JPH10264469A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10264469A
JPH10264469A JP9076839A JP7683997A JPH10264469A JP H10264469 A JPH10264469 A JP H10264469A JP 9076839 A JP9076839 A JP 9076839A JP 7683997 A JP7683997 A JP 7683997A JP H10264469 A JPH10264469 A JP H10264469A
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JP
Japan
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holding
end side
drum
rear end
claw
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Application number
JP9076839A
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English (en)
Inventor
Akira Nuida
昭 縫田
Shinichiro Fujii
信一郎 藤井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/22Clamps or grippers
    • B41J13/223Clamps or grippers on rotatable drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
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    • B41J13/22Clamps or grippers
    • B41J13/223Clamps or grippers on rotatable drums
    • B41J13/226Clamps or grippers on rotatable drums using suction

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字媒体を確実かつ安定して回転中のドラム
に保持しかつ印字後保持解除できるようにする。 【解決手段】 先端側挟持爪保持手段41と後端側挟持
爪保持手段51とを設け、印字媒体の先端側と後端側と
をドラム外周面11に挟持可能とした。先端側挟持爪保
持手段41が、先端側挟持爪42と,先端側常時挟持機
構43と,先端側常時解放ロック機構44と,ロック解
除機構45と,ロック復帰機構46とからなり、後端側
挟持爪保持手段51が、後端側挟持爪52と,後端側常
時挟持機構53と,後端側常時解放ロック機構55と,
ロック解除機構59KAと,ロック復帰機構59KBと
からなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定周速度で回転
可能なドラムに保持されかつドラムとともに回転中の印
字媒体にインクジェットノズルからインクを吹付けつつ
印字可能なインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザプリンタに比較して
大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出願
人から提案(例えば、特願平8−296959号)され
ている。
【0003】すなわち、図9において、ドラム10は一
定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印字
媒体Mを保持可能である。このドラム10の回転(Y)
方向には各色用ノズルユニット(200C,200M,
200Y,200B)が配設されている。
【0004】したがって、行方向(紙面に垂直方向)の
全長に一体型の各色用ノズルユニット(200C〜20
0B)あるいは行方向に複数のノズルユニット要素を並
べた一体的な各色用ノズルユニット(200C〜200
B)を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分だけ往
復移動させつつ回転中の印字媒体Mに各色用インクジェ
ットノズル207からインクを吹付けて行方向印字させ
るとともに、インクジェットノズル間ピッチの往動中に
ドラム10の回転を利用しつつ列方向印字させることが
できる。つまり、行方向印字と列方向印字とを同時的に
進行可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
