JP2002032155A - 周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステム - Google Patents

周辺機器管理装置および周辺機器管理機能を有するシステム

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JP2002032155A JP2000216683A JP2000216683A JP2002032155A JP 2002032155 A JP2002032155 A JP 2002032155A JP 2000216683 A JP2000216683 A JP 2000216683A JP 2000216683 A JP2000216683 A JP 2000216683A JP 2002032155 A JP2002032155 A JP 2002032155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器を確実にレジュームする。 【解決手段】 周辺機器2の電源が切断されるときに
は、管理部1のCPU3が周辺装置サスペンド・レジュ
ーム制御Pr8を用いて、周辺機器2の内部データをデ
ータ保存用メモリ4に保存させる。また、周辺機器2に
電源が投入されたときに、CPU3が周辺装置サスペン
ド・レジューム制御Pr8を用いて、データ保存用メモ
リ4に保存した内部データに基づいて周辺機器2を電源
の切断前と同様の状態に復帰させる。さらに、CPU3
によって周辺機器2の内部データをデータ保存用メモリ
4に保存させた後に、電源供給スイッチ5によって周辺
機器2の電源を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主装置(複写機
等)に接続された周辺機器(ネットワークカード等)を
管理するための周辺機器管理装置および周辺機器管理機
能を有するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サスペンドレジューム機能(以
下、レジューム機能と称する)を有する電子装置が開発
されている。ここで、レジューム機能とは、装置の電源
停止時(電源切断時)における動作状態を記憶して、電
源の再投入時に、記憶した動作状態に装置を復帰(レジ
ューム)させるための再現機能である。
【0003】このようなレジューム機能は、例えば、特
開平5−241674号公報に開示されている。図9
は、特開平5−241674号公報に記載されているポ
ータブル電子機器の構成を示すブロック図である。この
電子機器は、主記憶装置501、バックアップメモリ5
02、データ転送制御回路503、ハードディスクレジ
ューム制御ファームウェア505を備えたROM50
4、レジューム情報保存領域507を備えたハードディ
スク装置506およびスイッチ508を備えている。そ
して、電源切断時に、ハードウェアの状態に関する情報
を揮発性のバックアップメモリ502に保存すると共
に、ハードウェアの状態に関する情報および主記憶装置
501の内容を不揮発性メモリであるレジューム情報保
存領域507に保存するように設定されている。これに
より、バックアップメモリ502に保存した内部データ
を誤って消失させてしまった場合でも、不揮発性メモリ
のデータによりレジュームを実行することが可能となっ
ている。
【0004】また、従来、主装置(複写機やコンピュー
ター等)に接続して使用される周辺機器(ネットワーク
カードやCD−ROMドライブ等)の電源を適切に管理
するための装置も開発されている。図10は、特開平6
−236226号公報に記載されている電源管理システ
ムを示すブロック図である。この装置は、周辺機器60
1用の電源回路603を有しており、主装置であるホス
トコンピュータ602における電源のON/OFFに連
動して、周辺機器の電源をON/OFFする機能を有し
ている。なお、図10において、604はケーブルであ
り、605は電源ラインであり、606は稼働状態判別
手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−241674号公報に記載されている電子機器で
は、この電子機器に接続して用いられる周辺機器の内部
データを記憶する方法に関しては記載されていない。ま
た、同様に、特開平6−236226号公報の電源管理
システムにおいても、周辺機器の電源をOFFする際
に、周辺機器の内部データを保存することはできなかっ
た。
【0006】従って、これら公報の記載されている従来
技術の構成では、主装置に接続して用いられる周辺機器
をレジュームさせることは不可能であった。このため、
電源切断後の再起動時には、常に、周辺機器を初期状態
から起動させる必要があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、周辺機器を確実にレジュー
ムすることが可能な周辺機器管理装置および周辺機器管
理機能を有するシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の周辺機器管理装
置は、主装置に接続された周辺機器を管理するための周
辺機器管理装置において、記憶部と、該周辺機器の電源
が切断されるときに、該周辺機器の内部データを該記憶
部に保存させると共に、該周辺機器に電源が投入された
ときに、該記憶部に保存した内部データに基づいて、該
周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰させる復帰
手段とを備え、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】前記周辺機器の電源を切断および接続する
ための電源供給部を備え、該電源供給部は、前記復帰手
段が該周辺機器の内部データを前記記憶部に保存させた
後に、該周辺機器の電源を切断するように設定されてい
るのが好ましい。
【0010】前記復帰手段は、前記周辺機器の内部デー
タのうち、復帰のために必要な必須データを前記記憶部
に記憶させるように設定されているのが好ましい。
【0011】前記復帰手段は、必須データを選択するた
めのデータ選択手段を備え、該データ選択手段で選択し
たデータを前記記憶部に記憶させてもよい。
【0012】前記復帰手段は、前記周辺機器自身によっ
て選択されたデータを必須データとして前記記憶部に記
憶させるように設定されていてもよい。
【0013】前記復帰手段は、前記周辺機器の電源を監
視して電源切断のタイミングを測り、適切な時期に前記
データ選択手段または該周辺機器に対して該周辺機器の
必須データを選択するように要求するデータ要求手段を
備えているのが好ましい。
【0014】本発明の周辺機器管理機能を有するシステ
ムは、主装置と、該主装置に接続された周辺機器とを備
えたシステムにおいて、該周辺機器をレジュームさせる
べく、本発明の周辺機器管理装置が設けられており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0015】前記周辺機器は、所定時間以上継続して放
置状態となった場合に、前記復帰手段に対して内部デー
タの保存を要求すると共に、その電源が切断されるよう
に設定され、該復帰手段は、該周辺機器の要求に応じて
該周辺機器の内部データを前記記憶部に保存させるよう
に設定されているのが好ましい。
【0016】前記周辺機器は、外部から入力される信号
に応じて電源が入るように設定されているのが好まし
い。
【0017】前記周辺機器は、内部メモリと、内部デー
タを定期的に該内部メモリに保存させる保存手段とを有
し、前記復帰手段は、該内部メモリに記憶された内部デ
ータを前記記憶部に保存させるように設定されているの
が好ましい。
【0018】前記周辺機器は、内部データをフラグ化す
るフラグ化手段と、フラグ化された内部データを復元す
る復元手段とを有し、前記復帰手段は、フラグ化された
内部データを前記記憶部に保存させるように設定されて
いるのが好ましい。
【0019】前記主装置が前記記憶部と前記復帰手段と
を備えていてもよい。
【0020】主装置と、第1の周辺機器と、第2の周辺
機器とがこの順で直列に接続され、該第2の周辺機器を
レジュームさせるべく、該第1の周辺機器が前記記憶部
と前記復帰手段とを備えていてもよい。
【0021】以下、本発明の作用について説明する。
【0022】本発明において、主装置とは、複写機やコ
ンピューター等の本体のことを示す。また、周辺機器と
は、主装置の機能を高めるため、または、主装置に新た
な機能を付加するためのオプション装置等、主装置に接
続して用いられる別体の機器のことを示す。
【0023】本発明にあっては、周辺機器の電源が切断
されるときに、復帰手段が周辺機器の内部データを記憶
部に保存(サスペンド)させるようになっている。そし
て、周辺機器に電源が再投入されたときに、この復帰手
段が、記憶部に保存しておいた内部データを用いて、周
辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰させるように
設定されている。従って、周辺機器に電源を再投入する
だけで、周辺機器を電源の切断前と同様の状態に復帰
(レジューム)させることが可能となり、周辺機器の起
動にかかる時間を劇的に短縮することができる。
【0024】請求項2に記載の本発明にあっては、復帰
手段が周辺機器の内部データを記憶部に保存させた後
に、電源供給部が周辺機器の電源を切断するように設定
されている。従って、周辺機器の電源供給状態を監視
(モニター)することなく、内部データを確実に保存す
ることができる。
【0025】請求項3に記載の本発明にあっては、復帰
手段が、周辺機器の復帰のために必要な必須データを記
憶部に記憶させるように設定されている。ここで、周辺
機器の復帰のために必要な必須データとは、例えば、周
辺機器における電源切断時のフェーズの情報等、周辺機
器を電源切断時の状態に復帰させるために必要な最低限
度のデータのことを示す。従って、記憶部に保存するデ
ータ量を減少させることが可能であり、保存処理を高速
に、かつ効率よく行うことができる。
【0026】請求項4に記載の本発明にあっては、復帰
手段が、周辺機器を復帰させるための必須データを選択
することが可能である。従って、周辺機器において必須
データを選択する必要が無いため、周辺機器の処理を軽
減させることが可能となる。
【0027】請求項5に記載の本発明にあっては、復帰
手段が、周辺機器自身によって選択されたデータを必須
データとして記憶部に記憶させるように設定されてい
る。従って、復帰手段によって周辺機器の必須データを
選択する必要がないため、周辺機器の種類によらず、レ
ジュームさせることが可能となる。
【0028】請求項6に記載の本発明にあっては、復帰
手段に備わったデータ要求手段が、周辺機器における電
源の状態を監視するように設定されている。そして、こ
のデータ要求手段が、周辺機器における電源切断のタイ
ミングを測り、適切な時期に、データ選択手段または周
辺機器に対して必須データの選択を要求するようになっ
ている。このようにして選択されたデータを記憶部に記
