、前記第2移動量計算手段で計算され
た第2移動量が所定の値以下のときに、前記カーソル位
置計算手段で計算されたカーソル位置と逆方向に表示さ
れた画像をカーソル位置をそのままにして移動し、前記
第1カーソル制御手段のカーソルの表示制御を禁止する
画像表示制御手段を備えることとしているので、画像表
示制御手段で表示された画像をカーソル位置を変えずに
スクロールするので、その後に容易にカーソルを目的と
する位置まで移動することができるポインティングシス
テムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポインティングシステムの実施の
形態1の構成図である。
【図2】上記実施の形態における動作検出部の具体的構
成を示す図である。
【図3】上記実施の形態における第1カーソル制御部に
入力された加速度−時間グラフの一例を示す図である。
【図4】上記実施の形態の変形例におけるカーソル移動
距離テーブル記憶部に記憶されているテーブルの一例を
示す図である。
【図5】上記実施の形態における相対座標検出部にタブ
レットを使用した場合の配置例を示す図である。
【図6】上記実施の形態における相対座標検出部にトラ
ックボールを使用した場合の配置例を示す図である。
【図7】上記実施の形態における相対座標検出部にカー
ソルキーを使用した場合の配置例を示す図である。
【図8】(a)上記実施の形態における表示部に表示さ
れたカーソル移動の一例を示す図である。 (b)上記実施の形態における表示部に表示されたカー
ソル移動の一例を示す図である。 (c)上記実施の形態における表示部に表示されたカー
ソル移動の一例を示す図である。
【図9】上記実施の形態の変形例におけるカーソル移動
距離テーブル記憶部に記憶されているテーブルの一例を
示す図である。
【図10】上記実施の形態の変形例における第1カーソ
ル制御部で得られる速度−時間グラフの一例を示す図で
ある。
【図11】上記実施の形態の変形例におけるカーソル移
動距離テーブル記憶部に記憶されているテーブルの一例
を示す図である。
【図12】上記実施の形態の変形例における第1カーソ
ル制御部で得られる距離−時間グラフの一例を示す図で
ある。
【図13】本発明に係るポインティングシステムの実施
の形態2の構成図である。
【図14】(a)上記実施の形態における表示部に表示
された画面移動の一例を示す図である。 (b)上記実施の形態における表示部に表示された画面
移動の一例を示す図である。 (c)上記実施の形態における表示部に表示されたカー
ソル移動の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 動作検出部 102 第1カーソル制御部 103 カーソル移動距離テーブル記憶部 104 相対座標検出部 105 第2カーソル制御部 106 表示画面制御部 107 表示部 108 画面移動判定部
フロントページの続き (72)発明者 山本 喜大 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器自体の動きを検出する動き検出手段
    と、 動きと、その動きに応じたカーソル位置の第1移動量と
    の関係を記憶する記憶手段と、 前記動き検出手段で検出された動きに応じて前記記憶手
    段からカーソル位置の第1移動量を読み出し、カーソル
    位置を計算するカーソル位置計算手段と、 前記カーソル位置計算手段で計算されたカーソル位置に
    カーソルを表示させる第1カーソル表示制御手段と、 前記第1カーソル表示制御手段で表示されたカーソル位
    置の変位を受け付けるカーソル位置変位受付手段と、 前記カーソル位置変位受付手段で受け付けられたカーソ
    ル位置の変位に対応する第2移動量を計算する第2移動
    量計算手段と、 前記カーソル位置計算手段で計算されたカーソル位置を
    前記第2移動量計算手段で計算された第2移動量に応じ
    て変更し、カーソルを表示させる第2カーソル表示制御
    手段とを備え、 前記検出手段は、独立可搬な機器に内蔵され、 前記カーソル位置変位受付手段は、利用者が前記機器を
    操作するよう片手で持ったときに親指又は人差指で操作
    できるよう配置されることを特徴とするポインティング
    システム。
  2. 【請求項2】 前記第2移動量計算手段で計算された第
    2移動量が所定の値以下のときに、前記カーソル位置計
    算手段で計算されたカーソル位置と逆方向に表示された
    画像をカーソル位置をそのままにして移動し、前記第1
    カーソル制御手段のカーソルの表示制御を禁止する画像
    表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    ポインティングシステム。
JP7404297A 1997-03-26 1997-03-26 ポインティングシステム Pending JPH10269011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404297A JPH10269011A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ポインティングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404297A JPH10269011A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ポインティングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10269011A true JPH10269011A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13535731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7404297A Pending JPH10269011A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ポインティングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10269011A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013705A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Nec Corp ポインティングデバイスのセットアップ方法と該方法を記録した記録媒体および携帯端末
JP2008136695A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体及びゲーム装置
JP2008257374A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Sharp Corp 携帯情報端末及び携帯電話機
JP2009176330A (ja) * 1999-11-04 2009-08-06 Hewlett Packard Co <Hp> 専用化した機能の領域を有するトラックパッドポインティング装置
JP2011039943A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法およびプログラム並びに記録媒体
JP2012141930A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Sony Corp 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
WO2022003512A1 (en) * 2020-07-01 2022-01-06 Wacom Co., Ltd. Systems and methods for dynamic sketching with exaggerated content

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176330A (ja) * 1999-11-04 2009-08-06 Hewlett Packard Co <Hp> 専用化した機能の領域を有するトラックパッドポインティング装置
JP2004013705A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Nec Corp ポインティングデバイスのセットアップ方法と該方法を記録した記録媒体および携帯端末
JP2008136695A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体及びゲーム装置
JP2008257374A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Sharp Corp 携帯情報端末及び携帯電話機
JP2011039943A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法およびプログラム並びに記録媒体
JP2012141930A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Sony Corp 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
CN102707813A (zh) * 2011-01-06 2012-10-03 索尼公司 信息处理装置、信息处理系统以及信息处理方法
US10318015B2 (en) 2011-01-06 2019-06-11 Sony Corporation Information processing for controlling movement of displayed object
WO2022003512A1 (en) * 2020-07-01 2022-01-06 Wacom Co., Ltd. Systems and methods for dynamic sketching with exaggerated content

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9001038B2 (en) Information display apparatus, information display method and program
JP4686886B2 (ja) 情報処理装置
JP3618303B2 (ja) 地図表示装置
US20080134078A1 (en) Scrolling method and apparatus
EP0938040A3 (en) An apparatus for manipulating an object displayed on a display device
JP2001043010A (ja) ポインティング信号を発生するために画像を用いるポインティング装置
KR101679379B1 (ko) 힘 감지 제스처 인식을 위한 방법 및 디바이스
JP2004280745A (ja) 表示装置、方法及びプログラム
US20130093664A1 (en) Drawing device, drawing control method, and drawing control program for drawing graphics in accordance with input through input device that allows for input at multiple points
JP2009276819A (ja) ポインティング装置の制御方法およびポインティング装置、並びにコンピュータプログラム
JP2010205146A (ja) 入力装置
JP5968588B2 (ja) 電子機器
JPH10269011A (ja) ポインティングシステム
JP2009009252A (ja) タッチ式入力装置
WO2016001730A1 (en) Operation device and operation method
US9213459B2 (en) Electronic apparatus provided with resistive film type touch panel
JP2010205134A (ja) 情報表示装置
JP2002132447A (ja) タッチパネル入力装置
JPH11304503A (ja) 情報表示装置
TWI423082B (zh) 觸控螢幕裝置及其圖像顯示方法
JPS6419389A (en) Display system for lithographic display device
JPH11154075A (ja) タッチ入力式情報処理装置
JPH07200152A (ja) タブレット入力電子機器
JP2783692B2 (ja) 図形作成装置
US11720198B2 (en) Electronic device and touch control method therefor