JPH10260580A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10260580A
JPH10260580A JP9066423A JP6642397A JPH10260580A JP H10260580 A JPH10260580 A JP H10260580A JP 9066423 A JP9066423 A JP 9066423A JP 6642397 A JP6642397 A JP 6642397A JP H10260580 A JPH10260580 A JP H10260580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体の劣化や、環境変動による現像特性の変
化の影響を受けず、常時、安定したトナー比濃度を検出
し、かつその制御を行うことができる現像装置を提供す
る。 【解決手段】トナーの補給口6が設けられ内部に現像剤
を収容する筺体1と、この筺体の開口部に沿って配置さ
れ、現像剤を担持し、かつ感光体に供給して現像を行う
マグネットローラ3と、その両側端は筺体側壁と間隙を
存するとともに、筺体他側部から上記マグネットローラ
の近傍位置まで突設され、筺体内を上下に仕切る隔壁部
10と、この隔壁部の上部と下部とに配置され、現像剤
およびトナーを撹拌するとともに、循環移送する上オー
ガ4Aおよび下オーガ4Bと、これら上,下オーガによ
る現像剤循環路中に配置され、現像剤のトナー比濃度を
検出するトナー濃度検出センサTとを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置であ
る、たとえば電子複写機に備えられる現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置である電子複写機が多用さ
れている。この電子複写機を構成する装置のうちの一つ
に、現像装置がある。現像装置は、現像装置本体である
筺体の一側部に沿って開口部が設けられ、ここに現像剤
層を担持するマグネットローラが配置される。現像剤
は、通常、トナーとキャリヤからなる二成分現像剤であ
る。
【0003】また、筺体の上面一部にトナーの補給部が
設けられ、必要に応じて現像剤中に新たなトナーを補給
するようになっている。現像剤中には撹拌手段が配置さ
れる。この撹拌手段は、上記マグネットローラに沿って
配置される一対の撹拌羽根であるオーガから構成され
る。これらオーガは現像剤を撹拌し、かつ所定方向へ循
環移送する。
【0004】たとえば、特開平5−333691号にお
いて開示される現像剤の撹拌手段は、各々の搬送方向が
相反するように2本のオーガーを装置内上,下部に対向
し、かつ互いに平行に延出される。
【0005】筺体内の現像剤は、これら上下オーガによ
って、マグネットローラと下オーガとの間に形成される
撹拌用現像剤溜り部から、上オーガとマグネットローラ
との間に形成される供給用現像剤溜り部を介してマグネ
ットローラに供給されるよう循環する。そのあと、マグ
ネットローラから剥離され、下オーガへ移送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高画質の複
写像を得るために、この現像装置におけるキャリヤに対
するトナーの割合であるトナー比濃度を常に検出して制
御することは、必要不可欠である。
【0007】しかるに、従来の前述の上下オーガタイプ
の現像装置内で直接、トナー比濃度を検出し、かつトナ
ー比を常時制御する技術が開発されていない。存在する
検知手段としては、像担持体である感光体に対向してフ
ォトカプラなどのセンサを配置してなり、感光体に現像
されたトナーの濃度を光学的に検出している。
【0008】しかしながら、長期の使用に亘ると感光体
が劣化する恐れがあり、それにともなうトナー濃度の変
動がある。あるいは、電子複写機が配置される周囲の環
境条件(低温低湿、常温常湿、高温多湿など)の要因に
よる現像特性の変化によって、正確なトナー比濃度の検
出がなされていない。
【0009】その結果、トナー比濃度が高すぎてオーガ
の撹拌効率が悪くなり、機体内へトナーが飛散するとい
う不具合や、トナー比濃度が低すぎてトナーとともにキ
ャリアまで感光体に引きつけてしまい、ベタ部へのキャ
リア付着といった不具合を生じていた。
【0010】本発明は上記事情にもとづきなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体の劣化や、
環境変動による現像特性の変化の影響を受けず、常時、
安定したトナー比濃度を検出し、かつその制御を行うこ
