JPH1025460A - アクリル系粘着剤組成物 - Google Patents
アクリル系粘着剤組成物Info
- Publication number
- JPH1025460A JPH1025460A JP4252497A JP4252497A JPH1025460A JP H1025460 A JPH1025460 A JP H1025460A JP 4252497 A JP4252497 A JP 4252497A JP 4252497 A JP4252497 A JP 4252497A JP H1025460 A JPH1025460 A JP H1025460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- meth
- acrylate
- alkyl
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
の両者に優れたアクリル系粘着剤組成物を提供する。 【解決手段】 小角X線散乱法で測定される平均慣性半
径が50〜3000オングストロームであるブロック共
重合体(I)からなるアクリル系粘着剤組成物であっ
て、上記ブロック共重合体(I)は、一般式(A−B)
a−A、一般式(B−A)b−B、一般式(A−B)
c、一般式(A−B)m−X、及び一般式Ao−T−B
pで表されるブロック共重合体の群から選ばれる1種以
上のブロック共重合体である。
Description
組成物に関する。
感圧接着の粘着剤層としては、天然ゴム、スチレン−ブ
タジエンゴム、イソプレンゴム等を主成分とし、粘着付
与樹脂、軟化剤、充填剤等を配合したゴム系粘着剤組成
物が知られている。また、アクリル酸エステルとアクリ
ル酸等の極性モノマーとを共重合したアクリル系粘着剤
組成物も広く用いられている。
の被着体に対して粘着可能である。しかし、主成分のジ
エン部分の二重結合のために、耐候性、耐熱性、熱安定
性等の耐久性に乏しく、また、粘着特性のバランスを確
保するために、軟化剤、粘着付与樹脂等を多量に添加す
る必要があるので、凝集力が不充分である。
ているので、近年多くの用途に用いられている。しかし
ながら、アクリル系粘着剤組成物は、重合技術や溶液塗
工における技術上の問題から、その分子量が制約される
ので、粘着性に優れたものを得ることは可能であるが、
凝集力の大きいものを得ることができない。
しては、組成物を構成する重合体の分子間に架橋を施す
方法が一般的である。分子間に架橋を施す方法として
は、イソシアネート化合物等の架橋剤を使用する方法
や、UV、電子線等の放射線により化学結合を形成させ
る方法等が知られている。しかしながら、分子間に架橋
を施す方法は、粘着剤組成物の凝集力を向上させること
はできるが、粘着性の低下が起こるので、凝集力と粘着
性とをバランスさせることが非常に困難である。
に、粘着付与樹脂を添加することが行われる。しかしな
がら、粘着付与樹脂を添加すると、タック、特に低温タ
ックが低下し、また、添加する粘着付与樹脂の軟化点や
添加量等によって、凝集力の低下を招くおそれがある。
粘着付与樹脂が提案されている。例えば、特開平3−2
81587号公報には、粘着付与樹脂として、水酸基価
が50〜100である樹脂酸エステルが開示されてい
る。
用いても、粘着性と凝集力の両者を高いレベルで両立さ
せることはできない。
剤として用いられるアクリル系接着剤組成物について
も、上述の粘着剤組成物の場合と同様に、接着性と凝集
力の両者を高いレベルで両立させることは、いまだ達成
されていない。
み、耐久性に優れるとともに、粘着性及び凝集力の両者
に優れたアクリル系粘着剤組成物を提供することを目的
とする。
剤組成物は、小角X線散乱法で測定される平均慣性半径
が50〜3000オングストロームであるブロック共重
合体(I)からなるアクリル系粘着剤組成物であって、
上記ブロック共重合体(I)は、一般式(A−B)a−
A、一般式(B−A)b−B、一般式(A−B)c、一
般式(A−B)m−X、及び一般式Ao−T−Bpで表
されるブロック共重合体の群から選ばれる1種以上のブ
ロック共重合体であることを特徴とするものである。
重合体を表す。Bはアルキル基の炭素数が1〜12のア
ルキル(メタ)アクリレートからなる重合体又はアルキ
ル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレー
トからなる共重合体を表す。Xは複数個の共重合体(A
−B)を結合することのできる化合物残基、TはAとB
とを結合することのできる化合物残基を表す。mは3〜
30の整数を表し、a、b、cは同一又は異なって1〜
10の整数を表す。o、pは同一又は異なって1以上の
整数を表し、o+p=3〜30の関係にある。以下に本
発明を詳述する。
ック共重合体(I)が配合される。上記ブロック共重合
体(I)は、一般式(A−B)a−A、一般式(B−
A)b−B、一般式(A−B)c、一般式(A−B)m
−X、及び一般式Ao−T−Bpで表されるブロック共
重合体からなる群より選ばれる1種以上のブロック共重
合体が、少なくとも1個のAもしくはBを介して結合さ
れたものである。
(I)の重量平均分子量は1万〜200万が好ましい。
1万未満であると凝集力と粘着性とのバランスをとるの
が困難であり、200万を超えると粘度が高くなり、塗
工工程での生産性が悪化する。より好ましい重量平均分
子量は3万〜150万であり、更に好ましくは5万〜1
20万である。
(I)の小角X線散乱法で測定される平均慣性半径は5
0〜3000オングストロームである。50オングスト
ローム未満であると良好な粘着性が発現せず、3000
オングストロームを超えると充分な凝集力を得ることが
できないので、上記範囲に限定される。好ましくは10
0〜2000オングストロームである。
体(I)にX線を照射し、透過したX線の散乱強度の散
乱角度依存性を測定し、Guinierプロットとして
知られる方法に基づき、{log(光の強度)}vs.
