JPH10260930A - 割り込み制御装置 - Google Patents
割り込み制御装置Info
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- JPH10260930A JPH10260930A JP8335397A JP8335397A JPH10260930A JP H10260930 A JPH10260930 A JP H10260930A JP 8335397 A JP8335397 A JP 8335397A JP 8335397 A JP8335397 A JP 8335397A JP H10260930 A JPH10260930 A JP H10260930A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各々周辺装置の接続された複数のI/Oコン
トローラから出される割り込み要求信号の優先順位を、
接続された周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定
する機能を持つ割り込み制御装置を提供する。 【解決手段】 バス監視回路2は、割り込み要求信号I
RQ0〜IRQ3の発生元であるI/Oコントローラヘ
CPUが速度設定を行うバスアクセスを検出し、各I/
Oコントローラ対応の速度レジスタ3−0〜3−3に検
出した速度の設定値S0〜S3を設定する。優先順位決
定回路4は、割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3と各
速度レジスタ3−0〜3−3に設定された速度S0〜S
3とを入力し、複数の割り込み要求信号IRQ0〜IR
Q3が同時に発生した場合、速度S0〜S3のうち速度
がより速いI/Oコントローラを優先して、1つの割り
込み要求信号を選択し、CPUに割り込みをかける割り
込み要因レジスタ5に割り込み要因を設定する。
トローラから出される割り込み要求信号の優先順位を、
接続された周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定
する機能を持つ割り込み制御装置を提供する。 【解決手段】 バス監視回路2は、割り込み要求信号I
RQ0〜IRQ3の発生元であるI/Oコントローラヘ
CPUが速度設定を行うバスアクセスを検出し、各I/
Oコントローラ対応の速度レジスタ3−0〜3−3に検
出した速度の設定値S0〜S3を設定する。優先順位決
定回路4は、割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3と各
速度レジスタ3−0〜3−3に設定された速度S0〜S
3とを入力し、複数の割り込み要求信号IRQ0〜IR
Q3が同時に発生した場合、速度S0〜S3のうち速度
がより速いI/Oコントローラを優先して、1つの割り
込み要求信号を選択し、CPUに割り込みをかける割り
込み要因レジスタ5に割り込み要因を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のI/Oコン
トローラから同時に割り込み要求信号が出力された場合
に、割り込み処理の優先度に従ってその何れか1つを選
択して、CPUに通知する割り込み制御装置の改良に関
する。
トローラから同時に割り込み要求信号が出力された場合
に、割り込み処理の優先度に従ってその何れか1つを選
択して、CPUに通知する割り込み制御装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】1台のCPUに複数の周辺装置(端末や
モデム等)を接続する場合、各周辺装置ごとにI/Oコ
ントローラを設け、各I/Oコントローラを通じて周辺
装置とCPU間でデータ転送する構成が一般に採用され
る。
モデム等)を接続する場合、各周辺装置ごとにI/Oコ
ントローラを設け、各I/Oコントローラを通じて周辺
装置とCPU間でデータ転送する構成が一般に採用され
る。
【0003】各I/Oコントローラは、周辺装置からの
データ受信時、受信したデータの引き取りをCPUに要
求するために割り込み要求信号を送出し、また周辺装置
へのデータ送信時、送出すべきデータの引き渡しをCP
Uに要求するために同じく割り込み要求信号を送出す
る。CPUから見てI/Oコントローラからの割り込み
要求信号の優先レベルは全て同一であり、CPUは1つ
の優先レベルでは同時には1つの割り込み要求信号しか
処理できないため、複数のI/Oコントローラが同時に
割り込み要求信号を送出した場合、その何れか1つを選
択してCPUに通知する外部回路が必要となる。
データ受信時、受信したデータの引き取りをCPUに要
求するために割り込み要求信号を送出し、また周辺装置
へのデータ送信時、送出すべきデータの引き渡しをCP
Uに要求するために同じく割り込み要求信号を送出す
る。CPUから見てI/Oコントローラからの割り込み
要求信号の優先レベルは全て同一であり、CPUは1つ
の優先レベルでは同時には1つの割り込み要求信号しか
処理できないため、複数のI/Oコントローラが同時に
割り込み要求信号を送出した場合、その何れか1つを選
択してCPUに通知する外部回路が必要となる。
【0004】割り込み制御装置はこのような外部回路と
して設けられるもので、複数のI/Oコントローラから
の割り込み要求信号を入力し、若し、同時に複数の割り
込み要求信号が発生した場合には、割り込み処理の優先
順位に従って、その何れか1つを選択してCPUに通知
する。ここで、割り込み処理の優先順位は、オーバーラ
ンやアンダーランを極力防止するために、動作速度のよ
り速い周辺装置の接続されたI/Oコントローラほど高
く設定する必要がある。このような割り込み処理の優先
順位の設定は、従来、各I/Oコントローラに接続され
る周辺装置の動作速度を考慮して、人手で行うのが一般
的であった。
して設けられるもので、複数のI/Oコントローラから
の割り込み要求信号を入力し、若し、同時に複数の割り
込み要求信号が発生した場合には、割り込み処理の優先
順位に従って、その何れか1つを選択してCPUに通知
する。ここで、割り込み処理の優先順位は、オーバーラ
ンやアンダーランを極力防止するために、動作速度のよ
り速い周辺装置の接続されたI/Oコントローラほど高
く設定する必要がある。このような割り込み処理の優先
順位の設定は、従来、各I/Oコントローラに接続され
る周辺装置の動作速度を考慮して、人手で行うのが一般
的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の割り
込み制御装置においては、同時に複数の割り込み要求信
号が発生した場合の選択基準となる優先順位を人手で設
定しているため、I/Oコントローラに接続される周辺
装置を変更した場合やその動作速度を変更した場合は、
その都度、優先順位の設定値を周辺装置の動作速度を考
慮して適切な値に人手で設定し直す必要があった。
込み制御装置においては、同時に複数の割り込み要求信
号が発生した場合の選択基準となる優先順位を人手で設
定しているため、I/Oコントローラに接続される周辺
装置を変更した場合やその動作速度を変更した場合は、
その都度、優先順位の設定値を周辺装置の動作速度を考
慮して適切な値に人手で設定し直す必要があった。
【0006】他方、特開平8−147175号公報に
は、CPUからの設定操作によって、複数の割り込み要
求信号の優先順位を実質的に変更する技術が記載されて
いる。従って、この技術を応用し、I/Oコントローラ
に接続される周辺装置の変更時や動作速度の変更時に、
割り込み制御装置内の優先順位の設定値を自動的に変更
するプログラムをCPUに組み込むことが考えられる。
は、CPUからの設定操作によって、複数の割り込み要
求信号の優先順位を実質的に変更する技術が記載されて
いる。従って、この技術を応用し、I/Oコントローラ
に接続される周辺装置の変更時や動作速度の変更時に、
