JPH10264967A - 易開封部付バッグインボックス用内袋 - Google Patents
易開封部付バッグインボックス用内袋Info
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Abstract
らすことなく容易に注ぎ出すことができ、しかも、衝撃
強度に優れた易開封部付バッグインボックス用内袋を提
供する。 【構成】 テープ状層間易剥離材が介在したヒートシー
ル部を易開封部とし、該易開封部を斜めに横切りるヒー
トシール部により、開口部を狭くする。又、テープ状層
間易剥離材を接合させるヒートシール部の位置を、該易
剥離材の両側で相違させる。
Description
ックス用内袋は、内容物の液体を容易に注ぎ出すことの
できるバッグインボックス用内袋に関するものである。
特に、業務用や工業用の粘稠な液体、或は、固形物を含
んだ液体等を充填させるのに好適なバッグインボックス
用内袋に関するものである。
ンボックスが多用されている。そして、内容物の液体を
バッグインボックス用の内袋へ充填させたり、注出させ
たりするには、スパウトから行われていた。しかし、充
填させる液状物が粘稠な液体や固形物を含んだ液体の場
合、スパウトから注出させていると非常に時間がかかっ
ていた。充填された内容物が家庭で使用する場合には多
少時間がかかっても余り問題はないが、業務用や工業用
に使用される場合にはできるだけ短時間で取り出せるこ
とが作業能率を向上させる上で非常に重要であった。そ
こで、刃物で袋を解体して充填されている内容物を取り
出していた。しかし、充填物が食品等の場合には、刃物
片やフィルムの切り屑が混入すると大きな問題になるの
で、十分注意しながら解体されていた。それでも稀に刃
物片やフィルムの切り屑等の異物が混入すると云うトラ
ブルが発生していた。
充填されている液状物を取り出し易くするために、バッ
グインボックス用内袋に易開封部を設け、その部分を開
いて開口部とし、そこから内容物を注出させる方法が見
出されていた。例えば、実開昭60−43561号で
は、「二枚の合成樹脂製フィルムを重ね合わせ、その三
方の周縁どうしで熱接着し、残る一個所の周縁どうしは
前記二枚の合成樹脂製フィルムとは異種の材質の合成樹
脂製の複層のテープ状フィルムを介在させて開封部と
し、かつ前記三方の周縁どうしの接着部に比してフィル
ム中央寄りの位置で熱接着し、さらに前記2枚の合成樹
脂製フィルムのうち、一方のフィルムには内容物充填用
の注入口を設けて成る注入口を有する開封容易な合成樹
脂製袋」が開示されている。
脂のフィルムを折り曲げまたは重ね合わせて外周端部を
ヒートシールして袋状に形成し、更に注出口を備えてな
るバッグインボックス用包装袋において、該樹脂のフィ
ルムの層間にイージーピール性テープを介在させて、そ
の四周の外周端部をヒートシールしてシール部を形成す
ることを特徴とするバッグインボックス用包装袋」が開
示されている。
ックス用内袋は、その易開封部を開くと開口部が広くな
り過ぎ、移し替える容器に内容物を注ぎ出そうとして該
内袋を傾けると流出する量が多くなり、或は、流出する
量が一定せず、移し替える容器の口部から漏れ出すこと
があった。又、易開封部を有するバッグインボックス用
内袋は、易開封部と周縁部とが交差する部分、一般に
は、易開封部と周辺のヒートシール部が交差する部分の
強度が弱くなり、落下等の衝撃により急激に内圧が加わ
ると該部分から破袋を生じることがあった。
特開平6−286757号や特開平6−32359号に
「熱封緘によって形成される密封包装体の少なくとも開
口予定熱封緘部に、この熱封緘部の熱封緘層と熱融着可
能な熱接着層をそれぞれ最外層に設け、かつこれらの層
間を手で剥離できるように調整したテープ状層間易剥離
材料を熱融着によって設けたのである。」の開示もあ
る。
る易開封部を有する包装体の密封強度を高める方法につ
いて、特開平8−156972号に「テープ状層間易剥
離材料を熱封緘部より包装体本体の内側に突出させ、こ
のテープ状層間易剥離材料の一面と包装体本体の熱接着
位置を、テープ上層間易剥離材料の他面と包装体本体の
熱接着位置よりずらして熱接着する。」の開示がある。
ンボックス用の内袋に充填された液状物を移し替える容
器の周囲に漏らすことなく容器の口部に注ぎ出すことが
でき、しかも、衝撃強度に優れた易開封部付バッグイン
ボックス用内袋を提供しようとするものである。更に、
具体的には、充填された粘稠な液体や固形物を含んだ液
体を、易開封部を開いた開口部から、容器の口部からは
