JPH10261684A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH10261684A
JPH10261684A JP9066325A JP6632597A JPH10261684A JP H10261684 A JPH10261684 A JP H10261684A JP 9066325 A JP9066325 A JP 9066325A JP 6632597 A JP6632597 A JP 6632597A JP H10261684 A JPH10261684 A JP H10261684A
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JP
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substrate
transfer
processing
unit
area
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Application number
JP9066325A
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English (en)
Inventor
Masao Tsuji
雅夫 辻
Masami Otani
正美 大谷
Yasuo Imanishi
保夫 今西
Masaki Iwami
優樹 岩見
Joichi Nishimura
讓一 西村
Akihiko Morita
彰彦 森田
Kazuhiro Nishimura
和浩 西村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置面積の低減化が可能な基板処理装置を提
供することである。 【解決手段】 処理領域Aの中央に搬送領域Bを設け、
その周囲に処理ユニットを積層配置する。搬送領域Bは
上下方向に分離された下部搬送領域B1と上部搬送領域
B2とを有する。下部搬送領域B1には昇降および旋回
可能な下部搬送ユニット40を配置し、上部搬送領域B
2には昇降および旋回可能な上部搬送ユニット50を配
置する。処理領域Aの下部には回転式塗布ユニット、回
転式現像ユニットおよび冷却ユニットを配置し、上部に
は加熱ユニットを配置する。冷却ユニットを通して上部
搬送ユニット50と下部搬送ユニット40との基板の受
け渡しが行われ、第1および第2の基板受け渡し部60
a,60bを通して上部搬送ユニット50と移載ロボッ
ト12および搬送ロボット70との間の基板の受け渡し
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に所定の処理
を行う複数の処理部を備えた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用ガラス基
板等の基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が
用いられている。例えば、半導体デバイスの製造プロセ
スでは、生産効率を高めるために一連の処理の各々をユ
ニット化し、複数の処理ユニットを統合した基板処理装
置が用いられている。
【0003】図16は、従来の基板処理装置の一例を示
す斜視図である。図16の基板処理装置は、処理領域
A,Bおよび搬送領域Cを有する。
【0004】処理領域Aには、基板に処理液の塗布処理
を行う回転式塗布ユニット(スピンコータ)2aおよび
基板に現像処理を行う回転式現像ユニット(スピンデベ
ロッパ)2bが並設されている。また、処理領域Bに
は、基板に加熱処理を行う加熱ユニット(ホットプレー
ト)HPおよび基板に冷却処理を行う冷却ユニット(ク
ーリングプレート)CPが複数段に配置されている。搬
送領域Cには、基板を搬送する搬送ユニット5が設けら
れている。
【0005】これらの処理領域A,Bおよび搬送領域C
の一端部側には、基板Wを収納するとともに基板Wの搬
入および搬出を行う搬入搬出装置(インデクサ)6が配
置されている。搬入搬出装置6は、基板Wを収納する複
数のカセット7および基板Wの搬入および搬出を行う移
載ロボット8を備える。搬入搬出装置6の移載ロボット
8は、矢印U方向に移動し、カセット7から基板Wを取
り出して搬送ユニット5に渡し、一連の処理が施された
基板Wを搬送ユニット5から受け取ってカセット7に戻
す。
【0006】搬送ユニット5は、搬送領域C内で基板W
を矢印S方向に搬送するとともに、上記の各処理ユニッ
トに対して基板Wの搬入および搬出を行い、かつ移載ロ
ボット8との間で基板Wの受渡しを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年では、基板の処理
を大量にかつ効率的に行うために、多数の処理ユニット
が1台の基板処理装置に搭載されている。また、生産性
の向上のために基板が大径化しており、この基板の大径
化に伴って各処理ユニットの寸法も大きくなる。それに
より、複数の処理ユニットを統合した基板処理装置が大
型化し、そのフットプリント(設置面積)が大きくな
る。それゆえ、クリーンルーム内のスペースを有効に使
用することができる基板処理装置が望まれる。
【0008】そこで、従来の基板処理装置では、各処理
ユニットを上方に積層する構造を用いてフットプリント
の低減を図っている。
【0009】しかしながら、基板処理装置に搭載される
