JPH10258179A - 射撃ゲーム装置 - Google Patents

射撃ゲーム装置

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JPH10258179A
JPH10258179A JP10113270A JP11327098A JPH10258179A JP H10258179 A JPH10258179 A JP H10258179A JP 10113270 A JP10113270 A JP 10113270A JP 11327098 A JP11327098 A JP 11327098A JP H10258179 A JPH10258179 A JP H10258179A
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barrel
shooting
shooting game
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game device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイの画像に表示される射撃手段の
性能を、データ入力手段である射撃手段の形状変化に伴
って変化するように構成して、臨場感のある射撃ゲーム
を提供することである。 【解決課題】 画像を表示するディスプレイ2と、プレ
ーヤの操作によりデータを入力する射撃手段3を備え、
射撃手段に変形部と駆動部とを備えた変形機構部20を
設ける。変形部として、第1重心6とその内部または外
部に第2銃身7を設ける。駆動手段として、第1銃身6
に電磁石9、第2銃身7に磁石8をそれぞれ設ける。そ
して、一定ポイントを獲得する等の所定条件を満たすこ
とにより、電磁石を通電状態にして、反発力により第2
銃身が第1銃身よりも前方に突出させるとともに、画像
も単発式の着弾から連発式の着弾に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイに表示さ
れた標的を、手元の操作手段により射撃する射撃ゲーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ゲームセンター等の遊戯施設
には、画像の表示するディスプレイを使用したゲーム装
置が広く普及している。その一つとして、射撃ゲーム装
置が提供され、人気を博している。この射撃ゲーム装置
は、ゲーム装置本体1のプレーヤの正面位置にディスプ
レイ2が、また、手元位置にはデータを入カするのため
の射撃手段3が設けられている。射撃手段3は、図10
に示すように、一般にトリガー等の操作部5を有するピ
ストルやライフル等の銃器形状のものが多用されてい
る。そして、デ々スプレイ2に表示される画像の標的に
対して、手元の射撃手段3を操作することにより、ディ
スプレイ2の画像に着弾が表示されるように構成されて
いる。
【0003】このような射撃ゲーム装置では、ディスプ
レイ2には、プレーヤにとって標的となるキヤラクター
等が表示される。プレーヤはディスプレイ2の画像の標
的に向かって射撃手段を構える。そして、トリガー等の
操作部5を操作することにより、銃弾の発射音と共に、
射撃手段の銃口方向となるディスプレイ2の対応位置に
着弾した状態の画像が表示される。このときの銃弾の標
的に対する命中の可否により、プレーヤのポイントが加
点または減点されて、ゲームが競われる。なお、画像表
示は、プレーヤの操作に対応して変化するように構成さ
れている。そして、減点によりプレーヤのポイントが無
くなった場合に、ゲームが終了する。
【0004】ところで、近年のゲーム装置は、ディスプ
レイの解像度やキャラクタ動作の複雑さなどの特性が著
しく向上している。このため、射撃ゲーム装置に関して
も、例えばプレーヤが一定以上のポイントを獲得する等
の所定の条件に従い、ディスプレイの画像に表示される
銃弾が、通常の発射状態から連射状態が可能になること
や、爆弾の使用が可能となる等の性能が向上・変化した
表示のものが提供されている。このような画像の変化に
より、臨場感溢れるゲーム装置として楽しまれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
射撃ゲーム装置では、ポイント等の一定条件に応じた射
撃手段の性能の変化はディスプレイの画像上で行われる
ものであり、操作する射撃手段自体は変化せず、画像の
性能変化以前と同一のものを使用することになる。した
がって、プレーヤにとって射撃手段自体は視覚的にも、
また実際の操作も変わらないため、射撃手段の性能の変
化を認識するには満足のいくものではなく、臨場感に欠
けるものとなっている。このため、射撃手段に、トリガ
ー等の操作部以外に複数の発射ボタンを設け、一定条件
下で順番に使用可能となる等の構成も考えられる。しか
し、これも操作が繁雑になるだけで、プレーヤにとって
