JP2007053203A - 基板処理装置および基板搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体のスループットを向上でき、生産効率を向上させることができる基板処理装置および基板搬送方法を提供する。
【解決手段】基板処理装置100は、基板Wに処理を施す4つの処理部3と、基板Wを収容する複数のカセット4を配列方向X1に沿って載置することができるカセット載置台5と、処理部3に基板Wを搬入/搬出する主搬送ロボットCRと、カセット4に基板Wを搬入/搬出するインデクサロボットIRとを備えている。処理部3は上下方向に積み重ねられて2階建て構造をなし、上段および下段にはそれぞれ一対の処理部3が配置されている。主搬送ロボットCRとインデクサロボットIRとの基板Wの受け渡しは、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を退避させた状態で、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15を第1上ハンド7および第1下ハンド8に対して進退させることにより達成される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基板を収容したカセットと基板に所定の処理を施す基板処理部との間で基板を搬送する基板処理装置および基板搬送方法に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。
半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板等の基板Wを処理するための基板処理装置は、たとえば、図8に示すように、基板処理モジュール201と、この基板処理モジュール201に結合されたインデクサモジュール202とを備えている。
基板処理モジュール201は、平面的に配列された4つの処理部203と、この4つの処理部203に取り囲まれるように中央に配置された主搬送ロボット204とを備えている。主搬送ロボット204は、前記処理部203に対して、未処理の基板Wを搬入し、処理済の基板Wを処理部203から搬出するための基板搬入/搬出動作を行う。
一方、インデクサモジュール202は、複数枚の基板Wを収容することができるカセット205が載置されるカセット載置台206と、このカセット載置台206に置かれたカセット205にアクセスして基板の搬入/搬出を行い、さらに、上述の主搬送ロボット204との間で基板の受け渡しを行うインデクサロボット207と、インデクサロボット207をカセット205の配列方向に沿って移動させる移動機構208とを備えている。
インデクサロボット207と主搬送ロボット204との間での基板Wの受け渡しは、インデクサロボット207が距離的に主搬送ロボット204に最も近づいた基板受け渡し位置P1に位置している状態で行われる。
インデクサロボット207は、カセット載置台206に置かれたいずれかのカセット205に対向する位置に移動機構208によって移動させられ、そのカセット205から未処理の1枚の基板Wを搬出する。インデクサロボット207は、カセット205から未処理の基板Wを搬出した後、移動機構208によって基板受け渡し位置P1に移動させられ、この未処理の基板Wを主搬送ロボット204に渡す。主搬送ロボット204は、インデクサロボット207から受け取った未処理の基板Wを、複数の処理部203のうちのいずれかに搬入する。一方、主搬送ロボット204は、処理済の基板Wを処理部203から取り出して、この処理済の基板Wを基板受け渡し位置P1に位置しているインデクサロボット207へと渡す。インデクサロボット207は、カセット載置台206に置かれたいずれかのカセット205に対向する位置に移動機構208によって移動させられ、主搬送ロボット204から受け取った処理済の基板Wをそのカセット205に収容する。
また、インデクサロボット207と主搬送ロボット204との間での基板Wの受け渡しにおいては、インデクサロボット207が移動機構208によって基板受け渡し位置P1に位置制御された状態で、インデクサロボット207に内蔵されている進退駆動機構(図示せず)がアーム209を伸ばすことによって、インデクサロボット207のアーム209の一端に取り付けられた基板保持ハンド210が主搬送ロボット204に向かって進出させられる。さらに、主搬送ロボット204に内蔵されている進退駆動機構(図示せず)が主搬送ロボット204の基板保持ハンド211をインデクサロボット207に向かって進出させ、この状態で、基板Wの受け渡しが行われる。
特開2002−313886号公報
ところが、このような基板処理装置では、インデクサロボット207の搬送負荷が大きく、インデクサロボット207の搬送動作が装置全体のスループットの低下を招いていた。具体的には、インデクサロボット207は、カセット載置台206に置かれた複数のカセット205にアクセスして基板Wの搬入/搬出を行っており、また、主搬送ロボット204と基板Wの受け渡し動作も行っている。
インデクサロボット207と主搬送ロボット204との間での基板Wの受け渡しは、インデクサロボット207が基板受け渡し位置P1に位置制御された状態で行われる。そのため、インデクサロボット207を、基板Wの搬入/搬出を行うカセット205に対向する位置と基板受け渡し位置P1との間で移動させなければならない。また、主搬送ロボット204は処理部203に取り囲まれるように中央に配置されているため、主搬送ロボット204とインデクサロボット207とは、互いに離れた位置に配置されている。そのため、主搬送ロボット204とインデクサロボット207とは、それぞれの基板保持ハンド210,211を進出させた状態で基板Wの受け渡しを行わなければならず、インデクサロボット207にとっては、その基板保持ハンド210の進退動作が負担となっていた。
