JPH10258112A - 液体滅菌剤を使用する2段階滅菌方法及び装置 - Google Patents

液体滅菌剤を使用する2段階滅菌方法及び装置

Info

Publication number
JPH10258112A
JPH10258112A JP9365310A JP36531097A JPH10258112A JP H10258112 A JPH10258112 A JP H10258112A JP 9365310 A JP9365310 A JP 9365310A JP 36531097 A JP36531097 A JP 36531097A JP H10258112 A JPH10258112 A JP H10258112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pressure
pump
sterilization
sterilant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9365310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3990014B2 (ja
Inventor
Szu Min Lin
ズ・ミン・リン
Paul Taylor Jacobs
ポール・テイラー・ジェイコブス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Medical Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Medical Inc filed Critical Johnson and Johnson Medical Inc
Publication of JPH10258112A publication Critical patent/JPH10258112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3990014B2 publication Critical patent/JP3990014B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/20Gaseous substances, e.g. vapours
    • A61L2/208Hydrogen peroxide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/14Plasma, i.e. ionised gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases
    • A61L2/186Peroxide solutions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/10Apparatus features
    • A61L2202/12Apparatus for isolating biocidal substances from the environment
    • A61L2202/122Chambers for sterilisation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/20Targets to be treated
    • A61L2202/24Medical instruments, e.g. endoscopes, catheters, sharps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長く狭い内腔のような拡散が制限される領域
を有する製品をポンプダウン速度を使用して効果的に滅
菌する方法と装置を提供する。 【解決手段】 装置を滅菌する方法は、以下のような、
この装置を、蒸気圧を有する液体滅菌剤に第1圧力で接
触させる工程と、装置をそのチャンバー内に置く工程
と、チャンバーの圧力を滅菌剤の蒸気圧以下の第2圧力
に下げる工程を有する。液体滅菌剤の略蒸気圧以下への
圧力の少なくとも低下が、チャンバーが空で乾燥してい
る時、チャンバーを大気圧から20torrまで排気するの
に必要な時間に基づいて計算された毎秒0.8リットル
未満のポンプダウン速度で生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は1996年12月2
0日に出願された米国特許出願第60/033,692
の35U.S.C§119(e)による出願日の利益を
求める。本発明は液体滅菌剤を使用する医療器具の滅菌
方法およびその装置に関する。さらに詳しくは本発明は
制御されたポンプダウン速度を使用して過酸化水素を蒸
発させることによって滅菌を達成する方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】医療
器具は伝統的に蒸気(スチーム)により供給されるよう
な熱あるいは気体または蒸気状態のホルムアルデヒドあ
るいは酸化エチレンのような化学薬品を使用して滅菌さ
れている。これらの方法は何れも欠点を有する。ファイ
バーオプチック装置(fiberoptic device)、内視鏡、パ
ワーツール(電動工具)などのような医療装置の多くは
熱、水分(湿気)あるいはその双方に対して敏感であ
る。ホルムアルデヒドと酸化エチレンは共に、作業員の
ヘルスケアに潜在的な危険をもたらす毒性の気体であ
る。酸化エチレンに関する問題は、それを使用すると滅
菌された製品からその気体を除去するのに長時間のエア
レーションを必要とするため特に深刻である。このこと
により滅菌のサイクル時間が長くなり、望ましくない。
【0003】液体過酸化水素溶液を使用する滅菌方法は
高濃度の滅菌剤、長い暴気時間および/または高温を必
要とすることがわかった。しかしながら、過酸化水素蒸
気を使用する滅菌は他の化学滅菌方法(プロセス)より
幾分有利であることが示された(例えば、米国特許第
4,169,123号、および第4,169,124号
を参照のこと)。過酸化水素とプラズマの組み合わせ
は、米国特許第4,643,876号に開示してあるよ
うにさらに有利である。長い狭い内腔のような拡散が制
限された領域を含む製品の滅菌は特別な課題を提供す
る。過酸化水素の水溶液から出た過酸化水素蒸気を使用
する方法はある不具合がでる。不具合の1つは、水が過
酸化水素より蒸気圧が高いため水分が早く蒸発すること
である。不具合の他の1つは、水の分子量が低いため、
蒸気状態の過酸化水素より先に水分が拡散することであ
る。これらの物理的特性のために過酸化水素水溶液を滅
菌すべき製品の周囲の領域で蒸発させると、水分が最初
に高濃度でその製品に達する。従って、水蒸気は、小さ
な割れ目と長い内腔のような拡散制限領域内に過酸化水
素が入り込むことに対するバリヤーになる。この問題
は、特に、65重量%より大きな過酸化水素溶液がその
酸化ポテンシャルのために危険であることから、水分を
その水溶液から除いたり、高い濃度の過酸化水素を使用
することによって対処することはできない。
【0004】米国特許第4,952,370号は、水性
過酸化水素蒸気が滅菌される製品に先ず凝縮し、続い
て、滅菌チャンバーを真空にしてその製品から水分と過
酸化水素を抜く滅菌方法を開示している。この方法は表
面滅菌には適切であるが、この方法が過酸化水素蒸気の
内腔への拡散により滅菌を行なうため、長く狭い内腔の
ような拡散制限領域の滅菌には適していない。
【0005】米国特許第4,943,414号は、少量
の蒸発可能な液体滅菌剤を入れた容器を内腔に取り付
け、滅菌サイクル時に圧力を下げるとその滅菌剤が蒸発
し、製品の内腔に直接流れる方法を開示している。この
システムは水分と過酸化水素蒸気がその時の圧力差によ
り内腔から引かれ、内腔の滅菌速度を上げる利点を有す
るが、容器を、滅菌する各内腔に取り付ける必要がある
不具合を有する。さらに、水分は早く蒸発し、過酸化水
素蒸気より先に内腔に達する。
【0006】米国特許第5,492,672号には狭い
内腔を滅菌する方法が開示されている。この方法は多成
分滅菌剤蒸気を使用し、滅菌剤蒸気の流れとそのような
流れの中断を連続的に交互に繰り返す周期が必要であ
る。この方法を行なうには複雑な装置が使用される。蒸
気の流れを使用するため端部が閉じた内腔はこの方法で
は簡単に滅菌されない。