割り込み制御装置内の優先順位の設定値を自動的に変更
するプログラムをCPUに組み込むことが考えられる。
【0007】しかしながら、このような構成では、I/
Oコントローラに接続される周辺装置の動作速度に基づ
いて割り込み制御装置内の優先順位の設定値を変更する
ための特別なプログラムが必要となってしまう。
Oコントローラに接続される周辺装置の動作速度に基づ
いて割り込み制御装置内の優先順位の設定値を変更する
ための特別なプログラムが必要となってしまう。
【0008】本発明はこのような課題を解決するもの
で、各々周辺装置の接続された複数のI/Oコントロー
ラから出される割り込み要求信号の優先順位を、接続さ
れた周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定する機
能を持つ割り込み制御装置を提供することを目的とす
る。
で、各々周辺装置の接続された複数のI/Oコントロー
ラから出される割り込み要求信号の優先順位を、接続さ
れた周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定する機
能を持つ割り込み制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】周辺装置である端末やモ
デム等の動作速度(通信速度)は、1200bps,9
600bpsなど複数種類ある。このため、I/Oコン
トローラは異なる動作速度の周辺装置に対して汎用的に
使用できるように、内部に速度設定レジスタを有し、こ
の速度設定レジスタに設定された動作速度で、接続され
た周辺装置をコントロールするようになっている。CP
Uは、周辺装置を使用する前に各I/Oコントローラに
対して動作条件(通信条件)の設定を行うが、その一環
として、速度設定レジスタにその周辺装置の動作速度を
設定する。つまり、書き込み対象となる速度設定レジス
タのアドレスを指定し、書き込むべき動作速度をライト
データとして送出するわけである。従って、このCPU
による速度設定レジスタへの動作速度の書き込みアクセ
スを監視していれば、各I/Oコントローラに接続され
た周辺装置の動作速度を知ることができる。そして、各
周辺装置の動作速度が分かれば、それに応じた優先順位
を設定できる。
デム等の動作速度(通信速度)は、1200bps,9
600bpsなど複数種類ある。このため、I/Oコン
トローラは異なる動作速度の周辺装置に対して汎用的に
使用できるように、内部に速度設定レジスタを有し、こ
の速度設定レジスタに設定された動作速度で、接続され
た周辺装置をコントロールするようになっている。CP
Uは、周辺装置を使用する前に各I/Oコントローラに
対して動作条件(通信条件)の設定を行うが、その一環
として、速度設定レジスタにその周辺装置の動作速度を
設定する。つまり、書き込み対象となる速度設定レジス
タのアドレスを指定し、書き込むべき動作速度をライト
データとして送出するわけである。従って、このCPU
による速度設定レジスタへの動作速度の書き込みアクセ
スを監視していれば、各I/Oコントローラに接続され
た周辺装置の動作速度を知ることができる。そして、各
周辺装置の動作速度が分かれば、それに応じた優先順位
を設定できる。
【0010】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、複数のI/Oコントローラから同時に割り込み
要求信号が出力された場合に、その何れか1つを選択し
て、CPUに通知する割り込み制御装置において、各I
/Oコントローラ毎に設けられた速度レジスタと、CP
Uと各I/Oコントローラとをつなぐバスに接続され、
CPUから各I/Oコントローラへの速度設定にかかる
アクセスを検出し、検出した設定速度をそのアクセス先
のI/Oコントローラに対応する前記速度レジスタに設
定するバス監視回路と、各I/Oコントローラからの割
り込み要求信号と前記各速度レジスタに設定された速度
とを入力し、複数のI/Oコントローラから同時に割り
込み要求信号が出力された場合に、速度レジスタに設定
された速度がより速いI/Oコントローラを優先して、
1つの割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路
と、該優先順位決定回路で選択された割り込み要求信号
を保持し、CPUに割り込みをかける割り込み要因レジ
スタとを含むことを特徴とする。
もので、複数のI/Oコントローラから同時に割り込み
要求信号が出力された場合に、その何れか1つを選択し
て、CPUに通知する割り込み制御装置において、各I
/Oコントローラ毎に設けられた速度レジスタと、CP
Uと各I/Oコントローラとをつなぐバスに接続され、
CPUから各I/Oコントローラへの速度設定にかかる
アクセスを検出し、検出した設定速度をそのアクセス先
のI/Oコントローラに対応する前記速度レジスタに設
定するバス監視回路と、各I/Oコントローラからの割
り込み要求信号と前記各速度レジスタに設定された速度
とを入力し、複数のI/Oコントローラから同時に割り
込み要求信号が出力された場合に、速度レジスタに設定
された速度がより速いI/Oコントローラを優先して、
1つの割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路
と、該優先順位決定回路で選択された割り込み要求信号
を保持し、CPUに割り込みをかける割り込み要因レジ
スタとを含むことを特徴とする。
【0011】このように構成された本発明の割り込み制
御装置にあっては、異なる速度が設定された複数のI/
Oコントローラからの割り込み要求信号が同時に発生し
た場合、優先順位決定回路により、速度のより速いI/
Oコントローラからの割り込み要求信号が優先的に選択
されて割り込み要因としてCPUに通知されるため、速
度のより速いI/Oコントローラの割り込みが優先的に
処理される。
御装置にあっては、異なる速度が設定された複数のI/
Oコントローラからの割り込み要求信号が同時に発生し
た場合、優先順位決定回路により、速度のより速いI/
Oコントローラからの割り込み要求信号が優先的に選択
されて割り込み要因としてCPUに通知されるため、速
度のより速いI/Oコントローラの割り込みが優先的に
処理される。
【0012】また、I/Oコントローラに接続した周辺
装置を交換した場合や、動作速度を変更した場合、その
周辺装置を使用する前にCPUからI/Oコントローラ
に対して速度設定が行われるが、そのときI/Oコント
ローラへの速度設定のアクセスがバス監視回路によって
検出され、その設定値が対応する速度レジスタに自動的
に再設定される。これにより、接続する周辺装置を交換
したり、動作速度の変更が行われた場合にも特別な設定
を行うことなく自動的に速度に応じた優先順位で割り込
み要求信号を処理することが可能となる。
装置を交換した場合や、動作速度を変更した場合、その
周辺装置を使用する前にCPUからI/Oコントローラ
に対して速度設定が行われるが、そのときI/Oコント
ローラへの速度設定のアクセスがバス監視回路によって
検出され、その設定値が対応する速度レジスタに自動的
に再設定される。これにより、接続する周辺装置を交換
したり、動作速度の変更が行われた場合にも特別な設定
を行うことなく自動的に速度に応じた優先順位で割り込
み要求信号を処理することが可能となる。
【0013】なお、同じ速度が設定された複数のI/O
コントローラからの割り込み要求信号が同時に発生した
場合の対処方法としては、予め定められた優先順位でそ
の何れかを選択する固定優先方式や、選択する優先順位
を順次変更していく所謂ラウンドロビン方式などを採用
することが可能である。
コントローラからの割り込み要求信号が同時に発生した
場合の対処方法としては、予め定められた優先順位でそ
の何れかを選択する固定優先方式や、選択する優先順位
を順次変更していく所謂ラウンドロビン方式などを採用
することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態にお
いては、割り込み制御装置(図2の1)は、各I/Oコ
ントローラ毎に設けられた速度レジスタ(図2の3−0
〜3−3)と、CPUと各I/Oコントローラとをつな
ぐバス(図2のB)に接続され、CPUから各I/Oコ
ントローラへの速度設定にかかるアクセスを検出し、検
出した設定速度をそのアクセス先のI/Oコントローラ
に対応する前記速度レジスタに設定するバス監視回路
(図2の2)と、各I/Oコントローラからの割り込み
要求信号(図2のIRQ0〜IRQ3)と前記各速度レ
ジスタに設定された速度とを入力し、複数のI/Oコン
トローラから同時に割り込み要求信号(図2のIRQ0
〜IRQ3)が出力された場合に、速度レジスタに設定
された速度がより速いI/Oコントローラを優先して、
1つの割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路
(図2の4)と、該優先順位決定回路で選択された割り
込み要求信号を保持し、CPUに割り込みをかける割り
込み要因レジスタ(5)とを備えている。
いては、割り込み制御装置(図2の1)は、各I/Oコ
ントローラ毎に設けられた速度レジスタ(図2の3−0
〜3−3)と、CPUと各I/Oコントローラとをつな
ぐバス(図2のB)に接続され、CPUから各I/Oコ
ントローラへの速度設定にかかるアクセスを検出し、検
出した設定速度をそのアクセス先のI/Oコントローラ
に対応する前記速度レジスタに設定するバス監視回路
(図2の2)と、各I/Oコントローラからの割り込み
要求信号(図2のIRQ0〜IRQ3)と前記各速度レ
ジスタに設定された速度とを入力し、複数のI/Oコン
トローラから同時に割り込み要求信号(図2のIRQ0
〜IRQ3)が出力された場合に、速度レジスタに設定
された速度がより速いI/Oコントローラを優先して、
1つの割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路
(図2の4)と、該優先順位決定回路で選択された割り
込み要求信号を保持し、CPUに割り込みをかける割り
込み要因レジスタ(5)とを備えている。
【0015】動作にあっては、異なる速度が設定された
複数のI/Oコントローラからの割り込み要求信号が同
時に発生した場合、優先順位決定回路により、速度のよ
り速いI/Oコントローラからの割り込み要求信号が優
先的に選択されて割り込み要因としてCPUに通知され
る。また、I/Oコントローラに接続した周辺装置を交
換した場合や、動作速度を変更した場合、その周辺装置
を使用する前にCPUからI/Oコントローラに対して
速度設定が行われるが、そのときI/Oコントローラへ
の速度設定のアクセスがバス監視回路によって検出さ
れ、その設定値が対応する速度レジスタに自動的に再設
定される。
複数のI/Oコントローラからの割り込み要求信号が同
時に発生した場合、優先順位決定回路により、速度のよ
り速いI/Oコントローラからの割り込み要求信号が優
先的に選択されて割り込み要因としてCPUに通知され
る。また、I/Oコントローラに接続した周辺装置を交
換した場合や、動作速度を変更した場合、その周辺装置
を使用する前にCPUからI/Oコントローラに対して
速度設定が行われるが、そのときI/Oコントローラへ
の速度設定のアクセスがバス監視回路によって検出さ
れ、その設定値が対応する速度レジスタに自動的に再設
定される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の割り込み制御装置を有する
データ処理装置の構成例を示すブロック図である。
データ処理装置の構成例を示すブロック図である。
【0018】図1に示されるように、本実施例の割り込
み制御装置1は、CPU6と複数のI/Oコントローラ
7−0〜7−3とを接続するバスBに信号線10を通じ
て接続されており、また、各I/Oコントローラ7−0
〜7−3と信号線11−0〜11−3によって接続さ
れ、更にCPU6と割り込み線INTによって接続され
ている。なお、I/Oコントローラはこの例では4つで
あるが、任意の個数とすることができる。
み制御装置1は、CPU6と複数のI/Oコントローラ
7−0〜7−3とを接続するバスBに信号線10を通じ
て接続されており、また、各I/Oコントローラ7−0
〜7−3と信号線11−0〜11−3によって接続さ
れ、更にCPU6と割り込み線INTによって接続され
ている。なお、I/Oコントローラはこの例では4つで
あるが、任意の個数とすることができる。
【0019】各I/Oコントローラ7−0〜7−3には
図示しない周辺装置(端末やモデム等)が接続されてお
り、CPU6は周辺装置を使用する前に各I/Oコント
ローラ7−0〜7−3に対して動作条件の設定を行う。
この動作条件の設定処理の一環として、CPU6は、各
I/Oコントローラ7−0〜7−3配下の周辺装置の動
作速度を、バスBを通じて各I/Oコントローラ7−0
〜7−3内の速度設定レジスタ12−0〜12−3に設
定する。
図示しない周辺装置(端末やモデム等)が接続されてお
り、CPU6は周辺装置を使用する前に各I/Oコント
ローラ7−0〜7−3に対して動作条件の設定を行う。
この動作条件の設定処理の一環として、CPU6は、各
I/Oコントローラ7−0〜7−3配下の周辺装置の動
作速度を、バスBを通じて各I/Oコントローラ7−0
〜7−3内の速度設定レジスタ12−0〜12−3に設
定する。
【0020】割り込み制御装置1は、信号線10を介し
てバスB上で発生するアクセスを監視しており、速度設
定レジスタ12−0〜12−3に対するCPU6からの
ライトアクセスを検出すると、そのときライトされたデ
ータ、つまり周辺装置の動作速度を、アクセス先のI/
Oコントローラに対応する内部の速度レジスタに設定す
る。
てバスB上で発生するアクセスを監視しており、速度設
定レジスタ12−0〜12−3に対するCPU6からの
ライトアクセスを検出すると、そのときライトされたデ
ータ、つまり周辺装置の動作速度を、アクセス先のI/
Oコントローラに対応する内部の速度レジスタに設定す
る。
【0021】その後、I/Oコントローラ7−0〜7−
3においてデータの送受信が開始され、それに伴ってI
/Oコントローラ7−0〜7−3から信号線11−0〜
11−3を通じて同時に複数の割り込み要求信号IRQ
0〜IRQ3が発生した場合、割り込み制御装置1は、
内部の速度レジスタに設定された各I/Oコントローラ
対応の速度に基づき、その何れか一つを選択して内部の
割り込み要因レジスタに保持すると同時に、割り込み線
INTを通じてCPU6に割り込みをかける。CPU6
は割り込みが発生すると、バスBおよび信号線10を通
じて割り込み制御装置1内部の割り込み要因レジスタを
参照し、割り込み要因を判別して、それに応じた処理を
行う。
3においてデータの送受信が開始され、それに伴ってI
/Oコントローラ7−0〜7−3から信号線11−0〜
11−3を通じて同時に複数の割り込み要求信号IRQ
0〜IRQ3が発生した場合、割り込み制御装置1は、
内部の速度レジスタに設定された各I/Oコントローラ
対応の速度に基づき、その何れか一つを選択して内部の
割り込み要因レジスタに保持すると同時に、割り込み線
INTを通じてCPU6に割り込みをかける。CPU6
は割り込みが発生すると、バスBおよび信号線10を通
じて割り込み制御装置1内部の割り込み要因レジスタを
参照し、割り込み要因を判別して、それに応じた処理を
行う。
【0022】図2に割り込み制御装置1の一実施例のブ
ロック図を示す。この例の割り込み制御装置1は、図1
に示すI/Oコントローラ7−0〜7−3に1対1に設
けられた速度レジスタ3−0〜3−3と、信号線10を
介してバスBに接続され、CPU6から各I/Oコント
ローラ7−0〜7−3への速度設定にかかるアクセスを