処理ユニットの数が増加すると、搬送ユニット5の搬送
効率が低下し、基板処理装置のスループットが低下す
る。そこで、搬送領域を複数箇所形成し、複数の搬送ユ
ニットによって基板を搬送して搬送効率を高めた構造の
基板処理装置が提案されている。ところが、この場合に
は、基板処理装置における搬送領域の平面占有面積が大
きくなり、基板処理装置全体のフットプリントを低減さ
せる妨げとなっている。
【0010】また、最近では、基板処理装置の内部の雰
囲気を清浄に保持するために処理領域A,Bあるいは搬
送領域C上にフィルタを含む空気調整ユニットが用いら
れている。そこで、搬送領域Cの平面占有面積が増大す
ると、フィルタ等の材料費および維持費が増加するとい
う問題が生じる。特に、化学吸着フィルタは高価であ
り、この化学吸着フィルタを使用する面積が増大する
と、材料費や維持費の増大が大きな問題となる。
【0011】本発明の目的は、設置面積の低減化が可能
な基板処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う複
数の処理部が配置された処理領域と、処理領域の一端部
側に設けられ、外部との間で基板の搬入および搬出を行
う基板搬入搬出領域と、処理領域の内側に配置され、複
数の処理部に取り囲まれた基板搬送領域とを備え、基板
搬入搬出領域と基板搬送領域との間で基板の受け渡しを
行う第1の受け渡し部が設けられ、基板搬送領域内に
は、処理部に基板を搬送する搬送手段が設けられたもの
である。
【0013】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、処理領域が、
互いに雰囲気が遮断された第1の処理空間および第1の
処理空間の上方に形成された第2の処理空間を有し、基
板搬送領域が、互いに雰囲気が遮断されかつ第1および
第2の処理空間にそれぞれ対応した第1および第2の搬
送空間を有し、第1の搬送空間と第2の搬送空間との間
で基板の受け渡しを行う基板受け渡し手段が設けられ、
搬送手段が、第1の搬送空間に設けられ、第1の処理空
間に配置された処理部と基板受け渡し手段との間で基板
を搬送する下部搬送ユニットと、第2の搬送空間に設け
られ、第2の処理空間に配置された処理部、第1の受け
渡し部および基板受け渡し手段との間で基板を搬送する
上部搬送ユニットとを含むものである。
【0014】第3の発明に係る基板処理装置は、第2の
発明に係る基板処理装置の構成において、第1の処理空
間に配置された処理部が、処理液を用いて基板に処理を
行う第1の処理部および加熱された基板を所定温度に冷
却する第2の処理部であり、第2の処理空間に配置され
た処理部が、基板に加熱処理を行う第3の処理部であ
る。
【0015】第4の発明に係る基板処理装置は、第2ま
たは第3の発明に係る基板処理装置の構成において、第
1の処理空間に配置された第1の処理部と第2の処理部
とは第1の搬送空間を中心に対向して配置されており、
下部搬送ユニットが、互いに反対方向に進退自在でかつ
鉛直方向の軸の回りで旋回自在な一対の基板保持部を有
するものである。
【0016】第5の発明に係る基板処理装置は、第2〜
第4のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、基板受け渡し手段が、第2の搬送空間に面する開閉
自在な開口部と、開口部に対応する位置に基板を移動さ
せる移動部と、基板を冷却する冷却部とを備えた第2の
処理部である。
【0017】第6の発明に係る基板処理装置は、第2〜
第5のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、第2の処理空間の基板搬入搬出領域側には、第1の
受け渡し部が複数設けられ、基板搬入搬出領域には、外
部との間で受け渡される基板を収納した収納容器を支持
する支持部と、支持部と複数の第1の受け渡し部との間
で基板を搬送する基板搬入搬出用搬送ユニットとが設け
られたものである。
【0018】第7の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第6のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、処理領域の他端部側には、隣接配置される他の基板
処理装置との間で基板の受け渡しを行う基板受け渡し領
域がさらに設けられ、第2の処理空間の基板受け渡し領
域側には第2の搬送空間と基板受け渡し領域との間で基
板の受け渡しを行う第2の受け渡し部が設けられたもの
である。
【0019】第8の発明に係る基板処理装置は、第2〜
第7のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、第2の受け渡し部が複数設けられており、基板受け
渡し領域には、第2の受け渡し部との間で受け渡された
基板を搬送する受け渡し用搬送ユニットが設けられたも
のである。
【0020】第1〜第8の発明に係る基板処理装置にお
いては、複数の処理部が基板搬送ユニットを取り囲むよ
うに配置されている。このため、基板搬送領域の平面占
有面積を低減することができ、これによって基板処理装
置全体の平面占有面積を低減することができる。また、
基板搬送領域と処理部とが近接配置されることにより基
板の搬送距離が短縮化され、それによって基板搬送効率
が向上し、基板処理装置の処理のスループットが向上す
る。
【0021】さらに、基板搬送領域が縮小されたことに
