JPH10264629A - 産業車両の油圧回路 - Google Patents

産業車両の油圧回路

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Publication number
JPH10264629A
JPH10264629A JP9071442A JP7144297A JPH10264629A JP H10264629 A JPH10264629 A JP H10264629A JP 9071442 A JP9071442 A JP 9071442A JP 7144297 A JP7144297 A JP 7144297A JP H10264629 A JPH10264629 A JP H10264629A
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JP
Japan
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passage
damper
valve
hydraulic oil
supply means
Prior art date
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Pending
Application number
JP9071442A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
和男 石川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Priority to TW087104239A priority patent/TW445224B/zh
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Priority to CNB981070957A priority patent/CN1151037C/zh
Priority to KR1019980010057A priority patent/KR100337582B1/ko
Priority to DE69837119T priority patent/DE69837119T2/de
Priority to US09/047,867 priority patent/US6129368A/en
Publication of JPH10264629A publication Critical patent/JPH10264629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/30Rigid axle suspensions
    • B60G2200/32Rigid axle suspensions pivoted
    • B60G2200/322Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/46Means for locking the suspension
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/02Trucks; Load vehicles
    • B60G2300/022Fork lift trucks, Clark

Abstract

(57)【要約】 【課題】リークした作動油を自動的に補給可能としなが
ら、車体フレームに対して車軸のロック効果を低減させ
ることがない産業車両の油圧回路を提供する。 【解決手段】ダンパー12は、車体フレーム1aとリア
アクスル11との間に配設され、リアアクスル11の揺
動に従って作動油を給排する。コントローラCは、ダン
パー12を必要に応じてロックしてリアアクスル11を
車体フレーム1aに対して固定するように制御する。シ
ャットオフ弁13は、コントローラCの固定制御に基づ
いて、ダンパー12から給排される作動油を流す各通路
P1〜P3を連通又は遮断状態に切り替える。アキュム
レータ22は、各通路P1〜P3に対して接続され、通
路P1〜P3に流れる作動油圧を一定とすべく該作動油
を供給する。シャトル弁19は、アキュムレータ22と
通路P1〜P3との間に設けられ、通路P1〜P3から
アキュムレータ22への作動油の逆流を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車軸を揺動可能に
設けた産業車両の油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行性と乗り心地を考慮し
て、車軸を車体フレームに対して揺動可能としたフォー
クリフトが提案されている。このフォークリフトでは、
該フォークリフトの旋回時に、例えば横方向の加速度
(遠心力)等に従って揺動する。このため、旋回時の走
行安定性が低下し、走行速度を上げることができなかっ
た。
【0003】そこで、特開昭58−211903号公報
には、フォークリフトの旋回時に生じる遠心力を検出す
る旋回検出手段を設け、検出した遠心力の値が所定値以
上となった時、前記揺動可能に支持された車軸を車軸固
定機構にて固定させる技術が提案されている。
【0004】このフォークリフトでは、フォークリフト
の旋回時に該リフトに作用する遠心力が所定値以上とな
