JPH10254651A - 印刷装置および印刷装置の電源制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷装置および印刷装置の電源制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10254651A
JPH10254651A JP9051523A JP5152397A JPH10254651A JP H10254651 A JPH10254651 A JP H10254651A JP 9051523 A JP9051523 A JP 9051523A JP 5152397 A JP5152397 A JP 5152397A JP H10254651 A JPH10254651 A JP H10254651A
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Noboru Tamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源切断要求の指示がなされた時点で、いず
れかの情報処理装置からの印字要求があれば電源切断状
態に遷移することを確実に回避することである。 【解決手段】 電源切断検知手段13が電源スイッチS
Wによる電力切断指示有無を検知した場合に、問合わせ
・応答手段12が各情報処理装置2,3に対して印字要
求有無を問い合わせ、該問い合わせに対する各情報処理
装置からの応答状態を判定し、該判定結果に基づいて電
源切断手段14が前記電源からの電力の供給の継続また
は切断実行を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数の情報処理装置と通信可能な印刷装置および
印刷装置の電源制御方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク接続されて複数の情
報処理装置に共有可能なプリンタが提案されている。
【0003】このようなプリンタにおいて、各情報処理
装置との接続状態に関係なく、プリンタの電源入切状態
は、本体に備えられる電源スイッチの入切指示状態に基
づいて入切されているため、電源スイッチがオフ状態と
なると、その時点で電源切断がなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
リンタにおいては何時でも誰でも勝手にプリンタの電源
が切断できてしまうため、ネットワーク接続により複数
の情報処理装置に共有されたプリンタ等の場合、勝手に
プリンタの電源を切断されてしまい、印字処理実行状態
が利用者の確認が得られない状態で中断されてしまう等
の問題点があった。
【0005】また、共有されているプリンタの電源切断
をしてよいかどうかの判断処理は、まさに印刷中である
というステータスの情報に基づく判断、もしくはそのプ
リンタのデータ受信表示がその旨を表示しているので印
字データがプリンタ内にあると判断することにより実行
されていた。
【0006】しかしながら、例えば一つの情報処理装置
の利用者がその装置上で印字要求を一時停止した場合
(いわゆるポーズ状態にする)、あくまで一時停止のつ
もりなので利用者はその要求を再開するのが普通である
が、そのポーズの間に勝手にプリンタの電源を切断され
てしまう状態に遷移してしまうことがあり得る。
【0007】この場合、従来の印刷装置においては、印
字JOB処理の間にポーズ状態(上記処理により)に遷
移すれば、プリンタはそれまでの印字データを印字し終
わった時点で、プリンタのコントローラ部は電源切断状
態への遷移が可能な状態であると判断してしまう。これ
により、意図しないタイミングで、電源スイッチによる
切断要求指示を受け付けて電源が切断されてしまう等の
問題点があった。
【0008】また、従来のプリンタにおいては、プリン
タの電源を切断する、あるいは切断しようとしている等
の電源切断情報がネットワーク上の各情報処理装置の各
利用者に通知されないため、その切断要求を中断または
中止させることができず、ネットワーク上の利用者は電
源再開処理や印刷させたい情報を再度印刷させるための
指示等を行う必要が発生し、電源再入切等の操作が煩雑
となり、利便性が損なわれネットワークプリンタ本来の
印刷要求に迅速に対応できない等の問題点もあった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、電源切断要求の指示
がなされた時点で、いずれかの情報処理装置からの印字
要求があれば電源切断状態に遷移することを確実に回避
することにより、いずれかの情報処理装置も共有プリン
タによる印字処理を継続して行える印刷装置および印刷
装置の電源制御方法およびコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して複数の情報処理装置と通信
可能な印刷装置であって、電源からの電力の供給または
切断を指示する指示手段と、前記指示手段による電力切
