JP2011164251A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー濃度検知手段が適切なトナー濃度を検知することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ドクターブレード25を現像ローラ22の下方に配置し、現像剤を一方向に循環させる現像装置20であり、撹拌搬送室27の現像剤搬送方向下流側に現像剤を現像搬送室26に送り込む送り込み部33が設けられ、第1搬送スクリュー28が現像搬送室26の送り込み部33から受け渡し部31まで延在するとともに、現像搬送室26の送り込み部33の壁面に現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ40が設置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いる現像装置と、該現像装置を用いるプロセスカートリッジ及び複写機、プリンタ、ファクシミリ又はそれらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置に関するものである。
上記形式の画像形成装置において、近年、トナーとキャリアからなる2成分現像方式の現像装置を採用するのが主流となっている。この種の現像装置の多くは特許文献2の図19等に記載されているように、水平に配置した2のスクリューを並べて構成している。この2本のスクリューのうち感光体ドラムに近い方に位置する第1のスクリューは、現像剤担持体(現像スリーブ)に現像剤を供給し、現像部を通過した後の現像剤を回収するために用いられる。又、第2の搬送スクリューは、現像スリーブから回収された現像剤と新しく補給された現像剤とを混合撹拌するために用いられる。
一方、近年、複写機、プリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置においては、省スペースを達成するために装置本体の小型化の要求が大きくなっており、特に、フルカラー方式の画像形成装置においては、現像装置を複数用いるため、モノクロの装置に比べて大型化するが、それを少しでも小型化することが要望されている。
この要望に答えるため、特許文献1には現像剤を撹拌・搬送し、現像容器内を循環させる循環手段である2本の搬送スクリューが上下方向に配置した現像装置が提案されている。この現像装置は、現像剤を収容した現像容器を備え、現像容器の感光体ドラムと対面した開口部に現像剤担持体である現像スリーブを有している。そして、現像容器内の開口部との反対側には隔壁によって区画された現像搬送室と撹拌搬送室が上下に形成されており、これらの現像搬送室と撹拌搬送室内には、循環手段である第1及び第2の搬送スクリューがそれぞれ設置されている。第1の搬送スクリューは現像搬送室内の現像剤を搬送し、又、第2の搬送スクリューはトナー補給口から撹拌搬送室内に第2の搬送スクリューの上流側に供給されるトナーと撹拌搬送室内に既にある現像剤とを撹拌しながら搬送し、現像剤のトナー濃度を均一化する。
以上説明したような縦撹拌型の現像装置は、現像搬送室と撹拌搬送室とが鉛直方向において斜め上下方向に配置されているため、その水平方向の占有スペースが小さくて済み、例えば複数の現像装置を水平方向に並列搭載するタンデム方式等のカラー画像形成装置において装置の小型化に寄与する等の利点が得られる。
かかる縦撹拌型の現像装置における現像剤の流れについて説明すると、トナー消費に伴う補給トナーは撹拌搬送室の一部に設けられたトナー補給口から装置内に補給される。補給されたトナーは撹拌搬送室内に既存の現像剤とともに、第2の搬送スクリューによって撹拌・混合され、現像剤のトナー濃度が均一化される。トナー濃度が均一化された現像剤は、撹拌搬送室の現像剤搬送方向下流の送り込み部から現像搬送室に落下して移動し、第1の搬送スクリューによって搬送されつつ、内部に固定配置された磁気ロールの磁極により現像スリーブの全長に亘って汲み上げられる。汲み上げられた現像剤は現像剤規制部材によって付着量が規制され、最終的に現像スリーブに付着して現像領域に達しなかった現像剤は現像搬送室の現像剤搬送方向下流の受け渡し部から撹拌搬送室に戻される。また、現像スリーブに付着して現像領域に達しったが像担持体に移行せずに残留した現像剤は、剤離れ磁極によって現像スリーブから離れ上部の撹拌搬送室に戻される。