った時、車軸が固定されて安定した状態で旋回すること
ができる。
【0005】この車軸の固定は、車体フレームと車軸と
の間に配設されたダンパーをロックすることによって行
う。即ち、ダンパーが作動油の給排を行うことができな
いように該ダンパーに対して作動油を給排する通路を遮
断することによりダンパーをロックして車軸を固定す
る。又、前記通路を連通した状態とすることによりダン
パーのロック状態が解除され、車軸が揺動可能な状態と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たフォークリフトには、ダンパー等から作動油が体積膨
張等に起因してリークし通路中の油圧が低下してもリー
クした分の作動油を供給する手段がなく、ダンパーのロ
ック状態において車体フレームと車軸とを相対移動不能
に固定する、所謂ロック効果が低下するという問題があ
る。
【0007】そこで、作動油中に体積膨張を吸収するた
めの気体を混入する方法が考えられるが、この気体によ
ってダンパーのロック効果を低減させる場合があって好
ましい方法とは言えない。
【0008】又、ダンパーのロック効果を維持するため
に、定期的にフォークリフトの油圧回路における通路の
油圧を調べ、油圧が低下しているフォークリフトには、
外部から不足した作動油を充填しなければならず、その
充填作業が煩雑である。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、リークした作動油を
自動的に補給可能としながら、車体フレームに対して車
軸のロック効果を低減させることがない産業車両の油圧
回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体フレームに対して車軸を上下方向に揺動可能に
支持した産業車両において、前記車体フレームと車軸と
の間に配設され、前記車軸の揺動に従って作動油を給排
するダンパーと、前記ダンパーを必要に応じてロックし
て車軸を車体フレームに対して固定するように制御する
固定制御手段と、前記固定制御手段の制御に基づいて、
固定時にはダンパーから給排される作動油を流す通路を
遮断状態に切り替えるとともに、非固定時には前記通路
を連通状態に切り替える制御弁と、前記ダンパーから給
排される作動油を流す通路に対して接続され、該通路に
流れる作動油の油圧を一定とすべく該作動油を供給する
供給手段と、前記供給手段と前記通路との間、若しくは
前記通路に設けられ、前記通路から供給手段への作動油
の逆流を防止する逆流防止手段とを備えたことを要旨と
する。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記逆流防止手
段はシャトル弁であって、該シャトル弁の入力ポートを
前記供給手段及び前記通路にそれぞれ接続し、かつその
出力ポートを絞り弁を介して前記通路に接続して、前記
供給手段と前記通路とを絞り弁を介して連通させるとと
もに、前記通路の油圧が前記供給手段の供給圧を超えた
場合には供給手段と通路とを遮断するようにしたことを
要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記逆流防止手
段は前記制御弁と同一構成の弁であって、該弁を前記通
路、若しくは前記供給手段と前記通路との間に設けたこ
とを要旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記逆流防止手
段は前記制御弁と同期して動作し前記制御弁に対してサ
イズの小さい弁であって、該弁を前記供給手段と前記通
路との間に設けたことを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記制御弁、供
給手段、及び、逆流防止手段のうち少なくとも1つを前
記ダンパーのボディに一体的に組み付けたことを要旨と
する。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、ダンパー
は、車体フレームと車軸との間に配設され、車軸の揺動
に従って作動油を給排する。固定制御手段は、ダンパー
を必要に応じてロックして車軸を車体フレームに対して
固定するように制御する。制御弁は、固定制御手段の制
御に基づいて、固定時にはダンパーから給排される作動
油を流す通路を遮断状態に切り替えるとともに、非固定
時には通路を連通状態に切り替える。供給手段は、ダン
パーから給排される作動油を流す通路に対して接続さ
れ、該通路に流れる作動油の油圧を一定とすべく該作動
油を供給する。逆流防止手段は、供給手段と通路との
間、若しくは通路に設けられ、通路から供給手段への作
動油の逆流を防止する。従って、作動油がリークしても
供給手段及び逆流防止手段によって通路に流れる作動油
の油圧を一定とすることができるため、車体フレームに
対して車軸のロック効果が低減することはない。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、シャトル
弁の入力ポートは供給手段及び通路にそれぞれ接続さ
れ、その出力ポートは絞り弁を介して通路に接続され
る。そして、シャトル弁は、通常供給手段と通路とを絞
り弁を介して連通させるとともに、通路の油圧が供給手
段の供給圧を超えた場合には供給手段と通路とを遮断す