断指示有無を検知する検知手段と、前記検知手段が前記
指示手段による電力切断指示有りを検知した場合に、各
情報処理装置に対して印字要求有無を問い合わせ、該問
い合わせに対する各情報処理装置からの応答状態を判定
する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前
記電源からの電力の供給の継続または切断実行を制御す
る制御手段とを有するものである。
【0011】本発明に係る第2の発明は、前記判定手段
がいずれかの情報処理装置から印字要求有りと判定した
場合に、印字要求有り状態を表示する表示手段を有する
ものである。
【0012】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して複数の情報処理装置と通信可能な印刷装置の
電源制御方法であって、電源からの電力の切断指示要求
を検知する検知工程と、電力切断指示有りを検知した場
合に、各情報処理装置に対して印字要求有無を問い合わ
せる問合わせ工程と、該問い合わせに対する各情報処理
装置からの応答状態を判定する判定工程と、該判定結果
に基づいて前記電源からの電力の供給を継続する第1の
電源処理工程と、該判定結果に基づいて前記電源からの
電力の供給を切断する第2の電源処理工程とを有するも
のである。
【0013】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して複数の情報処理装置と通信可能な印刷装置の
電源制御を行うコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、電源からの電力の切断
指示要求を検知する検知工程と、電力切断指示有りを検
知した場合に、各情報処理装置に対して印字要求有無を
問い合わせる問合わせ工程と、該問い合わせに対する各
情報処理装置からの応答状態を判定する判定工程と、該
判定結果に基づいて前記電源からの電力の供給を継続す
る第1の電源処理工程と、該判定結果に基づいて前記電
源からの電力の供給を切断する第2の電源処理工程とを
含む、コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶
媒体に格納したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す印刷装置を適用可能な情報処理システムの構成を説明
するブロック図である。なお、本実施形態の情報処理シ
ステムでは、ネットワーク接続により2つの情報処理装
置と一つの共有プリンタから構成される場合に対応する
が、複数の共有プリンタがネットワーク上に接続される
形態であっても本発明を適用することができることはい
うまでもない。
【0015】図1において本実施形態の情報処理システ
ムはネットワーク10とこれに接続される共有プリンタ
(プリンタ)1と2つの情報処理装置2,3とから構成
され、プリンタ1及び2つの情報処理装置2,3はそれ
ぞれ、例えばネットワーク接続制御ボード等で構成され
るネットワーク接続手段11,21,31を備えてい
る。
【0016】プリンタ1において、13は電源切断検知
手段で、電源切断SWが押下されたことを検知し、後述
する電源切断処理を起動する。12は問合わせ・応答判
断手段(問合わせ・応答手段)で、接続されてる2つの
情報処理装置2,3に対し印字要求の持ち行列にプリン
タ1に対する要求が溜っているかどうかの問い合わせを
ネットワーク接続手段11,21,31経由で行う。
【0017】14は電源切断手段で、問合わせ・応答判
断手段12の判断の結果、電源切断が可能な場合に実際
に電源切断処理を行う。15は表示手段で、問合わせ・
応答判断手段12の判断結果、電源切断が可能な場合、
その旨をプリンタ1上に表示する。
【0018】なお、電源切断が可能状態である旨の表示
は、ネットワーク接続手段11,21,31を経由して
2つの情報処理装置2,3にその旨の通知をそれぞれ行
い、それらの情報処理装置2,3で適切な表示(例えば
アイコン表示)を行うことも可能である。
【0019】また、印刷手段そのものは本発明と関連を
もたないので説明上記述を省略している。すなわち、プ
リンタエンジンは、電子写真方式のプリンタエンジンで
あっても、インクジェット方式のプリンタエンジン等で
あっても本発明を適用可能である。
【0020】各情報処理装置2,3において、22,3
2は問合わせ・応答判断手段(問合わせ、応答手段)
で、ネットワーク接続手段11,21,31を経由して
プリンタ1に対し印字要求を行う。本実施形態では、問
合わせ・応答判断手段22,32を用いてプリンタ1か
らの印字要求が待行列に存在するかの問い合わせの認識
を行い、かつオペレーティングシステム(OS)23,
33に対し待ち行列の検索要求を行う。
【0021】なお、本実施形態において、OSの種別を
特に特定するものではないが少なくとも印字要求を待ち
行列で管理する機能を有することを前提としている。ま
た、上記プリンタ1の12〜14の各手段を、CPU,
RAM,ROM等を備えるコントローラ部により構成す
ることも可能である。
【0022】以下、本実施形態の特徴的構成について説
明する。
【0023】上記のように構成された印刷装置におい
て、すなわち、所定の通信媒体を介して複数の情報処理
装置2,3と通信可能な印刷装置(プリンタ1)であっ
て、電源からの電力の供給または切断を指示する指示手
段(スイッチSW)と、前記指示手段による電力切断指
示有無を検知する検知手段(電源切断検知手段13)
と、前記検知手段が前記指示手段による電力切断指示有
りを検知した場合に、各情報処理装置に対して印字要求
有無を問い合わせ、該問い合わせに対する各情報処理装
置からの応答状態を判定する判定手段(問合わせ・応答
手段12)と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
電源からの電力の供給の継続または切断実行を制御する
制御手段(電源切断手段14)とを有するので、電源か
らの電力共有を切断する指示がなされた際に、プリンタ
1を共有するいずれかの情報処理装置2,3からの印字
要求があれば電力供給を継続でき、各情報処理装置の利
用者が意図しないタイミングで印刷装置の電源が切断さ
れてしまう事態を確実に回避することができる。
【0024】また、問合わせ・応答手段12がいずれか
の情報処理装置2,3から印字要求有りと判定した場合
に、印字要求有り状態を表示する表示手段15を有する
ので、電源切断指示を行った利用者に対して他の情報処
理装置からの印字要求に基づき電源継続状態となってい
ることを明示できる。
【0025】図2は、本発明に係る印刷装置の電源切断
処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(9)は各ステップを示し、各手順はプリンタ
1内の図示しないROMまたは他の記憶媒体内にプログ
ラムとして格納されており、これをプリンタコントロー
ラ部のCPUが読み出して実行する構成となっている。
【0026】先ず、電源切断検知手段13が電源切断
(電源スイッチ)SWが押下されたことを認識すると、
問合わせ・応答判断手段12を起動して、プリンタ1へ
の印字要求が接続されている情報処理装置2,3内に存
在していないかを問い合わせるためパケットを作成する
(1)。
【0027】なお、このパケットは問合わせ・応答判断
手段12及び問合わせ・応答判断手段22,32との間
で定義されれていればよいのであり、システム設計時に
論理的なコマンドとして決定しておけばよい。
【0028】次いで、作成したパケットはネットワーク
接続手段11を経由してネットワーク10上に送出され
る(2)。この後、プリンタ1は情報処理装置2,3か
らの応答の待ち状態に入り(3)、応答パケットを受け
取ると、プリンタ1の問合わせ・応答手段12はそのパ
ケットを解析し印字要求の有無を判定し(4)、情報処
理装置側から印字要求が無いと判定した場合は、すべて
の情報処理装置が要求無しであったか(無しの応答があ
ったか)どうかを判定して(5)、NOならばステップ
(3)へ戻り、YESならば、電源切断手段14を起動
して(6)、実際に電源が切断され(7)、処理を終了
する。
【0029】なお、本実施形態では、情報処理装置を複
数備えるため、先に判定された電源切断要求有無の結果
は、図示しないRAM上に格納しておくものとする。
【0030】一方、ステップ(4)で問合わせ・応答手
段12が受け取ったパケットがRAM上の内容に基づい
て印字要求有りと判定した場合、まだプリンタ1の電源
を切断出来ないと判断し、電源切断要求を無視し、その
旨をプリンタ1に付属した表示パネルに表示する
(8)。なお。適当な表示装置を備えていない場合や、
各情報処理装置2,3の使用者にその旨を通知したい場
合等は新たなパケットを定義しておいて、この状態を情
報処理装置2,3に通知して、受け取った情報は情報処
理装置2,3のOS23,33が表示処理するように構
成してもよい。
【0031】次に、通常の印字待ち状態に戻り(9)、
処理をリターンする。
【0032】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て、各情報処理装置2,3側のデータ処理について説明
する。
【0033】図3は、図1に示した情報処理装置2,3
側のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。また、
本実施形態では、情報処理装置2と情報処理装置3の内
部動作は同一なので、情報処理装置2を例として説明す
る。また、当該処理の流れは、OS23の一部の機能と
して実装してもよいし、情報処理装置2内のROMに実
装してもよい。
【0034】先ず、ネットワーク接続手段21はネット
ワーク10より受け取ったパケットを問合わせ・応答手
段22に渡す(1)。次に、問合わせ・応答手段22は
そのパケットを解析し(2)、印字要求の有無の問い合
わせであるかどうかを判定し(3)、NOならばステッ
プ(1)へ戻り、YESならば、例えばOS23のサー
ビスコールを行うことでOS23が管理している印字要
求待ち行列内に未処理の印字要求の有無を要求し
(4)、OS23からの返却情報を応答パケットとして
作成してネットワーク10上にそのパケットを送出して
(5)、ステップ(1)へ戻る。
【0035】以下、本実施形態の特徴的構成について図
2,図3等を参照して説明する。
【0036】所定の通信媒体を介して複数の情報処理装
置2,3と通信可能な印刷装置(プリンタ1)の電源制
御方法であって、電源からの電力の切断指示要求を検知
する検知工程(図2のステップ(1)の前工程)と、電
力切断指示有りを検知した場合に、各情報処理装置に対
して印字要求有無を問い合わせる問合わせ工程(図2の
ステップ(2))と、該問い合わせに対する各情報処理
装置からの応答状態を判定する判定工程(図2のステッ
プ(3)〜(5))と、該判定結果に基づいて前記電源
からの電力の供給を継続する第1の電源処理工程(図2
のステップ(9))と、該判定結果に基づいて前記電源
からの電力の供給を切断する第2の電源処理工程(図2
のステップ(6),(7))とをプリンタ1の図示しな
いCPU,RAM,ROMを備えるコントローラ部が、
ROMまたは図示しない他のメモリ資源に記憶された制
御プログラムを実行して、電源からの電力共有を切断す
る指示がなされた際に、印刷装置を共有するいずれかの
情報処理装置からの印字要求があれば電力供給を継続で
き、各情報処理装置の利用者が意図しないタイミングで
印刷装置の電源が切断されてしまう事態を確実に回避す
ることができる。
【0037】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷装置で読み出し可能なデータ処理プロ
グラムの構成について説明する。
【0038】図4は、本発明に係る印刷装置で読み出し
可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の
メモリマップを説明する図である。
【0039】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0040】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0041】本実施形態における図2,図3に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0042】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0043】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0044】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0045】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して複数の情報処
理装置と通信可能な印刷装置であって、電源からの電力
の供給または切断を指示する指示手段と、前記指示手段
による電力切断指示有無を検知する検知手段と、前記検
知手段が前記指示手段による電力切断指示有りを検知し
た場合に、各情報処理装置に対して印字要求有無を問い
合わせ、該問い合わせに対する各情報処理装置からの応
答状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果
に基づいて前記電源からの電力の供給の継続または切断
実行を制御する制御手段とを有するので、電源からの電
力共有を切断する指示がなされた際に、印刷装置を共有
するいずれかの情報処理装置からの印字要求があれば電
力供給を継続でき、各情報処理装置の利用者が意図しな
いタイミングで印刷装置の電源が切断されてしまう事態
を確実に回避することができる。
【0048】第2の発明によれば、前記判定手段がいず
れかの情報処理装置から印字要求有りと判定した場合
に、印字要求有り状態を表示する表示手段を有するの
で、電源切断指示を行った利用者に対して他の情報処理
装置からの印字要求に基づき電源継続状態となっている
ことを明示できる。
【0049】第3,第4の発明によれば、電源からの電
力の切断指示要求を検知した場合に、各情報処理装置に
対して印字要求有無を問い合わせ、該問い合わせに対す
る各情報処理装置からの応答状態を判定し、該判定結果
に基づいて前記電源からの電力の供給を継続するあるい
は、前記電源からの電力の供給を切断するので、電源か
らの電力共有を切断する指示がなされた際に、印刷装置
を共有するいずれかの情報処理装置からの印字要求があ
れば電力供給を継続でき、各情報処理装置の利用者が意
図しないタイミングで印刷装置の電源が切断されてしま
う事態を確実に回避することができる。
【0050】従って、電源切断要求の指示がなされた時
点で、いずれかの情報処理装置からの印字要求があれば
電源切断状態に遷移することを確実に回避して、いずれ
かの情報処理装置も共有プリンタによる印字処理を継続
して行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す印刷装置を適用可能
な情報処理システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る印刷装置の電源切断処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示した情報処理装置側のデータ処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る印刷装置で読み出し可能な各種デ
ータ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップ
を説明する図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 情報処理装置 3 情報処理装置 11 ネットワーク接続手段 12 問合わせ・応答手段 13 電源切断検知手段 14 電源切断手段 15 表示手段 21 ネットワーク接続手段 22 問合わせ・応答手段 23 オペレーティングシステム(OS) 31 ネットワーク接続手段 32 問合わせ・応答手段 33 オペレーティングシステム(OS)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 1/00 334G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置と通信可能な印刷装置であって、 電源からの電力の供給または切断を指示する指示手段
    と、 前記指示手段による電力切断指示有無を検知する検知手
    段と、 前記検知手段が前記指示手段による電力切断指示有りを
    検知した場合に、各情報処理装置に対して印字要求有無
    を問い合わせ、該問い合わせに対する各情報処理装置か
    らの応答状態を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて前記電源からの電力
    の供給の継続または切断実行を制御する制御手段と、を
    有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段がいずれかの情報処理装置
    から印字要求有りと判定した場合に、印字要求有り状態
    を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置と通信可能な印刷装置の電源制御方法であって、 電源からの電力の切断指示要求を検知する検知工程と、 電力切断指示有りを検知した場合に、各情報処理装置に
    対して印字要求有無を問い合わせる問合わせ工程と、 該問い合わせに対する各情報処理装置からの応答状態を
    判定する判定工程と、該判定結果に基づいて前記電源か
    らの電力の供給を継続する第1の電源処理工程と、 該判定結果に基づいて前記電源からの電力の供給を切断
    する第2の電源処理工程と、を有することを特徴とする
    印刷装置の電源制御方法。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置と通信可能な印刷装置の電源制御を行うコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 電源からの電力の切断指示要求を検知する検知工程と、 電力切断指示有りを検知した場合に、各情報処理装置に
    対して印字要求有無を問い合わせる問合わせ工程と、 該問い合わせに対する各情報処理装置からの応答状態を
    判定する判定工程と、 該判定結果に基づいて前記電源からの電力の供給を継続
    する第1の電源処理工程と、 該判定結果に基づいて前記電源からの電力の供給を切断
    する第2の電源処理工程とを含む、コンピュータが読み
    出し可能なプログラムを格納したことを特徴とする記憶
    媒体。
JP9051523A 1997-03-06 1997-03-06 印刷装置および印刷装置の電源制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH10254651A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020521A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御装置、画像形成装置及びプリントシステム

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JP2013020521A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御装置、画像形成装置及びプリントシステム

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