JPH10265151A - エレベーター用カゴ室の壁 - Google Patents

エレベーター用カゴ室の壁

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JPH10265151A
JPH10265151A JP7020797A JP7020797A JPH10265151A JP H10265151 A JPH10265151 A JP H10265151A JP 7020797 A JP7020797 A JP 7020797A JP 7020797 A JP7020797 A JP 7020797A JP H10265151 A JPH10265151 A JP H10265151A
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JP
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wall
panel
panels
car room
frame
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JP7020797A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ishikawa
博光 石川
Nobuyasu Hagisawa
亘保 萩澤
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベーター用カゴ室の壁に関し、昇降路内で
容易且つ迅速に組立てられ、壁面を形成するパネルの取
り替えも可能とする。 【解決手段】四隅に立設する各柱枠2aに互いに対向し
合う凹溝4を形成し、これらの対向する凹溝4,4間に
複数のパネル20の両端部を順次縦方向に嵌合すると共
に、且つこのパネル20を取り替え可能に構成したエレ
ベーター用カゴ室1の壁。上記柱枠2aの内隅片6の一
部には別体の分割片8を形成する。係る構造の壁によ
り、ボルト・ナットの数を減らして、組立を容易且つ迅
速に行うことができると共に、壁面を形成するパネル2
0の一部を取り替えることも可能となる。上記柱枠2a
やパネル20には、例えばアルミニウム合金製の押出形
材等を用いることにより、カゴ室1の壁部と共にカゴ室
1全体も軽量化することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター用カ
ゴ室の壁に関し、特に組立てが容易で且つ迅速に行え、
部分的な補修も室内から可能とした壁構造を有すること
を特徴とする。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベーター用のカゴ室は建物
内の狭い昇降路内で組立てられ、所要の強度と室内側の
美観を求められる。このため、例えば図7(A)及び(B)
に示すように、カゴ室200は床202上に幅木204
を介して複数の壁板206が立設され、これらの壁板2
06の上端に天井板208を固定すると共に、出入り口
側には柱209が固定される(特開昭58−10937
8号公報参照)。
【0003】このカゴ室200は、室内側の美観上から
各壁板206の両側における折曲片207同士を室外側
に突出して互いに面接触させ、この折曲片207同士に
明けた孔を貫通するボルト210にナット211を締結
することにより組立てられる。また、壁板206と柱2
09や、幅木204と壁板206も同様にしてボルト2
10及びナット211により連結される。係るボルト2
10の貫通及びナット211の締付け作業を狭い昇降路
内で行うため、例えば幅木204と壁板206との取付
面を昇降方向と平行にし、ボルト210のネジ込み方向
を水平にして、ボルト210の回転方向を昇降方向に沿
った面内で行えるような工夫がされている(上記公報参
照)。
【0004】また、上記カゴ室200は、他方では軽量
化も要求されるため、壁板206や柱209には薄い鋼
板の各側縁を折曲げ加工したものが用いられ、天井板2
08にも単一の鋼板が用いられる。一方、床202や幅
木204には、厚肉の鋼板や形鋼が用いられている。し
かし、これらの加工された鋼板や形鋼を狭い昇降路内に
