JPH10193585A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10193585A
JPH10193585A JP120097A JP120097A JPH10193585A JP H10193585 A JPH10193585 A JP H10193585A JP 120097 A JP120097 A JP 120097A JP 120097 A JP120097 A JP 120097A JP H10193585 A JPH10193585 A JP H10193585A
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peripheral surface
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Application number
JP120097A
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Takashi Kashiwagi
隆 柏木
Hiroshi Yamaguchi
浩志 山口
Hitoshi Ushiogi
均 潮木
Shinichiro Fujii
信一郎 藤井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転部材に印字媒体を確実かつ安定して保持可
能とする。 【解決手段】一定周速度で回転可能な回転部材(10)
の外周面11に帯電ローラ22を用いて付与された電荷
吸着力を利用して印字媒体Mを保持しかつ回転中の印字
媒体Mにインクジェットノズル207からインクを吹付
けつつ印字可能に形成するとともに、帯電ローラ22を
回転中の回転部材(10)の外周面11に外部から供給
された印字媒体Mが最初に接触する位置Pよりも回転部
材(10)の回転方向の下流側において接触離反可能に
配設しかつ外周面11に直接または間接的に接触した状
態で独立した周速度で回転可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定周速度で回転
可能な回転部材の外周面に帯電ローラを用いて付与され
た電荷吸着力を利用して印字媒体を保持しかつ回転部材
とともに回転中の印字媒体にインクジェットノズルから
インクを吹付けつつ印字可能なインクジェットプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルヘッドを行方向の全長に渡
って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印字
をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙等)
Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆるシ
リアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅な印
字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可能で
あるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較して大
幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出願人
から提案(例えば、特願平8−296959号)されて
いる。
【0003】図7において、ドラム(回転部材)10は
一定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印
字媒体Mを保持可能である。すなわち、ドラム10の外
周面11に媒体保持手段による保持力を利用して印字媒
体Mを保持かつドラム10の回転を利用して回転移送さ
せる。
【0004】このドラム10の回転(Y)方向には各色
用ノズルヘッド(印字ヘッド)200が配設されてい
る。したがって、行方向(紙面に垂直方向)の全長に一
体型の各色用ノズルヘッド200あるいは行方向に複数
のノズルヘッド要素を並べた一体的な各色用ノズルヘッ
ド200を、例えばインクジェットノズル間ピッチ分だ
け往復移動させつつ回転中の印字媒体Mに各色用インク
ジェットノズル207からインクを吹付けて行方向印字
させるとともに、インクジェットノズル間ピッチの往動
中にドラム10の回転を利用しつつ列方向印字させるこ
とができる。つまり、行方向印字と列方向印字とを同時
的に進行可能であるから大幅な印字高速化を図れる。
【0005】また、各色用ノズルヘッド200と当該各
色用インクタンク(インクカセット)213とが離れた
位置に配設されているので、各色用ノズルヘッド200
を軽くでき行方向の往復移動速度をより大幅に高められ
る点も一層の印字高速化を助長するとともに、各色用イ
ンクタンク(インクカセット)213の容量を大幅に拡
