JP3539916B2 - 周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステム - Google Patents
周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主装置(複写機等)に接続された周辺機器(ネットワークカード等)を管理するための周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サスペンドレジューム機能(以下、レジューム機能と称する)を有する電子装置が開発されている。ここで、レジューム機能とは、装置の電源停止時(電源切断時)における動作状態を記憶して、電源の再投入時に、記憶した動作状態に装置を復帰(レジューム)させるための再現機能である。
【0003】
このようなレジューム機能は、例えば、特開平5−241674号公報に開示されている。図9は、特開平5−241674号公報に記載されているポータブル電子機器の構成を示すブロック図である。この電子機器は、主記憶装置501、バックアップメモリ502、データ転送制御回路503、ハードディスクレジューム制御ファームウェア505を備えたROM504、レジューム情報保存領域507を備えたハードディスク装置506およびスイッチ508を備えている。そして、電源切断時に、ハードウェアの状態に関する情報を揮発性のバックアップメモリ502に保存すると共に、ハードウェアの状態に関する情報および主記憶装置501の内容を不揮発性メモリであるレジューム情報保存領域507に保存するように設定されている。これにより、バックアップメモリ502に保存した内部データを誤って消失させてしまった場合でも、不揮発性メモリのデータによりレジュームを実行することが可能となっている。
【0004】
また、従来、主装置(複写機やコンピューター等)に接続して使用される周辺機器(ネットワークカードやCD−ROMドライブ等)の電源を適切に管理するための装置も開発されている。図10は、特開平6−236226号公報に記載されている電源管理システムを示すブロック図である。この装置は、周辺機器601用の電源回路603を有しており、主装置であるホストコンピュータ602における電源のON/OFFに連動して、周辺機器の電源をON/OFFする機能を有している。なお、図10において、604はケーブルであり、605は電源ラインであり、606は稼働状態判別手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平5−241674号公報に記載されている電子機器では、この電子機器に接続して用いられる周辺機器の内部データを記憶する方法に関しては記載されていない。また、同様に、特開平6−236226号公報の電源管理システムにおいても、周辺機器の電源をOFFする際に、周辺機器の内部データを保存することはできなかった。
【0006】
従って、これら公報の記載されている従来技術の構成では、主装置に接続して用いられる周辺機器をレジュームさせることは不可能であった。このため、電源切断後の再起動時には、常に、周辺機器を初期状態から起動させる必要があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、周辺機器を確実にレジュームすることが可能な周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の周辺機器管理装置は、主装置に接続された周辺機器を管理するための周辺機器管理装置において、記憶部と、該周辺機器の電源が切断されるときに、該周辺機器の内部データを該記憶部に保存させると共に、該周辺機器に電源が投入されたときに、該記憶部に保存した内部データに基づいて、該周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰させる復帰手段とを備え、前記復帰手段は、前記周辺機器の内部データのうち、復帰のために必要な必須データを選択するためのデータ選択手段を備え、該データ選択手段で選択した必須データを前記記憶部に記憶させるように設定されていることを特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】
前記復帰手段は、前記周辺機器自身によって選択されたデータを必須データとして前記記憶部に記憶させるように設定されていてもよい。
【0013】
前記復帰手段は、前記周辺機器の電源を監視して電源切断のタイミングを測り、適切な時期に前記データ選択手段または該周辺機器に対して該周辺機器の必須データを選択するように要求するデータ要求手段を備えているのが好ましい。
【0021】
以下、本発明の作用について説明する。
【0022】
本発明において、主装置とは、複写機やコンピューター等の本体のことを示す。また、周辺機器とは、主装置の機能を高めるため、または、主装置に新たな機能を付加するためのオプション装置等、主装置に接続して用いられる別体の機器のことを示す。
【0023】