検出し、検出した設定速度をそのアクセス先のI/Oコ
ントローラに対応する速度レジスタ3−0〜3−3に設
定するバス監視回路2と、各I/Oコントローラ7−0
〜0−3からの割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3と
各速度レジスタ3−0〜3−3に設定された速度S0〜
S3とを入力し、同時に複数の割り込み要求信号IRQ
0〜IRQ3が発生した場合に、速度S0〜S3のうち
速度がより速いI/Oコントローラを優先して、1つの
割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路4と、こ
の優先順位決定回路4で選択された割り込み要求信号を
保持し、CPU6に割り込み線INTで割り込みをかけ
る割り込み要因レジスタ5とを備えている。なお、割り
込み要因レジスタ5は信号線10およびバスBを通じて
CPU6からアクセス可能になっている。
ロック図を示す。この例の割り込み制御装置1は、図1
に示すI/Oコントローラ7−0〜7−3に1対1に設
けられた速度レジスタ3−0〜3−3と、信号線10を
介してバスBに接続され、CPU6から各I/Oコント
ローラ7−0〜7−3への速度設定にかかるアクセスを
検出し、検出した設定速度をそのアクセス先のI/Oコ
ントローラに対応する速度レジスタ3−0〜3−3に設
定するバス監視回路2と、各I/Oコントローラ7−0
〜0−3からの割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3と
各速度レジスタ3−0〜3−3に設定された速度S0〜
S3とを入力し、同時に複数の割り込み要求信号IRQ
0〜IRQ3が発生した場合に、速度S0〜S3のうち
速度がより速いI/Oコントローラを優先して、1つの
割り込み要求信号を選択する優先順位決定回路4と、こ
の優先順位決定回路4で選択された割り込み要求信号を
保持し、CPU6に割り込み線INTで割り込みをかけ
る割り込み要因レジスタ5とを備えている。なお、割り
込み要因レジスタ5は信号線10およびバスBを通じて
CPU6からアクセス可能になっている。
【0023】次に、図1および図2を参照して本実施例
の動作について具体的に説明する。ここでは、I/Oコ
ントローラ7−0〜7−3は端末やモデムなどの周辺装
置をコントロールするシリアルコントローラとし、その
内部の速度設定レジスタ12−0,12−1,12−
2,12−3の各アドレスを、0番地,100番地,2
00番地,300番地とする。また、速度設定レジスタ
12−0〜12−3に設定される値は、端末やモデムな
どの周辺装置の通信速度が1200bpsのとき「9
6」,9600bpsのとき「12」,38400bp
sのとき「3」,115200bpsのとき「1」と
し、それ以外の通信速度の設定は無いものとする。
の動作について具体的に説明する。ここでは、I/Oコ
ントローラ7−0〜7−3は端末やモデムなどの周辺装
置をコントロールするシリアルコントローラとし、その
内部の速度設定レジスタ12−0,12−1,12−
2,12−3の各アドレスを、0番地,100番地,2
00番地,300番地とする。また、速度設定レジスタ
12−0〜12−3に設定される値は、端末やモデムな
どの周辺装置の通信速度が1200bpsのとき「9
6」,9600bpsのとき「12」,38400bp
sのとき「3」,115200bpsのとき「1」と
し、それ以外の通信速度の設定は無いものとする。
【0024】今、I/Oコントローラ7−0に1200
bpsの端末が、I/Oコントローラ7−1に9600
bpsの端末が、I/Oコントローラ7−2に3840
0bpsのモデムが、I/Oコントローラ7−3に11
5200bpsのモデムが、それぞれ周辺装置として接
続された場合、CPU6はこれらの周辺装置を使用する
前に各I/Oコントローラ7−0〜7−3に対して通信
条件の設定を行うことになる。このとき、通信速度の設
定のために、アドレス0の速度設定レジスタ12−0に
「96」を、アドレス100の速度設定レジスタ12−
1に「12」を、アドレス200の速度設定レジスタ1
2−2に「3」を、アドレス300の速度設定レジスタ
12−3に「1」を、それぞれバスBを介して個別に書
き込む。
bpsの端末が、I/Oコントローラ7−1に9600
bpsの端末が、I/Oコントローラ7−2に3840
0bpsのモデムが、I/Oコントローラ7−3に11
5200bpsのモデムが、それぞれ周辺装置として接
続された場合、CPU6はこれらの周辺装置を使用する
前に各I/Oコントローラ7−0〜7−3に対して通信
条件の設定を行うことになる。このとき、通信速度の設
定のために、アドレス0の速度設定レジスタ12−0に
「96」を、アドレス100の速度設定レジスタ12−
1に「12」を、アドレス200の速度設定レジスタ1
2−2に「3」を、アドレス300の速度設定レジスタ
12−3に「1」を、それぞれバスBを介して個別に書
き込む。
【0025】割り込み制御装置1のバス監視回路2は、
アドレス0,100,200,300に対するライトア
クセスを監視しており、それを検出すると、ライトされ
たデータをそれぞれに対応する速度レジスタ3−0〜3
−3に設定する。つまり、アドレス0へのライトデータ
を速度レジスタ3−0に、アドレス100へのライトデ
ータを速度レジスタ3−1に、アドレス200へのライ
トデータを速度レジスタ3−2に、そして、アドレス3
00へのライトデータを速度レジスタ3−3に、それぞ
れ設定する。これにより、各I/Oコントローラ7−0
〜7−3の通信条件の設定が終了した時点で、速度レジ
スタ3−0には「96」、速度レジスタ3−1には「1
2」、速度レジスタ3−2には「3」、速度レジスタ3
−3には「1」が、それぞれ設定され、それらが速度S
0〜S3として優先順位決定回路4に与えられることに
なる。
アドレス0,100,200,300に対するライトア
クセスを監視しており、それを検出すると、ライトされ
たデータをそれぞれに対応する速度レジスタ3−0〜3
−3に設定する。つまり、アドレス0へのライトデータ
を速度レジスタ3−0に、アドレス100へのライトデ
ータを速度レジスタ3−1に、アドレス200へのライ
トデータを速度レジスタ3−2に、そして、アドレス3
00へのライトデータを速度レジスタ3−3に、それぞ
れ設定する。これにより、各I/Oコントローラ7−0
〜7−3の通信条件の設定が終了した時点で、速度レジ
スタ3−0には「96」、速度レジスタ3−1には「1
2」、速度レジスタ3−2には「3」、速度レジスタ3
−3には「1」が、それぞれ設定され、それらが速度S
0〜S3として優先順位決定回路4に与えられることに
なる。
【0026】次に、例えばI/Oコントローラ7−0に
端末からのデータが到着したとすると、I/Oコントロ
ーラ7−0は割り込み要求信号IRQ0をアサートす
る。このとき他の割り込み要求信号IRQ1〜IRQ3
がアサートされていないとすると、割り込み制御装置1
の優先順位決定回路4は、割り込み要求信号IRQ0を
割り込み要因レジスタ5にセットする。これにより、割
り込み要因レジスタ5からCPU6に対して割り込みが
発生する。CPU6は割り込み要因レジスタ5をリード
し、どのI/Oコントローラからの割り込みを処理すれ
ば良いかを判別し、この場合、要因がIRQ0であるた
めI/Oコントローラ7−0からの割り込みと判断し、
I/Oコントローラ7−0からデータを引き取る。
端末からのデータが到着したとすると、I/Oコントロ
ーラ7−0は割り込み要求信号IRQ0をアサートす
る。このとき他の割り込み要求信号IRQ1〜IRQ3
がアサートされていないとすると、割り込み制御装置1
の優先順位決定回路4は、割り込み要求信号IRQ0を
割り込み要因レジスタ5にセットする。これにより、割
り込み要因レジスタ5からCPU6に対して割り込みが