搬入して、前述したような多くのボルト・ナットによる
締結作業によりカゴ室を組立てるには、長時間の作業を
必要とし、安全性の上からも問題であった。また、鋼板
や形鋼を用いるため、カゴ室の軽量化にも自ずと限界が
あった。特に、前記壁板206が一枚のみ変形又は破損
しても、これを取替えるため、昇降路内に作業者が入っ
て前記ボルト・ナットの取外しと再締結作業が必要とな
るため、エレベーターの運転を長時間に渉り停止せざる
を得ず、メンテナンス上や利用する上からも問題であっ
た。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、上述した従来の技
術が抱える問題点を解決し、壁部の組立てが容易で迅速
に行え、部分的な補修も室内側から行い得ると共に、全
体の軽量化と安全性の向上も可能にするエレベーター用
カゴ室の壁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ボルト・ナットの数を減らし、カゴ室の壁
面を複数のパネルによって構成し、このパネルを壁部両
端の柱枠間に嵌合することで組立てることに着想して成
されたものである。即ち、本発明のエレベーター用カゴ
室の壁は、エレベーター用カゴ室を床部、天井部、及び
壁部とから形成し、上記壁部はカゴ室の四隅において柱
枠を配設し、上記柱枠には各壁面に向かう凹溝又は凸条
を形成し、各壁面に対して対向する柱枠の凹溝又は凸条
同士間に壁面を形成する複数枚のパネルの各柱枠に対向
する端部を嵌合すると共に、これらのパネルを室内側に
取り外し可能に構成することを特徴とする。
【0007】以上の構成により、各壁面を構成する複数
のパネルは互いに移動しないように例えば1枚のみを柱
枠に固定すれば良く、ボルト・ナットの数を低減でき
る。また、上記壁面を形成するパネルは、略対向する柱
枠同士間の寸法の幅を有するパネルを縦方向に複数枚が
連接されるエレベーター用カゴ室の壁も含まれる。この
場合、上記壁面において、柱枠の室内側を前記パネル1
枚分の高さ寸法以上の長さを有する着脱自在な分割片で
構成することもできる。これらによれば、各パネルを横
長方向にして壁面を容易に形成すると共に、変形や破損
した何れかのパネルをカゴ室内から取り替えることも容
易になる。更に、前記壁面を形成するパネルは略前記床
部と天井部間の寸法の高さを有するパネルを横方向に複
数枚が連接されるエレベーター用カゴ室の壁も含まれ
る。この構成よれば、特に出入り口の通路用開口部を形
成することが容易となる。
【0008】また、前記パネル同士の連接が、連接され
る端縁において互いに相じゃくり、又は、さねはぎ結合
によるエレベーター用カゴ室の壁も含まれる。これによ
っても、上記パネルの取替え作業が可能となる。更に、
前記柱枠が、アルミニウム合金製又は合成樹脂製の形材
からなるエレベーター用カゴ室の壁も含まれる。また、
前記パネルが、互いに連接する連接部を平行な一対の端
縁に形成するアルミニウム合金製又は合成樹脂製の形
材、或いは一対の表面シート間に芯材を充填したサンド
イッチパネルからなるエレベーター用カゴ室の壁も含ま
れる。
【0009】これらの構成によれば、高い寸法精度と軽
量化が可能になると共に、昇降路内で先に形成した床面
上に乗って大多数の作業ができるので、安全性も向上す
る。加えて、本発明は、前記互いに連接するパネル同士
の間に、同様な連接部を平行な側面に有する空調設備、
又は操作盤等を内設するユニットパネルを連接して配設
したエレベーター用カゴ室の壁も含む。係る構成によれ
ば、操作盤等の組込みがパネルと同様に行え、且つそれ
らのメンテナンスや取替え作業も極力室内側から行うこ
とが可能になる。尚、本発明はオフィス用ビルの他、住
宅用エレベーターにも適用可能である。
【0010】
【実施の形態】以下において、本発明の実施に好適な形
態を図面と共に説明する。図1は、本発明を適用したエ
レベーター用カゴ室1に関し、同図(A)はその全体を示
す斜視図である。カゴ室1の各面は複数のパネル20に
よって構成され、これらパネル20の両端部は各面同士
のコーナーに沿って配設された枠材2に嵌合されてい
る。また、各枠材2が3方向から直角に交差するコーナ
