JPH10256363A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10256363A
JPH10256363A JP5941397A JP5941397A JPH10256363A JP H10256363 A JPH10256363 A JP H10256363A JP 5941397 A JP5941397 A JP 5941397A JP 5941397 A JP5941397 A JP 5941397A JP H10256363 A JPH10256363 A JP H10256363A
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film
porous
semiconductor device
dielectric film
porous dielectric
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JP5941397A
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Toshiaki Hasegawa
利昭 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質誘電体膜に溝やビアホールを形成する
際に、多孔質誘電体膜へのガスの吸着を防止することが
できる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置の製造方法で
は、まず、シリコン酸化膜2の上に、多孔質誘電体膜4
を形成する。次に、多孔質誘電体膜4の上に絶縁膜7を
形成する。次に、絶縁膜7の上からのレーザビーム、ま
たは電子ビームを照射することによって、多孔質誘電体
膜4に、配線パターンと同一のパターンを有する空洞部
を形成する。このとき、凝縮層6が形成される。次に、
絶縁膜7に、多孔質誘電体膜4の空洞部のパターンと同
一のパターンを有する開口部9を形成して、配線パター
ンと同一のパターンを有する配線溝10を形成する。最
後に、配線溝10に金属を埋め込み、金属配線8を形成
する。ここで、多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン
樹脂、または多孔質のポリフルオロエチレン系樹脂から
なる。また、絶縁膜7はシリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、または有機系低誘電率膜からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関するものである。特に、0.25mm
ルール以下のデバイスプロセスに用いられる多層配線形
成技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化、低消費電力化およ
び高速化などの要求に伴い、それらを実現するための手
段の1つとして層間絶縁膜の低誘電率化が検討されてい
る。
【0003】現在市販あるいは開発されている一般の低
誘電体材料は、炭素原子およびフッ素原子を含有するこ
とで誘電率を下げている。現在のところ、誘電率1.5
〜2.5程度のものが実現している。
【0004】炭素原子を含む低誘電体材料では、有機S
OG、ポリイミド、ポリパラキシリレン(商品名:パリ
レン、日本パリレン社製)などが有名である。これらの
材料は、炭素原子いわゆるアルキル基を含むことで、材
料の密度を下げること、および、分子自身の分極率を低
くすることで、低誘電率になっているものと言われて
る。
【0005】また、これらの材料は、単に、誘電率が低
いだけでなく、半導体装置の材料として不可欠の耐熱性
を有している。有機SOGは、シロキサン構造を持つこ
とで、ポリイミドは、イミド結合を有することで、ポリ
パラキシリレンは、ベンゼン環のポリマーとなること
で、それぞれ耐熱性を有している。
【0006】フッ素原子を含む低誘電体は、SiOFが
有名である。この材料は、Si−O−SiボンドをF原
子により終端することで、密度を下げること、F原子自
身の分極率が低いことなどが原因で誘電率を下げてい
る。もちろん、この材料は、耐熱性にも優れている。半
導体装置の微細化に伴って、配線の微細化、配線ピッチ
の縮小化が必要となっている。
【0007】また、同時に、低消費電力化および高速化
などの要求に伴い、層間絶縁膜の低誘電率化が必要にな
ってきた。特にロジック系のデバイスでは、微細配線に
よる抵抗上昇、配線容量の増加がデバイスのスピード劣
化につながるため、微細でかつ低誘電率膜を層間絶縁膜
とした多層配線が必要となっている。
【0008】一方、密度を下げることで誘電率を下げる
方法も検討されている。すなわち、膜(シリコン酸化膜
など)中に気泡(空隙)を含むことで、単位体積当たり
の密度を下げ、誘電率を下げるというものである。気泡
は、比誘電率が1であり、空隙率を上げることによっ
て、誘電率を下げられる。その結果、比誘電率1.5程
度のものが実現できている。
【0009】また、半導体装置の配線幅の微細化、ピッ
チの縮小化は、配線自身の縦横比を大きくするだけでな
く、配線間のスペースのアスペクト比を大きくし、結果
として、縦に細長い微細配線を形成する技術、微細な配
線間を層間膜で埋め込む技術などに負担がかかり、プロ
セスを複雑にすると同時に、プロセス数の増大を招いて
いる。
【0010】ビアと配線溝をAlリフロースパッタで同
時に埋め込み、CMPにより表面のAlを研磨するダマ
シンプロセスでは、高アスペクト比のAl配線をエッチ
ングで形成することも、配線間の狭隙を層間膜で埋め込
む必要もなく、大幅にプロセス数を減らすことが可能で
ある。このプロセスは、配線アスペクト比が高くなるほ
ど、配線総数が増大するほど、トータルコストの削減に
大きく寄与するようになる。
【0011】一方、層間絶縁膜の低誘電率化は、配線間
の容量を低減するが、0.18μmルール以下のデバイ
スに適用される、比誘電率2.5以下の膜は、従来のデ
バイスに用いられている、シリコン酸化膜と膜質が大き
く異なり、そのプロセス技術が求められている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明で用いる多孔質
誘電体膜(ナノポーラスフィルム:気泡の径が数十ナノ
以下ものもをいう)は、シリカゲルに代表されるよう
に、大気中の水分などの不純物を非常に吸着しやすい。
吸着した不純物は、200℃程度の温度で脱離する。
【0013】そのため、多孔質誘電体膜に溝やビアホー
ルを形成後、配線を形成する際、脱離ガスによって、ポ
イズンドビア等の不良を生じるという問題があった。
【0014】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、多孔質誘電体膜に溝やビアホールを形成す
る際に、多孔質誘電体膜へのガスの吸着を防止すること
ができる半導体装置およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
基板または第1の絶縁膜の上に、多孔質誘電体膜を形成
し、多孔質誘電体膜の上に第2の絶縁膜を形成し、第2
の絶縁膜および多孔質誘電体膜を貫通し、配線パターン
と同一のパターンを有する配線溝を形成し、配線溝に金
属配線を形成し、金属配線と多孔質誘電体膜との間に、
凝縮膜を形成する構成を有するものである。
【0016】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
基板または第1の絶縁膜の上に、多孔質誘電体膜を形成
する工程と、多孔質誘電体膜の上に第2の絶縁膜を形成
する工程と、第2の絶縁膜の上からの局所的な加熱方法
によって、多孔質誘電体膜に、配線パターンと同一のパ
ターンを有する空洞部を形成する工程と、第2の絶縁膜
に、多孔質誘電体膜の空洞部のパターンと同一のパター
ンを有する開口部を形成して、配線パターンと同一のパ
ターンを有する配線溝を形成する工程と、配線溝に金属
を埋め込み、金属配線を形成する工程とを有するもので
ある。
【0017】なお、半導体デバイスに適用可能な比誘電
率2.0以下の低誘電率膜として最も有望視されている
材料の1つとして多孔質誘電体膜(ナノポーラスフィル
ム)が挙げられる。多孔質誘電体膜は、シリコン酸化膜
と比較して、耐熱性、耐湿性、硬度などの特性が悪い。
【0018】特に比誘電率が2を下回る多孔質誘電体膜
の場合、空隙率が60%以上で、空隙が貫通している状
態である。従って、周辺の気体が容易に内部に入り込
み、表面積が増大したのと同様の効果を得ることがで
き、吸着量が増大する。例えば、シリカゲルなどは、吸
着性が高いので、乾燥剤に使われている。
【0019】このような膜を半導体プロセスで使いこな
すには、周辺の気体が多孔質誘電体膜の内部に入らない
ようなプロセスを用いる必要がある。
【0020】そのために、本発明では、多孔質誘電体膜
の上下にシリコン酸化膜などの従来用いられている膜で
カバーし、配線の溝や、ビアホールなどの側壁には、保
護膜を熱処理によって形成するという方法を用いた。
【0021】多孔質誘電体膜に局所的に熱エネルギーを
加えて、ガラス転移温度を超えると、表面張力により、
多孔質誘電体膜が凝縮して、保護膜になる。こうするこ
とで、多孔質誘電体膜中に外気を接触させることがな
く、前述の吸着量の増大を防ぐことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明半導体装置およびそ
の製造方法の実施例について説明する。
【0023】実施例1 ここでは、本発明に係る半導体装置の製造方法について
図1,2を参照しながら説明する。
【0024】まず、図1Aに示すように、シリコン基板
1上に絶縁膜、すなわちシリコン酸化膜2を500nm
製膜し、その後、一般的な方法でコンタクトホールのパ
ターンを形成し、溝にメタルプラグをダマシン法で形成
する。このときの製膜方法は一般的なSiH4 ,O2
スを用いたCVDである。あるいは、TEOSとO2
スを用いたプラズマCVD法で形成してもかまわない。
また、メタル配線の材質は、何であってもかまわない。
本実施例の場合、Al−Cuを用いた。
【0025】次に、図1Bに示すように、上述したシリ
コン酸化膜上に、多孔質誘電体膜4を800nm形成し
た。この多孔質誘電体膜4は、多孔質のシリコーン樹脂
からなるものである。
【0026】すなわち、多孔質誘電体膜4は、原料にシ
リコーン樹脂と、発泡剤としてトリフェニルシランを混
合したものを用いた。発泡剤としては、ほかに、一般式
SiHR3 (ここで、R:アルキル基(C2 5 ,C3
7 など))を用いることができる。原料は、スピンコ
ーターで基板上へ成膜し、ベーク200℃、キュア40
0℃という条件で、気泡を発生し、硬化させた。
【0027】その後、直ちに、図1Bに示すように、多
孔質誘電体膜4の上に絶縁膜(以下、「キャップレー
ヤ」という)として、シリコン酸化膜を形成した。ここ
で、シリコン酸化膜の誘電率は4.0である。
【0028】キャップレーヤは、シリコン窒化膜、有機
系低誘電率膜(アリールエーテル、フッ素環状樹脂(商