大できるので、例えば500枚以上の連続印字運転がで
きるわけである。
【0006】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図7で右)側には媒体給送手段60と媒体供給手
段90とが設けられ、他方(図7で左)側には媒体剥離
手段140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段1
90とが設けられている。
【0007】媒体給送手段60は、カセット給送手段7
1および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に
1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90
は、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでド
ラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印
字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段160は剥離された印字媒体Mを図7で左方向に排出
搬送する。方向切換手段190は排出トレイ192およ
び上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0008】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,回転移送,印字,剥離,排出搬送を連続して行える
から、1分間に例えば20枚以上のA4サイズについて
多色カラー印字することができる。
【0009】ここに、印字媒体Mの保持力を得るものと
しては、電荷吸着力,負圧吸着力および機械的挟持力の
いずれかまたは任意の組合せを利用して構築することが
考えられるが、特に小型化には電荷吸着力利用の帯電手
段の採用が有力である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、帯電手段を、
回転中の回転部材(10)の外周面11に供給された印
字媒体Mに回転部材(10)の回転に従動して回転可能
な帯電ローラを接触させつつ帯電するように構築した。
すなわち、アースされたドラム10に対して帯電ローラ
22に例えばDC1.5kVを印加して印字媒体Mに電
荷を帯電させて保持可能に形成した。非常に小型でかつ
印字媒体Mを外周面11に保持させることができた。
【0011】しかし、回転部材(10)の回転速度や印
字媒体Mの種類等々によっては、帯電量不足による帯電
ムラが発生したり、印字媒体Mにしわや撓み変形が発生
する場合が生じる。また、不安定となる。だからと言っ
て、印字媒体全域に強力帯電させることは大型化,コス
ト高を招くばかりか周辺の構成要素に悪影響を与える虞
れがあるので好ましくない。
【0012】本発明の目的は、回転部材に印字媒体を確
実かつ安定して保持させることのできるインクジェット
プリンタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一定
周速度で回転可能な回転部材の外周面に帯電ローラを用
いて付与された電荷吸着力を利用して印字媒体を保持さ
せかつ回転中の印字媒体にインクジェットノズルからイ
ンクを吹付けつつ印字可能に形成するとともに、帯電ロ
ーラを回転中の回転部材の外周面に外部から供給された
印字媒体が最初に接触する位置よりも回転部材の回転方
向の下流側において接触離反可能に配設しかつ外周面に
直接または間接的に接触した状態で独立した周速度で回
転可能に形成した、ことを特徴とする。
【0014】かかる発明では、回転中の回転部材に外部
から供給された印字媒体が最初に接触すると、回転部材
の回転方向の下流側に配設された帯電ローラにより、当
該印字媒体は帯電されかつその電荷吸着力によってその
外周面に保持される。この際、帯電ローラは外周面に直
接接触または印字媒体を介して間接的に接触した状態で
独立した周速度で回転する。例えば、回転部材の周速度
よりも低い周速度で回転させると、当該印字媒体をその
先端側から後端側へしごき作用によって引張ることがで
きるのでしわや撓み変形の発生を防止でき印字媒体全面
を外周面により均一かつ強く密着できるとともに摩擦帯
電効果を高められるから、印字媒体を確実かつ安定して
保持させることができる。これにより、高速印字を一段
と安定して行える。
【0015】また、請求項2の発明は、前記帯電ローラ
が導電性ゴムローラから形成されているインクジェット
プリンタである。
【0016】かかる発明では、導電性ゴムローラの帯電
ローラであるから、その弾性を利用すれば接触する外周
面(印字媒体)とのいわゆるニップ幅を拡大できる。し
たがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏
し得る他、さらに帯電効率をより高められるとともに印