ー部には、これらの枠材2を結合する結合片10が配置
されている。上記枠材2のうち、カゴ室1の四隅に立設
される柱枠2a同士間に壁面を形成するパネル20が取
付けられる。尚、図中の符号130は天井面に設けた非
常用の進入口である。
【0011】図1(B)及び(C)に示すように、この例に
おいては柱枠2aを含む各枠材2は、互いに直角な隣接
する二つの側面に向って、凹溝4をそれぞれ有する。こ
の凹溝4は、外側の長いフランジ5と内側の断面三角形
状の内隅片6の間に形成される。また、この凹溝4,4
の間には、矩形の中空部7が設けられている。この枠材
2(2a)は、図2(A)に示すように、直交する一対のフ
ランジ5、中空部7、及び面取り部7aをその長手方向
に沿って一体に有するアルミニウム合金製の押出形材か
ら形成される。また、凹溝4を形成する断面略台形状の
内隅片6は上記面取り部7aに面接触する当接部6aを
有する同様の押出形材であり、図示のようにネジ9によ
り枠材2に固定される。
【0012】また、各パネル20は、長方形状の中空断
面を有し、その一端縁に沿って突条22と、反対側の他
端縁に沿って上記突条と結合する凹部24を有し、且つ
この凹部24の中央に沿って細溝25が一体形成された
上記と同様のアルミニウム合金製の押出形材からなる。
そして、図2(B)に示すように、3方向から直交する各
枠材2(2a)のコーナー部に結合片10を配置し、その
本体12から3方向に突出する角片14を各枠材2(2
a)の中空部7内に進入させ、図示しないボルト又はネ
ジを角片14に向けて螺入して固定する。
【0013】次に、カゴ室1の組立を説明すると、先ず
その床部を形成するため、3本の枠材2の間に2個の結
合片10を介在させて、全体にコ形状にした状態で前記
図1(B)及び(C)に示したように、互いに対向する各枠
材2の凹溝4内にパネル20の両端部を嵌合する。各パ
ネル20は、各々の突条22と凹部24が順次嵌合さ
れ、最後に残った床部を形成する枠材2が固定される。
これにより、カゴ室1の床部が形成される。次いで、前
記結合片10の上方に立設する角片14に垂直に柱枠2
aを固定し、対向する垂直な柱枠2a間にパネル20を
上記と同様に順次嵌め込み各壁面を構成する。そして、
天井部を同様に組立ててカゴ室1が形成される。
【0014】また、図1(B)のように、ボルトBが外側
から上下の枠材2の中空部7を貫通して、一端のパネル
20の前記細溝25内にボルトBのネジ部を押付け、同
じボルトBを同様にして他端のパネル20(図示せず)の
突条22に押付けて、各面におけるパネル20が位置固
定される。このボルトBと共に、或いはボルトBを省略
して、図1(C)に示すように、各枠材2の凹溝4内に嵌
合された各パネル20の端部に、フランジ5側からリベ
ットRやビス(図示せず)を打込むことによって、パネル
20を位置固定することもできる。この場合、リベット
R等は各面の両端に位置するパネル20にのみ打設して
も良い。尚、上記リベットRには、ブラインドリベット
を用いる。また、図1(B)中の符号Sは、床面上に敷設
したシートである。
【0015】図2(C)は前記カゴ室1の室内側の側壁面
と天井面を示す。側壁面や天井面を形成する前記パネル
20同士の間には、前記枠材2(2a)に固定された内隅
片6が各コーナーに沿って介在している。柱枠2aの内
隅片6を図示の壁面と天井面の3つの面が交差するコー
ナー部から、1枚のパネル20の高さ寸法、即ちパネル
20の突条22と凹部24間の寸法よりも長くした分割
片8を別体とし、これより下方に位置する内隅片6とは
別に単独に取り外せるようにして、室内側からビス9で
固定したものである。ビス9の頭は例えば室内用シート
等で覆われる。例えば、何れかのパネル20が変形又は
破損した場合、前記ボルトBやリベットR等によって枠
材2に固定されたパネル20は従来通り、昇降路内に入
ってこれらを外すことが必要となる。
【0016】しかし、前記ボルトBやリベットRを用い
ない場合は、上記分割片8を外して変形したパネル20
を新たなものに取替えることが、カゴ室1の室内側から
のみの作業によって可能となる。その具体的手順は、分
割片8を柱枠2aの上部に形成し、且つ壁面の中間部の
パネル20を取り替える場合、初めに柱枠2aの分割片