【0007】従って、長く狭い内腔のようなこれらの蒸
気が制限される領域を有する製品の蒸気滅菌を簡単にし
かも効果的に行なう方法のニーズがまだ残っている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態の1つ
は、滅菌チャンバー内で装置を滅菌する方法であって、
この装置を、蒸気圧を有する液体滅菌剤に第1圧力で接
触させる工程と、装置をそのチャンバー内に置く工程
と、チャンバーの圧力を滅菌剤の蒸気圧以下の第2圧力
に下げる工程であって、液体滅菌剤の略蒸気圧以下への
圧力の低下の少なくとも一部分が、チャンバーが空で乾
燥している時、チャンバーを大気圧から20torrまで排
気するのに必要な時間に基づいて計算された毎秒0.8
リットル未満のポンプダウン速度で生じる工程を含む方
法である。
【0009】この好ましい実施形態の1態様によれば、
液体滅菌剤の蒸気圧の約2倍以下への少なくとも圧力の
低下は毎秒0.8リットル未満のポンプダウン速度で生
じる。この好ましい実施形態の他の態様によれば、液体
滅菌剤の蒸気圧の約4倍以下への少なくとも圧力の低下
は毎秒0.8リットル未満のポンプダウン速度で生じ
る。ポンプダウン速度は毎秒0.6リットル以下が好ま
しく、毎秒0.4リットル以下がより好ましく、毎秒
0.2リットル以下が最も好ましい。第1圧力は大気圧
であることが有利である。液体滅菌剤は過酸化水素であ
ることが好ましい。他の態様ではこの装置は内腔を有す
る医療器具である。
【0010】本発明はまた、滅菌チャンバー内で装置を
滅菌する方法であって、(a)この装置を液体滅菌剤に
第1圧力で接触させる工程と、(b)装置を前記チャン
バー内に置く工程と、(c)そのチャンバーを第1圧力
より低い第2圧力に第1速度でポンプダウンする工程
と、(d)チャンバーを第2圧力より低い第3圧力にポ
ンプダウンする工程であって、第3圧力へのポンプダウ
ンの少なくとも一部分が第1速度より遅い第2速度であ
る工程を含む方法を提供する。第2圧力以上および/ま
たは以下でポンプダウン速度は一定または可変とするこ
とができる。ある実施形態では第2圧力以上および/ま
たは以下でポンプダウン速度は段階的に低下する。第2
圧力は液体滅菌剤の約蒸気圧より大きいか等しいことが
好ましい。第2圧力は液体滅菌剤の蒸気圧の約2倍より
大きいか等しいことがより好ましい。第2圧力は液体滅
菌剤の蒸気圧の約4倍より大きいか等しいことが最も好
ましい。工程(d)のポンプダウン速度は、空で乾燥状
態で、チャンバーを大気圧から20torrまで排気するの
に必要な時間に基づいて計算された0.8リットル/秒
以下であることが有利であり、0.6リットル/秒以下
がより有利であり、0.4リットル/秒以下がさらに有
利であり、0.2リットル/秒以下が最も有利である。
液体滅菌剤は過酸化水素であることが好ましい。他の態
様ではこの装置は内腔を有する医療器具である。工程
(c)のポンプダウンは液体滅菌剤の蒸気圧の約3倍未
満が好ましく、約2倍未満がより好ましい。
【0011】本発明の他の態様は滅菌チャンバーで製品
を滅菌する方法である。この方法は製品を液体滅菌剤に
接触させる工程と、製品をチャンバー内に置く工程と、
チャンバーの滅菌剤の蒸発速度を制御するようにポンプ
ダウン速度を制御しながらチャンバーの圧力を下げる工
程を有する。上記何れの方法でも、接触工程は液体また
は蒸気の使用を含む。上記これらの方法はチャンバーを
さらに排気して残った滅菌剤を除去する工程を付加的に
含む。さらに、上記これらの方法は装置をプラズマに当
て残った滅菌剤を除去しまたは滅菌効力を上げる工程を
含む。これらの方法での接触工程は直接または間接接触
によって行なうことができる。以下、説明するように、
間接接触は滅菌される製品を直接接触しないで滅菌剤を
チャンバー内に導入する工程を含む。
【0012】本発明の他の実施形態は、中に液体滅菌剤
を有するチャンバーと、チャンバーに流体を用いて接続
される第1バルブと第2バルブであって、バルブの各々
がチャンバーの圧力を制御するように適合され、第2バ
ルブが形成されるより速いポンプダウン速度で第1バル
ブが前記チャンバーの圧力を制御するように形成される
第1バルブと第2バルブと、チャンバーの圧力を下げる
ためにバルブに流体を用いて接続されるポンプを含む製
品を滅菌するための装置である。第2バルブは第1バル
ブより小さいことが好ましい。この好ましい実施形態の
1態様では、第1バルブは第1真空ラインに接続され、
第2バルブは第1真空ラインより小さい第2真空ライン
に接続されることが好ましい。バルブは平行にまたは連
続的に形成することができる。
【0013】本発明はまた、中に液体滅菌剤を有するチ
ャンバーと、チャンバーの圧力を下げるためにチャンバ
ーに流体を用いて接続される2つ以上のポンプと、ポン
プの少なくとも1つに、そしてチャンバーに、各々が流
体を用いて接続され、各々がチャンバーの圧力を独立し
て制御するように適合される2つ以上のバルブを含む製
品を滅菌するための装置を提供する。
【0014】本発明の他の実施形態は、中に液体滅菌剤
を有するチャンバーと、各々がチャンバーに流体を用い
て接続されており、チャンバーの圧力を下げるための第
1ポンプと第2ポンプであって、第1ポンプは第2ポン
プより速いポンプダウン速度を供給する第1ポンプと第
2ポンプと、チャンバーの圧力を制御するように適合さ
れており、ポンプの各々とチャンバーに流体を用いて接
続されるバルブを含む製品を滅菌するための装置であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】内腔状装置の内部の滅菌方法はい
つも滅菌システムに対する課題となっている。全体の内
容を参考文献としてこの明細書に含める出願人の同時係
属米国特許出願第08/628,969号は、真空にさ
らす前に過酸化水素希釈溶液で滅菌される製品を予熱す
ることによって過酸化水素の蒸気圧より低い圧力で、長
く狭い内腔のような拡散制限環境を過酸化水素蒸気滅菌
する方法を開示している。
【0016】上記引用した同時係属出願では、内部の拡
散制限環境の利点を採用することにより狭い内腔の内部
を効果的に滅菌することができることが説明されてい
る。我々は現在、拡散制限環境に作られた条件と同じ条
件が、滅菌される製品を置くチャンバーの排気速度を制
御することによって作ることができることを見出した。
これらの条件により拡散制限スペースと非拡散制限スペ
ースの両方を効果的に滅菌することができる。従って、
製品の内部と外部の両方を、特殊な容器または装置を必
要とすることなく滅菌することができる。
【0017】本発明では、先行技術の滅菌システムに関
係した本来の問題を、ポンプダウン速度が制御される滅
菌方法で解消する。この方法では、滅菌チャンバーをゆ
っくり排気して、滅菌されている拡散制限環境の内部と
外部から滅菌剤の拡散が生じる際に達成される利点を幾
つか作り出す。この方法は、過酸化水素より高い蒸気圧
を有する水が最初に蒸発し、システムから迅速に除去さ
れ、その結果、過酸化水素の濃度になるため、拡散制限
環境の様相を呈している。
【0018】本発明の方法に有効な装置が図1及び図2
に概略的に示されており、この装置はチャンバー2、ス
ロットルバルブ4およびポンプ6を有している。図2で
はチャンバー2がスロットルバルブ4によりポンプ6が
取り付けられている。スロットルバルブ4は自動的にま
たは手動で制御して圧力維持することができる。手動制
御は遅いポンプダウン速度を達成するため使用すること
ができる。自動の作業モードでは、スロットルバルブ4
は圧力トランスジューサーとバルブコントローラーによ
るチャンバーの圧力に基づいて開く。そのようなバルブ
は、例えば、MKS(Andover、MD)から市販されてい
る。この方法では過酸化水素の希釈水性溶液が図1に示
すようにウェル(well:くぼみ)8に入れられる。過酸
化水素の水溶液も滅菌される長く狭い物の内腔内に置く
ことができる。滅菌チャンバー2の圧力を減らすと、過
酸化水素は蒸発し、トレー14に載る金属グリッド12
に配置される滅菌される表面(すなわち、図1の結腸内
視鏡)に接触する。好ましい実施形態では、このトレー
は知られた体積の液体滅菌剤を保持するように設計され
た複数のウェルを備えた形状とすることができる。1つ
の実施形態では滅菌チャンバー2の体積が約18.5リ
ットルで、その寸法は約22インチ(55.9cm)×
4.25インチ(10.8cm)×12インチ(30.