る。従って、通常、シャトル弁は供給手段の作動油の供
給圧によって供給手段と通路とを連通状態としているた
め、供給手段はダンパー及び通路中の油圧を一定とすべ
く作動油を供給するとともに、ダンパー及び通路中の作
動油の体積膨張を吸収することができる。又、ダンパー
に負荷がかかってダンパー及び通路中の油圧が供給手段
の供給圧より高くなると、シャトル弁は供給手段と通路
とを遮断するため、通路から供給手段への作動油の逆流
が防止される。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、前記逆流
防止手段には前記制御弁と同一構成の弁が使用され、該
弁は通路、若しくは前記供給手段と前記通路との間に設
けられる。従って、同一部品を使用できるため、開発コ
ストの低減に貢献することができる。又、両弁によって
供給手段とダンパーとが連通状態にあるとき、供給手段
はダンパー及び通路中の油圧を一定とすべく作動油を供
給するとともに、ダンパー及び通路中の作動油の体積膨
張を吸収することができる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、前記逆流
防止手段には前記制御弁と同期して動作し前記制御弁に
対してサイズの小さい弁が使用され、該弁は供給手段と
通路との間に設けられる。つまり、サイズの小さい弁を
使用することによって、ダンパーに負荷がかかったとき
の大きな油圧変動が供給手段に対して大きく作用しない
ように供給手段への作動油の流量が制限される。従っ
て、供給手段への作動油の流量を制限するための特別な
部材等を必要とすることなく、又、弁のサイズが小さい
ため、コスト低減に貢献することができる。又、両弁に
よって供給手段とダンパーとが連通状態にあるとき、供
給手段はダンパー及び通路中の油圧を一定とすべく作動
油を供給するとともに、ダンパー及び通路中の作動油の
体積膨張を吸収することができる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、制御弁、
供給手段、及び、逆流防止手段のうち少なくとも1つ
は、ダンパーのボディに一体的に組み付けられる。従っ
て、制御弁、供給手段、及び、逆流防止手段を支持する
支持部材等を省略することができ、産業車両のコストの
低減及び組み付け工数の低減に貢献することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
【0021】図2は、産業車両としてのフォークリフト
1を示す側面図である。フォークリフト1は、その前部
に左右一対のアウタマスト2を備え、各アウタマスト2
間にはインナマスト3が昇降可能に配設されている。イ
ンナマスト3にはフォーク4が昇降可能に配設されてい
る。即ち、フォーク4はアウタマスト2に沿って昇降す
るようになっている。
【0022】前記アウタマスト2とフォークリフト1の
車体フレーム1aとの間にはティルトシリンダ5が連結
されている。ティルトシリンダ5のボディ5aは車体フ
レーム1aに連結され、ティルトシリンダ5のピストン
ロッド5bはアウタマスト2に連結されている。即ち、
ティルトシリンダ5のピストンロッド5bの伸縮に従っ
てアウタマスト2を傾動させ、フォーク4を傾動させる
ようになっている。
【0023】前記インナマスト3にはボディ6aがアウ
タマスト2に固定されたリフトシリンダ6のピストンロ
ッド6bが連結されている。即ち、リフトシリンダ6の
ピストンロッド6bの伸縮に基づいてインナマスト3が
昇降し、そのインナマスト3の昇降に従って、フォーク
4が昇降するようになっている。
【0024】フォークリフト1の車体フレーム1aの前
部には、左右一対の前輪7が設けられている。各前輪7
はデフリングギア(図示しない)及び変速機(図示しな
い)を介してエンジンに連結され、各前輪7はエンジン
によって駆動される。即ち、前輪7は駆動輪である。
又、フォークリフト1の車体フレーム1aの後部には、
左右一対の後輪8が設けられている。
【0025】図1は、前記後輪8を連結する連結構造を
示している。フォークリフト1の車体フレーム1aの後
下部には、車幅方向へ延びるリアアクスル11がセンタ
ーピン11aを中心に揺動(回動)可能に設けられてい
る。そして、リアアクスル11の左右両側に前記後輪8
が連結されている。後輪8は、運転室9内のハンドル1
0の操作に基づいて操舵される操舵輪である。尚、この
リアアクスル11は両後輪8を連結する車軸を構成して
いる。
【0026】車体フレーム1aとリアアクスル11との
間には油圧式ダンパー(以下、単に「ダンパー」とい
う。)12が連結されている。このダンパー12は複動
式の油圧シリンダである。即ち、ダンパー12は後輪8
に作用する力を吸収するようになっている。
【0027】ダンパー12は、図3及び図4に示すよう
に、略円筒状のボディ12aと、該ボディ12a内に配
設されたピストン12bとを備えている。ピストン12
bには、ピストンロッド12cが連結されている。ピス
トンロッド12cの先端には、前記リアアクスル11が
連結されている。
【0028】ダンパー12内は、ピストン12bにて第
1室R1と第2室R2とに区画されている。第1,第2
室R1,R2には、それぞれ前記ボディ12aに形成さ
れた第1,第2通路P1,P2が接続されている。第1