8及び天井部側の枠2の内隅片6を取り外して、最上段
のパネル20をカゴ室内側に取り外し、次に2段目のパ
ネル20を上方に移動して同様に取り外す。このように
して、目的のパネル20を取り外し、新たなパネル20
を逆の手順で取付け、その上段側のパネル20を順次取
付ける。最後に、柱枠2aの分割片8と、天井部側の枠
体2の内隅片6を固定すれば良い。係る取替え作業は、
昇降路に入る場合に比べ短時間に簡単且つ安全に行い得
ると共に、エレベーターの運用上の点からも望ましいも
のとすることが可能となる。尚、枠体2、柱枠2aにお
いて、内隅片6を取り外さない部分は、枠体2、柱枠2
aのままとしても良い。
【0017】以上のような構造を有するカゴ室1は、各
枠材2と結合片10とによってカゴ室1の輪郭となる立
方体又は直方体を形成し、壁部を構成する平行な柱枠2
aの凹溝4間にパネル20を順次嵌合することで壁を組
立てられ、床部や天井部も同様にして、各パネル20は
その位置を固定するだけで良いため、前記従来のカゴ室
200に比べて使用するボルト・ナットの総数を著しく
減らせる。また、カゴ室1の壁部はその床部を形成した
後では、その床面上に乗って大半の組立作業が行え、狭
い昇降路内でも容易且つ迅速に組立られる。且つ、係る
組立作業の安全化や補修の容易化も図ることが可能とな
る。
【0018】図3は、異なる形態のカゴ室1′に関し、
同図(A)に示すように、壁面及び天井面等は、柱枠(枠
材)40,枠材30及びパネル60,50とから構成さ
れる。天井面と床面の周囲を囲む枠材30は、図3(B)
に示すように、垂直方向に突出し、且つ中空部31を内
包する垂直な凸条32a,32bと、その内側に位置し
水平方向に突出し、中空部37を内包するする水平突出
部34を有する前記同様アルミニウム合金製の押出形材
である。上記凸条32a,32bの外側面には段部33
が、また、水平突出部34の内周面には内方のテーパ部
35及び外方の断面矩形状の凸条36が各々一体で且つ
長手方向の全長に設けられている。天井面と床面の周囲
を囲む枠材30間には水平用のパネル50が固定され
る。
【0019】このパネル50は、一対の平行な表面シー
ト51間に、例えば耐火性を有する無機質材からなる芯
材52を充填したサンドイッチ構造を有し、その両端縁
には上記枠材30の凸条36と結合する凹部56と前記
テーパ部35と対向するテーパ部58を設けた縁材54
が全長に配設されたものである。尚、係る枠材30,縁
材54も前記同様アルミニウム合金製の押出形材からな
る。即ち、一対の平行な枠材30の内側面間に対向する
各凸条36に、パネル50の各凹部56を嵌合し、且つ
テーパ部35,58を対向させてV形の溝Vを形成する
ことにより、カゴ室1の床部と天井部が形成される。上
記V形の溝Vは溶接用開先として利用され、枠材30と
パネル50とを溶接により結合する。
【0020】また、壁面を構成するパネル60と上下の
枠材30との関係は次の通りである。各パネル60の上
下端には断面コ形状の縁材63a,63cが固定され
る。上端側の縁材63aには上向きの深い溝63bが、
下端側の縁材63cには下向きの浅い溝63dが形成さ
れている。また、この溝63dの高さH1は、上方の枠
材30の段部33と縁材63aの上端との間の高さH
3、及び垂直な凸条32aの下面と溝63bとの間の高
さH2よりも低く設定される。且つ、枠材30の垂直な
凸条32aは凸条32bよりも長く設定されている。従
って、パネル60を上方に持ち上げ、その下端部を室内
側に傾けることで、パネル60は室内側に取り外せると
共に、再嵌め込みができるように上記の各寸法関係を定
めている。
【0021】また、図3(C)に示すように、カゴ室1′
の壁面間の各コーナーには内外一対の外枠42と内枠4
6とからなる柱枠40が配設される。外枠42は断面略
直角三角形の中空材で、内隅側には面接部45が、両外
隅にはネジ孔43を有するリブ44がそれぞれ一体に形
成された押出形材である。一方、内枠46も同様の三角
形の中空材で、内隅側に上記面接部45に面接触する面
接部47が形成された押出形材である。内・外枠46,
42を各面接部47,45において面接触させ、図示の