本発明にあっては、周辺機器の電源が切断されるときに、復帰手段が周辺機器の内部データを記憶部に保存(サスペンド)させるようになっている。そして、周辺機器に電源が再投入されたときに、この復帰手段が、記憶部に保存しておいた内部データを用いて、周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰させるように設定されている。従って、周辺機器に電源を再投入するだけで、周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰(レジューム)させることが可能となり、周辺機器の起動にかかる時間を劇的に短縮することができる。
【0024】
好ましくは、復帰手段が周辺機器の内部データを記憶部に保存させた後に、電源供給部が周辺機器の電源を切断するように設定されている。従って、周辺機器の電源供給状態を監視(モニター)することなく、内部データを確実に保存することができる。
【0025】
好ましくは、復帰手段が、周辺機器の復帰のために必要な必須データを記憶部に記憶させるように設定されている。ここで、周辺機器の復帰のために必要な必須データとは、例えば、周辺機器における電源切断時のフェーズの情報等、周辺機器を電源切断時の状態に復帰させるために必要な最低限度のデータのことを示す。従って、記憶部に保存するデータ量を減少させることが可能であり、保存処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0026】
好ましくは、復帰手段が、周辺機器を復帰させるための必須データを選択することが可能である。従って、周辺機器において必須データを選択する必要が無いため、周辺機器の処理を軽減させることが可能となる。
【0027】
好ましくは、復帰手段が、周辺機器自身によって選択されたデータを必須データとして記憶部に記憶させるように設定されている。従って、復帰手段によって周辺機器の必須データを選択する必要がないため、周辺機器の種類によらず、レジュームさせることが可能となる。
【0028】
好ましくは、復帰手段に備わったデータ要求手段が、周辺機器における電源の状態を監視するように設定されている。そして、このデータ要求手段が、周辺機器における電源切断のタイミングを測り、適切な時期に、データ選択手段または周辺機器に対して必須データの選択を要求するようになっている。このようにして選択されたデータを記憶部に記憶させることによって、周辺機器の電源切断の直前に、適切に必須データを保存することが可能となる。
【0029】
好ましくは、本発明の周辺機器管理装置によって、周辺機器を確実にレジュームすることが可能である。
【0030】
好ましくは、周辺機器の電源が、周辺機器自身の要求に応じて切断されるようなシステムを前提としている。そして、周辺機器は、所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、復帰手段に対して内部データの保存を要求すると共に、その電源が切断されるように設定されている。従って、不要となった周辺機器の電源を自動的に切断できるため、電力消費を低減することが可能となる。
【0031】
好ましくは、周辺機器が、外部から入力される信号に応じて電源が入るように設定されている。ここで、外部から入力される信号とは、周辺機器において処理すべき入力信号のことである。従って、周辺機器に対して、その動作が必要とされたときに、電源が投入されるように設定されているため、周辺機器の起動を効率よく行うことができる。
【0032】
好ましくは、内部データ送信Pr等によって、周辺機器の内部メモリに内部データが定期的に保存されるように設定されている。従って、復帰手段は、この内部メモリに記憶された内部データを記憶部に保存させることによって、周辺機器の内部データを短時間で容易に保存することが可能となる。
【0033】
好ましくは、内部データをフラグ化することによって、記憶部に保存するデータ量を減少させることが可能である。従って、内部データの保存処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0034】
好ましくは、主装置が周辺装置をレジュームさせるための記憶部と復帰手段とを備えているので、別の装置を新たに追加することなく、周辺機器をレジュームすることが可能である。
【0035】
好ましくは、複数の周辺機器と主装置とが直列に接続されている場合でも、第2の周辺機器をレジュームさせるための記憶部と復帰手段とを第1の周辺機器に設けることにより、複数の周辺機器にレジューム機能を与えることが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0037】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る複写システム(以下、本システムと称する)の構成を示す説明図である。この図1に示すように、本システムは、主装置である複写機1と、この複写機1に接続された周辺機器であるネットワークカード2とから構成されている。
【0038】
複写機1は、図1に示すように、プリント部1bおよび管理部1aとを備えている。プリント部1bは、図示しないスキャナによって読み取られた画像データをシート(記録用紙)に印刷するものである。また、管理部1aは、管理部1aに接続されたネットワークカード2を管理するためのものである。
【0039】