品名:サイトップ、旭硝子社製)、(フッ化)ポリイミ
ド、BCB、(フッ化)ポリパラキシリレン、ポリテト
ラフルオロエチレンなど)でもかまわない。
【0029】ここで、キャップレーヤとしてのシリコン
窒化膜は、シリコン酸化膜に比較して、誘電率は高いが
膜自体の機械的強度は大きい。また、キャップレーヤと
しての有機系低誘電率膜は、シリコン酸化膜に比較し
て、機械的強度は小さいが、誘電率は3以下であり低い
値を示している。
【0030】次に、図1Cに示すように、キャップレー
ヤの上からの局所的な加熱方法によって、多孔質誘電体
膜4に、配線パターンと同一のパターンを有する空洞部
5を形成する。本実施例では、キャップレーヤの上から
の局所的な加熱方法としては、レーザビームを照射する
方法を採用した。
【0031】すなわち、キャップレーヤの上から、エキ
シマレーザ(KrF、ArFなどの波長が200nm以
下のレーザが好ましい)を照射することによって、多孔
質誘電体膜4に、この多孔質誘電体膜4の厚さを貫通
し、配線パターンと同一のパターンを有する空洞部を形
成する。
【0032】この時、レーザビームのエネルギーは10
0mJ程度に保った。このエネルギー値は、半導体基板
の状況によって条件を適宜変えなければならない。レー
ザビーム照射により、多孔質誘電体膜4は、局所的にガ
ラス転移温度を超え、図1Cに示したように、多孔質誘
電体膜4が凝縮した膜(以下、「凝縮膜」という)が形
成される。この結果、配線パターンと同一のパターンを
有する空洞部が形成される。
【0033】凝縮は、多孔質誘電体膜4の原料であるシ
リコーン樹脂の表面張力によって起こる。このことは、
発泡スチロールを加工するとき、熱線(ヒーター)を用
い、その熱エネルギーによって、スチロールが凝集さ
せ、自由な形を形成する方法と同じである。
【0034】次に、図2Aに示すように、従来用いられ
ている、リソグラフィーおよびドライエッチングを用い
て、キャップレーヤ7に、キャップレーヤ7の下の多孔
質誘電体膜4の空洞部のパターンと同一のパターン、す
なわち配線パターンと同一のパターンを有する開口部を
形成する。
【0035】これにより、多孔質誘電体膜4の空洞部と
キャップレーヤの開口部は一致する。その結果、キャッ
プレーヤおよび多孔質誘電体膜4を貫通し、配線パター
ンと同一のパターンを有する配線溝10を形成すること
ができる。
【0036】最後に、図2Bに示すように、ダマシン法
を用いて、多孔質誘電体膜4およびキャップレーヤ7に
形成した配線パターンと同一のパターンを有する配線溝
に金属を埋め込み、金属配線8を形成する。
【0037】図2Bからわかるように、本実施例により
作製された半導体装置の特徴は、金属配線と多孔質誘電
体膜4との間に、凝縮膜が形成されていることである。
【0038】以上のようにして、金属配線を形成するこ
とにより、多孔質誘電体膜4にガスを吸着することな
く、配線埋め込みの際のポイズンドビア不良もなく、半
導体装置を形成することができる。
【0039】なお、実施例1においては、シリコン酸化
膜上に多孔質誘電体膜4を形成した例を説明したが、こ
のシリコン酸化膜に限らず、基板などの上に多孔質誘電
体膜4を形成することもできる。
【0040】実施例2 本実施例は、実施例1と比較して、多孔質誘電体膜4の
成膜方法のみが異なるのみで、他の点については実施例
1と同じである。
【0041】ここで、多孔質誘電体膜4の成膜方法につ
いて説明する。本実施例で用いた多孔質誘電体膜4は、
多孔質のポリフルオロエチレン系樹脂からなるものであ
る。すなわち、アモルファステフロンTM(商品名:テフ
ロンAF、デュポンエレクトロニクス社製)を成膜し
た。この材料は、以下の化学構造式で表せられる材料で
ある。従って、「テフロンAF」に限らず、以下の構造
を有するものは、何でもよい。尚、本発明で用いた材料
のガラス転移温度は、160℃である。
【0042】
【化1】
【0043】この材料をフロロカーボン系の溶媒(商品
名:フロリナート、三井化学社製)に溶かした。それ
を、スピンコーターで基板上に塗布し、500nmの薄
膜が形成できた。このときの回転数は、3000rpm
とした。その後、真空中(10Pa)で、200℃でベ
ーキングを5分間行った。さらに、真空中で400℃3
0分のアニールを行った。
【0044】このようにすることで、ポリフルオロエチ
レン系樹脂の多孔質誘電体膜4が形成できる。
【0045】実施例3 本実施例は、実施例1と比較して、多孔質誘電体膜4に
配線パターンを形成する方法のみが異なるのみで、他の
点については実施例1と同じである。
【0046】ここで、多孔質誘電体膜4に配線パターン
を形成方法について説明する。本実施例では、レーザビ
ームを照射する方法の変わりに、EB装置などで使用さ
れている電子ビームを照射する方法によって、配線パタ
ーンを描いた。この時、電子ビームのエネルギーは50
mJ程度に保った。このエネルギー値は、半導体基板の
状況によって条件を適宜変えなければならない。
【0047】電子ビーム照射により、多孔質誘電体膜4
の材料が部分的に分解し、かつ、その時の反応熱によっ
て、図1Cに示したように、凝縮して凝縮膜6ができ、
配線パターンが形成される。凝縮は、多孔質誘電体膜4
の原料であるシリコーン樹脂の表面張力によって起こ
る。
【0048】レーザビーム照射を使う場合と異なり、本
方法は、直描装置として使われている装置を流用できる
という点で、優れている。
【0049】なお、上述の実施例においては、レーザビ
ームと電子ビームにより配線パターンを描く例を説明し
たが、このレーザビームまたは電子ビームに限るわけで
はなく、例えば陽子(H+ )、α線などを利用すること
ができることはもちろんである。
【0050】以上のことから、本例によれば、多孔質誘
電体膜4にガスを吸着させることなく、配線にポイズン
ドビア不良を生じることなく、配線を形成することがで
きる。
【0051】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属配線を形成することにより、多孔質誘電体膜にガス
を吸着することなく、配線埋め込みの際のポイズンドビ
ア不良もなく、半導体装置を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の製造工程を示す断面
図である(その1)。
【図2】本発明に係る半導体装置の製造工程を示す断面
図である(その2)。
【符号の説明】
1 基板、2 シリコン酸化膜、3 メタルプラグ(コ
ンタクトプラグ)、4 多孔質誘電体膜、5 空洞部、
6 凝縮膜、7 キャップレーヤ、8 金属配線、9
開口部、10 配線溝

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板または第1の絶縁膜の上に、多孔質
    誘電体膜を形成し、 上記多孔質誘電体膜の上に第2の絶縁膜を形成し、 上記第2の絶縁膜および上記多孔質誘電体膜を貫通し、
    配線パターンと同一のパターンを有する配線溝を形成
    し、 上記配線溝に金属配線を形成し、 上記金属配線と上記多孔質誘電体膜との間に、凝縮膜を
    形成する構成を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン
    樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン
    樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン
    樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン
    樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオ
    ロエチレン系樹脂からなることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオ
    ロエチレン系樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオ
    ロエチレン系樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオ
    ロエチレン系樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 基板または第1の絶縁膜の上に、多孔
    質誘電体膜を形成する工程と、 上記多孔質誘電体膜の上に第2の絶縁膜を形成する工程
    と、 上記第2の絶縁膜の上からの局所的な加熱方法によっ
    て、上記多孔質誘電体膜に、配線パターンと同一のパタ
    ーンを有する空洞部を形成する工程と、 上記第2の絶縁膜に、上記多孔質誘電体膜の空洞部のパ
    ターンと同一のパターンを有する開口部を形成して、配
    線パターンと同一のパターンを有する配線溝を形成する
    工程と、 上記配線溝に金属を埋め込み、金属配線を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であることを特徴とする請求項10記載の
    半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなるこ
    とを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなることを特徴とする請求項10記載の半導体装
    置の製造方法。
  17. 【請求項17】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 局所的な加熱方法は、レーザビームを
    照射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であることを特徴とする請求項10記載の半
    導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなるこ
    とを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のシリコーン樹脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなることを特徴とする請求項10記載の半導体装
    置の製造方法。
  26. 【請求項26】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜であることを特徴とす
    る請求項10記載の半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 局所的な加熱方法は、電子ビームを照
    射する方法であり、 多孔質誘電体膜は、多孔質のポリフルオロエチレン系樹
    脂からなり、 第2の絶縁膜は、有機系低誘電率膜であることを特徴と
    する請求項10記載の半導体装置の製造方法。
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