JPH10261638A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10261638A
JPH10261638A JP6597297A JP6597297A JPH10261638A JP H10261638 A JPH10261638 A JP H10261638A JP 6597297 A JP6597297 A JP 6597297A JP 6597297 A JP6597297 A JP 6597297A JP H10261638 A JPH10261638 A JP H10261638A
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JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
wiring pattern
mask
pattern
patterning
Prior art date
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Pending
Application number
JP6597297A
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English (en)
Inventor
Kazuo Umeda
和男 梅田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10261638A publication Critical patent/JPH10261638A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォトレジストパターン形成時の焦点深度より
下地段差が大きい場合でも、配線パターンをマスクの寸
法通りの所望の寸法に精度良く加工することができる半
導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】段差部101を有する層間絶縁膜13を形
成する第1の工程と、層間絶縁膜13上に導電膜14を
堆積させる第2の工程と、配線パターン16a,16b
を形成する第3の工程とを含み、第3の工程は、段差部
101の低い側をパターニングするメタルマスク32と
段差部101の高い側をパターニングするメタルマスク
33とを用意し、メタルマスク32、33をそれぞれ用
いてレジストパターン形成、エッチングおよびレジスト
除去を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体装置の製造方法によ
って製造された半導体装置を示すものであり、図5
(a)はその半導体装置の構造を示す断面図、図5
(b)はその平面レイアウト図であり、メタルマスクに
よる配線パターン116とコンタクトホール115のみ
示されている。111はシリコン基板、112は半導体
回路部、113は層間絶縁膜、114は導電膜である。
【0003】次にこの従来の半導体装置の製造方法を図
5および図6により説明する。図6(a)に示すよう
に、シリコン基板111上に一般的な方法によりメモリ
ーセル、半導体素子等からなる半導体回路部112を形
成した後、層間絶縁膜113をCVD法により形成す
る。このとき半導体回路部112に生じる段差に基づい
て段差部120が形成される。次に図6(b)に示すよ
うに層間絶縁膜層113を熱処理で平坦化した後、コン
タクトホール15を形成する。そして次に、配線パター
ンとして使用する導電膜14をスパッタ法により形成す
ると、層間絶縁膜13の形状に沿った段差部120の残
った層となる。この層について図5(b)に示すように
メタルマスク151を使用してフォトレジストパターン
形成、エッチング、およびフォトレジスト除去処理を行
って配線パターン116を形成し、図5の半導体装置を
得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、フォトレジストパターン形成時の焦点深度の
限界が製造設備、および材料によって決まっているの
で、フォトレジストを塗布するところの導電膜14の段
差部120の段差(以下下地段差とする)が焦点深度よ
り大きいと、配線パターン116をマスクの寸法通りの
所望の寸法に精度良く加工することが非常に困難になる
という問題を有していた。
【0005】したがって、この発明の目的は、フォトレ
ジストパターン形成時の焦点深度より下地段差が大きい
場合でも、配線パターンをマスクの寸法通りの所望の寸
法に精度良く加工することができる半導体装置およびそ
の製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置の製造方法は、基板上に段差部を有する層間絶縁膜を
形成する第1の工程と、層間絶縁膜上に導電膜を堆積さ
せる第2の工程と、この導電膜をパターニングして段差
部を通る配線パターンを形成する第3の工程とを含み、
第3の工程は、段差部の低い側をパターニングするマス
クと段差部の高い側をパターニングするマスクとを用意
し、その一方のマスクを用いてレジストパターン形成、
エッチングおよびレジスト除去を行う工程と、次に他方
のマスクを用いてレジストパターン形成、エッチングお
よびレジスト除去を行う工程を有するものである。
