JP3416903B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3416903B2
JP3416903B2 JP13411897A JP13411897A JP3416903B2 JP 3416903 B2 JP3416903 B2 JP 3416903B2 JP 13411897 A JP13411897 A JP 13411897A JP 13411897 A JP13411897 A JP 13411897A JP 3416903 B2 JP3416903 B2 JP 3416903B2
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drum
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忠雄 鎌野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向に回転可能
な回動体の外周面に担持された印刷媒体を回転させつつ
インクジェットノズルからインクジェットして印刷可能
なインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各色用ノズルユニットを行方向
の全長に渡って往復移動させかつその各往動中に印字し
て1行印字をし、1行印字後に印字媒体〔普通紙,プラ
スチックフィルム(OHPフィルム)等〕を列方向に1
行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシリアル型のイン
クジェットプリンタに比較して大幅な印刷高速化を図れ
かつ多数枚に渡って連続印刷運転可能であるとともに、
いわゆるレーザープリンタに比較して大幅な小型化を図
れるインクジェットプリンタが本出願人から提案(例え
ば、特願平8−296957号)されている。
【0003】すなわち、図6において、回動体(ドラム
10)は一定の周速度で一方向に回転可能でありかつそ
の外周面11に印刷媒体Mを担持可能である。このドラ
ム10の回転(Y)方向には各色用ノズルユニット20
0が配設されている。したがって、行方向(紙面に垂直
方向)の全長に一体型の各色用ノズルユニット200あ
るいは行方向に複数のノズルユニット要素を並べた一体
的な各色用ノズルユニット200を、例えばインクジェ
ットノズル間ピッチ分だけ往復移動させつつ回転中の印
刷媒体Mに行方向印刷させるとともにインクジェットノ
ズル間ピッチ内の往動中にドラム10の回転を利用しつ
つ列方向印刷させることができる。つまり、行方向印刷
と列方向印刷とを同時的に進行可能であるから大幅な印
刷高速化を図れる。
【0004】各色用ノズルユニット200と当該各色用
インクタンク(インクカセット)213が離れた位置に
配設されているので、各色用ノズルユニット200を軽
くでき行方向の往復移動速度を大幅に高められる点も一
層の印刷高速化を助長するとともに、各色用インクタン
ク(インクカセット)213の容量を大幅に拡大できる
ので、例えば500枚以上の連続印刷運転ができるわけ
である。
【0005】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図6で右)側には給送手段60と媒体供給手段9
0とが設けられ、他方(左)側には媒体剥離手段140
と媒体排出搬送手段160と方向切換手段190とが設
けられている。
【0006】給送手段60は、カセット給送手段71お
よび手差給送手段61のいずれか一方から選択的に1枚
ずつ印刷媒体Mを給送できる。媒体供給手段90は、給
送されて来た印刷媒体Mを所定のタイミングでドラム1
0側へ給送する。媒体剥離手段140は、印刷後印刷媒
体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手段1
60は、剥離された印刷媒体Mを図6で左方向に排出搬
送する。方向切換手段190は、排出トレイ92および
上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0007】かくして、印刷媒体Mの給送,供給,保