ところで、このように現像剤が循環される現像装置内には現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段を設置する必要があり、このトナー濃度検知手段の検知精度が不適切であると、トナー濃度過多による地汚れやトナー飛散等の不具合を発生させるという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、トナー濃度検知手段が適切なトナー濃度を検知することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、静電潜像を担持する像担持体と対向配置され、磁界発生手段を内包する現像剤担持体と、該現像剤担持体の下方に位置し、トナー及びキャリアからなる現像剤を当該現像剤担持体に供給しながらその回転軸線方向に沿って搬送する第1搬送部材を備えた現像搬送室と、前記現像剤担持体の下方に対向するように配設され、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、前記現像搬送室と隔壁で仕切られ、かつ該現像搬送室より上方に配置されているとともに、前記像担持体と対向位置を過ぎた位置で前記現像剤担持体上から離脱した現像剤を回収し、前記現像剤担持体の回転軸線方向に沿って前記第1搬送部材と逆方向に搬送する第2搬送部材を備えた撹拌搬送室とを有し、該撹拌搬送室の現像剤搬送方向下流側で前記現像剤担持体の外側に前記撹拌搬送室の現像剤を前記現像搬送室に送り込む送り込み部が設けられ、前記現像搬送室の現像剤搬送方向下流側で前記現像剤担持体の外側に前記現像搬送室の現像剤を前記撹拌搬送室に受け渡す受け渡し部が設けられている現像装置において、前記第1搬送部材が前記現像搬送室の前記送り込み部から前記受け渡し部まで延在するとともに、該現像搬送室の前記送り込み部の壁面に現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段が設置されていることを特徴とする現像装置を提案する。
なお、本発明は、前記第1搬送部材の回転方向が前記現像剤担持体の回転方向と同一であり、前記トナー濃度検知手段の設置位置が前記現像搬送室の壁面における重力方向最下位置よりも前記第1搬送部材の回転方向の下流側へずれた位置であると有利である。
さらに、本発明は、前記現像搬送室は前記撹拌搬送室の斜め下方に位置し、前記送り込み部の現像剤が通る送り込む口には上側傾斜壁面に前記第1搬送部材と前記第2搬送部材の軸線を結ぶ直線に達する高さの凸形状が形成されていると有利である。
また、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1ないし3の何れか1つに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されていることを特徴とするプロセスカートリッジを提案する。
さらにまた、上記課題を解決するため、本発明は、請求項1ないし3の何れかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置を提案する。
本発明は、撹拌搬送室の送り込み部の反対端側には受け渡し部よりも現像剤搬送方向上流側にトナー補給部が設けられ、受け渡し部には現像搬送室と撹拌搬送室との間の下壁に凸形状が形成されており、トナー濃度検知手段が現像搬送室側の受け渡し部もしくはその近傍に設置されているので、補給トナーによる濃度変動がなく、かつ、検知領域の剤も安定しており、現像剤中のトナー濃度を適切にコントロールすることができ、良好な画像を安定して提供することができる。
本発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す構成図である。 現像装置を示す断面図である。 現像装置内の現像剤の流れを示す説明図である。 本発明の一実施形態を示す現像装置の送り込み部の断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、電子写真方式の画像形成装置の一例を示す垂直断面図であり、ここに示した画像形成装置は、装置本体1内に配置されたドラム状の感光体より成る第1ないし第4の像担持体2Y,2M,2C,2Kと、同じく装置本体1内に配置された無端状の中間転写ベルト3として構成された中間転写体を有している。中間転写ベルト3は支持ローラ4,5,6,7に巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される。
上記中間転写ベルト3は、各像担持体2Yないし2Kの上方に位置し、該中間転写ベルト3の下側の走行辺が各像担持体2Yないし2Kの周面に当接していて、各像担持体の表面にそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像が重ねて転写され得る転写材の一例を構成するものである。
第1ないし第4の各像担持体2Y,2M,2C,2K上にトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成は、そのトナー像の色が異なるだけで、実質的に全て同一であるため、第1の像担持体2Yにトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成だけを説明する。なお、Y、M、C、Kの添え字はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色を示しており、これら添え字は必要に応じて割愛する。
図2は、添え字「Y」を割愛して示しているが、イエローに対応した像担持体2と、その像担持体2の表面にトナー像を形成するための各作像装置を示す拡大図である。像担持体2は図2における時計方向に回転駆動され、このとき帯電電圧を印加された帯電ローラ8より成る帯電装置によって像担持体2が所定の極性に帯電される。帯電後の像担持体2には、図示していない光書き込み装置から出射する光変調されたレーザビームLが照射され、これによって像担持体2上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、後に詳述する現像装置20によってイエロートナー像として可視像化される。
中間転写ベルト3を挟んで、像担持体2と反対側に一次転写ローラ9が配置され、この一次転写ローラ9に転写電圧が印加されることにより、像担持体2上のトナー像が、矢印A方向に回転する中間転写ベルト3上に一次転写される。トナー像転写後の像担持体2上に付着する転写残トナーはクリーニング装置10によって除去される。また、像担持体2上に残留する電荷は図示していない除電装置に除去され次の作像に備える。
上述したところと全く同様にして、図1に示した第2ないし第4の像担持体2M,2C,2K上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト3上に順次重ねて一次転写され、中間転写ベルト3上に合成トナー像が形成される。トナー像転写後の各像担持体2M,2C,2K上の転写残トナーがクリーニング装置10により除去されることも第1の像担持体2Yの場合と変わりはない。
一方、図1に示すように、装置本体1内の下部には、例えば転写紙より成る記録媒体Pを収容した給紙カセット11と、給紙ローラ12を有する給紙装置13が配置され、給紙ローラ12の回転によって最上位の記録媒体Pが矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体は、レジストローラ対13によって、所定のタイミングで支持ローラ6に巻き掛けられた中間転写ベルト3の部分と、これに対置された二次転写ローラ14との間に給送される。このとき、2次転写ローラ14には所定の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト3上の合成トナー像が記録媒体Pに二次転写される。
合成トナー像を二次転写された記録媒体Pはさらに上方に搬送されて定着装置15を通り、このとき記録媒体P上のトナー像が熱と圧力の作用により定着される。定着装置15を通過した記録媒体Pは、排紙ローラ対16によって、装置本体1の上部の排紙部17に排出される。また、トナー像転写後の中間転写ベルト3上に付着する転写残トナーはクリーニング装置18によって除去される。なお、図2に示した作像装置はプロセスカートリッジとして構成され、機器に搭載することもできる。
現像装置20は、図3に示すように、ポリエステル樹脂を主成分とするトナー(5.8μm)と磁性微粒子であるキャリア(35μm)を7wt%に均一混合した現像剤が一定量(225g)充填された現像ケース21と、この現像ケース21に回転自在に支持され、かつ該現像ケース21に形成された開口を通して像担持体2に近接して対向配置された現像剤担持体としての現像ローラ22とを有し、該現像ローラ22は図2の反時計方向に回転する現像スリーブ23と、該スリーブ内に固定されP1極〜P5極の5つの磁極が形成された磁気ロール24とを備えている。なお、トナーは形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にある重合トナーを用いることが好ましい。
図3には、5つの磁極P1極〜P5極の磁力がピークになる位置を示している。現像ローラ22の下部側には、現像ケース21に支持された現像剤規制部材としてのドクターブレード25が近接配置され、該ドクターブレード25によって現像ローラ22上の現像剤量が規制される。現像装置20には、現像ローラ22に対向して、その斜め下方の現像搬送室26と、ほぼ水平で現像搬送室26より上方の撹拌搬送室27とが設けられている。現像搬送室26内には現像剤搬送部材としての第1搬送スクリュ28が、撹拌搬送室27内には現像剤搬送部材としての第2搬送スクリュ29がそれぞれ配置されている。第1及び第2搬送スクリュ28,29は、その軸線が現像ローラ22の軸線と平行で、かつ、第1搬送スクリュ28は軸線方向において現像ローラ22の全長に亘って隣接しており、第1搬送スクリュ28の軸線方向の長さは後述する送り込み部から受け渡し部まで達する長さに設定されている。同じく、軸線方向において現像ローラ22の全長に亘って隣接する第2搬送スクリュ29も第1搬送スクリュ28と同じ長さでもよいが、本実施形態は第2搬送スクリュ29の長さがトナー補給口30を外側に備える分、第1搬送スクリュ28より長く設定されている。そして、第1及び第2搬送スクリュ28,29は600〜800rpmで回転させることによって現像剤を撹拌しつつ搬送し、トナーとキャリアの均一混合と帯電付与を行っている。また、第1搬送スクリュ28の回転方向は現像スリーブ23の回転方向と同一で、図3における反時計方向であるのに対し、第2搬送スクリュ29はその逆の時計方向に回転される。
図4は、本発明に係る現像装置内での現像剤の流れを示す展開説明図である。
図4において、現像装置20内にはトナー濃度センサ40(図5に示す)が設けられ、該センサがトナー濃度不足を検知すると、撹拌搬送室27の現像剤搬送方向上流側(図の左端)に設けられたトナー補給部としてのトナー補給口30からトナー消費量に応じたトナーが補給される。撹拌搬送室27には、このトナー補給口30に続いて現像搬送室26と撹拌搬送室27とが通ずる受け渡し部31が設けられ、この受け渡し部31において現像搬送室26内でドクターブレード25に掻き落とされた現像剤等が送り込まれる。そして、受け渡し部31を過ぎた撹拌搬送室27には現像ローラ22に担持されて現像領域に達したが現像に供されなかった現像剤が現像ケース21に形成された回収ガイド32を介して戻され、この戻し現像剤は現像ローラ22のほぼ全長に亘り、そしてこれらの現像剤が第2搬送スクリュ29の回転によって図の右方へ搬送される。
第2搬送スクリュ29によって撹拌されつつ搬送されることで、トナー濃度が均一となった撹拌搬送室27の現像剤はその搬送方向下流側に設けられた送り込み部33から現像搬送室26に送り込まれる。この送り込み部33では撹拌搬送室27が現像搬送室26より上方にあるので、現像剤送り込みは自重落下によって行われる。なお、受け渡し部31及び送り込み部33の位置は現像ローラ22の左端と右端をそれぞれ越えた位置に設けられている。
このように現像装置20は、第1搬送スクリュ28にて撹拌搬送を行いつつ現像ローラ22に現像剤供給を行い、第2搬送スクリュ29によってすべて回収する方式を取っているため、図4に示すように、現像搬送室26及び撹拌搬送室27内の現像剤の堆積状態が斜めになる(供給スクリュ中の現像剤量が下流方向に従って減少する)。第1搬送スクリュ28の径、ピッチと回転数から求まる現像剤搬送量能力をWmとし、現像ローラ22上の現像剤搬送量をWsとすると、両者の関係がWm>Wsとなる場合に現像剤が一様に現像ローラ22上に搬送されるようになる。この条件が成立しないと第1搬送スクリュ28の下流側において現像剤が不足してしまい現像ローラ22への現像剤の供給が不可能となってしまう。
このようにして現像剤が搬送される現像装置20は、現像剤中のトナー濃度を検知してトナー消費で濃度が低下したことを検知すると新しいトナーをトナー補給口30から補給する。このために用いるトナー濃度センサ40は、トナー濃度が均一で、かつ、現像剤が安定して検知領域に密集している箇所に設置するのが最適である。
そこで、本発明ではトナー濃度センサ40を撹拌搬送室27の現像剤を現像搬送室26に送り込む送り込み部33に設置している。この送り込み部33は図4に示すように、撹拌搬送室27の現像剤搬送方向最下流部に設けられているので、撹拌搬送室27で搬送されてくる現像剤が十分に撹拌されるためトナー濃度が安定し、しかも搬送の切り替え位置なので現像剤が途切れるも殆ど生ずることがなく、トナー濃度センサ40の設置箇所としての好条件を備えている。なお、ここで言う現像搬送室26のトナー濃度センサ40の設置箇所とする送り込み部は図4において現像搬送室26の右端から現像ローラ22の右端までの間こと言い、かかる位置ならば良好な検知精度が得られる。
そして、本実施形態では図5に示すように、トナー濃度センサ40が現像搬送室26の壁面における重力方向最下位置よりも第1搬送スクリュー28の回転方向の下流側へずれた位置に設置されている。この設置位置は、第2搬送スクリュ29と逆側の現像搬送室26の壁面中、第1搬送スクリュー28が図5に示す時計方向に回転したとき、現像剤が最も溜まり易い位置になっている。したがって、この位置は第2搬送スクリュ29によって撹拌搬送されて濃度が均一になった現像剤の嵩変動がしにくい位置であり、ここに設置したトナー濃度センサ40は好精度の検知結果が継続して得られる。よって、センサの検知誤差等による地汚れ、トナー飛散等の不具合の発生を防止することができる。
また、図5に示すように、送り込み部33の送り込み開口34は斜め下方に形成されており、このとき上部側壁面に第2搬送スクリュー29と第1搬送スクリュー28の軸中心を結ぶ直線に達する程度の凸形状35を形成している。この凸形状35は送り込み開口34を狭くし過ぎて現像剤の受け渡しを阻害しない程度に開口を絞ることでトナー濃度検知センサ40を設置している部分の現像剤を密な状態にできるため、現像剤の嵩変動によるトナー濃度誤検知を確実に抑制することができる。
上記したように、本発明は現像装置中のトナー濃度を適切に検知することで、トナー濃度過多での地汚れやトナー飛散等の発生が無ない、安定した画像形成装置を提供することができるものである。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
2 像担持体
20 現像装置
22 現像ローラ(現像剤担持体)、
25 ドクターブレード(現像剤規制部材)
26 現像搬送室
27 撹拌搬送室
28 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)
29 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)
31 受け渡し部、
33 送り込み部
35 凸形状
40 トナー濃度センサ
特開平11−174810号公報 特開2008−26408号公報

Claims (5)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と対向配置され、磁界発生手段を内包する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の下方に位置し、トナー及びキャリアからなる現像剤を当該現像剤担持体に供給しながらその回転軸線方向に沿って搬送する第1搬送部材を備えた現像搬送室と、
    前記現像剤担持体の下方に対向するように配設され、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    前記現像搬送室と隔壁で仕切られ、かつ該現像搬送室より上方に配置されているとともに、前記像担持体と対向位置を過ぎた位置で前記現像剤担持体上から離脱した現像剤を回収し、前記現像剤担持体の回転軸線方向に沿って前記第1搬送部材と逆方向に搬送する第2搬送部材を備えた撹拌搬送室とを有し、
    該撹拌搬送室の現像剤搬送方向下流側で前記現像剤担持体の外側に前記撹拌搬送室の現像剤を前記現像搬送室に送り込む送り込み部が設けられ、
    前記現像搬送室の現像剤搬送方向下流側で前記現像剤担持体の外側に前記現像搬送室の現像剤を前記撹拌搬送室に受け渡す受け渡し部が設けられている現像装置において、
    前記第1搬送部材が前記現像搬送室の前記送り込み部から前記受け渡し部まで延在するとともに、該現像搬送室の前記送り込み部の壁面に現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段が設置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、前記第1搬送部材の回転方向が前記現像剤担持体の回転方向と同一であり、前記トナー濃度検知手段の設置位置が前記現像搬送室の壁面における重力方向最下位置よりも前記第1搬送部材の回転方向の下流側へずれた位置であることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2に記載の現像装置において、前記現像搬送室は前記撹拌搬送室の斜め下方に位置し、前記送り込み部の現像剤が通る送り込む口には上側傾斜壁面に前記第1搬送部材と前記第2搬送部材の軸線を結ぶ直線に達する高さの凸形状が形成されていることを特徴とする現像装置。
  4. 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1ないし3の何れか1つに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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