ポイント等の所定条件に応じて射撃手段の性能変化を認
識できるものとはなっていない。したがって、現在は、
射撃手段の性能をディスプレイの画面上で大幅に変化さ
せることは困難となっており、ゲームとしての変化の乏
しいものとなっている。
【0006】本発明は、上記の従来技術における課題を
解決するためになされたものであり、その目的は、ディ
スプレイの画像に表示される射撃手段の性能変化が、画
像へり、臨場感の得られる射撃ゲーム装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画像を表示するディスプレ
イと、先端に銃口を有する銃身と操作部とを有する銃器
形状の入力手段とを備えた射撃ゲーム装置において、前
記入力手段に、変形部と駆動手段を備えた変形機構部が
設けられていることを特徴とする。射撃ゲーム装置。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身が第1銃身と、その内部または外部に
配置された第2銃身から構成され、前記第2銃身は、駆
動手段により第1銃身の銃口から前方に突出するように
設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身が第1銃身と、その内部に1または2
以上設けられた第2の銃身から構成され、前記第2銃身
は、駆動手段により第1銃身の外周面から突出するよう
に設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身が第1銃身と、1または2以上の第2
銃身とから構成され、前記第2銃身は、駆動手段により
上昇・下降自在に設けられ、且つ第1銃身と着脱自在と
なるように配置されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身が第1銃身と、1または2以上の第2
銃身とから構成され、前記第2銃身は、駆動手段により
回転可能な支軸により支持され、且つ第1銃身に脱着自
在となるように配置されていることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身と、銃身外周の対向する2か所を支持
する支持部材が設けられ、前記銃身が、支持部材を支点
として、前後方向に回転可能に設けられていることを特
徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載の変
形部として、銃身が複数に分割可能に設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の駆
動手段として、磁石、電磁石、油圧シリンダ、エアシリ
ンダ、モータ、ギア、カム、リンクの内、1つまたは2
つ以上が設けられていることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記のような構成を有する本発明の射撃ゲーム
装置では、プレーヤが射撃手段によりディスプレイに表
示される標的を射撃する。この時、プレーヤが一定ポイ
ント以上を獲得する等による所定の条件により、入力手
段は駆動手段により変形部が駆動され変形される。この
時のデータはディスプレイにも伝達され、射撃手段の変
形に伴い、その画像表示も変化する。これは、射撃手段
の形状がピストル状から銃身が長くなった場合は、単発
式の銃弾からライフルのように連発式に変化する、また
は銃身が太くなった場合は、バズーカ砲のように爆弾が
着弾する、さらに、複数の銃身を有する射撃手段に変形
した場合は、一度に複数発が着弾する、または複数種類
の銃弾が着弾する、着弾時の威カが大きくなる等の画像
表示に変化する。したがって、本発明の射撃ゲーム装置
は、射撃手段の変形により、臨場感溢れる射撃ゲーム装
置となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による射撃ゲーム装置の実施例
を、図面を参照しつつ説明する。
【0017】本実施例において、図1は本実施例の構成
を模式的に示す説明図、図2は要部拡大図、図3は本実
施例の射撃ゲーム装置の動作及び射撃手段の変形機構部
の動作を示すブロック図である。
【0018】本実施例の射撃ゲーム装置には、図1に示
すように、ゲーム装置本体1にディスプレイ2と、ディ
スプレイ2に入力データに対応する画像が表示されるよ
うにデータを入力する射撃手段3とが設けられている。
ディスプレイ2は、プレーヤの正面となる位置に設けら
れ、プレーヤにとって標的となるキヤラクターが画像デ
ータとして表示されるように構成されている。一方、射
撃手段3は、プレーヤの手元となる位置に設けられ、銃
身と銃床からなるピストル状に形成されている。また、
この銃身の先端には銃口4が、さらに、銃身と銃床との
接合部分にはトリガー等の操作部5が設けられている。
そして、プレーヤが射撃手段3の銃口4を標的に向け、
