JPH10264779A - 洗車機の洗車方法 - Google Patents

洗車機の洗車方法

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JPH10264779A
JPH10264779A JP7636797A JP7636797A JPH10264779A JP H10264779 A JPH10264779 A JP H10264779A JP 7636797 A JP7636797 A JP 7636797A JP 7636797 A JP7636797 A JP 7636797A JP H10264779 A JPH10264779 A JP H10264779A
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JP
Japan
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vehicle
washed
nozzle
car
top nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7636797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Igari
彰 井狩
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の洗車機においては、乾燥行程におい
て、4台のブロワ装置を同時に駆動するために、消費電
流がピークに達し、給油所の契約電流容量を超える事態
が発生した。この点を改善する。 【解決手段】 一対のサイドノズル5とトップノズル6
を配設した洗車機本体1と被洗浄車両10を相対移動させ
ながら前記被洗浄車両10を乾燥するとき、一方向への前
記相対移動時に、トップノズル6またはサイドノズル5
の一方のみ駆動し、次の逆方向への相対移動時に、他方
のトップノズル6またはサイドノズル5を駆動して被洗
浄車両10を乾燥することにより、乾燥工程時のピーク消
費電流を抑えることができる。よって、給油所の契約電
流容量を超える事態を回避することが可能となり、また
電流容量が限度に近い給油所でも、洗車機を導入するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば給油所に
設置され、被洗浄車両の洗車に使用される洗車機の洗車
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な洗車機の構成を図4およ
び図5を用いて説明する。門型の洗車機本体1には、左
右一対のサイドブラシ2、トップブラシ3、左右一対の
ロッカーブラシ4のほかに、洗剤や水などの各種アーチ
が組み込まれており、さらに乾燥のために、左右一対の
サイドノズル5と、昇降自在なトップノズル6と、サイ
ドノズル5にそれぞれ連通して圧力空気を供給する左右
一対のブロワ装置7と、トップノズル6に同時に連通し
て圧力空気を供給する左右一対のブロワ装置8が組み込
まれている。サイドノズル5の2台のブロワ装置7はそ
れぞれ定速回転のモータ9A,9Bにより作動され、ト
ップノズル6の2台のブロワ装置8はそれぞれ定速回転
のモータ9C,9Dにより作動される。また、被洗浄車
両10の車高を検出するソニックセンサ11が組み込まれて
いる。
【0003】このような従来の洗車機は、洗車行程にお
いてまず洗車機本体1を走行させ、ソニックセンサ11に
よって検出された被洗浄車両10の車高によって被洗浄車
両10の車種を判定し、車種に応じて、洗剤や水をスプレ
ーし、各ブラシ2,3,4を駆動して被洗浄車両10を洗
車し、さらに所期の洗車を行った被洗浄車両10に対し
て、乾燥行程において洗車機本体1を逆行させ、4台の
モータ9A,9B,9C,9Dを駆動してブロワ装置
7,8を駆動し、各ノズル5,6から被洗浄車両10に向
けて圧力空気を吹きつけ、これにより洗車後の水滴を飛
ばして乾燥させている。
【0004】また、洗車機の操作は、洗車機本体1の前
面に設けた操作面(パネル)12により行われるよう構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の洗車機
においては、サイドノズル5とトップノズル6から同時
に被洗浄車両10に向けて圧力空気を吹きつけていること
から、トップノズル6により被洗浄車両10の上面から飛
散した、あるいは流れた水滴が被洗浄車両10の側面に付
いて乾燥の仕上がりが悪くなることがあった。
【0006】また最近、給油所における自動化が進ん
で、消費電流量が増大しており、電力会社と契約した電
流容量を超える事態となってきている。電流容量を大き
くすると固定コストが増すために、給油所として総消費
