JPH10256108A - 炭化ケイ素質ダミーウェハ - Google Patents

炭化ケイ素質ダミーウェハ

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JPH10256108A
JPH10256108A JP6261497A JP6261497A JPH10256108A JP H10256108 A JPH10256108 A JP H10256108A JP 6261497 A JP6261497 A JP 6261497A JP 6261497 A JP6261497 A JP 6261497A JP H10256108 A JPH10256108 A JP H10256108A
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JP
Japan
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sic
cvd
film
dummy wafer
silicon carbide
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JP6261497A
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English (en)
Inventor
Masaki Okada
雅樹 岡田
Akira Nogami
暁 野上
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Toyo Tanso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Tanso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りが少なく、生産性の向上及び製作コスト
の低減化という長所を生かしながら、さらに半導体製造
時における半導体の汚染の程度をシリコン製ダミーウェ
ハの場合よりも大幅に少なくすることができるSiC質
ダミーウェハを提供する。 【解決手段】 半導体プロセスにおいて使用されるSi
C質ダミーウェハにおいて、多孔質SiC基体の表面に
内側から外側へ向けて順に、CVD−Si膜及びCVD
−SiC膜が積層形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シリコン半導体プ
ロセス、特に酸化・拡散工程及びエピタキシャル成長工
程に使用される炭化ケイ素質ダミーウェハの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体プロセスに使用される炭化ケイ素
質ダミーウェハ(以下「SiC質ダミーウェハ」とい
う。)は、従来では、高純度等方性黒鉛円板を基材と
し、その上にCVD法により炭化ケイ素層を形成した
後、外周(側周部)を研削し、中央部の黒鉛基材を燃焼
除去して単独の炭化ケイ素体となし、さらに厚み調整の
ための研磨、表面洗浄というプロセスを経て得られてい
る。(リアライズ社発行、BREAK THROUGH 1996年1月P2
6 〜28)。以下、研磨前の炭化ケイ素体を、バルクCV
D─SiC体といい、表面洗浄後の炭化ケイ素体をバル
クCVD─SiCダミーウェハという。
【0003】上記の従来方法の最大の欠点は、黒鉛基材
を燃焼除去した段階のバルクCVD−SiC体として、
反りが非常に大きいものしか得られないという点にあ
り、このため後の厚み調整のための研磨代を見込んだ十
分厚めのバルクCVD−SiC体を時間をかけて一旦得
て、それから製品寸法に見合った厚みのバルクCVD−
SiC体に時間をかけて研磨するという方法で対処して
いた。従って、最終的には生産性が上がらず、製品のコ
ストダウンという要請に応えることはできなかった。
【0004】本出願人は、かねてよりSiC質ダミーウ
ェハの研究を進めており、その研究の一環として、上記
従来技術の欠点を解消し得る手段(SiC質ダミーウェ
ハ)を開発し、先に特許出願している(特願平8−22
4412号)。このSiC質ダミーウェハに係る開発技
術の特徴は、CVR法によりSiC化された基体の表面
にCVD法によりSiC膜を形成するようにしたもので
あり、これにより、厚み調整のための加工を大幅に不要
とし、かつ反りがほとんど無い製品SiC質ダミーウェ
ハが得られるようになった。これは、CVR−SiC基
体とCVD−SiC膜が共に同材質(SiC)であり熱
膨張係数がほぼ一致するため、反りの発生を回避できる
との知見によるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許出願に係るSiC質ダミーウェハを実際にシリコン半
導体プロセス内で使用した結果、新たに改善すべき点も
明らかとなってきた。具体的には、SiC質ダミーウェ
ハ内部に存在する不純物金属(Fe,Na,Cr,Ni
等)による半導体の汚染の程度が、シリコン製ダミーウ
ェハによる半導体の汚染の程度よりも大きいという点で
ある。これでは、軽量高強度、耐熱性、耐食性等の特性
に優れたSiC質ダミーウェハの価値が半減あるいは無
くなってしまう。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、反りが少なく、生産性の向上及
び製作コストの低減化という長所を生かしながら、さら
に半導体製造時における半導体の汚染の程度をシリコン
製ダミーウェハの場合よりも大幅に少なくすることがで
きるSiC質ダミーウェハを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明のうち、請求項1記載の発明のSiC質ダミーウェ
ハは、半導体プロセスにおいて使用されるSiC質ダミ
ーウェハにおいて、多孔質SiC基体の表面に内側から
外側へ向けて順に、CVD−Si膜及びCVD−SiC
膜が積層形成されてなることを特徴とする。このような
SiC質ダミーウェハであれば、加熱処理中に多孔質S
iC基体の内部に含まれていた不純物金属が拡散現象に
よりそのSiC基体の表面に出てきても、この表面を覆
う緻密なCVD−Si膜の中に吸着され、さらにそのC
VD−Si膜の上層の緻密なCVD−SiC膜の表面ま
では拡散せず、あるいは拡散することがあっても、それ
は長時間かかって極微量の不純物金属が拡散するという
状況を呈するにすぎないので、半導体への汚染の度合い
をシリコン製ダミーウェハを使用した場合に比べて、大
幅に低減することができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、多孔質SiC基体が、黒鉛基材
をCVR法によりSiC化したものであることを特徴と
する。これにより、請求項1記載の発明の効果を有効に
発揮させつつ、黒鉛基材のSiC化方法として一層経済
的で汎用性のあるものとすることができる。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2記載の発明で得られるSiC質ダミーウェ
ハのうち、特に嵩密度が2.8Mg/m3 以下のものに
限定したことを特徴とする。これにより、SiC質ダミ
ーウェハの質量がシリコンウェハを超えることはないの
で、請求項1又は請求項2記載の発明の効果を有効に発
揮させつつ、真空チャック等の把持装置の円滑作動を保
障し、ひいてはSiC質ダミーウェハの円滑確実な自動
搬送を可能として生産性の向上及び製作コストの低減化
の要請に十分応え得るSiC質ダミーウェハとすること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明のSiC質ダミ
ーウェハを示す断面模式図であり、図2は、SiC質ダ
ミーウェハの製造ラインを示す概略工程説明図である。
【0011】図1において、SiC質ダミーウェハ10
は、多孔質SiC基体7の表面にCVD−Si膜8が形
成され、かつこのCVD−Si膜8のさらに表面にCV
D−SiC膜9が形成された構造をしている。
【0012】多孔質SiC基体7としては、気孔率が2
0〜40体積%のものが望ましい。20体積%未満であ
ると、ダミーウェハとしてシリコンウェハよりも質量が
大きくなり過ぎ、真空チャック等の把持装置が変形又は
破損し、円滑な自動搬送ができなくなるからである。S
iC質ダミーウェハ10全体の嵩密度で言えば、2.8
Mg/m3 が基準となる。つまり、円滑な自動搬送を確
保するためには、SiC質ダミーウェハ10として嵩密
度が2.8Mg/m3 以下のものが望ましい。一方、多
孔質SiC基体7の気孔率が40体積%を超えると、ダ
ミーウェハとしての強度が急激に低下し、機械的な繰り
返し衝撃に耐えられなくなってしまうからである。
【0013】また、多孔質SiC基体7を得るために
は、例えば、黒鉛基材、特に高純度黒鉛成形体をCVR
法によるSiC化する手段が、経済性及び汎用性の面か
ら有効である。具体的には、本発明者らが先に開発した
方法(特開平1−264969号公報)、即ち、黒鉛基
材に、ケイ酸、又はこれにさらに炭素、ケイ素及び炭化
ケイ素の少なくとも1種を共存させて加熱してSiOガ
スを発生せしめ、このSiOガスと上記黒鉛基材とを反
応せしめることにより、得ることができる。
【0014】CVD−Si膜8としては、厚みが少なく
とも0.1μm以上となるように形成することが望まし
い。0.1μm未満の厚みでは、多孔質SiC基体7の
内部に存在する不純物金属の拡散防止性能を十分発揮で
きなくなるからである。このCVD−Si膜8は、通常
のCVD法を実施して形成すればよい。
【0015】図1では、CVD−Si膜8の上に直ちに
CVD−SiC膜9を積層形成した例を示しているが、
このCVD−SiC膜9の形成に先立って、予めCVD
−Si膜8の表面を酸化して、シリカ(SiO2 )膜を
形成しておいたり、窒化ケイ素膜を形成しておいてもよ
い。このような付加的手段の採用により、多孔質SiC
基体9内部に存在する不純物金属の拡散防止性能をさら
に高めることができ、従って、ピンホールの進行による
CVD−SiC膜9自体の亀裂発生を著しく遅らせ、ダ
ミーウェハの寿命を大きく延ばせる効果が得られる。
【0016】また、CVD−SiC膜9の嵩密度は約
3.2Mg/m3 、気孔率は0%であって緻密質の構造
を有している。このCVD−SiC膜9も、通常のCV
D法を実施して形成すればよい。
【0017】従って、本発明のSiC質ダミーウェハ1
0は、多孔質のSiC基体7の表面を緻密なCVD−S
i膜8で覆った後、その緻密なCVD−Si膜8の表面
をさらに、緻密質のCVD−SiC膜9で覆った製品で
あるため、半導体製造時の加熱処理中に多孔質SiC基
体7の内部に含まれていた不純物金属が拡散現象により
そのSiC基体7の表面に出てきても、この表面を覆う
CVD−Si膜8の中に吸着される。従って、不純物金
属は、このCVD−Si膜8の上層のCVD−SiC膜
9の表面までは拡散せず、あるいは拡散することがあっ
ても、それは長時間かかって極微量が拡散するにすぎな
いので、従来のシリコン製ダミーウェハを使用した場合
に比べて、半導体への汚染の度合いを大幅に低減するこ
とができる。
【0018】次に、本発明のSiC質ダミーウェハ10
の製造方法の一例について図2も参照しつつ説明する。
まず、高純度黒鉛材料からなる所定寸法の板材(基材)
1を、図に現れていない高純度黒鉛材料のバルク体から
切り出し、これをCVR処理部2に導入した後、100
%SiC化した多孔質のCVR−SiC基体7を得る。
次にこのCVR−SiC基体7を厚み調整部3に導き、
最終目的の製品SiC質ダミーウェハの寸法に応じて厚
み方向のみの加工を行う。
【0019】次に、所定の厚み寸法に調整されたCVR
−SiC基体7を純化処理部4に導き、CVR−SiC
基体7にドライなハロゲンガスを吹き付けることによっ
て、上記厚み調整加工時にCVR−SiC基体7の表面
部に混入したFe,Na等の不純物金属を除去する。こ
うして純化したCVR−SiC基体7を第1CVD処理
部5に導き、通常のCVD法に従い、CVR−SiC基
体7の表面に高純度緻密質のSi膜8を所定の厚みだけ
形成する。こうして、CVD−Si膜8の形成を終えた
SiC基体を第2CVD処理部6に導いた後、続けて通
常のCVD法に従い、CVD−Si膜8のさらにその上
から緻密質のCVD−SiC膜9を所定の厚みだけ形成
する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)高純度黒鉛成形体をCVR法により、つま
りSiO雰囲気中で熱処理して気孔率30体積%の多孔
質SiC成形体を得た。この多孔質SiC成形体を直径
150mm、厚み375μmの寸法のいわゆるノッチ付
き円板(図3(a)参照)に加工し、この後、塩化水素
ガスで洗浄して複数の多孔質SiC基体(円板)を得
た。この多孔質SiC基体中の不純物金属(Fe,N
a,Ni,Crの4元素)について不純物金属含有量を
グロー放電質量分析(GDMS)法にて測定した結果を
表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】上記の多孔質SiC基体のうち1枚をCV
D装置にセットして、その基体表面に5μmのSi膜を
形成した。CVD条件は、以下の通りである。 〔Si膜のCVDの条件〕 原料ガス:メチルトリクロロシラン(CH3 SiCl
3 ) キャリアガス:水素 基体温度(反応温度):1150K 装置内圧力:13kPa さらに続けてCVD−Si膜表面上に、さらにCVD法
により120μmのSiC膜を形成させて、嵩密度2.
6Mg/m3 の6インチノッチ付きSiC質ダミーウェ
ハを得た。CVD条件は、以下の通りである。 〔SiC膜のCVDの条件〕 原料ガス:メチルトリクロロシラン(CH3 SiCl
3 ) キャリアガス:水素 基体温度(反応温度):1450K 装置内圧力:50kPa
【0023】(実施例2)実施例1で得られた多孔質S
iC成形体を直径150mm、厚み405μmの寸法の
いわゆるオリエンテーションフラット付き円板(図3
(b)参照)に加工し、この後、塩化水素ガスで洗浄し
て多孔質SiC基体(円板)を得た。この多孔質SiC
基体をCVD装置にセットして、その基体表面に10μ
mのCVD−Si膜を形成した。CVD条件は、以下の
通りである。 〔Si膜のCVDの条件〕 原料ガス:四塩化ケイ素(SiCl4 ) キャリアガス:水素 基体温度(反応温度):1150K 装置内圧力:大気圧 さらに続けてCVD−Si膜表面上に、さらにCVD法
により100μmのSiC膜を形成させて、嵩密度2.
6Mg/m3 の6インチオリエンテーションフラット付
きSiC質ダミーウェハを得た。CVD条件は、以下の
通りである。 〔SiC膜のCVDの条件〕 原料ガス:四塩化ケイ素(SiCl4 )及びプロパン
ガス キャリアガス:水素 基体温度(反応温度):1250K 装置内圧力:大気圧
【0024】(比較例)実施例1で得られた多孔質Si
C成形体を直径150mm、厚み385μmの寸法のオ
リエンテーションフラット付き円板に加工し、この後、
塩化水素ガスで洗浄して多孔質SiC基体(円板)を得
た。この多孔質SiC基体をCVD装置にセットして、
その基体表面にCVD法により120μmのSiC膜を
形成し、SiC質ダミーウェハを得た。CVD条件は、
以下の通りである。 〔CVDの条件〕 原料ガス:メチルトリクロロシラン(CH3 SiCl
3 ) キャリアガス:水素 基体温度(反応温度):1450K 装置内圧力:50kPa
【0025】〔不純物汚染試験〕(実施例1〜2)及び
(比較例)で作製したSiC質ダミーウェハをそれぞれ
2枚の窒化ケイ素膜付きシリコンウェハで挟み、拡散炉
内にセットした。窒素雰囲気の下、1570Kの温度に
て5時間アニールし、冷却後取り出した。アニールされ
た窒化ケイ素膜付きシリコンウェハの窒化ケイ素膜を酸
で溶解し、その溶解液中の金属含有量を測定した。その
結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明のうち請求項1記載の発明のSi
C質ダミーウェハは、以上の様に構成されるが、要は多
孔質SiC基体と最外表面層である緻密質CVD−Si
C膜の間にSiC基体内部の不純物金属をトラップする
ための境界層たる緻密なSi膜を介在させたものであ
る。従って、半導体製造時の加熱処理中に多孔質SiC
基体の内部に含まれていた不純物金属が拡散現象により
そのSiC基体の表面に出てきても、この表面を覆うS
i膜でトラップされ、さらにそのSi膜の上層の、つま
り最外表面層のSiC膜の表面までは拡散せず、あるい
は拡散することがあっても、それは長時間かかって極微
量の不純物が拡散するという状況を呈するにすぎないの
で、半導体への汚染の度合いをシリコン製ダミーウェハ
を使用した場合に比べて、大幅に低減することができ
る。
【0028】また、請求項2記載の発明のSiC質ダミ
ーウェハは、多孔質SiC基体として、黒鉛基材をCV
R法によりSiC化したものを採用するものである。従
って、黒鉛基材の多孔質SiC化を簡単に行うことがで
き、請求項1記載の発明の効果を有効に発揮させつつ、
一層経済的で汎用性のあるSiC質ダミーウェハとする
ことができる。
【0029】さらに、請求項3記載の発明のSiC質ダ
ミーウェハは、請求項1又は請求項2記載の発明で得ら
れるSiC質ダミーウェハのうち、特に嵩密度が2.8
Mg/m3 以下のものに限定したものである。即ち、S
iC質ダミーウェハの質量がシリコンウェハよりも大き
くならないようにしたので、請求項1又は請求項2記載
の発明の効果を有効に発揮させつつ、真空チャック等の
把持装置の円滑作動、ひいてはSiC質ダミーウェハの
円滑確実な自動搬送を可能として生産性の向上及び製作
コストの低減化の要請に十分応え得るSiC質ダミーウ
ェハとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSiC質ダミーウェハを示す断面模式
図である。
【図2】SiC質ダミーウェハの製造ラインを示す工程
説明図である。
【図3】実施例及び比較例で使用した多孔質SiC基体
の平面図であり、(a)はノッチ付きのもの、(b)は
オリエンテーションフラット付きのものである。
【符号の説明】
1 黒鉛基材 2 CVR処理部 3 厚み調整部 4 純化処理部 5 第1CVD処理部 6 第2CVD処理部 7 多孔質SiC基体 8 CVD−Si膜 9 CVD−SiC膜 10 SiC質ダミーウェハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体プロセスにおいて使用される炭化
    ケイ素質ダミーウェハにおいて、多孔質炭化ケイ素基体
    の表面に内側から外側へ向けて順に、CVD(Chmical
    Vapor Deposition) 法によるケイ素膜及びCVD法によ
    る炭化ケイ素膜が積層形成されてなることを特徴とする
    炭化ケイ素質ダミーウェハ。
  2. 【請求項2】 前記多孔質炭化ケイ素基体は、黒鉛基材
    をCVR(ChmicalVapor Reaction)法により炭化ケイ
    素化したものである請求項1記載の炭化ケイ素質ダミー
    ウェハ。
  3. 【請求項3】 前記炭化ケイ素質ダミーウェハの嵩密度
    が2.8Mg/m3以下である請求項1又は2記載の炭
    化ケイ素質ダミーウェハ。
JP6261497A 1997-03-17 1997-03-17 炭化ケイ素質ダミーウェハ Pending JPH10256108A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6365460B1 (en) 1998-12-16 2002-04-02 Ngk Insulators, Ltd. Production of silicon carbide bodies
JP2002222746A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窒化物半導体ウェーハ及びその製造方法
US6479174B1 (en) 1999-04-07 2002-11-12 Ngk Insulators, Ltd. Silicon carbide body
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