照準を合わせて操作部5操作すると、その時の銃口4方
向を検出して、ディスプレイ2上の対応位置に着弾状態
が画像データとして表示されるように構成されている。
なお、本実施例では、射撃手段3の銃身の銃口4方向を
前方、操作部5方向を後方とする。
【0019】このような射撃手段3は、図2に示すよう
な変形機構部が設けられている。この変形機構部は、変
形部とその駆動手段とから構成されている。変形部とし
て、射撃手段3の銃身部分が次のように構成されてい
る。すなわち、銃身部分は、外側の第1銃身6と、その
内部に前後方向に移動可能に設けられた第2銃身7とに
より二重構造となっている。そして、駆動手段は、第2
銃身7を第1銃身6の銃口4から前方に突出させる、ま
たは突出している第2銃身7を内部に収納させるために
設けられている。この駆動手段として、第2銃身7の後
部に前後方向に長尺な磁石8と、第2銃身7の後方とな
る第1銃身6の内部に電磁石9とが設けられている。そ
して、電磁石9の通電状態では、第2銃身7に反発力ま
たは吸引力が作用するように構成されている。ここで、
反発力が働く場合には、第2銃身7が第1銃身6に対し
て前方に突出するように、一方吸引力は、前方に突出し
た第2銃身7が第1銃身6の内部に引き込まれるように
磁石8及び電磁石9が配置されている。また、第2銃身
7の突出時に、第2銃身7が第1銃身6から飛び出すこ
との無いように、第1銃身6内部に飛出防止部10が、
第2銃身外部に飛出防止部10と係合する係合部11が
設けられている。
【0020】上述の射撃ゲーム装置について、図3のブ
ロック構成図により説明する。すなわち、本実施例に
は、図3に示すように、射撃手段3の操作により伝達さ
れるデータを制御するために、第1CPU11が設けら
れている。第1CPU11は、射撃ゲーム装置の全体を
制御するように構成されたものである。この第1CPU
11には、データバス12を介してゲームプログラムの
記憶された第1R0M13と、射撃手段3から伝達され
るデータを処理して記憶する第1RAM14、ゲーム開
始スイッチ18、及びスピーカ19とディスプレイ2、
射撃手段3が接続されている。これらは、第1CPU1
1により射撃手段3の銃口方向に対応するディスプレイ
2位置を検出し、ディスプレイ2の画像に着弾が表示さ
れ、この着弾の標的に対する命中の可否により、プレー
ヤのポイントが加点または減点されるように構成されて
いる。
【0021】さらに、本実施例では、第1CPU11に
よるデータが、第2CPU15、第2RAM16、第2
R0M17、及び変形機構部20に伝達されるように構
成されている。第2CPU15は、前記ポイントの加点
または減点の情報制御部であり、ポイントに応じて射撃
手段3の変形機構部20を制御するように構成されてい
る。そして、第2RAM16は、前記第2CPU15に
より検出されたポイント情報を処理して記憶する記憶手
段として、また第2ROM17は、前記ポイント情報を
判定して射撃手段3の変形機構部20を駆動させるプロ
グラムが記憶されている。変形機構部20は、射撃手段
3の形状を変化させるために設けられ、変化部分となる
変化部と、変化させるための駆動手段とから構成され
る。なお、本実施例の変形機構部は、前述のように変形
部として第1銃身6の内部に前後方向に移動可能に設け
られた第2銃身7と、駆動手段として磁石8と電磁石9
が設けられた構成となっている。
【0022】以上のような構成の本実施例の作用効果は
次のようになる。すなわち、プレーヤーがゲームを行う
時には、コインを投入することによりゲーム開始スイッ
チ18の電源が投入される。これにより、射撃手段3と
ディスプレイ2とが動作状態となる。そして、第1CP
U11が第1ROM13からプログラムを読みだすこと
により、プレーヤにとって標的となるキャラクタ等がデ
ィスプレイ2に画像表示される。プレーヤは、射撃手段
3を構え、照準を射撃予定のキャラクタに合致させ、操
作部5を操作する。この時、操作部5の操作データとし
て射撃手段3の銃口4方向が、第1CPU11に入カデ
ータとして伝達される。このデータは、第1RAM14
において処理され、射撃手段3の銃口方向に対応するデ
ィスプレイ2の画像位置が求められて記憶される。そし
て、このディスプレイ2の画像位置に、着弾状態を画像
データとして表示するように、第1CPU11により指
示される。この時、着弾位置とキヤラクター位置とが一
致した場合には、キヤラクターが撃退され、プレーヤの
ポイントが加算されることになる。
【0023】このようなゲームにより、例えば、プレー
ヤのポイントが一定以上の点数となると、このポイント
情報が第1CPU11から第2CPU15にデータとし
て伝達される。このデータは、第2CPU15から第2
RAM16及び第2ROM17に伝達される。第2RA
M16では、ポイント情報が判定されて、記憶される。
一方、第2ROM17では、変形機構部20を駆動させ