発生する。CPU6は割り込み要因レジスタ5をリード
し、どのI/Oコントローラからの割り込みを処理すれ
ば良いかを判別し、この場合、要因がIRQ0であるた
めI/Oコントローラ7−0からの割り込みと判断し、
I/Oコントローラ7−0からデータを引き取る。
【0027】このように1つの割り込み要求信号だけが
発生した場合には、無条件でその割り込み要求信号が選
択されて割り込み要因レジスタ5にセットされる。
発生した場合には、無条件でその割り込み要求信号が選
択されて割り込み要因レジスタ5にセットされる。
【0028】他方、複数の割り込み要求信号が同時に発
生した場合には、より速度の速いI/Oコントローラか
らの割り込み要求信号を優先的に選択する必要がある。
例えば、I/Oコントローラ7−0〜7−3に同じ大き
さのバッファしかない場合、115200bpsの速度
で通信を行うI/Oコントローラ7−3は、1200b
psで通信を行うI/Oコントローラ7−0に比べて、
割り込み処理を受け付けるまで1/96の時間しか余裕
がない。従って、割り込み要求信号IRQ0,IRQ3
が同時に発生した場合、IRQ3を優先的に処理しない
と、割り込み処理が間に合わずに次のデータが到着して
しまい、通信データの取りこぼしが発生してしまう可能
性がある。このため、例えばIRQ0とIRQ3とが同
時に発生した場合、本実施例では以下のような動作によ
り、IRQ3を優先的に処理する。
生した場合には、より速度の速いI/Oコントローラか
らの割り込み要求信号を優先的に選択する必要がある。
例えば、I/Oコントローラ7−0〜7−3に同じ大き
さのバッファしかない場合、115200bpsの速度
で通信を行うI/Oコントローラ7−3は、1200b
psで通信を行うI/Oコントローラ7−0に比べて、
割り込み処理を受け付けるまで1/96の時間しか余裕
がない。従って、割り込み要求信号IRQ0,IRQ3
が同時に発生した場合、IRQ3を優先的に処理しない
と、割り込み処理が間に合わずに次のデータが到着して
しまい、通信データの取りこぼしが発生してしまう可能
性がある。このため、例えばIRQ0とIRQ3とが同
時に発生した場合、本実施例では以下のような動作によ
り、IRQ3を優先的に処理する。
【0029】I/Oコントローラ7−0に端末からデー
タが到着し、更にI/Oコントローラ7−3にモデムか
らデータが到着したことにより、割り込み要求信号IR
Q0,IRQ3が同時に発生した場合、割り込み制御装
置1の優先順位決定回路4は、対応する速度S0,S3
を比較し、今の場合、S0は「96」、S3は「1」な
ので、IRQ3の方がIRQ0より速度が早く、従って
高い優先順位を持つものと判断し、割り込み要因レジス
タ5にIRQ3の要因を設定する。これにより、CPU
6はI/Oコントローラ7−3からの割り込みを優先的
に処理することができる。
タが到着し、更にI/Oコントローラ7−3にモデムか
らデータが到着したことにより、割り込み要求信号IR
Q0,IRQ3が同時に発生した場合、割り込み制御装
置1の優先順位決定回路4は、対応する速度S0,S3
を比較し、今の場合、S0は「96」、S3は「1」な
ので、IRQ3の方がIRQ0より速度が早く、従って
高い優先順位を持つものと判断し、割り込み要因レジス
タ5にIRQ3の要因を設定する。これにより、CPU
6はI/Oコントローラ7−3からの割り込みを優先的
に処理することができる。
【0030】そして、IRQ3の割り込み処理が終了
し、IRQ3の割り込み要因がクリアされると、優先順
位決定回路4は、IRQ0の要因を割り込み要因レジス
タ5にセットする。これにより、CPU6では次にIR
Q0の割り込みにかかる処理が行われることになる。
し、IRQ3の割り込み要因がクリアされると、優先順
位決定回路4は、IRQ0の要因を割り込み要因レジス
タ5にセットする。これにより、CPU6では次にIR
Q0の割り込みにかかる処理が行われることになる。
【0031】IRQ0〜IRQ3のうち任意の2つ以上
の割り込み要求信号が同時に発生した場合についても、
上述と同様な処理が行われる。
の割り込み要求信号が同時に発生した場合についても、
上述と同様な処理が行われる。
【0032】なお、各I/Oコントローラ7−0〜7−
3に接続される周辺装置を変更したり、その通信速度の
設定を変更した場合、CPU6は各I/Oコントローラ
7−0〜7−3の速度設定レジスタ12−0〜12−3
の値を更新する。この更新時も、バス監視回路2は更新
後の速度設定レジスタ12−0〜12−3の値を検出
し、自動的に対応する速度レジスタ3−0〜3−3の内
容を更新する。
3に接続される周辺装置を変更したり、その通信速度の
設定を変更した場合、CPU6は各I/Oコントローラ
7−0〜7−3の速度設定レジスタ12−0〜12−3
の値を更新する。この更新時も、バス監視回路2は更新
後の速度設定レジスタ12−0〜12−3の値を検出
し、自動的に対応する速度レジスタ3−0〜3−3の内
容を更新する。
【0033】図3はバス監視回路2の構成例を示すブロ
ック図である。この例のバス監視回路2は、各I/Oコ
ントローラ7−0〜7−3内の速度設定レジスタ12−
0〜12−3のアドレス0,100,200,300を
設定してあるレジスタ22−0〜22−3と、バスBに
現れるアドレスを各レジスタ22−0〜22−3に設定
されたアドレスと比較し、一致したときに速度レジスタ
3−0〜3−3に対して書き込み許可信号23−0〜2
3−3を出力する比較器21−0〜21−3と、バスB
に現れるライト信号とデータとを入力し、ライトデータ
を各速度レジスタ3−0〜3−3に出力するアンドゲー
ト21とから構成されている。各速度レジスタ3−0〜
3−3には、対応する書き込み許可信号23−0〜23
−3がアクティブとなった時点で、アンドゲート21か
ら出力されるライトデータが書き込まれる。
ック図である。この例のバス監視回路2は、各I/Oコ
ントローラ7−0〜7−3内の速度設定レジスタ12−
0〜12−3のアドレス0,100,200,300を
設定してあるレジスタ22−0〜22−3と、バスBに
現れるアドレスを各レジスタ22−0〜22−3に設定
されたアドレスと比較し、一致したときに速度レジスタ
3−0〜3−3に対して書き込み許可信号23−0〜2
3−3を出力する比較器21−0〜21−3と、バスB
に現れるライト信号とデータとを入力し、ライトデータ
を各速度レジスタ3−0〜3−3に出力するアンドゲー
ト21とから構成されている。各速度レジスタ3−0〜
3−3には、対応する書き込み許可信号23−0〜23
−3がアクティブとなった時点で、アンドゲート21か
ら出力されるライトデータが書き込まれる。
【0034】図4は優先順位決定回路4の構成例を示す
ブロック図である。この例の優先順位決定回路4は、割
り込み要求信号IRQ0用の選択回路40と、割り込み
要求信号IRQ1用の選択回路41と、割り込み要求信
号IRQ2用の選択回路42と、割り込み要求信号IR
Q3用の選択回路43と、速度レジスタ3−0〜3−3
から出力されている速度S0〜S3を速度S0’〜S
3’に変換する変換回路44とから構成されている。
ブロック図である。この例の優先順位決定回路4は、割
り込み要求信号IRQ0用の選択回路40と、割り込み
要求信号IRQ1用の選択回路41と、割り込み要求信
号IRQ2用の選択回路42と、割り込み要求信号IR
Q3用の選択回路43と、速度レジスタ3−0〜3−3
から出力されている速度S0〜S3を速度S0’〜S
3’に変換する変換回路44とから構成されている。
【0035】優先順位決定回路4は、前述した通り、複
数の割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3が同時に発生
した場合、速度S0〜S3がより速いI/Oコントロー
ラ7−0〜7−3からの割り込み要求信号を優先的に選
択するが、同じ速度の複数のI/Oコントローラから割
り込み要求信号が発生した場合、速度の比較では割り込
み要求信号の選択が行えない。そこで、同じ速度の複数
のI/Oコントローラからの割り込み要求信号は基本的
に何れを選択しても支障がない点に着目し、速度S0〜
S3を、その中に同じ速度のものがある場合にそれらが
異なる速度となるように、変換回路4で変換する。但
し、速度S0〜S3中の同じ速度の組とそれ以外のもの
(同じ速度の組より速度の速いもの或いは遅いもの)と
の値の大小関係はそのまま維持する。このため、変換回
路44は、各々の段にそれぞれ異なる値(図4では0、
1、2、3)を保持するシフトレジスタ441と、速度
レジスタ3−0〜3−3から出力される速度S0〜S3
を2ビット左シフト(×4)した値を出力するシフタ4
42〜445と、シフタ442〜445の出力とシフト
レジスタ441の対応する段の値とを加算(結合)する
加算器(結合器)446〜449とを備え、各加算器4
46〜449の出力を変換後の速度S0’〜S3’とし
ている。
数の割り込み要求信号IRQ0〜IRQ3が同時に発生
した場合、速度S0〜S3がより速いI/Oコントロー
ラ7−0〜7−3からの割り込み要求信号を優先的に選
択するが、同じ速度の複数のI/Oコントローラから割
り込み要求信号が発生した場合、速度の比較では割り込
み要求信号の選択が行えない。そこで、同じ速度の複数
のI/Oコントローラからの割り込み要求信号は基本的
に何れを選択しても支障がない点に着目し、速度S0〜
S3を、その中に同じ速度のものがある場合にそれらが
異なる速度となるように、変換回路4で変換する。但
し、速度S0〜S3中の同じ速度の組とそれ以外のもの
(同じ速度の組より速度の速いもの或いは遅いもの)と
の値の大小関係はそのまま維持する。このため、変換回
路44は、各々の段にそれぞれ異なる値(図4では0、
1、2、3)を保持するシフトレジスタ441と、速度
レジスタ3−0〜3−3から出力される速度S0〜S3
を2ビット左シフト(×4)した値を出力するシフタ4
42〜445と、シフタ442〜445の出力とシフト
レジスタ441の対応する段の値とを加算(結合)する
加算器(結合器)446〜449とを備え、各加算器4
46〜449の出力を変換後の速度S0’〜S3’とし
ている。
【0036】例えば、I/Oコントローラ7−0と7−
1に同じ9600bpsの端末が接続され、I/Oコン
トローラ7−2には38400bpsのモデムが接続さ
れ、I/Oコントローラ7−3には115200bps
のモデムが接続される場合、速度レジスタ3−0,3−
1,3−2,3−3の設定値S0,S1,S2,S3
は、「12」,「12」,「3」,「1」となる。これ
を2進数で表記すると、「1100」,「1100」,
「0011」,「0001」であるから、2ビット左シ
フトした値は「110000」,「110000」,
「001100」,「000100」となる。従って、
これらに3、2、1、0を加算した変換後の速度S
0’,S1’,S2’,S3’は、2進数表記で「「1
10011」,「110010」,「001101」,
「000100」となり、10進数表記では、それぞれ
「51」,「50」,「13」,「4」となる。
1に同じ9600bpsの端末が接続され、I/Oコン
トローラ7−2には38400bpsのモデムが接続さ
れ、I/Oコントローラ7−3には115200bps
のモデムが接続される場合、速度レジスタ3−0,3−
1,3−2,3−3の設定値S0,S1,S2,S3
は、「12」,「12」,「3」,「1」となる。これ
を2進数で表記すると、「1100」,「1100」,
「0011」,「0001」であるから、2ビット左シ
フトした値は「110000」,「110000」,
「001100」,「000100」となる。従って、
これらに3、2、1、0を加算した変換後の速度S
0’,S1’,S2’,S3’は、2進数表記で「「1
10011」,「110010」,「001101」,
「000100」となり、10進数表記では、それぞれ
「51」,「50」,「13」,「4」となる。
【0037】割り込み要求信号IRQ0用の選択回路4
0は、IRQ0に対応する速度S0’を残りのIRQ
1,IRQ2,IRQ3に対応する速度S1’,S
2’,S3’と比較し、S0’の方が速い場合(値的に
は小さい場合)にその出力を“1”とする比較器404
〜406と、比較器404〜406の出力とIRQ0の
論理積をとるアンドゲート407とを備え、このアンド
ゲート407から出力されるIRQ0が割り込み要因レ
ジスタ5に出力される。また、発生していないIRQ1
〜IRQ3については比較対象から除外するため、各比
較器404〜406の出力段に、IRQ1〜IRQ3が
発生しているときは比較器404〜406の出力をマス
クするオアゲート401〜403を設けてある。なお、
アンドゲート407の出力は、IRQ0がCPU6で受
け付けられ、それに伴ってIRQ0がインアクティブと
なった時点でインアクティブとなる。
0は、IRQ0に対応する速度S0’を残りのIRQ
1,IRQ2,IRQ3に対応する速度S1’,S
2’,S3’と比較し、S0’の方が速い場合(値的に
は小さい場合)にその出力を“1”とする比較器404
〜406と、比較器404〜406の出力とIRQ0の
論理積をとるアンドゲート407とを備え、このアンド
ゲート407から出力されるIRQ0が割り込み要因レ
ジスタ5に出力される。また、発生していないIRQ1
〜IRQ3については比較対象から除外するため、各比
較器404〜406の出力段に、IRQ1〜IRQ3が
発生しているときは比較器404〜406の出力をマス
クするオアゲート401〜403を設けてある。なお、
アンドゲート407の出力は、IRQ0がCPU6で受
け付けられ、それに伴ってIRQ0がインアクティブと
なった時点でインアクティブとなる。
【0038】この選択回路40では、IRQ0だけが発
生した場合には、比較回路404〜406の全出力が
“1”となり、IRQ0が割り込み要因レジスタ5に出
力される。また、IRQ0と同時にIRQ1〜IRQ3
の少なくとも1つ以上が発生している場合、発生してい
る他の割り込み要求信号にかかる速度S1’〜S3’よ
りIRQ0の速度S0’の方が速い場合に限り、比較回
路404〜406の全出力が“1”となってIRQ0が
割り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合に
はIRQ0はマスクされる。マスクされたIRQ0は、
その後、競合する、より速度の速い割り込み要求信号が
受け付けられ、その割り込み要求信号がクリアされた時
点で、出力される。
生した場合には、比較回路404〜406の全出力が
“1”となり、IRQ0が割り込み要因レジスタ5に出
力される。また、IRQ0と同時にIRQ1〜IRQ3
の少なくとも1つ以上が発生している場合、発生してい
る他の割り込み要求信号にかかる速度S1’〜S3’よ
りIRQ0の速度S0’の方が速い場合に限り、比較回
路404〜406の全出力が“1”となってIRQ0が
割り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合に
はIRQ0はマスクされる。マスクされたIRQ0は、
その後、競合する、より速度の速い割り込み要求信号が
受け付けられ、その割り込み要求信号がクリアされた時
点で、出力される。
【0039】割り込み要求信号IRQ1用の選択回路4
1も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート41
1〜413と比較器414〜416とアンドゲート41
7とで構成され、IRQ1だけが発生した場合には、比
較回路414〜416の全出力が“1”となり、IRQ
1が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q1と同時にIRQ0,IRQ2,IRQ3の少なくと
も1つ以上が発生している場合、発生している他の割り
込み要求信号にかかる速度S0’,S2’,S3’より
IRQ1の速度S1’の方が速い場合に限り、比較回路
414〜416の全出力が“1”となってIRQ1が割
り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合には
IRQ1はマスクされる。
1も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート41
1〜413と比較器414〜416とアンドゲート41
7とで構成され、IRQ1だけが発生した場合には、比
較回路414〜416の全出力が“1”となり、IRQ
1が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q1と同時にIRQ0,IRQ2,IRQ3の少なくと
も1つ以上が発生している場合、発生している他の割り
込み要求信号にかかる速度S0’,S2’,S3’より
IRQ1の速度S1’の方が速い場合に限り、比較回路
414〜416の全出力が“1”となってIRQ1が割
り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合には
IRQ1はマスクされる。
【0040】割り込み要求信号IRQ2用の選択回路4
2も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート42
1〜423と比較器424〜426とアンドゲート42
7とで構成され、IRQ2だけが発生した場合には、比
較回路424〜426の全出力が“1”となり、IRQ
2が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q2と同時にIRQ0,IRQ1,IRQ3の少なくと
も1つ以上が発生している場合、発生している他の割り
込み要求信号にかかる速度S0’,S1’,S3’より
IRQ2の速度S2’の方が速い場合に限り、比較回路
424〜426の全出力が“1”となってIRQ2が割
り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合には
IRQ2はマスクされる。
2も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート42
1〜423と比較器424〜426とアンドゲート42
7とで構成され、IRQ2だけが発生した場合には、比
較回路424〜426の全出力が“1”となり、IRQ
2が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q2と同時にIRQ0,IRQ1,IRQ3の少なくと
も1つ以上が発生している場合、発生している他の割り
込み要求信号にかかる速度S0’,S1’,S3’より
IRQ2の速度S2’の方が速い場合に限り、比較回路
424〜426の全出力が“1”となってIRQ2が割
り込み要因レジスタ5に出力され、それ以外の場合には
IRQ2はマスクされる。
【0041】割り込み要求信号IRQ3用の選択回路4
3も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート43
1〜433と比較器434〜436とアンドゲート43
7とで構成され、IRQ3だけが発生した場合には、比
較回路434〜436の全出力が“1”となり、IRQ
3が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q3と同時にIRQ0〜IRQ2の少なくとも1つ以上
が発生している場合、発生している他の割り込み要求信
号にかかる速度S0’〜S2’よりIRQ3の速度S
3’の方が速い場合に限り、比較回路434〜436の
全出力が“1”となってIRQ3が割り込み要因レジス
タ5に出力され、それ以外の場合にはIRQ3はマスク
される。
3も、上述した選択回路40と同様に、オアゲート43
1〜433と比較器434〜436とアンドゲート43
7とで構成され、IRQ3だけが発生した場合には、比
較回路434〜436の全出力が“1”となり、IRQ
3が割り込み要因レジスタ5に出力される。また、IR
Q3と同時にIRQ0〜IRQ2の少なくとも1つ以上
が発生している場合、発生している他の割り込み要求信
号にかかる速度S0’〜S2’よりIRQ3の速度S
3’の方が速い場合に限り、比較回路434〜436の
全出力が“1”となってIRQ3が割り込み要因レジス
タ5に出力され、それ以外の場合にはIRQ3はマスク
される。
【0042】また、割り込み要因レジスタ5は、本例の
場合、IRQ0の要因を保持するエリア5−0と、IR
Q1の要因を保持するエリア5−1と、IRQ2の要因
を保持するエリア5−2と、IRQ3の要因を保持する
エリア5−3とを有し、前述したようにCPU6からリ
ードされるようになっている。
場合、IRQ0の要因を保持するエリア5−0と、IR
Q1の要因を保持するエリア5−1と、IRQ2の要因
を保持するエリア5−2と、IRQ3の要因を保持する
エリア5−3とを有し、前述したようにCPU6からリ
ードされるようになっている。
【0043】更に、変換回路44のシフトレジスタ44
1は、要因レジスタ5のリード動作が行われる毎に1段
だけローテーションされる。即ち、図4では、先頭から
順に0、1、2、3となっているが、1段だけローテー
ションされることにより、次回の選択時には、先頭から
順に1、2、3、0となる。この結果、速度S0〜S3
が全て同じ速度の場合、常にS3’の値が最小になるこ
とはなく、次にはS0’が最小となり、その次にはS
1’が最小となり、その次にはS2’が最小となり、ま
た再びS3’が最小となるように、順番に変化してい
く。このため、速度S0〜S3のうち同じ速度のものが
複数ある場合に、それらが競合したとき常に特定のI/
Oコントローラの割り込み要求信号が優先して選択され
ることがない。
1は、要因レジスタ5のリード動作が行われる毎に1段
だけローテーションされる。即ち、図4では、先頭から
順に0、1、2、3となっているが、1段だけローテー
ションされることにより、次回の選択時には、先頭から
順に1、2、3、0となる。この結果、速度S0〜S3
が全て同じ速度の場合、常にS3’の値が最小になるこ
とはなく、次にはS0’が最小となり、その次にはS
1’が最小となり、その次にはS2’が最小となり、ま
た再びS3’が最小となるように、順番に変化してい
く。このため、速度S0〜S3のうち同じ速度のものが
複数ある場合に、それらが競合したとき常に特定のI/
Oコントローラの割り込み要求信号が優先して選択され
ることがない。
【0044】勿論、シフトレジスタ441のローテーシ
ョンを行わない構成も採用可能であり、その場合には、
速度S0〜S3のうち同じ速度のものが複数ある場合
に、それらが競合したとき、シフトレジスタ441の各
段の値で定まる固定の優先順位で、常に特定の割り込み
要求信号が選択されることになる。
ョンを行わない構成も採用可能であり、その場合には、
速度S0〜S3のうち同じ速度のものが複数ある場合
に、それらが競合したとき、シフトレジスタ441の各
段の値で定まる固定の優先順位で、常に特定の割り込み
要求信号が選択されることになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の割り込み制
御装置は、各々周辺装置の接続された複数のI/Oコン
トローラから出される割り込み要求信号の優先順位を、
接続された周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定
する機能を持つため、I/Oコントローラに接続される
周辺装置やその速度の設定を変更した場合に、人手や特
別なプログラムを使用して優先順位を再設定する必要が
なく、自動的に最適な優先順位の設定が行える。これに
より、周辺装置の変更やその速度の変更が実施され、そ
の周辺装置を使用する前にCPUがI/Oコントローラ
に対して速度設定を行ったにもかかわらず、割り込み制
御装置での優先順位が変更されていないといった事態を
回避でき、速度の異なる複数のI/Oコントローラから
の割り込み要求信号が競合した場合に、常に、速度の速
いものを優先して処理することが可能となり、オーバー
ランやアンダーラン等のエラーの発生を防止することが
できる。
御装置は、各々周辺装置の接続された複数のI/Oコン
トローラから出される割り込み要求信号の優先順位を、
接続された周辺装置の動作速度に基づいて自律的に設定
する機能を持つため、I/Oコントローラに接続される
周辺装置やその速度の設定を変更した場合に、人手や特
別なプログラムを使用して優先順位を再設定する必要が
なく、自動的に最適な優先順位の設定が行える。これに
より、周辺装置の変更やその速度の変更が実施され、そ
の周辺装置を使用する前にCPUがI/Oコントローラ
に対して速度設定を行ったにもかかわらず、割り込み制
御装置での優先順位が変更されていないといった事態を
回避でき、速度の異なる複数のI/Oコントローラから
の割り込み要求信号が競合した場合に、常に、速度の速
いものを優先して処理することが可能となり、オーバー
ランやアンダーラン等のエラーの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の割り込み制御装置を有するデータ処理
装置の構成例を示すブロック図である。
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の割り込み制御装置の一実施例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】バス監視回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】優先順位決定回路の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
1…割り込み制御装置 2…バス監視回路 3−0〜3−3…速度レジスタ 4…優先順位決定回路 5…割り込み要因レジスタ 6…CPU 7−0〜7−3…I/Oコントローラ 10,11−0〜11−3…信号線 12−0〜12−3…速度設定レジスタ INT…割り込み線 IRQ0〜IRQ3…割り込み要求信号 B…バス
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のI/Oコントローラから同時に割
り込み要求信号が出力された場合に、その何れか1つを
選択して、CPUに通知する割り込み制御装置におい
て、 各I/Oコントローラ毎に設けられた速度レジスタと、 CPUと各I/Oコントローラとをつなぐバスに接続さ
れ、CPUから各I/Oコントローラへの速度設定にか
かるアクセスを検出し、検出した設定速度をそのアクセ
ス先のI/Oコントローラに対応する前記速度レジスタ
に設定するバス監視回路と、 各I/Oコントローラからの割り込み要求信号と前記各
速度レジスタに設定された速度とを入力し、複数のI/
Oコントローラから同時に割り込み要求信号が出力され
た場合に、速度レジスタに設定された速度がより速いI
/Oコントローラを優先して、1つの割り込み要求信号
を選択する優先順位決定回路と、 該優先順位決定回路で選択された割り込み要求信号を保
持し、CPUに割り込みをかける割り込み要因レジスタ
とを含むことを特徴とする割り込み制御装置。 - 【請求項2】 前記優先順位決定回路は、速度レジスタ
に設定された速度が同じである複数のI/Oコントロー
ラから同時に発生した割り込み要求信号のうちから1つ
の割り込み要求信号を選択する優先順位を固定とした構
成を有することを特徴とする請求項1記載の割り込み制
御装置。 - 【請求項3】 前記優先順位決定回路は、速度レジスタ
に設定された速度が同じである複数のI/Oコントロー
ラから同時に発生した割り込み要求信号のうちから1つ
の割り込み要求信号を選択する優先順位を順次変更する
構成を有することを特徴とする請求項1記載の割り込み
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08335397A JP3206483B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 割り込み制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08335397A JP3206483B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 割り込み制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10260930A true JPH10260930A (ja) | 1998-09-29 |
JP3206483B2 JP3206483B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=13800084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08335397A Expired - Fee Related JP3206483B2 (ja) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | 割り込み制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206483B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005243033A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Samsung Electronics Co Ltd | インタラプトコントローラ |
JP2009514067A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-04-02 | クイックフィルター・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 直列周辺インターフェースを使用するマルチチャンネルデータ転送のためのデータ構造及び回路 |
-
1997
- 1997-03-17 JP JP08335397A patent/JP3206483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005243033A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Samsung Electronics Co Ltd | インタラプトコントローラ |
US7484024B2 (en) | 2004-02-27 | 2009-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method for interrupt source signal allocation |
JP2009514067A (ja) * | 2005-09-09 | 2009-04-02 | クイックフィルター・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 直列周辺インターフェースを使用するマルチチャンネルデータ転送のためのデータ構造及び回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3206483B2 (ja) | 2001-09-10 |
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