ように室内側からボルトBのネジ部を面接部45に明け
た雌ネジ孔に螺合すると、内・外枠46,42間の両側
には凹溝48がそれぞれ形成される。
【0022】一対の平行に立設する柱枠40間には、壁
面用のパネル60が嵌合される。このパネル60は、一
対の表面シート61間に前記同様の芯材62が充填され
たサンドイッチ構造を有し、その少なくとも柱枠40に
隣接する端縁には上記柱枠40の凹溝48内に嵌合する
突条66を有する縁材64が全長に配設されたものであ
る。また、その上下端縁には、前記縁材63a,63c
が固定される。従って、上下の枠材30の垂直な各凸条
32a,32bに複数のパネル60の縁材63a,63
cを嵌合し、且つ一対の柱枠40の各外・内枠42,4
6間の凹溝48に各パネル60の突条66を嵌合すると
共に、前記ボルトBを締付けることにより、カゴ室1′
の各壁面が形成される。尚、パネル60同士の連接につ
いては図4等にて後述する。
【0023】そして、カゴ室1′を組立るには、図3
(D)に示すように、前記各枠材30の端面同士を互いに
直角に連結する。この連結は、略L形状の結合片39を
各枠材30の中空部31内に挿入して外側からネジ止め
して行う。予め床面を構成する枠材30同士間には、前
記パネル50が前記の嵌合及び溶接により配設される。
次に両枠材30の底面から複数のボルトbを垂直に貫通
して、凸条32bよりも突出させる。これらのボルトb
を前記柱枠40の外枠42におけるネジ孔43内にそれ
ぞれ螺合させ、この外枠42を各コーナー部に立設す
る。
【0024】次いで、天井面を構成する枠材30を各柱
枠40上に跨って配置し、各コーナー部付近の上方から
ボルトbを貫通させて垂直に立設する柱枠40のネジ孔
43内に螺入させる。この場合、枠材30同士は予め連
結しておき、それらの内側にパネル50を嵌合し溶接す
る。このパネル50の装入後に壁面の組立てを行う。各
コーナー部の外枠42の間には前記パネル60が連接さ
れる。この後、各外枠42に内枠46をボルトBにより
連結して、パネル60が固定される。この場合、パネル
60上端における縁材63aの溝63bを枠材30の垂
直な凸条32aに嵌込みつつ、前記高さH2分だけパネ
ル60を持ち上げ、その下端の縁材63cの溝63dを
枠材30の垂直な凸条32b上に位置させて、嵌合する
ようパネル60を下げることにより、該パネル60は位
置決めされる。
【0025】以上の構造によるカゴ室1′は、各面にサ
ンドイッチ構造のパネル50,60を用いるので、その
数を各面とも数枚以下に減らせ、最小1枚にて1面を形
成できる。尚、例えば床部のように、強度が求められる
ため、予め丈夫で厚いパネルを用いる場合には、1枚の
みにて床面を形成することもできる。また、各壁面のパ
ネル60は、各枠材30,柱枠40との間に前記のずれ
止めのビスやリベットを打込むことを省略することもで
きる。更に、壁面のパネル60は、コーナーの内枠46
を取り外すことによって、取り替えることも容易であ
る。尚、各壁面のパネル60同士の連接部には次のよう
な連接構造が用いられる。このような連接構造により、
荷物の衝撃等によりパネル60が変形や破損し、取り替
える必要が生じた場合、カゴ室1′の室内から容易に行
える。
【0026】図4(A)は前記図3(B)中のA−A断面図
で、複数種類のパネル60が水平方向に連続して配設さ
れている。このうちのパネル60aは、室内側の両端縁
の凸部67がなす所謂相じゃくり69で、その両側に隣
接するパネル60b,60cと連接される。また、他の
パネル60cと同60dとは所謂さねはぎ68、又は相
じゃくり69による結合で連接される。その組立て手順
は、先ずパネル60aを除く他のパネル60b〜60d
上端の縁材63aを枠材30の垂直な凸条32aに嵌
め、下端の縁材63cを持ち下げて枠材30の凸条32
bに嵌める。そして、各パネル60b〜60dを左右に
水平移動させ、隣接し合うもの同士を密着させ、最後に
パネル60aを嵌め込む。
【0027】また、補修のため何れかのパネル60を取
り替える場合、最初にパネル60aをカゴ室内から上方
に持ち上げ、その下端をカゴ室内に移し、斜め下方に下
げることにより、パネル60aの上端を枠材30から外