{4π/(光の波長)×sin(散乱角度/2)}2 の
プロットから、傾きが負の範囲において直線回帰を行
い、(3×傾き)1/2 を計算することにより求めること
ができる。上記方法は、例えば、秋山三郎、井上隆、及
び、西敏夫共著、シーエムシー社刊行の「ポリマーブレ
ンド」にその記載がある。
例えば、RINT−1400(リガク社製)等の小角X
線散乱測定装置を用いて実施することができる。
−A)b−B、一般式(A−B)c、一般式(A−B)
m−X、及び一般式Ao−T−Bpで表されるブロック
共重合体は、Aで表されるブロックとしてビニル系重合
体又はビニル系共重合体を有する。
合体を構成するビニル系モノマーとしては特に限定され
ず、例えば、スチレン、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、α−メチルスチレン、o−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、酢酸ビニル、(メタ)アク
リル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリロニトリル、N−ビニルピ
ロリドン、アクリルアミド、メタクリルアミド、ビニル
アルコール、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。これらのうち、凝集力向上の点
で、スチレン、メチルメタクリレートが好ましい。これ
らを、単独で使用することにより、ビニル系重合体とす
ることができ、2種以上を併用することにより、ビニル
系共重合体とすることができる。
び上記ビニル系共重合体としては、アクリル酸エステル
を主成分としないものが好ましい。アクリル酸エステル
が主成分であると、優れた凝集力を発揮しにくくなる。
合体のTgは、20℃以上が好ましい。20℃未満であ
ると、優れた凝集力及び粘着性を発揮しにくくなる。
A)b−B、一般式(A−B)c、一般式(A−B)m
−X、及び一般式Ao−T−Bpで表されるブロック共
重合体は、Bで表されるブロックとしてアルキル基の炭
素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレートからな
る重合体又はアルキル基の炭素数が1〜12のアルキル
(メタ)アクリレートからなる共重合体を有する。
キル(メタ)アクリレートからなる重合体及び上記アル
キル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレ
ートからなる共重合体を構成するアルキル基の炭素数が
1〜12のアルキル(メタ)アクリレートとしては特に
限定されず、例えば、エチル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)ア
クリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、i
−ノニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これら
を、単独で使用することにより、アルキル基の炭素数が
1〜12のアルキル(メタ)アクリレートからなる重合
体とすることができ、2種以上を併用することにより、
アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アク
リレートからなる共重合体とすることができる。
キル(メタ)アクリレートからなる重合体及び上記アル
キル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレ
ートからなる共重合体のTgは、0℃以下が好ましい。
0℃を超えると、タック力が不足し、低温接着性が低下
する。
キル(メタ)アクリレートからなる重合体又は上記アル
キル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレ
ートからなる共重合体においては、上記アルキル基の炭
素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレートに、粘
着性と接着力とのバランスを更に向上させるために、必
要に応じて、極性モノマーを共重合させることができ
る。上記極性モノマーとしては特に限定されず、例え
ば、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、イタコン
酸、アクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。これらは、単独で又は2種
以上を併用することができる。
の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレート1
00重量部に対して15重量部以下が好ましい。15重
量部を超えると、タック力が不足し、低温接着性が低下
する。
A)b−B、一般式(A−B)c、一般式(A−B)m
−X、及び一般式Ao−T−Bpで表されるブロック共
重合体のいずれにおいても、上記ビニル系重合体又は上
記ビニル系共重合体の含有量は3〜50重量%が好まし
い。3重量%未満であると凝集力が低下し、50重量%
を超えると粘着性を発現させることが困難になる。より
好ましくは5〜40重量%である。
a−A、、一般式(B−A)b−B、一般式(A−B)
c、一般式(A−B)m−X、及び一般式Ao−T−B
pで表されるブロック共重合体のいずれも、上記Aで表
されるブロックと上記Bで表されるブロックとは、実質
的に互いに異なるものである。例えば、上記Aで表され
るブロックが2種以上のモノマーよりなる共重合体であ
り、上記Bで表されるブロックが1種類のモノマーより
なる重合体である場合、上記Aで表されるブロックが1
種類のモノマーよりなる重合体であり、上記Bで表され
るブロックが2種以上のモノマーよりなる共重合体であ
る場合、上記Aで表されるブロック及び上記Bで表され
るブロックが共に2種以上のモノマーよりなる共重合体
であって、構成モノマーが異なる場合、上記Aで表され
るブロック及び上記Bで表されるブロックが共に1種類
のモノマーよりなる重合体であって、構成モノマーが異
なる場合等が挙げられる。