るプログラムが読み出される。これらの第2RAM16
と第2ROM17により処理された情報は、第2CPU
15から変形機構部20に、駆動信号として伝達され
る。この駆動信号により、駆動手段である電磁石9が正
方向の通電状態となる。この通電8により電磁石9に、
第2銃身7の磁石8とは反発する正方向の磁界が発生す
る。この時の反発力により、第2銃身7が前方に移動し
て、第1銃身6の銃口から突出する。
【0024】なお、この時、磁界の強さは第2CPU1
5により電気的に制御され、反発力が調整される。した
がって、ポイントに応じて第2銃身7の突出程度が変化
することになる。
【0025】ところで、駆動信号は、変形機構部20に
伝達されると共に、第1CPU11にも伝達される。こ
の第1CPU11からは、変形機構部20の変形の程度
に応じて、ディスプレイ2の画像が、ピストル様の単発
式銃弾からマシンガン様の連発式に変化するように、画
像データがディスプレイ2に伝達される。
【0026】この後、プレーヤのポイントが一定点数以
下に低下した場合には、このポイント情報が第2CPU
15から、データとして第2RAM16及び第2ROM
17に伝達される。そして、駆動手段の駆動、すなわ
ち、電磁石9が負方向の通電状態となり、ポイントに応
じて第2銃身7が第1銃身6の内部に収納される。この
場合の情報も、第2CPU15から第1CPU11に伝
達され、弾丸が連発式から単発式に変化するように、画
像データがディスプレイ2に伝達される。
【0027】以上のように本実施例の射撃ゲーム装置で
は、プレーヤの獲得したポイント等の所定条件に対応し
て、射撃手段3の形状が変化することになる。また、こ
の変化に伴い、画像データも変化する。したがって、入
カ手段である射撃手段3の性能の向上が、画像だけでな
く、実際の形状も変化することになり、プレーヤは射撃
手段の性能変化を画像上だけでなく、射撃手段3自体の
変化として視覚的に認識することができる。これによ
り、射撃手段3自体の変化に伴い、画像に表示される射
撃性能を大幅に変化させることが可能となり、高ポイン
トを得る楽しみだでなく、これに伴うガ易大の変化を楽
しむことができるゲーム装置となる。
【0028】また、一般のゲーム装置においても、入力
手段の形状が変化するものは提供されていない。このた
め、本実施例の射撃ゲーム装置では、従来のゲーム装置
に対して差別化を図ることが可能となる。
【0029】なお、本実施例において、第1銃身の内部
から第2銃身が突出する構成以外に、第2銃身の直径を
第1銃身よりも大きく形成して、第1銃身の外周を覆う
ように配置する。そして、一定条件では、第1銃身の前
方に突出するように構成することも可能である。
【0030】(2)第2実施例 … 図4 本発明では、変形機構部を次のように構成する。すなわ
ち、プレーヤの獲得ポイントが一定点以上になる等の所
定条件の下で変形する変形部として、第1の銃身6の周
面に沿って、1または2以上の第2銃身7が設けられる
ように構成とすることも可能である。この時、第2銃身
7の長さ及び配置位置は、第1銃身6の外周全体、また
は前部の銃口周囲等、適宜変更可能である。
【0031】これは、例えば図4に示すように、第1銃
身6の周面の3か所に、前後方向に長尺な凹状溝21を
形成する。この凹状溝21内部にそれぞれ第2銃身7を
収納する。これら第2銃身7は、所定の条件下で凹状溝
21をガイドとして第1銃身6の周面から突出するよう
に構成する。これにより、通常は銃身が1本である射撃
手段3が、一定条件下では4本の銃身を有する容易に形
状に変化することになる。この状態では、一度に4発の
銃弾の発射が可能となり、ディスプレイ2の画像もこれ
に伴った表示とする。この時、画像は、第1銃身6の銃
弾を中心として、その周囲に3発が個別に着弾すること
や、第1銃身6の銃口4方向となる位置に威カを増した
状態で着弾する、または複数種類の銃弾が着弾する等の
表示が可能となる。
【0032】したがって、本実施例では、所定条件の下
で射撃手段3の形状が変化して、大型化するため、第1
実施例と同様の効果を得ると共に、射撃手段3の性能向
上を実感することができる。
【0033】なお、第2銃身は、3か所に設けることに
限定されず、1または2以上の複数か所に設けることが
可能である。
【0034】(3)第3実施例 … 図5 本実施例では、第1銃身6を本体に配置すると共に、そ
の近傍に、1または2以上の第2銃身7を上下動可能に
本体内部に収納する。そして、一定条件下で上昇・下降
するように構成する。これにより、通常の射撃手段3
が、第1銃身6を中心にして第2銃身7が接続された状
態に変化する。これにより、第1及び第2の銃身6,7
が一体となった射撃手段3となり、銃身の形状が大型化
することになる。したがって、本実施例においても、第
2実施例と同様の効果を得ることができる。
