JPH10262579A - 外米レトルト米飯の製造方法 - Google Patents

外米レトルト米飯の製造方法

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JPH10262579A
JPH10262579A JP9067830A JP6783097A JPH10262579A JP H10262579 A JPH10262579 A JP H10262579A JP 9067830 A JP9067830 A JP 9067830A JP 6783097 A JP6783097 A JP 6783097A JP H10262579 A JPH10262579 A JP H10262579A
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JP
Japan
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rice
retort
water
citric acid
imported
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Pending
Application number
JP9067830A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Tsutsumi
隆一 堤
Tetsuo Asahara
哲雄 淺原
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外米についてレトルト食品としてパラパラし
た食感のよい製品を提供する。 【解決手段】 外米を洗米工程(1)後、水浸漬工程
(2)で凡そ0.1パーセントのクエン酸水を使用し、
約2時間浸漬し、この水浸漬米を100℃、50分程度
蒸煮工程(3)を経て完全に澱粉をアルファー化させ、
さらにこの蒸し米に約0.02パーセントのクエン酸水
を吸水させる水添加、吸水工程(4)後、充填工程
(5)でパウチに充填させ、115〜120℃で約40
分レトルト工程(6)による調理と殺菌処理をする外米
レトルト米飯の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外米のレトルト米飯
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からレトルト米飯の製造方法は幾つ
か知られているが、いずれも国内向けのジャポニカ米の
製造方法であり、これをそのままインディカ米に採用し
ても満足のいくレトルト米飯にはならない。海外、特に
東南アジアではインディカ米が主流になっている。
【0003】従来のジャポニカ米のレトルト米飯の製造
方法としては、主として次の2方法が用いられている。 イ)洗米後、水浸漬し、この水浸漬米と水とをパウチに
充填し、レトルト殺菌する方法(図2参照)。 ロ)洗米後、水浸漬し、この水浸漬米を蒸煮し、この蒸
し米に水を吸わせてパウチに充填し、レトルト殺菌する
方法(図3参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記イ)及び
ロ)のいずれの方法でもインディカ米では、ご飯の表面
が糊化し、粥状になったり、またパラパラした食感の良
いご飯にならなかったりする問題点があった。本発明の
目的は、上記のような問題点を解消し、インディカ米を
使用した食感の良いレトルト米飯を作る製造方法を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、米粒内部に如何に均一に且つ十分に水分を吸わせ
るかにかかっている。従って、レトルト前に最終の米飯
の水分率になるように吸水させるようにした。本発明で
は、外米を洗米し、水浸漬時に凡そ0.1パーセントの
クエン酸水を使用し、約2時間浸漬し、この水浸漬米を
100℃、50分程度蒸煮して完全に澱粉をアルファー
化させ、さらにこの蒸し米に約0.02パーセントのク
エン酸水を吸水させた後、パウチに充填して115〜1
20℃で約40分レトルトによる調理と殺菌処理をし
た。
【0006】(作用)本発明では、レトルト前に最終の
米飯の水分率(60〜62パーセント)になるようにク
エン酸水を用い、吸水させ且つ蒸煮により完全にアルフ
ァー化させ、このアルファー化した蒸し米に0.02パ
−セントのクエン酸水を吸収させた後、さらにクエン酸
を少量添加してパウチに充填し、レトルトによる調理を
しているので、レトルト時に米の中まで十分に火がとお
り、パラパラした食感の良いご飯を提供できた。
【0007】
【発明の実施の形態】外米としてインディカ米を使用
し、洗米後、水浸漬し、蒸煮し、水添加吸水し、パウチ
に充填して、レトルト調理殺菌する。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例につき説明する。
生米として、インディカ米を使用。洗米工程(1)後、
水浸漬工程(2)で浸漬するが、0.1パーセントのク
エン酸水に2時間以上浸漬する。この浸漬米を100
℃、50分で蒸煮工程(3)に送る。この段階で米の芯
がなくなる。
【0009】蒸煮米に対し、0.02パーセントのクエ
ン酸水中で2時間以上吸水させる(水添加、吸水工
程)。米は膨潤し、水分率59パーセントとなる。さら
に0.02パーセントのクエン酸を少量添加して(吸水
米190グラムに対し10グラム)パウチへの充填工程
(5)を経て、120℃で40分レトルト工程(6)で
調理殺菌した。水分率62パーセントのレトルト米がで
きた。
【0010】
【発明の効果】本発明では、水分の吸収に際して、クエ
ン酸水を使用して水分率を考慮しつつ吸水し、蒸煮後さ
らに0.02パーセントのクエン酸を吸水させてパウチ
に充填してレトルトによる調理をしているので、レトル
ト米として、インディカ米を用いてもパラパラした食感
のよいレトルト食品が提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を示すブロック図
【図2】従来の製造方法を示すブロック図
【図3】従来の製造方法を示すブロック図
【符号の説明】
1 洗米工程 2 水浸漬工程 3 蒸煮工程 4 水添加、吸水工程 5 パウチへの充填工程 6 レトルト工程

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外米を洗米し、水浸漬時に凡そ0.1パ
    ーセントのクエン酸水を使用し、約2時間浸漬し、この
    水浸漬米を100℃、50分程度蒸煮して完全に澱粉を
    アルファー化させ、さらにこの蒸し米に約0.02パー
    セントのクエン酸水を吸水させた後、パウチに充填して
    115〜120℃で約40分レトルトによる調理と殺菌
    処理をすることを特徴とする外米レトルト米飯の製造方
    法。
JP9067830A 1997-03-21 1997-03-21 外米レトルト米飯の製造方法 Pending JPH10262579A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990037752A (ko) * 1999-01-13 1999-05-25 변봉화 무균실살균이요구되지않는보존성이개선된즉석포장밥의제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990037752A (ko) * 1999-01-13 1999-05-25 변봉화 무균실살균이요구되지않는보존성이개선된즉석포장밥의제조방법

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