−A)b−B、及び一般式(A−B)cで表されるブロ
ック共重合体において、a、b、cは同一又は異なって
1〜10の整数である。10を超えると粘度が上昇し、
基材への塗工性が悪くなるので上記範囲に限定される。
好ましくは1〜8である。
Ao−T−Bpで表されるブロック共重合体において、
mは3〜30の整数を表し、o、pは同一又は異なって
1以上の整数を表し、o+p=3〜30の関係にある。
a−Aで表されるブロック共重合体、上記一般式(B−
A)b−Bで表されるブロック共重合体、及び、上記一
般式(A−B)cで表されるブロック共重合体の構造と
しては特に限定されず、例えば、直鎖状構造であっても
よく、星型構造であっても、又、櫛型構造であってもよ
い。
ロモノマーを用いることは好ましくない。これはマクロ
モノマーの製造過程に由来するものであり、以下の3つ
が問題点として挙げられる。 (1)マクロモノマー自体に副反応生成物としての2量
体が存在しているため、重合工程でゲルが発生するとい
う問題があり、ゲル化を抑制するためにマクロモノマー
の配合量を低減すると、必然的に目的の性能が得られな
い。 (2)高分子量の枝を有する櫛型構造の共重合体を得る
ためにマクロモノマーの分子量を数万以上にしようとす
ると、付加重合に必要な末端反応基の導入が困難とな
り、多量に副生成する未反応オリゴマーのために所望の
物性が得られなくなる。 (3)マクロモノマーは一般にアニオン重合で合成され
るので、使用できるモノマーの種類が限定され、特に極
性基を少量しか導入できないので設計自由度が狭くなる
という欠点もある。
は特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパント
リチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチオ
プロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキスチオ
グリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプ
ロピオネート、ジペンタエリスリトールヘキサキスチオ
グリコレート、ジペンタエリスリトールヘキサキスチオ
プロピオネート等の多価メルカプタン;四塩化スズ、四
塩化珪素等の多官能性カップリング剤;さらに、2,2
−Bis(4,4−di−t−butylperoxy
cyclohexyl)propane、Poly(A
zeloylperoxide)、Poly(2,5−
Dimethyl−2,5−Diperazelat
e)、1,1−di−t−Butylperoxy−2
−Methylcyxlohexanなどの多官能性過
酸化物、t−Butylperoxy Allyl C
arbonate、t−Butylperoxy Vn
yl Carbonateなどの過酸化物等の多官能性
カップリング剤等が挙げられる。
しては特に限定されず、例えば、リビング重合法、反応
性の異なる開始点を有する開始剤を用いる方法、1分子
中に反応性基と開始点とを有する開始剤を用いる方法、
紫外線重合法等を採用することができる。
合性の開始剤を用いて、例えば、先ず、上記ビニル系モ
ノマー又は上記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキ
ル(メタ)アクリレートのいずれか一方の重合を行い、
上記Aで表されるブロック又は上記Bで表されるブロッ
クの重合が完結した時点で、他の重合体又は共重合体を
構成するモノマーを添加し、成長鎖末端に更に続けて重
合反応を行い、上記B又は上記Aで表されるブロックの
重合を行うことができる。
ず、例えば、N,N,N′,N′−テトラエチルリチウ
ムジスルフィド、ベンジル−N,N−ジエチルジチオカ
ルバメート、p−キシレンビス(N,N−ジエチルジチ
オカルバメート)等のイニファータを開始剤として用い
る方法;有機ランタノイド化合物を開始剤として用いる
方法;アルキルリチウム等を開始剤として用いるアニオ
ン重合法;シリルケテンアセタール等を開始剤として用
いるグループトランスファー法;メタルフリーリビング
アニオン法;リビングラジカル法等の公知の各手法を採
用することができる。
を用いる方法としては特に限定されず、例えば、ラジカ
ル発生温度の異なるパーオキサイド基を少なくとも2つ
有する開始剤を用いる方法、ラジカル発生機構の異なる
パーオキサイド基を少なくとも2つ有する開始剤を用い
る方法等を採用することができる。
イド基を少なくとも2つ有する開始剤を用いる方法は、
低温側開始点から、上記ビニル系モノマー又は上記アル
キル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレ
ートのいずれか一方の重合を開始させ、上記A又は上記
Bで表されるブロックの重合を開始させた後、高温側開
始点から、他の重合体又は共重合体を構成するモノマー
の重合を開始させることにより、上記Bで表されるブロ
ック又は上記Aで表されるブロックの重合を行うことが
できる。
イド基を少なくとも2つ有する開始剤を用いる方法によ
れば、例えば、一方の開始点に還元剤を用いてラジカル
を発生させて、上記ビニル系モノマー又は上記アルキル
基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレート
のいずれか一方の重合を開始させ、上記Aで表されるブ
ロック又は上記Bで表されるブロックの重合を開始させ
た後、温度を上げて他方の開始点から、他の重合体又は
共重合体を構成するモノマーの重合を開始させて、上記
Bで表されるブロック又は上記Aで表されるブロックの
重合を行うことができる。
素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレートと、一
分子中に2つ以上のパーオキサイド基を有するラジカル
重合開始剤を、設定された温度レベル1で加熱反応させ
て上記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メ
タ)アクリレートからなる重合体又は上記アルキル基の
炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレートから
なる共重合体を重合し、次いで、上記ビニル系モノマー
を加え、上記温度レベル1より高温に設定された温度レ
ベル2で加熱反応させることにより、上記一般式(A−
B)cで表されるブロック共重合体を合成することがで
きる。
始剤を用いる方法は特に限定はなく、例えば、1分子中
にパーオキサイド基とビニル基とを少なくとも1つずつ
有する開始剤(D)を用いる方法などを採用できる。1
分子中にパーオキサイド基とビニル基とを少なくとも1
つずつ有する開始剤(D)を用いる方法は、前記と異な
る光開始剤あるいは低温活性を有する開始剤によって、
ビニル系モノマー又はアルキル基の炭素数が1〜12の
アルキル(メタ)アクリレートと開始剤(D)のビニル
基部分を共重合させ、ブロックA又はブロックBを重合
させた後、開始剤(D)のパーオキサイド基によって他
のブロックを構成するモノマーの重合を行うことによ
り、ブロックA又はブロックBの重合を行うことができ
る。
ず、上記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メ
タ)アクリレートと、N,N−ジエチルジチオカルバメ
ートを混合し、反応容器内を窒素パージした後、紫外線
(UV)ランプにて、UV照射して上記アルキル基の炭
素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレートからな
る重合体又は上記アルキル基の炭素数が1〜12のアル
キル(メタ)アクリレートからなる共重合体を重合さ
せ、次いで、上記ビニル系モノマーを加え、更にUV照
射して上記ビニル系重合体又は上記ビニル系共重合体を
重合させることにより、上記一般式(A−B)a−Aで
表されるブロック共重合体を合成することができる。
ロック共重合体は、例えば、A−B- なるリビングブロ
ック共重合体を、多官能性カップリング剤によりカップ
リングさせることにより合成することができる。
ック共重合体は、例えば、上記ビニル系モノマー又は上
記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)ア
クリレートのいずれか一方を、多価メルカプタンの存在
下、メルカプト基を発端としてラジカル重合を開始さ
せ、上記Aで表されるブロック又は上記Bで表されるブ
ロックの重合を開始させた後、ラジカル重合による生成
物の存在下に、他の重合体又は共重合体を構成するモノ
マーのラジカル重合を開始させて、上記Bで表されるブ
ロック又は上記Aで表されるブロックの重合を行うこと
により合成することができる。
ル系重合体であってアゾ基を有するもの若しくは上記ビ
ニル系共重合体であってアゾ基を有するもの、又は、上
記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)ア
クリレートからなる重合体であってアゾ基を有するもの
若しくは上記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル
(メタ)アクリレートからなる共重合体であってアゾ基
を有するものを重合し、上記アゾ基を開始点として、他
の重合体又は共重合体を構成するモノマーを重合させる
方法等を採用することができる。
ニル系重合体又は上記ビニル系共重合体、及び、上記ア
ルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリ
レートからなる重合体又は上記アルキル基の炭素数が1
〜12のアルキル(メタ)アクリレートからなる共重合
体を重合した後、これらを混合して紫外線、電子線、放
射線等を照射することにより、上記ビニル系重合体又は
上記ビニル系共重合体と、上記アルキル基の炭素数が1
〜12のアルキル(メタ)アクリレートからなる重合体
又は上記アルキル基の炭素数が1〜12のアルキル(メ
タ)アクリレートからなる共重合体とをブロック重合さ
せる方法等を採用することもできる。
組成物に、必要に応じてブロックA及びブロックBを構
成するモノマーからなるランダム共重合体及び単独重合
体が含まれてもよい。
要に応じて粘着性能を損なわない範囲で、更に、架橋
剤、粘着付与樹脂、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、カルボン酸金属塩等を添加することができる。
ば、N,N′−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−ア
ジリジンカルボアミド)、N,N′−ジフェニルメタン
−1,6−ビス(1−アジリジンカルボアミド)、トリ
メチロール−トリ−β−アジリジニルプロピオネート等
の2官能以上のアジリジン化合物;ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、トリメチロールプロパンのトリレンジイ
ソシアネート付加物等のイソシアネート系化合物;N,
N,N′,N′,−テトラグリシジル−m−キシレンジ
アミン等のエポキシ樹脂;アルキルエーテル化メラミン
樹脂;多価金属塩;金属キレート;1,6−ヘキサンジ
オールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ンエチレンオキサイド変成トリアクリレート等の2官能
以上の(メタ)アクリレート等が挙げられる。
ず、例えば、C5 系(水添)石油樹脂、C9 系(水添)
石油樹脂、(水添)ロジン樹脂、(水添)ロジンエステ
ル樹脂、(水添)テルペン樹脂、(水添)テルペンフェ
ノール樹脂、(水添)クマロンインデン樹脂、不均化ロ
ジン樹脂、不均化ロジンエステル樹脂、重合ロジン樹
脂、重合ロジンエステル樹脂等が挙げられる。これらは
単独で又は2種以上を併用することができる。
ば、炭酸カルシウム、酸化チタン、マイカ、タルク等が
挙げられる。
例えば、フェノール系のもの、アミン系のもの等が挙げ
られる。
ず、例えば、ベンゾトリアゾール系のもの等が挙げられ
る。
れず、例えば、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸バリウム、パルミチン酸ナトリウム
等が挙げられる。
測定される平均慣性半径を50〜3000オングストロ