とができる現像装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するた
め、本発明の現像装置は、開口部が設けられるととも
に、内部に現像剤を収容する現像装置本体と、この現像
装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記収容され
る現像剤を担持するとともに、担持した現像剤を像担持
体に供給して現像を行う現像剤担持体と、上記現像装置
本体内を上下に仕切る隔壁部と、この隔壁部の上部と下
部とに配置され、現像装置本体内に収容される現像剤お
よび上記補給部から補給されるトナーを撹拌するととも
に、現像装置本体内に循環移送する一対の撹拌手段と、
これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、上記現像
剤のトナー比濃度を検出する手段は、下撹拌手段から上
撹拌手段に現像剤を供給する位置と対向して設けられる
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の現像装置は、一側部に沿っ
て開口部が設けられるとともに、上面一側部にトナーの
補給部が設けられ、内部にトナーとキャリヤとからなる
二成分現像剤を収容する現像装置本体と、この現像装置
本体の上記開口部に沿って配置され、上記収容される現
像剤を担持するとともに、担持した現像剤を像担持体に
供給して現像を行うマグネットローラと、その両側端は
現像装置本体側壁と間隙を存するとともに、上記現像装
置本体の他側部からマグネットローラの近傍位置まで突
設され、現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、この
隔壁部の上部と下部とに配置され、現像装置本体内に収
容される現像剤および補給部から補給されるトナーを撹
拌するとともに、現像装置本体内に循環移送する上オー
ガおよび下オーガと、これら上,下オーガによる現像剤
循環路中に配置され、現像剤のトナー比濃度を検出する
磁気式トナー比濃度検出センサとを具備し、上記現像剤
循環路は、隔壁部の下部側で、かつ下オーガとマグネッ
トローラとによって囲繞される空間部である撹拌用現像
剤溜り部と、下オーガと、補給部とは反対側の装置本体
側壁と隔壁部側端との間隙と、上オーガと、隔壁部の上
部側で、かつ上オーガとマグネットローラとによって囲
繞される空間部である供給用現像剤溜り部と、マグネッ
トローラと、上記撹拌用現像剤溜り部とに順次現像剤を
循環する経路と、上記マグネットローラに供給されない
余剰の現像剤および上記補給部から補給されるトナーを
補給部側の装置本体側壁と隔壁部側端との間隙を介して
下オーガに導く経路とに形成され、上記現像剤のトナー
比濃度を検出する手段は、現像剤循環路におけるトナー
補給部より下流側で、かつマグネットローラ下流の撹拌
用現像剤溜り部に配置されることを特徴とする。
【0013】上述の課題を解決する手段を採用すること
により、外的条件の影響を受けずに正確なトナー比濃度
の検出をなし、よって常に安定したトナー比濃度の制御
が可能化する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面にもとづいて説明する。図1および図2に示すよう
に、現像装置本体である筺体1内に、トナーとキャリヤ
とからなる二成分現像剤が収容される。この筺体1の感
光体ドラム2に沿う側面部は開口されていて、ここに現
像剤担持体であるマグネットローラ3が配置される。
【0015】このマグネットローラ3の周壁一部は、上
記感光体ドラム2の周壁一部に沿うとともに近接して配
置される。マグネットローラ3は、固定のマグネット3
aの周面を回転駆動されるスリーブ3bが覆うことによ
り構成されていて、スリーブ3bの周面に現像剤を担持
する。
【0016】上記マグネットローラ3の上方部位に亘っ
て、非磁性金属板からなるドクタブレード9が配置され
る。このドクタブレード9の端縁はマグネットローラ3
周面と均一な所定間隙を存して対向し、マグネットロー
ラ3の周面に付着したトナーのうち上記間隙以上に付着
したトナーを掻き落とし、間隙相当のトナー層厚を形成
するものである。
【0017】筺体1内部には隔壁部10が突設されてい
て、この上下部に対向し、かつ互いに平行に、上下撹拌
手段としての一対の撹拌羽根である上,下オーガ4A,
4Bが配置される。
【0018】上,下オーガ4A,4Bの端部は筺体1の
一側壁1aから突出していて、それぞれギヤ機構5aと
駆動モータ5bとからなる駆動機構5に連結されてい
る。そして、上,下オーガ4A,4Bはこの駆動機構5
によって、互いに逆方向に回転駆動されるようになって
いる。
【0019】筺体1内において上オーガ4Aは、現像剤
を撹拌するとともに、一端部から他端部方向に現像剤を
移送する。下オーガ4Bは、現像剤を撹拌するととも
に、他端部から一端部側へ現像剤を移送する。すなわ
ち、上,下オーガ4A,4Bは現像剤を互いに反対側方
向へ移送する。
【0020】一方、上記隔壁部10は上,下オーガ4
A,4B相互間に介在するとともに、その先端部はマグ
ネットローラ3と近接する位置まで延出される。そし
て、隔壁部10の両側端は筺体1の両側壁1a,1bと
は所定間隔を存している。
【0021】この隔壁部10の一方の側端bと筺体側壁
1bとの間の空間部の筺体上面壁1c対向部位には、ト
ナーの補給部である補給口6が設けられる。この補給口
6には、ここでは図示しないトナーカートリッジが取付
けられ、トナー補給信号に応じて補給口6が自動的に開
口されトナーカートリッジから新たなトナーが筺体1内
に供給されるようになっている。
【0022】なお、ここでは隔壁部10上部の上オーガ
4Aとマグネットローラ3との間の空間部を供給用現像
剤溜り部7と呼び、マグネットローラ3と隔壁部10下
部と下オーガ4Bとの空間部を撹拌用現像剤溜り部8と
呼ぶ。
【0023】上,下オーガ4A,4Bを回転駆動するこ
とによって、筺体1内の現像剤は以下の順に循環移送さ
れ、筺体1内には現像剤循環路Sが形成される。すなわ
ち、撹拌用現像剤溜り部8−下オーガ4B−筺体側壁1
aと隔壁部側端aとの間隙である矢印A−上オーガ4A
−供給用現像剤溜り部7−矢印B−マグネットローラ3
−矢印Cから再び上記撹拌用現像剤溜り部8の順に循環
する経路である。
【0024】また、上記マグネットローラ3に供給され
ない余剰の現像剤および上記補給口6から補給されるト
ナーは、筺体側壁1bと隔壁部10の側端bとの間隙で
ある矢印Dを介して下オーガ4Bに導かれる経路があ
る。
【0025】このような現像装置において、筺体1内に
磁気式トナー比濃度検出センサTを配置し、このセンサ
Tの検出信号に応じて補給口6から自動的にトナーを補
給制御する。
【0026】ただし、トナー比濃度検出センサTの取付
け位置を選択しないと、トナー比濃度を良好に制御保持
することができない。そこで、以下に説明する第1ない
し第3の取付け位置Ta〜Tcにトナー比濃度検出セン
サTを取付け、それぞれの位置で検知して制御をなし
た。そして、特に図2に示す、マグネットローラ3の一
端部上であるE部の位置で現像剤をサンプリングし、い
ずれのセンサ取付け位置がトナー比濃度を良好に制御保
持する理想の位置であるかを求めた。
【0027】すなわち、同図に示すように、トナー比濃
度検出センサTの第1の取付け位置Taを、現像剤循環
経路Sにおけるトナー補給口6より下流で、かつマグネ
ットトナー比濃度検出センサTの第2の取付け位置Tb
を、現像剤循環経路Sにおける供給用現像剤溜り部7の
マグネットローラ3下流に定めた。
【0028】トナー比濃度検出センサTの第3の取付け
位置Tcを、現像剤循環経路Sにおけるトナー補給口6
より下流側で、かつ撹拌用現像剤溜り部8のマグネット
ローラ3上流に定めた。
【0029】なお、図1に示すように第1の取付け位置
Taと第3の取付け位置Tcにおいて、上記トナー比濃
度検出センサTは、下オーガ4B下方部位の筺体1底部
に取付けられ、その検出面を筺体1内部に臨ませてい
る。
【0030】また、第2の取付け位置Tbにおいて上記
トナー比濃度検出センサTは、上オーガ4A側方部位の
筺体1側壁に取付けられ、その検出面を筺体内部に臨ま
せている。
【0031】特に、第1の取付け位置Taにおいては、
下オーガ4Bの側方部位である筺体側壁1aでもよく、
装置のスペースに応じて好ましい配置を選択することが
できる。
【0032】そして、第1ないし第3の取付け位置Ta
〜Tcのいずれにおいても、各トナー比濃度検出センサ
Tの検出面に対向する上,下オーガ4A,4B部位に
は、オーガの回転にともなって回転し、各検出センサの
検出面を払拭して検出精度を高く保持する図示しない清
掃具が取付けられる。
【0033】それぞれの取付け位置で現像剤のトナー比
濃度を検出し、トナー補給を制御した状態で、印字率2
5%(A4横)の連続印字枚数(複写枚数)に対し、マ
グネットローラ3のE部における現像剤のトナー比濃度
変化の測定結果を、図3に示す。
【0034】図の白丸変化は第1の取付け位置Taであ
り、黒丸変化は第2の取付け位置Tbであり、白四角変
化は第3の取付け位置Tcである。すなわち、第1の取
付け位置Taにトナー比濃度度検出センサTを取付けた
場合、センサTがトナー比濃度の減少を検知すると、直
ちに補給口6からトナーを補給させ、トナー比濃度を上
げさせる。
【0035】トナー比濃度が上がった現像剤は、下オー
ガ4Bを介して速やかに第1の取付け位置Taに到達し
て検出センサTに検出される。この現像剤は、矢印Aに
沿って上オーガ4Aへ押し上げられ、ここから供給用現
像剤溜り部7を介してマグネットローラ3に供給され
る。
【0036】印字枚数が累積されれば、またトナー比濃
度が下がるが、上記トナー比濃度検出センサTは第1の
取付け位置Taにおいてただちにこれを検知し、上述の
ように作用する。
【0037】その結果、理想のトナー比濃度である9%
をほとんど境にして、小さなリップルでトナー比濃度が
変化することが判明した。すなわち、トナー比濃度の安
定性を得る取付け位置と言える。
【0038】これに対して、第2の取付け位置Tbで
は、供給用現像剤溜り部7のマグネットローラ3下流に
検出センサTを取付けたから、検出センサがトナー比濃
度の低下を検出するタイミングが遅く、検知したときは
E部のトナー比濃度が極端に低下している。
【0039】そして、検出センサTがトナー補給を指示
して実際にトナーが補給されると、理想のトナー比濃度
を大きく越えた状態になるまでトナーの補給を中止でき
ない。このような制御の繰り返しであり、結局、大きな
リップルが生じる不適切な取付け位置であることが判明
した。
【0040】第3の取付け位置Tcは、現像剤循環経路
Sにおけるトナー補給口6より下流側でかつ、撹拌用現
像剤溜り部8のマグネットローラ3上流にトナー比濃度
検出センサTを取付けたから、検出センサがトナー比濃
度の低下を検出するタイミングが遅く、検知したときは
E部のトナー比濃度が極端に低下している。
【0041】そして、実際に検出センサTがトナー比濃
度の低下を検出し難い位置に配置されていて、トナー比
濃度が低い状態で推移し、良質な画像を得られない不適
切な取付け位置であることが判明した。
【0042】結論として、トナー比濃度検出センサTを
第1の取付け位置Taを選択して取付けることにより、
感光体2の劣化や、環境変動による現像特性の変化の影
響を受けることなく、安定したトナー比濃度制御を行う
ことができることとなる。
【0043】なお、この第1の取付け位置Taにおいて
も、マグネットローラ3の磁力の影響を受けないよう
に、現像剤の循環方向に対して、マグネットローラ3の
下流近傍にすることが望ましい。
【0044】つぎに、図4に示すように、一対のオーガ
40A,40Bを筺体100内に水平方向に並べて配置
した、いわゆる横型の現像装置について説明する。トナ
ーの補給口16を筺体100の一側部に設け、各オーガ
40A,40Bを回転駆動することにより、筺体100
内に収容される現像剤を矢印Gと矢印H方向とに循環移
送するここで、トナー比濃度検出センサTの第1の取付
け位置をTeをマグネットローラ3側である第2のオー
ガ40Bの下方部位で、かつ補給口16側の端部とし、
第2の取付け位置をTfを感光体2側である第2のオー
ガ40Bの下方部位で、かつ補給口16とは反対側の端
部とし、第3の取付け位置をTgを補給口16側である
第1のオーガ40Aの下方部位で、かつ補給口とは反対
側の端部に設定した。
【0045】それぞれの位置設定の上、再び所定部位で
現像剤をサンプリングしてトナー比濃度を測定した。第
1の取付け位置Teは、現像剤の循環方向に対してトナ
ー補給口16より下流で、しかもマグネットローラ3の
下流であるから、トナー補給口16との距離が長くな
り、したがって制御しようとしているトナー比濃度より
もオーバートナーとなり易い。
【0046】これに対して、第2の取付け位置Tfはマ
グネットローラ3の上流側であり、かつ第3の取付け位
置Tgは第1のオーガー40Aの下流側であって、安定
したトナー比濃度の制御が行えることとなる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
装置本体内に上下撹拌手段と、トナー比濃度を検出する
手段を備え、かつこの検出手段の位置を特定したから、
感光体の劣化や、環境変動による現像特性の変化の影響
を受けることなく、安定したトナー比濃度の制御を行え
て、高画質化を得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、現像装置の縦断
側面図。
【図2】同実施の形態の、現像装置の縦断正面図。
【図3】印字枚数に対するトナー比濃度の変化を示す特
性図。
【図4】他の実施の形態の、いわゆる横型現像装置の横
断平面図。
【符号の説明】
6…トナーの補給部(補給口)、 1…現像装置本体(筺体)、 3…像担持体(マグネットローラ)、 10…隔壁部、 4A…上オーガ、 4B…下オーガ、 S…現像剤循環路、 T…トナー比濃度検出センサ、 8…撹拌用現像剤溜り部、 7…供給用現像剤溜り部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部が設けられるとともに、内部に現像
    剤を収容する現像装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行う現像剤担持体と、 上記現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、 この隔壁部の上部と下部とに配置され、現像装置本体内
    に収容される現像剤および上記補給部から補給されるト
    ナーを撹拌するとともに、現像装置本体内に循環移送す
    る一対の撹拌手段と、 これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
    剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、 上記現像剤のトナー比濃度を検出する手段は、下撹拌手
    段から上撹拌手段に現像剤を供給する位置と対向して設
    けられることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】上記記現像剤のトナー比濃度を検出する手
    段は、磁気式トナー比濃度検出センサであることを特徴
    とする請求項1および請求項2記載の現像装置。
  3. 【請求項3】上記現像剤は、トナーとキャリヤとからな
    る二成分現像剤であることを特徴とする請求項1および
    請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】開口部が設けられるとともに、トナーが補
    給される補給部が形成され、内部に現像剤を収容する現
    像装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行う現像剤担持体と、 上記現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、 この隔壁部の上部と下部とに配置され、現像装置本体内
    に収容される現像剤および上記補給部から補給されるト
    ナーを撹拌するとともに、現像装置本体内に循環移送す
    る一対の撹拌手段と、 これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
    剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、 上記現像剤のトナー比濃度を検出する手段は、現像剤の
    循環方向に沿って、前記補給部の下流側で、かつ下撹拌
    手段から上撹拌手段に現像剤を供給する位置と対向して
    設けられることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】開口部が設けられるとともに、トナーが補
    給される補給部が形成され、内部に現像剤を収容する現
    像装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行う現像剤担持体と、 上記現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、 この隔壁部の上部と下部とに配置され、現像装置本体内
    に収容される現像剤および上記補給部から補給されるト
    ナーを撹拌するとともに、現像装置本体内に循環移送す
    る一対の撹拌手段と、 これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
    剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、 上記上撹拌手段は、上記現像剤を撹拌しつつ、上記現像
    剤担持体に対して所定の方向に沿って現像剤を供給し、
    上記下撹拌手段は、所定の方向に現像剤を移送すること
    により、上記上撹拌手段との間で現像剤を循環搬送し、 上記現像剤のトナー比濃度検出手段は、現像剤の循環方
    向に沿って、前記補給部の下流側で、かつ下撹拌手段か
    ら上撹拌手段に現像剤を供給する位置と対向して設けら
    れることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】開口部が設けられるとともに、トナーが補
    給される補給部が形成され、内部に現像剤を収容する現
    像装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行う現像剤担持体と、 上記現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、 上記現像装置本体内において、上記隔壁部上方に設けら
    れ、上記現像剤を撹拌しつつ、上記現像剤担持体に対し
    て所定の方向に沿って現像剤を供給する上撹拌手段と、 上記現像装置本体内において、上記隔壁部下方に設けら
    れ所定の方向に現像剤を移送することにより、上記上撹
    拌手段との間で現像剤を循環搬送する下撹拌手段と、 これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
    剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、 上記補給部は、上記上撹拌手段の現像剤供給方向に沿っ
    て上撹拌手段の下流側と対向するよう上記現像装置本体
    に形成され、 上記現像剤のトナー比濃度測定手段は、現像剤の循環方
    向に沿って前記補給部の下流側で、かつ下撹拌手段から
    上撹拌手段に現像剤を供給する位置と対向して設けられ
    ることを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】開口部が設けられるとともに、トナーが補
    給される補給部が形成され、内部に現像剤を収容する現
    像装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行う現像剤担持体と、 上記現像装置本体内を上下に仕切る隔壁部と、 上記現像装置本体内において、上記隔壁部上方に設けら
    れ、上記現像剤を撹拌しつつ、上記現像剤担持体に対し
    て所定の方向に沿って現像剤を供給する上撹拌手段と、 上記現像装置本体内において、上記隔壁部下方に設けら
    れ、所定の方向に現像剤を移送することにより、上記上
    撹拌手段との間で現像剤を循環搬送する下撹拌手段と、 これら撹拌手段による現像剤循環路中に配置され、現像
    剤のトナー比濃度を検出する手段とを具備し、 上記補給部は、上記上撹拌手段の現像剤供給方向に沿っ
    て、上撹拌手段の下流側と対向するよう上記現像装置本
    体に形成され、 上記現像剤のトナー比濃度測定手段は、現像剤の循環方
    向に沿って前記補給部の下流側で、かつ前記現像剤担持
    体の下流側と対向して設けられることを特徴とする現像
    装置。
  8. 【請求項8】一側部に沿って開口部が設けられるととも
    に、上面一側部にトナーの補給部が設けられ、内部にト
    ナーとキャリヤとからなる二成分現像剤を収容する現像
    装置本体と、 この現像装置本体の上記開口部に沿って配置され、上記
    収容される現像剤を担持するとともに、担持した現像剤
    を像担持体に供給して現像を行うマグネットローラと、 その両側端は現像装置本体側壁と間隙を存するととも
    に、上記現像装置本体の他側部からマグネットローラの
    近傍位置まで突設され、現像装置本体内を上下に仕切る
    隔壁部と、 この隔壁部の上部と下部とに配置され、現像装置本体内
    に収容される現像剤および補給部から補給されるトナー
    を撹拌するとともに、現像装置本体内に循環移送する上
    オーガおよび下オーガと、 これら上,下オーガによる現像剤循環路中に配置され、
    現像剤のトナー比濃度を検出する磁気式トナー比濃度検
    出センサとを具備し、 上記現像剤循環路は、 隔壁部の下部側で、かつ下オーガとマグネットローラと
    によって囲繞される空間部である撹拌用現像剤溜り部
    と、下オーガと、補給部とは反対側の装置本体側壁と隔
    壁部側端との間隙と、上オーガと、隔壁部の上部側で、
    かつ上オーガとマグネットローラとによって囲繞される
    空間部である供給用現像剤溜り部と、マグネットローラ
    と、上記撹拌用現像剤溜り部とに順次現像剤を循環する
    経路と、 上記マグネットローラに供給されない余剰の現像剤およ
    び上記補給部から補給されるトナーを補給部側の装置本
    体側壁と隔壁部側端との間隙を介して下オーガに導く経
    路とに形成され、 上記現像剤のトナー比濃度を検出する手段は、現像剤循
    環路におけるトナー補給部より下流側で、かつマグネッ
    トローラ下流の撹拌用現像剤溜り部に配置されることを
    特徴とする現像装置。
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