通路P1は、前記ボディ12aに組み付けられた制御弁
としてのシャットオフ弁13に向かってのびている。
【0029】シャットオフ弁13は、円筒状のボディ1
4と該ボディ14に嵌挿される略円柱状のスプール15
とを備えている。ボディ14には、第1〜第3連通孔E
1〜E3が形成されている。第1連通孔E1には、前記
第1通路P1が接続されている。スプール15の基端部
15aとボディ14の内周面とによって第1連通室Q1
が形成され、該連通室Q1には第1,第2連通孔E1,
E2が接続されている。
【0030】スプール15には、周溝15bが形成され
ている。該溝15bとボディ14の内周面とによって第
2連通室Q2が形成され、該連通室Q2には前記第3連
通孔E3が接続されている。第3連通孔E3は、第1,
第2連通孔E1,E2と比較して、その径が小さく形成
されている。即ち、第3連通孔E3は、固定絞り弁16
であって、該孔E3を流動する作動油の流量を制限して
いる。
【0031】前記スプール15の基端部15aとボディ
14との間にはバネ17が介在され、該バネ17にて付
勢されたスプール15によって第1連通室Q1と第2連
通室Q2とが遮断されている。このスプール15の移動
は、シャットオフ弁13に備えられた電磁ソレノイド1
8の励磁・非励磁に基づいて行われる。電磁ソレノイド
18の励磁・非励磁状態の切り替えは、図1に示すよう
に該ソレノイド18に接続された固定制御手段としての
コントローラCによって行われる。
【0032】通常、フォークリフト1を起動すると、前
記電磁ソレノイド18は非励磁状態から励磁状態とな
り、該ソレノイド18に備えられたプランジャ18aが
突出して、スプール15はバネ17の付勢力に抗して移
動される。すると、第1連通室Q1と第2連通室Q2と
は連通状態となる。一方、コントローラCによって車体
フレーム1aに対してリアアクスル11を固定するよう
に制御がなされると電磁ソレノイド18は励磁状態から
非励磁状態となり、スプール15は、バネ17の付勢力
によって移動して第1連通室Q1と第2連通室Q2とを
遮断状態とする。
【0033】尚、前記スプール15には、その軸線方向
に貫通孔15cが形成され、この貫通孔15cによって
前記第1連通室Q1と、スプール15及びプランジャ1
8aの間に介在する間隙Dとが連通されている。つま
り、第1連通室Q1の油圧が高圧であっても、貫通孔1
5cによって該連通室Q1及び間隙Dの作動油の油圧が
略平衡に保たれるため、スプール15の移動を容易に行
うことができる。
【0034】前記第3連通孔E3には、前記ダンパー1
2のボディ12aに形成された第3通路P3が接続され
ている。第3通路P3は、該ボディ12aに組み付けら
れた逆流防止手段としてのシャトル弁19に向かっての
びている。シャトル弁19を備えたボディ20と前記ボ
ディ12aとの間には第1接続空間F1及び該ボディ2
0に対し該空間F1の反対側に第2接続空間F2が形成
され、該空間F1には第3通路P3が接続されている。
【0035】前記第1接続空間F1には、前記ボディ1
2aに形成されたバイパス通路P4を介して前記シャッ
トオフ弁13の第2連通孔E2が接続されている。バイ
パス通路P4には、図5に示すように、ボディ12aの
外部から操作可能に組み付けられた手動弁21が備えら
れる。手動弁21は、ボディ12aの外部からの操作に
基づいて、バイパス通路P4を連通状態若しくは遮断状
態に切り替え、通常、遮断状態となっている。
【0036】前記第1接続空間F1は、前記シャトル弁
19を備えたボディ20に対して貫通形成されたバイパ
ス孔20aを介して前記第2接続空間F2に接続されて
いる。第2接続空間F2には、前記第2室R2からのび
る第2通路P2が接続されている。
【0037】前記バイパス孔20aには、シャトル弁1
9を構成する切替空間19aを介して前記ボディ20に
形成された供給手段としてのアキュムレータ22の貯溜
室23が接続されている。この切替空間19aは、該弁
19の入力ポートとしての両接続部分が幅狭となってお
り、該空間19aにはボール19bが往復動可能に嵌挿
されている。
【0038】アキュムレータ22のボディ24は、前記
シャトル弁19のボディ20に嵌合されている。アキュ
ムレータ22のボディ24にはガス室25が形成され、
該ガス室25と前記貯溜室23とが押圧ピストン26に
て区画されている。ガス室25には、例えば所定の圧力
で圧縮された空気が封入され、その空気の膨張力によっ
て押圧ピストン26は押圧される。押圧された押圧ピス
トン26によって、貯溜室23に充填された作動油は所
定の圧力となっている。
【0039】前記ボディ20には、前記切替空間19a
とバイパス孔20aとを結ぶ幅狭通路20bが形成され
ている。ちなみに、該空間19aの幅狭通路20bの接
続部分が前記シャトル弁19の出力ポートである。幅狭
通路20bは、絞り弁としての固定絞り弁27であっ
て、該通路20bを流動する作動油の流量を制限してい
る。つまり、固定絞り弁27によって、ダンパー12に
負荷がかかったときの大きな油圧変動がアキュムレータ
22に対して大きく作用しないようになっている。
【0040】前記シャトル弁19は、2つの入力ポート
に接続された通路のうち、低圧側の通路(入力ポート)
を閉じ、高圧側の通路(入力ポート)を出力側の通路