持,印刷,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズを多色カラー印刷で
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先提案イン
クジェットプリンタの場合は、回動体(ドラム10)の
回転速度を高めれば高める程に一層の印刷高速化を図れ
るが、浮上りや位置ずれを起さずに印刷媒体Mを担持さ
せることが難しくなる。ここにおいて、印刷媒体Mが回
動体(10)から浮き上り等すると、印刷品質の低下を
招くとともにインクジェットノズル207と衝突して当
該ノズル207を破損させる原因ともなる。
【0009】本発明の目的は、回動体に印刷媒体を確実
かつ安定して担持させて印刷高速化および高品質印刷化
を達成することができるインクジェットプリンタを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記先提案インクジェッ
トプリンタを用いた試験研究によると、回転中の回動体
に担持された印刷媒体の先端側には回転速度を高める程
に大きな風圧が掛かるので当該先端側の担持力を高めた
ところ、今度は当該印刷媒体の弾性復元力(元の平面形
状に戻ろうとする力)等によってその後端側で浮上りが
生じる場合がある。しかしながら、浮上りを完全に防止
するために印刷媒体Mの先端側から後端側までの全てに
過度で強力な例えば静電吸着力を与えるように形成する
ことは技術的,レイアウト的,コスト的に許され難い。
ここに、本発明は、印刷媒体の後端を先端側と同様に回
動体の外周面に担持することとして、前記目的を達成可
能に形成したものである。
【0011】すなわち、請求項1の発明は、一方向に回
転可能な回動体の外周面にその先端を基準として担持さ
れた印刷媒体を回転させつつインクジェットノズルから
インクジェットして印刷可能に形成するとともに、印刷
媒体の先端担持後で印刷開始前に回動体の回転運動を利
用して当該印刷媒体の後端を回動体の係止溝に挿入させ
る後端保持手段を設けたインクジェットプリンタであっ
て、前記後端保持手段が、前記回動体に担持された印刷
媒体に摺接回転可能な第1の押えローラとこの第1の押
えローラよりも回動体回転方向の上流側において印刷媒
体に摺接回転可能な第2の押えローラとを含み、前記回
動体の回転速度に対する相対回転速度の小さい第1の押
えローラと相対回転速度の大きい第2の押えローラとの
相対回転速度差を利用して、前記印刷媒体を第1および
第2の押えローラ間で回動体の外側に撓み変形させつつ
第2の押えローラで当該印刷媒体の後端を前記係止溝に
挿入可能に形成されているインクジェットプリンタであ
る。
【0012】かかる発明では、印刷媒体の先端が回動体
の外周面に担持された後で印刷が開始される前に、後端
保持手段によって当該印刷媒体の後端が回動体の係止溝
に挿入される。これにより、印刷媒体の後端の浮き上り
が防止されることになり、当該印刷媒体を回動体に確実
かつ安定して担持させて印刷することができる。その結
果、印刷媒体を高速で高品質印刷することができるとと
もに、インクジェットノズルが印刷媒体と衝突して破損
されてしまうのを防止できる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】また、回動体に先端が担持された印刷媒体
は第1の押えローラと第2の押えローラとの間で外側に
撓み変形される。そして、第2の押えローラで印刷媒体
の後端が回動体の係止溝に挿入される。この際、印刷媒
体の後端は、外側へ撓み変形された部分の弾性復元力に
よって積極的に係止溝に挿入する方向へ移動するので、
一段と確実に当該後端を係止溝に挿入できる。
【0017】なお、上記撓み変形は、第1および第2の
押えローラ間でのみ生じ、当該撓み変形された印刷媒体
部分は第1の押えローラを通過する際に回動体の外周面
に押し付けられる。したがって、請求項1の発明の場合
と同様の作用効果を奏し得る他、一段と確実に印刷媒体