電流量を抑える努力が必要になってきている。
【0007】しかし、従来の洗車機においては、乾燥行
程において、4台のモータ9A,9B,9C,9Dを同
時に駆動するために、消費電流がピークに達し、給油所
の契約電流容量を超える事態が発生した。
【0008】また電流容量が限度に近い給油所では、ピ
ーク消費電流の大きい洗車機では導入できないという問
題があった。そこで、本発明は、乾燥の仕上がりが改善
され、ピーク消費電流を抑えることを可能とした洗車機
の洗車方法を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、被洗浄車
両の側面に圧力空気を噴出する一対のサイドノズルと、
被洗浄車両の上面に圧力空気を噴出するトップノズルを
配設した洗車機本体を備え、前記洗車機本体と前記被洗
浄車両を相対移動させることにより被洗浄車両を洗車す
る洗車機の洗車方法であって、一方向への前記相対移動
時に、前記トップノズルまたはサイドノズルの一方のみ
駆動し、次の逆方向への相対移動時に、他方のトップノ
ズルまたはサイドノズルを駆動して前記被洗浄車両を乾
燥することことを特徴とするものである。
【0010】上記方法により、洗車機本体と被洗浄車両
を相対移動させながら乾燥を行うとき、トップノズルま
たはサイドノズルの一方のみが駆動される。よって、消
費電流が抑えられる。
【0011】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、一方向への相対移動時にトップノ
ズルより圧力空気を噴出して被洗浄車両の上面を乾燥
し、次の逆方向への相対移動時にサイドノズルより圧力
空気を噴出して前記被洗浄車両の側面を乾燥することを
特徴とするものである。
【0012】上記方法により、トップノズルより圧力空
気を噴出して被洗浄車両の上面を乾燥した後、サイドノ
ズルより圧力空気を噴出して被洗浄車両の側面を乾燥す
る。よって、被洗浄車両の上面から飛散し、あるいは流
れて被洗浄車両の側面に付いた水滴がサイドノズルによ
り飛散され、従来仕上がり状態が悪かった被洗浄車両の
乾燥状態が良くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来例の図4,図5と同一
の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0014】図1は本発明の実施の形態における洗車機
の制御構成図である。洗車機の制御系は、洗車機本体1
に内蔵されたマイクロコンピュータからなる制御装置2
1、操作パネル12、ソニックセンサ11などからなるセン
サ系22、洗車機本体1を走行するための走行モータ(走
行駆動装置)23や各サイドノズル5のブロワ装置7のモ
ータ9A,9B、トップノズル6の2台のブロワ装置7
のモータ9C,9Dなどからなる駆動系24から構成され
ており、制御装置21は、操作パネル12からの起動、停止
などの操作信号、センサ系22の検出信号を入力して記憶
し、操作信号に応じて、駆動系24を制御して洗車機本体
1全体の動作を制御している。
【0015】以下、制御装置21によるサイドノズル5と
トップノズル6を用いた被洗浄車両10の乾燥方法を図2
の説明図、図3のフローチャートに従って説明する。な
お、洗車機本体1を前進させる第1往路において、洗剤
と水がスプレーされ、各ブラシ2,3,4が駆動されて
被洗浄車両10が洗浄され、洗車機本体1を後進させる第
1復路において、ワックスと水がスプレーされ、各ブラ
シ2,3,4が駆動されて被洗浄車両10がワックス掛け
されて洗浄工程が終了し、次の第2往路と第2復路にお
いて乾燥工程が実行されるものとする。 [第2往路]まず、洗浄工程が終了し、乾燥を実行する
乾燥行程のモードとなったことを確認すると(ステップ
−1)、トップノズル6の2台のブロワ装置8のモータ
9C,9Dへ駆動信号を出力してトップノズル6に圧力
空気を供給し(ステップ−2)、前進の条件が確認され
ると(ステップ−3)、走行モータ23へ前進指令信号を
出力して洗車機本体1を前進させる(ステップ−4)。
【0016】この状態で前進し、洗車機本体1の走行終
点位置に到着したことを確認すると(ステップ−5)、
走行モータ23に停止指令信号を出力して洗車機本体1を
停止し(ステップ−6)、続いてモータ9C,9Dへ停
止信号を出力してトップノズル6への圧力空気の供給を
停止する(ステップ−7)。 [第2復路]次にサイドノズル5の2台のブロワ装置7
のモータ9A,9Bへ駆動信号を出力してサイドノズル
5に圧力空気を供給し(ステップ−8)、後進の条件が
確認されると(ステップ−9)、走行モータ23へ後進指
令信号を出力して洗車機本体1を後進させる(ステップ
−10)。
【0017】この状態で後進し、洗車機本体1の走行始