字媒体のしわや撓み変形,浮上り等をより確実に防止で
きかつ摩擦帯電量をより増大できる。
【0017】また、請求項3の発明は、前記導電性ゴム
ローラに前記回転軸から正電位を給電可能に形成されて
いるインクジェットプリンタである。
【0018】かかる発明では、回転軸から正電位を給電
するので、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏
し得る他、さらに給電機構を簡素化でき小型化も図れ
る。
【0019】また、請求項4の発明は、前記導電性ゴム
ローラの外周面と当該回転軸との間の電気抵抗値が1×
106 Ω−cm以下とされているインクジェットプリン
タである。
【0020】かかる発明では、導電性ゴムローラ自体と
給電する当該回転軸との間の電気抵抗値が1×106 Ω
−cm以下とされているので、請求項2および請求項3
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに給
電効率を一段と高められかつ安定給電できる。
【0021】さらに、請求項5の発明は、前記帯電ロー
ラの周速度が前記回転部材の周速度の99.98〜9
8.00%とされているインクジェットプリンタであ
る。
【0022】かかる発明では、帯電ローラの周速度は回
転部材の周速度よりも遅い。したがって、請求項1から
請求項4までの発明の場合と同様な作用効果を奏し得る
他、さらにしごき効果と摩擦帯電量とを増大できかつ電
荷吸着力をより強化できる。
【0023】さらに、請求項6の発明は、前記回転部材
の外周面に電気抵抗値が1×1012〜1×1020Ω−c
mの電気絶縁層が形成されているインクジェットプリン
タである。
【0024】かかる発明では、回転部材の外周面上で印
字媒体の保持面と接する電気絶縁層の電気抵抗値が非常
に高いので、請求項1から請求項5までの発明の場合と
同様な作用効果を奏し得る他、さらに帯電効率をより高
められる。
【0025】さらにまた、請求項7の発明は、印字媒体
を電荷吸着保持させる以前に当該印字媒体の先端側を前
記回転部材の外周面に電荷吸着力を除く保持力を利用し
て保持する補助媒体保持手段が設けられているインクジ
ェットプリンタである。
【0026】かかる発明では、供給された印字媒体が回
転部材の外周面に接触すると、補助媒体保持手段により
その先端が例えば機械的な挟持力や負圧吸引保持力によ
り外周面(電気絶縁層)に保持され、しかる後に帯電ロ
ーラによる電荷吸着力で保持される。したがって、請求
項1から請求項6までの発明の場合と同様な作用効果を
奏し得る他、さらにその先端を外周面に強固に保持でき
るので、帯電ローラによる後端側への引張力(しごき効
果)および摩擦帯電量をより大幅に拡大できるとともに
回転部材に対する帯電ローラの周速度差を広範囲内で設
定切替した運転ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図1
に示す如く、一定周速度で回転可能な回転部材(ドラム
10)の外周面11に帯電ローラ22を用いて付与され
た電荷吸着力を利用して印字媒体Mを保持させかつ回転
中の印字媒体Mにインクジェットノズル207からイン
クを吹付けつつ印字可能に形成するとともに、帯電ロー
ラ22を回転中の回転部材(10)の外周面11に外部
から供給された印字媒体Mが最初に接触する位置(P)
よりも回転部材(10)の回転方向の下流側において接
触離反可能に配設しかつ外周面11に直接または間接的
に接触した状態で独立した周速度で回転可能に形成され
ている。
【0028】この実施形態の基本的構成は、先提案イン
クジェットプリンタ(図7)の場合と同様に構築した場
合について説明する。なお、先提案インクジェットプリ
ンタ(図7)の場合と共通する部分についてはその説明
を簡略化または省略する。
【0029】図1において、回転部材は中空のドラム1
0から形成され、20PPMの多色カラー印字を達成可
能で一定周速度の120rpmでY(一方)方向に回転
可能である。回転中心たる軸部(回転軸)15は、アー
ス線19でグランド(空地)に接地短絡されている。
【0030】ドラム10の外周面11には、電気抵抗値
が1×1012〜1×1020Ω−cmの電気絶縁層12が
形成されている。帯電後の表面電位(例えば、500V
以上)を確保するためである。この実施形態では、ドラ
ム外周面11に密着貼付けされた厚さ25μmのマイラ
(ポリエステルフィルム)シートから形成してある。ま
た、外周面11の一部には補助媒体保持手段41(挟持
爪42)を組込み可能な凹部13が設けられている。な
お、図2に示すガイド部16,16は、帯電ローラ22
を凹部13内に落込ませないためのものである。
【0031】そして、ドラム10の周辺には、媒体供給
手段90,媒体保持手段20としての帯電手段21,補
充用帯電手段(コロナ放電器25),除電手段(コロナ
放電器30),媒体剥離手段(図示省略),ノズル(印