5cm)である。
【0019】図3は本発明の滅菌に使用するための平行
な2個バルブ配置を示している。この実施形態では、チ
ャンバー2はバルブ16,18を介してポンプ6と流体
で通じている。バルブ16は2段階排気プロセスの第1
段階である初めの迅速排気を仲介する。バルブ18は2
段階排気プロセスの第2段階である減速排気を仲介す
る。この減速排気により滅菌される製品と蒸発した水性
過酸化水素との接触が最大になる。ポンプダウン速度は
ポンプ速度および/またはバルブのパーセント開度によ
り制御することができる。
【0020】図4は2つのポンプ20,22および1つ
のバルブ4を有する滅菌装置を示す。ポンプ20はチャ
ンバー2の迅速ポンプダウンを可能にし、一方、ポンプ
22は減速ポンプダウンを可能にする。図5はポンプ2
0と22にそれぞれ流体で通じる2つのバルブ24と2
6を有する交互使用形態を示す。図6はポンプ6と流体
で通じる連続配置のスロットルバルブ4と手動バルブ2
8を有する他の形態を示す。この手動バルブ28はチャ
ンバー2のポンプダウン速度をより正確に制御すること
ができる。
【0021】どちらの形態を使用するかにかかわらず、
液体として過酸化水素をチャンバー内に導入することが
できる。好ましい実施形態において過酸化水素が蒸気と
して導入され、その蒸気が滅菌される製品の内面に液体
として凝縮するように、チャンバーのパラメーターが変
えられる。そのような変化によって圧力が上がる。
【0022】過酸化水素の水性溶液は、滅菌が過酸化水
素溶液との接触で行なわれるが、真空で過酸化水素にさ
らすと低温(好ましくは15℃〜80℃、より好ましく
は20℃〜60℃、さらに好ましくは40℃〜55
℃)、短時間(好ましくは1時間より短時間、より好ま
しくは1/2時間より短時間)で行なわれるため、例え
ば、1−6重量%の過酸化物と低く、比較的薄めること
ができる。本発明の方法はアクセスが不可能であるか、
その場所に届きにくい製品について特に有効である。そ
のような製品は長く狭い内腔、ヒンジおよび蒸気の拡散
が制限されるスペースを有する他の製品を含む。過酸化
水素はこの明細書に記載された実施例で使用されるが、
供給される溶剤の蒸気圧より低い蒸気圧を有する別の液
体滅菌剤の使用も考えられる。そのような滅菌剤は例え
ば、水性過酢酸溶液および水性グルタルアルデヒド溶液
を含む。
【0023】滅菌される製品と滅菌剤との接触は直接あ
るいは間接的に行なうことができる。間接接触方法はチ
ャンバー内に滅菌剤を、滅菌される製品にあるいは製品
内に直接ではなく導入する方法である。この方法の最後
に、真空度を強くして残った滅菌剤を除去することがで
きる。プラズマを使用して残った滅菌剤を除去し、滅菌
効力を上げることができる。
【0024】本明細書で使用した用語「ポンプダウン速
度」は、チャンバーが空で乾燥している時、すなわち、
チャンバー滅菌される製品も目に見える量の液体も中に
入っていない時、大気圧(760torr)から20torrま
でチャンバーを排気するのに必要な時間に基づいてい
る。この「ポンプダウン速度」は、排気されているチャ
ンバーの体積を、特別な形態を使用してチャンバーを2
0torrまで排気するのに必要とされる時間で割るように
して計算される。この特別な形態には、ポンプ、チャン
バーおよびそのポンプとチャンバー間のバルブまたはチ
ューブのような材料がある。従って、本明細書で使用し
たように、「ポンプダウン速度」は、たとえポンプ動作
(排出)の実際の速度が特別の形態を使用する際に、ポ
ンプサイクルを通して自然に変わっても特別な形態に対
しては一定である。
【0025】複数の図面に概略的に示されたポンプは何
れも市販されているポンプとすることができる。好まし
いポンプはLeybold Vacuum Products 社製の(Export,
PA)(モデルD16A, ポンプ速度=400リットル/分)
およびKNF Neuberger社製(Trenton, NJ, モデルN740,
ポンプ速度=45リットル/分)の2つである。このLe
ybold ポンプは0.1torr未満の圧力に到達することが
でき、KNF ポンプは10torr未満の圧力に到達すること
ができる。ポンプダウンの効力に対する効果を比較する
ために、チャンバーを20torrまたは25torrに排気し
た。パラメーターは以下の通りである。すなわち、チャ
ンバーの温度=45℃;ステンレス鋼(SS)ブレード
毎で2.3×106 枯草菌ステアロテルモフィラス(Ba
cillus searothermophilus)(Bst);オリンパスCF1
0結腸内視鏡の挿入チューブにブレード配置;48滴×
50μl/滴の6%H2 2 である。結果を表1に示
し、処理後、まだ汚染している接種ブレードの本数対テ
ストした接種ブレードの本数の比として示した。
【0026】 表1 圧力 使用 スロットルバル 実施に要する 暴露時間 真空下の 滅菌結果 ポンプ ブモード 時間 全時間 25torr KNF 自動 5分5秒 5分 10分 5秒 0/2 leybold 自動 35秒 5分 5分35秒 2/2 10分 10分35秒 2/2 20torr KNF 自動 5分50秒 5分 10分50秒 0/2 leybold 自動 35秒 5分 5分35秒 2/2 10分 10分35秒 2/2
【0027】表1に示したように、効力結果は真空下で
の同じ暴露時間ではKNF ポンプが良好であった。KNF ポ
ンプはLeybold ポンプよりチャンバーを排気するのに約
5分以上かかった。
【0028】KNF ポンプで到達できる最低の圧力は約1
0torrであるため、20%開度に手動制御したスロット
ルバルブを備えたLeybold ポンプを使用して10torrよ
り低い圧力でポンプダウン速度を比較した。排気時スロ
ットルバルブを20%開度に制御し、設定圧力に到達し
た時に、自動モードにセットした。反応パラメーターは
以下のようにした。すなわち、T=45℃;ブレード毎
に2.3×106 Bst;ブレードの位置=覆いのないペ
トリ皿;48滴×50μl/滴6%H2 2 である。こ
の結果を表2に示す。
【0029】 表2 圧力 使用 スロットルバル 実施に要 暴露時間 真空下の 滅菌結果 ポンプ ブモード する時間 全時間 5torr leybold 自動 40秒 5分 5分40秒 2/2 10分 10分40秒 2/2 30分 30分40秒 2/2 60分 60分40秒 1/2 120分 120分40秒 0/2 手動(20 5分15秒 5分 10分15秒 0/2 % 開度) 1torr leybold 自動 50秒 5分 5分50秒 2/2 10分 10分50秒 2/2 30分 30分50秒 2/2 60分 60分50秒 2/2 120分 120分50秒 1/2 180分 180分50秒 0/2 手動(20 24分30秒 10分 34分30秒 0/2 %開度)
【0030】表2に示したデータからわかるように、ス
ロットルバルブを自動で制御すると5torrと1torrに圧
力を下げるのにそれぞれ40秒と50秒だけ必要であっ
た。これらの条件下では、完全な滅菌を行なうには2〜
3時間必要であった。対照的に、バルブを20%開度に
セットしたら、完全な滅菌を5〜10分で達成した。こ
れらのパラメーターを使用してチャンバーをポンプダウ
ンするには長くかかるが、全体の時間は短い。
【0031】表1と表2からの結果では滅菌の効力はポ
ンプダウン速度により制御することができる。何ら特定
のモードによる作用に縛られたくはないが、チャンバー
をゆっくり排気する時は、チャンバーを徐々に排気する
ことが、滅菌剤が拡散制限領域の内部からその外部に拡
散する際に発生する様相を呈すると思われる。溶媒とし
ての水分が先ず蒸発し、システムから除去され、一方、
過酸化物がさらにゆっくり蒸発し、製品に接触し続ける
と思われる。従って、過酸化物はシステム内で濃縮して