ームの範囲とすることにより、特に、上記Aで表される
ブロックが疑似架橋による相構造に基づく充分な凝集力
を発現するようになる。更に、加熱することにより上記
疑似架橋が可逆的に崩壊して溶融し、低粘度化する。こ
のため、本発明の組成物は無溶剤での塗工が可能であ
り、乾燥工程の省略等の工程の簡略化が可能である。
キル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレ
ートからなる重合体又はアルキル基の炭素数が1〜12
のアルキル(メタ)アクリレートからなる共重合体であ
るので、低温での優れた粘着性や接着性の設計が可能で
ある。従って、本発明のアクリル系粘着剤組成物は、低
温から高温にいたる温度範囲において、粘着性又は接着
性、及び、凝集力に優れ、また、アクリル系の組成物で
あるので、耐久性にも優れている。
ブロック共重合体(I)を主成分とするものであるの
で、上記ブロック共重合体(I)を構成する上記ビニル
系重合体又は上記ビニル系共重合体、及び、上記アルキ
ル基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレー
トからなる重合体又は上記アルキル基の炭素数が1〜1
2のアルキル(メタ)アクリレートからなる共重合体の
特性を変えることにより、種々の物性を有する粘着剤や
接着剤とすることができる。
ば、粘着テープ、粘着シート等の粘着剤層等として好適
に用いることができる。上記粘着テープ又は上記粘着シ
ートは、例えば、本発明のアクリル系粘着剤組成物を、
基材の片面又は両面に塗布して粘着剤層を形成させるこ
とにより得ることができる。
例えば、溶剤に溶解させた後、ロール塗工機等を用いて
塗布する溶液塗工法;無溶剤状態で押出機等を用いて塗
布するホットメルト塗工法等を採用することができる
が、環境汚染の防止、省エネルギー、省資源等の観点か
ら、ホットメルト塗工法による塗布が好ましい。
ば、紙;不織布;ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹
脂等の合成樹脂フィルム;ポリウレタン樹脂、ポリクロ
ロプレン樹脂、アクリル系樹脂等の合成樹脂発泡体等が
挙げられる。
みをシート状に成形することにより、基材層を有さない
ノンサポートタイプの両面粘着テープとすることもでき
る。
ば、溶剤に溶解させた後、被着体に直接塗布し、被着体
同士を貼り合わせた後に乾燥させて接着する溶剤型アク
リル系接着剤組成物、無溶剤で加熱溶融させた後、被着
体に塗布し、被着体同士を貼り合わせた後に冷却して接
着するホットメルト型アクリル系接着剤としても好適に
用いることができ、環境汚染の防止、省エネルギー、省
資源等の観点から、無溶剤での使用が好ましい。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
N,N−ジエチルジチオカルバメート0.2重量部、溶
剤として酢酸エチル30重量部を三ツ口フラスコに投入
し、20分間窒素パージを行った後、スリーワンモータ
を用いて攪拌翼を回転させながら、10ワットのUVラ
ンプを48時間照射して、Bブロックの重合を行った。
反応終了後、反応物中にビニル基が存在しないことをN
MRによって確認した。
0重量部、溶剤として酢酸エチル20重量部を加えて、
10ワットのUVランプを48時間照射して、Aブロッ
クをBブロックにブロック共重合させ、Aブロックがメ
チルメタクリレート重合体であり、Bブロックがn−ブ
チルアクリレート重合体であるA−B−A型のブロック
共重合体を合成した。反応終了後、反応物中にビニル基
が存在しないことをNMRによって確認した。得られた
ブロック共重合体の重量平均分子量をGPC(LC−9
A、島津製作所社製)により測定した。結果を表1に示
した。
たポリエステルフィルム(厚さ38μm、帝人社製)上
にアプリケーターにより塗布し、110℃×5分間乾燥
し、粘着剤層の厚さが50μmの粘着テープを作製し
た。
処理を施したポリエステルフィルム(#3811、厚さ
38μm、リンテック社製)上にアプリケーターにより
塗布し、110℃×5分間乾燥し、粘着剤層の厚さが1
00μmの粘着シートを作製し、これを積層することに
より厚さ1mmのシートを得た。
及びボールタック、並びに、得られたシートを用いてブ
ロック共重合体の平均慣性半径を下記方法により評価し
た。結果を表1に示した。
を、SUS304板に幅20mmで、2kgのゴムロー
ラーによる1往復の荷重により貼り付け、23℃で20
分間放置した後、測定温度23℃で、180℃方向、引
張速度300mm/分の条件で剥離強度を測定した。
00mmに裁断した粘着テープを、厚さ1.5mm、幅
25mm、長さ100mmのSUS304板に接着長さ
20mmで、2kgのゴムローラーによる1往復の荷重
により貼り付け、23℃−65%RHの雰囲気下に20
分間放置した後:60℃雰囲気下に20分間放置し、粘
着テープが下側に垂れるようにして、60℃の恒温乾燥
器中に垂直に懸垂し、粘着テープの下端に1kgの荷重
をかけて放置し、1時間以内の落下時間(分)又は1時
間後のズレ距離(mm)を測定した。
り、測定温度23℃で測定した。
散乱測定装置(RINT−1400、リガク社製)を用
いて、散乱強度の散乱角依存性(0.1〜1°の範囲)
を測定し、平均慣性半径を求めた。
クリレートの代わりにアクリル酸を5重量部としたこと
以外は、実施例1と同様にして粘着テープ及びシートを
得、評価した。結果を表1に示した。
ート30重量部、連鎖移動剤としてラウリルメルカプタ
ン0.2重量部、及び、溶剤として酢酸エチル80重量
部を、攪拌機、環流冷却管、温度計、滴下ロート及び窒
素ガス導入口を備えた五つ口フラスコ中に仕込み、攪拌
溶解して均一混合物とした後、窒素ガスで約30分間パ
ージして、均一混合物中に存在する酸素を除去した。
換し、攪拌しながら昇温し、これを70℃に保持して、
ベンゾイルパーオキサイド0.03重量部を1重量部の
酢酸エチルに溶解させた溶液を、滴下ロートにより滴下
した後、そのままの温度で10時間重合反応させ、ラン
ダム共重合体の溶液を得た。
外は、実施例1と同様にして粘着テープ及びシートを
得、評価した。結果を表1に示した。
クリレートの代わりにアクリル酸を5重量部としたこと