み出すことなく短時間に移し替え容器に注ぎ出すること
ができ、しかも、落下させた際にも破袋し難い易開封部
付のバッグインボックス用内袋を提供しようとするもの
である。
決するために、易開封部付バッグインボックス用内袋に
次のような手段を講じた。即ち、テープ状層間易剥離材
が介在したヒートシール部を易開封部とする易開封部付
バッグインボックス用内袋において、該易開封部を斜め
に横切り、しかも、該内袋の周縁部と交わるヒートシー
ル部により、開口部を狭くする。又、内容物の注出がよ
り容易で、しかも、衝撃強度を向上させるために、易開
封部を斜めに横切るヒートシール部を、「ハ」の字型に
するのが好ましい。又、内容物の注出をより容易にする
ために、スパウトは開口部のほぼ中央部の近傍に付すの
が好ましい。更に、衝撃強度をより向上させるために、
テープ状層間易剥離材を介在したヒートシール部が、該
バッグインボックス用内袋の一方の内面に接合させたヒ
ートシール部と、もう一方の内面に接合させたヒートシ
ール部よりなり、しかも、それぞれのヒートシール部の
最も袋中央部寄りのヒートシール縁部の内、どちらか一
方のヒートシール縁部が袋の中央部により近い位置にく
るようにするのが好ましい。又、更に衝撃強度を向上さ
せるために、該バッグインボックス用内袋の一方の内面
に接合させたヒートシール部、及び/又は、もう一方の
内面に接合させたヒートシール部の数を複数とするのが
好ましい。
クス用内袋に用いられるプラスチックフィルムとして
は、従来、バッグインボックス用内袋に使用されている
プラスチックフィルムを用いることができる。例えば、
ポリエチレン系樹脂等からなる一枚のフィルム、或は、
複数枚のフィルムを重ね合わせたもの等を用いることが
できる。又、ガス遮断性樹脂層等の特殊機能を有する樹
脂層を設けた積層樹脂フィルム等も好適に用いられる。
ス用内袋の形状としては、従来、バッグインボックス用
内袋として使用されている形状のものをそのまま用いる
ことができる。例えば、角底シール部を有する六面体の
袋や、矩形の袋状体等が用いられる。特に、四方がヒー
トシールされた矩形の袋が安価で、しかも、強度的にも
優れているので多用されている。
ス用内袋に用いられるスパウトとしては、従来、液体充
填用のバッグインボックス用内袋に用いられているもの
を使用することができる。特に、本発明のバッグインボ
ックス用内袋はスパウトより充填させ、易開封部を開い
て取り出すものであるので、充填機能に優れたスパウト
を選択するのが好ましい。例えば、充填させる液体の粘
稠度合いや含まれている固形物の大きさ等によりスパウ
トの口径等を適宜選択するのが好ましい。
状層間易剥離材としては、特開平6−286757号や
特開平6−32359号に記載されているテープ状層間
易剥離材が使用される。即ち、熱融着可能なヒートシー
ル層を両最外層とし、手で剥離可能な易剥離層を芯層と
するテープ状層間易剥離材を使用する。尚、両最外層の
ヒートシール層と芯層の易剥離層との間には、耐熱性等
の優れた基材層等を設けたものが好ましい。又、芯層の
易剥離層は、比較的接着強度の弱い樹脂からなる部分的
な樹脂層と接着剤層や粘着材層からなる層を積層させた
ものが用いられる。更に、開封時に両最外層等が把手と
なるように、両最外層等の一方の端を残して芯層の易剥
離層を積層されているものが好ましい。
ックス用内袋は、開口予定辺のフィルム縁部間に上記テ
ープ状層間易剥離材を介在させてヒートシールが施さ
れ、易開封部を形成している。その際、テープ状層間易
剥離材は袋本体の内側に突出させてヒートシールさせ
る。更に、衝撃強度を向上させるために、テープ状層間
易剥離材を該バッグインボックス用内袋の内面にヒート
シールする際に、該バッグインボックス用内袋の一方の
内面に接合させるヒートシール部と、もう一方の内面に
接合させるヒートシール部のそれぞれ最も袋中央部寄り
のヒートシール縁部の内、どちらか一方のヒートシール
縁部が袋の中央部により近い位置にくるようにする。
又、さらに衝撃強度を向上させるために、該バッグイン
ボックス用内袋の一方の内面に接合させるヒートシール
部、及び/又は、もう一方の内面に接合させるヒートシ
ール部の数が複数とするようにする。
るものではなく、一般的な熱盤によりヒートシールする
方法を採用することができる。又、テープ状層間易剥離
材をバッグインボックス用内袋の内面にヒートシールさ
せる際に、テープ状層間易剥離材の両面でヒートシール
する位置を相違させる方法としては、バッグインボック
ス用内袋の両方の外側から押し当てる熱盤の位置を互い