を位置ずれさせることなく回動体に密着保持できる。
【0018】請求項の発明は、前記第1の押えローラ
が、前記印刷媒体を前記回動体の外周面に静電吸着力を
利用して全面的に担持させる帯電ローラを兼用するもの
とされているインクジェットプリンタである。
【0019】かかる発明では、第1の押えローラが帯電
ローラを兼用するので、第1の押えローラと第2の押え
ローラとの間で外側に撓み変形された印刷媒体部分は、
第1の押えローラで回動体の外周面に押し付けられつつ
帯電され当該外周面に静電吸着される。なお、撓み変形
の終了位置で印刷媒体を帯電するので、該撓み変形には
影響を与えず、印刷媒体後端の係止溝への円滑挿入は確
保される。
【0020】したがって、請求項の発明の場合と同様
の作用効果を奏し得る他、印刷媒体を回動体の外周面に
一段と確実に位置ずれさせることなく密着保持でき、か
つ部品の共用化により一段と小型化・コスト低減するこ
とができる。
【0021】請求項の発明は、前記第1および第2の
押えローラを前記回動体の外周面に接離する接離手段が
設けられているインクジェットプリンタである。
【0022】かかる発明では、請求項および請求項
の発明の場合と同様の作用効果を奏し得る他、不使用時
(例えば、印刷時)には第1および第2の押えローラを
回動体の外周面から離隔させて、回動体や印刷媒体と干
渉するのを回避することができる。
【0023】請求項の発明は、前記接離手段が、前記
第1の押えローラを前記第2の押えローラよりも早く前
記回動体側に接近させるように形成されているインクジ
ェットプリンタである。
【0024】かかる発明では、回動体の回転速度に対す
る相対速度が小さい第1の押えローラが印刷媒体と摺接
回転を開始した後、上記相対速度の大きい第2の押えロ
ーラが印刷媒体と摺接回転を開始するので、請求項
発明の場合と同様の作用効果を奏し得る他、当該印刷媒
体が回動体の外周面上で位置ずれするのを一段と確実に
防止しつつ両押えローラ間で十分に撓み変形させてその
後端を一層確実に回動体の係止溝に挿入することができ
る。
【0025】
【0026】
【0027】請求項の発明は、前記係止溝が前記回動
体の回転軸線方向に離隔配設された複数からなり、前記
回動体の全部または一部の係止溝間を切欠して傾斜ガイ
ド面を形成するとともに前記押えローラまたは前記第2
の押えローラが各傾斜ガイド面上を摺接可能に形成され
ているインクジェットプリンタである。
【0028】かかる発明では、押えローラ(または第2
の押えローラ)が傾斜ガイド面上を摺接して印刷媒体の
後端を各係止溝に完全に挿入されるまで案内することが
できる。したがって、請求項1から請求項までの発明
の場合と同様な作用効果を奏し得る他、印刷媒体の後端
を一段と確実に回動体の係止溝に挿入することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
〜図5に示す如く、基本的構成は先提案インクジェット
プリンタ(図6)の場合と同様とされているが、後端保
持手段21を設け、印刷媒体Mの後端Mbを回動体(1
0)の係止溝15に挿入可能に形成されている。そし
て、印刷媒体Mを一段と確実かつ安定して回動体として
のドラム10に担持できるように、先端保持手段(4
1)と,媒体全体保持手段(22)とが設けられてい
る。また、各色用ノズルユニット200は、図4に示す
如く、レイアウト等の便宜上、回動体としてのドラム1
0の上方に配設されている。
【0030】なお、先提案インクジェットプリンタ(図
6)の場合と共通する部分については同一の符号を付
し、その説明を簡略化または省略する。
【0031】後端保持手段21は、図1および図2に示
す如く、印刷媒体Mの先端担持後で印刷開始前にドラム
10の回転運動を利用して当該印刷媒体Mの後端Mbを
ドラム10の係止溝15に挿入させる手段である。
【0032】この実施形態では、後端保持手段21は、
ドラム10の外周面11に担持された印刷媒体Mに摺接
回転可能な押えローラ(22,23)から形成されてい
る。なお、ドラム10は、図1で反時計回り方向(Y方