字ヘッド)200が、この順で回転(Y)方向の上流側
から下流側に配設されている。
【0032】さて、印字媒体Mをドラム外周面11(1
2)に保持させるための手段は、媒体保持手段20(帯
電手段21)と補助媒体保持手段(41)とから形成さ
れている。
【0033】媒体保持手段20は、印字媒体Mを全体的
にドラム10の外周面11に保持させるものであり、帯
電手段21(帯電ローラ22)を用いた電荷吸着保持と
されている。詳細は後記する。
【0034】補助媒体保持手段は、回転部材(ドラム1
0)の外周面11に外部(90側)から供給される印字
媒体Mの先端(図2のMf)側を保持するもので、電荷
吸着力を除く(以外の)、例えば負圧吸着保持および機
械的挟持等のいずれかあるいは任意の組合せとして構築
することができるが、この実施形態では機械的な挟持爪
保持手段41から形成してある。
【0035】すなわち、補助媒体保持手段を形成する挟
持爪保持手段41は、図2〜図4に示す如く、挟持爪4
2と常時挟持機構43と常時解放ロック機構44とロッ
ク解除機構45とロック復帰機構46とからなり、挟持
爪42,常時挟持機構43および常時解放ロック機構4
4を可動側たるドラム10の一方側端側に装着し、かつ
ロック解除機構45およびロック復帰機構46は静止側
たる本体ケース内のブラケット(図示省略)に取付けて
ある。しかも、ロック解除機構45およびロック復帰機
構46は、ドラム10の回転運動〔詳しくは、ドラム1
0の回転位置(角度)〕を巧に利用しつつ常時挟持機構
43および常時解放ロック機構44と関与して挟持爪4
2の挟持と挟持解放とを行うものと形成されている。
【0036】挟持爪42は、爪42F,係合部42C,
セクタギヤ42Gを有し、ドラム10の凹部13内でピ
ン42Pを中心に回動自在に取付けられている。常時挟
持機構43は、ピン43Pを中心に回動自在なレバー4
3L(基端部43B,先端部43F)と,この先端部4
3Fに設けられかつ上記セクタギヤ42Gと噛合うセク
タギヤ43Gと,基端部43Bと固定部43Rとの間に
張設されたスプリング43SPとからなり、スプリング
43SPの付勢力(引張力)を利用して、挟持爪42を
図3に2点鎖線で示す挟持状態を常時的に保つ。
【0037】常時解放ロック機構44は、ピン44Pを
中心に回動可能なロックレバー44Lからなり、このロ
ックレバー44Lの係合溝44Cが挟持爪42の係合部
42Cと係合分離可能に形成され、両者44C,42C
の係合により挟持爪42を実線で示す挟持解放状態に常
時的にロック可能に形成されている。
【0038】ロック解除機構45は、静止側のピン45
Pを中心に回動可能なレバー(先端部45F,基端部4
5B)45Lと,アクチュエータ45Aとからなる。こ
のアクチュエータ45Aでレバー45Lをピン45Pを
中心に時計回転方向に回転させると、ピンからなる先端
部45Fがドラム10の回転に伴って移動して来たロッ
クレバー44Lの基端部44Bと係合する。すると、ロ
ックレバー44Lが時計回転方向に回動し挟持爪42
(42C)との係合が解ける。したがって、挟持爪42
は、スプリング43SPの付勢力で挟持可能状態とな
る。つまり、常時解放ロック状態を解除できる。
【0039】ロック復帰機構46は、図4に示す如く、
静止側のピン46Pを中心に回動可能なレバー(先端部
46F,基端部46B)46Lと,アクチュエータ46
Aとからなる。このアクチュエータ46Aでレバー46
Lをピン46Pを中心に時計回転方向に回転させると、
ドラム10の回転に伴って移動して来たレバー43Lが
レバー46Lのピンからなる先端部46Fを押圧しかつ
セクタギヤ43G,42Gを介して挟持爪42を2点鎖
線で示す挟持解放状態とすることができる。したがっ
て、挟持爪42の係合部42Cがロックレバー44L
(44F)の係合溝44Cに係合する。つまり、挟持爪
42の常時挟持ロック状態に復帰できる。
【0040】ここに、媒体保持手段20は、印字媒体M
に直接接触して正電荷を帯電させ、アースされたドラム
10との間に発生する電荷吸着力を利用して、印字媒体
Mをその外周面11に全体的に吸着保持させる図1,図
3,図5に示す帯電手段21(帯電ローラ22,電源ユ
ニット23)から形成されている。
【0041】帯電ローラ22は、導電性ゴムローラから
形成され、このローラの外周面と回転軸24との間の電
気抵抗値を1×106 Ω−cm以下としてかつ当該回転
軸24を介して電源ユニット23から正電位(例えば、
DC1.5kV)を給電(印加)可能とされている。な
お、導電性ゴムとしては、ウレタンゴム(ポリエステル
イソミアネート),シリコンゴム等から選択される。こ
の実施形態では、導電性ウレタンゴムを選択した。
【0042】また、この帯電ローラ22は、図6に示す
駆動制御部250により駆動制御される帯電ローラモー
タ(図示省略)によりドラム外周面11(12)に直接
接触または印字媒体Mを介して間接的に接触した状態で
ドラム周速度とは独立した周速度で回転可能とされてい
る。