憶させることによって、周辺機器の電源切断の直前に、
適切に必須データを保存することが可能となる。
【0029】請求項7に記載の本発明にあっては、本発
明の周辺機器管理装置によって、周辺機器を確実にレジ
ュームすることが可能である。
【0030】請求項8に記載の本発明にあっては、周辺
機器の電源が、周辺機器自身の要求に応じて切断される
ようなシステムを前提としている。そして、周辺機器
は、所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状
態)となった場合に、復帰手段に対して内部データの保
存を要求すると共に、その電源が切断されるように設定
されている。従って、不要となった周辺機器の電源を自
動的に切断できるため、電力消費を低減することが可能
となる。
【0031】請求項9に記載の本発明にあっては、周辺
機器が、外部から入力される信号に応じて電源が入るよ
うに設定されている。ここで、外部から入力される信号
とは、周辺機器において処理すべき入力信号のことであ
る。従って、周辺機器に対して、その動作が必要とされ
たときに、電源が投入されるように設定されているた
め、周辺機器の起動を効率よく行うことができる。
【0032】請求項10に記載の本発明にあっては、内
部データ送信Pr等によって、周辺機器の内部メモリに
内部データが定期的に保存されるように設定されてい
る。従って、復帰手段は、この内部メモリに記憶された
内部データを記憶部に保存させることによって、周辺機
器の内部データを短時間で容易に保存することが可能と
なる。
【0033】請求項11に記載の本発明にあっては、内
部データをフラグ化することによって、記憶部に保存す
るデータ量を減少させることが可能である。従って、内
部データの保存処理を高速に、かつ効率よく行うことが
できる。
【0034】請求項12に記載の本発明にあっては、主
装置が周辺装置をレジュームさせるための記憶部と復帰
手段とを備えているので、別の装置を新たに追加するこ
となく、周辺機器をレジュームすることが可能である。
【0035】請求項13に記載の本発明にあっては、複
数の周辺機器と主装置とが直列に接続されている場合で
も、第2の周辺機器をレジュームさせるための記憶部と
復帰手段とを第1の周辺機器に設けることにより、複数
の周辺機器にレジューム機能を与えることが可能とな
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係る複写システム(以下、本システムと称する)の構
成を示す説明図である。この図1に示すように、本シス
テムは、主装置である複写機1と、この複写機1に接続
された周辺機器であるネットワークカード2とから構成
されている。
【0038】複写機1は、図1に示すように、プリント
部1bおよび管理部1aとを備えている。プリント部1
bは、図示しないスキャナによって読み取られた画像デ
ータをシート(記録用紙)に印刷するものである。ま
た、管理部1aは、管理部1aに接続されたネットワー
クカード2を管理するためのものである。
【0039】ネットワークカード2は、ネットワーク部
21を備えている。このネットワーク部21は、複写機
1をLANに接続させるためのネットワークインターフ
ェイスであり、LAN経由で受信したデータに対して処
理を行った後、データをCPU10に送るものである。
【0040】このネットワークカード2は、複写機1の
管理部1aによって、電源の管理を受けるとともに、レ
ジューム機能を与えられるように設定されている。すな
わち、複写機1の管理部1aは、ネットワークカード2
の電源を切断および接続する機能を有している。また、
管理部1aは、ネットワークカード2の電源が切断され
るときに、ネットワークカード2の内部データを保存す
るようになっている。そして、ネットワークカード2に
電源を再投入したときに、保存しておいた内部データを
用いて、ネットワークカード2を、電源の切断前と同様
の状態に復帰(レジューム)させるように設定されてい
る。
【0041】以下に、管理部1aおよびネットワークカ
ード2について、ネットワークカード2の電源管理とレ
ジューム処理に関する構成と機能を説明する。
【0042】図1に示すように、管理部1aは、CPU
3、データ保存用メモリ4、電源供給スイッチ5および
ROM6を備えている。また、管理部1aのROM6に
は、内部データ要求プログラム(Pr)7および周辺装
置サスペンド・レジューム制御Pr8が記憶されてい
る。
【0043】一方、ネットワークカード2は、共有メモ
リ9、CPU10、ROM11、レジューム要求部18
を備えている。また、ネットワークカード2のROM1
1には、内部状態データ選択Pr12、内部状態復元P
r13、サスペンド要求Pr14、内部状態データフラ
グ化Pr15、内部データ送信Pr16および内部テー
ブル17が記憶されている。
【0044】図2および図3は、本システムにおけるネ
ットワークカード2の電源管理およびレジューム処理の
流れを示すフローチャートである。このうち、図2は、
ネットワークカード2の電源を遮断する際の処理の流れ
を示すものである。
【0045】図2に示すように、ネットワークカード2
(周辺装置)のCPU10は、時間の計測を行って所定
時間以上継続して放置状態(アイドリング状態)となっ
た場合に、ROM11のサスペンド要求Pr14を用い
て、複写機1(主装置)の管理部1aに対して、内部デ
ータの保存(サスペンド)を要求する(図2のS0)。
【0046】この要求に応じて、管理部1aのCPU3
は、ROM6の内部データ要求Pr7を用いて、内部デ