より、基板搬送領域に設けられる空気調整ユニットのフ
ィルタ面積を低減することができ、空気調整ユニットに
要する費用を節約することができる。
【0022】特に、第2の発明に係る基板処理装置にお
いては、下方に第1の処理空間を、上方に第2の処理空
間を互いの雰囲気を遮断して配置している。これによ
り、一方の処理空間内の雰囲気が他方の処理空間の雰囲
気に影響を及ぼすことが防止され、第1および第2の処
理空間に配置される各処理部を好ましい雰囲気に保つこ
とができる。
【0023】また、上下に遮断された第1および第2の
搬送空間内にそれぞれ下部搬送ユニットおよび上部搬送
ユニットを設けることにより各処理部間の基板の受け渡
しが可能となり、かつ基板受け渡し手段を介して第1お
よび第2の搬送空間の間で基板の受け渡しが可能とな
る。
【0024】特に、第3の発明に係る基板処理装置にお
いては、鉛直下方側の第1の処理空間に処理液を用いて
基板に処理を行う処理部、例えば回転式塗布処理部、回
転式現像処理部、あるいは基板に冷却処理を行う冷却処
理部を配置し、上方の第2の処理空間に加熱処理部を配
置することにより、加熱処理部からの熱雰囲気が第1の
処理空間内の各処理部に悪影響を及ぼすことが防止され
る。これにより第1の処理空間内において回転塗布処理
や現像処理を良好な雰囲気内で行うことができる。
【0025】特に、第4の発明に係る基板処理装置にお
いては、処理工程が連続した第1の処理部と第2の処理
部とを対向配置し、互いに反対方向に進退自在な基板保
持部を有する下部搬送ユニットを用いて第1および第2
の処理部の基板を同時に入れ換えるように構成してい
る。これにより、第1および第2の処理部への基板の交
換作業が迅速にかつ容易に行うことができ、基板搬送効
率が向上し、基板処理装置のスループットを向上するこ
とができる。
【0026】特に、第5の発明に係る基板処理装置にお
いては、第2の処理部に第1の搬送空間と第2の搬送空
間との間の基板の受け渡しを行う開口部および移動部を
設けることにより、第1および第2の搬送空間との間で
基板の受け渡しを可能とするとともに、この基板の受け
渡しのための独立した機構を設ける領域を省略すること
ができ、処理領域における各処理部の配置効率が向上
し、基板処理装置の平面占有面積を低減することができ
る。
【0027】特に、第6の発明に係る基板処理装置にお
いては、複数の第1の基板受け渡し部が設けられたこと
により、搬入搬出用搬送ユニットが基板の受け渡しを行
うことが可能な領域が増加し、これによって基板の搬入
および搬出効率が向上する。
【0028】特に、第7の発明に係る基板処理装置にお
いては、隣接配置された他の基板処理装置との間で受け
渡される基板を第2の受け渡し部を通して第2の搬送空
間に受け渡すことができる。これにより、隣接配置され
た基板処理装置との間で基板の受け渡しを効率的に行う
ことができる。
【0029】特に、第8の発明に係る基板処理装置にお
いては、複数の第2の基板受け渡し部を使用して受け渡
し用搬送ユニットと、一部搬送ユニットとの間で基板の
受け渡しを行うことが可能となる。これにより、基板の
受け渡し効率が向上し、基板処理装置の処理のスループ
ットを向上することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図 1は本発明の実施例における基
板処理装置の斜視図、図2は図1の基板処理装置の矢印
P方向の側面図、図3は図1の基板処理装置の矢印Q方
向の側面図である。
【0031】また、図4は、図2におけるX1−X1線
断面図、図5は図2におけるX2−X2線断面図、図6
は図2におけるX3−X3線断面図である。
【0032】さらに、図7は、図4におけるZ1−Z1
線断面図、図8は図4におけるZ2−Z2線断面図、図
9は図4におけるZ3−Z3線断面図である。
【0033】さらに、図10は図4におけるY1−Y1
線断面図、図11は図4におけるY2−Y2線断面図、
図12は図4におけるY3−Y3線断面図、図13は図
4におけるY4−Y4線断面図である。
【0034】すなわち、図1において、矢印P側から見
た基板処理装置の各位置での側面断面が図4〜図6に示
され、R方向から見た基板処理装置の各位置の正面断面
が図7〜図9に示され、鉛直上方から見た基板処理装置
の各位置における平面断面が図10〜図13に示され
る。
【0035】図1において、基板処理装置は、処理領域
A、基板搬入搬出領域Cおよび基板受け渡し領域Dに大
別される。
【0036】基板搬入搬出領域Cは、基板Wを収納する
複数のカセット11および基板の搬入搬出を行う移載ロ
ボット12を備える。移載ロボット12は、上下方向お
よび水平方向に移動可能かつ鉛直方向に軸の周りで回動
可能に構成され、カセット11および処理領域Aとの間
で基板Wの受け渡しを行う。
【0037】処理領域Aを介して基板搬入搬出領域Cの
反対側には、外部の装置との間で基板の受け渡しを行う
受け渡し領域Dが配置されている。本実施例では、外部
の装置として露光装置が隣接配置されている。受け渡し
領域Dは基板の受け渡しを行う搬送ロボット70を備え
る。搬送ロボット70は、上下方向および水平方向に移
動可能かつ鉛直方向に軸の周りで回動可能に構成され、
露光装置および処理領域Aとの間で基板Wの受け渡しを
行う。
【0038】処理領域Aは、搬送領域B(図4、図10
参照)を中心とし、その周囲に放射状に配置された複数