【0007】請求項1記載の半導体装置の製造方法によ
れば、配線パターンのレジストパターン形成時の焦点深
度より下地段差が大きい場合でも、マスク寸法通りの所
望の寸法に精度良く加工された配線パターンを持つ半導
体装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図4に基づいて説明する。図1から図4はこの発明
の半導体装置の製造方法の一実施の形態を示すものであ
り、図1(a)は半導体装置の構造を示す断面図、図1
(b)はその平面レイアウト図であり、層間絶縁膜13
上の配線パターン16a,16bとコンタクトホール1
5の位置のみ示されている。また図1(c)は図1
(b)の段差部101において配線をつなぎ合わせた形
で形成する部分の部分拡大図である。図1において、1
1はシリコン基板、12はメモリーセル、半導体素子等
からなる半導体回路部、13は層間絶縁膜、14は配線
パターン16a,16bを形成する導電膜、15は導電
膜14を半導体回路部12に接続するコンタクトホー
ル、16は導電膜14による配線パターン、101は下
地段差の段差部、102は下地段差の高い側の部分、1
03は下地段差の低い側の部分、104は下地段差の低
い側の部分で用いるメタルマスク32で配線パターン1
6aがパターニングされる領域、105は下地段差の高
い側の部分で用いるメタルマスク33で配線パターン1
6bがパターニングされる領域である。
【0009】この実施の形態の半導体装置は、基板11
が半導体回路部12の形成に基づいて表面に段差部10
1が形成された層間絶縁膜12を有する。第1の配線パ
ターン16aが段差部101の低い側にメタルマスク3
2を用いて導電膜14をエッチング処理することにより
形成している。また第2の配線パターン16bが段差部
102の高い側にメタルマスク33を用いて導電膜14
をエッチング処理することにより形成して段差部101
の第1の配線パターン16aに連続している。
【0010】この半導体装置の製造方法は、図1から図
4に基づいて次のように説明される。先ず図2(a)に
示すようにシリコン基板11上に一般的な方法によりメ
モリーセル、半導体素子等からなる半導体回路部12を
形成した後、層間絶縁膜13をCVD法等により形成す
る。次に図2(b)に示すように、この層間絶縁膜13
を熱処理、エッチバック等の方法により平坦化する。そ
の後図2(c)に示すようにコンタクトホール15を形
成し、配線パターン16a,16bとして使用する図1
に示す導電膜層14をスパッタ法等により形成する。
【0011】次に配線パターンのパターニングとして、
導電膜層14の段差部101である下地段差を境にして
下地段差の低い側の部分の配線パターン16aをパター
ニングするメタルマスク32と、下地段差の高い側の部
分の配線パターン16bをパターニングするメタルマス
ク33の2つのマスクを使用して行う。ここでメタルマ
スク32,33のレイアウトについて図3を用いて説明
する。図3で2方向の斜線により交差した斜線部はフォ
トレジストパターンとなりエッチングされずに配線パタ
ーン16a,16bになる部分である。右上方に傾斜し
た斜線で示すメタルマスク32および左上方に傾斜した
斜線で示すメタルマスク33は、それぞれ従来例で示し
た配線パターンを形成するメタルマスク151に相当す
るものであるが、この発明の実施の形態では下地段差の
段差部101を境に下地段差の低い側の部分103と、
下地段差の高い側の部分102に分けてパターニングす
るように構成されている。ここで、メタルマスク32,
33の関係は、図3に示すように、下地段差の低い側の
メタルマスク32で配線パターン16aをパターニング
する下地段差の低い側の部分103の領域はメタルマス
ク33においてパターニングされないように覆われ、逆
にメタルマスク33で配線パターン16bをパターニン
グする領域はメタルマスク32においてパターニングさ
れないように覆われるが、段差部101において、メタ
ルマスク32,33の両方で配線パターン16a,16
bをパターニングするオーバーラップ寸法31の領域を
有している。これは、パターニングの重ね合わせの余裕
を確保するために必要であり、フォトレジストパターン
を形成するために使用する装置のアライメント精度によ
り、図3に示すオーバーラップ寸法31を決定する。な
お、図3のマスクレイアウトを使用してパターニングし
た実際の配線パターン16a,16bのつなぎ目は、図
1(c)に図1(b)の段差部101における配線パタ
ーン16a,16bの拡大図を示したようにメタルマス
ク32,33のY方向アライメントずれ量107とメタ
ルマスク32,33のオーバラップ寸法31にメタルマ
スク32,33のX方向アライメントずれ量を加えた寸
法108を含んだ形になる。
【0012】図4に示すように、配線パターン16a,
16bのパターニングとして、まずメタルマスク32を
使用してフォトレジストパターン形成、エッチング、お
よびフォトレジスト除去処理を行い、その結果メタルマ
スク32で配線パターンがパターニングされる領域10
4すなわち下地段差の低い側の部分から段差部101に
至る配線パターン16aが形成される。その後メタルマ
スク33を使用してメタルマスク32の場合と同様にフ
ォトレジストパターン形成、エッチング、およびフォト
レジスト除去処理を行い、メタルマスク33で配線パタ