【0043】すなわち、帯電ローラ22の周速度は、ド
ラム周速度の周速度の99.98〜98.00%内から
選択される。ドラム周速度との間に差をもたせて引張力
(しごき効果)を働かせ印字媒体Mのしわや撓み変形,
浮上りを確実に防止するとともに摩擦帯電量をより増大
させるためである。したがって、帯電ローラ22は、摩
擦帯電手段および機械的なしごき手段としての機能も有
すると理解される。
【0044】さらに、この帯電ローラ22は、回転中の
回転部材(10)の外周面11(12)に外部(90
側)から供給された印字媒体Mが最初に接触する位置
(図1に示す到達点P)よりもドラム回転(Y)方向の
下流側でその直後の位置において接触離反可能に配設さ
れている。
【0045】これとの関係で、補助媒体保持手段(挟持
爪保持手段41)は、印字媒体Mを電荷吸着保持させる
以前に当該印字媒体Mの先端側をドラム外周面11(1
2)に電荷吸着力を除く(以外)の保持力(挟持力)に
よって保持するものと理解される。
【0046】この帯電ローラ22をドラム10の外周面
11に対して接触離反可能とする接離手段29は、図5
に示す如く、ピン部材29を中心に回動可能なリンクレ
バー29Lと,このリンクレバー29Lの一方側(上方
側)29LFを図で左方向に引張るスプリング29SP
と,他方側(下方側)29LBをスプリング29SPの
引張力に抗して図で下方に押下げる偏心カム29Cとか
らなる。
【0047】したがって、偏心カム29Cで他方側29
LBを下方に押下げていない状態では、スプリング29
SPの付勢力(引張力)によって、帯電ローラ22をド
ラム外周面11乃至印字媒体Mに接触させることができ
る。しかも、一定の押圧力をもって接触される。偏心カ
ム29Cで他方端29LBを下方に押下げれば、帯電ロ
ーラ22をドラム外周面11(12)から離反させるこ
とができる。
【0048】補充用帯電手段を形成するコロナ放電器2
5は、帯電ローラ22による電荷吸着力で回転部材(1
0)の外周面11(12)に電荷吸着された印字媒体M
に、減衰した電荷吸着力を補充する。すなわち、例えば
4(+2,−0)kVを印加して正電荷を放電してドラ
ム10の回転中(特に、ノズルヘッド200を用いた印
字中)に減衰した電荷吸着力を補って一定の電荷吸着力
を維持する。
【0049】除電手段(コロナ放電器30)は、媒体剥
離手段によって外周面11から印字媒体Mを剥離するに
先立ち、電荷吸着力を除去する。
【0050】媒体供給手段90は、一対の供給(アライ
ニング)ローラ91,92からなりドラム10側への媒
体供給機能の他、印字媒体Mの姿勢調整機能および供給
スタンバイ機能を有する。
【0051】すなわち、図1で下方側から給送されて来
た印字媒体Mの先端Mfは、両供給ローラ91,92の
接触部93に突当てられかつ上流側のガイド94内で弾
性変形せされる。したがって、印字媒体Mの先端はドラ
ム(軸部15)軸線方向に一致されスキューなく供給可
能となる。印字媒体Mのガイド94内での弾性復元力
は、その姿勢調整力を助長することができる。姿勢調整
工程に入ったか否かは、媒体センサー97で確認可能で
ある。
【0052】また、姿勢調整が終了すると、両供給ロー
ラ91,92は、印字媒体Mの先端が媒体センサー98
で検出される位置まで、下流側ガイド96に沿って当該
印字媒体Mをドラム10側へ移動させる。したがって、
印字媒体Mの先端側が両ローラ91,92によって噛込
まれるので、当該印字媒体Mの後端側をガイド94の下
方に配設されたカセット給送手段(71)あるいは手差
給送手段(61)からフリーとすることができる。つま
り、この時点で次の印字媒体Mについての給送工程が終
り、ドラム10側への供給スタンバイ状態を確立するこ
とができるわけである。一層の印字高速化に有効であ
る。
【0053】そして、所定のタイミングで印字媒体Mを
ドラム10(11)側へ供給することができる。供給さ
れた印字媒体Mが最初に接触する位置つまり外周面11
(12)上の到達点をPとする。供給された印字媒体M
の先端Mfが到達点Pにおいて挟持爪保持手段41(挟
持爪42)によって外周面11(電気絶縁層12)に保
持された後は、一方供給ローラ91が図6に示す係合分
離手段95によって図1に2点鎖線で示すように右方向
に移動される。したがって、印字媒体Mの後端側がフリ
ーとなるので、ドラム10による回転移送の負荷となら
ない。なお、係合分離手段95は、接離手段29の場合
と同様に形成してある。
【0054】図6に示す駆動制御部250は、CPU,
ROM,RAM等を含みプリンタ全体を駆動制御可能で
あるが、印字媒体Mの保持について直接的に関与しない
ものについては図示省略した。
【0055】この実施形態の場合、図6の駆動制御部2
50は、装置電源(パワー)が投入(ON)されると、
メインモータ10Mを回転させる。ドラム回転位置検出
器10Sによってドラム10の回転位置(角度)が予め
設定された回転位置に到達したことが検出されると、媒