このように、インデクサロボット207の搬送負荷は大きく、そのため、インデクサロボット207の搬送動作が装置全体のスループットの低下を招いていた。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、装置全体のスループットを向上でき、生産効率を向上させることができる基板処理装置および基板搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)を収容するためのカセット(4)が載置されるカセット載置台(5)と、このカセット載置台に載置されたカセットに対して進退可能な第1基板保持ハンド(7,8)を有し、この第1基板保持ハンドによって前記カセットに対して基板を受け渡しするための第1搬送機構(IR)と、上下方向に積層され、基板に所定の処理を施すための複数の基板処理部(3)と、前記第1搬送機構および前記複数の基板処理部に対して進退可能であり、かつ所定の定位置に設定された、鉛直軸(19a)を中心に旋回可能な第2基板保持ハンド(14,15)を有し、この第2基板保持ハンドによって前記第1搬送機構および前記複数の基板処理部に対して基板を受け渡しするための第2搬送機構(CR)と、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが基板を受け渡しするときに、前記第1基板保持ハンドを退避させた状態で、前記第2基板保持ハンドを前記第1基板保持ハンドに対して進退させる制御手段(21)とを含むことを特徴とする基板処理装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、複数の基板処理部を上下方向に積層することにより、基板処理部の設置面積を減少させることができる。また、複数の基板処理部を上下方向に積層することにより、第2搬送機構の周囲の空間に余裕が生まれるから、第1搬送機構を第2搬送機構の近傍に配置して、第1搬送機構と第2搬送機構との間の距離を短縮することができる。したがって、第1基板保持ハンドを退避させた状態で、第2基板保持ハンドを第1基板保持ハンドに対して進退させ、基板の受け渡しを行うことができる。すなわち、第1基板保持ハンドの進退動作を行うことなく、第2基板保持ハンドを第1基板保持ハンドの方へ進出させて接近させたり、また、退避させて元の位置に戻したりすることによって基板の受け渡しを行うことができる。その結果、第1搬送機構の搬送負荷を低減することができ、基板処理装置全体の生産効率を向上することができる。
請求項2記載の発明は、前記カセット載置台は、複数のカセットを所定の配列方向(X1)に沿って載置することができるものであり、前記所定の配列方向に沿って前記第1搬送機構を移動させるための移動機構(6)をさらに含み、前記制御手段は、前記第1搬送機構が複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との間での基板の受け渡しを行わせるものであることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
この構成によれば、第1搬送機構は、移動機構によってカセットの配列方向に沿って移動させられる。これにより、複数のカセットのそれぞれに対向する位置に第1搬送機構を位置させることができる。
また、第1搬送機構は複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、第2搬送機構との間での基板の受け渡しを行うことができる。すなわち、第1搬送機構は、複数のカセットのそれぞれにアクセス可能な位置で、第2搬送機構との間で基板の受け渡しを行うことができる。これにより、第1搬送機構が、距離的に第2搬送機構に最も近づいた基板受け渡し位置に移動する必要がないので、第1搬送機構の搬送負荷を軽減できる。また、第1搬送機構は、直前にカセットにアクセスしたときの位置、または直後にカセットにアクセスするときの位置で、第2搬送機構との間で、基板を受け渡しすることができる。このように、第1搬送機構の移動を抑制することができるので、それに応じて第1搬送機構の搬送負荷を軽減できる。これにより、基板処理装置の生産効率を向上できる。
請求項3記載の発明は、前記第1搬送機構は、前記カセット載置台に載置されたカセットに対向する姿勢と前記第2搬送機構に対向する姿勢とに前記第1基板保持ハンドを旋回させる第1ハンド旋回機構(12)をさらに有し、前記制御手段は、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との間での基板の受け渡しに際して、前記第1ハンド旋回機構を制御することにより、前記第1基板保持ハンドを前記第2搬送機構に対向する姿勢に制御するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置である。
この発明によれば、第1ハンド旋回機構によって第1搬送機構をカセット載置台上のカセットに対向する姿勢にさせて、第1搬送機構にカセット載置台のカセットに対する基板の搬入/搬出を行わせることができる。また、第1搬送機構と第2搬送機構との間の基板の受け渡しに際して、第1ハンド旋回機構によって、第1搬送機構を第2搬送機構に対向する姿勢にさせて、第1搬送機構と第2搬送機構との間の基板の受け渡しを行わせることができる。特に、請求項2に記載の発明のように、第1搬送機構が複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、第1搬送機構と第2搬送機構との間での基板の受け渡しを行う場合、第1ハンド旋回機構によって、第1搬送機構を第2搬送機構に対向する姿勢にさせることができるので、第1基板保持ハンドと第2基板保持ハンドとの間での基板の受け渡しを簡単な装置構成でスムーズに行うことができる。
請求項4記載の発明は、前記複数の基板処理部は、前記第2搬送機構に対して前記第1搬送機構とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成により、第2搬送機構を、第1搬送機構と基板処理部との間に配置することができる。これにより、第1搬送機構と第2搬送機構との間の距離を短縮することができる。したがって、第1搬送機構と第2搬送機構との間の基板の受け渡しに際して、第2搬送機構の第2基板保持ハンドが進退する距離(ストローク)を小さくすることができる。よって、装置構成を簡単にすることができ、かつ、コストを低下させることができる。
請求項5記載の発明は、基板を収容するためのカセットに対して第1基板保持ハンドを進退させることによってこのカセットに対して基板を受け渡しする第1基板搬送工程と、
上下方向に積層されて基板に所定の処理を施すための複数の基板処理部のうちの所定の基板処理部に対して第2基板保持ハンドを進退させることによって、この所定の基板処理部に対して基板を受け渡しする第2基板搬送工程と、前記第1基板保持ハンドを退避させた状態で、前記第1基板保持ハンドに対して前記第2基板保持ハンドを進退させることによって、前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとの間で基板を受け渡しする第3基板搬送工程とを含むことを特徴とする基板搬送方法である。