向)に回転可能に設けられている。
【0033】より具体的には、押えローラは、ドラム1
0に担持された印刷媒体Mに摺接回転可能な第1の押え
ローラ22と,この第1の押えローラ22よりもドラム
回転方向(Y)上流側において印刷媒体Mに摺接回転可
能な第2の押えローラ23とを含んでなり、ドラム10
の回転速度(周速度)に対する相対回転速度の小さい第
1の押えローラ22と相対回転速度の大きい第2の押え
ローラ23との相対回転速度差を利用して、印刷媒体M
を第1および第2の押えローラ(22,23)間でドラ
ム10の外側に撓み変形させつつ第2の押えローラ23
で当該印刷媒体Mの後端Mbを係止溝15に挿入可能に
形成されている。
【0034】ここにおいて、ドラム10の回転速度に対
する相対回転速度が小さいとは、相対回転速度が零であ
る場合も含む。すなわち、第1の押えローラ22の回転
速度(周速度)をV1,ドラム10の回転速度(周速
度)をV0とした場合、相対回転速度(V1−V0)が
零または小さな値をとることを意味する。また、第2の
押えローラ23の回転速度(周速度)をV2とすると、
相対回転速度(V2−V0)は上記相対回転速度(V1
−V0)よりも大きな値をとるものとされている。
【0035】接離手段81は、上端部に第1の押えロー
ラ22を回転自在に支持するとともに下端部に第2の押
えローラ23を回転駆動可能に支持するローラ支持部材
82と、このローラ支持部材82を両押えローラ(2
2,23)がドラム10に接近する方向に付勢するスプ
リング83と、上端部がローラ支持部材82にピン部材
82Pを介して連結されかつヒンジ部85を中心に回動
可能なリンクレバー84と、このリンクレバー84の下
端部に設けられたカムフォロワ86と係合して当該レバ
ー84を両押えローラ(22,23)がドラム10から
遠ざかる方向へ回動可能なカム87と、カム87を回転
駆動可能な回転駆動手段(図示省略)とを含み、第1お
よび第2の押えローラ(22,23)をドラム10の外
周面11に接触・離隔可能に形成されている。
【0036】そして、この実施形態では、接離手段81
は、第1の押えローラ22が第2の押えローラ23より
も速くドラム10側に接近するように形成されている。
また、第1の押えローラ22が、印刷媒体Mをドラム1
0の外周面11に静電吸着力を利用して全面的に担持さ
せる帯電ローラを兼用するものとされている。
【0037】上記第2の押えローラ23は、自転ローラ
つまり格別のモータ等により回転可能かつ周速度V2を
ドラム10の周速度V0よりも大きくなるものとして形
成されている。また、第1の押えローラ22は、従動ロ
ーラつまりドラム10に従動して回転可能かつ周速度V
1をドラム10の周速度V0と同じになるものとして形
成されている。
【0038】したがって、カム87でリンクレバー84
の下端部のカムフォロワ86を図1で下方に押下げてい
ない状態では、スプリング83の付勢力(引張力)によ
って、第1の押えローラ22および第2の押えローラ2
3をドラム外周面11乃至印刷媒体Mと摺接回転させる
ことができる。
【0039】一方、ドラム10に形成された係止溝15
は、図3(A),(B)に示す如く、先端Maを基準と
して担持された印刷媒体Mの後端Mbを被嵌して保持可
能に形成されている。
【0040】具体的には、係止溝15は、ドラム10の
回転軸線J1方向に離隔配設された複数からなる。各係
止溝15はドラム10の回転方向(Y)の下流側から上
流側に向かってその内側へ傾斜されている。そして、ド
ラム10の全部または一部の係止溝15間を切欠して傾
斜ガイド面16が形成されている。この傾斜ガイド面1
6は、押えローラ(23)が摺接可能に形成されてい
る。
【0041】先端保持手段(41)は、ドラム10の外
周面11に外部から供給される印刷媒体Mの先端Ma側
を担持する手段である。この先端保持手段は、負圧吸着
保持,機械的保持および静電吸着保持等々のいずれかあ
るいは任意の組合せとして構築することができるが、こ
の実施形態では機械的な挟持爪保持手段41から形成さ
れている。
【0042】挟持爪保持手段41は、図4(A),
