JPH10256240A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10256240A JPH10256240A JP15857097A JP15857097A JPH10256240A JP H10256240 A JPH10256240 A JP H10256240A JP 15857097 A JP15857097 A JP 15857097A JP 15857097 A JP15857097 A JP 15857097A JP H10256240 A JPH10256240 A JP H10256240A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般的な組成のエッチングガスばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないエッチングガス
を用いるドライエッチングにより、層間絶縁膜に接続孔
を形成することができる半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、エッチングガスを用いるドラ
イエッチングにより、層間絶縁膜に、接続孔を形成する
工程を有する半導体装置の製造方法に関するものであ
る。低誘電率膜12は、化学構造式中にSiF結合又は
CF結合を有する化合物からなる絶縁膜である。具体的
には、SiOF、環状フッ素樹脂シロキサン共重合体、
ポリフルオロアリールエーテルなどを用いることができ
る。これらの絶縁膜を用いることにより、エッチング中
に層間絶縁膜の接続孔14内から放出されるF、又はフ
ルオロカーボン系の分子の活性種が、接続孔14内の絶
縁膜のエッチングを増速させることができる。
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないエッチングガス
を用いるドライエッチングにより、層間絶縁膜に接続孔
を形成することができる半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、エッチングガスを用いるドラ
イエッチングにより、層間絶縁膜に、接続孔を形成する
工程を有する半導体装置の製造方法に関するものであ
る。低誘電率膜12は、化学構造式中にSiF結合又は
CF結合を有する化合物からなる絶縁膜である。具体的
には、SiOF、環状フッ素樹脂シロキサン共重合体、
ポリフルオロアリールエーテルなどを用いることができ
る。これらの絶縁膜を用いることにより、エッチング中
に層間絶縁膜の接続孔14内から放出されるF、又はフ
ルオロカーボン系の分子の活性種が、接続孔14内の絶
縁膜のエッチングを増速させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、超LSI
などの製造に適用して好適な半導体装置の製造方法に関
し、特に、化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有
する化合物からなる層間絶縁膜に接続孔を形成する工程
を有する半導体装置の製造方法に関するものである。
などの製造に適用して好適な半導体装置の製造方法に関
し、特に、化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有
する化合物からなる層間絶縁膜に接続孔を形成する工程
を有する半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の超LSIは急激な高集積化ととも
に驚くべき速度で微細化が進んでいる。それに伴い半導
体装置の多層配線構造が一般的となり、層間配線を結線
する接続孔の形成技術が益々重要になりつつある。
に驚くべき速度で微細化が進んでいる。それに伴い半導
体装置の多層配線構造が一般的となり、層間配線を結線
する接続孔の形成技術が益々重要になりつつある。
【0003】また、微細化による接続孔の直径の縮小
と、CMPに代表される層間絶縁膜の平坦化技術の登場
により層間膜の相対的な厚膜化が一般的となり、微細で
高いアスペクト比を持つ接続孔を形成しなければならな
くなりつつある。
と、CMPに代表される層間絶縁膜の平坦化技術の登場
により層間膜の相対的な厚膜化が一般的となり、微細で
高いアスペクト比を持つ接続孔を形成しなければならな
くなりつつある。
【0004】ところが、現在層間膜として用いられてい
るSiO2 膜への接続孔形成では、ホール径の微細化、
高アスペクト比化が進むとエッチングがストップする現
象が報告されており、今後さらに素子の微細化が進む
と、より接続孔の形成は難しくなる。
るSiO2 膜への接続孔形成では、ホール径の微細化、
高アスペクト比化が進むとエッチングがストップする現
象が報告されており、今後さらに素子の微細化が進む
と、より接続孔の形成は難しくなる。
【0005】一方、素子の高機能化、デバイスの動作速
度の高速化のニーズは留まるところを知らず、前記多層
配線構造の採用による層間容量の増大は、素子の信号遅
延時間の増大につながり、今後深刻な問題となってく
る。
度の高速化のニーズは留まるところを知らず、前記多層
配線構造の採用による層間容量の増大は、素子の信号遅
延時間の増大につながり、今後深刻な問題となってく
る。
【0006】そこで、層間膜として、現在用いられてい
るSiO2 膜に変わり低誘電率層間絶縁膜が注目されて
いる。低誘電率層間絶縁膜には、大別して有機系と無機
系があり、無機系の代表であるSiOF膜等は、プラズ
マCVDによる成膜の容易さ等もあって、実用化の近い
技術として注目されている。一方、有機系材料は、εが
2〜2.5と低い材料が多く、次世代以降へ向けての実
用化の期待も大きい。
るSiO2 膜に変わり低誘電率層間絶縁膜が注目されて
いる。低誘電率層間絶縁膜には、大別して有機系と無機
系があり、無機系の代表であるSiOF膜等は、プラズ
マCVDによる成膜の容易さ等もあって、実用化の近い
技術として注目されている。一方、有機系材料は、εが
2〜2.5と低い材料が多く、次世代以降へ向けての実
用化の期待も大きい。
【0007】このように、低誘電率膜を層間絶縁膜とし
て用いる半導体装置に対する要望が高まっており、その
ような構造での接続孔の形成技術を中心とする半導体装
置の製造技術が益々重要になりつつある。
て用いる半導体装置に対する要望が高まっており、その
ような構造での接続孔の形成技術を中心とする半導体装
置の製造技術が益々重要になりつつある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、現在
層間膜として用いられているSiO2 膜への接続孔形成
では、その接続孔径が小さくなると、エッチングが途中
で停止する現象が報告されている。その原因は、接続孔
側壁のチャージアップや、接続孔底部での堆積物の蓄積
等多数報告されているが詳細は良く分かっていない。
層間膜として用いられているSiO2 膜への接続孔形成
では、その接続孔径が小さくなると、エッチングが途中
で停止する現象が報告されている。その原因は、接続孔
側壁のチャージアップや、接続孔底部での堆積物の蓄積
等多数報告されているが詳細は良く分かっていない。
【0009】そのため、低誘電率膜とSiO2 膜等の積
層構造の接続孔を形成するドライエッチング工程におい
ても、接続孔径の微細化に伴い、同様にエッチングが停
止することが予想される。
層構造の接続孔を形成するドライエッチング工程におい
ても、接続孔径の微細化に伴い、同様にエッチングが停
止することが予想される。
【0010】従って、こういった問題点を解決しうる、
低誘電率膜を含む積層層間膜への接続孔加工方法が切望
されている。
低誘電率膜を含む積層層間膜への接続孔加工方法が切望
されている。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、一般的な組成のエッチングガスばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないエッチングガス
を用いるドライエッチングにより、層間絶縁膜に接続孔
を形成することができる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
ものであり、一般的な組成のエッチングガスばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないエッチングガス
を用いるドライエッチングにより、層間絶縁膜に接続孔
を形成することができる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、エッチングガスを用いるドライエッチングに
より、化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する
化合物からなる層間絶縁膜に接続孔を形成する工程を有
するものである。
造方法は、エッチングガスを用いるドライエッチングに
より、化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する
化合物からなる層間絶縁膜に接続孔を形成する工程を有
するものである。
【0013】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
エッチングガス(但し、フルオロカ−ボン系ガスを含有
しない)を用いるドライエッチングにより、化学構造式
中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる層
間絶縁膜に接続孔を形成するものである。
エッチングガス(但し、フルオロカ−ボン系ガスを含有
しない)を用いるドライエッチングにより、化学構造式
中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる層
間絶縁膜に接続孔を形成するものである。
【0014】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
エッチングガスを用いるドライエッチングにより、化学
構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物から
なる第1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 などから
なる他の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜に、
接続孔を形成する工程を有するものである。
エッチングガスを用いるドライエッチングにより、化学
構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物から
なる第1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 などから
なる他の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜に、
接続孔を形成する工程を有するものである。
【0015】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
エッチングガス(但し、フルオロカ−ボン系ガスを含有
しない)を用いるドライエッチングにより、化学構造式
中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる第
1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 などからなる他
の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜に、接続孔
を形成する工程を有するものである。
エッチングガス(但し、フルオロカ−ボン系ガスを含有
しない)を用いるドライエッチングにより、化学構造式
中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる第
1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 などからなる他
の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜に、接続孔
を形成する工程を有するものである。
【0016】本発明は、前期問題点を鑑み考案されたも
ので、低誘電率膜に接続孔を形成するドライエッチング
工程において、低誘電率膜からエッチング中に発生する
F、又はフルオロカーボン系の分子の活性種を利用する
ことで、微細接続孔のエッチングの停止を防止すること
ができ、高アスペクト比の接続孔形成が可能になる。
ので、低誘電率膜に接続孔を形成するドライエッチング
工程において、低誘電率膜からエッチング中に発生する
F、又はフルオロカーボン系の分子の活性種を利用する
ことで、微細接続孔のエッチングの停止を防止すること
ができ、高アスペクト比の接続孔形成が可能になる。
【0017】本発明のポイントは、少なくともF又はC
Fを含む低誘電率膜のドライエッチング中に、その低誘
電率膜自身から発生するF、又はフルオロカーボン系の
分子の活性種を用いる点にある。すなわち、発生した
F、又はフルオロカーボン系の分子の活性種はSiO2
エッチングにおけるエッチャントとしての働きをするた
め、微細接続孔中で前記エッチャントが供給されること
により、高アスペクト比下でのエッチングの停止を妨げ
ることができる。
Fを含む低誘電率膜のドライエッチング中に、その低誘
電率膜自身から発生するF、又はフルオロカーボン系の
分子の活性種を用いる点にある。すなわち、発生した
F、又はフルオロカーボン系の分子の活性種はSiO2
エッチングにおけるエッチャントとしての働きをするた
め、微細接続孔中で前記エッチャントが供給されること
により、高アスペクト比下でのエッチングの停止を妨げ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明半導体装置の製造方
法の実施例について図1〜図3を参照しながら説明す
る。
法の実施例について図1〜図3を参照しながら説明す
る。
【0019】実施例1 図2は、本実施例に用いたサンプルの断面構造である。
Si基板10上に形成した層間絶縁膜への接続孔加工に
本発明を適用した。図2に示したように、層間絶縁膜
は、約200nmのSiO2 11上に、低誘電率膜とし
てSiOFを約1200nm形成し、その上にSiO2
層を更に約200nm成膜した構造である。
Si基板10上に形成した層間絶縁膜への接続孔加工に
本発明を適用した。図2に示したように、層間絶縁膜
は、約200nmのSiO2 11上に、低誘電率膜とし
てSiOFを約1200nm形成し、その上にSiO2
層を更に約200nm成膜した構造である。
【0020】本実施例で用いたSiOFは、以下のよう
な構造式を有する化合物(化9)である。なお、この化
合物の比誘電率は3.5である。
な構造式を有する化合物(化9)である。なお、この化
合物の比誘電率は3.5である。
【0021】
【化9】
【0022】本実施例では、マグネトロンエッチング装
置でC4 F8 /CO/Ar/O2 ガスを用いて図2に示
した試料に接続孔を形成した。以下に本実施例に用いた
具体的なエッチング条件を示す。
置でC4 F8 /CO/Ar/O2 ガスを用いて図2に示
した試料に接続孔を形成した。以下に本実施例に用いた
具体的なエッチング条件を示す。
【0023】Gas:C4 F8 /CO/Ar/O2 1
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
【0024】上記のようなエッチング条件で、図2のよ
うな積層構造SiO2 層11/SiOF層12/SiO
2 層11を加工する。これによって、図1のように、低
誘電率膜を含む多層構造の層間絶縁膜に接続孔14を形
成できた。
うな積層構造SiO2 層11/SiOF層12/SiO
2 層11を加工する。これによって、図1のように、低
誘電率膜を含む多層構造の層間絶縁膜に接続孔14を形
成できた。
【0025】従来のSiO2 のみの接続孔形成ではエッ
チング速度は約460nm/minで、4min20s
ecエッチングを行っても接続孔の直径が0.26μm
の時にエッチングの停止が起こっていた。
チング速度は約460nm/minで、4min20s
ecエッチングを行っても接続孔の直径が0.26μm
の時にエッチングの停止が起こっていた。
【0026】しかし、本発明の採用でエッチング速度は
約530nm/minと速まり、エッチングの停止も起
こらないことを確認した。
約530nm/minと速まり、エッチングの停止も起
こらないことを確認した。
【0027】化9に示した化学式からもわかるように、
構造中にはFを含んでおり、このFがエッチング中に放
出される。このFはSiO2 膜エッチングにおけるエッ
チャントとなり、微細な接続孔底部に到達し、エッチン
グを増速する働きをする。これにより、微細接続孔中に
おけるエッチングの停止を妨げることができると考えら
れる。
構造中にはFを含んでおり、このFがエッチング中に放
出される。このFはSiO2 膜エッチングにおけるエッ
チャントとなり、微細な接続孔底部に到達し、エッチン
グを増速する働きをする。これにより、微細接続孔中に
おけるエッチングの停止を妨げることができると考えら
れる。
【0028】実施例2 本実施例においても、実施例1と同様に図2に示す断面
構造を有するサンプルを用いた。すなわち、Si基板1
0上に形成した層間絶縁膜への接続孔加工に本発明を適
用した。
構造を有するサンプルを用いた。すなわち、Si基板1
0上に形成した層間絶縁膜への接続孔加工に本発明を適
用した。
【0029】層間絶縁膜は、TEOS系を用いた約10
0nmのSiO2 層11上に、低誘電率膜12として環
状フッ素樹脂シロキサン共重合体の膜を約800nm形
成し、その上にSiO2 層11を更に約300nm成膜
した構造である。本実施例で用いた環状フッ素樹脂シロ
キサン共重合体は、以下のような構造を有するもの(化
10)である。この環状フッ素樹脂シロキサン共重合体
の比誘電率は2.4である。
0nmのSiO2 層11上に、低誘電率膜12として環
状フッ素樹脂シロキサン共重合体の膜を約800nm形
成し、その上にSiO2 層11を更に約300nm成膜
した構造である。本実施例で用いた環状フッ素樹脂シロ
キサン共重合体は、以下のような構造を有するもの(化
10)である。この環状フッ素樹脂シロキサン共重合体
の比誘電率は2.4である。
【0030】
【化10】
【0031】本実施例においても、実施例1と同様に、
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて図2に示した試料に接続孔を形成し
た。以下に本実施例に用いた具体的なエッチング条件を
示す。
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて図2に示した試料に接続孔を形成し
た。以下に本実施例に用いた具体的なエッチング条件を
示す。
【0032】Gas:C4 F8 /CO/Ar/O2 1
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
【0033】上記のようなエッチング条件で、図2のよ
うな積層構造SiO2 層11/環状フッ素樹脂シロキサ
ン共重合体層12/SiO2 層11を加工した。これに
よって、図1のように、低誘電率膜を含む積層構造の層
間絶縁膜に接続孔14を形成できた。
うな積層構造SiO2 層11/環状フッ素樹脂シロキサ
ン共重合体層12/SiO2 層11を加工した。これに
よって、図1のように、低誘電率膜を含む積層構造の層
間絶縁膜に接続孔14を形成できた。
【0034】従来のSiO2 のみの接続孔形成ではエッ
チング速度は約460nm/minで、4min10s
ecエッチングを行っても接続孔の直径が0.26μm
の時にエッチングの停止が起こっていた。しかし、本発
明の採用でエッチング速度は約650nm/minと速
まり、エッチングの停止も起こらないことを確認した。
チング速度は約460nm/minで、4min10s
ecエッチングを行っても接続孔の直径が0.26μm
の時にエッチングの停止が起こっていた。しかし、本発
明の採用でエッチング速度は約650nm/minと速
まり、エッチングの停止も起こらないことを確認した。
【0035】化10の式で示したように、膜中にはF、
CFやCF2 等の、SiO2 膜エッチングにおけるエッ
チャントとなるような原子、分子を多数含有している
為、エッチング中にそれらの原子及び分子が放出され
る。この放出された原子及び分子は微細な接続孔底部に
到達し、エッチングを増速する働きをする。これによ
り、微細接続孔中におけるエッチングの停止を妨げるこ
とができると考えられる。
CFやCF2 等の、SiO2 膜エッチングにおけるエッ
チャントとなるような原子、分子を多数含有している
為、エッチング中にそれらの原子及び分子が放出され
る。この放出された原子及び分子は微細な接続孔底部に
到達し、エッチングを増速する働きをする。これによ
り、微細接続孔中におけるエッチングの停止を妨げるこ
とができると考えられる。
【0036】また、実施例1で用いたSiOFと比較し
て、本実施例で用いた環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体はFの含有量が多い。そのため、SiOFのエッチン
グ速度530nm/minと比較して、環状フッ素樹脂
シロキサン共重合体のエッチング速度は速くなってい
る。これより、Fの含有量が多いほどエッチング速度が
速まるという知見も得られた。
て、本実施例で用いた環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体はFの含有量が多い。そのため、SiOFのエッチン
グ速度530nm/minと比較して、環状フッ素樹脂
シロキサン共重合体のエッチング速度は速くなってい
る。これより、Fの含有量が多いほどエッチング速度が
速まるという知見も得られた。
【0037】実施例3 本実施例に用いたサンプルの断面構造は、実施例1と同
様に、図2に示した構造である。ただし、低誘電率膜
に、下に示した構造を有するポリフルオロアリールエー
テル(化11)を用いた。このポリフルオロアリールエ
ーテルの比誘電率は2.5である。
様に、図2に示した構造である。ただし、低誘電率膜
に、下に示した構造を有するポリフルオロアリールエー
テル(化11)を用いた。このポリフルオロアリールエ
ーテルの比誘電率は2.5である。
【0038】
【化11】
【0039】また、このポリフルオロアリールエーテル
(化11)と比較するために、下に示した構造を有する
フッ素を含有するポリアリールエーテル(化12)を用
いた。このフッ素を含有するポリアリールエーテルの比
誘電率は2.8である。
(化11)と比較するために、下に示した構造を有する
フッ素を含有するポリアリールエーテル(化12)を用