違いにして行う方法や、テープ状層間易剥離材の表面の
一部にヒートシール性を妨げる塗料を塗布したり、テー
プ状層間易剥離材と袋材との間に、ヒートシール性を妨
げるようなフィルム等を介してから熱盤を押し当てる方
法等がある。
に突出させてヒートシールさせ、しかも、該テープ状層
間易剥離材をバックインボックス用内袋の一方の内面に
接合させるヒートシール部の位置と、もう一方の内面に
接合させるヒートシール部の位置が相違し、それぞれの
ヒートシール部の最も袋中央部寄りのヒートシール縁部
の内、どちらか一方のヒートシール縁部が袋の中央部よ
り遠い位置にくるようにすると、衝撃強度がより向上す
る理由については、特開平8−156972号に記載さ
れている理由によるものと考えられる。
クス用内袋は、テープ状層間易剥離材を介在させて得ら
れた易開封部を斜めに横切るヒートシール部により、内
容物を注出させる開口部を適宜狭くさせることが必要で
ある。尚、易開封部を斜めに横切るヒートシール部は、
その反対側の端が該バックインボックス用内袋の周縁
部、一般には周辺のヒートシール部と交わっていること
が必要である。好ましくは、易開封部を斜めに横切る二
本のヒートシール部が「ハ」の字状を形成し、その二本
のヒートシール部によって挟まれた易開封部を開口部と
するのが好ましい。
部は、易開封部を斜めに横切るヒートシール部によって
狭められているので、該バッグインボックス用内袋を傾
けて液状の内容物を注出させる際に、傾ける角度によっ
て急に注出する液量が多くなるようなことがなく、常に
ほぼ一定の量を流出させることができる。そのため、移
し替え用の容器の口部から注出液が漏れ出すようなこと
がない。しかも、易開封部を斜めに横切って該バッグイ
ンボックス用内袋の周縁部に達するヒートシール部が施
されているので、該バッグインボックス用内袋の角部に
内容物が留まらず、特に、「ハ」の字状にヒートシール
部が施されている場合には、易開封部の両端の角部に内
容物が留まらず、スムーズに内容物を流出させることが
できる。
部は、該バックインボックス用内袋の周縁部と交わって
いるので、易開封部と該バックインボックス用内袋の周
縁部とが交わっている強度の弱い部分を保護し、落下等
の衝撃に耐えるようになる。特に、「ハ」の字状にヒー
トシール部が施されている場合には、易開封部の両端部
の強度の弱い部分を保護するのでより好ましい。尚、易
開封部を斜めに横切るヒートシール部が、易開封部と該
バックインボックス用内袋の周縁部とが交わる強度の弱
い部分を保護する理由については明らかではないが、テ
ープ状層間易剥離材を接合させているヒートシール部
と、該バックインボックス用内袋の周縁部との交わる角
度が直角であると、落下等により急激に増加した内圧が
その角部分に集中してテープ状層間易剥離材の易剥離層
間を剥離させ易くなり、破袋を生じるものと思われる。
これに対し、本発明では該ヒートシール部と該バックイ
ンボックス用内袋の周縁部とが交わる角度が直角よりも
大きくなっているので、落下等により急激に増加した内
圧がその角部分に集中せずテープ状層間易剥離材の易剥
離層間を剥離させ難くなり、破袋が生じないようになる
ものと考えられる。
内袋に取り付けるスパウトの位置としては、易開封部を
横切るヒートシール部によって狭められた開口部のほぼ
中央部で、その近傍のフィルム面に取り付けるのが好ま
しい。スパウトが開口部のほぼ中央部近傍に取り付けら
れていると、該バッグインボックス用内袋を傾けて内容
物を注出させる際に、片方の手で袋の底の部分を持ち上
げ、もう一方の手で該スパウトを握っておくと、流出す
る内容物を的確に移し替え用の容器の口部に注ぎ込むこ
とが容易である。尚、スパウトの取り付け方法として
は、従来から行われている方法を採用することができる
が、内容物を注出させる際にスパウトを握るので、強固
に取る付ける方法が好ましい。
バッグインボックス用内袋を説明する。図1は、本発明
の易開封部付バッグインボックス用内袋の平面図であ
る。図2は、図1における易開封部付バッグインボック
ス用内袋の内面にテープ状層間易剥離材を接合させるヒ
ートシール方法の説明図である。図3は、易開封部付バ
ッグインボックス用内袋の内面にテープ状層間易剥離材
を接合させる従来のヒートシール方法の説明図である。
更に、図4は、本発明に用いられるテープ状層間易剥離
材の一例を示す断面図である。
バッグインボックス用内袋の一例を説明したものであ
る。矩形のバッグインボックス用内袋の三つの辺
(イ),(ロ),(ハ)はヒートシールされ、残る一つ
