JPH10255920A - 合体コネクタ - Google Patents

合体コネクタ

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JPH10255920A
JPH10255920A JP9059564A JP5956497A JPH10255920A JP H10255920 A JPH10255920 A JP H10255920A JP 9059564 A JP9059564 A JP 9059564A JP 5956497 A JP5956497 A JP 5956497A JP H10255920 A JPH10255920 A JP H10255920A
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JP
Japan
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united
housings
connector
combined
engaging
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JP9059564A
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Kimihiro Abe
公弘 阿部
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ハウジングの合体時に隙間が発生しても係
合凹部と係止凸部との嵌合が解除されることがなく、常
に高品質を維持させることができる合体コネクタを提供
する。 【解決手段】 端子挿通孔11a,12aを備えた各ハ
ウジング11,12を多段に積み重ねて合体させた合体
コネクタ10において、各ハウジング11,12の相対
向する合体面11b,12bの一方の合体面12bに係
合凹部16を、他方の合体面11bに係止凸部13をそ
れぞれ設け、これら係合凹部16と係止凸部13とを相
対向する合体面11b,12b間に生じる隙間より異物
が入らないように嵌め合わせて各ハウジング11,12
を結合自在にしてある。また、他方の合体面11bに複
数のボス14を設けると共に、一方の合体面12bに当
該各ボス14を嵌合させる複数の係合孔17を設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ワ
イヤハ−ネスに使用して好適な多段式の合体コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の飛躍
的な増大に伴って、ワイヤハ−ネスに接続した端子に取
り付けるコネクタも非常に多くなっているため、コネク
タハウジングを多段に組み付けた合体コネクタが開発さ
れている(例えば、実開平5−53154号公報)。こ
れを、図4〜図7によって具体的に説明すると、図中符
号1は合体コネクタであり、自動車用ワイヤハ−ネスに
使用して好適な多段式のものである。この合体コネクタ
1は、端子収容室をそれぞれ有した上段,中段,下段ハ
ウジング2,3,4をそれぞれ備えている。各ハウジン
グ2,3,4の合体面はそれぞれ平坦になっていて、両
側の係止爪5を引掛部6に係止させることにより一体的
に組み付けられるようになっている。この組み付けられ
た合体コネクタ1を図6に示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の合体コネクタ1では、図6,図7に示すように、各
ハウジング2,3,4を合体させた後に、各ハウジング
2,3間或いは3,4間に隙間tが発生した状態で先の
尖った異物A等が該隙間tに入り込んだ場合、異物Aを
更に各ハウジング2,3間或いは3,4間に押し込んだ
りすると、係止爪5と引掛部6との係止状態が外れ易く
品質が劣った。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、各ハウジングの合体時に隙間
が発生しても係合凹部と係止凸部との嵌合状態が解除さ
れることがなく、常に高品質を維持させることができる
合体コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、端子
挿通孔を備えた各ハウジングを多段に積み重ねて合体さ
せた合体コネクタにおいて、前記各ハウジングの相対向
する合体面の一方の合体面に係合凹部を、他方の合体面
に係止凸部をそれぞれ設け、これら係合凹部と係止凸部
とを前記相対向する合体面間に生じる隙間より異物が入
らないように嵌め合わせて前記各ハウジングを結合自在
にしたことを特徴とする。
【0006】この合体コネクタでは、各ハウジングの合
体時に隙間が発生しても各ハウジングの相対向する合体
面間に異物が入るのが確実に阻止され、また、係合凹部
と係止凸部との嵌合状態が解除されることがなく、常に