【0005】また、各色用ノズルユニット(200C〜
200B)と当該各色用インクタンク(インクカセッ
ト)213が離れた位置に配設されているので、各色用
ノズルユニット(200C〜200B)を軽くでき行方
向の往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印
字高速化を助長するとともに、各色用インクタンク(イ
ンクカセット)213の容量を大幅に拡大できるので、
例えば500枚以上の連続印字運転ができるわけであ
る。
【0006】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図9で右)側には給送手段60と媒体供給手段9
0とが設けられ、他方(左)側には媒体剥離手段140
と媒体排出搬送手段160と方向切換手段190とが設
けられている。
【0007】給送手段60は、カセット給送手段71お
よび手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚
ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給
送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでドラム1
0側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印字媒体
Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段16
0は剥離された印字媒体Mを図9で左方向に排出搬送す
る。方向切換手段190は排出トレイ192および上部
排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0008】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案イン
クジェットプリンタにおいて印字高速化を一段と高める
には、ドラム10を停止させることなく回転させたまま
の状態で印字媒体Mを当該ドラム外周面11に確実かつ
安定して保持しかつ印字後は保持解除できることが必要
である。
【0010】本発明の目的は、印字媒体を確実かつ安定
して回転中のドラムに保持しかつ印字後保持解除するこ
とができるインクジェットプリンタを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一定
周速度で回転可能なドラムに保持されかつドラムととも
に回転中の印字媒体にインクジェットノズルからインク
を吹付けつつ印字可能なインクジェットプリンタであっ
て、ドラムの外周面に先端側挟持爪を用いて印字媒体の
先端側を挟持可能な先端側挟持爪保持手段と,該印字媒
体の後端側を挟持可能な後端側挟持爪保持手段とを設け
たことを特徴とする。
【0012】かかる発明の場合、印字媒体は、その先端
側および後端側が先端側挟持爪および後端側挟持爪によ
ってドラム外周面に保持される。したがって、印字媒体
を先端側と後端側とを挟持できるので、確実かつ安定し
て回転中のドラムに保持しかつ印字後保持解除すること
ができる。また、ドラム外周面から印字媒体の後端側が
浮き上がってインクジェットノズルと衝突して当該ノズ
ルを破損させるのを防止できる。
【0013】請求項2の発明は、前記先端側挟持爪保持
手段が、印字媒体の先端側をドラムの外周面に挟持可能
な先端側挟持爪と,バネの付勢力を利用して先端側挟持
爪を常時挟持状態に保持可能な先端側常時挟持機構と,
バネの付勢力に抗して先端側挟持爪を常時解放ロック状
態に保持可能な先端側常時解放ロック機構と,この先端
側常時解放ロック機構の常時解放ロック状態をアクチュ
エータからの動力とドラムの回転を利用して解除するロ
ック解除機構と,解除された先端側常時解放ロック機構
をアクチュエータからの動力とドラムの回転を利用して
再び常時解放ロック状態に復帰させるロック復帰機構と
からなり、前記後端側挟持爪保持手段が、先端部が先端
側挟持爪で挟持された印字媒体の後端側をドラムの外周
面に挟持可能な後端側挟持爪と,バネの付勢力を利用し
て後端側挟持爪を常時挟持状態に保持可能な後端側常時
挟持機構と,バネの付勢力に抗して後端側挟持爪を常時
解放ロック状態に保持可能な後端側常時解放ロック機構
と,この後端側常時解放ロック機構の常時解放ロック状
態をアクチュエータからの動力とドラムの回転を利用し
て解除するロック解除機構と,解除された後端側常時解
放ロック機構をアクチュエータからの動力とドラムの回
転を利用して再び常時解放ロック状態に復帰させるロッ
ク復帰機構とからなるインクジェットプリンタである。
【0014】かかる発明の場合、回転中のドラムに対す
る印字媒体の供給に合わせて先端側挟持爪保持手段のロ
ック解除機構を作動させると、そのアクチュエータから
