JPH10256770A - 電磁波漏洩抑制構造体 - Google Patents

電磁波漏洩抑制構造体

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Publication number
JPH10256770A
JPH10256770A JP5668697A JP5668697A JPH10256770A JP H10256770 A JPH10256770 A JP H10256770A JP 5668697 A JP5668697 A JP 5668697A JP 5668697 A JP5668697 A JP 5668697A JP H10256770 A JPH10256770 A JP H10256770A
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JP
Japan
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opening
electromagnetic wave
opening wall
lid
wave leakage
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Application number
JP5668697A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Shimasaki
敏貴 島先
Yoshio Idokawa
吉生 井戸川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 妨害電磁波の漏洩を抑制でき、水滴による腐
食を防止すること。 【解決手段】 蓋体は箱本体の主板部に形成されている
開口部10から前記主板部の縁部分に形成されている第
2及び第3の開口壁部間の所定間隔の範囲に離間して入
り込むよう前記主板部の第1の開口壁部に対して平行に
のびている付加壁部を有し、シールド部材19は前記第
3の開口壁部の先端面と該先端部に対向する前記主板部
との間をシールするよう前記第3の開口壁部及び前記蓋
体の前記主板部のいずれか一方に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不要な妨害電磁波
の漏洩をを抑制するとともに防水構造をもつ電磁波漏洩
抑制構造体に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を用いた電子タイプライ
タ、プリンタなどの事務機器、掃除機などの家庭用電気
機器、又は自動車の電子制御部品などが普及している。
ところが、高周波化のために、電子部品から発生する電
磁波ノイズが、各電子部品を収納する箱体の開閉部、接
合部などの隙間から放射され、その周辺の信号線にの
り、あるいは電子部品に直接作用して、電子部品の故障
や誤動作の不具合を生じている。
【0003】このような電磁波による障害を防止するた
めに、電磁波シールド用のガスケットが箱体の隙間に装
填されている。このガスケットは箱体の隙間に装填され
て箱体の気密性、防水性をも保つことができるものであ
る。
【0004】上述した電磁波漏洩抑制をする箱体の従来
技術の一例である特開平2−82698号公報には、電
子部品を電磁波から遮断する電磁波シールド用ガスケッ
トなどの電磁波シールド用部材が開示されている。
【0005】この電磁波シールド用部材は部材間を通過
する電磁波を遮断するものであって、電磁波シールド部
材を樹脂によって形成し、本体の表面に蒸着によって電
磁性被膜を形成したものである。
【0006】以下に図5及び図6を参照して、上述した
構成に基づく電磁波漏洩抑制構造体の従来技術の例を説
明する。電磁波漏洩抑制構造体は、金属性の箱本体10
0と、この箱本体100の開口部101に対して開閉可
能とするように箱本体100に設けられている金属製の
蓋体103とを有している。
【0007】箱本体100の内部には図示しない電子部
品が収容されている。箱本体100の一面には電子部品
に接続される電線を外部へ導出するためのコネクタ部品
105が設けられている。また、箱本体100及び蓋体
103の板面には腐食をさけるために塗料107によっ
て塗装が施されている。
【0008】箱本体100と蓋体103とが対向してい
る対向面間にはシールド部材109が設けられている。
シールド部材109はチューブ形状を呈しており、塗装
が施されていない対向面のそれぞれ塗り逃げ部110に
設けられている。即ち、シールド部材109は対向面の
隙間を封止することができるように、箱本体100の塗
り逃げ部110に張り付けられている。この構成によっ
て、電磁波シールドと、防水の両方の役目を果たしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シールド部材109は、塗装の塗り逃げ部110に導電
性の接着剤にて張り付けられているため、シールド部材
109と箱本体100の接着部や蓋体103の塗り逃げ
部110に水滴がたまり、塗装の塗り逃げ部110の表
面が腐食しやすいという問題がある。
【0010】それ故に、本発明の課題は、塗装の塗り逃
げ部を形成することなく、電磁波シールド、防水・防滴
が可能な電磁波か可能である漏洩抑制構造を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子部
品を内装する金属性の箱本体と、該箱本体の主板部に対
して開閉可能とするよう前記箱本体に設けられている金
属製の蓋体と、前記箱本体及び前記蓋体間に設けたシー
ルド部材とを含む電磁波漏洩抑制構造体において、前記
箱本体は前記主板部に形成した開口部を有し、前記蓋体
は前記開口部を開閉可能とした主蓋板部を有し、前記開
口部及び主蓋板部のうち一方の縁部分は前記箱本体の内
方へのびている第1の開口壁部と、該第1の開口壁部の
内方端から前記開口部の中央方向へのびている第2の開
口壁部と、該第2の開口壁部の先端部分から前記主蓋板
部へのびている第3の開口壁部とを有し、該第3の開口
壁部は前記第2の開口壁部に対して所定間隔をもって平
行にのびており、かつ前記第2の開口壁部よりも短い寸
法となっており、前記開口部及び主蓋板部のうち他方の
縁部分は前記開口部から前記第2及び第3の開口壁部間
の所定間隔の範囲に離間して入り込むよう前記第1の開
口壁部に平行にのびている付加壁部を有し、前記開口部
を前記蓋体によって閉口したときに、前記第3の開口壁
部の先端面と該先端面に対向する前記主蓋板部との間を
シールするよう前記シールド部材を前記第3の開口壁部
及び前記主蓋板部のいずれか一方に設けたことを特徴と
する電磁波漏洩抑制構造体が得られる。
【0012】さらに、本発明によれば、電子部品を内装
する金属性の箱本体と、該箱本体の主板部に対して開閉
可能とするよう前記箱本体に設けられている金属製の蓋
体と、前記箱本体及び前記蓋体間に設けたシールド部材
とを含む電磁波漏洩抑制構造体において、前記箱本体は
前記主板部に形成した開口部を有し、前記蓋体は前記開
口部を開閉可能とした主蓋板部を有し、前記開口部及び
主蓋板部のうち一方の縁部分は前記箱本体の内方へのび
ている第1の開口壁部と、該第1の開口壁部の内方端か
ら前記開口部の中央方向へのびている第2の開口壁部
と、該第2の開口壁部の先端部分から前記蓋体の前記主
蓋板部へのびている第3の開口壁部とを有し、該第3の
開口壁部は前記第2の開口壁部に対して所定間隔をもっ
て平行にのびており、かつ前記第2の開口壁部よりも短
い寸法となっており、前記開口部及び主蓋板部のうち他
方の縁部分は前記開口部から前記第1乃至第3の開口壁
部間の所定間隔の範囲に離間して入り込むよう前記第1
の開口壁部に平行にのびている付加壁部を有し、前記開
口部を前記蓋体によって閉口したときに、前記第3の開
口壁部の先端面と該先端面に対向する前記主蓋板部との
間をシールするよう前記パッキン部材を前記第3の開口
壁部及び前記主蓋板部の一方に設け、前記パッキン部材
には前記第3の開口壁部の先端面、前記パッキン部材及
び前記主蓋板部に接触する導電性テープが設けられてい
ることを特徴とする電磁波漏洩抑制構造体が得られる。
【0013】
【作用】本発明の電磁波漏洩抑制構造体では、塗装の塗
り逃げ部を形成せずに、箱本体と蓋体との隙間に導電性
のシールド部材を張り付けたことによって、不要妨害電
磁波漏洩が抑制され、シールド部材と箱本体との間にた
まった水滴による腐食を防止する。
【0014】また、防水性と導電性を有するパッキン部
材を並行に設置することにより気密性の向上を図る。ま
た、導電性テープは一般に装着されている防滴・防水・
気密性のパッキン部材に後付けで張り付ける。
【0015】さらに、シールド部材とパッキン部材との
シールド兼防水部材でなる複合構造とすることにより、
外部側は防水性、内部側はシールド性の両方を合わせた
機能をもつ。また、防水機能をもつパッキン部材に導電
性テープを張り付け不要電磁波抑する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電磁波漏洩抑制構
造体について図面を参照して説明する。図1は、本発明
の電磁波漏洩抑制構造体の第1の実施の形態例を示して
いる。なお、電磁波漏洩抑制構造体の外観形状は図6に
示した箱本体100、開口部101、及び蓋体103の
構成と同様なものとして説明する。
【0017】図1を参照して、電磁波漏洩抑制構造体
は、電子部品を内装する金属性の箱本体1と、この箱本
体1の主板部1dに対して開閉可能とするよう箱本体1
に設けられている金属製の蓋体13と、箱本体1及び蓋
体13間に設けたシールド部材19とを含む。
【0018】箱本体1は主板部1dに形成されている開
口部10を有している。蓋体13は開口部10を開閉可
能とした主蓋板部13dを有している。開口部10の縁
部分は箱本体1の内方へのびている第1の開口壁部1a
と、この第1の開口壁部1aの内方端から開口部10の
中央方向へのびている第2の開口壁部1bと、第2の開
口壁部1bの先端部分から蓋体の主蓋板部13dへ対向
する方向へのびている第3の開口壁部1cとを有してい
る。
【0019】第3の開口壁部1cは第2の開口壁部1b
に対して所定間隔をもって平行にのびており、かつ第2
の開口壁部1dよりも短い寸法となっている。即ち、開
口部10の縁部分は主板部1dと、第1乃至第3の開口
壁部1a,1b,1cとによって断面略コ字形状となっ
ている。
【0020】主蓋板部13dの縁部分は開口部10から
第1及び第3の開口壁部1a,1b,1c間の所定間隔
の範囲に離間して入り込むように第1の開口壁部1aに
対して平行にのびている付加壁部13aを有している。
即ち、蓋体13の縁部分は主蓋板部13dと付加壁部1
3aとによって断面略逆L字形状となっている。
【0021】開口部10を蓋体13によって閉口したと
きには、第3の開口壁部1cの先端面1eと、この先端
面1eに対向する主蓋板部13dとの間をシールするよ
うシールド部材19が第3の開口壁部1c及び主蓋板部
13dのいずれか一方に設けられている。この実施の形
態例では、第3の開口壁部1cの先端面1eにシールド
部材19が例えば、シリコン接着剤などで機械的に装着
されている。
【0022】蓋体13は前述したように、開口部10を
開閉可能にする主蓋板部を有しており、この蓋体13
は,例えば開口部10に対するドアやカバーの役目を果
たすものである。なお、主板部1dの開口部10の縁部
分に付加壁部13aに相当する壁部を形成して、蓋体1
3の主蓋板部13dに第1乃至第3の開口壁部1a,1
b,1cに相当する壁部を形成するようにしてもよい。
【0023】箱本体1の内部には図示しない電子部品が
収容され、箱本体1の一面には電子部品に接続される電
線を外部へ導出するために図6に示したコネクタ部品1
05と同様なコネクタ部品が設けられている。また、箱
本体1及び蓋体13の板面には腐食をさけるために塗料
17によって塗装が施されている。
【0024】第3の開口壁部1cの先端面1eと蓋体1
3の主蓋板部13dとの間に介在されているシールド部
材19は第3の開口壁部1cの先端面1eに張り付けら
れている。シールド部材19は先端面1eから第3の開
口壁1c部側へのびている突状部19dを有している。
【0025】第3の開口壁部1cの先端面1eと蓋体1
3の主蓋板部13dとの間にシールド部材19がが挟ま
れることにより、電子機器からの不要妨害電磁波を遮断
しするものである。さらに、付加壁部13aが第1乃至
第3の開口壁部1a,1b,1c間に入り込む構造から
電磁波が空間を伝搬する際に箱本体1と蓋体13とを反
射しながら外部へ放射するため、外部に出た電磁波レベ
ルを減少させる。
【0026】図2及び図3は本発明の電磁波漏洩抑制構
造体の第2の実施の形態例を示している。この電磁波漏
洩抑制構造体はシールド部材19とパッキン部材21と
が一体に設けられてシールド兼防水部材30を構成して
いる点で第1の実施の形態例とは異なっている。
【0027】シールド兼防水部材30は第1の開口壁部
1aの下方でパッキン部材21とシールド部材19とが
上下の関係に一体に設けられている。また、シールド兼
防水部材30は第3の開口壁部1cの先端面1eに張り
付ける面が楔形状に窪ませて形成した凹部19a,21
aを有している。
【0028】図2及び図3では可撓性と防滴・防水性・
気密性を高めるように傾斜させた凹部19a,21aを
有するゴムパッキンにようなパッキン部材21と、可撓
性を有し導電性のシールドを目的とした傾斜面を有する
シールド兼防水部材30とを凹部19a,21aでV字
になるように並列に合わせて設置し、パッキン部材21
とシールド部材19との接合部がシリコン接着材などで
接着されている。
【0029】蓋体13を閉じると第3の開口壁部1cの
先端面1eがシールド兼防水部材30である複合構造の
V字の凹部19a,21aに当たり第1乃至第3の開口
壁部1a,1b,1c間に入り込む構造から端面部1e
を包み込むように接合し、防水性と電磁シールドを行
う。このとき、シールド部材19には先端面1eから第
3の開口壁1c部側へ突状部19dが、パッキン部材2
1は先端面1eから第3の開口壁1c部側へ突状部21
dが形成される。
【0030】図4は本発明の電磁波漏洩抑制構造体の第
3の実施の形態例を示している。パッキン部材21は開
口部10を蓋体13によって閉口したときに、第3の開
口壁部1cの先端面1eとこの先端面1eに対向する蓋
体13の主蓋板部13dとの間をシールするよう第3の
開口壁部1c及び主蓋板部13dの間に設けられてお
り、パッキン部材21には第3の開口壁部1cの先端面
1e、パッキン部材21及び主蓋板部13dに接触する
ように導電性部材31が設けられている。
【0031】導電性テープ31はパッキン部材21に張
り付けられている。パッキン部材21は先端面1eから
第3の開口壁部1cへのびている突状部21dを有して
いる。
【0032】図4では導線性のシールド部材19の代わ
りに防水用のパッキン部材21を使用し、先端面1e及
び主蓋壁部13dに跨がって金属テープや金属繊維テー
プもしくは金属メッキを施した繊維のテープなどの導電
性部材31を装着し防止性能は損なうことなく電磁シー
ルドを行っている。
【0033】
【発明の効果】以上、各実施の形態例によって説明した
ように、本発明の電磁波漏洩抑制構造体によれば、塗装
の塗り逃げ部を形成せずに、箱本体と蓋体との隙間に導
電性のシールド部材を張り付けたことによって、不要妨
害電磁波漏洩を抑制でき、シールド部材と箱本体との間
にたまった水滴による塗装の塗り逃げ部がないことから
腐食がなくなり、かつ製造工程上、塗装塗り逃げ工程が
削減できる。
【0034】また、防水性と導電性を有するパッキン部
材を並行に設置することにより、より気密性の向上を図
ることができ、かつシールド部材は一般に装着されてい
る防滴・防水性・気密性のパッキン部材に後付けで張り
付けることができる。
【0035】また、シールド部材と金属部分の反射構造
の二重のシールド構造により不要電磁波抑制が可能とな
る。
【0036】さらに、シールド部材とパッキン部材とを
複合構造としたシールド兼防水部材とすると、外部側は
防水性、内部側はシールド性の両方を合わせた機能をも
つ。
【0037】さらに、防水機能をもつパッキン部材に導
電性部材を張り付けるだけで、シールド部材となり不要
電磁波抑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁波漏洩抑制構造体の第1の実施の
形態例を示す断面図である。
【図2】本発明の電磁波漏洩抑制構造体の第2の実施の
形態例を示す断面図である。
【図3】図2に示した電磁波漏洩抑制構造体のシールド
部材の形状を示した断面図である。
【図4】本発明の電磁波漏洩抑制構造体の第3の実施の
形態例を示す断面図である。
【図5】従来の電磁波漏洩抑制構造体を示す断面図であ
る。
【図6】図5に示した電磁波漏洩抑制構造体の外観を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1,100 箱本体 1a 第1の開口壁部 1b 第2の開口壁部 1c 第3の開口壁部 1d 主板部 10,101 開口部 13,103 蓋体 13a 付加壁部 13d 主蓋板部 19 シールド部材 21 パッキン部材 30 シールド兼防水部材 31 導電性部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を内装する金属性の箱本体と、
    該箱本体の主板部に対して開閉可能とするよう前記箱本
    体に設けられている金属製の蓋体と、前記箱本体及び前
    記蓋体間に設けたシールド部材とを含む電磁波漏洩抑制
    構造体において、前記箱本体は前記主板部に形成した開
    口部を有し、前記蓋体は前記開口部を開閉可能とした主
    蓋板部を有し、前記開口部及び主蓋板部のうち一方の縁
    部分は前記箱本体の内方へのびている第1の開口壁部
    と、該第1の開口壁部の内方端から前記開口部の中央方
    向へのびている第2の開口壁部と、該第2の開口壁部の
    先端部分から前記蓋体の前記主蓋板部へのびている第3
    の開口壁部とを有し、該第3の開口壁部は前記第2の開
    口壁部に対して所定間隔をもって平行にのびており、か
    つ前記第2の開口壁部よりも短い寸法となっており、前
    記開口部及び主蓋板部のうち他方の縁部分は前記開口部
    から前記第2及び第3の開口壁部間の所定間隔の範囲に
    離間して入り込むよう前記第1の開口壁部に平行にのび
    ている付加壁部を有し、前記開口部を前記蓋体によって
    閉口したときに、前記第3の開口壁部の先端面と該先端
    面に対向する前記主蓋板部との間をシールするよう前記
    シールド部材を前記第3の開口壁部及び前記主蓋板部の
    いずれか一方に設けたことを特徴とする電磁波漏洩抑制
    構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド部材は前記第3の開口壁部の先端
    面に張り付けられていることを特徴とする電磁波漏洩抑
    制構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド部材は前記第3の開口壁部の先端
    面に張り付けられており、前記先端面から前記第3の開
    口壁部側へのびている突状部を有していることを特徴と
    する電磁波漏洩抑制構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド部材は前記第3の開口壁部の前記
    先端面に張り付ける面が楔形状に窪ませて形成した凹部
    を有していることを特徴とする電磁波漏洩抑制構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド部材にはパッキン部材が一体に設
    けられてシールド兼防水部材を構成していることを特徴
    とする電磁波漏洩抑制構造体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド兼防水部材は前記第4の開口壁部
    の下方で前記パッキン部材と前記シールド部材とが上下
    の関係に一体に設けられていることを特徴とする電磁波
    漏洩抑制構造体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記シールド兼防水部材は前記第3の開口壁部
    の前記先端面に張り付ける面が楔形状に窪ませて形成し
    た凹部を有していることを特徴とする電磁波漏洩抑制構
    造体。
  8. 【請求項8】 電子部品を内装する金属性の箱本体と、
    該箱本体の主板部に対して開閉可能とするよう前記箱本
    体に設けられている金属製の蓋体と、前記箱本体及び前
    記蓋体間に設けたシールド部材とを含む電磁波漏洩抑制
    構造体において、前記箱本体は前記主板部に形成した開
    口部を有し、前記蓋体は前記開口部を開閉可能とした主
    蓋板部を有し、前記開口部及び主蓋板部のうち一方の縁
    部分は前記箱本体の内方へのびている第1の開口壁部
    と、該第1の開口壁部の内方端から前記開口部の中央方
    向へのびている第2の開口壁部と、該第2の開口壁部の
    先端部分から前記蓋体の前記主蓋板部へのびている第3
    の開口壁部とを有し、該第3の開口壁部は前記第2の開
    口壁部に対して所定間隔をもって平行にのびており、か
    つ前記第2の開口壁部よりも短い寸法となっており、前
    記開口部及び主蓋板部のうち他方の縁部分は前記開口部
    から前記第1乃至第3の開口壁部間の所定間隔の範囲に
    離間して入り込むよう前記第1の開口壁部に平行にのび
    ている付加壁部を有し、前記開口部を前記蓋体によって
    閉口したときに、前記第3の開口壁部の先端面と該先端
    部に対向する前記主蓋板部との間をシールするよう前記
    パッキン部材を前記第3の開口壁部及び前記主蓋板部の
    一方に設け、前記パッキン部材には前記第3の開口壁部
    の先端面、前記パッキン部材及び前記主蓋板部に接触す
    る導電性テープが設けられていることを特徴とする電磁
    波漏洩抑制構造体。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電磁波漏洩抑制構造体に
    おいて、前記導電性テープは前記パッキン部材に張り付
    けられていることを特徴とする電磁波漏洩抑制構造体。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の電磁波漏洩抑制構造体
    において、前記パッキン部材は前記先端面から前記第3
    の開口壁部へのびている突状部を有していることを特徴
    とする電磁波漏洩抑制構造体。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の電磁波漏洩抑制構造体
    において、前記パッキン部材は前記第3の開口壁部の前
    記先端面に対向する面が楔形状に窪ませて形成した凹部
    を有していることを特徴とする電磁波漏洩抑制構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069275A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Kenwood Corp 筐体シールド防水構造
WO2006064642A1 (ja) * 2004-12-15 2006-06-22 Nok Corporation 電磁波シールド用ガスケット

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