以外は、比較例1と同様にして粘着テープ及びシートを
得、評価した。結果を表1に示した。
ジンカルボキシド)(相互薬工社製)を0.06重量部
添加し、ゲル分率(ポリマー成分に対する架橋による溶
剤不要分の割合)を40%にしたこと以外は、比較例2
と同様にして粘着テープ及びシートを得、評価した。結
果を表1に示した。
により酢酸エチルを除去し、ホットメルト型接着剤を得
た。得られたホットメルト型接着剤の平均慣性半径、溶
融粘度、凝集力、剥離強度及び熱安定性について、下記
方法により評価した。結果を表2に示した。
のを、30×20mmにカットし、これを小角X線散乱
測定装置(RINT−1400、リガク社製)を用い
て、散乱強度の散乱角依存性(0.1〜1°の範囲)を
測定し、平均慣性半径を求めた。
ロータ:♯HH4)を使用して、190℃における粘度
を測定した。
断して試験片を作り、垂直に保持したアルミニウム板に
得られた試験片を貼付し、80℃のオーブン中で12時
間放置した後、試験片の垂れ長さを測定し、凝集力とし
た。
したホットメルト型接着剤を5gr/mで紐状に塗布
し、直ちに、幅25mmに切り出したポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルムを圧着して試験片とし、
常温にて、180°方向、引張速度50mm/分の条件
で剥離強度を測定した。
気下に96時間放置し、溶融粘度の変化、色の変化及び
臭気を調べ、溶融粘度の変化、色の変化及び臭気が少な
く熱安定性に優れていたものを○、熱安定性に劣ってい
たものを×とした。
シクロヘキサン溶液にn−ブチルリチウムを添加し、6
0℃で1時間重合した後、ブタジエン70重量部を含む
シクロヘキサン溶液を加え、60℃で2時間重合した。
その後更に、スチレン15重量部を含むシクロヘキサン
溶液を添加し、60℃で1時間重合し、ブロック共重合
体を合成した。なお、n−ブチルリチウムの添加量は、
最終的に得られる共重合体のメルトフロー(温度200
℃、荷重5kg、JIS K 6870)が、約10g
/10分になるように調整した。
に、粘着付与樹脂(脂環族系石油樹脂、アルコンM10
0、荒川化学社製)250重量部、及び、パラフィン系
プロセスオイル(PW−90、出光興産社製)100重
量部を配合してホットメルト型接着剤を調製した。得ら
れたホットメルト型接着剤について、実施例3と同様に
して評価した。結果を表2に示した。
述の構成よりなるので、粘着性と凝集力の双方に優れ、
また、耐久性を合わせ持つ粘着テープ又は粘着シートを
提供することができる。また、このアクリル系粘着剤組
成物は、加熱溶融し、溶融状態で被着体に塗布、圧着
し、冷却することにより接着が完了するようなホットメ
ルト型接着剤用途としても好適に使用することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 小角X線散乱法で測定される平均慣性半
径が50〜3000オングストロームであるブロック共
重合体(I)からなるアクリル系粘着剤組成物であっ
て、 上記ブロック共重合体(I)は、一般式(A−B)a−
A、一般式(B−A)b−B、一般式(A−B)c、一
般式(A−B)m−X、及び一般式Ao−T−Bpで表
されるブロック共重合体の群から選ばれる1種以上のブ
ロック共重合体であることを特徴とするアクリル系粘着
剤組成物。式中、Aはビニル系重合体又はビニル系共重
合体を表す。Bはアルキル基の炭素数が1〜12のアル
キル(メタ)アクリレートからなる重合体又はアルキル
基の炭素数が1〜12のアルキル(メタ)アクリレート
からなる共重合体を表す。Xは複数個の共重合体(A−
B)を結合することのできる化合物残基、TはAとBと
を結合することのできる化合物残基を表す。mは3〜3
0の整数を表し、a、b、cは同一又は異なって1〜1
0の整数を表す。o、pは同一又は異なって1以上の整
数を表し、o+p=3〜30の関係にある。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4252497A JPH1025460A (ja) | 1996-05-07 | 1997-02-26 | アクリル系粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-112517 | 1996-05-07 | ||
JP11251796 | 1996-05-07 | ||
JP4252497A JPH1025460A (ja) | 1996-05-07 | 1997-02-26 | アクリル系粘着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1025460A true JPH1025460A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=26382234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4252497A Withdrawn JPH1025460A (ja) | 1996-05-07 | 1997-02-26 | アクリル系粘着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1025460A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288442A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-10-16 | Nitto Denko Corp | 非架橋型粘着剤組成物およびその製造方法と粘着シ―ト |
JP2001303010A (ja) * | 2000-04-24 | 2001-10-31 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物およびその製造法と粘着シ―ト類 |
JP2001348553A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物とその粘着シ―ト類およびこれらの製造方法 |