の動力とドラムの回転とにより先端側常時解放ロック機
構の常時解放ロック状態が解除される。すると、先端側
挟持爪は、先端側常時挟持機構のバネの付勢力により常
時挟持状態に保持される。これにより、印字媒体の先端
側は、先端側挟持爪によって回転中のドラム外周面に確
実に保持される。
【0015】続いて、印字媒体の長さに応じて決められ
た時間分だけ遅れて後端側挟持爪保持手段のロック解除
機構を作動させると、そのアクチュエータからの動力と
ドラムの回転とにより後端側常時解放ロック機構の常時
解放ロック状態が解除される。すると、後端側挟持爪
は、後端側常時挟持機構のバネの付勢力により常時挟持
状態に保持される。これにより、印字媒体の後端側も、
後端側挟持爪によってドラム外周面に確実に保持され
る。したがって、印字媒体を回転中のドラム外周面に迅
速かつ確実に保持することができる。
【0016】印字後、先端側挟持保持手段のロック復帰
機構を作動させると、そのアクチュエータからの動力と
ドラムの回転とにより先端側常時解放ロック機構が常時
解放ロック状態に復帰される。これにより、先端側挟持
爪は、先端側常時挟持機構のバネの付勢力に抗して常時
挟持状態から解除される。これにより、印字媒体の先端
部の保持が解除される。
【0017】続けて、後端側挟持保持手段のロック復帰
機構を作動させると、そのアクチュエータからの動力と
ドラムの回転とにより後端側常時解放ロック機構が常時
解放ロック状態に復帰される。これにより、後端側挟持
爪は、後端側常時挟持機構のバネの付勢力に抗して常時
挟持状態から解除される。これにより、印字媒体の後端
部の挟持が解除される。
【0018】このように、ドラムの回転を積極的に利用
して先端側挟持爪および後端側挟持爪を挟持・挟持解放
動作させるので、請求項1の発明の場合と同様な作用効
果を奏し得る他、ドラム側に各爪を挟持・挟持解放動作
させるための駆動力発生機構を設ける必要がなく、ドラ
ムの負荷を一段と軽減できる。
【0019】請求項3の発明は、前記後端側挟持爪保持
手段のロック解除機構およびロック復帰機構を、前記先
端側挟持爪保持手段のロック解除機構およびロック復帰
機構のうちの少くともいずれか1つを利用して形成した
インクジェットプリンタである。
【0020】かかる発明の場合、先端側挟持爪保持手段
と後端側挟持爪保持手段とで、構成部品が共用されるこ
とになり、部品数の減少を図ることができる。したがっ
て、請求項2記載の発明の場合と同様な作用効果を奏し
得る他、一段と小型化およびコスト低減を図ることがで
きる。
【0021】請求項4の発明は、前記後端側挟持爪保持
手段を、前記先端側挟持爪が挟持動作されたことを条件
に後端側挟持爪を挟持動作可能かつ前記先端側挟持爪が
挟持解放動作されたことを条件に後端側挟持爪を挟持解
放動作可能に形成したインクジェットプリンタである。
【0022】かかる発明では、印字媒体先端側が挟持さ
れた後に後端側が挟持され,印字媒体先端側が挟持解放
された後に後端側が挟持解放されるので、一段と確実か
つ安定して回転中のドラムに保持しかつ印字後保持解除
することができるとともに、ジャムの発生やインクジェ
ットノズルへの衝突破壊を一段と確実に防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図8に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ(特願平8−296959号)の場合と同様で
あるが、先端側挟持爪保持手段41と後端側挟持爪保持
手段51とを設け、印字媒体Mの先端側と後端側とをド
ラム外周面11に挟持可能に構成されている。
【0024】なお、先提案インクジェットプリンタ(図
9)の場合と共通する構成要素については同一の符号を
付し、その説明を簡略化または省略する。また、この実
施形態では、補助手段として電気吸着保持および負圧吸
着保持を導入している。
【0025】先端側挟持爪保持手段41は、印字媒体M
の先端側をドラム外周面11に挟持可能な先端側挟持爪
42と,バネ43SPの付勢力を利用して先端側挟持爪
42を常時挟持状態に保持可能な先端側常時挟持機構4
3と,バネ43SPの付勢力に抗して先端側挟持爪42
を常時解放ロック状態に保持可能な先端側常時解放ロッ
ク機構44と,この先端側常時解放ロック機構44の常
時解放ロック状態をアクチュエータ45Aからの動力と
ドラム10の回転を利用して解除するロック解除機構4
5と,解除された先端側常時解放ロック機構44をアク
チュエータ46Aからの動力とドラム10の回転を利用
して再び常時解放ロック状態に復帰させるロック復帰機
構46とからなり、かつ先端側挟持爪42と先端側常時
挟持機構43と先端側常時解放ロック機構44とが取付
板58を介してドラム10側に装着されるとともに,ロ
ック解除機構45およびロック復帰機構46の各アクチ
ュエータ(45A,46A)が静止側に装着された構成
とされている。
【0026】一方、後端側挟持爪保持手段51は、先端
側を先端側挟持爪42で挟持された印字媒体Mの後端側
をドラム外周面11に挟持可能な後端側挟持爪52と,
バネ(53SP,55SP)の付勢力を利用して後端側
挟持爪52を常時挟持状態に保持可能な後端側常時挟持
機構53と,バネ53SPの付勢力に抗して後端側挟持
爪52を常時解放ロック状態に保持可能な後端側常時解
放ロック機構55と,この後端側常時解放ロック機構5
5の常時解放ロック状態をアクチュエータ(46A)か
らの動力とドラム10の回転を利用して解除するロック
解除機構59KAと,解除された後端側常時解放ロック
機構55をアクチュエータ(46A)からの動力とドラ
ム10の回転を利用して再び常時解放ロック状態に復帰
させるロック復帰機構59KBとからなり、後端側挟持
爪52と後端側常時挟持機構53と後端側常時解放ロッ
ク機構55とがドラム10側に装着されるとともにロッ
ク解除機構59KAおよびロック復帰機構59KBの各
アクチュエータ(46A)が静止側に装着された構成と
されている。
【0027】また、この実施形態では、後端側挟持爪保
持手段51は、先端側挟持爪42が挟持動作されたこと
を条件に後端側挟持爪52を挟持動作可能かつ先端側挟
持爪42が挟持解放動作されたことを条件に後端側挟持
爪52を挟持解放動作可能に形成されている。
【0028】以下、先端側挟持爪保持手段41および後
端側挟持爪保持手段51の各構成要素について詳述す
る。
【0029】先端側挟持爪42は、印字媒体Mの先端側
をドラム10の外周面11に挟持(押圧保持)可能に形
成されている。具体的には、先端側挟持爪42は、図1
に示す如く、爪42F,係合部42C,セクタギヤ42
Gを有し、ピン42Pを中心に回動自在に設けられてい
る。この爪42Fで印字媒体Mの先端部をドラム外周面
11に挟持するものとしている。
【0030】先端側常時挟持機構43は、ピン43Pを
中心に回動自在なレバー43Lと,レバー43Lの先端
部に設けられかつ上記セクタギヤ42Gと噛合うセクタ
ギヤ43Gと,レバー43Lの基端部43fと固定部4
3Rとの間に張設されたバネ43SPとからなり、バネ
43SPの付勢力(引張力)を利用して、先端側挟持爪
42を図2〜図4に示す挟持状態に常時的に保つ。
【0031】先端側常時解放ロック機構44は、ピン4
4Pを中心に回動可能なロックレバー44Lと,ロック
レバー44Lを図1で反時計回り方向に付勢するバネ4
4SPとからなり、このロックレバー44Lの係合溝4
4Cが先端側挟持爪42の係合部42Cと係合分離可能
に形成され、両者(44C,42C)の係合により挟持
爪42を図1に示す挟持解放状態に常時的にロック可能
に形成されている。
【0032】先端側ロック解除機構45は、静止側のピ
ン45Pを中心に回動可能なレバー(先端部45F,基
端部45B)45Lと,アクチュエータ45Aとからな
る。このアクチュエータ45Aでレバー45Lをピン4
5Pを中心に時計回り方向に回転させると、ピンからな
る先端部45Fがドラム10の軸線に向けて突き出され
て、ドラム10の回転に伴って移動してきたロックレバ
ー44Lの基端部44Bと係合する。すると、ロックレ
バー44Lが時計回り方向に回動し先端側挟持爪42
(42C)との係合が解ける。したがって、先端側挟持
爪42は、バネ43SPの付勢力で挟持可能状態とな
る。つまり、常時解放ロック状態を解除できる。
【0033】先端側ロック復帰機構46は、図1に示す
如く、静止側のピン46Pを中心に回動可能なレバー
(先端部46F,基端部46B)46Lと,アクチュエ
ータ46Aとからなる。このアクチュエータ46Aでレ
バー46Lをピン46Pを中心に時計回り方向に回転さ
せると、図5に示す如く、当該レバー46Lのピンから
なる先端部46Fがドラム10の軸線に向けて突き出さ
れて、ドラム10の回転に伴って移動して来たレバー4
3Lと係合しかつセクタギヤ43G,42Gを介して先
端側挟持爪42を挟持解放状態とすることができる。し
たがって、先端側挟持爪42の係合部42Cがロックレ
バー44Lの係合溝44Cに係合する。つまり、先端側
挟持爪42を挟持解放状態に復帰できる。
【0034】次に、後端側挟持爪52は、先端側が先端
側挟持爪42で挟持された印字媒体Mの後端側をドラム
10の外周面11に挟持(押圧保持)可能に形成されて
いる。具体的には、後端側挟持爪52は、図1に示す如
く、爪52Fおよび一対の爪保持部材52L等から形成
されている。
【0035】各爪保持部材52Lは、ドラム10の一端
側および他端側に設けられており、連結棒(図示省略)
を介して同期移動可能に連結されている。爪52Fは、
ドラム10の軸線方向に伸延しており,その両端部が両
爪保持部材52Lの先端部に接続されている。したがっ
て、爪52Fは、両爪保持部材52Lの移動に伴いドラ
ム外周面11上を移動する。なお、図1〜図6では、ド
ラム10の一端側のみ図示する。
【0036】後端側常時挟持機構53は、取付板58に
ピン53Pを中心に回動可能に設けられかつ先端部が爪
保持部材52Lの後端部と連結部53Sを介して回動可
能に連結されたレバー53Lと,このレバー53Lの後
端部53Bと固定部53Rとの間に張設されたバネ53
SPと,ピン55Pを介して回動可能に設けられかつ基
端部にレバー53L先端の係合突部53Kと係止可能な
係止部55Jが形成された位置規制部材55Lと,この
位置規制部材55Lを図1中時計回り方向に付勢して爪
保持部材52Lの突部52Kに押圧可能なバネ55SP
とを備え、バネ(53SP,55SP)の付勢力を利用
して、後端側挟持爪52を図4,図5に示す挟持状態に
常時的に保持可能に形成されている。
【0037】後端側常時解放ロック機構55は、位置規
制部材55Lに一体的に設けられた係止凹部55Kと,
バネ55SPとからなり、バネ55SPの付勢力を利用
して係止凹部55Kとレバー53Lの係合突部53Kと
を係止させることにより、挟持爪52を図1に示す挟持
解放状態に常時的にロック可能に形成されている。
【0038】係合部材54は、ピン54Pを介して取付
板58に回動可能に設けられており、位置規制部54A
および被押圧部54Cを有している。被押圧部54Cの
一部は取付板58に設けられた扇状開口部58Aに移動
自在に嵌挿されている。
【0039】ロック解除機構59KAおよびロック復帰
機構59KBは、先端側挟持爪保持手段41のロック解
除機構45およびロック復帰機構46の少くともいずれ
か1つを利用して形成されている。この実施形態では、
ロック解除機構59KAおよびロック復帰機構59KB
は、図3〜図6に示す如く、先端側挟持爪保持手段41
のロック復帰機構46を利用して形成されている。
【0040】具体的には、ロック解除機構59KAは、
先端側挟持爪保持手段41のロック復帰機構46と,レ
バー56Lと,押圧部材57と,係合部材54とを含
み、先端側挟持爪42が挟持状態とされたことを条件に
後端側挟持爪52の常時解放ロック状態を解除可能に形
成されている。
【0041】具体的には、レバー56Lは、ピン56P
を中心に回動可能に取付板58に取付けられており、バ
ネ56SPによって図1中反時計回り方向に付勢されて
いる。このレバー56Lは、二股形状とされており、操
作用先端部56Aと連結用先端部56Bとを有してい
る。レバー56Lの連結用先端部56Bは、連結部56
Sを介して押圧部材57の基端部に回動可能に連結され
ている。
【0042】押圧部材57は、長穴57Hを有してお
り,この長穴57Hには先端側常時挟持機構43のレバ
ー43Lに固設されたピン43Qが移動可能に嵌挿され
ている。
【0043】ここにおいて、図3および図4に示す如く
印字媒体Mの先端側を先端側挟持爪42Fで挟持した
後、ロック解除機構59KAのアクチュエータ46Aで
レバー46Lをピン46Pを中心に時計回り方向に回転
させると、当該レバー46Lのピンからなる先端部46
Fが、レバー56Lの操作用先端部56Aと係合する。
すると、レバー56Lは、バネ56SPの付勢力に抗し
てピン56Pを中心として回動して、押圧部材57が係
合部材54の被押圧部54Cを押圧する。
【0044】これにより、後端側挟持爪52は、図3に
示す如く、位置規制部54Aからの押圧力で連結部53
Sを中心として図中反時計回り方向に回動して、レバー
53Lの係合突部53Kと係止凹部55Kとの係合関係
が解除される。すると、レバー53Lはバネ53SPの
付勢力により図3中反時計回り方向に係合突部53Kが
位置規制部材55Lの係止部55Jと係合するまで回動
する。この状態で後端側挟持爪52はバネ55SPから
作用する付勢力によって位置決め保持される。すなわ
ち、後端側挟持爪52を挟持状態とすることができる。
【0045】また、ロック復帰機構59KBは、先端側
挟持爪保持手段41のロック復帰機構46と,レバー5
6Lと,レバー53Lに設けられた被押圧部53Aと,
押圧部材57の押圧部57Aとを含み、先端側挟持爪4
2が挟持解放状態とされたことを条件に後端側挟持爪5
2を挟持解放状態に復帰可能に形成されている。
【0046】図6に示す如く、先端側挟持爪42による
印字媒体Mの先端側の挟持を解除した後、ロック復帰機
構59KBのアクチュエータ46Aでレバー46Lをピ
ン46Pを中心に時計回り方向に回動させると、ピンか
らなる先端部46Fがドラム10の回転に伴って移動し
て来たレバー56Lの操作用先端部56Aと係合する。
【0047】すると、レバー56Lが時計回り方向に回
動して、押圧部材57の押圧部57Aがレバー53Lの
被押圧部53Aと係合する。これにより、レバー53L
は図中時計回り方向に回動されて、当該レバー53Lの