【0035】(4)第4実施例 … 図6 本実施例の変形部は、第1銃身6の先端に対して、第2
銃身7が装着するように構成されている。すなわち、第
2銃身7は、内径が第1銃身6の外径と略同一となるよ
うに構成されている。また、外周面には、軸と同一方向
に長尺となる突出部22が複数形成されている。このよ
うな第2銃身7は、支軸23の先端に設けられている。
この支軸23は、回転軸24に設けられている。そし
て、所定条件の下で回転軸24が回転して、その回転に
伴い、第2銃身7は回転移動して、第1銃身6の先端に
装着・脱離するように構成されている。
【0036】これにより、射撃手段3は通常の形状から
マシンガンのような形状に変化することになる。ここ
で、第2銃身7は、第1銃身6に装着された後、トリガ
ー等の操作部5を操作すると、第1銃身6の外周に沿っ
て回転するように構成することも可能である。この回転
に伴い突出部22が回転するため、視覚的にマシンガン
として臨場感溢れるものとなる。なお、本実施例におい
て、この突出部22は設けることに限定されない。
【0037】一方、ディスプレイ2の画像も銃弾が連射
されたように表示が変化するように構成する。または、
本実施例の第2銃身7を長尺に形成し、第1銃身6全体
を覆うように構成することもできる。この場合は、銃身
が大型化することになり、バズーカ砲のような形状に変
化することになる。また、画像もそれに対応した表示す
るように構成する。これにより、プレーヤは、ピストル
からマシンガン、またはバズーカ砲への変化を、高い臨
場感により楽しむことができる。
【0038】(5)第5実施例 … 図7 本実施例では、第1銃身6は、左右から支持部材25に
より支持された状態に配置されている。そして、第1銃
身6は、前端から約1/4の位置で、支持部材25間に
設けられた回転軸26によって軸支されている。所定条
件の下では、回転軸26が回転して、第1銃身6が前方
に回転する。これにより、第1銃身6は支持部材の前方
に突出した状態となる。したがって、本実施例では、射
撃手段3は、通常の状態に比べ長尺となるように変化す
る。これにより、ピストルからライフルへの変化を楽し
むことができる。
【0039】なお、支持部材25による第1銃身6の支
持は左右からに限定されず、第1銃身6外周の対向する
部分を支持するように構成することも可能である。ま
た、支持部材25を銃身として構成することも可能であ
る。さらに、回転軸26によって第1銃身の軸支される
位置は、前端から約1/4の位置に限定されない。
【0040】(6)第6実施例 … 図8 本実施例では、第1銃身6が、上下の構成体27,28
に分割されると共に、上部の構成体27が左右に分割可
能に設けられている。さらに、上下の構成体28は、そ
れぞれ縁部で接続されている。これにより、第1銃身6
は、上部構成体27を分割させることにより、左右の水
平方向が倍の長さとなる。このような銃身には、各構成
体27,28内部にそれぞれ個別に銃身が設けられた構
成とすることも可能である。このような構成により、射
撃手段3はその形状が大幅に変化するため、プレーヤは
形状の変化を確実に認識することができる。
【0041】(7)第7実施例 … 図9 本実施例では、射撃手段3の後部となる部分、すなわ
ち、第1銃身と銃床の接続部分に、第2銃身7が設けら
れている。これは、潜望鏡のような形状に設けられ、所
定条件の下で上昇・下降するように設けられている。こ
のような構成により、第2銃身7は上昇すると、第1銃
身6と平行して設けられた状態となる。一方、ディスプ
レイ2には、第1と第2の銃身から種類の異なる銃弾が
発射されるように表示する。このような構成により、変
化を楽しむことのできる射撃ゲーム装置とすることがで
きる。
【0042】(8)他の実施例 本発明は上述の第1乃至7実施例に限定されるものでは
なく、具体的な形状や各々の取付け位置、変形機構部の
変形部や駆動手段の構成、またはデータの伝達・処理方
法は適宜変更可能である。
【0043】すなわち、本発明の変形機構部の駆動手段
については、第1実施例の磁石と電磁石による構成に限
定されず、次のような構成に適宜変更可能である。例え
ば、油圧またはエアシリンダによって前後、左右、上下
方向に移動自在とすることができる。これは、第1〜第
3、または第7実施例の駆動手段として使用することが
できる。
【0044】また、本発明では、駆動手段としてモータ
の回転軸にピニオンまたはウォームを設け、銃身の基部
に設けられたの支軸にラックを形成する。この時の支軸
の方向は、銃身の移動方向となるように設ける。そし
て、ピニオンまたはウォームとラックを噛合せる。これ
により、モータの回転に伴いピニオンまたはウォームが
回転し、これと噛み合っているラックが移動することに
なる。これは、第1〜第3、または第7実施例の駆動手
段として使用することができる。
【0045】さらに、本発明では、上記の駆動手段以外
にモータ、カム、リンク、ギア等の駆動手段も適宜使用