より迅速な滅菌を達成する。チャンバーを迅速に排気す
ると、そのような過酸化物の濃縮は起こらず、それによ
り低濃度の過酸化物蒸気で製品を滅菌することになり、
それで完全な滅菌を達成するには必ず時間が長くなる。
【0032】大気圧から20torrまでの様々な条件の下
でLeybold とKNF ポンプのポンプダウン速度を表3にま
とめた。使用したチャンバーは、滅菌剤が入っていない
乾燥した空の18.5リットルのチャンバーであった。
使用した装置は図2に示した装置である。
【0033】 表3 ポンプ スロットルバルブ チャンバーを排気する ポンプダウン速度 の開度% のに要した時間 (リットル/秒) KNF 100% 195秒 0.09 leybold 100% 15秒 1.23 20% 93秒 0.20
【0034】次に様々なポンプダウン速度で、液体/蒸
気滅菌プロセスの効力に対するポンプダウン速度の効果
を調べた。滅菌剤のない乾燥した空の18.5リットル
チャンバーを1気圧から20torrまで排気するのに要す
る時間に基づいて、ポンプダウン速度を決めた。効力を
決めるのに使用した装置は、図2に示された、93秒お
よび15秒の第2ポンプダウン時点(すなわち、0.2
0リットル/秒および1.23リットル/秒のポンプダ
ウン速度)の装置であった。23秒、30秒および60
秒のポンプダウン時点(すなわち、0.80リットル/
秒、0.62リットル/秒および0.31リットル/秒
のポンプダウン速度)に使用した装置は図6に示した装
置である。ポンプダウン速度を様々な開度で手動バルブ
28を設定することによって制御した。チャンバーの温
度は45℃であった。0.20および1.23リットル
/秒のポンプダウン速度で取った結果の場合は複数のス
テンレス鋼(SS)ブレードにブレード毎に2.3×1
6 枯草菌ステアロテルモフィラス(Bst)を接種し、
0.31,0.62および0.80リットル/秒のポン
プダウン速度で取った結果の場合はブレード毎に1.9
×106 Bst を接種した。ブレードは覆いのないペトリ
皿に入れ、チャンバーは1積載のオリンパスCF10結
腸内視鏡を収容した。50μl/滴の48滴の6%液体
過酸化水素をチャンバー内部に置いた。その結果を表4
にまとめた。
【0035】 表4 チャンバーを ポンプダウン 5torrでBst/SSブレードに関する過酸化物の効力 20torrに 速度 5 10 20 30 40 50 60 120 排気する時間 分 分 分 分 分 分 分 分 93秒 0.20 0/2 - - - - - - - 60秒 0.31 2/2 0/2 0/2 - - - - - 30秒 0.62 2/2 2/2 2/2 0/2 0/2 - - - 23秒 0.80 2/2 2/2 2/2 1/2 1/2 1/2 1/2 - 15秒 1.23 2/2 2/2 - 2/2 - - 1/2 0/2
【0036】この結果は、0.8リットル/秒未満のポ
ンプダウン速度では、1.23リットル/秒のポンプダ
ウン速度で達成した滅菌効力より滅菌効果がかなり増大
することを示している。低下したポンプダウン速度を使
用する滅菌効力は、チャンバー内の積載量、過酸化物濃
度、過酸化物の体積、温度およびチャンバーの体積に依
存するだろう。これらのファクターのすべてが滅菌プロ
セス時にチャンバー内の過酸化物の蒸気濃度に影響する
だろう。好ましい実施形態では、これらのファクターは
少なくとも0.05mg/l、より好ましくは少なくと
も0.1mg/lおよびさらに好ましくは0.2mg/
l以上の過酸化水素の蒸気濃度を作るように調整される
だろう。滅菌効力を達成しながら蒸気相に存在すること
ができる過酸化物の量について、システムの飽和限界以
外の上限界はない。
【0037】ナイロンまたはポリウレタンのような滅菌
されているある物質の場合、システム内の過剰な過酸化
水素は、除去しにくい残留物を残すかも知れない。過剰
な残留物を避けるため、過酸化水素の濃度は好ましくは
30mg/l以下、より好ましくは20mg/l未満、
さらに好ましくは15mg/l未満に維持されることが
好ましい。高い蒸気濃度の過酸化水素が望まれる場合、
過剰な残留物はガスプラズマを使用して除去することが
できる。残留物を保持しないステンレス鋼、ポリウレタ
ンあるいはポリプロピレンのような基板を使用する場
合、滅菌時にシステム内の蒸気相に存在することができ
る過酸化物の量に限定する理由はない。
【0038】上記特定の条件を使用して、滅菌時、望ま
しい蒸気濃度の過酸化物は、空の乾燥したチャンバーを
大気圧から20torrまで排気するのに0.8リットル/
秒未満のポンプダウン速度で達成することができる。ポ
ンプダウン速度は0.6リットル/秒以下、さらに好ま
しくは0.4リットル/秒以下、またさらに好ましくは
0.2リットル/秒以下であることが好ましい。これら
のポンプダウン速度は1リットルと小さいチャンバーあ
るいは2000リットルと大きいチャンバーの場合に効
果的にすることができる。しかしながら、これらのポン
プダウン速度は、2−1000lの範囲内、より好まし
くは5−200lの範囲内、さらに好ましくは10−1
00lの範囲内のチャンバーに対して使用されることが
より好ましい。
【0039】滅菌剤の多くは圧力が液体滅菌剤の蒸気圧
の4倍に近づくまで蒸発しないため、このシステムを初
めは迅速に排気することができ、その後、圧力が滅菌剤
の蒸気圧に近づいたらより減速してポンプダウンするこ
とができる。従って、本発明の好ましい実施形態では、
圧力を2段階で徐々に低下させて滅菌に必要な時間を短
縮する。第1段階では圧力を大気圧から、大気圧以上の
滅菌剤の濃縮が起きる圧力まで迅速に低下させる。従っ
て、好ましい実施形態では、第1段階はチャンバーを約
蒸気圧以上に、より好ましくは蒸気圧の約2倍以上に、
またさらに好ましくは蒸気圧の4倍以上にする。第1段
階のポンプダウン速度は約0.8リットル/秒、0.6
リットル/秒、0.4リットル/秒、または0.2リッ
トル/秒より大きく、一方、第2段階のポンプダウン速
度は約0.8リットル/秒、0.6リットル/秒、0.
4リットル/秒、または0.2リットル/秒未満であ
る。これらのポンプダウン速度は乾燥した空のチャンバ
ーを760torrから20torrまで排気するのに必要な時
間に基づいている。
【0040】大気圧から、滅菌剤の濃縮が起きる圧力以
上の圧力(第2圧力)までのポンプダウン速度は一定あ
るいは可変または段階的に下がる。同様にこの第2圧力
から第3圧力までの第2段階ポンプダウン速度は一定あ
るいは可変または段階的に下がる。
【0041】この第1段階を実施する圧力は、好ましい
滅菌条件下では滅菌剤の蒸気圧に依存するだろう。その
圧力は滅菌剤の蒸気圧の約4倍であることがが普通であ
る。その圧力は滅菌剤の蒸気圧の約3倍であることがよ
り好ましい。その圧力は滅菌剤の蒸気圧の約2倍である
ことが最も好ましい。従って、典型的な実施例では迅速
なポンプダウンは200〜400torrの圧力範囲に圧力
を下げることができる。第2段階では圧力を200〜4
00torrから滅菌に好ましい圧力範囲に徐々に下げる。
第2段階の最適な圧力は0.1〜80torr、より好まし
くは1〜50torr、さらに好ましきは1〜20torrの範
囲内にある。
【0042】本発明は詳細な説明に記載された発明の実
施形態のみに限定されないことに注目する必要がある。
本発明の趣旨を保持する他の実施形態もすべて本発明の
範囲に入るものと考える必要がある。しかしながら、本
発明は特許請求の範囲によってのみ制限される。
【0043】なお本発明の好適な実施態様として以下の
ものがある。 (1)前記接触工程は前記滅菌チャンバー外部で行なわ
れる請求項1に記載の方法。 (2)前記接触工程は前記配置工程後に行なわれる請求
項1に記載の方法。 (3)前記滅菌剤の蒸気圧の約2倍以下の少なくとも圧