JP2002146316A (ja) * | 2000-02-28 | 2002-05-22 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物とその製造方法ならびに粘着シ―トとその製造方法 |
JP2002167566A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-11 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物とその製造方法ならびに粘着シ―トとその製造方法 |
JP2003105300A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 粘着組成物 |
JP2004002862A (ja) * | 1997-02-27 | 2004-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | アクリル系ブロック共重合体の製造方法及び粘着剤組成物 |
US6734256B1 (en) | 1998-12-29 | 2004-05-11 | 3M Innovative Properties Company | Block copolymer hot-melt processable adhesives, methods of their preparation, and articles therefrom |
JP2004204231A (ja) * | 2002-12-21 | 2004-07-22 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | アクリルブロックコポリマーをベースとするホットメルト接着剤 |
US6806320B2 (en) | 2002-11-15 | 2004-10-19 | 3M Innovative Properties Company | Block copolymer melt-processable compositions, methods of their preparation, and articles therefrom |
JP2006328361A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-12-07 | Nitto Denko Corp | 粘着剤及び積層体 |
US7754235B2 (en) * | 2005-04-28 | 2010-07-13 | Nitto Denko Corporation | Adhesive and laminate |
JP2011079979A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Toagosei Co Ltd | 粘着剤組成物 |
EP2348085A1 (en) | 1998-12-29 | 2011-07-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Block copolymer hot-melt processable adhesives |
US8129470B2 (en) * | 2001-06-20 | 2012-03-06 | Tesa Ag | Adhesive masses based on block copolymers of structure P(A)-P(B)-P(A) and P(B)-P(A)-P(B) |
US9550927B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-01-24 | Avery Dennison Corporation | Acrylic block copolymers |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP4252497A patent/JPH1025460A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004002862A (ja) * | 1997-02-27 | 2004-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | アクリル系ブロック共重合体の製造方法及び粘着剤組成物 |
EP2348085A1 (en) | 1998-12-29 | 2011-07-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Block copolymer hot-melt processable adhesives |
US6734256B1 (en) | 1998-12-29 | 2004-05-11 | 3M Innovative Properties Company | Block copolymer hot-melt processable adhesives, methods of their preparation, and articles therefrom |
JP2001288442A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-10-16 | Nitto Denko Corp | 非架橋型粘着剤組成物およびその製造方法と粘着シ―ト |
JP2002146316A (ja) * | 2000-02-28 | 2002-05-22 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物とその製造方法ならびに粘着シ―トとその製造方法 |
JP2001303010A (ja) * | 2000-04-24 | 2001-10-31 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物およびその製造法と粘着シ―ト類 |
JP2001348553A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物とその粘着シ―ト類およびこれらの製造方法 |