高品質な合体コネクタが提供される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の合体コ
ネクタであって、前記他方の合体面の係止凸部の前記各
ハウジング間に対向する位置にストッパ面を設けたこと
を特徴とする。
【0008】この合体コネクタでは、各ハウジング間に
隙間が発生した場合に先の尖った異物が入り込んでもス
トッパ面があるため、それ以上異物は奥に入れず、係合
凹部と係止凸部による各ハウジングの結合状態は常に維
持される。
【0009】請求項3の発明は、請求項1,2記載の合
体コネクタであって、前記他方の合体面に複数のボスを
設けると共に、前記一方の合体面に当該各ボスを嵌合さ
せる複数の係合孔を設けたことを特徴とする。
【0010】この合体コネクタでは、係合凹部と係止凸
部の結合手段の他かに、係合孔とボスの結合手段が付加
されるので、各ハウジングがより強固に結合される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態の合体コネクタ
10の合体前の状態を示す斜視図である。この合体コネ
クタ10は、前面に図示しない複数の端子収容室に連通
する端子挿通孔11aを備えた合成樹脂製の上部ハウジ
ング11と、前面に図示しない複数の端子収容室に連通
する端子挿通孔12aを備えた合成樹脂製の下部ハウジ
ング12とで構成されている。
【0013】図1,図2に示すように、上部ハウジング
11の下部ハウジング12に対する合体面(他方の合体
面)11bには、係止凸部13を一体突出形成してある
と共に、該合体面11bの前側には複数のボス14を一
体突出形成してある。この上部ハウジング11の合体面
11bの全体が上記係止凸部13となって下方に矩形板
状に突出している。また、係止凸部13の外周面13a
は先の尖った異物A等が入り込んだ場合のストッパ面と
なっている。さらに、上部ハウジング11の両側面の後
部の各突出部11cには各係止爪(係止部)15を一体
突出形成してある。
【0014】図1,図2に示すように、下部ハウジング
12の上部ハウジング11に対する合体面(一方の合体
面)12bには、係合凹部16を形成してあると共に、
該合体面12bの前側には上記各ボス14を嵌合させる
複数の係合孔17を形成してある。この係合凹部16は
上記係止凸部13が嵌め込まれる枠状になって凹んでい
て、その内周面16aが係止凸部13のストッパ面13
aに密接するようになっている。この際、下部ハウジン
グ12の上周縁面12dと上部ハウジング11の下周縁
面11dが密接するようになっている。また、下部ハウ
ジング12の両側面の後部には各突出片部12cを一体
突出形成してある。この各突出片部12cには、上記係
止爪15が係脱される矩形の係合孔(係合部)18を形
成してある。
【0015】以上実施形態の合体コネクタ10によれ
ば、上部ハウジング11の各ボス14を下部ハウジング
12の各係合孔17に嵌め込むと、上部ハウジング11
の係止凸部13が下部ハウジング12の係合凹部16に
嵌め込まれて合体コネクタ10が組み付けられる。この
組み付け時に、下部ハウジング12の両側後部の各突出
片部12cの係合孔18に上部ハウジング11の両側後
部の各突出部11cの係止爪15が係止される。この
際、図1に示すように、各突出部11cは先細になって
いるので、各突出部11cは各突出片部12c側に容易
に嵌め込まれる。
【0016】このように、上,下部ハウジング11,1
2の相対向する合体面11b,12bの上部ハウジング
11側の合体面11bに係止凸部13を、下部ハウジン
グ12側の合体面12aに係合凹部16をそれぞれ設
け、これら係止凸部13と係合凹部16とを上記相対向
する合体面11b,12b間に生じる隙間tより異物A
が入らないように嵌め合わせて各ハウジング11,12
を結合自在にしたので、図2に示すように、各ハウジン
グ11,12の合体時に隙間tが発生しても各ハウジン
グ11,12の相対向する合体面11b,12b間に異
物Aが入るのを確実に阻止することができ、また、係止
凸部13と係合凹部16との嵌合状態が解除されること
がなく、常に高品質な合体コネクタ10が提供される。
また、図2及び図3に示すように、上部ハウジング11
の合体面11bの係止凸部13の各ハウジング11,1
2間の隙間tに対向する位置にストッパ面13aを設け
たので、各ハウジング間11,12に隙間tが発生した
場合に先の尖った異物Aが入り込んでも上記ストッパ面
13aがあるため、それ以上異物Aは奥に入れず、係止
凸部13と係合凹部16による各ハウジング11,12
の結合状態は常に維持される。さらに、上部ハウジング
11の合体面11bに複数のボス14を設けると共に、
下部ハウジング12の合体面12bに当該各ボス14を
嵌合させる複数の係合孔17を設けたので、係止凸部1
3と係合凹部16の結合手段の他かに、ボス14と係合
孔17の結合手段が付加されるので、各ハウジング1
1,12はより強固に結合される。
【0017】尚、前記実施形態によれば、上部ハウジン
グの合体面に係止凸部を設け、下部ハウジングの合体面
に係合凹部を設けたが、上部ハウジングの合体面に係合
凹部を設け、下部ハウジングの合体面に係止凸部を設け
てもよい。また、係合凹部の凹部は凹溝も含むものであ
ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
合体コネクタによれば、各ハウジングの合体時に隙間が
発生しても各ハウジングの相対向する合体面間に異物が
入るのを確実に阻止することができ、また、係合凹部と
係止凸部との嵌合状態が解除されることがなく、常に高
品質な合体コネクタを提供することができる。
【0019】請求項2の発明の合体コネクタによれば、
各ハウジング間に隙間が発生した場合に先の尖った異物
が入り込んでもストッパ面があるため、それ以上異物は
奥に入れず、係合凹部と係止凸部による各ハウジングの
結合状態を常に維持することができる。
【0020】請求項3の発明の合体コネクタによれば、
係合凹部と係止凸部の結合手段の他かに、係合孔とボス
の結合手段が付加されるので、各ハウジングをより強固
に結合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の合体コネクタの合体前の
状態を示す斜視図である。
【図2】上記合体コネクタの断面図である。
【図3】上記合体コネクタの各ハウジング間に異物が入
った場合の説明図である。
【図4】従来例の合体コネクタの合体前の状態を示す斜
視図である。
【図5】上記従来例の合体コネクタの各ハウジングの係
止状態を示す部分拡大断面図である。
【図6】上記従来例の合体コネクタの各ハウジング間に
隙間ができた状態を示す斜視図である。
【図7】上記従来例の合体コネクタの各ハウジング間に
異物が入った場合の説明図である。
【符号の説明】
10 合体コネクタ 11,12 ハウジング 11a,12a 端子挿通孔 11b 他方の合体面 12b 一方の合体面 13 係止凸部 13a ストッパ面 14 ボス 16 係合凹部 17 係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子挿通孔を備えた各ハウジングを多段
    に積み重ねて合体させた合体コネクタにおいて、 前記各ハウジングの相対向する合体面の一方の合体面に
    係合凹部を、他方の合体面に係止凸部をそれぞれ設け、
    これら係合凹部と係止凸部とを前記相対向する合体面間
    に生じる隙間より異物が入らないように嵌め合わせて前
    記各ハウジングを結合自在にしたことを特徴とする合体
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の合体コネクタであって、 前記他方の合体面の係止凸部の前記各ハウジング間に対
    向する位置にストッパ面を設けたことを特徴とする合体
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載の合体コネクタであっ
    て、 前記他方の合体面に複数のボスを設けると共に、前記一
    方の合体面に当該各ボスを嵌合させる複数の係合孔を設
    けたことを特徴とする合体コネクタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000164290A (ja) * 1998-11-20 2000-06-16 Nissan Motor Co Ltd コネクタ
KR100338792B1 (ko) * 1999-03-31 2002-05-31 야자키 야스히코 압접 조인트 커넥터
JP2010123526A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Jst Mfg Co Ltd スタッキング構造付き電気コネクタ
JP2012249428A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Yazaki Corp 合体ワイヤハーネス

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JP2010123526A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Jst Mfg Co Ltd スタッキング構造付き電気コネクタ
JP2012249428A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Yazaki Corp 合体ワイヤハーネス

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