この発明によれば、第1基板保持ハンドの搬送負荷を低減することができる。これにより、装置全体のスループットを向上でき、基板処理の生産効率を向上することができる。
請求項6記載の発明は、前記第3基板搬送工程は、前記第1基板保持ハンドが複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとの間で基板を受け渡しする工程を含むことを特徴とする請求項5記載の基板搬送方法である。
この発明によれば、第1基板保持ハンドの搬送負荷を一層低減することができる。これにより、装置全体のスループットを向上でき、基板処理の生産効率を向上することができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態が適用された基板処理装置のレイアウトを示す図解的な平面図であり、図2は、図1における基板処理装置の矢視II方向から見た図解的な正面図である。この基板処理装置100は、半導体ウエハ等の基板Wに対して、洗浄処理やエッチング処理等の各種の処理を施すための装置である。この基板処理装置100は、基板処理モジュール1と、この基板処理モジュール1に結合されたインデクサモジュール2とを備えている。
基板処理モジュール1は、基板Wに洗浄処理やエッチング処理等の各種の処理を施すための複数の処理部3と、主搬送ロボットCRとを備えている。主搬送ロボットCRは処理部3に対して未処理の基板Wを搬入する搬入動作と、処理済の基板Wを処理部3から搬出するための搬出動作とを行い、且つインデクサモジュール2との間で基板Wの受け渡しを行う。
インデクサモジュール2は、基板Wをそれぞれ複数枚収容できる複数のカセット4が所定の配列方向X1(以下「カセット配列方向X1」という。)に沿って配列された状態で載置されるカセット載置台5と、このカセット載置台5に載置されたカセット4に対して処理済の基板Wを搬入する搬入動作と、未処理の基板Wをカセット4から搬出するための搬出動作とを行い、且つ主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを行うインデクサロボットIRと、このインデクサロボットIRを前記カセット配列方向X1に沿って移動させる移動機構6とを備えている。
なお、移動機構6は、たとえば、インデクサロボットIRの移動する方向(すなわち、前記カセット配列方向X1)に沿って延びて配置され、インデクサロボットIRの移動を案内するリニアガイド(図示せず)と、このリニアガイドに沿うインデクサロボットIRの移動動作を駆動制御するベルト機構またはボールねじ機構等の駆動機構(図示せず)とから構成される。
処理部3は、この実施の形態では4つ備えられている。これらの処理部3は上下方向に積み重ねられた2階建て構造をなし、上段および下段にはそれぞれ一対の処理部3が配置されている。上下各段の一対の処理部3は、カセット配列方向X1と平行に配列され、カセット配列方向X1に所定距離離隔して配置されている。また、処理部3とカセット載置台5とは、カセット配列方向X1に直交する水平方向に所定距離離隔して配置されている。
インデクサロボットIRおよび主搬送ロボットCRは、処理部3とカセット載置台5との間に配置されている。具体的には、インデクサロボットIRは、カセット載置台5と処理部3との間でカセット載置台5寄りに配置されている。インデクサロボットIRは、移動機構6によってカセット配列方向X1に沿って水平移動させられ、それぞれのカセット4に対向するように位置することができる。主搬送ロボットCRは、カセット載置台5と処理部3との間で処理部3寄りの位置であり、且つ上下各段の一対の処理部3の間に配置されている。すなわち、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとは、基板処理装置100の正面方向(矢視II方向)から見ると互いに隣接して配置されている。
インデクサロボットIRは、第1上ハンド7が先端に取り付けられた第1上アーム9および第1下ハンド8が先端に取り付けられた第1下アーム10を備えている。また、主搬送ロボットCRは、第2上ハンド14および第2下ハンド15を備えている。
図3は、インデクサロボットを基板処理装置の正面方向からみた状態を図解的に示す側面図である。インデクサロボットIRは、前記第1上アーム9と、前記第1下アーム10と、これらの第1上アーム9および第1下アーム10を保持する第1基台部11と、第1基台部11を鉛直軸線まわりに回転させるための第1旋回機構12と、第1基台部11を鉛直方向に昇降させるための第1昇降駆動機構13と、第1上アーム9を屈伸させて第1上ハンド7を水平方向に進退させるための第1上進退駆動機構21aと、第1下アーム10を屈伸させて第1下ハンド8を水平方向に進退させるための第1下進退駆動機構21bとを備えている。
第1上アーム9および第1下アーム10は、いずれも多関節型の屈伸式アームであり、一端に第1上ハンド7および第1下ハンド8がそれぞれ取り付けられ、他端が第1基台部11に共通に取り付けられている。
第1上進退駆動機構21aは、第1基台部11に内蔵され、第1上アーム9に接続されている。第1上アーム9は、第1上進退駆動機構21aによって屈伸させられ、これにより、第1上ハンド7が水平方向に進退させられる。第1下進退駆動機構21bは、第1基台部11に内蔵され、第1下アーム10に接続されている。第1下アーム10は、第1下進退駆動機構21bによって屈伸させられ、これにより、第1下ハンド8が水平方向に進退させられる。第1上アーム9および第1下アーム10は、第1上進退駆動機構21aおよび第1下進退駆動機構21bによって互いに独立して屈伸させられ、これにより第1上ハンド7および第1下ハンド8は互いに独立して進退させられる。
第1上アーム9に取り付けられた第1上ハンド7は、第1下アーム10に取り付けられた第1下ハンド8よりも上方において進退するようになっており、第1上アーム9および第1下アーム10が第1基台部11の上方に退避させられた初期状態では、これらの第1上ハンド7および第1下ハンド8は鉛直方向から見たときに同じ位置にある。
第1旋回機構12は、第1上アーム9および第1下アーム10が保持された第1基台部11を鉛直軸線まわりに回転させる。また、第1昇降駆動機構13は第1基台部11を鉛直方向に昇降させる。これにより、インデクサロボットIRは、第1上アーム9および第1下アーム10にそれぞれ取り付けられた第1上ハンド7および第1下ハンド8を主搬送ロボットCRに対向させる姿勢をとることができ、その姿勢で主搬送ロボットCRとの間で基板Wの受け渡しを行える。また、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13および移動機構6により、インデクサロボットIRは第1上ハンド7および第1下ハンド8をカセット載置台5に載置されたカセット4に対向させる姿勢をとることができ、その姿勢でカセット4に対する基板Wの搬入/搬出を行える。