係合突部53Kと係止凹部55Kとが係止する。つま
り、後端側挟持爪52が挟持解放状態に復帰される。
【0048】なお、補助手段としての電荷吸着保持は、
図8に示す帯電手段(帯電ローラ101)で行われる。
印字媒体Mを正電荷で帯電させ、アースされたドラム1
0との間に発生する電荷吸着力を利用して印字媒体Mを
その外周面11に吸着保持する。103は、補充用帯電
手段で、印字実行に伴う電荷吸着力の減衰分を補充す
る。印字後は、電荷除去手段105によって帯電手段
(101)の場合と反対の電荷を加えて吸着用電荷を除
去する。
【0049】また、補助保持手段としての負圧吸着保持
手段21は、図7に示す負圧確立手段31によってドラ
ム内部空間16に負圧を形成するとともにドラム10の
内外を径方向に貫通する多数の吸込孔12を介して印字
媒体Mを負圧吸着保持可能に形成されている。
【0050】負圧確立手段31は、ドラム10側の吸込
口14に対応する対応吸込口34と,この対応吸込口3
4からダクト35を介してドラム内部空間16内に負圧
を確立するために空気を吸込む吸込ファン32とから形
成されている。
【0051】吸込口14はドラム10の側端板(端面)
15Rに設けられ、対応吸込口34は吸込口14に対応
されかつ本体ケース1内のブラケット5Rに固定配設さ
れている。ドラム10(15R)と負圧確立手段31
(5R)とは、ドラム軸線方向に接近するが非接触とさ
れている。したがって、ドラム10の回転負荷を小さく
することができる。
【0052】また、両者(15R,5R)間の隙間は、
印字媒体Mを負圧吸着したときとしない場合との吸込フ
ァン負荷変動を小さくするのに役立つ。側端板(端面)
15Lは盲板である。なお、図7で、10Sはドラム1
0の回転軸、100はドラム10の回転方向の位置検出
を行う検出センサである。
【0053】次に、この実施形態の作用について説明す
る。回転中のドラム10に対する印字媒体Mの供給に合
わせて先端側挟持爪保持手段41のロック解除機構45
が作動され、そのアクチュエータ45Aからの動力とド
ラム10の回転とにより先端側常時解放ロック機構44
の常時解放ロック状態が解除される。すると、先端側挟
持爪42は、先端側常時挟持機構43のバネ43SPの
付勢力により常時挟持状態に保持される。これにより、
印字媒体Mの先端側は、先端側挟持爪42によって回転
中のドラム外周面11に確実に保持される。
【0054】なお、先端部がドラム外周面11に挟持さ
れた印字媒体Mは、負圧吸着保持手段21によって確立
されたドラム10内の負圧の吸引作用により吸込孔12
を介して負圧吸着保持されるとともに、帯電手段101
等によって電荷吸着保持される。
【0055】続いて、印字媒体Mの長さに応じて決めら
れた時間分だけ遅れて後端側挟持爪保持手段51のロッ
ク解除機構59KAが作動され、アクチュエータ46A
からの動力とドラム10の回転とにより後端側常時解放
ロック機構55の常時解放ロック状態が解除される。す
ると、後端側挟持爪52は、後端側常時挟持機構53の
バネ(53SP,55SP)の付勢力により常時挟持状
態に保持される。これにより、印字媒体Mの後端側もド
ラム外周面11に確実に保持される。
【0056】こうして、ドラム外周面11に保持された
印字媒体Mに対して各色用ノズルユニット(200C〜
200B)からインクが印字データに基づき吹付けられ
て印字される。
【0057】印字後、先端側挟持保持手段41のロック
復帰機構46が作動され、そのアクチュエータ46Aか
らの動力とドラム10の回転とにより先端側常時解放ロ
ック機構44が常時解放ロック状態に復帰される。これ
により、先端側挟持爪42は、先端側常時挟持機構43
のバネ43SPの付勢力に抗して常時挟持状態から解除
される。これにより、印字媒体Mの先端部の保持が解除
される。
【0058】続けて、後端側挟持保持手段51のロック
復帰機構59KBが作動され、アクチュエータ46Aか
らの動力とドラム10の回転とにより後端側常時解放ロ
ック機構55が常時解放ロック状態に復帰される。これ
により、後端側挟持爪52は、後端側常時挟持機構53
のバネ53SPの付勢力に抗して常時挟持状態から解除
される。これにより、印字媒体Mの後端部の保持が解除
される。なお、負圧吸着保持手段21による負圧吸引お
よび帯電手段101等による電荷吸着保持も解除され
る。
【0059】こうして、ドラム10から剥離された印字
済み印字媒体Mは、媒体排出搬送手段160等を介して
トレイ(192,193)へ排出される。
【0060】しかして、この実施形態によれば、ドラム
外周面11に先端側挟持爪42を用いて印字媒体Mの先
端側を挟持可能な先端側挟持爪保持手段41と,該印字
媒体Mの後端側を挟持可能な後端側挟持爪保持手段51
とを設けたので、印字媒体Mの先端側と後端側とを挟持
でき、印字媒体Mを確実かつ安定して回転中のドラム1
0に保持しかつ印字後保持解除することができる。した
がって、高速印字および高品質印字を達成することがで
きる。また、ドラム外周面11から印字媒体Mの後端側
が浮き上がって各色用ノズルユニット(200C〜20
0B)のインクジェットノズル207と衝突して当該各
ノズル207を破損させるのを防止できる。
【0061】また、ドラム10の回転を利用しつつ先端
側挟持爪42(後端側挟持爪52)による挟持と挟持解
放とを行うものとされているので、ドラム10側に各爪
(42,52)を駆動するための駆動力発生機構を設け
る必要がなく、ドラム10の回転負荷を軽減できる。
【0062】また、先端側挟持爪保持手段41と後端側
挟持爪保持手段51とで、ロック解除機構とロック復帰
機構とが共用されることになるので、部品数の減少を図
ることができる。したがって、一段と小型化およびコス
ト低減を図ることができる。また、後端側挟持爪保持手
段51が、先端側挟持爪42が挟持動作されたことを条
件に後端側挟持爪52を挟持動作可能かつ先端側挟持爪
42が挟持解放動作されたことを条件に後端側挟持爪5
2を挟持解放動作可能に形成されているので、例えば印
字途中で装置電源がOFFしてしまいドラム10に印字
媒体Mが保持された状態で残った場合、ドラム10の回
転位置(印字媒体Mの保持位置)がどこにあろうと、再
び電源がONされた際にイニシャル処理でレバー56L
がレバー43Lよりも先にレバー46Lの先端部46F
と係合しても印字媒体Mの先端側よりも先に後端側の挟
持が解放されない。
【0063】したがって、印字媒体Mの後端側の浮きに
よるジャムの発生や各色用ノズルユニット(200C〜
200B)への衝突破壊を防止できる。また、印字媒体
Mの先端側よりも先に後端側が挟持されることはないの
で、この点からもジャム等の発生を一段と確実に防止で
きる。
【0064】また、手動によるジャム回復処理時に先端
側挟持爪42は挟持解放動作させたものの後端側挟持爪
52は挟持解放動作させなかった場合(例えば、ジャム
用紙の後端部を後端側挟持爪52とドラム外周面11と
の間から引き抜いた場合)や、印字媒体Mの先端側挟持
解放後で後端側解放前の剥離途中で電源OFF等によっ
てドラム10の回転が停止してしまった場合でも、運転
再開時に、ドラム10の回転位置がどこにあろうと、ア
クチュエータ46Aを駆動してレバー46Lの先端部
(ピン46F)をドラム10の軸線に向けて突き出して
おけば、ドラム10の回転に伴って移動してきたレバー
56Lの先端部56Aと係合して後端側挟持爪52を挟
持解放動作させることができる。
【0065】したがって、イニシャル時に、ドラム10
のホームポジションを検知してそれに基づくレバー46
Lの先端部(ピン46F)の突き出しタイミングを制御
する必要がなく、制御回路の負担軽減とイニシャル時間
を短くできる。
【0066】また、補助手段として帯電手段101と補
充用帯電手段103とを設けて印字媒体Mをドラム10
に電荷吸着させるとともに、負圧吸着保持手段21を設
けて負圧吸着させるものと形成されているので、印字媒
体Mのドラム10への保持をより安定かつ確実に行える
とともにドラム10からの円滑な剥離を行える。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、先端側挟持爪
保持手段と後端側挟持爪保持手段とを設け、印字媒体の
先端側と後端側とをドラム外周面に挟持可能としたの
で、印字媒体を確実かつ安定して回転中のドラムに保持
しかつ印字後保持解除することができる。したがって、
高速印字および高品質印字を達成することができる。ま
た、ドラム外周面から印字媒体の後端側が浮き上がって
インクジェットノズルと衝突して当該ノズルを破損させ
るのを防止できる。
【0068】請求項2の発明によれば、先端側挟持爪保
持手段が、先端側挟持爪と,先端側常時挟持機構と,先
端側常時解放ロック機構と,ロック解除機構と,ロック
復帰機構とからなり、後端側挟持爪保持手段が、後端側
挟持爪と,後端側常時挟持機構と,後端側常時解放ロッ
ク機構と,ロック解除機構と,ロック復帰機構とからな
るので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る
他、一段とドラムの回転負荷を軽減できる。
【0069】請求項3の発明によれば、先端側挟持爪保
持手段と後端側挟持爪保持手段とで、ロック解除機構と
ロック復帰機構とが共用されることになるので、部品数
の減少を図ることができる。したがって、請求項2記載
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、一段と小
型化およびコスト低減を図ることができる。
【0070】請求項4の発明によれば、後端側挟持爪保
持手段を、先端側挟持爪が挟持動作されたことを条件に
後端側挟持爪を挟持動作可能かつ先端側挟持爪が挟持解
放動作されたことを条件に後端側挟持爪を挟持解放動作
可能に形成されているので、請求項1から請求項3まで
の発明と同様な効果を奏し得る他、ジャムの発生やイン
クジェットノズルへの衝突破壊を一段と確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図である。
【図2】同じく、先端側挟持爪の挟持動作を説明するた
めの図である。
【図3】同じく、後端挟持爪の挟持動作を説明するため
の図である。
【図4】同じく、挟持位置に位置決めされた後端挟持爪
を示す図である。
【図5】同じく、先端側挟持爪の挟持解放動作を説明す
るための図である。
【図6】同じく、後端挟持爪の挟持解放動作を説明する
ための図である。
【図7】同じく、補助手段としての負圧吸着保持手段を
説明するための図である。
【図8】同じく、補助手段としての帯電手段を説明する
ための図である。
【図9】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10 ドラム 11 ドラム外周面 41 先端側挟持保持手段 42 先端側挟持爪 43 先端側常時挟持機構 43SP バネ 44 先端側常時解放ロック機構 44SP バネ 45 ロック解除機構 45A アクチュエータ 46 ロック復帰機構 46A アクチュエータ 51 後端側挟持保持手段 52 後端側挟持爪 53 後端側常時挟持機構 53SP バネ 55 後端側常時解放ロック機構 55SP,56SP バネ 59KA 後端側のロック解除機構 59KB 後端側のロック復帰機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周速度で回転可能なドラムに保持さ
    れかつドラムとともに回転中の印字媒体にインクジェッ
    トノズルからインクを吹付けつつ印字可能なインクジェ
    ットプリンタであって、 ドラムの外周面に先端側挟持爪を用いて印字媒体の先端
    側を挟持可能な先端側挟持爪保持手段と,該印字媒体の
    後端側を挟持可能な後端側挟持爪保持手段とを設けたこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記先端側挟持爪保持手段が、印字媒体
    の先端側をドラムの外周面に挟持可能な先端側挟持爪
    と,バネの付勢力を利用して先端側挟持爪を常時挟持状
    態に保持可能な先端側常時挟持機構と,バネの付勢力に
    抗して先端側挟持爪を常時解放ロック状態に保持可能な
    先端側常時解放ロック機構と,この先端側常時解放ロッ
    ク機構の常時解放ロック状態をアクチュエータからの動
    力とドラムの回転を利用して解除するロック解除機構
    と,解除された先端側常時解放ロック機構をアクチュエ
    ータからの動力とドラムの回転を利用して再び常時解放
    ロック状態に復帰させるロック復帰機構とからなり、 前記後端側挟持爪保持手段が、先端部が先端側挟持爪で
    挟持された印字媒体の後端側をドラムの外周面に挟持可
    能な後端側挟持爪と,バネの付勢力を利用して後端側挟
    持爪を常時挟持状態に保持可能な後端側常時挟持機構
    と,バネの付勢力に抗して後端側挟持爪を常時解放ロッ
    ク状態に保持可能な後端側常時解放ロック機構と,この
    後端側常時解放ロック機構の常時解放ロック状態をアク
    チュエータからの動力とドラムの回転を利用して解除す
    るロック解除機構と,解除された後端側常時解放ロック
    機構をアクチュエータからの動力とドラムの回転を利用
    して再び常時解放ロック状態に復帰させるロック復帰機
    構とからなる請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記後端側挟持爪保持手段のロック解除
    機構およびロック復帰機構を、前記先端側挟持爪保持手
    段のロック解除機構およびロック復帰機構のうちの少く
    ともいずれか1つを利用して形成したことを特徴とする
    請求項2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記後端側挟持爪保持手段を、前記先端
    側挟持爪が挟持動作されたことを条件に後端側挟持爪を
    挟持動作可能かつ前記先端側挟持爪が挟持解放動作され
    たことを条件に後端側挟持爪を挟持解放動作可能に形成
    したことを特徴とする請求項1から請求項3までのいず
    れか1項に記載されたインクジェットプリンタ。
JP9076839A 1997-03-28 1997-03-28 インクジェットプリンタ Pending JPH10264469A (ja)

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