ネットワークカード2は、ネットワーク部21を備えている。このネットワーク部21は、複写機1をLANに接続させるためのネットワークインターフェイスであり、LAN経由で受信したデータに対して処理を行った後、データをCPU10に送るものである。
【0040】
このネットワークカード2は、複写機1の管理部1aによって、電源の管理を受けるとともに、レジューム機能を与えられるように設定されている。すなわち、複写機1の管理部1aは、ネットワークカード2の電源を切断および接続する機能を有している。また、管理部1aは、ネットワークカード2の電源が切断されるときに、ネットワークカード2の内部データを保存するようになっている。そして、ネットワークカード2に電源を再投入したときに、保存しておいた内部データを用いて、ネットワークカード2を、電源の切断前と同様の状態に復帰(レジューム)させるように設定されている。
【0041】
以下に、管理部1aおよびネットワークカード2について、ネットワークカード2の電源管理とレジューム処理に関する構成と機能を説明する。
【0042】
図1に示すように、管理部1aは、CPU3、データ保存用メモリ4、電源供給スイッチ5およびROM6を備えている。また、管理部1aのROM6には、内部データ要求プログラム(Pr)7および周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8が記憶されている。
【0043】
一方、ネットワークカード2は、共有メモリ9、CPU10、ROM11、レジューム要求部18を備えている。また、ネットワークカード2のROM11には、内部状態データ選択Pr12、内部状態復元Pr13、サスペンド要求Pr14、内部状態データフラグ化Pr15、内部データ送信Pr16および内部テーブル17が記憶されている。
【0044】
図2および図3は、本システムにおけるネットワークカード2の電源管理およびレジューム処理の流れを示すフローチャートである。このうち、図2は、ネットワークカード2の電源を遮断する際の処理の流れを示すものである。
【0045】
図2に示すように、ネットワークカード2(周辺装置)のCPU10は、時間の計測を行って所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、ROM11のサスペンド要求Pr14を用いて、複写機1(主装置)の管理部1aに対して、内部データの保存(サスペンド)を要求する(図2のS0)。
【0046】
この要求に応じて、管理部1aのCPU3は、ROM6の内部データ要求Pr7を用いて、内部データを要求するコマンドをネットワークカード2のCPU10に送る(図2のS1)。
【0047】
このコマンドを受けたCPU10は、ROM11の内部状態データ選択Pr12を用いて、保存すべき内部データ(必須データ)を選択する。ここで、必須データとは、ネットワーク部21における電源切断時のフェーズの情報(アドレス情報、変数値、配列値等)であり、ネットワークカード2を電源切断時の状態に復帰させるために必要な最低限度の内部データのことである。また、上記フェーズとは、ネットワーク部21の使用しているシーケンシャルプログラムでの位置のことである。そして、CPU10は、ROM11の内部状態データフラグ化Pr15および内部テーブル17を用いて、選択した必須データに相当するフェーズの位置にフラグをセットするフラグ化を行う。この内部テーブル17は、データをフラグ化するための参照テーブルであり、例えば図4に示すように各フラグとフェーズ情報が対応している。さらに、CPU10は、ROM11の内部データ送信Pr16を用いて、フラグがセットされたフェーズの必須データを共有メモリ9に保存する(図2のS4およびS5)。
【0048】
その後、CPU3は、ROM6の周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、共有メモリ9に保存された必須データを読み出し、データ保存用メモリ4に保存する(図2のS2)。そして、CPU3は、電源供給スイッチ5を制御してネットワークカード2の電源を遮断して、処理を終了する(図2のS3およびS6)。
【0049】
図3は、ネットワークカード2に電源を投入する際の処理の流れを示すフローチャートである。
【0050】
ネットワークカード2のレジューム要求部18は、外部から入力される信号(外部信号)を分岐して複写機1に伝達する信号分岐部品である。そして、管理部1aは、レジューム要求部18からの外部信号の入力に応じて、ネットワークカード2をレジュームするように設定されている。ここで、外部信号とは、ネットワークカード2において処理すべき入力信号のことである。すなわち、ネットワークカード2は、その動作が必要とされたときに、レジューム要求信号としての外部信号を管理部1aに伝達するようになっている(図3のS10)。本システムでは、外部信号としてLANの信号線を用いており、LANが停止状態から稼働状態に移行して、レジューム要求部18に外部信号が入力されると、レジューム要求部18がレジューム要求を管理部1aに伝達する。
【0051】