点位置(ホームポジション)に戻ったことを確認すると
(ステップ−11)、走行モータ23に停止指令信号を出力
して洗車機本体1を停止し(ステップ−12)、続いてモ
ータ9A,9Bへ停止信号を出力してサイドノズル5へ
の圧力空気の供給を停止し(ステップ−13)、終了す
る。
【0018】上記構成により、乾燥工程時、図2(a)
に示すように第2往路において、トップノズル6の2台
のブロワ装置8のモータ9C,9Dが駆動されトップノ
ズル6からのみ圧力空気が噴出され、被洗浄車両10の上
面の水滴が飛散されて被洗浄車両10の上面が乾燥され、
図2(b)に示すように復路において、サイドノズル5
の2台のブロワ装置7のモータ9A,9Bが駆動されサ
イドノズル5からのみ圧力空気が噴出され、被洗浄車両
10の側面の水滴が飛散されて被洗浄車両10の側面が乾燥
される。
【0019】このように、洗車機本体1と被洗浄車両10
を相対移動させながら乾燥を行うとき、トップノズル6
のブロワ装置8のモータ9C,9D、またはサイドノズ
ル5のブロワ装置7のモータ9A,9Bのみが駆動され
ることにより、乾燥工程時のピーク消費電流を抑えるこ
とができる。よって、給油所の契約電流容量を超える事
態を回避することが可能となり、また電流容量が限度に
近い給油所でも、洗車機を導入することが可能となる。
【0020】また、トップノズル6より圧力空気を噴出
して被洗浄車両10の上面を乾燥した後、サイドノズル5
より圧力空気を噴出して被洗浄車両10の側面を乾燥する
ことにより、被洗浄車両10の上面から飛散し、あるいは
流れて被洗浄車両10の側面に付いた水滴がサイドノズル
5により飛散され、従来仕上がり状態が悪かった被洗浄
車両10の乾燥状態を良くすることができる。
【0021】なお、本実施の形態では、サイドノズル5
を固定しているが、被洗浄車両10の車種に応じてサイド
ノズル5を出退させるようにすることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、洗車機本体と被洗浄車両を相対移動させながら
乾燥を行うとき、トップノズルまたはサイドノズルのみ
が駆動されることにより、乾燥工程時のピーク消費電流
を抑えることができる。よって、給油所の契約電流容量
を超える事態を回避することが可能となり、また電流容
量が限度に近い給油所でも、洗車機を導入することが可
能となる。
【0023】また請求項2記載の発明によれば、トップ
ノズルより圧力空気を噴出して被洗浄車両の上面を乾燥
した後、サイドノズルより圧力空気を噴出して被洗浄車
両の側面を乾燥することにより、被洗浄車両の上面から
飛散し、あるいは流れて被洗浄車両の側面に付いた水滴
がサイドノズルにより飛散され、従来仕上がり状態が悪
かった被洗浄車両の乾燥状態を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機の制御構成
図である。
【図2】同洗車機の乾燥工程時の説明図である。
【図3】同洗車機の制御装置の乾燥行程のフローチャー
トである。
【図4】洗車機の側面図である。
【図5】洗車機の正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 5 サイドノズル 6 トップノズル 7 サイドノズルのブロワ装置 8 トップノズルのブロワ装置 9A,9B,9C,9D ブロワ装置のモータ 10 被洗浄車両 11 ソニックセンサ 21 制御装置 22 センサ系 23 走行モータ 24 駆動系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄車両の側面に圧力空気を噴出する
    一対のサイドノズルと、被洗浄車両の上面に圧力空気を
    噴出するトップノズルを配設した洗車機本体を備え、前
    記洗車機本体と前記被洗浄車両を相対移動させることに
    より被洗浄車両を洗車する洗車機の洗車方法であって、 一方向への前記相対移動時に、前記トップノズルまたは
    サイドノズルの一方のみ駆動し、次の逆方向への相対移
    動時に、他方のトップノズルまたはサイドノズルを駆動
    して前記被洗浄車両を乾燥することを特徴とする洗車機
    の洗車方法。
  2. 【請求項2】 一方向への相対移動時にトップノズルよ
    り圧力空気を噴出して被洗浄車両の上面を乾燥し、次の
    逆方向への相対移動時にサイドノズルより圧力空気を噴
    出して前記被洗浄車両の側面を乾燥することを特徴とす
    る請求項1記載の洗車機の洗車方法。
JP7636797A 1997-03-28 1997-03-28 洗車機の洗車方法 Pending JPH10264779A (ja)

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