ータを要求するコマンドをネットワークカード2のCP
U10に送る(図2のS1)。
【0047】このコマンドを受けたCPU10は、RO
M11の内部状態データ選択Pr12を用いて、保存す
べき内部データ(必須データ)を選択する。ここで、必
須データとは、ネットワーク部21における電源切断時
のフェーズの情報(アドレス情報、変数値、配列値等)
であり、ネットワークカード2を電源切断時の状態に復
帰させるために必要な最低限度の内部データのことであ
る。また、上記フェーズとは、ネットワーク部21の使
用しているシーケンシャルプログラムでの位置のことで
ある。そして、CPU10は、ROM11の内部状態デ
ータフラグ化Pr15および内部テーブル17を用い
て、選択した必須データをフラグ化する。この内部テー
ブル17は、データをフラグ化するための参照テーブル
であり、例えば図4に示すように各フラグとフェーズ情
報が対応している。さらに、CPU10は、ROM11
の内部データ送信Pr16を用いて、フラグ化した必須
データを共有メモリ9に保存する(図2のS4およびS
5)。
【0048】その後、CPU3は、ROM6の周辺装置
サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、共有メモ
リ9に保存された必須データを読み出し、データ保存用
メモリ4に保存する(図2のS2)。そして、CPU3
は、電源供給スイッチ5を制御してネットワークカード
2の電源を遮断して、処理を終了する(図2のS3およ
びS6)。
【0049】図3は、ネットワークカード2に電源を投
入する際の処理の流れを示すフローチャートである。
【0050】ネットワークカード2のレジューム要求部
18は、外部から入力される信号(外部信号)を分岐し
て複写機1に伝達する信号分岐部品である。そして、管
理部1aは、レジューム要求部18からの外部信号の入
力に応じて、ネットワークカード2をレジュームするよ
うに設定されている。ここで、外部信号とは、ネットワ
ークカード2において処理すべき入力信号のことであ
る。すなわち、ネットワークカード2は、その動作が必
要とされたときに、レジューム要求信号としての外部信
号を管理部1aに伝達するようになっている(図3のS
10)。本システムでは、外部信号としてLANの信号
線を用いており、LANが停止状態から稼働状態に移行
して、レジューム要求部18に外部信号が入力される
と、レジューム要求部18がレジューム要求を管理部1
aに伝達する。
【0051】この外部信号を受けると、管理部1aのC
PU3は、電源供給スイッチ5を制御して、ネットワー
クカード2に電源を投入する(図3のS11およびS1
3)。そして、CPU3は、ROM6の周辺装置サスペ
ンド・レジューム制御Pr8を用いて、データ保存用メ
モリ4に保存されている必須データを読み出し、ネット
ワークカード2の共有メモリ9に記憶させる(図3のS
12)。
【0052】その後、ネットワークカード2のCPU1
0は、共有メモリ9から必須データを読み出して、RO
M11の内部状態復元Pr13および内部テーブル17
を用いて、必須データのフラグ化を解く(図3のS1
4)。そして、CPU10は、フラグ化を解いた必須デ
ータを用いて、ネットワーク部21を電源切断時の状態
に復帰させて、処理を終了する(S15)。
【0053】以上のように、本実施の形態1のシステム
では、複写機1の管理部1aが、複写機1に接続された
ネットワークカード2の電源が切断されるときに、その
内部データをデータ保存用メモリ4に保存するように設
定されている。そして、管理部1aは、ネットワークカ
ード2に電源が投入されたときに、データ保存用メモリ
4に保存した内部データをネットワークカード2に伝達
して、ネットワークカード2を電源の切断前と同様の状
態に復帰させるようになっている。従って、本システム
では、ネットワークカード2に電源を再投入するだけ
で、ネットワークカード2を電源の切断前と同様の状態
に復帰(レジューム)させることが可能となり、ネット
ワークカード2の起動にかかる時間を短縮することがで
きる。
【0054】また、本システムでは、管理部1aが、ネ
ットワークカード2の電源を切断および接続するための
電源供給スイッチ5を備えており、この電源供給スイッ
チ5が、CPU3による内部データの保存処理の終了後
に、ネットワークカード2の電源を切断するように設定
されている。すなわち、管理部1aは、ネットワークカ
ード2の電源供給管理を自分自身で行うようになってい
るため、ネットワークカード2の電源状態を監視するこ
となく、内部データを確実に保存することができる。
【0055】また、本システムでは、管理部1aが、ネ
ットワークカード2の内部データのうち、復帰に必要な
データ(必須データ)だけをデータ保存用メモリ4に記
憶させるように設定されている。従って、全内部データ
を保存する構成に比べて、データ保存用メモリ4に保存
するデータ量を減少させることができるので、保存処理
を高速に、かつ、効率よく行うことが可能となる。
【0056】また、本システムでは、管理部1aが、ネ
ットワークカード2のCPU10によって選択されたデ
ータを必須データとして記憶するように設定されている
ため、管理部1aによりネットワークカード2の必須デ
ータを選択する必要がない。周辺機器自体が必須データ
を選択するため、管理部1aは、周辺機器の種類によら
ず(ネットワークカード2でなくても)、レジュームを
実行することが可能となる。
【0057】また、本システムでは、ネットワークカー
ド2が所定時間以上継続して放置状態(アイドリング状