が可能であり、また単独使用する以外に、2またはそれ
以上の駆動手段を組み合わせて使用することも可能であ
る。
【0046】また、本発明では、変形部や駆動手段は複
数の構成を組み合わせた構成とすることも可能であり、
このような構成により、より複雑な変化を楽しむことが
できる射撃ゲーム装置とすることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスプ
レイに入力データに対応する画像を表示するためのデー
タ入力手段である射撃手段を、所定条件の下で形状変化
が可能となるように構成し、これとディスプレイの画像
に表示される射撃手段の性能変化とを連動させることに
より、臨場感の得られる射撃ゲーム装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である射撃ゲーム装置の
構成を模式的に示す説明図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】 本実施例の射撃ゲーム装置の動作、射撃手段
の変形機構部の動作及びを示すブロツク図
【図4】 第2実施例を示す模式図
【図5】 第3実施例を示す模式図
【図6】 第4実施例を示す模式図
【図7】 第5実施例を示す模式図
【図8】 第6実施例を示す模式図
【図9】 第7実施例を示す模式図
【図10】 従来技術を示す模式図
【符号の説明】
1…ゲーム装置本体 2…ディスプレイ 4…銃口 5…操作部 6…第1銃身 7…第2銃身 8…磁石 9…電磁石 10…飛出防止部 11…第1CPU 12…データバス 13…第1ROM 14…第1RAM 15…第2CPU 16…第2RAM 17…第2ROM 18…ゲーム開始スイッチ 19…スピーカ 20…変形機構部 21…凹状溝 22…突出部 23…支軸 24,26…回転軸 25…支持部材 27…上部構成体 28…下部構成体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を表示するディスプレイと、先端に銃
    口を有する銃身と操作部とを有する銃器形状の入力手段
    とを備えた射撃ゲーム装置において、 前記入力手段に、変形部と駆動手段を備えた変形機構部
    が設けられていることを特徴とする射撃ゲーム装置。
  2. 【請求項2】前記変形部として、銃身が第1銃身と、そ
    の内部または外部に配置された第2銃身から構成され、
    前記第2銃身は、駆動手段により第1銃身の銃口から前
    方に突出するように設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の射撃ゲーム装置。
  3. 【請求項3】前記変形部として、銃身が第1銃身と、そ
    の内部に1または2以上設けられた第2の銃身から構成
    され、前記第2銃身は、駆動手段により第1銃身の外周
    面から突出するように設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の射撃ゲーム装置。
  4. 【請求項4】前記変形部として、銃身が第1銃身と、1
    または2以上の第2銃身とから構成され、前記第2銃身
    は、駆動手段により上昇・下降自在に設けられ、且つ第
    1銃身と着脱自在となるように配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の射撃ゲーム装置。
  5. 【請求項5】前記変形部として、銃身が第1銃身と、1
    または2以上の第2銃身とから構成され、前記第2銃身
    は、駆動手段により回転可能な支軸により支持され、且
    つ第1銃身に脱着自在となるように配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の射撃ゲーム装置。
  6. 【請求項6】前記変形部として、銃身と、銃身外周の対
    向する2か所を支持する支持部材が設けられ、 前記銃身が、支持部材を支点として、前後方向に回転可
    能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の射
    撃ゲーム装置。
  7. 【請求項7】前記変形部として、銃身が複数に分割可能
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の射撃
    ゲーム装置。
  8. 【請求項8】前記駆動手段として、磁石、電磁石、油圧
    シリンダ、エアシリンダ、モータ、ギア、カム、リンク
    の内、1っまたは2つ以上が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の射撃ゲーム装置。
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