(B)に示す如く、挟持爪42と常時挟持機構43と常
時解放ロック機構44とロック解除機構45とロック復
帰機構46とからなり、挟持爪42,常時挟持機構43
および常時解放ロック機構44を可動側たるドラム10
の一方側端側に装着し、かつロック解除機構45および
ロック復帰機構46は静止側たる本体ケース1内のブラ
ケット(図示省略)に取付けた構成とされている。そし
て、ロック解除機構45およびロック復帰機構46は、
ドラム10の回転運動を巧に利用しつつ常時挟持機構4
3および常時解放ロック機構44と関与して挟持爪42
の挟持と挟持解放とを行うものと形成されている。な
お、図4(A),(B)では、後端保持手段21および
媒体全体保持手段(22)の図示を省略してある。
【0043】挟持爪42は、印字媒体Mをドラム10の
外周面11に挟持(押圧保持)可能に形成されている。
具体的には、挟持爪42は、図4(A)に示す如く、爪
42F,係合部42C,セクタギヤ42Gを有し、ピン
42Pを中心に回動自在に取付けられている。この爪4
2Fで印字媒体Mの周辺部(例えば、先端部)をドラム
外周面11に挟持するものとしている。
【0044】常時挟持機構43は、ピン43Pを中心に
回動自在なレバー43L(基端部43B,先端部43
F)と,この先端部43Fに設けられかつ上記セクタギ
ヤ42Gと噛合うセクタギヤ43Gと,基端部43Bと
固定部43Rとの間に張設されたスプリング43SPと
からなり、スプリング43SPの付勢力(引張力)を利
用して、挟持爪42を図4(A)に2点鎖線で示す挟持
状態に常時的に保つ。
【0045】常時解放ロック機構44は、ピン44Pを
中心に回動可能なロックレバー44Lと,ロックレバー
44Lを図4(A)で反時計回り方向に付勢するスプリ
ング44SPとからなり、このロックレバー44Lの係
合溝44Cが挟持爪42の係合部42Cと係合分離可能
に形成され、両者44C,42Cの係合により挟持爪4
2を図4(A)に実線で示す挟持解放状態に常時的にロ
ック可能に形成されている。
【0046】ロック解除機構45は、静止側のピン45
Pを中心に回動可能なレバー(先端部45F,基端部4
5B)45Lと,アクチュエータ45Aとからなる。こ
のアクチュエータ45Aでレバー45Lをピン45Pを
中心に時計回り方向に回転させると、ピンからなる先端
部45Fがドラム10の回転に伴って移動して来たロッ
クレバー44Lの基端部44Bと係合する。すると、ロ
ックレバー44Lが時計回り方向に回動し挟持爪42
(42C)との係合が解ける。したがって、挟持爪42
は、スプリング43SPの付勢力で挟持可能状態とな
る。つまり、常時解放ロック状態を解除できる。
【0047】ロック復帰機構46は、図4(B)に示す
如く、静止側のピン46Pを中心に回動可能なレバー
(先端部46F,基端部46B)46Lと,アクチュエ
ータ46Aとからなる。このアクチュエータ46Aでレ
バー46Lをピン46Pを中心に時計回り方向に回転さ
せると、当該レバー46Lのピンからなる先端部46F
が、ドラム10の回転に伴って移動して来たレバー43
Lを押圧しかつセクタギヤ43G,42Gを介して挟持
爪42を2点鎖線で示す挟持解放状態とすることができ
る。したがって、挟持爪42の係合部42Cがロックレ
バー44L(44F)の係合溝44Cに係合する。つま
り、挟持爪42を挟持解放状態に復帰できる。
【0048】また、媒体全体保持手段は、印刷媒体Mを
全体的にドラム10の外周面11に担持させる手段であ
り、上記の場合と同様に負圧吸着保持,機械的保持およ
び静電吸着保持等々のいずれかあるいは任意の組合せと
して構築することができるが、この実施形態では帯電ロ
ーラを兼用する第1の押えローラ22から形成されてい
る。
【0049】ここにおいて、第1の押えローラ22は、
印刷媒体Mに直接接触して正電荷で帯電させ、アースさ
れたドラム10との間に発生する電荷吸着力を利用し
て、印刷媒体Mをその外周面11に全体的に吸着保持可
能に形成されている。なお、第1の押えローラ22でド
ラム10側を帯電して印刷媒体Mを静電吸着するように
形成してもよい。
【0050】かかる構成の実施形態によれば、図2
(A)に示す如く、媒体供給手段90の供給ローラ(9
1,92)から所定タイミングで印刷媒体Mが供給され
ると、先端保持手段41のロック解除機構45によって
常時挟持機構43が働く。すなわち、図2(B)に示す
如く、印刷媒体Mの先端Maを挟持爪42がドラム外周
面11に挟持する。
【0051】引続き、接離手段81が働き、第1の押え
ローラ22を,続いて第2の押えローラ23をドラム外
周面11に接触させる。すると、ドラム外周面11に先
端Maが担持された印刷媒体Mは、第1の押えローラ2
2と第2の押えローラ23とのドラム10に対する相対
回転速度差に基づき、図2(C)に示す如く、当該両ロ
ーラ(22,23)間で外側に撓み変形される。
【0052】なお、上記撓み変形は、両押えローラ(2
2,23)間でのみ生じ、当該撓み変形された印刷媒体
M部分は第1の押えローラ22を通過する際にドラム外
周面11に押し付けられつつ帯電される。したがって、
印刷媒体Mは、その先端Ma側から順次後端Mb側へ向
けて位置ずれすることなくドラム外周面11に密着保持
される。
【0053】そして、ドラム10の回転に伴い、図2
(D)および図3(A)に示す如く、係止溝15が印刷
媒体Mの後端Mbと整合する位置まで到達すると、印刷
媒体Mの後端Mbは第2の押えローラ23によってドラ
ム外周面11に押し付けられつつ、当該印刷媒体Mの撓
み変形部分の弾性復元力によって積極的に係止溝15へ
侵入する方向へ移動する。そして、第2の押えローラ2
3は、図2(E)および図3(B)に示す如く、ドラム
10の傾斜ガイド面16上を摺接して印刷媒体Mの後端
Mbが各係止溝15に完全に挿入されるまで案内する。
【0054】この際、係止溝15は、ドラム10の回転
方向(Y)の下流側から上流側に向ってその内側へ傾斜
するものとされているので、印刷媒体Mの後端Mbを無
理に変形させることなく係止溝15に確実に挿入するこ
とができる。
【0055】こうして、印刷媒体Mの後端Mbが係止溝
15に挿入されたところで、接離手段81が逆動作され
て、図2(F)に示す如く、両ローラ(22,23)が
印刷媒体M(ドラム外周面11)から離反される。この
段階になると、印刷媒体Mの先端Ma側からインクジェ
ットノズル207により、画像データに基く印刷が行わ
れる。そして、ドラム10が複数(例えば、4)回転す
る間に、印刷媒体Mに全行列印刷が行われる。
【0056】印刷後印刷媒体Mの先端Maが、媒体剥離
手段140の手前側の所定位置に来ると、先端保持手段
(41)が解除される。すなわち、ロック復帰機構46
が働き、常時解放ロック機構44が挟持爪42を図4
(B)に2点鎖線で示すように挟持解除させる。
【0057】この直後に、媒体剥離手段(剥離爪)14
0が、印刷媒体Mの先端側をドラム外周面11から剥離
する。かくして、印刷媒体Mは、ドラム10の回転につ
れて引渡手段を兼用する剥離爪(140)を介して媒体
排出搬送手段160側へ引渡されかつ排出搬送される。
この際、印刷媒体Mの後端Mbは係止溝15から引き抜
き自在であるので、媒体排出搬送手段160側への引渡
しに支障は来たさない。
【0058】しかして、この実施形態によれば、後端保
持手段21を設け、印刷媒体Mの後端Mbをドラム10
の係止溝15に挿入可能としたので、ドラム10に印刷
媒体Mを確実かつ安定して担持させることができ、かつ
インクジェットノズル207が印刷媒体Mの後端Mb等
と衝突して破損されてしまうのを防止できる。
【0059】また、後端保持手段21が押えローラ(2
2,23)から形成されているので、印刷媒体Mに傷が
つくのを一段と確実に防止して後端Mbを担持できる。
【0060】また、第1の押えローラ22と第2の押え
ローラ23との相対回転速度差を利用して、当該両押え
ローラ(22,23)間で印刷媒体Mを外側に撓み変形
させ、その後端Mbを係止溝15に挿入可能に形成され
ているので、印刷媒体Mの有する弾性復元力を積極的に
利用して係止溝15に一段と確実に挿入することができ
る。
【0061】また、第1の押えローラ22が帯電ローラ
を兼用するので、印刷媒体Mをドラム外周面11へ一段
と確実に密着保持できる。
【0062】また、第1および第2の押えローラ(2
2,23)をドラム外周面11に接離する接離手段81
が設けられているので、不使用時には両押えローラ(2
2,23)が印刷媒体Mやドラム10と干渉するのを回
避することができる。
【0063】また、接離手段81が第1の押えローラ2
2を第2の押えローラ23よりも早くドラム10側に接
近させるように形成されているので、印刷媒体Mがドラ
ム外周面11上で位置ずれするのを一段と確実に防止し
つつ確実かつ安定して担持することができる。
【0064】さらに、係止溝15が、ドラム10の回転
方向の下流側から上流側に向ってその内側へ傾斜するも
のとされているので、印刷媒体Mの後端Mbを弾性変形
範囲内で変形させて係止溝15に挿入することができ、
折れ目等がつくのを一段と確実に防止できる。
【0065】さらにまた、係止溝15がドラム10の回
転軸線方向に離隔配設された複数からなり、ドラム10
の全部または一部の係止溝15間を切欠して傾斜ガイド
面16を形成するとともに押えローラ(23)が各傾斜
ガイド面16上を摺接可能に形成されているので、印刷
媒体Mの後端Mbを一段と確実に係止溝15に挿入する
ことができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、後端保持手段
を設け、印刷媒体の後端を回動体の係止溝に挿入可能と
したので、回動体に印刷媒体を確実かつ安定して担持さ
せることができ、かつインクジェットノズルが印刷媒体
の後端等と衝突して破損されてしまうのを防止できる。
したがって、印刷高速化および高品質印刷を達成するこ
とができる。
【0067】
【0068】また、後端保持手段を形成する第1の押え
ローラと第2の押えローラとの相対回転速度差を利用し
て、両押えローラ間で印刷媒体を外側に撓み変形させて
当該印刷媒体の後端を係止溝に挿入可能に形成されてい
るので、印刷媒体の有する弾性復元力を積極的に利用し
て係止溝に挿入することができる。したがって、請求項
1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、印刷媒体を
一段と確実かつ安定して回動体に担持することができ
る。
【0069】請求項の発明によれば、第1の押えロー
ラが帯電ローラを兼用するので、請求項の発明の場合
と同様な効果を奏し得る他、印刷媒体の回動体の外周面
へ一段と確実に密着保持できる。また、部品の共用化を
図ることができ一段と小型化・コスト低減することがで
きる。
【0070】請求項の発明によれば、第1および第2
の押えローラを回動体の外周面に接離する接離手段が設
けられているので、請求項および請求項の発明の場
合と同様な効果を奏し得る他、不使用時には第1および
第2の押えローラが印刷媒体等と干渉するのを回避する
ことができる。
【0071】請求項の発明によれば、接離手段が第1
の押えローラを第2の押えローラよりも早く回動体側に
接近させるように形成されているので、請求項の発明
の場合と同様な効果を奏し得る他、印刷媒体を回動体の
外周面上で位置ずれするのを一段と確実に防止しつつ担
持することができる。
【0072】
【0073】請求項の発明によれば、係止溝が回動体
の回転軸線方向に離隔配設された複数からなり、回動体
の全部または一部の係止溝間を切欠して傾斜ガイド面を
形成するとともに押えローラまたは第2の押えローラが
各傾斜ガイド面上を摺接可能に形成されているので、請
求項1から請求項までの発明の場合と同様な効果を奏
し得る他、印刷媒体の後端を各係止溝に完全に挿入する
まで案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、後端保持手段とその印字媒体後端挿入
動作を説明するための図である。
【図3】同じく、第2の抑えローラの媒体後端案内動作
を説明するための図である。
【図4】同じく、挟持方式の先端保持手段とその挟持動
作・挟持解放動作を説明するための図である。
【図5】同じく、全体構成を説明するための図である。
【図6】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ドラム(回動体) 11 外周面 21 後端保持手段 22 第1の押えローラ(帯電ローラ) 23 第2の押えローラ 41 挟持爪保持手段(先端保持手段) 42 挟持爪 43 常時挟持機構 44 常時解放ロック機構 45 ロック解除機構 46 ロック復帰機構 60 媒体給送手段 81 接離手段 90 媒体供給手段 140 媒体剥離手段 160 媒体排出搬送手段 200 各色用ノズルユニット(印字ヘッド) 207 インクジェットノズル M 印刷媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−178989(JP,A) 特開 昭56−169964(JP,A) 特開 昭56−42674(JP,A) 特開 平8−72326(JP,A) 特開 昭62−180839(JP,A) 特開 昭48−79916(JP,A) 特開 昭52−96815(JP,A) 特開 平5−27418(JP,A) 実開 平2−121934(JP,U) 特公 昭54−22048(JP,B1) 実公 昭54−74826(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 13/22 B65H 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に回転可能な回動体の外周面にそ
    の先端を基準として担持された印刷媒体を回転させつつ
    インクジェットノズルからインクジェットして印刷可能
    に形成するとともに、印刷媒体の先端担持後で印刷開始
    前に回動体の回転運動を利用して当該印刷媒体の後端を
    回動体の係止溝に挿入させる後端保持手段を設けたイン
    クジェットプリンタであって、 前記後端保持手段が、前記回動体に担持された印刷媒体
    に摺接回転可能な第1の押えローラとこの第1の押えロ
    ーラよりも回動体回転方向の上流側において印刷媒体に
    摺接回転可能な第2の押えローラとを含み、前記回動体
    の回転速度に対する相対回転速度の小さい第1の押えロ
    ーラと相対回転速度の大きい第2の押えローラとの相対
    回転速度差を利用して、前記印刷媒体を第1および第2
    の押えローラ間で回動体の外側に撓み変形させつつ第2
    の押えローラで当該印刷媒体の後端を前記係止溝に挿入
    可能に形成されているインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記第1の押えローラが、前記印刷媒体
    を前記回動体の外周面に静電吸着力を利用して全面的に
    担持させる帯電ローラを兼用するものとされている請求
    記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の押えローラを前記
    回動体の外周面に接離する接離手段が設けられている請
    求項または請求項記載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記接離手段が、前記第1の押えローラ
    を前記第2の押えローラよりも早く前記回動体側に接近
    させるように形成されている請求項記載のインクジェ
    ットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記係止溝が前記回動体の回転軸線方向
    に離隔配設された複数からなり、前記回動体の全部また
    は一部の係止溝間を切欠して傾斜ガイド面を形成すると
    ともに前記押えローラまたは前記第2の押えローラが各
    傾斜ガイド面上を摺接可能に形成されている請求項1か
    ら請求項までのいずれか1項に記載されたインクジェ
    ットプリンタ。
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