JPH0241277A

JPH0241277A - インクジェットプリンタ

Info

Publication number: JPH0241277A
Application number: JP19058788A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Totsugi; 戸次　俊彦
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-08-01
Filing date: 1988-08-01
Publication date: 1990-02-09
Anticipated expiration: 2013-11-05
Also published as: JP2821747B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はインクジェットプリンタの記録用紙の給排紙装
置に関し、特に給排紙装置を構成する拍車の構造、材質
に関する。

（従来の技術）インクジェットプリンタは印字ヘッドと記録用紙の相対
的な動きに同期し、データ信号に応じたインク滴を印字
ヘッドのインク吐出口であるノズルから噴射し、このイ
ンク滴を記録用紙に付着させることによって印字を行な
うものである。そして、一般には、記録用紙を給排紙す
るための紙の搬送には普通ゴムのローラを記録用紙の両
側から押圧力をもって接触（以下、圧接という）させ。

このローラを回転させることにより行なっているが、イ
ンクジェットプリンタにおいては印字直後の印字された
インクが未定着の状態のままでローラを当てることにな
リローラにインクが付着し、そのインクが記録用紙に再
付着して記録用紙を汚すので、印字面には先端のとがっ
た拍車を当てている。この拍車は支持部材によって支持
され、この支持部材ともにばねにより記録用紙に向って
付勢される。

（発明が解決しようとする課題）前述した従来技術では、拍車とは別に、記録用紙に適当
な圧接力を与えるため、拍車を支持して動ける支持部材
、及び拍車と該支持部材をともに付勢するばねが必要で
あり部品点数が多くなって給排紙系装置にコストがかか
るという問題点がある。

そこで、本発明は従来技術の上記した問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ばね
や支持部材を不要として記録用紙に適当な圧接力を付与
することのできる拍車を備えたインクジェットプリンタ
を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するために、本発明にあっては、記録
紙の給排紙を行なうため該記録紙に当てて回転される拍
車を有するインクジェットプリンタにおいて、前記拍車
の少なくとも一部又は該拍車の軸のいずれかにばね性を
持たせたことにより構成されている。

（作　　用）上記の構成を有する本発明においては、拍車の少なくと
も一部又は拍車の軸のいずれかにばね性を持たせたこと
によって、拍車以外の部品を少なくして記録用紙に適当
な圧接力を与える。

（実施例）以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第２
図は本発明を適用したインクジェットプリンタの概略構
成を示し、同図において、印字ヘッド１は印字信号によ
ってインクを吐出し、インクタンク２によりインクが供
給される。ガイド軸３には、前記印字ヘッド１とインク
タンク２を載せたキャリッジ４がガイドされ１図示しな
いベルト伝導機構及び駆動モータにより、前記ガイド軸
３に沿って往復駆動される。記録用紙５は、前記印字へ
ラドｌに正対する位置にあるプラテン６によって裏側か
ら保持される。このプラテン６に対し記録用紙５は紙押
え板７によって密着される。

密着された記録用紙５は、送紙ローラ８により送られる
。印字の終った記録用紙５は排紙ローラ９によって排紙
される。この排紙ローラ９に対向して拍車１０が設けら
れ、記録用紙５を圧接する。

拍車１０は、後述する軸の撓みによる圧接力で記録用紙
５に向って付勢される。前記送紙ローラ８と排紙ローラ
９は１紙送りモータ１２により駆動される。また回復系
装置１３は、前記印紙ヘッドｌの吐出孔の目詰まり等を
防止するための回復動作を行ない、さらに印字を行なわ
ないときの吐出孔の乾燥を防ぐためのキャップ動作を行
なう、この駆動系装置１３は、回復系駆動モータエ４に
より駆動される。

尚、記録用紙５はペーパーパン１５に沿って挿入される
。

次に、上記インクジェットプリンタの動作について説明
する。ペーパーパン１５に沿って挿入された記録用紙５
は、送紙ローラ８によって挿入側先端がニーターンされ
た状態でプラテン６へ送られ押え板７によってプラテン
６に密着される。印字信号によって印字へラドｌからイ
ンク滴が噴出され、記録用紙５に付着する。この付着に
よって文字や画像が形成される。この印字動作が進行す
るにつれて、記録用紙５の印字の終了した部分は順次送
紙ローラ８によって上方に送られる。そして記録用紙５
の先端部分が拍車１０に達すると。

記録用紙５は印字面から拍車１０によって押され背面が
排紙ローラ９に圧接され、排紙ローラ９の回転により、
さらに上方に搬送され、外部に排出される。

ところで、上記拍車１０は第１図（ａ）、（ｂ）に示す
ように構成されている。即ち、本第１実施例は拍車と軸
がモールド成形により一体的に構成されていて、軸の撓
みによって圧接力を得る場合の実施例である。

図において、ｌＯは拍車、２２は前記拍車１０と一体に
なっている弾性軸、９はゴム等からなる排紙ローラ、２
４は前記拍車１０及び弾性軸２２を支持する拍車ホルダ
である０拍車２１と排紙ローラ９の間を通る印字された
記録用紙５に対し、この記録用紙５を搬送するのに必要
な適切な圧接力を与えるために、弾性軸２２が第１図（
ｂ）に示すように若干撓むように、排紙ローラ９、拍車
ｌＯ１拍車ホルダ２４の３つの位置を設定する。

尚、本実施例においては、弾性軸２３と拍車２１が別部
品であってもよい、このとき拍車２１は弾性軸２２に対
して固定されたものであってもよいし、回転自在に軸止
されたものであってもよい。

次に、本発明の第２実施例について第３図に基づいて説
明する０図は拍車２５と軸２６が固定されたものであり
、拍車２５自体に弾性部分を設けた場合の実施例である
。

図において、２５は拍車の記録用紙に接する部分で、２
６は軸（拍車２５と軸２６が一体成形の場合）もしくは
穴（拍車２５が軸２６に後に固定される場合）の部分、
２７はばね性を受は持つ弾性部である０拍車の材質自体
が弾性を有するものであり、特に弾性部２７が記録用紙
に対する圧接力を発生する０弾性部２７の部分がたわん
で、拍車の外輪全体が楕円形となり記録用紙に適切な圧
接力を与えるように、排紙ローラとの位置を設定する。

また、本発明の第３実施例について第４図に基づいて説
明する。第４図は拍車から外輪をなくし弾性部のみを設
けた場合の実施例である。

図において２６は軸又は穴の部分、２８は拍車の記録用
紙に圧接する部分で、２９は弾性部である。本実施例で
は記録用紙は矢印の示す方向へ送られる。

（発明の効果）以上説明したように本発明のインクジェットプリンタは
１拍車の少なくとも一部、又は拍車の軸にばね性を持た
せたことにより、拍車が記録用紙を押える圧接力を得る
ための支持部材やばね等からなる特別な機構を必要とせ
ず、部品点数が少なく給排紙系装置のコストを抑えるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、（ｂ）は本発明における拍車の第１実
施例を示す斜視図、平面図、第２図は同実施例を適用し
たインクジェットプリンタを示す概略斜視図、第３図は
本発明における拍車の第２実施例を示す側面図、第４図
は本発明における拍車の第３実施例を示す側面図である
。符号の説明ｌ・・・印字ヘッド　　　　２・・・インクタンク３・
・・ガイド軸　　　　　４・・・キャリッジ５・・・記
録用紙７・・・押え板９・・・排紙ローラ１１・・・ばね１３・・・回復系装置１４・・・回復系駆動モータ２２・・・弾性軸２６・・・軸もしくは穴２９・・・弾性部６・・・プラテン８・・・送紙ローラ１０・・・拍車１２・・・紙送りモータ２４・・・拍車ホルダ２７・・・弾性部第１図（ａ’）

Claims

【特許請求の範囲】　記録紙の給排紙を行なうため該記録紙に当てて回転さ
れる拍車を有するインクジェットプリンタにおいて、前記拍車の少なくとも一部又は該拍車の軸のいずれかに
ばね性を持たせたことを特徴とするインクジェットプリ
ンタ。