(出力ポート)と連通させるという特徴がある。即ち、
本実施の形態では、ガス室25に封入された圧縮空気に
よって貯溜室23に充填された作動油の油圧がダンパー
12側の作動油の油圧と比較して高圧であるため、通
常、シャトル弁19はバイパス孔20aと貯溜室23と
を固定絞り弁27としての幅狭通路20bを介して連通
状態としている。
【0041】尚、図1では、説明の便宜上、ダンパー1
2のボディ12aに対して、シャットオフ弁13、シャ
トル弁19、アキュムレータ22、手動弁21、及び、
各通路P1〜P4を別体の如く描いたが、図3及び図4
に示すように、シャットオフ弁13等は、該ボディ12
aに一体的に組み付け、若しくは形成されている。
【0042】このように構成されたフォークリフト1に
おいて、図1に示すように、停止時には、シャットオフ
弁13の電磁ソレノイド18が励磁されないために、バ
ネ17の付勢力によって第1通路P1と第3通路P3と
は遮断状態となっている。
【0043】フォークリフト1の走行時には前記電磁ソ
レノイド18は励磁され、シャットオフ弁13は第1通
路P1と第3通路P3とが連通状態となるように切り替
えられる。即ち、ダンパー12はアンロック状態となっ
て、後輪8が連結されたリアアクスル11は車体フレー
ム1aに対して揺動可能な状態となる。この状態では、
後輪8に作用する力はダンパー12によって吸収され、
フォークリフト1の走行は安定したものとなる。
【0044】又、上記したように、アキュムレータ22
の貯溜室23はガス室25によって所定の圧力に高めら
れているため、シャトル弁19に備えられるボール19
bはダンパー12側に位置している。即ち、ダンパー1
2等で作動油がリークしても、第2,第3通路P2,P
3に対してアキュムレータ22から作動油が固定絞り弁
27を介して供給されるため、前記ダンパー12の第
1,第2室R1,R2及び各通路P1〜P3等は常に適
量の作動油にて満たされる。
【0045】更に、作動油の油温上昇に伴って体積膨張
が生じても、膨張した分の作動油は、固定絞り弁27を
介してアキュムレータ22の貯溜室23に流れ込む。従
って、作動油の体積膨張を吸収することができ、作動油
の体積膨張によるダンパー12への悪影響を低減するこ
とができる。
【0046】ここで、例えば、前記フォークリフト1に
対して過大な遠心力が加わったとき、該リフト1は、前
記ダンパー12がアンロック状態であると安定した状態
で旋回することはできない。このような場合等によって
ダンパー12のロックが必要とされるとき、前記コント
ローラCによって固定制御がなされ、シャットオフ弁1
3の励磁ソレノイド18は励磁状態から非励磁状態に切
り替えられる。即ち、第1通路P1と第3通路P3とは
遮断状態となる。
【0047】そして、ダンパー12に負荷がかかると、
各通路P1〜P3の油圧が上昇するため、シャトル弁1
9に備えられるボール19bはダンパー12側からアキ
ュムレータ22側へ移動される。即ち、アキュムレータ
22と、第2通路P2及び第3通路P3とが遮断され、
作動油のアキュムレータ22への逆流が防止される。従
って、ダンパー12はロック状態となり、リアアクスル
11は車体フレーム1aに対して固定された状態となる
ため、フォークリフト1は安定した状態で旋回すること
ができる。
【0048】又、ダンパー12は、作動油がリークして
減少しても前記アンロック状態においてアキュムレータ
22から常時リーク分の作動油が補充されるため、該ダ
ンパー12のロック効果を低下させることはない。
【0049】尚、上記したシャットオフ弁13は、通
常、非励磁には第1通路P1と第3通路P3とを遮断す
る、所謂ノーマルクローズ型を使用している。これは、
フォークリフト1の電気系統が故障した場合に、リアア
クスル11が車体フレーム1aに対して固定させた方が
該リフト1を修理し易いからである。ところが、その故
障したフォークリフト1を修理するために移動を強いら
れたとき、ダンパー12がロック状態にあると走行が困
難な場合があるため、この場合、前記手動弁21を操作
しバイパス通路P4を連通状態とし、ダンパー12をア
ンロック状態に切り替えれば、該リフト1は走行可能な
状態とすることができる。
【0050】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)ダンパー12のアンロック状態において、アキュ
ムレータ22の貯溜室23はガス室25によって所定の
圧力に高められているため、シャトル弁19に備えられ
るボール19bはダンパー12側に位置している。従っ
て、ダンパー12等で作動油がリークしても、第2,第
3通路P2,P3に対してアキュムレータ22から作動
油が固定絞り弁27を介して供給されるため、前記ダン
パー12の第1,第2室R1,R2及び各通路P1〜P
3等に対して常に適量の作動油を満たすことができ、ダ
ンパー12のロック効果を低減することはない。
【0051】(2)しかも、作動油の油温上昇に伴って
体積膨張が生じても、膨張した分の作動油は、固定絞り
弁27を介してアキュムレータ22の貯溜室23に流れ
込む。従って、作動油中に気体を混入することなく作動
油の体積膨張を吸収することができるため、ダンパー1
2のロック効果を低下させることなく作動油の体積膨張
によるダンパー12への悪影響を低減することができ
る。