態)となった場合に、CPU10が、管理部1aに対し
て電源の切断および内部データの保存を要求するように
設定されている。これにより、不要となったネットワー
クカード2の電源を自動的に切断することができるた
め、電力消費を低減することが可能となる。
【0058】また、本システムでは、ネットワークカー
ド2のレジューム要求部18が、ネットワークカード2
への外部信号の入力に応じて、管理部1aに対してレジ
ューム要求信号(この場合には入力された外部信号その
もの)を出力するように設定されている。すなわち、ネ
ットワークカード2に対して、その動作が必要とされた
ときに、電源が投入されるように設定されている。これ
により、ネットワークカード2の起動を効率よく行うこ
とができる。
【0059】さらに、本システムでは、ネットワークカ
ード2のCPU10が、内部データのフラグ化および復
元を行えるように設定されており、管理部1aが、フラ
グ化された内部データをデータ保存用メモリ4に保存す
るようになっている。これにより、データ保存用メモリ
4に保存するデータ量を減少させることが可能であり、
内部データの保存処理を高速に、かつ効率よく行うこと
ができる。
【0060】なお、本システムでは、管理部1aが、ネ
ットワークカード2によって選択された必須データをデ
ータ保存用メモリ4に保存するようになっている。しか
しながら、これに限られず、必須データの選択を管理部
1a自身で行うようにしてもよい。これを実現するため
には、本システムを図5に示すように構成して、内部状
態データ選択Pr12を、ネットワークカード2のRO
M11ではなく、管理部1aのROM6に記憶させれば
よい。これにより、ネットワークカード2の処理を軽減
させることが可能となる。なお、内部状態データ選択P
r12は、周辺機器毎に異なる場合もあり、周辺機器に
よらずに共通である場合もある。例えば、各々の周辺機
器が共通の内部データを有しており、それが必須データ
である場合には、内部状態データ選択Prはその共通の
内部データを選択すればよいので、周辺機器によらずに
その内部状態データ選択Prを共通して用いることが可
能である。
【0061】また、本システムでは、管理部1aが、ネ
ットワークカード2の電源を管理する電源供給スイッチ
5を有している。しかしながら、これに限らず、ネット
ワークカード2の電源管理を、異なる部材(例えば、外
付けの手動スイッチ)によって行うようにしてもよい。
この場合、管理部1aは、CPU3によりネットワーク
カード2の電源を監視して、ネットワークカード2の電
源が切断される直前に、内部データ要求Pr7によって
必須データの選択を要求して、内部データの保存処理を
行うように設定されていることが好ましい。また、この
場合には、ネットワークカード2は、内部データを定期
的に内部メモリ9に保存させるように設定されているの
が好ましい。これにより、内部データを短時間で容易に
保存することが可能となる。
【0062】さらに、本システムでは、管理部1aが、
ネットワーク部21の必須データだけを保存するように
なっている。しかしながら、これに限られず、ネットワ
ーク部21の全データを保存するようにしてもよい。必
須データ以外の内部データとしては、例えば、ネットワ
ーク部21におけるメモリ(図示せず)の内容や、CP
U10およびネットワーク部21におけるレジスタ値
(CPU10やネットワーク部21をコントロールする
Controller IC内に設けられたレジスタの
値)等を挙げることができる。なお、なお、主装置とは
別に周辺機器管理装置を設けることも可能であるが、本
実施形態のように管理部1aを主装置に設けて主装置に
周辺機器管理機能を持たせることにより、新たな装置を
追加する必要が無いため、コスト的および空間的なメリ
ットが生じる。
【0063】(実施の形態2)図6は、本実施の形態2
にかかる複写システム(以下、本システムと称する)の
構成を示す説明図である。なお、本実施の形態におい
て、上述した実施の形態1に示した部材と同一の機能を
有する部材には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。この図6に示すように、本システムは、複写機1と
ネットワークカード(第1の周辺機器)2との間に、プ
リントコントロール基板(第2の周辺機器)2aを接続
させている構成である。すなわち、本システムは、複写
機1と2つの周辺機器2a、2をこの順で直列に接続し
ているものである。
【0064】プリントコントロール基板2aは、複写機
1に、プリンターとしての機能を与えるためのものであ
る。図2に示すように、プリントコントロール基板2a
は、図1に示したネットワークカード2におけるネット
ワーク部21の代わりに、プリントコントロール部22
を備えた構成を有している。
【0065】本システムに置いて、プリントコントロー
ル部21は、LAN経由でネットワークカード2に送ら
れてきた印刷データを、ネットワークカード2の共有メ
モリ9を経由して受信してフォーマット変換を行った
後、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aを
経由して複写機1に伝達する機能を有する。
【0066】さらに、プリントコントロール基板2a
は、複写機1の管理部1aに備えているものと同様のデ
ータ保存用メモリ4aおよび電源供給スイッチ5aを有
している。また、プリントコントロール基板2aのRO
M11aには、ネットワークカード2のROM11に記
憶されている各Pr12〜16に加えて、複写機1のR
OM6に記憶されている内部データ要求Pr7および周
辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8も記憶されて
いる。
【0067】そして、プリントコントロール基板2aの
CPU10aは、管理部1aのCPU3と同様のレジュ
ーム機能を備えている。すなわち、CPU10aは、電
源供給スイッチ5aを用いてネットワークカード2の電
源を管理すると共に、周辺装置サスペンド・レジューム
制御Pr8を用いてネットワークカード2をレジューム
させるように設定されている。
【0068】図7および図8は、本システムにおける、
プリントコントロール基板2aおよびネットワークカー
ド2の電源管理とレジューム処理の流れを示すフローチ
ャートである。このうち、図7は、プリントコントロー
ル基板2aおよびネットワークカード2の電源を遮断す
る際の処理の流れを示すものである。
【0069】図7に示すように、ネットワークカード2
(周辺装置B)のCPU10は、所定時間以上継続して
放置状態(アイドリング状態)となった場合に、ROM
11のサスペンド要求Pr14を用いて、プリントコン
トロール基板2a(周辺装置A)のCPU10aに対し
て、内部データの保存(サスペンド)を要求する(図7
のS111)。
【0070】この要求に応じて、プリントコントロール
基板2aのCPU10aは、ROM11aの内部データ
要求Pr7を用いて、内部データを要求するコマンドを
ネットワークカード2のCPU10に送る(図7のS1
04)。
【0071】このコマンドを受けたCPU10は、RO
M11の内部状態データ選択Pr12を用いて、保存す
べき内部データ(必須データ)を選択してフラグ化し、
共有メモリ9に保存する(図7のS112およびS11
3)。
【0072】そして、プリントコントロール基板2aの
CPU10aは、ROM11aの周辺装置サスペンド・
レジューム制御Pr8を用いて、ネットワークカード2
の共有メモリ9に保存された必須データを読み出して、
データ保存用メモリ4aに保存する(図7のS10
5)。そして、CPU10aは、電源供給スイッチ5a
を制御して、ネットワークカード2の電源を遮断する
(図7のS106およびS114)。
【0073】次に、CPU10aは、所定時間以上継続
して放置状態(アイドリング状態)となった場合に、R
OM11aのサスペンド要求Pr14を用いて、複写機
1(主装置)の管理部1aに対して、内部データの保存
(サスペンド)を要求する(図7のS107)。
【0074】この要求に応じて、複写機1の管理部1a
のCPU3は、ROM6の内部データ要求Pr7を用い
て、内部データを要求するコマンドをプリントコントロ
ール基板2aのCPU10aに送る(S101)。
【0075】このコマンドを受けたCPU10aは、内
部状態データ選択Pr12を用いて、プリントコントロ
ール部22における保存すべき内部データ(必須デー
タ)を選択してフラグ化し、プリントコントロール基板
2aの共有メモリ9aに保存する。ここで、必須データ
とは、プリントコントロール部22における電源切断時
のフェーズの情報等、プリントコントロール部22を電
源切断時の状態に復帰させるために必要な最低限度の内
部データのことである。また、上記のフェーズとは、プ
リントコントロール部22の使用しているシーケンシャ
ルプログラムでの位置のことである(図7のS108お
よびS109)。
【0076】そして、複写機1のCPU3は、ROM6
の周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用い
て、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aに
保存された必須データを読み出し、データ保存用メモリ
4に保存する(図7のS102)。そして、CPU3
は、電源供給スイッチ5を制御して、プリントコントロ
ール基板2aの電源を遮断して、処理を終了する(図7
のS103およびS110)。
【0077】図8は、プリントコントロール基板2aお
よびネットワークカード2に電源を入れる際の処理の流
れを示すフローチャートである。
【0078】ネットワークカード2(周辺装置B)およ
びプリントコントロール基板2aのレジューム要求部1
8および18aは、外部信号の入力を受けると、その外
部信号をそれぞれCPU3およびCPU10aに伝達す
るようになっている(図8のS200およびS200
a)。
【0079】この外部信号を受けると、複写機1のCP
U3は、電源供給スイッチ5を制御して、プリントコン
トロール基板2aに電源を投入する(図8のS201お
よびS203)。そして、CPU3は、ROM6の周辺
装置サスペンド・レジューム制御Pr8を用いて、デー
タ保存用メモリ4に保存されている必須データを読み出
し、プリントコントロール基板2aの共有メモリ9aに
書き込む(図8のS202)。
【0080】その後、プリントコントロール基板2aの
CPU10aは、ROM11aの内部状態データ復元P
r13と内部テーブル17を用いて、共有メモリ9aに
保存されている必須データを読み出してフラグを解き、
プリントコントロール部22を電源切断時の状態に復帰
させる(図8のS205)。
【0081】そして、CPU10aは、電源供給スイッ
チ5aを制御して、ネットワークカード2に電源を投入
する(図8のS206およびS208)。さらに、CP
U10aは、ROM11aの周辺装置サスペンド・レジ
ューム制御Pr8を用いて、データ保存用メモリ4aに
保存されている必須データを読み出し、ネットワークカ
ード2における共有メモリ9に書き込む(図8のS20
7)。
【0082】その後、ネットワークカード2のCPU1
0は、ROM11の内部状態データ復元Pr13と内部
テーブル17を用いて、共有メモリ9から必須データを
読み出してフラグを解き、ネットワーク部21を電源切
断時の状態に復帰させて、処理を終了する(図8のS2
10)。
【0083】以上のように、本実施の形態2のシステム
では、複写機1、プリントコントロール基板2aおよび
ネットワークカード2が、この順で直列に接続されてい
る構成であり、プリントコントロール基板2aがネット
ワークカード2をレジュームさせるように設定されてい
る。これにより、本システムでは、複数の周辺機器をレ
ジュームさせることが可能となる。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
周辺機器に電源を再投入するだけで、周辺機器を確実に
電源の切断前と同様の状態に復帰させることが可能とな
り、周辺機器の起動にかかる時間を劇的に短縮すること
ができる。
【0085】請求項2に記載の本発明によれば、周辺機
器の電源供給状態を監視することなく、内部データを確
実に保存することができる。
【0086】請求項3に記載の本発明によれば、記憶部
に保存するデータ量を減少させて、保存処理を高速に、
かつ効率よく行うことができる。
【0087】請求項4に記載の本発明によれば、周辺機
器において必須データを選択する必要がないため、周辺
機器の処理を軽減させることができる。
【0088】請求項5に記載の本発明によれば、復帰手
段によって周辺機器の必須データを選択しなくても、周
辺機器自身によって選択された必須データを用いてレジ
ュームさせることが可能であり、周辺機器の種類によら
ずにレジュームさせることができる。
【0089】請求項6に記載の本発明によれば、周辺機
器の電源切断の直前の適切な時期に必須データを保存す
ることができる。
【0090】請求項7に記載の本発明によれば、周辺機
器を確実にレジュームさせることができる。
【0091】請求項8に記載の本発明によれば、不要と
なった周辺機器の電源を自動的に切断できるため、電力
消費を低減することができる。
【0092】請求項9に記載の本発明によれば、周辺機
器に対してその動作が必要とされたときに電源を投入し
て、周辺機器の起動を効率よく行うことができる。
【0093】請求項10に記載の本発明によれば、周辺
機器の内部データを短時間で容易に保存することができ
る。
【0094】請求項11に記載の本発明によれば、記憶
部に保存するデータ量を減少させて、内部データの保存
処理を高速に、かつ効率よく行うことができる。
【0095】請求項12に記載の本発明によれば、別の
装置を新たに追加することなく、周辺機器をレジューム
することができる。
【0096】請求項13に記載の本発明によれば、複数
の周辺機器と主装置とが直列に接続されている場合で
も、複数の周辺機器にレジューム機能を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る複写システムの構成を説明
するための図である。
【図2】実施の形態1における、周辺装置への電源供給
遮断時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】実施の形態1における、周辺装置ヘの電源供給
再開時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】実施の形態1おける内部テーブルの一例を示す
図である。
【図5】実施の形態1に係る他の複写システムの構成を
説明するための図である。
【図6】実施の形態2に係る複写システムの構成を説明
するための図である。
【図7】実施の形態2における、周辺装置AおよびBへ
の電源供給遮断時の処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】実施の形態2における、周辺装置AおよびBヘ
の電源供給再開時の処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】従来例の構成を示すブロック図である。
【図10】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 複写機(主装置) 1a 管理部 1b プリント部 2 ネットワークカード(周辺装置) 2a プリントコントロール基板(周辺装置) 3、10、10a CPU 4、4a データ保存用メモリ 5、5a 電源供給スイッチ 6、11、11a、504 ROM 7 内部データ要求Pr 8 周辺装置サスペンド・レジューム制御Pr 9、9a 共有メモリ 12 内部状態データ選択Pr 13 内部状態データ復元Pr 14 サスペンド要求Pr 15 内部状態データフラグ化Pr 16 内部データ送信Pr 17 内部テーブル 18、18a レジューム要求部 21 ネットワーク部 22 プリントコントロール部 501 主記憶装置 502 バックアップメモリ 503 データ転送制御回路 505 ハードディスクレジューム制御ファームウェア 506 ハードディスク装置 507 レジューム情報保存領域 508 スイッチ 601 周辺機器 602 ホストコンピュータ 603 周辺機器用電源回路 604 ケーブル 605 電源ライン 606 稼働状態判別手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置に接続された周辺機器を管理する
    ための周辺機器管理装置において、 記憶部と、 該周辺機器の電源が切断されるときに、該周辺機器の内
    部データを該記憶部に保存させると共に、該周辺機器に
    電源が投入されたときに、該記憶部に保存した内部デー
    タに基づいて、該周辺機器を電源の切断前と同様の状態
    に復帰させる復帰手段とを備えていることを特徴とする
    周辺機器管理装置。
  2. 【請求項2】 前記周辺機器の電源を切断および接続す
    るための電源供給部を備え、 該電源供給部は、前記復帰手段が該周辺機器の内部デー
    タを前記記憶部に保存させた後に、該周辺機器の電源を
    切断するように設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の周辺機器管理装置。
  3. 【請求項3】 前記復帰手段は、前記周辺機器の内部デ
    ータのうち、復帰のために必要な必須データを前記記憶
    部に記憶させるように設定されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の周辺機器管理装置。
  4. 【請求項4】 前記復帰手段は、必須データを選択する
    ためのデータ選択手段を備え、 該データ選択手段で選択したデータを前記記憶部に記憶
    させることを特徴とする請求項3に記載の周辺機器管理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記復帰手段は、前記周辺機器自身によ
    って選択されたデータを必須データとして前記記憶部に
    記憶させるように設定されていることを特徴とする請求
    項3に記載の周辺機器管理装置。
  6. 【請求項6】 前記復帰手段は、前記周辺機器の電源を
    監視して電源切断のタイミングを測り、適切な時期に前
    記データ選択手段または該周辺機器に対して該周辺機器
    の必須データを選択するように要求するデータ要求手段
    を備えていることを特徴とする請求項4または請求項5
    に記載の周辺機器管理装置。
  7. 【請求項7】 主装置と、該主装置に接続された周辺機
    器とを備えたシステムにおいて、 該周辺機器をレジュームさせるべく、請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の周辺機器管理装置が設けられて
    いる周辺機器管理機能を有するシステム。
  8. 【請求項8】 前記周辺機器は、所定時間以上継続して
    放置状態となった場合に、前記復帰手段に対して内部デ
    ータの保存を要求すると共に、その電源が切断されるよ
    うに設定され、 該復帰手段は、該周辺機器の要求に応じて該周辺機器の
    内部データを前記記憶部に保存させるように設定されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の周辺機器管理機
    能を有するシステム。
  9. 【請求項9】 前記周辺機器は、外部から入力される信
    号に応じて電源が入るように設定されていることを特徴
    とする請求項7または請求項8に記載の周辺機器管理機
    能を有するシステム。
  10. 【請求項10】 前記周辺機器は、内部メモリと、内部
    データを定期的に該内部メモリに保存させる保存手段と
    を有し、 前記復帰手段は、該内部メモリに記憶された内部データ
    を前記記憶部に保存させるように設定されていることを
    特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の周
    辺機器管理機能を有するシステム。
  11. 【請求項11】 前記周辺機器は、内部データをフラグ
    化するフラグ化手段と、フラグ化された内部データを復
    元する復元手段とを有し、 前記復帰手段は、フラグ化された内部データを前記記憶
    部に保存させるように設定されていることを特徴とする
    請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の周辺機器管
    理機能を有するシステム。
  12. 【請求項12】 前記主装置が前記記憶部と前記復帰手
    段とを備えている請求項7乃至請求項11のいずれかに
    記載の周辺機器管理機能を有するシステム。
  13. 【請求項13】 主装置と、第1の周辺機器と、第2の
    周辺機器とがこの順で直列に接続され、 該第2の周辺機器をレジュームさせるべく、該第1の周
    辺機器が前記記憶部と前記復帰手段とを備えている請求
    項7乃至請求項11のいずれかに記載の周辺機器管理機
    能を有するシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006001050A1 (ja) * 2004-06-24 2006-01-05 Fujitsu Limited コンピュータ起動方法、プログラム、記憶媒体及び情報処理装置
JP2010152501A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kyocera Corp 情報処理システム、周辺装置、情報処理装置、省電力制御方法、およびプログラム
JP2014149671A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Fujitsu Ten Ltd デバイス制御装置およびデバイス制御方法

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