力の低下は、毎秒0.8リットル未満のポンプダウン速
度で生じる請求項1に記載の方法。 (4)前記滅菌剤の蒸気圧の約4倍以下の少なくとも圧
力の低下は、毎秒0.8リットル未満のポンプダウン速
度で生じる請求項1に記載の方法。 (5)前記ポンプダウン速度は毎秒0.6リットル以下
である請求項1に記載の方法。
【0044】(6)前記ポンプダウン速度は毎秒0.4
リットル以下である実施態様(3)に記載の方法。 (7)前記ポンプダウン速度は毎秒0.2リットル以下
である実施態様(4)に記載の方法。 (8)前記第1圧力は大気圧である請求項1に記載の方
法。 (9)前記液体滅菌剤は過酸化水素ある請求項1に記載
の方法。 (10)前記装置は内腔を有する医療器具である請求項
1に記載の方法。 (11)前記接触工程は液体あるいは凝縮された蒸気の
使用を含む請求項1に記載の方法。 (12)チャンバーを排気して残った滅菌剤を除去する
工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
【0045】(13)前記装置プラズマに当て残った滅
菌剤を除去し、滅菌効力を上げる工程をさらに含む請求
項1に記載の方法。 (14)前記接触工程は滅菌される製品に直接接触させ
ないで前記チャンバー内に滅菌剤を導入する工程を含む
請求項1に記載の方法。 (15)前記チャンバーの体積は約1リットルから約2
000リットルまでの範囲にある請求項1に記載の方
法。 (16)前記チャンバーの体積は約10リットルから約
100リットルまでの範囲にある請求項1に記載の方
法。 (17)前記接触工程は前記滅菌チャンバー外部で行な
われる請求項2に記載の方法。
【0046】(18)前記接触工程は前記配置工程後に
行なわれる請求項2に記載の方法。 (19)前記第2圧力以上のポンプダウン速度は一定で
ある請求項2に記載の方法。 (20)前記第2圧力以上のポンプダウン速度は可変で
ある請求項2に記載の方法。 (21)前記第2圧力以上のポンプダウン速度は段階的
に低下する請求項2に記載の方法。 (22)前記第2圧力以下のポンプダウン速度は一定で
ある請求項2に記載の方法。
【0047】(23)前記第2圧力以下のポンプダウン
速度は可変である請求項2に記載の方法。 (24)前記第2圧力以下のポンプダウン速度は段階的
に低下する請求項2に記載の方法。 (25)前記第2圧力は前記液体滅菌剤の蒸気圧より大
きいかまたは等しい請求項2に記載の方法。 (26)前記第2圧力は前記液体滅菌剤の蒸気圧の約2
倍より大きいかまたは等しい請求項2に記載の方法。 (27)前記第2圧力は前記液体滅菌剤の蒸気圧の約4
倍より大きいかまたは等しい請求項2に記載の方法。
【0048】(28)工程(d)の前記ポンプダウン速
度は、チャンバーが空で乾燥している場合、前記チャン
バーを大気圧から20torrまで排気するのに必要な時間
に基づいて計算される0.8リットル/秒以下である請
求項2に記載の方法。 (29)工程(d)の前記ポンプダウン速度は、チャン
バーが空で乾燥している場合、前記チャンバーを大気圧
から20torrまで排気するのに必要な時間に基づいて計
算される0.6リットル/秒以下である請求項2に記載
の方法。 (30)工程(d)の前記ポンプダウン速度は、チャン
バーが空で乾燥している場合、前記チャンバーを大気圧
から20torrまで排気するのに必要な時間に基づいて計
算される0.4リットル/秒以下である請求項2に記載
の方法。
【0049】(31)工程(d)の前記ポンプダウン速
度は、チャンバーが空で乾燥している場合、前記チャン
バーを大気圧から20torrまで排気するのに必要な時間
に基づいて計算される0.2リットル/秒以下である請
求項2に記載の方法。 (32)前記液体滅菌剤は過酸化水素ある請求項2に記
載の方法。 (33)前記装置は内腔を有する医療器具である請求項
2に記載の方法。 (34)前記工程(c)のポンプダウン工程は、圧力を
液体滅菌剤の蒸気圧の約3倍未満に下げる請求項2に記
載の方法。 (35)前記工程(c)のポンプダウン工程は、圧力を
液体滅菌剤の蒸気圧の約2倍未満に下げる請求項2に記
載の方法。 (36)前記接触工程は液体あるいは凝縮された蒸気の
使用を含む請求項2に記載の方法。
【0050】(37)チャンバーを排気して残った滅菌
剤を除去する工程をさらに含む請求項2に記載の方法。 (38)前記装置プラズマに当て残った滅菌剤を除去
し、滅菌効力を上げる工程をさらに含む請求項2に記載
の方法。 (39)前記接触工程は滅菌される製品に直接接触させ
ないで前記チャンバー内に滅菌剤を導入する工程を含む
請求項2に記載の方法。 (40)前記接触工程は前記滅菌チャンバー外部で行な
われる請求項3に記載の方法。 (41)前記接触工程は前記配置工程前に行なわれる請
求項3に記載の方法。
【0051】(42)前記接触工程は液体あるいは凝縮
された蒸気の使用を含む請求項3に記載の方法。 (43)チャンバーを排気して残った滅菌剤を除去する
工程をさらに含む請求項3に記載の方法。 (44)前記装置プラズマに当て残った滅菌剤を除去
し、滅菌効力を上げる工程をさらに含む請求項3に記載
の方法。 (45)前記接触工程は滅菌される製品に直接接触させ
ないで前記チャンバー内に滅菌剤を導入する工程を含む
請求項3に記載の方法。 (46)滅菌剤は過酸化水素であり、低下工程は滅菌チ
ャンバー内の少なくとも0.05mg/lの過酸化水素
の蒸気濃度を作る請求項3に記載の方法。
【0052】(47)滅菌剤は過酸化水素であり、低下
工程は滅菌チャンバー内の約0.2mg/lから約30
mg/lまでの範囲の過酸化水素の蒸気濃度を作る実施
態様 (46)に記載の方法。 (48)前記第2バルブは前記第1バルブより小さい請
求項4に記載の装置。 (49)前記第1バルブは第1真空ラインに接続され、
前記第2バルブは前記第2真空ラインに接続され、前記
第2真空ラインは前記第1真空ラインより小さい請求項
4に記載の装置。 (50)前記バルブは平行に形成される請求項4に記載
の装置。 (51)前記バルブは連続的に形成される請求項4に記
載の装置。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る滅菌方
法によれば、長く狭い内腔のような拡散が制限される領
域を有する製品の滅菌をポンプダウン速度を使用して効
果的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過酸化水素滅菌方法で使用するのに適
したチャンバーと付属品の概略図である。
【図2】本発明の過酸化水素滅菌方法で使用するチャン
バー、ポンプおよびスロットルバルブの概略図である。
【図3】1つのチャンバーと、1つが速いポンプダウン
用の大きなポンプ真空ラインを有するバルブと1つが遅
いポンプダウン用の小さな真空ラインを有するバルブの
2つのバルブとを備えたシステムの概略図である。
【図4】1つが遅いポンプダウン用で1つが速いポンプ
ダウン用の2つのポンプを有する1つのバルブ滅菌シス
テムの概略図である。
【図5】1つが遅いポンプダウン用で1つが速いポンプ
ダウン用の2つのポンプと、2つのバルブを備えたシス
テムの概略図である。
【図6】1つのポンプと、ポンプダウン速度をさらに制
御調節するためのスロットルバルブと手動バルブの2つ
のバルブをとを備えたシステムの概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・テイラー・ジェイコブス アメリカ合衆国、92679 カリフォルニア 州、トラブコ・キャニオン、レイニア 8

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滅菌チャンバー内で装置の滅菌方法であ
    って、 前記装置を蒸気圧を有する液体滅菌剤に第1圧力で接触
    させる工程と、 前記装置を前記チャンバー内に置く工程と、 前記チャンバーの圧力を前記滅菌剤の蒸気圧以下の第2