図4は、主搬送ロボットを基板処理装置の正面方向からみた状態を図解的に示す側面図である。主搬送ロボットCRは、前記第2上ハンド14と、前記第2下ハンド15と、これら第2上ハンド14および第2下ハンド15が直線的に進退可能に保持された第2基台部18と、第2基台部18を鉛直軸19cまわりに回転させるための第2旋回機構19と、第2基台部18を鉛直方向に昇降させるための第2昇降駆動機構20と、第2上ハンド14を水平方向に進退させるための第2上進退駆動機構22aと、第2下ハンド15を水平方向に進退させるための第2下進退駆動機構22bとを備えている。
第2旋回機構19は、鉛直軸19cを中心とする回転軸19aと、駆動源(図示せず)が内蔵された旋回駆動部19bとを含む。回転軸19aは一端が第2基台部18の下部に固定され、他端が旋回駆動部19bに回転可能に保持されている。旋回駆動部19bに内蔵された駆動源の駆動によって、回転軸19aが鉛直軸19cまわりに回転させられる。これにより、回転軸19aの一端に固定された第2基台部18、第2上ハンド14および第2下ハンド15は回転軸19aを中心として鉛直軸19cまわりに回転させられる。少なくとも基板処理動作中は、主搬送ロボットCR全体が装置内で移動することはなく、ハンド14,15の回転中心である鉛直軸19cは、所定の固定位置に保持されている。
第2昇降駆動機構20は、アーム状の昇降部材20aと、駆動源(図示せず)が内蔵された昇降駆動部20bとを含む。昇降部材20aは一端が旋回駆動部19bに固定され、他端が昇降駆動部20bに鉛直方向に昇降可能に保持されている。昇降駆動部20bに内蔵された駆動源の駆動によって、昇降部材20aが鉛直方向に昇降される。これにより、昇降部材20aに固定された旋回駆動部19bを含む第2旋回機構19、第2基台部18、第2上ハンド14および第2下ハンド15が鉛直方向に昇降される。
第2上進退駆動機構22aは、第2基台部18に内蔵され、第2上ハンド14に接続されている。第2上ハンド14は、第2上進退駆動機構22aによって水平方向に進退させられる。第2下進退駆動機構22bは、第2基台部18に内蔵され、第2下ハンド15に接続されている。第2下ハンド15は、第2下進退駆動機構22bによって水平方向に進退させられる。第2上ハンド14および第2下ハンド15は、第2上進退駆動機構22aおよび第2下進退駆動機構22bによって互いに独立して進退させられる。
また、第2上ハンド14は第2下ハンド15よりも上方において進退するようになっており、第2上ハンド14および第2下ハンド15が第2基台部18の上方に退避させられた初期状態では、これらの第2上ハンド14および第2下ハンド15は鉛直方向から見たときに同じ位置にある。
第2旋回機構19は、第2上ハンド14および第2下ハンド15が保持された第2基台部18を鉛直軸19cまわりに回転させる。また、第2昇降駆動機構20は第2基台部18を鉛直方向に昇降させる。これにより、主搬送ロボットCRは、第2上ハンド14および第2下ハンド15をいずれかの処理部3に対向させる姿勢をとることができ、その姿勢で当該処理部3に対する基板Wの搬入/搬出を行える。また、主搬送ロボットCRは、第2上ハンド14および第2下ハンド15をインデクサロボットIRに対向させる姿勢をとることができ、その姿勢で、インデクサロボットIRとの間で基板Wの受け渡しを行える。
また、主搬送ロボットCRは、鉛直軸19cがカセット載置台5と処理部3との間で処理部3寄りの位置であり、且つ上下各段の一対の処理部3の間に配置されている。さらに、主搬送ロボットCRは、鉛直軸19cと各処理部3との水平方向の距離が等しくなるように配置されている。
図1に示すように、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8ならびに主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15は、たとえば、いずれもフォーク状に形成されており、基板Wを保持できるようになっている。インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8はほぼ同形状であり、また、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15はほぼ同形状である。インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8ならびに主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15は、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間で基板Wを受け渡す際の干渉を防ぐため、平面視において重なり合わないように互いに噛み合う形状を有していて、第1、第2上ハンド7,14間または第1、第2下ハンド8,15間で、基板Wを直接受け渡すことができる。すなわち、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8は、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15から基板Wを直接受け取ることができる。同様に、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8は、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15に、基板Wを直接渡すことができる。
図5は、前記基板処理装置の制御に関する構成を示すブロック図である。この基板処理装置100は、制御装置21を備えている。この制御装置21は、基板処理モジュール1の第2旋回機構19、第2昇降駆動機構20、第2上進退駆動機構22aおよび第2下進退駆動機構22bの動作を制御する。また、制御装置21は、インデクサモジュール2の第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13、第1上進退駆動機構21a、第1下進退駆動機構21bおよび移動機構6の動作を制御する。
次に、主搬送ロボットCRとインデクサロボットIRとの間での基板Wの受け渡しについて具体的に説明する。
図6は、基板の受け渡しシーケンスの一例を説明するための図解図である。インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8の進退動作を行わずに、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15をインデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8に対して進退させることにより行われる。
インデクサロボットIRは、第1下ハンド8で未処理の基板Wを保持し、第1上ハンド7で処理済の基板Wを保持して、それらの基板Wを搬送するように制御される。同様に、主搬送ロボットCRは、第2下ハンド15で未処理の基板Wを保持し、第2上ハンド14で処理済の基板Wを保持して、それらの基板Wを搬送するように制御される。そして、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、未処理の基板Wおよび処理済の基板Wを交換するように動作する。すなわち、インデクサロボットIRは、未処理の基板Wを主搬送ロボットCRに渡し、主搬送ロボットCRは、インデクサロボットIRに処理済の基板Wを渡す。
処理済の基板Wを受け取ったインデクサロボットIRは、カセット載置台5に載置されたカセット4のいずれかにアクセスし、当該カセット4から未処理の基板Wを搬出するとともに、当該カセット4に処理済の基板Wを搬入する。むろん、インデクサロボットIRは、或るカセット4から未処理の基板Wを搬出するとともに、別のカセット4に対して処理済の基板Wを搬入する動作を行う場合もある。
一方、未処理の基板Wを受け取った主搬送ロボットCRは、複数の処理部3のいずれかにアクセスし、この処理部3から処理済の基板Wを搬出し、その後に当該処理部3に対して未処理の基板Wを搬入する。むろん、処理部3内に処理済の基板Wがなければ、未処理の基板Wの搬入動作のみが行われ、処理部3に対して搬入すべき未処理の基板Wがなければ、処理済の基板Wの搬出動作のみが行われる。
インデクサロボットIRによるカセット4に対する基板Wの搬入/搬出および主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、制御装置21が、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13、第1上進退駆動機構21a、第1下進退駆動機構21bおよび移動機構6を制御することによって行われる。具体的には、制御装置21は、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御し、図6(a)に示すように、インデクサロボットIRを所定のカセット4に対向させる姿勢にする。すなわち、第1上アーム9に取り付けられた第1上ハンド7とカセット4とが対面させられる。次に、制御装置21は第1上進退駆動機構21aを制御し、予め処理済の基板Wを保持させられた第1上ハンド7をカセット4に対して進出させる。すなわち、第1上アーム9が伸ばされて、第1上ハンド7がカセット4に対して水平移動させられる。
これに引き続いて、制御装置21は、第1上進退駆動機構21aおよび第1昇降駆動機構13を制御し、第1上ハンド7をやや下方へ移動させてカセット4に基板Wを置き、その後、第1上アーム9を退避させる。すなわち、カセット4に基板Wが渡された後、第1上アーム9が縮められ、第1上ハンド7が水平姿勢を保たれつつ第1基台部11の中心部の方へ水平移動させられる。これにより、第1上アーム9は初期の位置に復帰させられる。このようにして、第1上ハンド7に保持された処理済の基板Wがカセット4に渡され、インデクサロボットIRのカセット4に対する基板Wの搬入が行われる。
次に、制御装置21は、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御し、インデクサロボットIRを、図6(b)に示すように、基板Wが搬入されたカセット4または別のカセット4に対向する位置に移動させ、第1下アーム10に取り付けられた第1下ハンド8がそのカセット4に対向する姿勢にする。制御装置21は、第1下進退駆動機構21bおよび第1昇降駆動機構13を制御して、カセット4に対して第1下ハンド8を進出させる。すなわち、第1下アーム10が伸ばされて、第1下ハンド8がカセット4内に収容されている基板Wのやや下方に水平移動させられる。さらに、制御装置21は第1下進退駆動機構21bおよび第1昇降駆動機構13を制御して、第1下ハンド8をやや上方に移動させることにより第1下ハンド8に基板Wを保持させ、その後、第1下アーム10を退避させる。これにより、カセット4内の未処理の基板Wが第1下ハンド8に渡されて、インデクサロボットIRのカセット4に対する基板Wの搬出が行われる。なお、図6(b)は第1下ハンド8に基板Wを保持させた状態を示している。
このようにして、カセット4に対して第1上ハンド7および第1下ハンド8を進退させることによって、カセット4に対して基板Wを受け渡しする第1基板搬送工程が行われる。
次に、制御装置21は、第1旋回機構12および第1昇降駆動機構13を制御して、図6(c)に示すように、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8が主搬送ロボットCRと対向する姿勢にする。この状態で、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しが行われる。基板Wの受け渡しが行われた後は、制御装置21は、インデクサロボットIRを再び所定のカセット4に対向する位置に移動させ、上述のカセット4に対する基板Wの搬入/搬出動作およびインデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを繰り返させる。
一方、主搬送ロボットCRによる処理部3に対する基板Wの搬入/搬出およびインデクサロボットIRとの間での基板Wの受け渡しは、制御装置21が、第2旋回機構19、第2昇降駆動機構20、第2上進退駆動機構22aおよび第2下進退駆動機構22bを制御することによって行われる。具体的には、制御装置21は、第2旋回機構19および第2昇降駆動機構20を制御して、図6(a)に示すように、主搬送ロボットCRをいずれかの処理部3に対向させる姿勢にする。すなわち、第2上ハンド14と処理部3内の処理済の基板Wとが対面させられ、第2上ハンド14が基板Wに対してやや下方の高さに位置するように移動させられる。次に、制御装置21は、第2上進退駆動機構22aおよび第2昇降駆動機構20を制御し、第2上ハンド14をこの処理部3に対して進出させる。すなわち、第2上ハンド14が第2基台部18上で直線的に相対移動して処理部3に近づき、処理部3内の基板Wのやや下方に水平移動させられる。
これに引き続いて、制御装置21は、第2上進退駆動機構22aおよび第2昇降駆動機構20を制御して、第2上ハンド14をやや上方に移動させることにより第2上ハンド14に基板Wを保持させ、その後、第2上ハンド14を退避させる。すなわち、第2上ハンド14に処理部3内の基板Wが保持された後、第2上ハンド14が第2基台部18上で直線的に相対移動して処理部3から遠ざかり、第2上ハンド14の水平姿勢が保たれたまま移動させられる。これにより、第2上ハンド14は初期の位置に復帰させられる。このようにして、第2上ハンド14に処理部3内の処理済の基板Wが渡され、主搬送ロボットCRの処理部3に対する基板Wの搬出が行われる。
次に、制御装置21は、第2昇降駆動機構20を制御して、図6(b)に示すように、第2下ハンド15を基板Wの搬出が行われた処理部3に対向させる姿勢にする。すなわち、未処理の基板Wが保持された第2下ハンド15と処理部3とが互いに向き合う姿勢にされる。次に、制御装置21は、第2下進退駆動機構22bを制御し、第2下ハンド15をこの処理部3に対して進出させる。すなわち、第2下ハンド15が第2基台部18上で直線的に相対移動して処理部3に近づき、第2下ハンド15の水平姿勢が保たれたまま移動させられる。
これに引き続いて、制御装置21は、第2下進退駆動機構22bおよび第2昇降駆動機構20を制御して、第2下ハンド15をやや下方に移動させ、処理部3に基板Wを渡した後、第2下ハンド15を退避させる。これにより、第2下ハンド15に保持された未処理の基板Wを処理部3に渡すことができ、主搬送ロボットCRの処理部3に対する基板Wの搬入が行われる。
このようにして、処理部3に対して第2上ハンド14および第2下ハンド15を進退させて、処理部3に対して基板Wを受け渡しする第2基板搬送工程が行われる。
次に、制御装置21は、第2旋回機構19および第2昇降駆動機構20を制御して、図6(c)に示すように、主搬送ロボットCRを第2上ハンド14および第2下ハンド15がインデクサロボットIRに対向する姿勢にする。この状態で、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しが行われる。基板Wの受け渡しが行われた後は、制御装置21は、主搬送ロボットCRを再び第2上ハンド14および第2下ハンド15がいずれかの処理部3に対向する姿勢にさせ、上述の処理部3に対する基板Wの搬入/搬出動作およびインデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを繰り返させる。
インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、図6(c)に示すように、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとが互いに向かい合った状態で行われる。
制御装置21は、第2上進退駆動機構22aを制御して、図6(d)に示すように、処理済の基板Wを保持した第2上ハンド14をインデクサロボットIRの方へ進出させる。すなわち、第2上ハンド14がインデクサロボットIRの第1上ハンド7のやや上方に移動させられる。この際に、第1上ハンド7と第2上ハンド14とは互いに干渉しないように平面視にて噛み合うような位置関係となる。次に、制御装置21は第2昇降駆動機構20を制御して、第2上ハンド14を下降させて、第2上ハンド14に保持された基板Wを第1上ハンド7に直接渡させる。この際に、第1上ハンド7は、主搬送ロボットCRの方へ進出されず、退避された状態のままで基板Wの受け渡しが行われる。
さらに、制御装置21は、第2下進退駆動機構22bを制御して、主搬送ロボットCRの第2下ハンド15をインデクサロボットIRの方へ進出させる。すなわち、第2下ハンド15がインデクサロボットIRの第1下ハンド8のやや下方に移動させられる。この際に、第1下ハンド8と第2下ハンド15とは互いに干渉しないように平面視にて噛み合うような位置関係となる。この後、制御装置21は第2昇降駆動機構20を制御して、主搬送ロボットCRの第2下ハンド15を上昇させて、インデクサロボットIRの第1下ハンド8に保持された基板Wを第2下ハンド15に直接受け渡させる。この際に、第1下ハンド8は、主搬送ロボットCRの方へ進出されず、退避された状態のままで基板Wの受け渡しが行われる。
これにより、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を退避させた状態で、これら第1上ハンド7および第1下ハンド8に対して主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15を進退させて、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間で基板Wを受け渡す第3基板搬送工程が行われる。
このように、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとが互いに接近して配置されているので、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を退避させた状態で行うことができる。また、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しに際して、インデクサロボットIRを基板Wの受け渡しを行うために定められた一定の基板受け渡し位置に移動機構6によって移動しなくてもよい。
以上のように、この実施形態によれば、複数の処理部3を上下方向に積層することにより、主搬送ロボットCRとインデクサロボットIRとの間の処理部をなくし、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとを基板処理装置100の正面方向から見て隣接するように配置している。これにより、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間の距離を短縮することができる。
インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの距離を短縮することにより、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を退避させた状態で、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15のみを第1上ハンド7および第1下ハンド8に対して進退させれば、基板Wの受け渡しを行うことができる。また、インデクサロボットIRを一定の基板受け渡し位置に移動させずに、インデクサロボットIRがカセット4と対向するいずれの位置においても基板Wの受け渡しを行うことができる。
これにより、基板Wの受け渡しに際して、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を進退させる時間やインデクサロボットIRを基板Wの受け渡しを行うために定められた一定の基板受け渡し位置に移動させる時間を省くことができる。すなわち、インデクサロボットIRの搬送負荷を低減することができ、これにより、基板処理装置全体の生産効率を向上させることができる。
図7は、前述の基板処理装置における基板の受け渡しシーケンスの他の例を説明するための図解図である。
この図7におけるインデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しと、図6におけるインデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しとの主要な相違点は、インデクサロボットIRが一定の基板受け渡し位置P2に位置した状態で、インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを行うことである。
インデクサロボットIRによるカセット4に対する基板Wの搬入/搬出および主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、制御装置21が、第1上進退駆動機構21a、第1下進退駆動機構21b、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御することによって行われる。
制御装置21は、第1上進退駆動機構21a、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御し、図7(a)に示すように、第1上ハンド7により、処理済の基板Wを所定のカセット4へと搬入させる。
次に、制御装置21は、第1下進退駆動機構21b、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御し、図7(b)に示すように、第1下ハンド8をカセット4に対して進退させることにより、カセット4(基板Wを搬入した同じカセットでも別のカセットでもよい)から、未処理の基板Wを搬出させる。
この後、制御装置21は、第1旋回機構12、第1昇降駆動機構13および移動機構6を制御し、図7(c)に示すように、インデクサロボットIRを基板受け渡し位置P2に移動させ、第1上ハンド7および第1下ハンド8が主搬送ロボットCRに対向する姿勢にする。基板受け渡し位置P2は、この実施形態では、基板処理装置100のカセット配列方向X1の中央付近に設定されている。
これにより、インデクサロボットIRは、主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを行う際に、主搬送ロボットCRに対して最も直線距離の短い位置に配置される。
インデクサロボットIRは、制御装置21によって基板受け渡し位置P2に移動させられた後、図7(d)に示すように、主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しを行う。
基板Wの受け渡しが行われた後は、制御装置21は、インデクサロボットIRをいずれかのカセット4に対向する位置に移動させ、カセット4に対する基板Wの搬入/搬出から主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しまでの一連の動作を繰り返させる。
一方、主搬送ロボットCRの処理部3に対する基板Wの搬入/搬出およびインデクサロボットIRとの基板Wの受け渡しは、制御装置21が、第2上進退駆動機構22a、第2下進退駆動機構22b、第2旋回機構19および第2昇降駆動機構20を制御することによって行われる。
制御装置21は、第2上進退駆動機構22a、第2旋回機構19および第2昇降駆動機構20を制御し、図7(a)に示すように、主搬送ロボットCRを第2上ハンド14がいずれかの処理部3に対向する姿勢にする。この状態で主搬送ロボットCRは、第2上ハンド14を処理部3に対して進退させることにより、処理部3から処理済の基板Wを搬出する。
次に、制御装置21は、第2下進退駆動機構22bおよび第2昇降駆動機構20を制御し、図7(b)に示すように、第2下ハンド15を処理部3に対して進退させることにより、予め第2下ハンド15に保持させられていた未処理の基板Wを同一の処理部3に搬入させる。
次に、制御装置21は、第2旋回機構19および第2昇降駆動機構20を制御して、図7(c)に示すように、主搬送ロボットCRを第2上ハンド14および第2下ハンド15がインデクサロボットIRに対向する姿勢にする。
この後、インデクサロボットIRは、図7(d)に示すように、主搬送ロボットCRとの間で基板Wの受け渡しを行う。基板Wの受け渡しが行われた後は、制御装置21は、主搬送ロボットCRを再び第2上ハンド14および第2下ハンド15がいずれかの処理部3に対向する姿勢にさせ、上述の処理部3に対する基板Wの搬入/搬出からインデクサロボットIRとの間での基板Wの受け渡しまでの一連の動作を繰り返させる。
インデクサロボットIRと主搬送ロボットCRとの間での基板Wの受け渡しは、図7(c)に示すように、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8と主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15とがそれぞれ向かい合った状態で行われる。
制御装置は、第2上進退駆動機構22a、第2下進退駆動機構22bおよび第2昇降駆動機構20を制御して、図7(d)に示すように、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を退避させた状態で、主搬送ロボットCRの第2上ハンド14および第2下ハンド15をインデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8に対して進退させて基板Wの受け渡しを行わせる。これにより、インデクサロボットIRおよび主搬送ロボットCRが互いに保持している基板Wを、それぞれ受け渡すことができる。
これにより、基板Wの受け渡しに際して、インデクサロボットIRの第1上ハンド7および第1下ハンド8を進退させる時間を省くことができる。すなわち、インデクサロボットIRの搬送負荷を低減することができ、したがって、基板処理装置全体の生産効率を向上させることができる。
また、インデクサロボットIRを、主搬送ロボットCRに対して非常に近い位置に配置させて、基板Wの受け渡しを行わせることにより、主搬送ロボットCRを小型化することができる。すなわち、インデクサロボットIRが主搬送ロボットCRの近傍に配置された状態で基板Wの受け渡しを行うので、第2上ハンド14および第2下ハンド15の進退距離(ストローク)を短くすることができ、それに応じて主搬送ロボットCRを小型化することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。例えば、前記の実施形態では、処理部を上段と下段との2層に積層した例について説明したが、処理部は2層以上に積層されていてもよい。
また、前記の実施形態では、インデクサロボットおよび主搬送ロボットが、いずれも、一対の基板保持ハンドを有するダブルハンド型のものである例について説明したが、インデクサロボットおよび主搬送ロボットのいずれか一方または両方が、一つの基板保持ハンドのみを持つシングルハンド型のロボットであってもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態が適用された基板処理装置のレイアウトを示す図解的な平面図である。 前記基板処理装置の矢視II方向から見た図解的な正面図である。 インデクサロボットを基板処理装置の正面方向からみた状態を図解的に示す側面図である。 主搬送ロボットを基板処理装置の正面方向からみた状態を図解的に示す側面図である。 前記基板処理装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 基板の受け渡しシーケンスの一例を説明するための図解図である。 前述の基板処理装置における基板の受け渡しシーケンスの他の例を説明するための図解図である。 従来の基板処理装置のレイアウトを示す図解的な平面図である。
符号の説明
3 処理部(基板処理部)
4 カセット
5 カセット載置台
6 移動機構
7 第1上ハンド(第1基板保持ハンド)
8 第1下ハンド(第1基板保持ハンド)
14 第2上ハンド(第2基板保持ハンド)
15 第2下ハンド(第2基板保持ハンド)
12 第1旋回機構(第1ハンド旋回機構)
19 第2旋回機構(第2ハンド旋回機構)
19c 鉛直軸
21 制御装置(制御手段)
100 基板処理装置
W 基板
IR インデクサロボット(第1搬送機構)
CR 主搬送ロボット(第2搬送機構)
X1 カセット配列方向(配列方向)

Claims (6)

  1. 基板を収容するためのカセットが載置されるカセット載置台と、
    このカセット載置台に載置されたカセットに対して進退可能な第1基板保持ハンドを有し、この第1基板保持ハンドによって前記カセットに対して基板を受け渡しするための第1搬送機構と、
    上下方向に積層され、基板に所定の処理を施すための複数の基板処理部と、
    前記第1搬送機構および前記複数の基板処理部に対して進退可能であり、かつ所定の定位置に設定された、鉛直軸を中心に旋回可能な第2基板保持ハンドを有し、この第2基板保持ハンドによって前記第1搬送機構および前記複数の基板処理部に対して基板を受け渡しするための第2搬送機構と、
    前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが基板を受け渡しするときに、前記第1基板保持ハンドを退避させた状態で、前記第2基板保持ハンドを前記第1基板保持ハンドに対して進退させる制御手段とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記カセット載置台は、複数のカセットを所定の配列方向に沿って載置することができるものであり、前記所定の配列方向に沿って前記第1搬送機構を移動させるための移動機構をさらに含み、
    前記制御手段は、前記第1搬送機構が複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との間での基板の受け渡しを行わせるものであることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記第1搬送機構は、前記カセット載置台に載置されたカセットに対向する姿勢と前記第2搬送機構に対向する姿勢とに前記第1基板保持ハンドを旋回させる第1ハンド旋回機構をさらに有し、
    前記制御手段は、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との間での基板の受け渡しに際して、前記第1ハンド旋回機構を制御することにより、前記第1基板保持ハンドを前記第2搬送機構に対向する姿勢に制御するものであることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記複数の基板処理部は、前記第2搬送機構に対して前記第1搬送機構とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 基板を収容するためのカセットに対して第1基板保持ハンドを進退させることによってこのカセットに対して基板を受け渡しする第1基板搬送工程と、
    上下方向に積層されて基板に所定の処理を施すための複数の基板処理部のうちの所定の基板処理部に対して第2基板保持ハンドを進退させることによって、この所定の基板処理部に対して基板を受け渡しする第2基板搬送工程と、
    前記第1基板保持ハンドを退避させた状態で、前記第1基板保持ハンドに対して前記第2基板保持ハンドを進退させることによって、前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとの間で基板を受け渡しする第3基板搬送工程とを含むことを特徴とする基板搬送方法。
  6. 前記第3基板搬送工程は、前記第1基板保持ハンドが複数のカセットのそれぞれに対向する位置において、前記第1基板保持ハンドと前記第2基板保持ハンドとの間で基板を受け渡しする工程を含むことを特徴とする請求項5記載の基板搬送方法。
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