の処理ユニットを有する。図4〜図9(特に図4)を参
照して、処理領域Aでは、種々の処理ユニットがA0〜
A4の5つの階層に積層されている。
【0039】最下部の第1の階層A0には、化学系ユニ
ット15が配置されている。化学系ユニット15は、各
種処理液(薬液)、廃液、ポンプおよび排気系を収納す
る。
【0040】第2の階層A1には、基板にフォトレジス
ト等の処理液を回転塗布する複数の回転式塗布ユニット
(スピンコータ)SC1,SC2、基板に現像処理を行
う複数の回転式現像ユニット(スピンデベロッパ)SD
1,SD2および基板に冷却処理を行う冷却ユニット
(クーリングプレート)IFCP1〜4が配置されてい
る。この第2の階層A1の平面断面が図10に示されて
いる。
【0041】回転式塗布ユニットSC1,SC2および
回転式現像ユニットSD1,SD2と冷却ユニットIF
CP1〜4とは下部搬送領域B1を中心に互いに対向す
る位置に配置されている。各回転式塗布ユニットSC
1,SC2および回転式現像ユニットSD1,SD2の
下部搬送領域B1に面する側面には基板Wの受け渡しを
行うための開口部17が形成されている。また、同様に
冷却ユニットIFCP1〜4の下部搬送領域B1に面す
る側面にも下部開口部30が形成されている。
【0042】さらに、回転式塗布ユニットSC1,SC
2および回転式現像ユニットSD1,SD2の上部には
ULPA(Ultra Low Penetration Air )フィルタ、化
学吸着フィルタ等のフィルタ82およびファン81から
なる空気調整ユニット80が配置されている。
【0043】ここで、冷却ユニットIFCP1〜4の構
造について冷却ユニットIFCP1を例に説明する。図
14は、冷却ユニットIFCP1の構造を示す断面図で
ある。冷却ユニットIFCP1は加熱処理された基板W
を所定温度まで冷却するアルミニウム製の冷却プレート
20を備える。冷却プレート20の上面には基板Wを支
持する3つのボール(球状支持体)21が配置されてい
る。また、冷却プレート20には、基板Wの下面を支持
する3本の支持ピン22を貫通させる貫通孔が形成され
ている。さらに、冷却プレート20の下方には、冷却プ
レート20の貫通孔を通り昇降移動する3本の支持ピン
22およびこれを保持する連結部材23が配置されてい
る。支持ピン22および連結部材23は冷却プレート2
0を支持する支柱24に沿って昇降自在に取り付けられ
ている。さらに連結部材23の下方には、連結部材23
および支持ピン22を昇降移動させるための第1のエア
シリンダ32が配置されている。
【0044】筐体25の内部上方には、窒素ガス等の不
活性ガスを供給するためのガス供給部26が形成されて
いる。ガス供給部26から供給された不活性ガスは筐体
25の側面に形成された排気口27から外方へ排出され
る。
【0045】また、冷却ユニットIFCP1の筐体25
の下部搬送領域B1側の側面には、下部搬送領域B1に
配置された下部搬送ユニット40(図4参照)との間で
基板を受け渡すための下部開口部30および上部搬送領
域B2に配置された上部搬送ユニット50との間で基板
の受け渡しを行うための上部開口部29が形成されてい
る。上部開口部29および下部開口部30内側には上部
および下部開口部29、39をそれぞれ開閉するための
シャッタ部材33、34が上下動可能に設けられてい
る。シャッタ部材34の下端は第2のエアシリンダ31
に接続され、さらに、シャッタ部材33の下端はデュア
ルロッドシリンダタイプの第1のエアシリンダ32に接
続されている。そして、第2のエアシリンダ31のロッ
ドが伸長することでシャッタ部材34が上下動し、シャ
ッタ部材34が上昇した位置で下部開口部30が開口さ
れ、下降した位置で下部開口部30が閉塞される。ま
た、第1のエアシリンダ32のロッドが伸長することに
より、シャッタ部材33が上下動し、シャッタ部材33
が上昇した位置で上部開口部29が開口され、下降した
位置で上部開口部29が閉塞される。
【0046】さらに、シャッタ部材34の下端には、支
持ピン22および連結部材23を昇降移動させる第1の
エアシリンダ32が取り付けられている。このような構
造により、基板Wは冷却プレート20の上方の4つの待
機位置H1〜H4に保持可能とされている。すなわち、
第1のエアシリンダ32および第2のエアシリンダ31
の各ロッドが収納された状態では、基板Wが冷却プレー
ト20のボール21上の第1の待機位置H1に保持され
る。これにより、基板Wに冷却処理が施される。
【0047】次に、第2のエアシリンダ31のロッドが
伸長されると、第1のエアシリンダ32のロッドが連結
部材23を上方に押し上げ、これによって支持ピン22
が基板Wの下面を支持して上昇し、基板Wを冷却プレー
ト20の上方の第2の待機位置H2に保持する。この位
置では、下部搬送領域B1に配置される搬送ユニット4
0の第1のアーム43aにより基板Wが受け渡しが可能
となる。
【0048】さらに、第1のエアシリンダ32のロッド
が伸長されると、基板Wは第2の待機位置H2の上方の
第3の待機位置H3に押し上げられる。この第3の待機
位置H3では、上記の下部搬送ユニット40の第2のア
ーム43aにより基板Wの受け渡しが可能となる。
【0049】第2のエアシリンダ31のロッドが縮めら
れ、第1のエアシリンダ32のロッドがさらに伸長され
ると、基板Wは上方の第4の待機位置H4まで押し上げ
られる。この待機位置H4は、上部開口部29に対応し
ている。そして、この第4の待機位置H4では、上部搬
送領域B2に配置された上部搬送ユニット50のアーム
51a,51bとの間で基板Wの受け渡しが可能とな
る。なお、第1のエアシリンダ32をデュアルロッドシ
リンダで例示したが、2個のシリンダを用いてもよい
し、モータ等の駆動手段でもよい。
【0050】このように、冷却ユニットIFCP1〜4
は、基板Wに冷却処理を行う機構のみならず、下部搬送
ユニット40と上部搬送ユニット50との間で基板Wの
受け渡しを行う受け渡し機構(インタフェース機構)を
備えている。
【0051】再び図4を参照して、第3の階層A2に
は、第1および第2の基板受け渡し部60a,60bお
よび主要部が第2の階層A1に配置された冷却ユニット
IFCP1〜4の上部開口部2aの周辺部分が配置され
る。第3の階層A2の平面断面が図11に示される。第
2の基板受渡し部60bは、上部搬送領域B2および基
板受け渡し領域D側に開口部を有している。上部搬送領
域B2側の開口部には開閉自在なシャッタ部材が設けら
れている。第2の基板受け渡し部60bの内部には、基
板Wを一時的に保持するための正三角形状に配置された
3個の球状支持体61を有する支持台62が配置されて
いる。
【0052】第4の階層A3には、第1および第2の基
板受け渡し部60a,60bおよび基板に対して加熱処
理を行う加熱ユニット(ホットプレート)HPが配置さ
れている。この第4の階層A3の平面構造が図12に示
される。冷却ユニットIFCP3,IFCP4の上部に
配置された第1の基板受け渡し部60aは、移載ロボッ
ト12側と上部搬送ユニット50側とに基板Wを通過さ
せる開口部が形成されている。上部搬送ユニット50側
の開口部には開閉自在なシャッタ部材が設けられてい
る。第1の基板受け渡し部60aの内部には、基板Wを
支持する正三角形状に配置された3個の球状支持体61
を有する支持台62が配置されている。この第1の基板
受け渡し部60aを介して移載ロボット12と上部搬送
ユニット50との間で基板Wの受け渡し動作が行われ
る。
【0053】さらに、第5の階層A4には、複数の加熱
ユニットHPが配置される。この第5の階層A4の主要
な平面断面が図13に示される。加熱ユニットHPは、
上部搬送領域B2側に基板Wの出し入れを行うための開
口部(図示せず)が形成されている。開口部にはシャッ
タ部材が設けられている。なお、第5の階層A4に基板
の密着強化処理を行う密着強化ユニットAHを設けても
よい。
【0054】上記の処理領域Aの中央には、搬送領域B
が設けられている。搬送領域Bは、空気調整ユニット8
0を介在して上下方向に隔離された下部搬送領域B1お
よび上部搬送領域B2を有している。
【0055】下部搬送領域B1には下部搬送ユニット4
0が配置されている。図15は、下部搬送ユニットの断
面図である。下部搬送ユニット40は、箱状のフレーム
41を有する。フレーム41は昇降機構および旋回機構
(図示せず)によって昇降および旋回可能に構成されて
いる。フレーム41の上面には、図4における第2の階
層A1に配置された各処理ユニットに向かう長細形状の
開口42が形成されている。開口42には、2つのアー
ム43a,43bの基部にその上端部が接続された2つ
の可動支柱44が緩挿されている。可動支柱44は、ガ
イドレール45に沿って摺動可能に配置されており、そ
の底部が駆動ワイヤ46の一部に接続されている。駆動
ワイヤ46は2つの従動プーリ47に張設されるととも
に、主動プーリ48に巻かれている。主動プーリ48は
モータ49によって回転駆動されるように構成されてお
り、これによって可動支柱44が従動プーリ47の間を
移動してアーム43aを進退駆動(図中実線が伸長状態
を示し、2点鎖線が収縮した状態を示す)するようにな
っている。また、アーム43aとアーム43bのそれぞ
れの開口部42は、両者が伸縮した際に互いの可動支柱
44とアーム43a,43bの基板支持部とが干渉しな
いように配置されている。
【0056】アーム43bは、アーム43aと同様の駆
動機構を備えるが、アーム43aと逆方向に進退駆動す
るように構成されている。これにより、一方のアーム4
3aと他方の43bは互いに反対方向に進退移動するこ
とができる。
【0057】このような構造により、例えば図10を参
照して、冷却ユニットIFCP1により冷却処理が施さ
れた基板Wと、回転式塗布ユニットSC1において回転
塗布処理が行われた他方の基板Wとをそれぞれ下部搬送
ユニット40のアーム43a,43bに保持し、アーム
43a,43bを後退させた後、180度旋回し、さら
にアーム43a,43bを進行させて2つの基板Wを同
時に入れ換えることができる。
【0058】上部搬送領域B2は下部搬送領域B1の上
部に配置される。上部搬送領域B2には上部搬送ユニッ
ト50が配置されている。上部搬送ユニット50は、同
じ方向に進退移動可能な2本のアーム51a,51bお
よび2本のアーム51a,51bを進退移動させる移動
部52を備える。移動部52は昇降機構53および旋回
機構54に接続されており、これによって上部搬送領域
B2内で昇降および旋回移動する。
【0059】この上部搬送ユニット50は、4種類の基
板受け渡し動作を行う。第1の基板受け渡し動作は、基
板搬入搬出領域Cの移載ロボット12との間で行われ
る。上部搬送ユニット50から基板Wを移載ロボット1
2へ受け渡す場合には、上部搬送ユニット50のアーム
51a,51bを第1の基板受け渡し部60a内に伸ば
し、基板Wを支持台62上に受け渡す。その後、移載ロ
ボット12がアームを第1の基板受け渡し部60a内に
伸ばし、支持台62に載置された基板Wを保持して後退
する。また、移載ロボット12から上部搬送ユニット5
0に基板Wを受け渡す場合には、上記と逆の動作が行わ
れる。
【0060】第2の基板受け渡し動作は、冷却ユニット
IFCP1〜4との間で行われる。上述したように、冷
却ユニットIFCP1〜4は、上部搬送ユニット50と
の間で基板Wの受け渡しを行う際に、支持ピン22を第
4の待機位置H4に上昇させる。このとき、第4の待機
位置H4に対応する上部開口部29が開放される。上部
搬送ユニット50は上部搬送領域B2内を下降し、アー
ム51a,51bが冷却ユニットIFCP1〜4の上部
開口部29に対応する位置で停止する。そして、いずれ
かのアーム51a,51bを伸ばし、冷却ユニットIF
CP1〜4の支持ピン22上に保持された基板Wを受け
取り、または支持ピン22上に基板Wを渡し、後退す
る。その後、冷却ユニットIFCP1〜4の保持ピン2
2が下降して基板Wの受け渡しが終了する。
【0061】第3の基板受け渡し動作は、基板受け渡し
領域Dの搬送ロボット70との間で行われる。上部搬送
ユニット50から搬送ロボット70へ基板Wを受け渡す
場合には、基板Wを保持した上部搬送ユニット50のア
ーム51a,51bが第2の基板受け渡し部60b内に
伸びて支持台62上に基板Wを載置する。その後、搬送
ロボット70がアームを伸ばし、支持台62上の基板W
を保持して後退する。
【0062】また、搬送ロボット70から上部搬送ユニ
ット50に基板Wを受け渡す際には、上記と逆の動作が
行われる。
【0063】基板搬入搬出領域C、基板受け渡し領域D
および上部搬送領域B2の上部には、フィルタおよびフ
ァンからなる空気調整ユニット13,71,55がそれ
ぞれ配置されている。
【0064】ここで、本実施例における搬送領域B、下
部搬送領域B1、上部搬送領域B2がそれぞれ本発明の
基板搬送領域、第1の搬送空間、第2の搬送空間に相当
する。また、処理領域Aにおける第2の階層A1および
第3の階層A2の一部が第1の処理空間に相当し、第3
の階層A2の一部および第4、第5の階層A3,A4が
第2の処理空間に相当する。さらに、回転式塗布ユニッ
トSC1,SC2、回転式現像ユニットSD1,SD2
が第1の処理部に相当し、冷却ユニットIFCP1〜4
が第2の処理部に相当し、加熱ユニットHPが第3の処
理部に相当する。さらに、移載ロボット12が搬入搬出
用搬送ユニットに相当し、搬送ロボット70が受け渡し
用搬送ユニットに相当する。
【0065】次に、図1の基板処理装置の動作を説明す
る。例えば図4を参照して、基板搬入搬出領域Cの移載
ロボット12がカセット11から基板Wを取り出し、基
板搬入搬出領域C側に開口を有する3つの第1の基板受
け渡し部60aのうちの1つに基板Wを搬入する。
【0066】上部搬送領域B2の上部搬送ユニット50
は第1の基板受け渡し部60aに供給された基板Wを受
け取り、冷却ユニットIFCP1〜4の上部開口部29
から基板Wを冷却ユニットIFCP1〜4に受け渡す。
基板Wを受け取った冷却ユニットIFCP1〜4は、基
板Wに冷却処理を行う。冷却処理が終了すると、下部搬
送領域B1に配置された下部搬送ユニット40が冷却ユ
ニットIFCP1〜4から基板Wを取り出し、回転式塗
布ユニットSC1に基板Wを受け渡す。回転式塗布ユニ
ットSC1は、受け取った基板Wに処理液を回転塗布す
る。処理が終了すると、再び下部搬送ユニット40が基
板Wを回転式塗布ユニットSC1から取り出し、180
度旋回して冷却ユニットIFCP1に基板Wを受け渡
す。
【0067】冷却ユニットIFCP1は基板Wを上方に
押し上げ、上部開口部29を通して上部搬送ユニット5
0に基板Wを受け渡す。上部搬送ユニット50は受け取
った基板Wを熱処理ユニットHPに搬送する。加熱ユニ
ットHPは受け取った基板Wに対して加熱処理を行う。
処理が終了すると、処理済みの基板Wは再び上部搬送ユ
ニット50に渡され、第1の基板受け渡し部60aを通
して移載ロボット12に受け渡される。移載ロボット1
2は処理済みの基板Wを再びカセット11に戻す。
【0068】また、外部の露光装置による処理が終了
し、基板受け渡し領域Dに搬送された基板Wは、搬送ロ
ボット70に渡され、第2の基板受け渡し部60bに供
給される。その後、上記と同様に、基板Wは上部搬送ユ
ニット50により冷却ユニットIFCP1〜4、下部搬
送ユニット40を通り、例えば回転式現像ユニットSD
1に受け渡される。回転式現像ユニットSD1では基板
Wに現像処理を行う。現像処理が終了した基板Wは、再
び下部搬送ユニット40により、例えば冷却ユニットI
FCP4に受け渡され、さらに上部搬送ユニット50を
通して加熱ユニットHPに搬送され、熱処理が行われ
る。
【0069】熱処理が終了すると、上部搬送ユニット5
0から冷却ユニットIFCP1〜4に受け渡され、冷却
処理が行われる。冷却処理が終了した基板Wは再び上部
搬送ユニット50に受け渡され、第1の基板受け渡し部
60aを通り移載ロボット12に受け渡される。そし
て、移載ロボット12によりカセット11に戻される。
【0070】上記実施例による基板処理装置は、処理領
域Aの中央に下部搬送領域B1および上部搬送領域B2
が配置されている。下部搬送領域B1および上部搬送領