いた。このフッ素を含有するポリアリールエーテルの比
誘電率は2.8である。
【0040】
【化12】
【0041】本実施例においても、実施例1と同様に、
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて、上述した2つの試料を低誘電率膜を
持つ、図2に示した試料に接続孔を形成した。以下に本
実施例に用いた具体的なエッチング条件を示す。
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて、上述した2つの試料を低誘電率膜を
持つ、図2に示した試料に接続孔を形成した。以下に本
実施例に用いた具体的なエッチング条件を示す。
【0042】Gas:C4 F8 /CO/Ar/O2 1
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
【0043】低誘電率膜にFが多数含まれているポリフ
ルオロアリールエーテル(化11)を用いた場合、エッ
チング速度は約800nm/minと速まり、図1に示
したように、Si基板10上のSiO2 層11もうまく
エッチングされ、積層構造の層間絶縁膜に接続孔を形成
できた。
ルオロアリールエーテル(化11)を用いた場合、エッ
チング速度は約800nm/minと速まり、図1に示
したように、Si基板10上のSiO2 層11もうまく
エッチングされ、積層構造の層間絶縁膜に接続孔を形成
できた。
【0044】一方、低誘電率膜にFがほとんど混合して
いないフッ素を含有するポリアリールエーテル(化1
2)を用いた場合、図3に示したようにSi基板10上
のSiO2 層11は、接続孔径が0.26μmの時には
エッチングが停止してしまった。この時のエッチング速
度は約350nm/minであった。
いないフッ素を含有するポリアリールエーテル(化1
2)を用いた場合、図3に示したようにSi基板10上
のSiO2 層11は、接続孔径が0.26μmの時には
エッチングが停止してしまった。この時のエッチング速
度は約350nm/minであった。
【0045】上に示したポリフルオロアリールエーテル
(化11)には膜中に多くFが含まれているが、フッ素
を含有するポリアリールエーテル化合物(化12)では
FがHに置き換わっているために、エッチング中にFや
フルオロカーボン系の分子が放出されない。この両者を
同じ条件でエッチングすることで、Fがエッチングに及
ぼす影響を評価することができた。
(化11)には膜中に多くFが含まれているが、フッ素
を含有するポリアリールエーテル化合物(化12)では
FがHに置き換わっているために、エッチング中にFや
フルオロカーボン系の分子が放出されない。この両者を
同じ条件でエッチングすることで、Fがエッチングに及
ぼす影響を評価することができた。
【0046】したがって、層間絶縁膜にどの程度のフッ
素が含有すべきかが問題になるが、以上の結果から、エ
ッチング中に層間絶縁膜の接続孔内から放出されるF、
又はフルオロカーボン系の分子などの活性種が、接続孔
中の絶縁膜のエッチングを増速させることができる程度
以上に含まれていることが必要であることがわかる。
素が含有すべきかが問題になるが、以上の結果から、エ
ッチング中に層間絶縁膜の接続孔内から放出されるF、
又はフルオロカーボン系の分子などの活性種が、接続孔
中の絶縁膜のエッチングを増速させることができる程度
以上に含まれていることが必要であることがわかる。
【0047】実施例4 本実施例に用いたサンプルの断面構造は、実施例1と同
様に、図2に示した構造である。ただし、低誘電率膜
に、下に示した構造を有する、ポリテトラフルオロエチ
レン(化13)、ポリテトラフルオロエチレン−ジオキ
ソール共重合樹脂(化14)、ポリ−1,4−フルオロ
メチルベンゼン(化15)、フルオロポリイミド(化1
6)、またはポリフルオロナフタレン(化17)をそれ
ぞれ用い、そのそれぞれの場合のエッチング速度をSi
O2 のエッチング速度と比較した。
様に、図2に示した構造である。ただし、低誘電率膜
に、下に示した構造を有する、ポリテトラフルオロエチ
レン(化13)、ポリテトラフルオロエチレン−ジオキ
ソール共重合樹脂(化14)、ポリ−1,4−フルオロ
メチルベンゼン(化15)、フルオロポリイミド(化1
6)、またはポリフルオロナフタレン(化17)をそれ
ぞれ用い、そのそれぞれの場合のエッチング速度をSi
O2 のエッチング速度と比較した。
【0048】
【化13】
【0049】
【化14】
【0050】
【化15】
【0051】
【化16】
【0052】
【化17】
【0053】本実施例においても、実施例1と同様に、
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて、上述した2つの試料を低誘電率膜を
持つ、図2に示した試料に接続孔を形成した。以下に本
実施例に用いた具体的なエッチング条件を示す。
マグネトロンエッチング装置でC4F8 /CO/Ar/
O2 ガスを用いて、上述した2つの試料を低誘電率膜を
持つ、図2に示した試料に接続孔を形成した。以下に本
実施例に用いた具体的なエッチング条件を示す。
【0054】Gas:C4 F8 /CO/Ar/O2 1
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
2/150/200/5 sccm Pressure:40 mTorr RF Power:1700 W 基板設置電極温度:20℃
【0055】低誘電率膜にそれぞれの物質をを用いた場
合のエッチング速度の結果を表1に示す。
合のエッチング速度の結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】この結果より、すべての物質においてエッ
チング速度は速くなり、また図1に示したように、Si
基板10上のSiO2 層11もうまくエッチングされ、
積層構造の層間絶縁膜に接続孔を形成できた。上に示し
た各有機系低誘電率膜には膜中に多くFが含まれている
が、そのFによってエッチングが増速していると考える
ことが出来る。
チング速度は速くなり、また図1に示したように、Si
基板10上のSiO2 層11もうまくエッチングされ、
積層構造の層間絶縁膜に接続孔を形成できた。上に示し
た各有機系低誘電率膜には膜中に多くFが含まれている
が、そのFによってエッチングが増速していると考える
ことが出来る。
【0058】なお、本発明は、上述の実施例1〜4に述
べた内容に限るものではない。例えば、本発明に用いる
誘電率膜は、上述実施例に用いたもの以外のものも用い
ることができる。その場合、比誘電率が1〜4の範囲に
あることが望ましい。比誘電率が4よりも大きくなる
と、半導体デバイスのスピードが低下してしまうからで
あり、また、比誘電率が1より小さいものは現実に存在
しないからである。
べた内容に限るものではない。例えば、本発明に用いる
誘電率膜は、上述実施例に用いたもの以外のものも用い
ることができる。その場合、比誘電率が1〜4の範囲に
あることが望ましい。比誘電率が4よりも大きくなる
と、半導体デバイスのスピードが低下してしまうからで
あり、また、比誘電率が1より小さいものは現実に存在
しないからである。
【0059】また、上述実施例では、層間絶縁膜として
は、FSi結合またはFC結合を有する低誘電率膜とS
iO2 膜との組み合わせたものを用いたが、組み合わせ
る相手はSiO2 だけでなくSi3 N4 などの他の絶縁
膜を用いることができる。
は、FSi結合またはFC結合を有する低誘電率膜とS
iO2 膜との組み合わせたものを用いたが、組み合わせ
る相手はSiO2 だけでなくSi3 N4 などの他の絶縁
膜を用いることができる。
【0060】また、上述実施例では、絶縁膜の組み合わ
せの場合を説明したが、FSi結合またはFC結合を有
する低誘電率膜単体のみで層間絶縁膜を形成することも
できる。
せの場合を説明したが、FSi結合またはFC結合を有
する低誘電率膜単体のみで層間絶縁膜を形成することも
できる。
【0061】また、上述実施例ではエッチングガスとし
て、C4 F8 /CO/Ar/O2 の混合ガスを用いた
が、この組成に限ることはなく、他の一般的な組成のエ
ッチングガスを用いることができる。
て、C4 F8 /CO/Ar/O2 の混合ガスを用いた
が、この組成に限ることはなく、他の一般的な組成のエ
ッチングガスを用いることができる。
【0062】また、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔中の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができるので、エッチングガスとしては、フルオロ
カ−ボン系ガスを含まないものを用いることもできる。
フルオロカ−ボン系ガスを用いなくてもよいことは、環
境汚染の抑制を図る観点から非常に重要な意味をもつも
のである。
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔中の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができるので、エッチングガスとしては、フルオロ
カ−ボン系ガスを含まないものを用いることもできる。
フルオロカ−ボン系ガスを用いなくてもよいことは、環
境汚染の抑制を図る観点から非常に重要な意味をもつも
のである。
【0063】以上のことから、本実施例によれば、エッ
チングガスを用いるドライエッチングにより、化学構造
式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる
層間絶縁膜に接続孔を形成することができる。
チングガスを用いるドライエッチングにより、化学構造
式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物からなる
層間絶縁膜に接続孔を形成することができる。
【0064】また、化学構造式中にSiF結合又はCF
結合を有する化合物からなる第1の絶縁膜と、Si3 N
4 又はSiO2 などからなる他の絶縁膜との組み合わせ
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができ
る。
結合を有する化合物からなる第1の絶縁膜と、Si3 N
4 又はSiO2 などからなる他の絶縁膜との組み合わせ
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができ
る。
【0065】また、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔中の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができるので、エッチングガスとしては、一般的な
組成のエッチングガスを用いることができるばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないものを用いるこ
ともできる。
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔中の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができるので、エッチングガスとしては、一般的な
組成のエッチングガスを用いることができるばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないものを用いるこ
ともできる。
【0066】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エッチングガスを用いるドライエッチングにより、化学
構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物から
なる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができる。
エッチングガスを用いるドライエッチングにより、化学
構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物から
なる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができる。
【0068】また、化学構造式中にSiF結合又はCF
結合を有する化合物からなる第1の絶縁膜と、Si3 N
4 又はSiO2 などからなる他の絶縁膜との組み合わせ
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができ
る。
結合を有する化合物からなる第1の絶縁膜と、Si3 N
4 又はSiO2 などからなる他の絶縁膜との組み合わせ
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成することができ
る。
【0069】また、エッチングガスとしては、一般的な
組成のエッチングガスを用いることができるばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないものを用いるこ
ともできる。
組成のエッチングガスを用いることができるばかりでな
く、フルオロカ−ボン系ガスを含まないものを用いるこ
ともできる。
【図1】本発明の実施例により、層間絶縁膜に形成した
接続孔を示す概略断面図である。
接続孔を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例に用いたサンプルの構造を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図3】本発明の実施例との比較のために用いた層間絶
縁膜に、形成することを試みた接続孔を示す概略断面図
である。
縁膜に、形成することを試みた接続孔を示す概略断面図
である。
10 Si基板、11 SiO2 層、12 低誘電率
膜、13 フォトレジスト、14 接続孔
膜、13 フォトレジスト、14 接続孔
Claims (80)
- 【請求項1】 エッチングガスを用いるドライエッチン
グにより、 化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成する工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、比誘電率の範囲が1〜4であること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができる程度以上にFを含むことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができる程度以上にFを含み、かつ比誘電率の範囲
が1〜4であることを特徴とする請求項1記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項5】 エッチングガス(但し、フルオロカ−ボ
ン系ガスを含有しない)を用いるドライエッチングによ
り、 化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物
からなる層間絶縁膜に、接続孔を形成する工程を有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、比誘電率の範囲が1〜4であること
を特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができる程度以上にFを含むことを特徴とする請求
項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 化学構造式中にSiF結合又はCF結合
を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続孔
内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子の
活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させる
ことができる程度以上にFを含み、かつ比誘電率の範囲
が1〜4であることを特徴とする請求項5記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項9】 エッチングガスを用いるドライエッチン
グにより、 化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物
からなる第1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 など
からなる他の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜
に、接続孔を形成する工程を有することを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、比誘電率の範囲が1〜4であるこ
とを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続
孔内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子
の活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させ
ることができる程度以上にFを含むことを特徴とする請
求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続
孔内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子
の活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させ
ることができる程度以上にFを含み、かつ比誘電率の範
囲が1〜4であることを特徴とする請求項9記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項13】 エッチングガス(但し、フルオロカ−
ボン系ガスを含有しない)を用いるドライエッチングに
より、 化学構造式中にSiF結合又はCF結合を有する化合物
からなる第1の絶縁膜と、Si3 N4 又はSiO2 など
からなる他の絶縁膜との組み合わせからなる層間絶縁膜
に、接続孔を形成する工程を有することを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項14】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、比誘電率の範囲が1〜4であるこ
とを特徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項15】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続
孔内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子
の活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させ
ることができる程度以上にFを含むことを特徴とする請
求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、エッチング中に層間絶縁膜の接続
孔内から放出されるF、又はフルオロカーボン系の分子
の活性種が、接続孔内の絶縁膜のエッチングを増速させ
ることができる程度以上にFを含み、かつ比誘電率の範
囲が1〜4であることを特徴とする請求項13記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、SiOFからなることを特徴とす
る請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項18】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、SiOFからなることを特徴とす
る請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項19】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、SiOFからなることを特徴とす
る請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項20】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、SiOFからなることを特徴とす
る請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項21】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化1)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化1】 - 【請求項22】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化1)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項23】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化1)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項24】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化1)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項25】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項26】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体からなることを特徴とする請求項5記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項27】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体からなることを特徴とする請求項9記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項28】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、環状フッ素樹脂シロキサン共重合
体からなることを特徴とする請求項13記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項29】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化2)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化2】 - 【請求項30】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化2)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項31】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化2)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項32】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化2)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項33】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロアリールエーテルか
らなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項34】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロアリールエーテルか
らなることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項35】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロアリールエーテルか
らなることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項36】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロアリールエーテルか
らなることを特徴とする請求項13記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項37】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化3)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化3】 - 【請求項38】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化3)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項39】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化3)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項40】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化3)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項41】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレンから
なることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項42】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレンから
なることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項43】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレンから
なることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項44】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレンから
なることを特徴とする請求項13記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項45】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化4)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化4】 - 【請求項46】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化4)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項47】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化4)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項48】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化4)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項49】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレン−ジ
オキソール共重合樹脂からなることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項50】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレン−ジ
オキソール共重合樹脂からなることを特徴とする請求項
5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項51】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレン−ジ
オキソール共重合樹脂からなることを特徴とする請求項
9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項52】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリテトラフルオロエチレン−ジ
オキソール共重合樹脂からなることを特徴とする請求項
13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項53】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化5)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化5】 - 【請求項54】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化5)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項55】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化5)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項56】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化5)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項57】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリ−1,4−フルオロメチルベ
ンゼンからなることを特徴とする請求項1記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項58】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリ−1,4−フルオロメチルベ
ンゼンからなることを特徴とする請求項5記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項59】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリ−1,4−フルオロメチルベ
ンゼンからなることを特徴とする請求項9記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項60】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリ−1,4−フルオロメチルベ
ンゼンからなることを特徴とする請求項13記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項61】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化6)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化6】 - 【請求項62】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化6)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項63】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化6)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項64】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化6)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項65】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、フルオロポリイミドからなること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項66】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、フルオロポリイミドからなること
を特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項67】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、フルオロポリイミドからなること
を特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項68】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、フルオロポリイミドからなること
を特徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項69】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化7)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化7】 - 【請求項70】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化7)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項71】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化7)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項72】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化7)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項73】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロナフタレンからなる
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項74】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロナフタレンからなる
ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項75】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロナフタレンからなる
ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項76】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、ポリフルオロナフタレンからなる
ことを特徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項77】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化8)を有することを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 【化8】 - 【請求項78】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化8)を有することを特
徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項79】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化8)を有することを特
徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項80】 化学構造式中にSiF結合又はCF結
合を有する化合物は、構造式(化8)を有することを特
徴とする請求項13記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857097A JPH10256240A (ja) | 1997-01-10 | 1997-06-16 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP321397 | 1997-01-10 | ||
JP9-3213 | 1997-01-10 | ||
JP15857097A JPH10256240A (ja) | 1997-01-10 | 1997-06-16 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10256240A true JPH10256240A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=26336745
Family Applications (1)
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