JPH10268667A - 中間転写部材及び中間転写装置 - Google Patents

中間転写部材及び中間転写装置

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JPH10268667A
JPH10268667A JP9091660A JP9166097A JPH10268667A JP H10268667 A JPH10268667 A JP H10268667A JP 9091660 A JP9091660 A JP 9091660A JP 9166097 A JP9166097 A JP 9166097A JP H10268667 A JPH10268667 A JP H10268667A
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JP
Japan
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elastic layer
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Application number
JP9091660A
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English (en)
Inventor
Takayuki Mochizuki
孝之 望月
Tetsukazu Ueno
哲一 上野
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電記録プロセスにおいて、中間転写方式に
よりプリントを行う場合に、中間転写部材表面に一定の
電流値を確実に与えて、かすれ、位置ずれ等のない高画
質の画像を得る。 【解決手段】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
れ、画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の
表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写して、プリ
ントを行う場合に、上記中間転写部材として、少なくと
も1層の弾性層12を含む電気抵抗値の異なる複数の層
を有し、最も抵抗値の低い低抵抗層11が最外層よりも
内側に配置されている中間転写部材を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の電子写真装置や静電記録装置等における静電記録
プロセスにおいて、表面に静電潜像を保持した潜像保持
体等の画像形成体表面に現像剤を供給して形成されたト
ナー像を、紙等の記録媒体へと転写する前に一旦転写保
持し、これを上記記録媒体へと転写する中間転写部材、
及び該中間転写部材を用いた中間転写装置に関し、更に
詳述すると、中間転写方式によってカラー印刷を行う場
合に、部材表面に一定の電流値を確実に得ることがで
き、かすれ,色ずれ等のない良好な画像を確実に得るこ
とができる中間転写部材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、複写機、プリンター等における静電記録プロセスで
は、まず、感光体(潜像保持体)の表面を一様に帯電さ
せ、この感光体に光学系から映像を投射して光の当たっ
た部分の帯電を消去することによって静電潜像を形成
し、次いで、この静電潜像にトナーを供給してトナーの
静電的付着によりトナー像を形成し、これを紙等の記録
媒体へと転写することにより、プリントする方法が採ら
れている。
【0003】この場合、カラープリンターやカラー複写
機においても、基本的には上記プロセスに従ってプリン
トが行われるが、カラー印刷の場合には、マゼンタ、イ
エロー、シアン、ブラックの4色のトナーを用いて色調
を再現するもので、これらのトナーを所定割合で重ね合
わせて必要な色調を得るための工程が必要であり、この
工程を行うためにいくつかの方式が提案されている。
【0004】まず、第1には、モノクロ印刷を行う場合
と同様に、感光体上にトナーを供給して静電潜像を可視
化する際に、上記マゼンタ、イエロー、シアン、ブラッ
クの4色のトナーを順次重ねていくことにより現像を行
い、感光体上にカラーのトナー像を形成する多重現像方
式がある。この方式によれば比較的コンパクトに装置を
構成することが可能であるが、この方式では階調の制御
が非常に難しく、高画質が得られないという問題点があ
る。
【0005】第2に、4つの感光ドラムを設け、各ドラ
ムの潜像をそれぞれマゼンタ、イエロー、シアン、ブラ
ックのトナーで現像することにより、マゼンタによるト
ナー像、イエローによるトナー像、シアンによるトナー
像及びブラックによるトナー像の4つのトナー像を形成
し、これらトナー像が形成された感光ドラムを1列に並
べて各トナー像を紙等の記録媒体に順次転写して記録媒
体上に重ねることにより、カラー画像を再現するタンデ
ム方式がある。この方式は、良好な画像が得られるもの
の、4つの感光ドラムと、各感光ドラム毎に設けられた
帯電機構及び現像機構が1列に並べられた状態となり、
装置が大型化すると共に高価なものとなってしまう。
【0006】第3に、紙等の記録媒体を転写ドラムに巻
き付けてこれを4回転させ、周回毎に感光体上のマゼン
タ、イエロー、シアン、ブラックを順次記録媒体に転写
してカラー画像を再現する転写ドラム方式もある。この
方式によれば比較的高画質が得られるが、記録媒体が葉
書等の厚紙である場合には、これを上記転写ドラムに巻
き付けることが困難であり、記録媒体種が制限されると
いう問題点がある。
【0007】上記多重現像方式、タンデム方式及び転写
ドラム方式に対して、良好な画質が得られ、かつ装置が
特に大型化するようなこともなく、しかも記録媒体種が
特に制限されるようなこともない方式として、中間転写
方式が提案されている。
【0008】即ち、この中間転写方式は、感光体上のト
ナー像を一旦転写保持するドラムやベルトからなる中間
転写部材を設け、この中間転写部材の周囲にマゼンタに
よるトナー像、イエローによるトナー像、シアンによる
トナー像及びブラックによるトナー像を形成した4つの
感光体を配置して4色のトナー像を中間転写部材上に順
次転写することにより、この中間転写部材上にカラー画
像を形成し、このカラー画像を紙等の記録媒体上に転写
するものである。従って、4色のトナー像を重ね合わせ
て階調を調整するものであるから、高画質を得ることが
可能であり、かつタンデム方式のように感光体を1列に
並べる必要がないので装置が特に大型化することもな
く、しかも記録媒体をドラムに巻き付ける必要もないの
で記録媒体種が制限されることもないものである。
【0009】ここで、この中間転写方式では、感光体等
の画像形成体表面に形成された画像を自己の表面に転写
保持する際、及び保持した画像を紙等の記録媒体に転写
する際、これらの操作をスムーズに行うために中間転写
部材に外部電源から電圧を印可することが行われてお
り、この場合かすれや色ずれ等のない良好な画像を得る
ためには、電圧の印可により中間転写部材の表面に一定
の電流値を与えることが重要である。
【0010】しかしながら、従来の中間転写部材は、ゴ
ム等の材料からなる弾性層に導電性材料を添加すること
により、表面に一定の電流値を得るように設計されてい
るものの、従来の中間転写部材に外部から電圧を印可す
ると、弾性層表面で少なからず放電が起こり、部材の全
面に亘って一定の電流値を得ることが困難であり、その
結果、かすれや色ずれ等が生じて画質が低下するといっ
た問題点がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、中間転写方式によりプリントを行う場合に、中間転
写部材の表面に一定の電流値を確実に与えることがで
き、表面電流値の変動に起因するかすれや色ズレ等の発
生を確実に防止して良好な画像を確実に得ることができ
る中間転写部材、及び該中間転写部材を用いた中間転写
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、潜像保持体等の画像形成体表面に形成されたトナー
像を一旦中間転写部材の表面に転写保持し、これを記録
媒体へと転写する中間転写方式によってプリントを行う
場合に、上記中間転写部材に少なくとも1層の弾性層を
含む電気抵抗値の異なる複数の層を形成し、最も抵抗値
の低い低抵抗層を最外層よりも内側に配置することによ
り、電圧の印可によって中間転写部材表面に一定の電流
値を確実に与えることができ、かすれや色ずれ等のない
良好な画像が確実に得られることを見出した。
【0013】即ち、本発明者の検討によれば、中間転写
部材に外部から電圧を印可した際に部材表面で発生する
放電は、電圧が弾性層のみ(単層)に印可されることが
原因であることが見出され、更に検討を重ねた結果、こ
の弾性層の他に抵抗値の低い低抵抗層を設けると共に、
比較的抵抗値の高い他の層を部材の表面側に設けてこの
低抵抗層を比較的抵抗値の高い他の層の内側に配置する
ことにより、外部から電圧を印可した際に電流が抵抗値
の低い上記低抵抗層を選択的に流れ、部材表面で放電が
生じることを可及的に防止して転写操作を良好に行うこ
とができる一定の電流値を部材表面に確実に与えること
ができ、部材表面に一定の電流値が得られないことに起
因するかすれや色ずれ等の発生を確実に防止して、中間
転写方式により良好な画像が確実に得られることを見出
し、本発明を完成したものである。
【0014】従って、本発明は、画像形成体と記録媒体
との間に配設され、画像形成体表面に形成されたトナー
像を一旦自己の表面に転写保持し、これを記録媒体へと
転写する中間転写部材において、少なくとも1層の弾性
層を含む電気抵抗値の異なる複数の層を有し、最も抵抗
値の低い低抵抗層が最外層よりも内側に配置されている
ことを特徴とする中間転写部材を提供する。
【0015】また、本発明は、画像形成体と記録媒体と
の間に配設され、該画像形成体表面に形成されたトナー
像を一旦自己の表面に転写保持し、これを記録媒体へと
転写する中間転写部材と、該中間転写部材に電圧を印加
する電圧印加手段とを具備してなる中間転写装置におい
て、中間転写部材として、上記本発明の中間転写部材を
用いたことを特徴とする中間転写装置を提供する。
【0016】この場合、上記電圧印加手段は、感光ドラ
ム,ベルト等の画像形成体からトナー像を上記中間転写
部材に転写する際と、中間転写部材から紙等の記録媒体
にトナー像を転写する際とで、印加する電圧の正負の切
り替えを行い、スムーズにトナー像の受け渡しを行うも
のであり、本発明の中間転写部材を用いることにより、
この電圧印可手段からの電圧の印可によって、中間転写
部材の表面にこのような転写操作を良好に行うに十分な
一定の電流値を確実に与えることができ、良好な画像を
確実に得ることができるものである。
【0017】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の中間転写部材は、図1に参照符号1で示したよ
うに、例えば無端ベルト状に形成して、4つの感光体ド
ラム(潜像保持体)2a〜2dと紙等の記録媒体3との
間に配設し、上記感光ドラム2a〜2dの表面に形成さ
れたトナー像を一旦転写保持し、これを記録媒体3へと
転写するものである。
【0018】この場合、この図1に示した装置は、中間
転写方式によりカラー印刷を行うものであり、感光ドラ
ム2a上の静電潜像をイエローにより現像する第1現像
装置4aと、感光ドラム2b上の静電潜像をマゼンタに
より現像する第2現像装置4bと、感光ドラム2c上の
静電潜像をシアンにより現像する第3現像装置4cと、
感光ドラム2d上の静電潜像をブラックにより現像する
第4現像装置4dとを、上記中間転写部材1に沿って配
置し、中間転写部材1を図中矢印方向に循環駆動させて
各現像装置4a〜4dの感光ドラム2a〜2d上に形成
された4色のトナー像を中間転写部材1上に順次転写す
ることにより、この中間転写部材1上にカラー画像を形
成し、このカラー画像を紙等の記録媒体3上に転写して
プリントするものである。なお、図中5,5,5は、無
端ベルト状の中間転写部材1を循環駆動するための駆動
ローラ、6は記録媒体送りローラ、7,7は記録媒体搬
送装置、8は定着装置である。また、図中9は中間転写
部材1に電圧を印加する電源装置(電圧印加手段)であ
り、この電源装置9は感光ドラム2a〜2dからトナー
像を上記中間転写部材1に転写する際と、中間転写部材
1から記録媒体3にトナー像を転写する際とで、印加す
る電圧の正負を反転させることができるようになってい
る。
【0019】上記本発明の中間転写部材1は、少なくと
も1層の弾性層を含む抵抗値の異なる複数の層を有し、
最も抵抗値の低い低抵抗層をトナー像形成側の最外層よ
りも内側に配置したものであり、例えば図2に示したよ
うに、2層の弾性層12,12間にこれら弾性層よりも
抵抗値の低い低抵抗層11を配置し、これら3層を積層
したものである。
【0020】ここで、上記弾性層12としては、特に制
限はなく、ウレタン等の樹脂、ゴム又はこれらの発泡体
を用いることができる。具体的には、ニトリルゴム(N
BR)、クロロプレンゴム(CR)、イソプレンゴム
(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、エチレ
ンプロピレンゴム(EPDM)、ブチルゴム(II
R)、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、ア
クリルゴム(ACR)、エピクロルヒドリンゴム(EC
O)等の一般的なゴム又はスチレン−ブタジエン−スチ
レンゴム(SBS)或いはその水添加物(SEBS)等
の熱可塑性ゴム及びこれらの発泡体を用いることがで
き、特に制限されるものではないが、弾性層12の加工
性、硬度等の点からNBR又はECOに粘度の低いNB
R、BR、IRを添加したゴム組成物が好ましく用いら
れる。なお、その場合の好ましい配合比としては、弾性
層12のゴム材料全体を100とした場合にその重量%
で(NBR又はECR):(NBR+BR+IR)=1
0〜90:90〜10である。
【0021】また、この弾性層12には、導電性材料を
添加して導電性を付与又は調整することができる。この
場合、導電性材料としては、特に限定されず、ラウリル
トリメチルアンモニウム、スチアリルトリメチルアンモ
ニウム、オクタデシルトリメチルアンモニウム、ドデシ
ルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルア
ンモニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチルアンモニウム
塩の過塩素酸塩,塩素酸塩,ホウフッ化水素酸塩,硫酸
塩,エトサルフェート塩,ハンゲン化ベンジル塩(臭化
ベルジル塩,塩化ベンジル塩等)等の第4級アンモニウ
ムなどの陽イオン界面活性剤;脂肪族スルホン酸、高級
アルコール硫酸エステル塩、高級アルコールエチレンオ
キサイド付加硫酸塩、高級アルコール燐酸エステル塩等
の陰イオン界面活性剤;各種ベタイン等の両性イオン界
面活性剤;高級アルコールエチレンオキサイド、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪
酸エステル等の非イオン性帯電防止剤などの帯電防止
剤;LiCF2SO2、NaClO4、LiBF4、NaC
l等の周期律表第1族の金属塩;Ca(ClO42等の
周期律表第2族の金属塩;及びこれらの帯電防止剤がイ
ソシアネートと反応する活性水素を有する基(水酸基,
カルボキシル基,一級乃至二級アミン基等)を1個以上
有するものなどが挙げられる。更に、これらと多価アル
コール(1,4−ブタンジオール、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール
等)又はその誘導体との錯体、或いはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル等との錯体などのイオン導電剤;ケッチェンブ
ラック、アセチレンブラック等の導電性カーボン;SA
F、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、F
T、MT等のゴム用カーボン;酸化処理を施したカラー
インク用カーボン、熱分解カーボン、天然グラファイ
ト、人造グラファィト等;酸化スズ、酸化チタン、酸化
亜鉛、ニッケル、銅等の金属及び金属酸化物;ポリアニ
リン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマ
ーなどを例示することができる。
【0022】これら導電性材料の弾性層12への添加量
は樹脂又はゴム成分100重量部に対して0.01〜5
0重量部、好ましくは0.1〜30重量部とすることが
でき、これにより弾性層の抵抗値を103〜1015Ωc
mに調整することができる。なお、この弾性層には、必
要に応じて公知の充填材,加硫剤など、その他の添加剤
を適量添加することができる。
【0023】ここで、上記図2では、この弾性層12を
上記低抵抗層11の両側に設けたが、この弾性層12は
上記各ドラム2a〜2d(潜像保持体)及び上記記録媒
体3に接触又は近接してトナー像を転写保持する側の片
面のみに形成するようにしてもよく、また中間転写部材
1の表面(トナー像を転写保持する側の面)に後述する
樹脂層を形成する場合には、弾性層12を上記低抵抗層
11の裏面側(トナー像を転写保持しない側の面)のみ
に設けることもできる。この弾性層12の片面側のみの
厚みは、中間転写部材の形態に応じて適宜選定されるも
のであるが、例えば図1,2のように両面側に弾性層1
2を有する無端ベルト状である場合は、0.01〜2m
m、特に0.05〜0.7mm程度とすることが好まし
い。
【0024】次に、上記低抵抗層11は、上記弾性層1
2の抵抗値よりも低い抵抗値を有するものであればよ
く、適宜な材料を用いて形成することができ、特に制限
されるものではないが、上記弾性層12と同様の材料を
用いて同様に形成することができ、この場合、上記導電
性材料の種類や配合量を調節することにより、上記弾性
層12よりも抵抗値を低く設定する。この低抵抗層11
の抵抗値は、上記弾性層12の抵抗値よりも102〜1
6Ωcm程度低いことが好ましく、特に102〜105
Ωcm低いことがより好ましい。この低抵抗層11の具
体的な抵抗値は、特に制限されるものではないが、通常
は101〜1010Ωcm、特に102〜107Ωcm程度
とされる。なお、この低抵抗層としてほぼ同一の抵抗値
を有する層を2層以上形成しても差し支えない。
【0025】本発明の中間転写部材には、特に図1,2
のようにベルト状の部材とする場合、上記低抵抗層11
と弾性層12との間に補強の目的で帆布層を形成するこ
とができる。帆布層は、公知の帆布材を用いて形成する
ことができ、具体的には、綿、人絹、ナイロン等によっ
て形成することができ、この場合これら帆布材を複数積
層した複数層構造の帆布層としてもよい。また、特に制
限されるものではないが、この帆布層形成する上記綿、
人絹、ナイロン等の帆布材の繊維径は、20〜100デ
ニール、特に30〜80デニールであることが好まし
い。更に、この帆布材は、特に制限されるものではない
が、比較的薄いものであることが好ましく、具体的には
厚み0.01〜0.2mm、特に0.05〜0.15m
mであることが好ましい。この場合、この帆布材11a
の厚みが0.01未満であると、この帆布層による寸法
安定性が低下して中間転写部材1に伸び等の変形が生じ
てしまう場合があり、一方0.2mmを超えると中間転
写部材1の柔軟性が損なわれる場合がある。
【0026】この帆布層には、表面部分に必要に応じて
ゴムを含浸させることができ、これにより帆布層と上記
弾性層12又は低抵抗層11との接着性及び表面平滑性
を向上させることができる。この場合、含浸させるゴム
としては、上述した弾性層12に用いられるものと同種
のゴム等によるゴムセメントが好適に用いられ、塗布又
は浸漬により、これらゴムセメントを上記帆布材の表面
に予め含浸させておくことができる。ここで、このよう
にゴムを含浸させた帆布層を設ける場合には、上記ゴム
セメント中に導電性材料を添加して導電性を付与し、こ
の帆布層に導電性のゴム含浸部を設けて上記低抵抗層1
1とすることもできる。
【0027】また、本発明の中間転写部材1には、必要
に応じて表面(トナー像が転写保持される側の面)に樹
脂層を形成することができる。この樹脂層は、特に制限
されるものではないが、フッ素樹脂やフッ素ゴム、ポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、アルキッド樹
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ア
クリル樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルウレタ
ン樹脂、シリコーン樹脂、アミノ樹脂、尿素樹脂等の1
種又は2種以上の樹脂を混合して形成することができ
る。
【0028】ここで、この樹脂層は、特に制限されるも
のではないが、フッ素樹脂を含有する樹脂を用いて形成
することが好ましく、この場合、フッ素樹脂としては、
ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン
−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフル
オロエチレン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン
共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルフ
ルオライド等が好ましく用いられ、これによりトナーの
付着や融着をより効果的に防止することができる。
【0029】この樹脂層には、特に制限されるものでは
ないが、適度な導電性を付与するため、上記弾性層に配
合される導電性材料として例示したものと同様の導電性
材料を配合することもできる。この場合、導電性材料の
配合量は、特に制限されず、所望の抵抗値に応じて適宜
選定され、通常は体積抵抗が108〜1016Ωcm、特
に1011〜1015Ωcmとなるように導電剤の配合量が
選定され、通常は樹脂成分100重量部に対して0.0
01〜80phr程度である。
【0030】更に、この樹脂層には、チクソトロピー性
付与剤、構造粘性付与剤等の添加剤を配合してもよく、
これらは無機系、有機系のいずれでもよく例えばシリカ
化合物などを例示することができる。
【0031】この樹脂層は、通常中間転写部材1の表面
側の弾性層12上に直接又は後述するその他の層を介し
て形成されるが、部材表面にこの樹脂層を形成する場合
には、表面側の弾性層12を省略し低抵抗層11上に直
接又はその他の層を介して形成することもできる。この
樹脂層を設ける場合には、上記低抵抗層11の抵抗値
は、この樹脂層よりも低く設定することが好ましく、特
に表面側の弾性層12を省略する場合には、上記低抵抗
層11の抵抗値がこの樹脂層よりも必ず低くなければな
らない。なお、この樹脂層の厚さは、特に制限されるも
のではないが、通常5〜100μm程度とされる。
【0032】また、上記樹脂層を設ける場合、該樹脂層
と上記弾性層12又は上記低抵抗層11との間には、目
的に応じてその他の樹脂層又はゴム層を形成することも
できる。
【0033】その他の樹脂層又はゴム層を形成する材料
としては、上記弾性層12と同様のゴム、塩素化ポリエ
チレン、クロロスルフォン化ポリエチレン、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリジオ
キソラン系樹脂、ウレタン変性アクリル系樹脂、ナイロ
ン系樹脂、エポキシ系樹脂、スチレン系樹脂、ポリビニ
ルアセタール系樹脂、フッ素樹脂、フッ素ゴムなどが挙
げられる。
【0034】このその他の樹脂層又はゴム層にも、上記
弾性層12と同様の導電性材料を樹脂又はゴム成分10
0重量部に対して0.01〜50重量部、好ましくは
0.1〜30重量部程度配合して、抵抗値を108〜1
16Ωcm、特に1010〜1015Ωcmに調整すること
ができ、この場合、このその他の樹脂層又はゴム層の抵
抗値は、上記低抵抗層の抵抗値よりも高いことが好まし
い。また、このその他の樹脂層又はゴム層の厚さは、特
に制限されるものではないが、通常1〜600μm程度
とすることができる。
【0035】本発明の中間転写部材は、特に制限される
ものではないが、表面粗さをJIS10点平均粗さRz
で10μm以下、特に6μm以下、更には3μm以下と
することが好ましい。また、本発明の中間転写部材は、
特に制限されるものではないが、厚さ方向の抵抗値が1
2〜1012Ωcm、特に104〜1010Ωcmであるこ
とが好ましく、これによってより確実に良好な画像を得
ることができる。更に、図1の装置のように、本発明の
中間転写部材を回転させる駆動ローラ5又は駆動ギアに
は電圧を印加することができ、この場合の電圧は直流の
みの印加又は直流に交流を重畳する印加など、印加条件
は適時選択することができる。
【0036】なお、本発明の中間転写部材の形態は、上
記図1,2に示した無端ベルト状に限定されるものでは
なく、感光体等の画像形成体に安定的に接触又は近接さ
せることができるものであれば、ベルト状以外の形態と
しても差し支えなく、例えば適宜な基体を用いてドラム
状に形成することもできる。また、本発明の中間転写部
材を用いた中間転写装置も、上記図1の装置に限定され
るものではなく、本発明の要旨の範囲内で適宜変更する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の中間転写部材は、最も抵抗値の
低い低抵抗層を最外層よりも内側に配置することによ
り、電圧の印可によって中間転写部材表面に一定の電流
値を確実に与えることができ、かすれや色ずれ等のない
良好な画像が確実に得られるものである。従って、この
中間転写部材を用いた本発明の中間転写装置は、中間転
写方式によりかすれや色ずれ等のない良好な画像が確実
に得られるものである。
【0038】
【実施例】以下、実施例,比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるもの
ではない。
【0039】[実施例1]下記組成からなる抵抗値10
4Ωcm,厚さ0.2mmの低抵抗層の両面に、下記組
成からなる抵抗値109Ωcm,厚さ0.3mm弾性層
を積層して、表面側から弾性層+低抵抗層+弾性層の3
層構造からなるベルト状の中間転写部材を得た。なお、
この中間転写部材の厚さ方向の抵抗値は108Ωcmで
あった。
【0040】弾性層の組成 ECO 80重量部 液状NBR 20重量部 ステアリン酸亜鉛 1重量部 炭酸カルシウム 20重量部 カーボンSRF 20重量部 加硫剤PO 3重量部低抵抗層の組成 ECO 60重量部 NBR 22重量部 液状NBR 18重量部 ステアリン酸亜鉛 2重量部 炭酸カルシウム 10重量部 カーボンFEF 30重量部 加硫剤PO 5重量部
【0041】得られた中間転写部材(ベルト)を図3に
示したように金属ドラムA,B間に架橋し、1回転4秒
の速度で走行させながら、一方のドラムAに直流電圧1
kVを印加すると共に、他方のドラムBに電流計を接続
して表面の電流値を測定したところ、50〜3000μ
Aであった。
【0042】また、この中間転写部材を図1と同様の機
構からなるカラープリンタに、中間転写ベルト1として
装着し、連続4000枚の画像出しを行った。得られた
画像は、最後まで良好であり、不具合は全く発生しなか
った。
【0043】[実施例2]表面側の弾性層上に下記組成
からなる抵抗値3×1013Ωcm,厚さ20μmの樹脂
層を形成したこと以外は実施例1と同様にして、表面側
から樹脂層+弾性層+低抵抗層+弾性層の4層構造から
なるベルト状の中間転写部材を得た。なお、この中間転
写部材の厚さ方向の抵抗値は1013Ωcmであった。
【0044】樹脂層の組成 可溶性フッ素樹脂 100重量部 イソシアネート硬化剤 25重量部
【0045】得られた中間転写部材につき、実施例1と
同様にして表面電流値を測定したところ50〜3000
μAであった。また、実施例1と同様に画像出しを行っ
たところ、得られた画像は、最後まで良好であり不具合
は全く発生しなかった。
【0046】[比較例1]実施例1で用いた弾性層と同
様の組成からなる抵抗値109Ωcm,厚さ0.6mm
の弾性層のみからなる単層構造のベルト状中間転写部材
を得た。
【0047】得られた中間転写部材につき、実施例1と
同様にして電圧を印可したところ、電流はほとんど流れ
ず、電流値は測定不能であった。また、実施例1と同様
に画像出しを行ったところ、得られた画像には、所々に
かすれや色ずれが発生していた。
【0048】[比較例2]低抵抗層に代えて下記組成か
らなる抵抗値1010Ωcm,厚さ0.2mmの高抵抗層
を設けたこと以外は実施例1と同様にして、表面側から
弾性層+高抵抗層+弾性層の3層構造からなるベルト状
の中間転写部材を得た。
【0049】得られた中間転写部材につき、実施例1と
同様にして電圧を印可したところ、電流はほとんど流れ
ず、電流値は測定不能であった。また、実施例1と同様
に画像出しを行ったところ、得られた画像には、所々に
かすれや色ずれが発生していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間転写部材を用いた中間転写装置の
一例を示す概略図である。
【図2】同中間転写部材を示す図2のA−A線に沿った
拡大断面図である。
【図3】表面電流値の測定方法を示す概略図である。
【符号の説明】 1 中間転写部材 11 低抵抗層 12 弾性層 2a〜2d 画像形成体(感光ドラム(潜像保持体)) 3 記録媒体 4a〜4d 現像装置 5 駆動ローラ 6 紙送りローラ 7 記録媒体搬送装置 8 定着装置 9 電源装置(電圧印加手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の
    表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間転
    写部材において、少なくとも1層の弾性層を含む電気抵
    抗値の異なる複数の層を有し、最も抵抗値の低い低抵抗
    層が最外層よりも内側に配置されていることを特徴とす
    る中間転写部材。
  2. 【請求項2】 上記低抵抗層の表面側に少なくとも1層
    の弾性層が配置され、上記低抵抗層が該弾性層の抵抗値
    よりも102〜106Ωcm低い抵抗値を有するものであ
    る請求項1記載の中間転写部材。
  3. 【請求項3】 上記低抵抗層が中間層として設けられ、
    上記低抵抗層の内面側に接する層が弾性層であり、外面
    側に接する層が弾性層又は樹脂層である請求項1又は2
    に記載の中間転写部材。
  4. 【請求項4】 厚さ方向の抵抗値が、102〜1012Ω
    cmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の中間転
    写部材。
  5. 【請求項5】 ベルト状のものである請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の中間転写部材。
  6. 【請求項6】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、該画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己
    の表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間
    転写部材と、該中間転写部材に電圧を印加する電圧印加
    手段とを具備してなる中間転写装置において、上記中間
    転写部材として、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    中間転写部材を用いたことを特徴とする中間転写装置。
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