【0052】(3)又、ダンパー12のロック状態にお
いて、該ダンパー12に負荷がかかると、各通路P1〜
P3の油圧が上昇し、シャトル弁19に備えられるボー
ル19bはダンパー12側からアキュムレータ22側へ
移動される。従って、アキュムレータ22と、第2通路
P2及び第3通路P3とが遮断され、作動油のアキュム
レータ22への逆流を防止することができる。その結
果、ダンパー12を確実にロック状態とすることができ
る。
【0053】(4)各通路P1〜P3等はダンパー12
のボディ12aに形成され、シャットオフ弁13、シャ
トル弁19、及び、アキュムレータ22等は該ボディ1
2aに一体的に組み付けられている。従って、各弁1
3,19、アキュムレータ22等をダンパー12と別体
で組み付ける場合と比較して、各弁13,19、アキュ
ムレータ22を支持する支持部材が必要なく、フォーク
リフト1のコストの低減及び組み付け工数の低減に貢献
することができる。
【0054】(5)ダンパー12は、複動式の油圧シリ
ンダである。従って、単動式のダンパーを使用したフォ
ークリフトでは、車体フレーム1aとリアアクスル11
との間にダンパーを2個必要とするが、複動式のダンパ
ー12を使用することで車体フレーム1aとリアアクス
ル11との間に連結するダンパーは1個でよく、フォー
クリフト1のコストの低減及び組み付け工数の低減に貢
献することができる。
【0055】(第2の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第2の実施の形態を図6に従って説明する。図6
は、第2の実施の形態におけるリアアクスル11を固定
させる機構を示す概略構成図である。本実施の形態のフ
ォークリフト31は、図1に示す前記第1の実施の形態
のフォークリフト1に対して、第2通路P2に制御弁及
び逆流防止手段としてのシャットオフ弁13を介在させ
るとともに、前記シャトル弁19を省略して固定絞り弁
27のみをアキュムレータ22の貯溜室23と第2,第
3通路P2,P3の接続点との間に介在させた。
【0056】このように構成されたフォークリフト31
において、停止時には、各シャットオフ弁13の電磁ソ
レノイド18が励磁されないために、バネ17の付勢力
によって第1通路P1と第3通路P3とは遮断状態とな
っている。又、第2通路P2においても遮断状態となっ
ている。
【0057】フォークリフト31の走行時には前記電磁
ソレノイド18は励磁され、各シャットオフ弁13は第
1通路P1と第3通路P3とが連通状態となるように切
り替えられる。又、第2通路P2においても連通状態に
切り替えられる。即ち、ダンパー12はアンロック状態
となって、後輪8が連結されたリアアクスル11は車体
フレーム1aに対して揺動可能な状態となる。この状態
では、後輪8に作用する力はダンパー12によって吸収
され、フォークリフト31の走行は安定したものとな
る。
【0058】又、上記したように、アキュムレータ22
の貯溜室23はガス室25によって所定の圧力に高めら
れているため、ダンパー12等で作動油がリークして
も、第2,第3通路P2,P3に対してアキュムレータ
22から作動油が固定絞り弁27を介して供給されるた
め、前記ダンパー12の第1,第2室R1,R2及び各
通路P1〜P3等は常に適量の作動油にて満たされる。
【0059】更に、作動油の油温上昇に伴って体積膨張
が生じても、膨張した分の作動油は、固定絞り弁27を
介してアキュムレータ22の貯溜室23に流れ込む。従
って、作動油の体積膨張を吸収することができ、作動油
の体積膨張によるダンパー12への悪影響を低減するこ
とができる。
【0060】ここで、例えば、前記フォークリフト31
に対して過大な遠心力が加わったとき、該リフト31
は、前記ダンパー12がアンロック状態であると安定し
た状態で旋回することはできない。このような場合等に
よってダンパー12のロックが必要とされるとき、前記
コントローラCによって固定制御がなされ、シャットオ
フ弁13の励磁ソレノイド18は励磁状態から非励磁状
態に切り替えられる。
【0061】すると、各シャットオフ弁13によって、
ダンパー12側からアキュムレータ22側への通路が遮
断されるため、作動油のアキュムレータ22への逆流が
防止される。従って、ダンパー12はロック状態とな
り、リアアクスル11は車体フレーム1aに対して固定
された状態となるため、フォークリフト31は安定した
状態で旋回することができる。
【0062】又、ダンパー12は、作動油がリークして
減少しても前記アンロック状態においてアキュムレータ
22から常時リーク分の作動油が補充されるため、該ダ
ンパー12のロック効果を低下させることはない。
【0063】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)ダンパー12のアンロック状態において、アキュ
ムレータ22の貯溜室23はガス室25によって所定の
圧力に高められているため、ダンパー12等で作動油が
リークしても、第2,第3通路P2,P3に対してアキ
ュムレータ22から作動油が固定絞り弁27を介して供
給される。従って、前記ダンパー12の第1,第2室R
1,R2及び各通路P1〜P3等に対して常に適量の作
動油を満たすことができ、ダンパー12のロック効果を
低減することはない。
【0064】(2)しかも、作動油の油温上昇に伴って
体積膨張が生じても、膨張した分の作動油は、固定絞り
弁27を介してアキュムレータ22の貯溜室23に流れ
込む。従って、作動油中に気体を混入することなく作動
油の体積膨張を吸収することができるため、ダンパー1
2のロック効果を低下させることなく作動油の体積膨張
によるダンパー12への悪影響を低減することができ
る。
【0065】(3)又、ダンパー12のロック状態にお
いて、各シャットオフ弁13によって、ダンパー12側
からアキュムレータ22側への通路が遮断される。従っ
て、作動油のアキュムレータ22への逆流を防止するこ
とができる。その結果、ダンパー12を確実にロック状
態とすることができる。
【0066】(4)本実施の形態では、前記シャトル弁
19を省略し、シャットオフ弁13を2個使用してい
る。従って、同一の部品を使用できるため、開発コスト
の低減を図ることができる。
【0067】尚、実施形態は上記に限定されることはな
く、次のように変更してもよい。 ○上記第1の実施の形態では、シャトル弁19及び固定
絞り弁27を使用したが、ダンパー12側からアキュム
レータ22側への逆流が防止できれば、これらに替えて
他種の弁を使用して実施してもよい。例えば、チェック
弁を使用して実施してもよい。
【0068】○上記第1の実施の形態では、各通路P1
〜P3等をダンパー12のボディ12aに形成し、シャ
ットオフ弁13、シャトル弁19、及び、アキュムレー
タ22等を該ボディ12aに一体的に組み付けたが、各
通路P1〜P3、各弁13,19、及び、アキュムレー
タ22等をダンパー12と別体として車体フレーム1a
等に配設してもよい。
【0069】○上記第2の実施の形態では、図6に示す
ように、第2通路P2にシャットオフ弁13を介在させ
るとともに、アキュムレータ22の貯溜室23と第2,
第3通路P2,P3の接続点との間に固定絞り弁27を
介在させたが、シャットオフ弁13のいずれか一方を貯
溜室23と第2,第3通路P2,P3の接続点との間に
介在させてもよい。
【0070】又、図7に示すように、該弁13及び固定
絞り弁27を省略し、貯溜室23と第2,第3通路P
2,P3の接続点との間に対して、前記固定絞り弁27
に相当する流路の小さい小型のシャットオフ弁13aを
介在したフォークリフト32としてもよい。つまり、小
型のシャットオフ弁13aが前記固定絞り弁27の役割
を担い、該弁によってダンパー12に負荷がかかったと
きの大きな油圧変動がアキュムレータ22に対して大き
く作用しないようになっている。このように構成すれ
ば、固定絞り弁27を特別に設けなくてよく、シャット
オフ弁13aを第2の実施の形態で使用した前記シャッ
トオフ弁13と比較して小型なためにコスト低減に貢献
することができる。
【0071】○上記各実施の形態では、複動式のダンパ
ー12を使用したが、単動式のダンパー、多段式のダン
パー等であってもよい。以上、本発明の実施の各形態に
ついて説明したが、上記各形態から把握できる請求項以
外の技術思想について、以下にそれらの効果とともに記
載する。
【0072】(イ)前記ダンパーは複動式であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の産業車両の
油圧回路。このように構成すれば、単動式のダンパーを
使用した産業車両では、車体フレームと車軸との間にダ
ンパーを2個必要とするが、複動式のダンパーを使用す
ることで車体フレームと車軸との間に連結するダンパー
は1個でよく、産業車両のコストの低減及び組み付け工
数の低減に貢献することができる。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リーク
した作動油を自動的に補給可能としながら、車体フレー
ムに対して車軸のロック効果を低減させることがない産
業車両の油圧回路を提供することができる。
【0074】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、作動油の体積膨張を吸収するこ
とができる産業車両の油圧回路を提供することができ
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1の発明の
効果に加えて、作動油の体積膨張を吸収することができ
るとともに、開発コストの低減に貢献することができる
産業車両の油圧回路を提供することができる。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、作動油の体積膨張を吸収するこ
とができるとともに、コストの低減に貢献することがで
きる産業車両の油圧回路を提供することができる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の発明の効果に加えて、産業車両のコストの低減及
び組み付け工数の低減に貢献することができる産業車両
の油圧回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるリアアクスルを固定
させる機構を示す概略構成図。
【図2】フォークリフトを示す側面図。
【図3】ダンパーを示す断面図。
【図4】ダンパーを示す要部断面図。
【図5】ダンパーを示す正面図。
【図6】第2の実施の形態におけるリアアクスルを固定