域B2にそれぞれ配置された下部搬送ユニット40およ
び上部搬送ユニット50は鉛直方向に昇降動作および旋
回動作のみを行うように形成されており、水平方向には
移動しない。このため、上部および下部搬送領域B1,
B2の平面占有面積は、水平方向に移動可能な搬送ユニ
ットを有する搬送領域に比べ小さくすることができる。
これにより、基板処理装置のフットプリントを低減する
ことができる。
【0071】また、処理領域Aにおいては、下部に回転
式塗布ユニットSC1,SC2および回転式現像ユニッ
トSD1,SD2を配置している。このため、回転処理
系を有するユニットが下部に配置されることによりメン
テナンス性を向上することができる。
【0072】さらに、冷却ユニットIFCP1〜4を下
部に配置し、加熱ユニットHPを上方に配置するととも
に、両者の間の雰囲気が遮断されている。これにより、
加熱ユニットHPから漏出する加熱雰囲気が冷却ユニッ
トIFCP1〜4あるいは回転処理系のユニットの内部
雰囲気に悪影響を及ぼすことが防止される。
【0073】さらに、下部搬送領域B1に配置された下
部搬送ユニット40は、互いに逆方向に進退可能な2つ
のアーム43a,43bを有している。加えて、この第
1の階層A1には、互いに連続した処理工程に用いられ
る処理ユニットが下部搬送ユニット40を介して対向配
置されている。これにより、下部搬送ユニット40の2
つのアーム43a,43bを互いに対向する方向に配置
された各処理ユニットにそれぞれ伸長し、基板Wを保持
して後退した後、180度旋回させてさらにアーム43
a,43bを伸長することにより、対向配置された処理
ユニット間で基板Wを同時に入れ換えることができる。
これにより、基板Wの受け渡し時間が短縮され、処理効
率が向上する。
【0074】さらに、冷却ユニットIFCP1〜4は、
冷却処理機構のみならず、上部搬送領域B2の上部搬送
ユニット50との間で基板Wの受け渡しを可能とするイ
ンタフェース機構を備えている。これにより、受け渡し
のためのインタフェース領域を新たに設けることなく上
部と下部との処理ユニットの間で基板Wの受け渡しが可
能となる。したがって、各処理ユニットの平面的な配置
効率が向上し、基板処理装置のフットプリントを低減す
ることができる。
【0075】さらに、図11および図12から明らかな
ように、基板搬入搬出領域Cの移載ロボット12は、3
つの第1の基板受け渡し部60aのそれぞれに基板Wを
受け渡すことが可能である。また基板受け渡し領域Dの
搬送ロボット70も3つの第2の基板受け渡し部60b
のそれぞれに基板Wを受け渡すことができる。このた
め、移載ロボット12および搬送ロボット70に近い第
1および第2の基板受け渡し部60a,60bを適宜選
択して基板Wの受け渡しを行うことにより基板Wの受け
渡し時間が短縮され、処理のスループットを向上するこ
とができる。
【0076】なお、上記実施例において、冷却ユニット
IFCP1〜4のいずれかに代えて下部搬送ユニット4
0と上部の搬送ユニット50との間で基板Wを受け取り
昇降移動させる基板昇降機構部を配置してもよい。
【0077】また、第1および第2の基板受け渡し部6
0a,60bに代えて、上部搬送領域B2側と基板搬入
搬出領域C側または基板受け渡し領域D側にそれぞれ開
口部を有する加熱ユニットHPを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による基板処理装置の斜視図で
ある。
【図2】図1における矢印P方向の側面図である。
【図3】図1における矢印Q方向の側面図である。
【図4】図2におけるX1−X1線断面図である。
【図5】図2におけるX2−X2線断面図である。
【図6】図2におけるX3−X3線断面図である。
【図7】図4におけるZ1−Z1線断面図である。
【図8】図4におけるZ2−Z2線断面図である。
【図9】図4におけるZ3−Z3線断面図である。
【図10】図4におけるY1−Y1線断面図である。
【図11】図4におけるY2−Y2線断面図である。
【図12】図4におけるY3−Y3線断面図である。
【図13】図4におけるY4−Y4線断面図である。
【図14】冷却ユニットの構造を示す断面図である。
【図15】下部搬送領域の搬送ユニットの構造を示す断
面図である。
【図16】従来の基板処理装置の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 処理領域 B 搬送領域 B1 上部搬送領域 B2 下部搬送領域 SC1,SC2 回転式塗布ユニット SD1,SD2 回転式現像ユニット 11 カセット 12 移載ロボット 13,55,71,80 空気調整ユニット IFCP1〜4 冷却ユニット HP 加熱ユニット 40 搬送ユニット 43a,43b アーム 50 搬送ユニット 60a,60b 第1および第2の基板受け渡し部 70 搬送ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 保夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 岩見 優樹 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 西村 讓一 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 森田 彰彦 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 西村 和浩 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行う複数の処理部が