の辺(ニ)にテープ状層間易剥離材(2)を介在させて
ヒートシール部(61)とヒートシール部(62)によ
り密封されている。尚、易開封部付バックインボックス
用内袋の一方の内面(71)にテープ状層間易剥離材
(2)を接合させたヒートシール部(61)の袋中央部
寄りのヒートシール縁部(61’)が、もう一方の内面
(72)に接合させたヒートシール部(62)の袋中央
部寄りのヒートシール縁部(62’)よりも、袋の中央
部より遠い距離に位置するようになっている。そして、
該易開封部(3)の中央部が開口部(4)となるよう
に、「ハ」の字状のヒートシール部(5),(5’)が
易開封部を斜めに横切り、しかも、該ヒートシール部
は、該バッグインボックス用内袋(1)の両側の辺
(イ),(ハ)と交わっている。又、開口部(4)のほ
ぼ中央部近傍のフィルム面には、スパウト(8)が取り
付けられている。
層間易剥離材の断面図である。即ち、両最外層がヒート
シール層(a),(a’)で、両中間に基材層(b),
(b’)を積層させ、芯層に比較的接着強度の弱い樹脂
からなる部分的な樹脂層(c)と全面を覆う接着剤層
(d)からなる易剥離層(e)が設けられている。しか
も、テープ状層間隔離材の片方の端部は、両側のヒート
シール層と基材層の積層部を一部を残して芯層の易剥離
層が積層され、剥離時の把手(f),(f’)を形成し
ている。
明の内容を更に具体的に説明する。尚、開口部からの内
容物の注出性と、落下衝撃強度については、下記の方法
によって測定した。 (開口部からの注出性)測定用易開封部付バッグインボ
ックス用内袋の易開封部を開いて開口部とし、該開口部
より直径が180mmの円形の口部を有する移し替え用
の容器に内容物の水を移し替えた際に、該容器の口部か
ら漏れ出さずに容易に短時間で注出させることができる
かどうか調べた。 (衝撃強度)測定用易開封部付バッグインボックス用内
袋の中に水を20リットル充填させ、高さ1200mm
よりコンクリート面に10回落下させるうちに破袋が生
じるかどうか調べ、10袋中破袋した数で評価した。
のポリエチレンフィルムから、図2に示された方法によ
りテープ状層間易剥離材をヒートシールして、図1に示
すようなバッグインボックス用内袋を製袋した。該バッ
グインボックス用内袋の縦方向は620mm、横方向は
600mmで、周囲のヒートシール部の内内は、縦方向
が580mm、横方向が570mmであった。尚、テー
プ状易層間隔離材の接合は、幅が5mmのヒートシール
部によって該バッグインボックス用内袋の両内面にヒー
トシールされ、しかも、片方のヒートシール部が、他方
のヒートシール部よりも10mmだけ袋中央部寄りに位
置していた。更に、易開封部と45度で交わる「ハ」の
字状のヒートシール部によって幅230mmの開口部を
形成した。尚、テープ状易層間隔離材は、図4に示され
たものを使用した。その結果、実施例2の易開封部付バ
ッグインボックス用内袋は、移し替え用の容器の口部か
ら漏れ出すことなく内容物の水を容易に短時間で注出さ
せることができた。又、衝撃強度試験では10袋中破袋
するものはなく、落下衝撃強度に非常に優れていた。
μmで2枚重ねのポリエチレンフィルムから、図3に示
された方法によりテープ状層間易剥離材をヒートシール
して、易開封部付バッグインボックス用内袋を製袋し
た。該バッグインボックス用内袋の縦方向は610m
m、横方向は600mmで、周囲のヒートシール部の内
内は、縦方向が580mm、横方向が570mmであっ
た。更に、易開封部と45度で交わる「ハ」の字状のヒ
ートシール部によって幅230mmの開口部を形成し
た。尚、テープ状層間易剥離材は図4に示されたものを
使用した。得られた易開封部付バッグインボックス用内
袋を実施例2とし、易開封部と45度で交わる「ハ」の
字状のヒートシール部を施さない易開封部付バッグイン
ボックス用内袋を比較例1とした。その結果、実施例2
の易開封部付バッグインボックス用内袋は、移し替え用
の容器の口部から漏れ出すことなく内容物の水を容易に
短時間で注出させることができた。又、衝撃強度試験で
は10袋中4袋が破袋するだけであった。これに対し、
比較例1の易開封部付バッグインボックス用内袋は、内
容物の水を移し替える際に、移し替え用の容器の口部か
ら漏れ出した。又、衝撃強度試験では10袋中7袋が破
袋し、落下衝撃強度に劣っていた。
は、充填された粘稠な液体や固形物を含んだ液状物を、
移し替え容器の口部から漏れ出さずに短時間で、しか
も、容易に注出させることができるので、業務用や工業
用の液状物を充填させるのに有用である。又、本発明の
易開封部付バッグインボックス用内袋は、落下等の衝撃
によって破袋等を生じることがないので、取り扱いに特
別の注意を払う必要がなく、安全に輸送すること等がで
きる。
の平面図である。
内袋の内面にテープ状層間易剥離材を接合させるヒート
シール方法の説明図である。
内面にテープ状層間易剥 離材を接合させるヒートシー
ル方法の説明図である。
例を示す断面図である。
ール部 61・・・袋内面71にテープ状層間易剥離材を接合さ
せたヒートシール部 62・・・袋内面72にテープ状層間易剥離材を接合さ
せたヒートシール部 61’・・ヒートシール部61の袋中央部寄り縁部 62’・・ヒートシール部62の袋中央部寄り縁部 71・・・易開封部付バッグインボックス用内袋の一方
の内面 72・・・易開封部付バッグインボックス用内袋のもう
一方の内面 8・・・・スパウトイ ,ロ,ハ,ニ ・易開封部付バッグインボックス用内袋の辺 a,a’・ヒートシール層 b,b’・基材層 c・・・・接着強度の弱い樹脂からなる部分的な樹脂層 d・・・・接着剤層 e・・・・易剥離層 f,f’・剥離時の把手
Claims (5)
- 【請求項1】 両最外層をヒートシール層(a),
(a’)、芯層を易剥離層(e)とするテープ状層間易
剥離材(2)が介在したヒートシール部(6)を易開封
部(3)とする易開封部付バッグインボックス用内袋
(1)において、易開封部(3)を斜めに横切り、しか
も、該バッグインボックス用内袋の周円部と交わるヒー
トシール部(5)により、開口部(4)を狭くしたこと
を特徴とする易開封部付バッグインボックス用内袋。 - 【請求項2】 易開封部(3)を斜めに横切るヒートシ
ール部(5),(5’)が、「ハ」の字型であることを
特徴とする請求項1記載の易開封部付バッグインボック
ス用内袋。 - 【請求項3】 開口部(4)のほぼ中央部の近傍にスパ
ウト(8)が付されていることを特徴とする請求項1乃
至2のいずれかに記載の易開封部付バッグインボックス
用内袋。 - 【請求項4】 テープ状層間易剥離材(2)を介在した
ヒートシール部(6)が、該バッグインボックス用内袋
の一方の内面(71)に接合させたヒートシール部(6
1)と、もう一方の内面(72)に接合させたヒートシ
ール部(62)からなり、しかも、それぞれのヒートシ
ール部(61),(62)の最も袋中央部寄りのヒート
シール縁部(61’),(62’)の内、どちらか一方
のヒートシール縁部が袋の中央部により近い位置にある
ことを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかに記載
の易開封部付バッグインボックス用内袋。 - 【請求項5】 該バッグインボックス用内袋の一方の内
面(71)に接合させたヒートシール部(61)及び/
又は、もう一方の内面(72)に接合させたヒートシー
ル部(62)の数が複数であることを特徴とする請求項
4記載の易開封部付バッグインボックス用内袋。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|---|
JP2002284184A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-03 | Okura Ind Co Ltd | 内層袋の反転が容易なスパウト付きバッグインボックス用内袋、及び、内容物の取り出し方法 |
JP2002284183A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-03 | Okura Ind Co Ltd | スパウト付きバッグインボックス用内袋、及び、内容物の取り出し方法 |
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JP2012020790A (ja) * | 2006-07-19 | 2012-02-02 | Seisan Nipponsha:Kk | イージーオープン機能を備えた合成樹脂製袋体 |
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1997
- 1997-03-26 JP JP07326597A patent/JP3844842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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