す。次いで、パネル60aによって空いた空間を利用し
て、他のパネル60b〜dを左右に移動させ、必要なパ
ネルを取り替えれば良い。更に、以上では中間位置のパ
ネル60aを外せるようにしたが、図4(B)に示すよう
に、コーナーの柱枠40に隣接するパネル60eを内枠
46を外して取り外せるようにし、他のパネル60fと
の間はさねはぎ68や相じゃくり69による結合で連接
しても良い。
【0028】図5は、カゴ室1等の各面を構成する異な
るパネルとその連接構造に関する。図5(A)に示すパネ
ル70は、中空の本体71の一端縁に突条72を、他端
縁に凹部76を有し、突条72の先端面中央には小溝7
3が、突条72の基部には段部74が形成され、一対の
フランジ78からなる凹部76の底面中央には小リブ7
9がそれぞれ長手方向に一体に形成されている。そし
て、図5(B)のように、一対のパネル70同士の突条7
2を凹部76内に結合すると、小溝73内に小リブ79
が進入し両パネル70は連接される。この小溝73と小
リブ79の嵌合は厚さ方向の位置決めをなす。このパネ
ル70はアルミニウム合金製の押出形材か、又は樹脂の
射出成形による形材が用いられる。
【0029】図5(C)に示すパネル80も、中空の本体
81の両端縁に段部82と片面に偏寄した凸条84がそ
れぞれ長手方向に一体に形成されている。そして、図5
(D)のように、一対のパネル80同士の突条84を段部
82内に相互に挿入すると、両パネル80は連接され
る。また、図5(E)に示すパネル90は、略扁平なチャ
ンネル形の本体91の一端縁に傾斜した突条92を、他
端縁に傾斜した凹部96を有し、且つ本体91の内側中
央部には断面T形の補強リブ99を有する。上記突条9
2の先端面には細溝94が、上下の基部には段部95が
形成され、凹部96の底面の中央には小突条98がそれ
ぞれ長手方向に一体に形成されている。そして、図5
(F)のように、一対のパネル90同士の突条92を凹部
96内に結合すると、細溝94内には逆に小突条98が
結合してパネル90同士の連接と厚さ方向の位置決めが
行われる。尚、補強リブ99が突設される側は、前記カ
ゴ室1,1′の室外側となる。この本体91を断面チャ
ンネル形にする形状はパネル90の軽量化を図れ、前記
パネル70,80にも適用することができる。
【0030】更に、図5(G)に示すパネル100は、中
空の本体102の一端縁に半円形の突条104を、他端
縁に半円形の凹部106をそれぞれ長手方向の全長に有
する。このパネル100同士は、図5(H)のように、突
条104を凹部106内に結合して連接される。尚、係
る半円形の突条104と凹部106は、パネル100の
厚さ方向のずれを吸収し易いので、カゴ室1の室内面側
を平坦にするよう互いに調整して連接される。また、こ
のパネル100の本体102も前記同様の断面チャンネ
ル形にすることもできる。
【0031】また、図5(I)に示すパネル110は、薄
い金属板製からなる一対の表面シート111間に各中空
部がパネル110の厚さ方向に沿ったアルミ箔、樹脂シ
ート又はペーパーのハニカムコアからなる芯材113を
接着等にて充填したサンドイッチ構造を有し、その一端
縁には突条115を有する縁材114を、他端縁には凹
溝117を有する縁材116を、各々表面シート111
の折曲げ縁112内に配置したものである。上記縁材1
14の突条115を縁材116の凹部117内に結合す
ることにより、2枚のパネル110は互いに連接され
る。以上のうちパネル80は相じゃくりの結合になり、
これを除く他のパネル70,90,100,110はさ
ねはぎの結合となり、何れも前記図1,4におけるパネ
ル20,60に適用可能である。また、各パネル70〜
110は、カゴ室1,1′の各構成面に応じて適宜選択
され、同じカゴ室1,1′の異なる面に別々のパネルを
併用することもできる。但し、複数のパネル中の1枚は、
前記図4(A)中のパネル60a、又は図4(B)中のパネ
ル60eのように、カゴ室内側から外せる形態とする必
要がある。
【0032】図6(A)は、カゴ室1の出入り口120を
示す水平断面図で、前記図1における柱枠2aに一端縁
が嵌合された左右の袖用パネル20の他端縁と、上方の
パネル20の下辺に、断面コ形の枠122を嵌合し、且
つ床面上に敷居板123を敷設して通路124を形成す
る。一方、上下の水平な枠材2に案内レール128を突
設した支持枠126を固定し、これらのレール128間
に一対のドアDを水平方向に摺動自在に案内させる。こ
のドアDは、図示しない開閉手段と制御手段とによって
開閉操作される。尚、上記レール128を突設した支持
枠126を前記枠材2,30に一体に形成した押出形材
を用いることもできる。
【0033】更に、図6(B)は、前記図1(A)に示した
進入口130の縦断面図を示す。カゴ室1の天井面を形
成する前記パネル20の間には、両側のパネル20の突
条22に連接する連接部133を有する側枠132と、
これと平行でパネル20の凹溝24内に連接する連接部
135を有する側枠134、及びこれらの側枠132,
134間の図示の前後方向における側面を連結する図示
しない側枠とにより、平面視で四角枠状のユニットパネ
ル131が固定される。このパネル131内には非常用
扉136が配置され、この扉136は上記側枠134か
ら上方に突出するヒンジ138の一方のヒンジ片139
に固定されている。
【0034】従って、天災や停電等の非常時に図示しな
いロックを外し室外側から扉136を上方に持ち上げる
と、図示の矢印方向に回転して明けることで、昇降路か
ら進入して乗客を救出することが可能になる。この進入
口130は、各パネル20と連接する側枠132,13
4からなるユニットパネル131を用いるので、天井面
を形成する各パネル20と同様に順次連接して容易に配
設することができる。尚、係るパネル20等と連接し
て、天井面又は壁面を構成するユニットパネル131を
用い、その内側に空調設備や操作盤等のユニットを内設
すると、係るユニット類を容易にカゴ室1,1′にセッ
トすることが可能となる。
【0035】本発明は、以上の各形態に限定されるもの
ではない。前記カゴ室の柱枠には、一つの側面にのみ凹
溝や突条を形成し、他の側面にはパネルを直接又は金具
を介して結合するものも含まれる。また、柱枠には、四
角形等の中空断面を有する押出形材や形鋼等を用い、そ
の側面にチャンネル形やH形断面の押出形材や形鋼等を
固定したものを使用することもできる。更に、パネルの
うち前記アルミニウム合金製の押出形材を用いる場合、
その断面の適所に所謂ビスホールを一体に形成すると、
このビスホールに枠材から位置固定用のネジを螺入で
き、前記出入り口の枠や進入口等の扉用袖枠の固定用ネ
ジの受けとしても活用することができる。尚、カゴ室
1,1′は、全体が立方体や直方体形状に限らず、平面
視で正六角形等の多角形筒状体としても構成することが
可能である。
【0036】
【発明の効果】以上において説明した本発明のエレベー
ター用カゴ室の壁によれば、壁部の組立てに要するボル
ト・ナットの数を大幅に低減でき、狭い昇降路内におけ
る組立作業を迅速且つ安全に行うことが可能となる。ま
た、請求項2乃至5の発明によれば、上記に加えて壁部
における一部のパネルの取替えをカゴ室内から行うこと
が可能となり、安全性とメンテナンスや運用上の点でも
好ましくなる。更に、請求項6及び同7の発明によれ
ば、カゴ室の壁部と共に全体も軽量化できるので、これ
を固定するカゴ枠や巻き上げ設備等への負荷も減らせ、
耐久性も向上させ得る。加えて、請求項8の発明によれ
ば、空調設備や操作盤等を内設するユニットパネルを壁
部のパネル間に容易に配設することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のカゴ室の一形態を示す斜視図、
(B)は(A)中のB−B断面図、(C)は(A)中のC−C断
面図である。
【図2】(A)は図1のカゴ室の柱枠等の断面図、(B)は
カゴ室のコーナー部における枠材同士が結合する状態を
示す斜視図、(C)はカゴ室の室内を示す部分斜視図であ
る。
【図3】(A)は異なる形態のカゴ室を示す斜視図、(B)
は(A)中のB−B断面図、(C)は(A)中のC−C図であ
る断面図、(D)はこのカゴ室のコーナー部における枠材
同士が結合する状態を示す斜視図である。
【図4】(A)は図3(B)中におけるA−A断面図、(B)
は異なる形態を示す同様の断面図である。
【図5】(A)、(C)、(E)、(G)、及び(I)は本発明に用い