    圧力に下げる工程であって、 前記液体滅菌剤の略蒸気圧以下への圧力の低下の少なく
    とも一部分が、前記チャンバーが空で乾燥している時、
    前記チャンバーを大気圧から20torrまで排気するのに
    必要な時間に基づいて計算された毎秒0.8リットル未
    満のポンプダウン速度で生じる工程を含む滅菌方法。
  2. 【請求項2】 滅菌チャンバー内で装置の滅菌方法であ
    って、 (a)前記装置を液体滅菌剤に第1圧力で接触させる工
    程と、 (b)前記装置を前記チャンバー内に置く工程と、 (c)前記チャンバーを前記第1圧力より低い第2圧力
    に第1速度でポンプダウンする工程と、 (d)前記チャンバーを前記第2圧力より低い第3圧力
    にポンプダウンする工程であって、前記第3圧力へのポ
    ンプダウンの少なくとも一部分が前記第1速度より遅い
    第2速度である工程を含む滅菌方法。
  3. 【請求項3】 滅菌チャンバー内で製品の滅菌方法であ
    って、 前記製品を液体滅菌剤に接触させる工程と、 前記製品を前記チャンバー内に置く工程と、 前記チャンバーの滅菌剤の蒸発速度を制御するようにポ
    ンプダウン速度を制御しながら前記チャンバーの圧力を
    下げる工程を含む滅菌方法。
  4. 【請求項4】 中に液体滅菌剤を有するチャンバーと、 前記チャンバーに流体を用いて接続される第1バルブと
    第2バルブであって、前記バルブの各々が前記チャンバ
    ーの圧力を制御するように適合され、前記第2バルブが
    形成されるより速いポンプダウン速度で前記第1バルブ
    が前記チャンバーの圧力を制御するように形成される第
    1バルブと第2バルブと、 前記チャンバーの圧力を下げるために前記バルブに流体
    を用いて接続されるポンプとを備えた製品の滅菌装置。
  5. 【請求項5】 中に液体滅菌剤を有するチャンバーと、 前記チャンバーの圧力を下げるために前記チャンバーに
    流体を用いて接続される2つ以上のポンプと、 前記ポンプの少なくとも1つに、そして前記チャンバー
    に、各々が流体を用いて接続され、各々が前記チャンバ
    ーの圧力を独立して制御するように適合される2つ以上
    のバルブを備えた製品の滅菌装置。
  6. 【請求項6】 中に液体滅菌剤を有するチャンバーと、 各々が前記チャンバーに流体を用いて接続されており、
    前記チャンバーの圧力を下げるための第1ポンプと第2
    ポンプであって、前記第1ポンプは第2ポンプより速い
    ポンプダウン速度を供給する第1ポンプと第2ポンプ
    と、 前記チャンバーの圧力を制御するように適合されてお
    り、前記ポンプの各々と前記チャンバーに流体を用いて
    接続されるバルブを備えた製品の滅菌装置。
JP36531097A 1996-12-20 1997-12-19 液体滅菌剤を使用する2段階滅菌方法及び装置 Expired - Fee Related JP3990014B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3369296P 1996-12-20 1996-12-20
US08/891,866 US5851485A (en) 1996-12-20 1997-07-09 Process for sterilization with liquid sterilant using controlled pumpdown rate
US033692 1997-07-09
US891866 1997-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10258112A true JPH10258112A (ja) 1998-09-29
JP3990014B2 JP3990014B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=26710017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36531097A Expired - Fee Related JP3990014B2 (ja) 1996-12-20 1997-12-19 液体滅菌剤を使用する2段階滅菌方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5851485A (ja)
JP (1) JP3990014B2 (ja)
KR (1) KR100701440B1 (ja)
CA (1) CA2225244C (ja)
DE (1) DE19756809A1 (ja)
TW (1) TW445153B (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6325972B1 (en) 1998-12-30 2001-12-04 Ethicon, Inc. Apparatus and process for concentrating a liquid sterilant and sterilizing articles therewith
US6203756B1 (en) * 1997-12-17 2001-03-20 Johnson & Johnson Medical, Inc. Integrated cleaning sterilization process
US6077480A (en) * 1997-06-19 2000-06-20 Steris Corporation Multiple flashpoint vaporization system
US6013227A (en) * 1997-12-17 2000-01-11 Johnson & Johnson Medical, Inc. Lumen device reprocessor without occlusion
US6596232B1 (en) 1997-12-17 2003-07-22 Ethicon, Inc. Device processing apparatus and method having positive pressure with two partitions to minimize leakage
US6645430B1 (en) 1997-12-17 2003-11-11 Ethicon, Inc. Method and apparatus for processing device with fluid submersion
US6685895B1 (en) 1997-12-17 2004-02-03 Ethicon, Inc. Method and apparatus for processing device with reduced occlusion
US6015529A (en) * 1997-12-17 2000-01-18 Johnson & Johnson Medical, Inc. Tray/container system for cleaning/sterilization processes
US6187266B1 (en) * 1997-12-17 2001-02-13 Johnson & Johnson Medical, Inc. Integrated cleaning/sterilization process with lumen devices
US6852279B2 (en) * 2002-06-28 2005-02-08 Ethicon, Inc. Sterilization with temperature-controlled diffusion path
US6534002B1 (en) * 1998-12-30 2003-03-18 Ethicon, Inc. Flow of fluid through a lumen device from smaller-caliber end to larger-caliber end
US7569180B2 (en) 2004-10-12 2009-08-04 Ethicon, Inc. Sterilization system and method and orifice inlet control apparatus therefor
US7670550B2 (en) * 1998-12-30 2010-03-02 Ethicon, Inc. Rapid sterilization system
US7252800B2 (en) * 1998-12-30 2007-08-07 Ethicon, Inc. Sterilization system and method and inlet control apparatus therefor
US6534112B1 (en) * 2000-08-01 2003-03-18 Ams Research Corporation Semi-automatic coating system methods for coating medical devices
DE10042416A1 (de) * 2000-08-30 2002-03-14 Ruediger Haaga Gmbh Verfahren zum Sterilisieren von Gegenständen
DE10140807A1 (de) * 2001-08-15 2003-02-27 Ruediger Haaga Gmbh Maschinenanlage zum Sterilisieren und Befüllen von Behältern
US20030124026A1 (en) * 2001-11-05 2003-07-03 Hal Williams Apparatus and process for concentrating a sterilant and sterilizing articles therewith
US7807100B2 (en) * 2002-06-28 2010-10-05 Ethicon, Inc. Sterilization system and method with temperature-controlled condensing surface
US7201869B2 (en) * 2002-06-28 2007-04-10 Ethicon, Inc. Sterilizer with restrictor
US7713473B2 (en) * 2005-06-30 2010-05-11 Ethicon, Inc. Sterilization system and vaporizer therefor
US8591808B2 (en) * 2005-08-04 2013-11-26 Saban Ventures Pty Limited Aerosol
US7651672B2 (en) * 2005-12-29 2010-01-26 Ethicon, Inc. Cabinet type endoscope processor
US20070154371A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Szu-Min Lin Endoscope processing cabinet
US20070231202A1 (en) * 2006-03-31 2007-10-04 Roberts Charles G method and system for prion inactivation
CA2677100C (en) 2007-02-02 2018-03-27 Saban Ventures Pty Limited Membrane vapour concentrator
US20090110708A1 (en) * 2007-10-30 2009-04-30 Platt Robert C Animate tissue antisepsis
EP2350307B1 (en) * 2008-11-06 2016-07-27 3M Innovative Properties Company Process challenge device and methods
US8640643B2 (en) * 2008-12-26 2014-02-04 Ams Research Corporation Method for controlling drug loading in a medical device
US8230616B2 (en) * 2009-06-11 2012-07-31 Sterilucent, Inc. Apparatus and method for drying and sterilizing objects in a load
US8366995B2 (en) * 2009-06-11 2013-02-05 Sterilucent, Inc. Apparatus and method for drying and then sterilizing objects in a load using a chemical sterilant
CA2767726C (en) * 2009-09-30 2015-03-24 Tso3 Inc. Sterilization method and apparatus
WO2012148589A2 (en) 2011-04-27 2012-11-01 Sterilucent, Inc. Sterilization system and method with compression and expansion
WO2014020448A2 (en) * 2012-08-02 2014-02-06 Goa Teknoloji Danişmanlik Elektronik, Imalat Ticaret Ithalat Ihracat A. Ş. Multi mode low temperature plasma sterilizer
US10022189B2 (en) 2013-12-16 2018-07-17 Stryker Sustainability Solutions, Inc. Apparatus and method for cleaning an instrument
US10111974B1 (en) * 2017-05-12 2018-10-30 Vacu Fog LLC Method and apparatus for on-site microbial remediation and sanitization of household items

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185298A (ja) * 1975-01-24 1976-07-26 Inoue Japax Res Genatsusatsukinhoho
US4169124A (en) * 1977-09-26 1979-09-25 Moore-Perk Corporation Cold gas sterilization process
US4169123A (en) * 1975-12-11 1979-09-25 Moore-Perk Corporation Hydrogen peroxide vapor sterilization method
JPS5969077A (ja) * 1982-10-12 1984-04-19 アメリカン・ステリライザ−・コムパニ− 過酸化水素の液体膜による殺菌方法
JPS61293465A (ja) * 1985-06-21 1986-12-24 サ−ギコス・インコ−ポレイテツド 過酸化水素プラズマ滅菌システム
JPS6449563A (en) * 1987-07-30 1989-02-27 Surgikos Inc Method and apparatus for steam sterilization of article having tube cavity
JPH01121057A (ja) * 1987-07-30 1989-05-12 Surgikos Inc 低圧過酸化水素蒸気滅菌方法
JPH03500017A (ja) * 1988-05-06 1991-01-10 アメリカン・ステリライザー・カンパニィ 過酸化水素殺菌方法
JPH0382436A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗浄消毒装置
JPH03176022A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用洗浄消毒装置
JPH06510932A (ja) * 1992-03-13 1994-12-08 アメリカン ステリライザー カンパニー 多数の成分を含有する滅菌剤のための滅菌装置および方法
JPH08509391A (ja) * 1993-02-04 1996-10-08 アメリカン ステリライザー カンパニー 可動シェルフを備えたチャンバの消毒方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5288460A (en) * 1989-03-08 1994-02-22 Abtox, Inc. Plasma cycling sterilizing process
EP0456135A2 (en) * 1990-05-11 1991-11-13 Abtox, Inc. Sterilizing with hydrogen peroxide and plasma
US5244629A (en) * 1990-08-31 1993-09-14 Caputo Ross A Plasma sterilizing process with pulsed antimicrobial agent pretreatment
GB9022268D0 (en) * 1990-10-13 1990-11-28 Cmb Foodcan Plc Sterilising apparatus
JPH07184618A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Kikkoman Corp プラズマによる容器内殺菌方法および無菌充填方法
US5656238A (en) * 1994-10-11 1997-08-12 Johnson & Johnson Medical, Inc. Plasma-enhanced vacuum drying
JPH08271464A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd 過酸化水素蒸気の濃度検出方法及びその装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185298A (ja) * 1975-01-24 1976-07-26 Inoue Japax Res Genatsusatsukinhoho
US4169123A (en) * 1975-12-11 1979-09-25 Moore-Perk Corporation Hydrogen peroxide vapor sterilization method
US4169124A (en) * 1977-09-26 1979-09-25 Moore-Perk Corporation Cold gas sterilization process
JPS5969077A (ja) * 1982-10-12 1984-04-19 アメリカン・ステリライザ−・コムパニ− 過酸化水素の液体膜による殺菌方法
JPS61293465A (ja) * 1985-06-21 1986-12-24 サ−ギコス・インコ−ポレイテツド 過酸化水素プラズマ滅菌システム
JPS6449563A (en) * 1987-07-30 1989-02-27 Surgikos Inc Method and apparatus for steam sterilization of article having tube cavity
JPH01121057A (ja) * 1987-07-30 1989-05-12 Surgikos Inc 低圧過酸化水素蒸気滅菌方法
JPH03500017A (ja) * 1988-05-06 1991-01-10 アメリカン・ステリライザー・カンパニィ 過酸化水素殺菌方法
JPH0382436A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗浄消毒装置
JPH03176022A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用洗浄消毒装置
JPH06510932A (ja) * 1992-03-13 1994-12-08 アメリカン ステリライザー カンパニー 多数の成分を含有する滅菌剤のための滅菌装置および方法
JPH08509391A (ja) * 1993-02-04 1996-10-08 アメリカン ステリライザー カンパニー 可動シェルフを備えたチャンバの消毒方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR100701440B1 (ko) 2007-07-09
TW445153B (en) 2001-07-11
DE19756809A1 (de) 1998-07-02
JP3990014B2 (ja) 2007-10-10
KR19980064418A (ko) 1998-10-07
CA2225244C (en) 2005-11-08
CA2225244A1 (en) 1998-06-20
US5851485A (en) 1998-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3990014B2 (ja) 液体滅菌剤を使用する2段階滅菌方法及び装置
AU723034B2 (en) Method of sterilization using pretreatment with hydrogen peroxide
US6451254B1 (en) Sterilization of diffusion-restricted area by revaporizing the condensed vapor
US6325972B1 (en) Apparatus and process for concentrating a liquid sterilant and sterilizing articles therewith
JP2780982B2 (ja) 低圧過酸化水素蒸気滅菌方法
US6528017B2 (en) System and method for sterilizing a lumen device
US5804139A (en) Two-step sterilization process using liquid sterilant
MXPA97002501A (en) Sterilization method using pre-treatment with hidrog peroxide
JP4302237B2 (ja) 液体滅菌剤を用いた2ステップ滅菌方法
JP4421181B2 (ja) 滅菌剤を濃縮し、濃縮した滅菌剤で物品を滅菌する装置及び方法
JP4330940B2 (ja) 制限装置を伴う滅菌装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070221

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees