JPH10269001A - 電気・電子機器の操作部 - Google Patents

電気・電子機器の操作部

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Publication number
JPH10269001A
JPH10269001A JP9095343A JP9534397A JPH10269001A JP H10269001 A JPH10269001 A JP H10269001A JP 9095343 A JP9095343 A JP 9095343A JP 9534397 A JP9534397 A JP 9534397A JP H10269001 A JPH10269001 A JP H10269001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
case
key
hole
top hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9095343A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takashima
政幸 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9095343A priority Critical patent/JPH10269001A/ja
Publication of JPH10269001A publication Critical patent/JPH10269001A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースやプリント基板を外さずに容易にキー
トップをセット、交換できる電気・電子機器の操作部を
提供する。 【解決手段】 ゴム材等の弾性体からなるキートップ3
の押圧軸7の径より若干広径のキートップ穴6aをケー
ス2に設け、ケース2上面側の周囲を、キースイッチ5
の動作ストロークに対応する寸法だけ外周側からキート
ップ穴6a側へ下降傾斜するように円錐状に凹ませてテ
ーパ面部2aを形成する。テーパ面部2aの径は、キー
トップ3の外径より少し小さい直径とする。押圧軸7
に、キートップ穴6aの縁に係合してキートップ穴6a
の周縁の裏面に係止するくさび部10を設ける。押圧軸
7をキートップ穴6aに差し込むと、くさび部10が弾
性変形してキートップ穴6aの縁を乗り越えるので、ケ
ース2上から取り付けることができる。取り外しは強く
引き抜くだけでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリその他の電気・電子機器においてキー
トップ等を操作して機器本体に入力を行う操作部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は上述のような電気・電子機器の一
例としての複写機を示し、図2は図1の複写機の操作部
の構造を示す断面図である。このような機器では、図示
のように、操作部1のケース2の外側からキートップ3
を取り外せば、容易に回路基板4に触れることができる
ため、安全面から容易に外れない構造になっている。
【0003】即ち、回路基板4上に設けた複数のキース
イッチ5ごとにケース2にキートップ穴6を設け(一般
的には直径3mm程度の径を有する)、キートップ穴6
の縁に、折り曲げたキートップ3のフランジ部3aを引
っかけて取り付けることにより抜け止めとするととも
に、キートップ3の下側に突設した押圧軸7の先端をキ
ースイッチ5に当接させている。これにより、キートッ
プ3が操作者によって押下されると、押圧軸7の先端に
よってキースイッチ5が押されるようになっている。具
体的には、図3に示すように、キートップ3を押すこと
によりキースイッチ5内の金属製の板バネ8が押しつぶ
され(B)、接点9a、9b間が接続され、操作者がキ
ートップ3から指を離すと、板バネ8の復元力でキート
ップ3が押し上げられると同時に接点9a、9b間が離
れて回路が切れる(A)。
【0004】この構造では、上述した抜け止めにより、
キートップ3をケース2の外側から取り付け、取り外し
することはできず、組み立て時にはケース2を裏返しに
してキートップ3を所定のキートップ穴6に裏からセッ
トしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような取
り付けを行うと、取り付け作業時にキートップ表面の印
刷文字や絵を視認することはできず、またキートップ形
状が同じものが多いので、場所を間違えるなどのセット
ミスが発生しやすいという欠点がある。
【0006】また上記従来の構造では、キートップ3と
キートップ穴6との隙間からゴミ等の異物がケース2の
内側へ入りやすく、入り込んだ異物が故障の原因となる
ことがあるという問題もある。
【0007】さらに、ケース2の外側からキートップ3
を取り外すことができないので、キートップ3の汚れや
表面の印刷文字、絵のかすれ等でキートップ3を交換し
たくても、ケース2を外さないと交換できないという問
題もある。実開平3−66129号公報に開示の技術で
は、ケース外側から治具を差し込んでキートップを外す
ことができるが、治具を必要とする点、治具差し込み穴
からのゴミの侵入を防ぐことができない等の欠点があ
る。
【0008】そこで本発明は、ケースを取り外すことな
く、またプリント基板を外すことなく容易にキートップ
をセット、交換できる等、上記従来の欠点を解決できる
電気・電子機器の操作部を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気・電子機器
の操作部のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成
するために、キースイッチを設けた基板を覆うケースの
上記キースイッチの真上に、弾性体からなるキートップ
の押圧軸を挿入するほぼ同径の穴を設け、上記ケースの
該穴の外周部位を、上記キートップの外周より若干狭い
範囲で、上記ケースの外周面から上記基板側へ上記穴を
最下部とするように凹ませたテーパ面部を形成し、該テ
ーパ面部の外側で上記キートップの外周が上記ケースに
密着可能とするとともに、上記キートップの押圧軸に、
上記穴の縁部の裏面に係止可能なくさび部を設けて上記
キートップを上記ケース外側から脱着可能としたことを
特徴とする。
【0010】同請求項2に係るものは、上記テーパ面部
の深さを、上記キースイッチの動作ストロークと同寸法
としたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と同一ないし類似
する部分には共通する符号を付して説明する。
【0012】図4は本発明に係る電気・電子機器の操作
部の一実施形態を示す図2相当の断面図、図5は押し下
げ状態の断面図、図6は分解図である。本実施形態で
は、キートップ3の押圧軸7の径より若干だけ広径のキ
ートップ穴6aを設け、そのケース2上面側の周囲を、
キースイッチ5の動作ストロークに対応する寸法(図中
A寸法)だけ外周側からキートップ穴6a側へ下降傾斜
するように円錐状に凹ませてテーパ面部2aを形成して
ある。このテーパ面部2aの径は、キートップ3の外径
より少し小さい直径とする。またキートップ3はゴム材
等の弾性体からなり、その押圧軸7には、キートップ穴
6aの縁に係合してキートップ穴6aの周縁の裏面に係
止するくさび部10を設けてある。
【0013】このキートップ3は、押圧軸7をキートッ
プ穴6aに差し込むと、くさび部10が弾性変形してキ
ートップ穴6aの縁を乗り越えるので、ケース2上から
取り付けることができる。キートップ3は、差し込み時
にその外周縁部がテーパ面部2aよりも外側の部位でケ
ース2の上面に密着するような形状、寸法とする。ただ
しキートップ3の形状は円形でも多角形でもよい。もっ
とも円形あるいは円形に近い形状の方が方向性がなく脱
着作業性はよい。
【0014】本実施形態では、図5のように指11でキ
ートップ3を押し下げると、キースイッチ5が動作スト
ローク分(図4中のB寸法から図5中のC寸法を引いた
もの、即ち図6中のA寸法:一般的には0.3〜0.5
mm程度)だけ押し下げられると同時に、キートップ3
は弾性によりテーパ面部2aの表面にならって密着す
る。キートップ3の汚れ、印刷のかすれ等で交換が必要
な場合は、キートップ3の外周をつかんで上に引っぱれ
ばよい。すると、くさび部10がいったんはキートップ
穴6aに引っかかるが、さらに強く引っぱるとくさび部
10が弾性変形してキートップ穴6aから抜ける。
【0015】なお、キートップ3のストローク(A寸
法)とキースイッチ5のストローク(B−C寸法)を等
しくすることにより最適な構造とすることができる。即
ち、キートップ3のストロークがキースイッチ5のスト
ロークより大きいと、キースイッチ3に無理な荷重が加
わり破損に到り、逆にキートップ3のストロークがキー
スイッチ5のストロークより小さいとキースイッチ5を
完全に押し切ることができず、接点9a、9b間の導通
不良を起こす場合があるためである。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る電気・電子機器の操作部
は、以上説明してきたようなものなので、(1)キート
ップをケースの外側からセットできるので、キートップ
表面の文字、絵等を視認しながらセット操作ができ、セ
ットミスを防げるとともに、単に押圧軸を押し込むだけ
なので、治具、工具が不要で組み立て作業性、交換作業
性がともによく、(2)キートップ外周が常に操作部ケ
ースと密着しているためゴミの侵入がなく、(3)キー
トップを外しても穴が押圧軸とほぼ同径と十分小さいた
め、指が入らず回路基板に触れ得ないので安全性がよい
という多くの効果を奏する。
【0017】請求項2に係る電気・電子機器の操作部
は、テーパ面部の深さをキースイッチの動作ストローク
と同寸法とし、キートップのストロークとキースイッチ
のストロークを等しくしたため、上記共通の効果に加
え、キースイッチに負担が掛からず、キースイッチの破
損を防止できるとともに導通不良を防ぐことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】キートップ等を操作して機器本体に入力を行う
操作部を有する電気・電子機器である複写機を示す斜視
図である。
【図2】図1の複写機の操作部の構造を示す断面図であ
る。
【図3】図1の複写機の操作部のキースイッチの構造、
動作を示す断面図である。
【図4】本発明に係る電気、電子機器の操作部の一実施
形態を示す部分断面図である。
【図5】図4の実施形態のキートップ押し下げ状態の断
面図である。
【図6】同分解図である。
【符号の説明】
1 複写機の操作部 2 ケース 2a テーパ面部 3 キートップ 4 回路基板 5 キースイッチ 6、6a キートップ穴 7 押圧軸 8 板バネ 9a、9b 接点 10 くさび部 11 操作者の指

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチを設けた基板を覆うケース
    の上記キースイッチの真上に、弾性体からなるキートッ
    プの押圧軸を挿入するほぼ同径の穴を設け、上記ケース
    の該穴の外周部位を、上記キートップの外周より若干狭
    い範囲で、上記ケースの外周面から上記基板側へ上記穴
    を最下部とするように凹ませたテーパ面部を形成し、該
    テーパ面部の外側で上記キートップの外周が上記ケース
    に密着可能とするとともに、上記キートップの押圧軸
    に、上記穴の縁部の裏面に係止可能なくさび部を設けて
    上記キートップを上記ケース外側から脱着可能としたこ
    とを特徴とする電気・電子機器の操作部。
  2. 【請求項2】 上記テーパ面部の深さを、上記キースイ
    ッチの動作ストロークと同寸法としたことを特徴とする
    請求項1の電気・電子機器の操作部。
JP9095343A 1997-03-27 1997-03-27 電気・電子機器の操作部 Pending JPH10269001A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9095343A JPH10269001A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 電気・電子機器の操作部

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JP9095343A JPH10269001A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 電気・電子機器の操作部

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JPH10269001A true JPH10269001A (ja) 1998-10-09

Family

ID=14135049

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JP9095343A Pending JPH10269001A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 電気・電子機器の操作部

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JP (1) JPH10269001A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138593B2 (en) 2004-09-22 2006-11-21 Ricoh Company, Ltd. Keytop component, operation key, and electronic device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7138593B2 (en) 2004-09-22 2006-11-21 Ricoh Company, Ltd. Keytop component, operation key, and electronic device

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