ーンがパターニングされる領域105すなわち下地段差
の高い側の部分から段差部101に至る配線パターン1
6bを形成し、段差部101で配線パターン16a,1
6bのつなぎ部分が形成されて段差部101を配線パタ
ーンが通る図1の半導体装置を得る。
【0013】以上のように、この実施の形態によれば、
下地段差の段差部101を境にして、下地段差の低い側
の部分103をメタルマスク32で、下地段差の高い側
の部分102をメタルマスク33でそれぞれ別にフォト
レジストパターン形成、エッチング、およびフォトレジ
スト除去処理を行って、下地段差の段差部101内でつ
なぎ合わされた形の配線パターン16a,16bを形成
することにより、下地段差がフォトレジストパターン形
成時の焦点深度より大きい場合であっても、メタルマス
ク32、メタルマスク33の各々のフォトレジストパタ
ーン形成は焦点深度内で行うことができるため、マスク
寸法通りの所望の寸法に精度良く加工された配線パター
ンを持つ半導体装置を得ることができる。
【0014】またレジストパターン形成時の焦点深度よ
りも大きな下地段差を有する導電膜層について、この段
差部101をまたいで配線パターンを形成する場合にお
いても、段差部101を境にして下地段差の低い側の部
分と高い側の部分の配線パターン16a,16bにマス
クデータを分割し、それぞれ別にパターニングを行い、
段差部101において配線パターン16a,16bをつ
なぎ合わせた形で形成する工程を設けることにより、下
地段差上の配線パターン16a,16bの形成がレジス
トパターン形成時の焦点深度の制限を受けずに、所望の
寸法に精度良く加工することができる優れた半導体装置
の製造方法を実現するものである。
【0015】なお、上記の実施の形態において、メタル
マスク32とメタルマスク33のパターニングの順を逆
にしてもよい。また、図2(b)に示した層間絶縁膜1
3の平坦化工程は、平坦化しない場合の下地段差でもメ
タルマスク32、33の各々のフォトレジストパターン
形成が焦点深度内で行える場合、省略することもでき
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の半導体装置の製造方法に
よれば、配線パターンのレジストパターン形成時の焦点
深度より下地段差が大きい場合でも、マスク寸法通りの
所望の寸法に精度良く加工された配線パターンを持つ半
導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態における半導体装置の
製造方法により製造された半導体装置の構造を示すもの
で、(a)は断面図、(b)はその平面レイアウト図、
(c)は(b)の段差部における配線パターンの部分拡
大図である。
【図2】半導体装置の製造方法の層間絶縁膜を形成する
工程を示す断面図である。
【図3】半導体装置の製造方法における配線パターンに
使用するマスクのレイアウトを示す説明図である。
【図4】半導体装置の製造方法における配線パターンの
一部を形成する工程の平面図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法で作成した半導体
装置の構造を示すもので、(a)は断面図、(b)はそ
の平面レイアウト図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法の層間絶縁膜を形
成する工程の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 半導体回路部 13 層間絶縁膜 14 導電膜 15 コンタクトホール 16a,16b 配線パターン 31 メタルマスク32,33のオーバーラップ寸法 32 メタルマスク 33 メタルマスク 41 メタルマスク32でパターニングされた導電膜 101 下地段差の段差部 102 下地段差の高い側の部分 103 下地段差の低い側の部分 104 段差の低い側のメタルマスク32で配線パター
ンがパターニングされる領域 105 段差の高い側のメタルマスク33で配線パター
ンがパターニングされる領域 107 メタルマスク32,33のY方向アライメント
ずれ量 108 メタルマスク32,33のオーバーラップ寸法
にメタルマスク32,33のX方向アライメントずれ量
を加えた寸法 109 配線パターンのライン幅寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に段差部を有する層間絶縁膜を形
    成する第1の工程と、前記層間絶縁膜上に導電膜を堆積
    させる第2の工程と、この導電膜をパターニングして配
    線パターンを形成する第3の工程とを含み、前記第3の
    工程は、前記段差部の低い側をパターニングするマスク
    と前記段差部の高い側をパターニングするマスクとを用
    意し、その一方のマスクを用いてレジストパターン形
    成、エッチングおよびレジスト除去を行う工程と、次に
    他方のマスクを用いてレジストパターン形成、エッチン
    グおよびレジスト除去を行う工程を有する半導体装置の
    製造方法。
JP6597297A 1997-03-19 1997-03-19 半導体装置の製造方法 Pending JPH10261638A (ja)

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