    配置された処理領域と、 前記処理領域の一端部側に設けられ、外部との間で基板
    の搬入および搬出を行う基板搬入搬出領域と、 前記処理領域の内側に配置され、前記複数の処理部に取
    り囲まれた基板搬送領域とを備え、 前記基板搬入搬出領域と前記基板搬送領域との間で基板
    の受け渡しを行う第1の受け渡し部が設けられ、 前記基板搬送領域内には、前記処理部に基板を搬送する
    搬送手段が設けられたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理領域は、互いに雰囲気が遮断さ
    れた第1の処理空間および前記第1の処理空間の上方に
    形成された第2の処理空間を有し、 前記基板搬送領域は、互いに雰囲気が遮断されかつ前記
    第1および第2の処理空間にそれぞれ対応した第1およ
    び第2の搬送空間を有し、 前記第1の搬送空間と前記第2の搬送空間との間で基板
    の受け渡しを行う基板受け渡し手段が設けられ、 前記搬送手段は、 前記第1の搬送空間に設けられ、前記第1の処理空間に
    配置された処理部と前記基板受け渡し手段との間で基板
    を搬送する下部搬送ユニットと、 前記第2の搬送空間に設けられ、前記第2の処理空間に
    配置された処理部、前記第1の受け渡し部および前記基
    板受け渡し手段との間で基板を搬送する上部搬送ユニッ
    トとを含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の処理空間に配置された処理部
    は、処理液を用いて基板に処理を行う第1の処理部およ
    び加熱処理された基板を所定温度に冷却する第2の処理
    部であり、 前記第2の処理空間に配置された処理部は、基板に加熱
    処理を行う第3の処理部であることを特徴とする請求項
    2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の処理空間に配置された前記第
    1の処理部と前記第2の処理部とは前記第1の搬送空間
    を中心に対向して配置されており、 前記下部搬送ユニットは、互いに反対方向に進退自在で
    かつ鉛直方向の軸の周りで旋回自在な一対の基板保持部
    を有することを特徴とする請求項2または3記載の基板
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基板受け渡し手段は、前記第2の搬
    送空間に面する開閉自在な開口部と、前記開口部に対応
    する位置に基板を移動させる移動部と、基板を冷却する
    冷却部とを備えた第2の処理部であることを特徴とする
    請求項2〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の処理空間の前記基板搬入搬出
    領域側には、前記第1の受け渡し部が複数設けられ、 前記基板搬入搬出領域には、外部との間で受け渡される
    基板を収納した収納容器を支持する支持部と、前記支持
    部と前記複数の第1の受け渡し部との間で基板を搬送す
    る搬入搬出用搬送ユニットとが設けられたことを特徴と
    する請求項2〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理領域の他端部側には、隣接配置
    される他の基板処理装置との間で基板の受け渡しを行う
    基板受け渡し領域がさらに設けられ、 前記第2の処理空間の前記基板受け渡し領域側には前記
    第2の搬送空間と前記基板受け渡し領域との間で基板の
    受け渡しを行う第2の受け渡し部が設けられたことを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第2の受け渡し部は複数設けられて
    おり、 前記基板受け渡し領域には、前記第2の受け渡し部との
    間で受け渡された基板を搬送する受け渡し用搬送ユニッ
    トが設けられたことを特徴とする請求項2〜7のいずれ
    かに記載の基板処理装置。
JP9066325A 1997-03-19 1997-03-19 基板処理装置 Pending JPH10261684A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151384A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Tokyo Electron Ltd 処理装置
JP2002217267A (ja) * 2001-01-19 2002-08-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2018157014A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社Fuji 回路形成装置
CN111430268A (zh) * 2019-01-10 2020-07-17 东京毅力科创株式会社 处理装置

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