させる機構を示す概略構成図。
【図7】別例におけるリアアクスルを固定させる機構を
示す概略構成図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、1a…車体フレ
ーム、11…車軸を構成するリアアクスル、12…油圧
式ダンパー、12a…ボディ、13…制御弁及び逆流防
止手段としてのシャットオフ弁、19…逆流防止手段と
してのシャトル弁、22…供給手段としてのアキュムレ
ータ、27…絞り弁としての固定絞り弁、C…固定制御
手段としてのコントローラ、P1〜P3…第1〜第3通
路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに対して車軸を上下方向に
    揺動可能に支持した産業車両において、 前記車体フレームと車軸との間に配設され、前記車軸の
    揺動に従って作動油を給排するダンパーと、 前記ダンパーを必要に応じてロックして車軸を車体フレ
    ームに対して固定するように制御する固定制御手段と、 前記固定制御手段の制御に基づいて、固定時にはダンパ
    ーから給排される作動油を流す通路を遮断状態に切り替
    えるとともに、非固定時には前記通路を連通状態に切り
    替える制御弁と、 前記ダンパーから給排される作動油を流す通路に対して
    接続され、該通路に流れる作動油の油圧を一定とすべく
    該作動油を供給する供給手段と、 前記供給手段と前記通路との間、若しくは前記通路に設
    けられ、前記通路から供給手段への作動油の逆流を防止
    する逆流防止手段とを備えたことを特徴とする産業車両
    の油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記逆流防止手段はシャトル弁であっ
    て、該シャトル弁の入力ポートを前記供給手段及び前記
    通路にそれぞれ接続し、かつその出力ポートを絞り弁を
    介して前記通路に接続して、前記供給手段と前記通路と
    を絞り弁を介して連通させるとともに、前記通路の油圧
    が前記供給手段の供給圧を超えた場合には供給手段と通
    路とを遮断するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の産業車両の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記逆流防止手段は前記制御弁と同一構
    成の弁であって、該弁を前記通路、若しくは前記供給手
    段と前記通路との間に設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の産業車両の油圧回路。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止手段は前記制御弁と同期し
    て動作し前記制御弁に対してサイズの小さい弁であっ
    て、該弁を前記供給手段と前記通路との間に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の産業車両の油圧回路。
  5. 【請求項5】 前記制御弁、供給手段、及び、逆流防止
    手段のうち少なくとも1つを前記ダンパーのボディに一
    体的に組み付けたことを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の産業車両の油圧回路。
JP9071442A 1997-03-25 1997-03-25 産業車両の油圧回路 Pending JPH10264629A (ja)

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JP9071442A JPH10264629A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 産業車両の油圧回路
TW087104239A TW445224B (en) 1997-03-25 1998-03-21 Axle controller for industrial vehicles
EP98105310A EP0867315B1 (en) 1997-03-25 1998-03-24 Axle controller for industrial vehicles
CNB981070957A CN1151037C (zh) 1997-03-25 1998-03-24 具有车轴控制器的工程车辆
KR1019980010057A KR100337582B1 (ko) 1997-03-25 1998-03-24 산업차량용축제어기
DE69837119T DE69837119T2 (de) 1997-03-25 1998-03-24 Industriefahrzeug
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITVE20090057A1 (it) * 2009-10-07 2011-04-08 Tommasi Alessandro Valerio Federico De Bloccaggio oleodinamico inerziale - manuale

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