この外部信号を受けると、管理部1aのCPU3は、電源供給スイッチ5を制御して、ネットワークカード2に電源を投入する(図3のS11およびS13)。そして、CPU3は、ROM6の周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、データ保存用メモリ4に保存されている必須データを読み出し、ネットワークカード2の共有メモリ9に記憶させる(図3のS12)。
【0052】
その後、ネットワークカード2のCPU10は、共有メモリ9から必須データを読み出して、ROM11の内部状態復元Pr13および内部テーブル17を用いて、必須データのフラグをリセットする(図3のS14)。そして、CPU10は、フラグがリセットされた必須データを用いて、ネットワーク部21を電源切断時の状態に復帰させて、処理を終了する(S15)。
【0053】
以上のように、本実施の形態1のシステムでは、複写機1の管理部1aが、複写機1に接続されたネットワークカード2の電源が切断されるときに、その内部データをデータ保存用メモリ4に保存するように設定されている。そして、管理部1aは、ネットワークカード2に電源が投入されたときに、データ保存用メモリ4に保存した内部データをネットワークカード2に伝達して、ネットワークカード2を電源の切断前と同様の状態に復帰させるようになっている。従って、本システムでは、ネットワークカード2に電源を再投入するだけで、ネットワークカード2を電源の切断前と同様の状態に復帰(レジューム)させることが可能となり、ネットワークカード2の起動にかかる時間を短縮することができる。
【0054】
また、本システムでは、管理部1aが、ネットワークカード2の電源を切断および接続するための電源供給スイッチ5を備えており、この電源供給スイッチ5が、CPU3による内部データの保存処理の終了後に、ネットワークカード2の電源を切断するように設定されている。すなわち、管理部1aは、ネットワークカード2の電源供給管理を自分自身で行うようになっているため、ネットワークカード2の電源状態を監視することなく、内部データを確実に保存することができる。
【0055】
また、本システムでは、管理部1aが、ネットワークカード2の内部データのうち、復帰に必要なデータ(必須データ)だけをデータ保存用メモリ4に記憶させるように設定されている。従って、全内部データを保存する構成に比べて、データ保存用メモリ4に保存するデータ量を減少させることができるので、保存処理を高速に、かつ、効率よく行うことが可能となる。
【0056】
また、本システムでは、管理部1aが、ネットワークカード2のCPU10によって選択されたデータを必須データとして記憶するように設定されているため、管理部1aによりネットワークカード2の必須データを選択する必要がない。周辺機器自体が必須データを選択するため、管理部1aは、周辺機器の種類によらず(ネットワークカード2でなくても)、レジュームを実行することが可能となる。
【0057】
また、本システムでは、ネットワークカード2が所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、CPU10が、管理部1aに対して電源の切断および内部データの保存を要求するように設定されている。これにより、不要となったネットワークカード2の電源を自動的に切断することができるため、電力消費を低減することが可能となる。
【0058】
また、本システムでは、ネットワークカード2のレジューム要求部18が、ネットワークカード2への外部信号の入力に応じて、管理部1aに対してレジューム要求信号(この場合には入力された外部信号そのもの)を出力するように設定されている。すなわち、ネットワークカード2に対して、その動作が必要とされたときに、電源が投入されるように設定されている。これにより、ネットワークカード2の起動を効率よく行うことができる。
【0059】
さらに、本システムでは、ネットワークカード2のCPU10が、内部データのフラグ化および復元を行えるように設定されており、管理部1aが、フラグ化された内部データをデータ保存用メモリ4に保存するようになっている。これにより、データ保存用メモリ4に保存するデータ量を減少させることが可能であり、内部データの保存処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0060】
なお、本システムでは、管理部1aが、ネットワークカード2によって選択された必須データをデータ保存用メモリ4に保存するようになっている。しかしながら、これに限られず、必須データの選択を管理部1a自身で行うようにしてもよい。これを実現するためには、本システムを図5に示すように構成して、内部状態データ選択Pr12を、ネットワークカード2のROM11ではなく、管理部1aのROM6に記憶させればよい。これにより、ネットワークカード2の処理を軽減させることが可能となる。なお、内部状態データ選択Pr12は、周辺機器毎に異なる場合もあり、周辺機器によらずに共通である場合もある。例えば、各々の周辺機器が共通の内部データを有しており、それが必須データである場合には、内部状態データ選択Prはその共通の内部データを選択すればよいので、周辺機器によらずにその内部状態データ選択Prを共通して用いることが可能である。
【0061】