US7084209B2 (en) | 2000-09-25 | 2006-08-01 | 3M Innovative Properties Company | Block copolymer hot-melt processable adhesives, methods of their preparation, and articles therefrom |
JP2002167566A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-11 | Nitto Denko Corp | 紫外線架橋型粘着剤組成物とその製造方法ならびに粘着シ―トとその製造方法 |
US8129470B2 (en) * | 2001-06-20 | 2012-03-06 | Tesa Ag | Adhesive masses based on block copolymers of structure P(A)-P(B)-P(A) and P(B)-P(A)-P(B) |
JP2003105300A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 粘着組成物 |
US6806320B2 (en) | 2002-11-15 | 2004-10-19 | 3M Innovative Properties Company | Block copolymer melt-processable compositions, methods of their preparation, and articles therefrom |
JP2004204231A (ja) * | 2002-12-21 | 2004-07-22 | Natl Starch & Chem Investment Holding Corp | アクリルブロックコポリマーをベースとするホットメルト接着剤 |
US7754235B2 (en) * | 2005-04-28 | 2010-07-13 | Nitto Denko Corporation | Adhesive and laminate |
JP2006328361A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-12-07 | Nitto Denko Corp | 粘着剤及び積層体 |
JP2011079979A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Toagosei Co Ltd | 粘着剤組成物 |
US9550927B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-01-24 | Avery Dennison Corporation | Acrylic block copolymers |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09324165A (ja) | アクリル系粘着剤組成物 | |
CN104893626B (zh) | 用于压敏粘合剂的阳离子的可uv交联的丙烯酸聚合物 | |
US9334423B2 (en) | Compositions comprising an acrylic block copolymer and a UV-curable copolymer and methods of making and using the same | |
US5869598A (en) | Block polymer thermoplastic addition polymer and their production process and use | |
US6806320B2 (en) | Block copolymer melt-processable compositions, methods of their preparation, and articles therefrom | |
JPH1025460A (ja) | アクリル系粘着剤組成物 | |
JP2730986B2 (ja) | ホットメルト型感圧性アクリル系接着剤組成物 | |
CN104797673A (zh) | 可交联组合物和交联组合物 | |
JP2004505166A (ja) | P(a)−p(b)−p(a)構造を有するブロック共重合体が基になった接着性材料 | |
KR20010111318A (ko) | 아크릴계 공중합체, 아크릴계 감압 접착제 조성물,아크릴계 감압 접착 테이프 또는 시트, 및 아크릴계접착제 조성물 | |
JPH108012A (ja) | アクリル系接着性組成物 | |
JPH108011A (ja) | アクリル系接着剤組成物 | |
JP2014500354A (ja) | 紫外線硬化性無水物変性ポリ(イソブチレン) | |
JP4768103B2 (ja) | 粘着剤組成物とその粘着シ―ト類およびこれらの製造方法 | |
JPH10204399A (ja) | アクリル系粘着剤組成物 | |
JPH0953059A (ja) | 粘着剤組成物 | |
JP2008525554A (ja) | フレキシブルプリント回路基板(fpcb)接着用の熱活性化型接着テープ | |
EP1094086A1 (en) | Acrylic block copolymer and its use and production process | |
KR100885931B1 (ko) | 고무-아크릴계 접착제 | |
JPH108013A (ja) | アクリル系粘接着剤組成物 | |
JPH1025461A (ja) | アクリル系粘着剤組成物 | |
JPH1025459A (ja) | 粘着剤組成物 | |
JP2019504149A (ja) | 硬化性接着剤組成物及び接着テープ並びにそれらから製造される製品 | |
JP3930078B2 (ja) | グラフト共重合体及びアクリル系粘着剤 | |
JPH0726211A (ja) | 粘着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070822 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |