JPH10267877A - 交差配置形電極構造体を備えたセンサおよび該センサの製造方法 - Google Patents

交差配置形電極構造体を備えたセンサおよび該センサの製造方法

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JPH10267877A
JPH10267877A JP6092498A JP6092498A JPH10267877A JP H10267877 A JPH10267877 A JP H10267877A JP 6092498 A JP6092498 A JP 6092498A JP 6092498 A JP6092498 A JP 6092498A JP H10267877 A JPH10267877 A JP H10267877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば気体または液体中の導電率と容量を
測定するためのセンサにおいて、小さくしかも構造の簡
単な構造を実現する。 【解決手段】 基板上に3次元の交差配置形電極構造体
4が設けられている。さらにこのセンサには、集積され
た温度抵抗24ならびに必要に応じて加熱抵抗42も設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に設けられ
た3次元の交差配置形電極構造体を備え、たとえば気体
また液体中の導電率および容量を測定するためのセンサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体において導電率測定と容量測定を組
み合わせて行うことは、たとえばガソリン/メタノール
混合物の特性決定、ブレーキ流体中の水分含有量の測
定、バッテリ酸性物質の分析、ならびにアルカリ性貯蔵
量の測定によるオイル等級の決定において重要な意味を
もつ。殊に導電率は温度依存性であるので、有利にはこ
のような分析を温度測定と組み合わせて行うことができ
る。ガソリン/メタノール混合物の特性決定のために導
電率測定と容量測定と温度測定とを組み合わせて行うこ
とは、Binder, J. (Sensors and Actuators A, Band 3
1, (1992), 60-67)によりすでに知られており、これは
センサとして実現されている。しかしながらこのセンサ
は大きく、しかも構造的にきわめて複雑なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、たとえば気体または液体中の導電率と容量を測定
するためのセンサにおいて、小さくしかも構造の簡単な
構造を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、集積された温度抵抗も設けられていることにより解
決される。
【0005】
【発明の実施の形態】このように本発明によれば、基板
に設けられた3次元の交差配置形電極構造体を備えたセ
ンサにおいて、集積された温度抵抗が付加的に設けられ
ており、さらに有利には付加的に加熱抵抗も設けられて
いる。有利にはメアンダ状に構成された温度抵抗は、液
体または気体中の温度測定に用いられる。有利にはやは
りメアンダ状に構成された加熱抵抗は、交差配置形電極
構造体における各電極間の気体および液体を加熱するた
めに用いられ、あるいは(たとえば圧力技術的に)電極
構造体中に充填された感応材料を加熱するために用いら
れる。たとえばガソリン/メタノール混合物の分析やオ
イル監視のような用途によっては、構造を簡単にするた
め加熱抵抗を省略できる。
【0006】本発明によれば基板をシリコンにより形成
するのが有利であり、その際、この基板がすでに集積さ
れた評価回路を有するように構成できる。しかし適用事
例によっては、セラミクス、ガラスまたはプラスチック
のような別の基板を使用するのも有利である。
【0007】本発明は微細化されたセンサを意図してお
り、これは多数の液体や気体の特性を決定するために使
用することができ、この場合、ダイレクトに液体や気体
中の導電率と容量の測定に基づき直接、あるいは各電極
間の化学的に感応する物質の導電率と容量の測定に基づ
き、分析が行われる。有利には3次元の電極構造により
いっそう高いセンサ感度と障害に対する強さが得られ、
さらに微細化も可能になる。本発明によるセンサはそれ
自体公知のステップの組み合わせによって高い精度で製
造することができ、基板としてシリコンを使用した場
合、製造過程中に有利にはシリコン評価電子装置をいっ
しょにチップ(基板)上に集積することができる。
【0008】さらに本発明はここに示したセンサの拡張
に関するものであり、それによれば交差配置形電極構造
体の各電極間に感応層または多層組織が設けられる。こ
の場合の用途としてたとえば湿度センサを実現すること
ができ、これはポリマの析出により実現できる。ポリマ
が水を摂取することで比誘電率が変化し、このことは容
量の変化により検出できる。交差配置形構造体の下に位
置する加熱抵抗は、ポリマにたまった湿気を再び除去し
て感応層が新たに反応できるようにするために用いられ
る。湿度センサとしての用途のほかに、液体や気体の分
析の分野における一般的な化学的センサも実現可能であ
る。たとえば金属酸化物のような一連の感応層はその動
作のために加熱する必要があり、このことをその下に位
置する加熱抵抗により制御して温度抵抗により監視する
ことができる。
【0009】さらに本発明は、流体における誘電を直接
求める方法にも関する。この場合、実際の適用分野はた
とえば、車両におけるブレーキ流体の品質の判定であ
る。本発明の測定方法によれば、微細構造化された加熱
抵抗を介して有利には3次元の交差配置形電極構造体内
の小さい液体容積体が加熱され、いっしょに集積され微
細構造化された温度抵抗を介して温度が測定される。交
差配置形電極構造体を用いることにより、直流および種
々の測定周波数において液体の容量と抵抗が求められ
る。これらの量は温度に依存するので、温度が上昇する
につれて容量がいっそう高くなり抵抗値がいっそう低く
なる。液体の融点領域において逆の動作が生じる。この
場合、加熱により抵抗値が上昇し、容量値が低下する。
極端な事例では各電極間の液体が沸騰し、これに付随し
て気体が生成される。気泡は液体とは著しく異なる誘電
特性をもっているので、沸騰により容量値の低下と抵抗
値の上昇が明確に生じる。このような容量値と抵抗値の
変化から、いっしょに集積されている温度抵抗を介して
沸点温度が測定される。請求項1記載のセンサにより、
有利には微細化された構造によって僅かな熱だけしか流
体に取り込まれない。さらに、構造全体の熱容量が僅か
であることから、秒レンジできわめて高速に測定を行う
ことができる。
【0010】さらに本発明は、基板に設けられた3次元
の交差配置形電極構造体を備えたセンサたとえば先に述
べたセンサの製造方法に関する。この場合、基板の一方
の面上につまり表面または裏面に温度抵抗および必要に
応じて加熱抵抗を配置し、これは有利にはプラチナ、ニ
ッケル、TaNiまたは銀から成り、さらに基板の同じ
面または別の面に、3次元の交差配置形電極構造体を配
置し、これはたとえば腐食作用の強い媒体のためにはプ
ラチナまたは金から成り、あるいは腐食作用の弱い媒体
のためには銀、銅、ニッケル、アルミニウムから成る。
本発明による方法は、スパッタリング、エッチング、パ
ッシベーション、直流めっきならびにホトリソグラフの
種々のステップの組み合わせを意図している。この方法
は既述の範囲内で、加熱抵抗の設けられていない簡略化
されたセンサ構造の製造にも使用できる。
【0011】たとえば本発明の有利な実施形態によれ
ば、温度抵抗を基板の一方の面たとえば裏面に被着さ
せ、電極をたとえば反対の面に被着させる前に、基板の
両面にSiO2 とSi34 を積層する。
【0012】殊に有利な実施形態によれば、たとえば基
板の裏面に温度抵抗を形成し、その際、有利には既存の
SiO2 層とSi34 層の上に、固着層およびプラチ
ナ層をスパッタリングする。これに続いてレジスト材料
を付着して構造化する。次に、温度抵抗を構造化するた
めプラチナ層をエッチングし、温度抵抗に対しSiO2
によりパッシベーションを施す。パッシベーションステ
ップに続いて本発明の有利な実施形態によれば、温度係
数を設定して安定化するため温度抵抗を焼き戻す。
【0013】本発明の別の有利な実施形態によれば先の
述べたような方法が設けられており、つまりこの場合、
3次元の交差配置形電極構造体を有利には基板の表面に
形成し、これはまずはじめに基板表面における電極領域
をホトリソグラフにより規定する。そしてこのようにし
て規定された領域において、そこに有利には存在してい
るSiO2 層とSi34 層をエッチングする。続いて
固着および直流めっき開始層のスパッタリングを行う。
さらにこのスパッタリングに続いて、電極構造体形成の
ため有利には厚いレジスト層が、レジストトレンチが形
成されるよう構造化される。このようにして製造された
レジストトレンチを電極材料により直流めっきする。次
にレジストマスクを除去し、直流めっき開始層をエッチ
ングする。これに続いて電極構造体の領域においてシリ
コン基板を異方性エッチングした後、有利にはコンタク
トパッドを露出させ、さらにセンサを個別化する。
【0014】次に、図面を参照しながら実施例に基づき
本発明について詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1には、たとえばシリコン、ガラス、セラ
ミクスまたはプラスチックから成る基板2が示されてい
る。この基板2の上に、必要に応じて(基板としてシリ
コンを使用した場合には)別の絶縁・固着層102を介
して、メアンダ状の加熱抵抗42が構造化されて形成さ
れており、その周囲にはやはりメアンダ状であり有利に
はプラチナ、ニッケル、TaNiまたは銀から成る温度
抵抗24が配置されている。絶縁のため、加熱抵抗42
と温度抵抗24の上にパッシベーション層100が設け
られている。この場合、熱伝導を改善するため、絶縁性
が良好であることのほかに熱伝導性も良好な材料が使用
される。パッシベーション層100の上において加熱抵
抗42の上方に、立体的な交互配置形電極構造体4が設
けられている。さらにこの図には固着および直流めっき
開始層110も描かれている。
【0016】図2には本発明によるセンサを側方から見
た図が示されており、ここでは基板2としてシリコンが
使われる。このセンサは交互配置形電極構造体4、加熱
抵抗42、温度抵抗24ならびに付加的な絶縁・固着・
接触層を有している。流体ができるかぎり僅かにしか加
熱されず、ひいてはセンサの電力損失も小さくすること
ができるようにする目的で、加熱抵抗42、温度抵抗2
4および交互配置形電極構造体4は、SiO2、Si3
4 膜104上に配置されている。この膜104はシリコ
ン基板2の異方性エッチングにより形成される。
【0017】図3にも本発明によるセンサを側方から見
た図が示されており、この場合にはガラスまたはプラス
チックが基板材料として使われる。センサは、交互配置
形電極構造体4、加熱抵抗42および温度抵抗24なら
びに付加的な絶縁・固着・接触層を有している。基板2
の熱伝導性が僅かであることから(”熱絶縁体”である
ことから)、交互配置形電極構造体4内で加熱抵抗42
を介してほぼダイレクトに液体の加熱が行われる。加熱
抵抗42、温度抵抗24および交互配置形電極構造体4
を膜の上に配置する必要はない。
【0018】さらに図4および図5にも本発明によるセ
ンサを示す図がそれぞれ示されており、この場合、交差
配置形電極4の間に感応層106つまり多層組織が析出
されている。図4にはシリコン基板2の実施形態が示さ
れているのに対し、図5にはセラミクス、ガラスまたは
プラスチックのような他の基板材料のための構成が示さ
れている。
【0019】図6には本発明によるセンサの製造方法が
示されている。
【0020】基板2としてシリコンを使用した製造プロ
セスは以下のプロセスステップを有している: a)シリコン基板2の両面にSiO2 層3、Si34
層22を被着; b)基板裏面5上のSiO2 層3、Si34 層22を
構造化(あとで行われる膜エッチングの領域を規定す
る); c)基板表面1上に固着・金属層(たとえばプラチナ)
をスパッタリング; d)加熱抵抗42と温度抵抗24を構造化; e)加熱抵抗42と温度抵抗24の上に絶縁層100を
析出; f)温度係数を調整し安定化するためプラチナ抵抗の焼
き戻し; g)加熱抵抗42と温度抵抗24のため絶縁層100に
接触領域150を開口; h)絶縁層100に固着および直流めっき開始層110
をスパッタリング; i)交差配置形電極構造体4の電鋳として厚いレジスト
層を構造化; j)レジストトレンチを金属により直流めっき; k)レジストマスクの除去および開始層のエッチング; l)必要に応じて交差配置形電極構造体4内に感応層を
析出; m)基板裏面5からシリコン基板2の膜エッチング(異
方性エッチング); n)センサの個別化 シリコンの代わりにガラス、セラミクス、プラスチック
のようなその他の基板材料を使用した場合、製造におい
てプロセスステップc)〜k)およびn)だけが行われ
る。
【0021】次に、ステップa)〜n)について詳しく
説明する。
【0022】a)について:この方法は両面が研磨され
たシリコン基板2によって始められ、まず最初に熱酸化
によりこの基板上にSiO2 層3が形成される。その上
にLPCVDにより薄いSi34 層22が析出され
る。酸化層および窒化層は基板2に対する絶縁として用
いられ、あとで行われるステップにおいて基板裏面5の
エッチマスクとして利用されることになる。これら両方
の層の厚さは、シリコン基板2をあとでエッチングする
とき(プロセスステップ1)に十分に安定した膜が形成
され、層組織内部の引っ張り応力および圧縮ひずみが補
償されるように選定する必要がある。
【0023】b)について:基板裏面5にホトリソグラ
フ領域が規定され、そこにおいてSi34 層がドライ
エッチングプロセスにより除去され、その下に位置する
SiO2層が湿式化学的に除去される。このようにして
マスクされていないシリコン領域において、あとで裏面
5から膜がエッチングされる。
【0024】c)について:次に、基板表面1に固着層
がスパッタリングされ、次に金属層有利にはプラチナが
スパッタリングされる。プラチナに対する固着層として
たとえばシリコンを用いることができるが、たとえばチ
タンのような別の金属を使うこともできる。
【0025】d)について:プラチナ層上にスピン・オ
ン(回転塗布)または積層によりレジスト材料が付着さ
れ、ホトリソグラフィステップにより構造化される。こ
の場合、温度抵抗24のレイアウトも加熱抵抗42のレ
イアウトも含んでいるホトリソグラフマスクが用いられ
る。プラチナ層はレジストのない領域において、たとえ
ば反応性イオンエッチングにより、あるいは湿式化学的
な手法によりエッチングされる。これに続いてレジスト
マスクが除去される。
【0026】e)について:このようにして温度抵抗2
4と加熱抵抗42の設けられた構造化されたプラチナ層
上に、絶縁層100が被着される。
【0027】f)について:固有の温度係数の設定と長
期間の安定性を得るため、プラチナ層を高温で人工的に
老化させる。
【0028】g)について:別のホトリソグラフィステ
ップにより、絶縁層100においてウェットエッチング
によってコンタクトパッドの領域に窓150が開けられ
る。次にホトレジストが除去される。
【0029】h)について:基板全面1に固着および直
流めっき開始層110が付着される。この場合、典型的
には、CrとAuから成る層組織またはTi,タングス
テンおよびAuから成る層組織を用いることができる。
耐腐食性に対し著しく高い要求が課される場合、開始層
として裏面5と同様にプラチナを付着することができ
る。
【0030】i)について:スピン・オン(回転塗布)
または積層により厚いレジスト層が付着されて、リソグ
ラフまたはエッチングにより構造化される。これにより
電極構造体4はトレンチとして形成される。
【0031】j)について:レジストトレンチが直流め
っきにより充填される。析出すべき材料は個々の適用事
例に依存する。腐食作用の強い媒体の場合には電極材料
としてプラチナおよび金が用いられるし、要求が低けれ
ば銀、銅またはアルミニウムを使用できる。プロセスス
テップh)で付着される開始層は、直流めっきすべき金
属にそれぞれ依存する。
【0032】k)について:レジスト層の除去後、開始
層110は電極領域外で選択的にまたはディファレンシ
ャルエッチングにより除去される。これにより、各電極
間の電気接続が切られる。
【0033】l)について:たとえば湿度センサまたは
化学的に感応するセンサにおいて適用される場合、この
プロセスステップにおいて交差配置形電極4間に感応材
料が析出される。これはたとえばスクリーン印刷、回転
塗布またはCVDプロセスにより行える。場合によって
は、エッチングステップまたはホトリソグラフ手法によ
り感応層の構造化が必要である。
【0034】m)について:基板表面1がエッチング溶
液により分離されて保護されるような特別なエッチング
剤を使用することで、シリコンウェハが裏面5から異方
性エッチングされる(KOHまたはTMAHエッチン
グ)。このステップにより膜が実現される。マスクとし
てステップb)で構造化された窒化層/酸化層3,22
が用いられる。
【0035】n)について:エッチング完了後、ウェハ
上のセンサがのこぎりびきにより個別化される。
【0036】ガラス、セラミクス、プラスチックのよう
な他の基板材料を使用した場合も同様の方法がとられ、
この場合、ステップa),b),l),m)は代わりの
ステップを用いることなく省略される。基板に対する要
求は、基板表面1の平坦さが良好であることと粗さが僅
かなことだけである。
【0037】図7には本発明によるセンサの最も簡単な
実施形態が示されており、この場合、加熱抵抗42は省
略される。たとえばガソリン/メタノール混合物の分
析、冷却流体またはエンジンオイルの監視のようないく
つかの適用事例のためには、流体の加熱は不必要であ
る。この場合、全体構造において加熱抵抗42を省くこ
とができる。さらにこの場合、センサの熱容量が低いこ
とは重要ではないので、膜のエッチングも省略される
が、図6に示されているような製造順序はほぼそのまま
保持される。なぜならば、加熱抵抗42も温度抵抗24
も1つのプロセスステップ中で構造化されるからであ
る。プロセスステップb)とm)は省略される。センサ
構造(図7)における加熱抵抗42の省略により、交差
配置形電極4を基板側からも露出させることができ、こ
れにより流体との結合がいっそう良好になり、ひいては
センサ感度を高めることができる。基板を貫通してエッ
チングされた部分120は、湿式化学的手法でKOHエ
ッチングまたはTMAHエッチングにより実現される。
もちろん、貫通してエッチングされたこのような部分1
20を省いてもよい。この構造体の製造については、図
6に示されているようにして行われる。また、レイアウ
ト(プラチナ抵抗24は交差配置形電極4のすぐ下には
配置されていない)のほかに、プロセスステップにおい
てステップb)とm)が変えられる:b)このプロセス
ステップにおいて基板表面1上の窒化物層22と酸化物
層3の領域に、あとに続くシリコン基板2の異方性エッ
チングのための窓が開けられる。
【0038】m)基板表面1上に残されていてステップ
b)において構造化された窒化物層22と酸化物層3は
この製造ステップにおいて、KOHまたはTMAHによ
るシリコンウェハのエッチング120のためのマスクと
して用いられる。エッチングにあたりマスクの一部分も
除去されるので、Si34 層22とSiO2 層3の層
厚を十分なものにしておく必要がある。
【0039】交差配置形電極4と温度抵抗24の配置を
1つの基板面上に配置することのほかに、それら両方の
素子を基板2のそれぞれ異なる面上に配置させることも
できる。このことは、温度抵抗24がそのパッシベーシ
ョン層100も含めて流体とじかに接触させないように
する場合に有利である。この適用事例のために本発明に
よればセンサケーシングが設けられており、これによれ
ば交差配置形電極構造体4だけしか流体と接触しない。
【0040】図8には、シリコンから成る基板2の表面
1が示されている。表面1上において、コンタクトパッ
ド8の間に金から成る交差配置形電極構造体4が配置さ
れている。交差配置形電極構造体4は基板2を貫通して
エッチングされた領域6に配置されていて、これは基板
2全体を通り抜ける開口部を成しているので、電極構造
体は貫通してエッチングされた領域6にわたりむき出し
のままで配置されている。このことは汚れを避けるのに
役立つし、流体と電極構造体4をいっそう良好に結合さ
せるのに役立つ。さらにこの図には、絶縁・固着・接触
層10と、基板2の裏面5におけるプラチナ温度抵抗2
4が示されている。
【0041】図9には基板2の裏面5が示されている。
この図には基板2の表面1に配置された交差配置形電極
構造体4が示されており、これは貫通してエッチングさ
れた領域6を通して見ることができる。さらに図9に
は、基板の裏面5に設けられたプラチナ温度抵抗24の
配置構成も示されている。この温度抵抗24はメアンダ
状に配置されていて、気体または液体における温度を測
定するために用いられる。温度抵抗24にはSiO2
18によりパッシベーションが施されている。また、こ
の図には、温度抵抗24の側方に配置された接触電極1
6ならびに絶縁・固着・接触層14も示されている。
【0042】図10には、本発明によるセンサの製造手
法が示されている。
【0043】図10のA)に示されているように、まず
はじめに両面の研磨されたシリコンから成る基板2の両
面に、SiO2 層3とSi34 層22が被着される。
最初に基板2において熱酸化により両方の面1,5上に
SiO2 層3が形成される。次に、やはり両方の面1,
5上に、LPCVDにより薄いSi34 層22が析出
される。SiO2 層3およびSi34 層22は基板2
を絶縁するために用いられ、あとのステップでは基板表
面1におけるエッチマスクとして用いられる。これらの
層3,22の厚さは、シリコン基板2をあとでエッチン
グしたときに完全には除去されず、また、層組織内部の
引っ張り応力ならびに圧縮ひずみが補償されるように選
定する必要がある。
【0044】次に、基板2の裏面5に配置されたSi3
4 層22上に固着層が形成され、次にプラチナ層24
0がスパッタリングされる。固着層としてたとえばシリ
コンを使用できるが、チタンのような他の金属を使うこ
ともできる。
【0045】続いて、プラチナ層240上に回転塗布ま
たは積層によりレジスト材料26が付着され、ホトリソ
グラフィステップまたはエッチングステップにより構造
化される。エッチングの場合には付加的なマスクを取り
付けて構造化する必要がある。このステップのためにい
ずれにせよホトリソグラフのマスクが用いられ、これは
温度抵抗の構造を映すものである。次に、レジストのな
い領域にたとえば反応性イオンビームエッチングまたは
湿式化学的手法によりプラチナ層240がエッチングさ
れる。これに続いて、レジスト材料26から成るマスク
が除去される(図10のB)。
【0046】そしてプラチナ層240から構造化された
温度抵抗24上に、CVD法によりSiO2 層18が析
出される。SiO2 層18はパッシベーションとして用
いられ、後続の焼き戻しステップにおけるプラチナの凝
固を防ぐ。焼き戻しステップにおいて、温度抵抗24は
高温により人工的に老化され、これにより固有温度係数
の調整ならびに長期間の安定性が得られる(24′,図
10C)。
【0047】図10のBには、交差配置形電極構造体4
を製造するための第1のステップが示されている。まず
はじめに基板表面1上に、ホトリソグラフによりホトレ
ジスト材料32を用いて切り欠き31が規定される。こ
の形態は実質的に基板2を貫通してエッチングされた領
域6に対応する。これに加えて基板裏面5が保護ラッカ
で覆われる。ホトレジスト材料32で保護されていない
領域においてSiO2層3とSi34 層22が除去さ
れ、これは湿式化学的なエッチングやドライエッチング
により行われる。次に、基板2の裏面5における図示さ
れていないホトレジスト材料および基板2の表面1にお
けるホトレジスト材料32が除去される。
【0048】続いて、基板2の表面1に固着および直流
めっき開始層34がスパッタリングされる。この固着お
よび直流めっき開始層34は、クロムおよび金またはチ
タン、タングステンおよび金から成る層組織とすること
ができる。耐腐食性に関してきわめて高い要求が課され
ている場合にはプラチナを使用することもでき、これは
裏面5について述べたのと同じやり方で取り付けること
ができる。固着および直流めっき開始層34が取り付け
られた後、回転塗布または積層により厚いレジスト層3
6が取り付けられ、これは次にホトリソグラフまたはエ
ッチングにより構造化される。このようにして、電極4
の構造はトレンチ38として定められる(図10の
C)。
【0049】次にトレンチ38が電気的に充填される
が、この場合、析出すべき金属は個々の用途に依存する
(図10D)。腐食作用の強い媒体のためには電極とし
てプラチナまたは金が考慮されるし、他方、耐腐食性に
対する要求が僅かであれば銀、銅またはアルミニウムを
使用できる。直流めっきされる使用すべき金属は、固着
および直流めっき開始層34の形成のために考慮される
材料を選択する際にも留意しなければならない。
【0050】レジスト層36の除去後、電極領域の外側
において固着および直流めっき開始層34が選択的にま
たはディファレンシャルエッチングにより除去される。
これにより、電極構造体4における各電極間の電気的な
接続が切られる(図10D)。
【0051】そして基板2の表面1に残っている構造化
されたSi34 層22とSiO2層3が、次に続くエッ
チングステップにおいてKAHまたはTMAHにより基
板2を貫通してエッチングするためのマスクとして用い
られる(10E)。このエッチングステップにおいて層
3と層22の一部分も除去されるので、それらの層の厚
さを十分なものにしておく必要がある。プラチナ温度抵
抗24を有するセンサの裏面5もこのステップ中、ここ
には図示されていないマスクを用いて同様に保護する必
要がある。
【0052】このエッチングステップの完了後、別のホ
トリソグラフステップにおいて、SiO2 層により覆わ
れたコンタクトパッドが基板2の裏面5の上に露出させ
られ、その後、このようにして製造されたセンサが個別
化される。
【0053】本発明の別の実施形態によれば、電極構造
体4の領域においてセンサ材料を析出することにより、
またはセンサ物質または触媒作用を成す物質を用いて電
極構造体4を積層することにより、あるいは電極構造体
4をざらざらにすることにより、本発明によるセンサの
動作機能性を拡げることができる。また、電極構造体4
における各電極間の空間をセンサ物質で充填するように
しているかぎりは、基板2の貫通エッチングを省略でき
ることはいうまでもない。
【0054】既述のやり方つまりホトリソグラフによる
ステップと電気的なステップとの組み合わせにより、高
い精度ならびに高い生産量でセンサを製造することがで
きる。有利にはこの方法を、シリコン評価電子装置をい
っしょに基板2上に集積できるような順序で実施でき
る。また、既述の構造化手法によって任意の電極形状を
実現できるし、アレイも実現できる。電気的なステップ
中、用途に応じて任意の金属または合金を析出させるこ
とができ、したがって本発明によるセンサを特性決定す
べき媒体に合わせて良好に整合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンサを示す図である。
【図2】シリコン基板をベースとした本発明によるセン
サを側方から見た図である。
【図3】ガラス、セラミクスまたはプラスチックの基板
をベースとした本発明によるセンサを側方から見た図で
ある。
【図4】シリコン基板をベースとした本発明によるセン
サを示す図であり、ここでは交差配置形構造体内に感応
層が設けられている。
【図5】ガラス、セラミクスまたはプラスチックの基板
をベースとする本発明によるセンサを示す図であり、こ
こでは交差配置形構造体内に感応層が設けられている。
【図6】本発明によるセンサの製造方法を示す図であ
る。
【図7】加熱抵抗の設けられていない本発明によるセン
サを示す図であり、この場合、温度抵抗と交差配置形電
極が基板の一方の面に設けられており、そこにおいて基
板が貫通してエッチングされている。
【図8】加熱抵抗が設けられておらず基板が貫通してエ
ッチングされている本発明によるセンサの表面を示す図
であり、この場合、温度抵抗と交差配置形電極はそれぞ
れ異なる基板面に設けられている。
【図9】加熱抵抗が設けられておらず基板が貫通してエ
ッチングされている本発明によるセンサの裏面を示す図
であり、この場合、温度抵抗と交差配置形電極はそれぞ
れ異なる基板面に設けられている。
【図10】加熱抵抗が設けられておらず基板の両面に構
造化された本発明によるセンサを製造するステップを示
す図である。
【符号の説明】
1 基板表面 2 基板 3 SiO2 層 4 交差配置形電極構造体 5 基板裏面 6 貫通されたエッチング領域 22 Si34 層 24 温度抵抗 42 加熱抵抗
フロントページの続き (72)発明者 ゴットフリート フリック ドイツ連邦共和国 レオンベルク ブルク ハルデ 52 (72)発明者 アレクサンドラ ヤウエルニッヒ ドイツ連邦共和国 レオンベルク シュー バールトシュトラーセ 47

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられた3次元の交差配置形
    電極構造体を備えたセンサにおいて、集積された温度抵
    抗(24)も設けられていることを特徴とするセンサ。
  2. 【請求項2】 集積された加熱抵抗(42)も設けられ
    ている、請求項1記載のセンサ。
  3. 【請求項3】 前記温度抵抗(24)は、プラチナ温度
    抵抗またはニッケル温度抵抗またはTaNi温度抵抗で
    ある、請求項1または2記載のセンサ。
  4. 【請求項4】 前記温度抵抗(24)は基板(2)の裏
    面(5)に配置されている、請求項1〜3のいずれか1
    項記載のセンサ。
  5. 【請求項5】 前記基板(2)は、ガラス、プラスチッ
    ク、セラミクスまたはシリコンのような微細構造化可能
    な基板により構成されている、請求項1〜4のいずれか
    1項記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 前記基板(2)の表面(1)に配置され
    た電極構造体(4)は、基板(2)を貫通してエッチン
    グされた領域(6,120)に配置されている、請求項
    1〜5のいずれか1項記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 前記電極構造体(4)はプラチナ、金、
    銀、銅またはアルミニウムを有する、請求項1〜6のい
    ずれか1項記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 前記交差配置形電極構造体(4)の各電
    極間に感応層(106)または多層組織が配置されてい
    る、請求項1〜7のいずれか1項記載のセンサ。
  9. 【請求項9】 基板(2)上に設けられた3次元の交差
    配置形電極構造体を備えたセンサの製造方法において、 基板(2)の1つの面(1,5)にスパッタリングステ
    ップ、ホトリソグラフステップおよびエッチングステッ
    プにより温度抵抗(24)および必要に応じて加熱抵抗
    (42)を被着し、基板(2)の1つの面にホトリソグ
    ラフステップ、スパッタリングステップ、エッチングス
    テップおよび直流めっきステップにより3次元の交差配
    置形電極構造体(4)を被着させることを特徴とする、 3次元の交差配置形電極構造体を備えたセンサの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記の温度抵抗(24)と電極構造体
    (4)を被着させる前に、基板(2)の両側をSiO2
    層およびSi34 層(3,22)で覆う、請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記温度抵抗(24)を被着するため
    に、固着層およびプラチナ層、ニッケル層またはTaN
    i層を基板(2)の一方の面(1,5)にスパッタリン
    グし、プラチナ層、ニッケル層またはTaNi層上にレ
    ジスト材料を被着して構造化し、前記温度抵抗(24)
    を構造化するためにプラチナ層、ニッケル層またはTa
    Ni層をエッチングし、このようにして製造された温度
    抵抗(24)をSiO2 層(100)により不活性化
    し、続いて焼き戻しする、請求項9または10記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記電極構造体(4)を被着するため
    に、基板(2)の一方の面(1,5)上に電極領域の部
    分をホトリソグラフにより規定し、この領域にあるSi
    2 層(3)およびSi34 層(22)をエッチング
    し、固着および直流めっき開始層(110)をスパッタ
    リングし、次に被着されたレジスト材料を構造化し、レ
    ジスト材料中に生じたトレンチを電極金属で直流めっき
    し、レジスト材料を除去し、固着および直流めっき開始
    層(110)をエッチングし、電極の領域における基板
    (2)を異方性エッチングしてコンタクトパッドを露出
    させる、請求項9〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 流体の沸点をダイレクトに求める方法
    において、 基板(2)に設けられた3次元の交差配置形電極構造体
    (4)内で液体容積体を、集積され微細構造化された加
    熱抵抗(42)により加熱し、液体の温度をやはり基板
    に集積され微細構造化された温度抵抗(24)により測
    定することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 前記基板(2)はシリコン、ガラス、
    セラミクスまたはプラスチックである、請求項9〜13
    のいずれか1項記載の方法。
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