また、本システムでは、管理部1aが、ネットワークカード2の電源を管理する電源供給スイッチ5を有している。しかしながら、これに限らず、ネットワークカード2の電源管理を、異なる部材(例えば、外付けの手動スイッチ)によって行うようにしてもよい。この場合、管理部1aは、CPU3によりネットワークカード2の電源を監視して、ネットワークカード2の電源が切断される直前に、内部データ要求Pr7によって必須データの選択を要求して、内部データの保存処理を行うように設定されていることが好ましい。また、この場合には、ネットワークカード2は、内部データを定期的に内部メモリ9に保存させるように設定されているのが好ましい。これにより、内部データを短時間で容易に保存することが可能となる。
【0062】
さらに、本システムでは、管理部1aが、ネットワーク部21の必須データだけを保存するようになっている。しかしながら、これに限られず、ネットワーク部21の全データを保存するようにしてもよい。必須データ以外の内部データとしては、例えば、ネットワーク部21におけるメモリ(図示せず)の内容や、CPU10およびネットワーク部21におけるレジスタ値(CPU10やネットワーク部21をコントロールするController IC内に設けられたレジスタの値)等を挙げることができる。なお、
なお、主装置とは別に周辺機器管理装置を設けることも可能であるが、本実施形態のように管理部1aを主装置に設けて主装置に周辺機器管理機能を持たせることにより、新たな装置を追加する必要が無いため、コスト的および空間的なメリットが生じる。
【0063】
(実施の形態2)
図6は、本実施の形態2にかかる複写システム(以下、本システムと称する)の構成を示す説明図である。なお、本実施の形態において、上述した実施の形態1に示した部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。この図6に示すように、本システムは、複写機1とネットワークカード(第1の周辺機器)2との間に、プリントコントロール基板(第2の周辺機器)2aを接続させている構成である。すなわち、本システムは、複写機1と2つの周辺機器2a、2をこの順で直列に接続しているものである。
【0064】
プリントコントロール基板2aは、複写機1に、プリンターとしての機能を与えるためのものである。図2に示すように、プリントコントロール基板2aは、図1に示したネットワークカード2におけるネットワーク部21の代わりに、プリントコントロール部22を備えた構成を有している。
【0065】
本システムに置いて、プリントコントロール部21は、LAN経由でネットワークカード2に送られてきた印刷データを、ネットワークカード2の共有メモリ9を経由して受信してフォーマット変換を行った後、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aを経由して複写機1に伝達する機能を有する。
【0066】
さらに、プリントコントロール基板2aは、複写機1の管理部1aに備えているものと同様のデータ保存用メモリ4aおよび電源供給スイッチ5aを有している。また、プリントコントロール基板2aのROM11aには、ネットワークカード2のROM11に記憶されている各Pr12〜16に加えて、複写機1のROM6に記憶されている内部データ要求Pr7および周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8も記憶されている。
【0067】
そして、プリントコントロール基板2aのCPU10aは、管理部1aのCPU3と同様のレジューム機能を備えている。すなわち、CPU10aは、電源供給スイッチ5aを用いてネットワークカード2の電源を管理すると共に、周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いてネットワークカード2をレジュームさせるように設定されている。
【0068】
図7および図8は、本システムにおける、プリントコントロール基板2aおよびネットワークカード2の電源管理とレジューム処理の流れを示すフローチャートである。このうち、図7は、プリントコントロール基板2aおよびネットワークカード2の電源を遮断する際の処理の流れを示すものである。
【0069】
図7に示すように、ネットワークカード2(周辺装置B)のCPU10は、所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、ROM11のサスペンド要求Pr14を用いて、プリントコントロール基板2a(周辺装置A)のCPU10aに対して、内部データの保存(サスペンド)を要求する(図7のS111)。
【0070】
この要求に応じて、プリントコントロール基板2aのCPU10aは、ROM11aの内部データ要求Pr7を用いて、内部データを要求するコマンドをネットワークカード2のCPU10に送る(図7のS104)。
【0071】
このコマンドを受けたCPU10は、ROM11の内部状態データ選択Pr12を用いて、保存すべき内部データ(必須データ)を選択してフラグ化し、共有メモリ9に保存する(図7のS112およびS113)。
【0072】