るパネルの異なる形態を示す断面図、(B)、(D)、(F)、及
び(H)は上記の各パネル同士の連接構造を示すに断面図
である。
【図6】(A)は図1のカゴ室における出入り口を示す部
分水平断面図、(B)はその進入口を示す部分縦断面図で
ある。
【図7】(A)は、従来のカゴ室を示す側面図、(B)は
(A)中におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1,1′………………………………………………カゴ室 2,30………………………………………………枠材 2a,40……………………………………………柱枠 4,48………………………………………………凹溝 8………………………………………………………分割片 20,50,60,70,80,90,100,110………………パネル 22,66,72,82,92,104,115………突条
(連接部) 24,56,76,86,96,106,117………凹部
(連接部) 32a,32b,36…………………………………凸条 68……………………………………………………さねは
ぎ 69……………………………………………………相じゃ
くり 131…………………………………………………ユニッ
トパネル 133,135………………………………………連接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 632 E04B 2/56 632L 651 651K 651P 652 652L

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベーター用カゴ室を床部、天井部、及
    び壁部とから形成し、 上記壁部はカゴ室の四隅において柱枠を配設し、 上記柱枠には各壁面に向かう凹溝又は凸条を形成し、 各壁面に対して対向する柱枠の凹溝又は凸条同士間に壁
    面を形成する複数枚のパネルの各柱枠に対向する端部を
    嵌合すると共に、 これらのパネルを室内側に取り外し可能に構成すること
    を特徴とするエレベーター用カゴ室の壁。
  2. 【請求項2】前記壁面を形成するパネルは、略対向する
    柱枠同士間の寸法の幅を有するパネルを縦方向に複数枚
    が連接されることを特徴とする請求項1に記載のエレベ
    ーター用カゴ室の壁。
  3. 【請求項3】前記壁面を形成するパネルは、略前記床部
    と天井部間の寸法の高さを有するパネルを横方向に複数
    枚が連接されることを特徴とする請求項1に記載のエレ
    ベーター用カゴ室の壁。
  4. 【請求項4】前記カゴ室の複数枚のパネルで形成された
    壁面において、柱枠の室内側を前記パネル1枚分の高さ
    寸法以上の長さを有する着脱自在な分割片で構成したこ
    とを特徴とする請求項2に記載のエレベーター用カゴ室
    の壁。
  5. 【請求項5】前記パネル同士の連接が、連接される端縁
    において互いに相じゃくり、又は、さねはぎ結合による
    ものである請求項2乃至4の何れかに記載のエレベータ
    ー用カゴ室の壁。
  6. 【請求項6】前記柱枠が、アルミニウム合金製又は合成
    樹脂製の形材からなることを特徴とする請求項1乃至5
    の何れかに記載のエレベーター用カゴ室の壁。
  7. 【請求項7】前記パネルが、互いに連接する連接部を平
    行な一対の端縁に形成するアルミニウム合金製又は合成
    樹脂製の形材、或いは一対の表面シート間に芯材を充填
    したサンドイッチパネルの何れかであることを特徴とす
    る請求項1乃至6の何れかに記載のエレベーター用カゴ
    室の壁。
  8. 【請求項8】前記互いに連接するパネル同士の間に、同
    様な連接部を平行な側面に有する空調設備又は操作盤等
    を内設するユニットパネルを連接して配設したことを特
    徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のエレベーター
    用カゴ室の壁。
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