体供給手段90を駆動して供給スタンバイ状態にされて
いた印字媒体Mを、図1に示すドラム10側へドラム周
速度相当の移動速度で供給する。
【0056】供給された印字媒体Mの先端Mfが図1に
示す到達点Pに到達すると、挟持爪保持手段41(ロッ
ク解除機構45,常時挟持機構43)が働き、その先端
を挟持爪42で挟持する。
【0057】この先端保持が確立されると、この実施形
態ではドラム回転位置検出器10Sの出力信号から確認
されると、駆動制御部250は係合分離手段95を働か
せて媒体供給手段90の一方供給ローラ91を図1の2
点鎖線状態に移動する。したがって、印字媒体Mの後端
側は、両供給ローラ91,92からフリー状態となるの
で、ドラム10の回転移送負荷とならない。
【0058】これに前後して(あるいは同時的に)、接
離手段29を駆動して帯電ローラ22を図1の2点鎖線
状態から実線状態に前進させる。つまり。到達点Pが回
転移送されて来る直前までに実行される。また、帯電ロ
ーラ22は、独立して回転されるとともにドラム外周面
11(電気絶縁層12)に図5に示すスプリング29S
Pの付勢力(引張力)により一定の押圧力で圧接され
る。また、回転軸24を介し電源ユニット23から正電
位が給電される。
【0059】したがって、供給されて来た印字媒体Mの
先端Mf(到達点P)が、独立した周速度で回転する帯
電ローラ22とドラム周速度で回転する電気絶縁層12
との間に突入した時点から、印字媒体Mを帯電すること
ができる。すなわち、印字媒体Mの先端側であって挟持
爪42で挟持された部位以降に、正電荷を与えその電荷
吸着力で回転部材(10)の外周面11(12)に直ち
に電荷吸着保持させることができる。
【0060】引続き、帯電ローラ22は、スプリング2
9SPの付勢力でドラム外周面11(12)に押圧させ
当該印字媒体Mをその後退側にしごきつつ帯電する。つ
まり、電荷吸着力によりドラム外周面11(12)に保
持させる。また、帯電ローラ22の独立した周速度がド
ラム周速度の例えば99%とされている。したがって、
印字媒体Mにしわや撓み変形を発生させることなくかつ
密着性を高く安定して保持できる。
【0061】さらに、帯電ローラ22が導電性ウレタン
ゴムローラから形成されかつ電気絶縁層12に押圧接さ
れるのでニップ幅を大きくできる。したがって、帯電に
ムラがなくかつ安定帯電できるとともに、摩擦帯電によ
る電荷も可能となるので印字媒体Mを一段と確実に保持
できる。しかも、電気絶縁層12の電気抵抗値が非常に
大きいので、帯電効率が高い。印字媒体Mは、電荷吸着
力のみによってドラム外周面11(12)に吸着保持さ
れかつY方向に回転移送される。
【0062】この後のドラム4(2〜5)回転中にノズ
ルヘッド(インクジェットノズル207)200からイ
ンクをジェットしつつ回転移送中の印字媒体Mに印字す
る。この期間中に、補充用帯電手段(25)が働き、電
荷吸着力が一定に保たれる。また、駆動制御部250
は、媒体供給手段90を働かせ次の印字媒体Mを供給ス
タンバイ状態にしておく。
【0063】ドラム4回転で例えばA4サイズの印字媒
体Mに多色カラー印字が終了すると、駆動制御部250
は、除電手段(30)を働かせて印字済印字媒体Mと電
気絶縁層12との間の電荷吸着力を消失させるととも
に、媒体剥離手段を働かせて印字済印字媒体Mの先端側
を機械的に剥離する。剥離された印字媒体Mは、引渡手
段も兼ねる媒体剥離手段(剥離爪)140によって媒体
排出搬送手段(160)側へ引渡される。
【0064】しかして、この実施形態によれば、一定周
速度で回転可能な回転部材(ドラム10)の外周面11
に帯電ローラ22を用いて付与された電荷吸着力を利用
して印字媒体Mを保持させかつ回転中の印字媒体Mにイ
ンクジェットノズル207からインクを吹付けつつ印字
可能に形成するとともに、帯電ローラ22を回転中の回
転部材(10)の外周面11に外部から供給された印字
媒体Mが最初に接触する位置(P)よりも回転部材(1
0)の回転方向の下流側において接触離反可能に配設し
かつ外周面11に直接または間接的に接触した状態で独
立した周速度で回転可能に形成されているので、しわや
撓み変形の発生を防止でき印字媒体全面を外周面11
(12)により均一かつ強く密着できるとともに摩擦帯
電効果を高められるから、印字媒体を確実かつ安定して
保持させることができる。これにより、高速印字を一段
と安定して行える。
【0065】また、帯電ローラ22が導電性ウレタンゴ
ムローラから形成されているので、帯電効率をより高め
られるとともにニップ幅の拡大により印字媒体Mのしわ
や撓み変形,浮上り等をより確実に防止できかつ摩擦帯
電量をより増大できる。
【0066】また、導電性ウレタンゴムローラ(22)
に回転軸24から正電位を給電可能に形成されているの
で、給電機構を簡素化でき小型化も図れる。
【0067】また、導電性ウレタンゴムローラ(22)
の外周面11(12)と当該回転軸24との間の電気抵
抗値が1×106 Ω−cm以下とされているので、給電