そして、プリントコントロール基板2aのCPU10aは、ROM11aの周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、ネットワークカード2の共有メモリ9に保存された必須データを読み出して、データ保存用メモリ4aに保存する(図7のS105)。そして、CPU10aは、電源供給スイッチ5aを制御して、ネットワークカード2の電源を遮断する(図7のS106およびS114)。
【0073】
次に、CPU10aは、所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、ROM11aのサスペンド要求Pr14を用いて、複写機1(主装置)の管理部1aに対して、内部データの保存(サスペンド)を要求する(図7のS107)。
【0074】
この要求に応じて、複写機1の管理部1aのCPU3は、ROM6の内部データ要求Pr7を用いて、内部データを要求するコマンドをプリントコントロール基板2aのCPU10aに送る(S101)。
【0075】
このコマンドを受けたCPU10aは、内部状態データ選択Pr12を用いて、プリントコントロール部22における保存すべき内部データ(必須データ)を選択してフラグ化し、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aに保存する。ここで、必須データとは、プリントコントロール部22における電源切断時のフェーズの情報等、プリントコントロール部22を電源切断時の状態に復帰させるために必要な最低限度の内部データのことである。また、上記のフェーズとは、プリントコントロール部22の使用しているシーケンシャルプログラムでの位置のことである(図7のS108およびS109)。
【0076】
そして、複写機1のCPU3は、ROM6の周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aに保存された必須データを読み出し、データ保存用メモリ4に保存する(図7のS102)。そして、CPU3は、電源供給スイッチ5を制御して、プリントコントロール基板2aの電源を遮断して、処理を終了する(図7のS103およびS110)。
【0077】
図8は、プリントコントロール基板2aおよびネットワークカード2に電源を入れる際の処理の流れを示すフローチャートである。
【0078】
ネットワークカード2(周辺装置B)およびプリントコントロール基板2aのレジューム要求部18および18aは、外部信号の入力を受けると、その外部信号をそれぞれCPU3およびCPU10aに伝達するようになっている(図8のS200およびS200a)。
【0079】
この外部信号を受けると、複写機1のCPU3は、電源供給スイッチ5を制御して、プリントコントロール基板2aに電源を投入する(図8のS201およびS203)。そして、CPU3は、ROM6の周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、データ保存用メモリ4に保存されている必須データを読み出し、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aに書き込む(図8のS202)。
【0080】
その後、プリントコントロール基板2aのCPU10aは、ROM11aの内部状態データ復元Pr13と内部テーブル17を用いて、共有メモリ9aに保存されている必須データを読み出してフラグを解き、プリントコントロール部22を電源切断時の状態に復帰させる(図8のS205)。
【0081】
そして、CPU10aは、電源供給スイッチ5aを制御して、ネットワークカード2に電源を投入する(図8のS206およびS208)。さらに、CPU10aは、ROM11aの周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、データ保存用メモリ4aに保存されている必須データを読み出し、ネットワークカード2における共有メモリ9に書き込む(図8のS207)。
【0082】
その後、ネットワークカード2のCPU10は、ROM11の内部状態データ復元Pr13と内部テーブル17を用いて、共有メモリ9から必須データを読み出してフラグを解き、ネットワーク部21を電源切断時の状態に復帰させて、処理を終了する(図8のS210)。
【0083】
以上のように、本実施の形態2のシステムでは、複写機1、プリントコントロール基板2aおよびネットワークカード2が、この順で直列に接続されている構成であり、プリントコントロール基板2aがネットワークカード2をレジュームさせるように設定されている。これにより、本システムでは、複数の周辺機器をレジュームさせることが可能となる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、周辺機器に電源を再投入するだけで、周辺機器を確実に電源の切断前と同様の状態に復帰させることが可能となり、周辺機器の起動にかかる時間を劇的に短縮することができる。
【0085】
また、周辺機器の電源供給状態を監視することなく、内部データを確実に保存することができる。
【0086】
また、記憶部に保存するデータ量を減少させて、保存処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0087】
また、周辺機器において必須データを選択する必要がないため、周辺機器の処理を軽減させることができる。
【0088】
また、復帰手段によって周辺機器の必須データを選択しなくても、周辺機器自身によって選択された必須データを用いてレジュームさせることが可能であり、周辺機器の種類によらずにレジュームさせることができる。
【0089】
また、周辺機器の電源切断の直前の適切な時期に必須データを保存することができる。
【0090】
また、周辺機器を確実にレジュームさせることができる。
【0091】
また、不要となった周辺機器の電源を自動的に切断できるため、電力消費を低減することができる。
【0092】
また、周辺機器に対してその動作が必要とされたときに電源を投入して、周辺機器の起動を効率よく行うことができる。
【0093】
また、周辺機器の内部データを短時間で容易に保存することができる。
【0094】
また、記憶部に保存するデータ量を減少させて、内部データの保存処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0095】
また、別の装置を新たに追加することなく、周辺機器をレジュームすることができる。
【0096】
また、複数の周辺機器と主装置とが直列に接続されている場合でも、複数の周辺機器にレジューム機能を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る複写システムの構成を説明するための図である。
【図2】実施の形態1における、周辺装置への電源供給遮断時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】実施の形態1における、周辺装置ヘの電源供給再開時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】実施の形態1おける内部テーブルの一例を示す図である。
【図5】実施の形態1に係る他の複写システムの構成を説明するための図である。
【図6】実施の形態2に係る複写システムの構成を説明するための図である。
【図7】実施の形態2における、周辺装置AおよびBへの電源供給遮断時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】実施の形態2における、周辺装置AおよびBヘの電源供給再開時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】従来例の構成を示すブロック図である。
【図10】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 複写機(主装置)
1a 管理部
1b プリント部
2 ネットワークカード(周辺装置)
2a プリントコントロール基板(周辺装置)
3、10、10a CPU
4、4a データ保存用メモリ
5、5a 電源供給スイッチ
6、11、11a、504 ROM
7 内部データ要求Pr
8 周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr
9、9a 共有メモリ
12 内部状態データ選択Pr
13 内部状態データ復元Pr
14 サスペンド要求Pr
15 内部状態データフラグ化Pr
16 内部データ送信Pr
17 内部テーブル
18、18a レジューム要求部
21 ネットワーク部
22 プリントコントロール部
501 主記憶装置
502 バックアップメモリ
503 データ転送制御回路
505 ハードディスクレジューム制御ファームウェア
506 ハードディスク装置
507 レジューム情報保存領域
508 スイッチ
601 周辺機器
602 ホストコンピュータ
603 周辺機器用電源回路
604 ケーブル
605 電源ライン
606 稼働状態判別手段
Claims (3)
- 主装置に接続された周辺機器を管理するための周辺機器管理装置において、
記憶部と、
該周辺機器の電源が切断されるときに、該周辺機器の内部データを該記憶部に保存させると共に、該周辺機器に電源が投入されたときに、該記憶部に保存した内部データに基づいて、該周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰させる復帰手段とを備え、
前記復帰手段は、前記周辺機器の内部データのうち、復帰のために必要な必須データを選択するためのデータ選択手段を備え、該データ選択手段で選択した必須データを前記記憶部に記憶させるように設定されていることを特徴とする周辺機器管理装置。 - 前記復帰手段は、前記周辺機器自身によって選択されたデータを必須データとして前記記憶部に記憶させるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の周辺機器管理装置。
- 前記復帰手段は、前記周辺機器の電源を監視して電源切断のタイミングを測り、適切な時期に前記データ選択手段または該周辺機器に対して該周辺機器の必須データを選択するように要求するデータ要求手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周辺機器管理装置。
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