効率を一段と高められかつ安定給電できる。
【0068】また、帯電ローラ22の周速度が回転部材
(10)の周速度の99.98〜98.00%とされて
いるので、しごき効果と摩擦帯電量とを増大できかつ電
荷吸着力をより強化できる。
【0069】また、回転部材(10)の外周面11に電
気抵抗値が1×1012〜1×1020Ω−cmの電気絶縁
層が形成されているので、帯電効率をより高められる。
【0070】また、印字媒体Mを電荷吸着保持させる以
前に当該印字媒体の先端側を外周面11に電荷吸着力を
除く保持力(挟持力)を利用して保持する補助媒体保持
手段(41)が設けられているので、その先端Mfを外
周面11に強固に保持できる。したがって、帯電ローラ
22による後端側への引張力(しごき効果)および摩擦
帯電量を大幅に拡大できるとともに回転部材(10)に
対する帯電ローラ22の周速度差を広範囲内で設定切替
して運転ができる。
【0071】さらに、接離手段29がスプリング29S
Pの付勢力で帯電ローラ22を一定押圧力を加えかつし
ごきつつ帯電可能に形成されているので、帯電効率およ
びしわ発生防止等の効果をより向上かつ一定化できる。
【0072】さらにまた、挟持爪保持手段41が、常時
挟持機構43,常時解放機構44,ロック解除機構45
およびロック復帰機構46を含み、ドラム10の回転お
よびその位置(角度)を利用して挟持爪42の挟持,挟
持解除を行うものと形成されているので、印字媒体Mを
媒体供給手段90および媒体剥離手段に対してより正確
な位置とタイミングで保持・保持解除(剥離)できる。
【0073】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一定周速度で
回転可能な回転部材の外周面に帯電ローラを用いて付与
された電荷吸着力を利用して印字媒体を保持させかつ回
転中の印字媒体にインクジェットノズルからインクを吹
付けつつ印字可能に形成するとともに、帯電ローラを回
転中の回転部材の外周面に外部から供給された印字媒体
が最初に接触する位置よりも回転部材の回転方向の下流
側において接触離反可能に配設しかつ外周面に直接また
は間接的に接触した状態で独立した周速度で回転可能に
形成されているので、しわや撓み変形の発生を防止でき
印字媒体全面を外周面により均一かつ強く密着できると
ともに摩擦帯電効果を高められるから、印字媒体を確実
かつ安定して保持させることができる。これにより、高
速印字を一段と安定して行える。
【0074】また、請求項2の発明は、帯電ローラが導
電性ゴムローラから形成されているので、請求項1の発
明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに帯電効率を
より高められるとともに印字媒体のしわや撓み変形,浮
上り等をより確実に防止できかつ摩擦帯電量をより増大
できる。
【0075】また、請求項3の発明は、導電性ゴムロー
ラに回転軸から正電位を給電可能に形成されているの
で、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、
さらに給電機構を簡素化でき小型化も図れる。
【0076】また、請求項4の発明は、導電性ゴムロー
ラの外周面と当該回転軸との間の電気抵抗値が1×10
6 Ω−cm以下とされているので、請求項2および請求
項3の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに給
電効率を一段と高められかつ安定給電できる。
【0077】さらに、請求項5の発明は、帯電ローラの
周速度が回転部材の周速度の99.98〜98.00%
とされているので、請求項1から請求項4までの発明の
場合と同様な効果を奏し得る他、さらにしごき効果と摩
擦帯電量とを増大できかつ電荷吸着力をより強化でき
る。
【0078】さらに、請求項6の発明は、回転部材の外
周面に電気抵抗値が1×1012〜1×1020Ω−cmの
電気絶縁層が形成されているので、請求項1から請求項
5までの発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに
帯電効率をより高められる。
【0079】さらにまた、請求項7の発明は、印字媒体
を電荷吸着保持させる以前に当該印字媒体の先端側を回
転部材の外周面に電荷吸着力を除く保持力を利用して保
持する補助媒体保持手段が設けられているので、請求項
1から請求項6までの発明の場合と同様な効果を奏し得
る他、さらにその先端と外周面に強固に保持できるの
で、帯電ローラによる後端側への引張力(しごき効果)
および摩擦帯電量をより大幅に拡大できるとともに回転
部材に対する帯電ローラの周速度差を広範囲内で設定切
替して運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す側面図である。
【図2】同じく、外観斜視図である。
【図3】同じく、挟持爪保持手段とその挟持動作を説明
するための図である。
【図4】同じく、挟持爪保持手段とその挟持解放動作を
説明するための図である。
【図5】同じく、接離手段を説明するための図である。
【図6】同じく、駆動制御部を説明するための図であ
る。
【図7】先提案インクジェットプリンタを説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 ドラム(回転部材) 11 外周面 12 電気絶縁層 20 媒体保持手段 21 帯電手段 22 帯電ローラ 24 回転軸 25 コロナ放電器(補充用帯電手段) 29 接離手段 29SP スプリング 30 コロナ放電器 41 挟持爪保持手段(補助媒体保持手段) 42 挟持爪 43 常時挟持機構 44 常時解放ロック機構 45 ロック解除機構 46 ロック復帰機構 60 媒体給送手段 90 媒体供給手段 140 媒体剥離手段 160 媒体排出搬送手段 200 ノズルヘッド 207 インクジェットノズル M 印字媒体 Mf 先端(先端側)
フロントページの続き (72)発明者 藤井 信一郎 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周速度で回転可能な回転部材の外周
    面に帯電ローラを用いて付与された電荷吸着力を利用し
    て印字媒体を保持させかつ回転中の印字媒体にインクジ
    ェットノズルからインクを吹付けつつ印字可能に形成す
    るとともに、帯電ローラを回転中の回転部材の外周面に
    外部から供給された印字媒体が最初に接触する位置より
    も回転部材の回転方向の下流側において接触離反可能に
    配設しかつ外周面に直接または間接的に接触した状態で
    独立した周速度で回転可能に形成した、ことを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記帯電ローラが導電性ゴムローラから
    形成されている請求項1記載のインクジェットプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記導電性ゴムローラに前記回転軸から
    正電位を給電可能に形成されている請求項2記載のイン
    クジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記導電性ゴムローラの外周面と当該回
    転軸との間の電気抵抗値が1×106 Ω−cm以下とさ
    れている請求項2または請求項3記載のインクジェット
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記帯電ローラの周速度が前記回転部材
    の周速度の99.98〜98.00%とされている請求
    項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたイン
    クジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記回転部材の外周面に電気抵抗値が1
    ×1012〜1×1020Ω−cmの電気絶縁層が形成され
    ている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載
    されたインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 印字媒体を電荷吸着保持させる以前に当
    該印字媒体の先端側を前記回転部材の外周面に電荷吸着
    力を除く保持力を利用して保持する補助媒体保持手段が
    設けられている請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載されたインクジェットプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7669959B2 (en) 2006-01-24 2010-03-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Droplet ejection device
US7837320B2 (en) 2005-11-14 2010-11-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Liquid droplet ejection apparatus
JP2014040016A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Canon Inc 記録装置
JP2017222088A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 株式会社リコー シート材搬送ユニット、シート材搬送装置及び液体を吐出する装置

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