JPH10254450A - 発音体の駆動回路 - Google Patents

発音体の駆動回路

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JPH10254450A
JPH10254450A JP9055823A JP5582397A JPH10254450A JP H10254450 A JPH10254450 A JP H10254450A JP 9055823 A JP9055823 A JP 9055823A JP 5582397 A JP5582397 A JP 5582397A JP H10254450 A JPH10254450 A JP H10254450A
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JP
Japan
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sounding body
output
voltage
rectangular wave
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9055823A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Senda
博之 千田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧においても高い音圧を得ること。 【解決手段】 発振回路2と、その出力論理を反転し出
力する反転手段4を備え、発音体3の一端には発振回路
2の出力を印加し、他端には反転手段4の出力を印加す
るように構成している。これによって、発音体3には電
源電圧の2倍の電圧が印加され高い音圧が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に低電圧で駆動す
る発音体の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路が機器の制御手段として
多用されるようになってきており、それに伴い、動作状
態や機器の故障の報知手段として発音体が使用されるよ
うになってきた。特に電池を電源とする機器において
は、消費電力の面から圧電ブザーが多用されている。以
下に従来の発音体の駆動回路について説明する。
【0003】図7は従来の発音体の駆動回路で発振回路
2の出力は電源電圧と0V間の振幅の矩形波となってい
る。出力は発音体3に接続されており、他方の端子は電
源に接続されている。ここで異なる電圧の電源としてV
CC1、VCC2の二つを備えて、これを切り替えるこ
とで発音体3に印加される電圧は図8に示すようにな
り、異なる音圧を発生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発音体の駆動回路では発音体に印加される電圧は電源電
圧と等価であり、低電圧で駆動する場合に、その発音体
への印加電圧が低く、従って発生する音圧が小さいとい
う課題があった。
【0005】また、音圧を切り換えるには発音体に印加
する電源電圧を切り換えるために二つの電源電圧が必要
でコスト高になるという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため矩形波発振手段と、その出力論理を反転し出
力する反転手段を備えて、発音体の一端には矩形波発振
手段の出力を印加し、他端には反転手段の出力を印加す
るように構成したものである。
【0007】これにより、発音体には矩形波発振手段の
出力の2倍の電圧が印加され高い音圧が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、矩形波発振手段と、その矩形波発振手段の出力論理
を反転し出力する反転手段を備え、発音体の一端には矩
形波発振手段の出力を印加し、前記発音体の他端には前
記反転手段の出力を印加する構成であり、発音体に矩形
波発振手段の出力の2倍の電圧を印加するという作用を
有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、矩形波
発振手段と、その矩形波発振手段の出力論理を反転し出
力する反転動作と、反転しない非反転動作の切り換えが
可能な反転手段を備え、発音体の一端には矩形波発振手
段の出力を印加し、前記発音体の他端には前記反転手段
の出力を印加する構成であり、反転手段の反転動作時は
発音体には矩形波発振手段の出力の2倍の電圧が印加さ
れ、反転手段の非反転動作時は発音体には電源電圧と同
等の電圧が印加されるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、矩形波
発振手段と、その矩形波発振手段の出力の変化により、
その出力論理を反転し出力する反転手段を備え、発音体
の一端には矩形波発振手段の出力を印加し、前記発音体
の他端には前記反転手段の出力を印加する構成であり、
矩形波発振手段の出力が変化する、即ち発振状態におい
ては発音体に矩形波発振手段の出力の2倍の電圧が印加
され、発振状態でない時は発音体には電圧が印加されな
いという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、マイコ
ンの第一の出力端子に発音体の一端を接続し、発音体の
他端にはマイコンの第二の出力端子を接続し、第一の出
力端子と第二の出力端子は逆位相で矩形波を出力する構
成であり、発音体に矩形波発振手段の出力の2倍の電圧
を印加するという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、マイコ
ンの第一の出力端子に発音体の一端を接続し、発音体の
他端にはマイコンの第二の出力端子を接続し、第一の出
力端子と第二の出力端子は逆位相で矩形波を出力する第
一の動作と、第一の出力端子はハイまたはロウのDC電
圧を出力し第二の出力端子は矩形波を出力する第二の動
作を備えた構成であり、第一の動作では第一の出力端子
と第二の出力端子から逆位相の矩形波を出力し発音体に
印加することで発音体に矩形波発振手段の出力の2倍の
電圧を印加し、また第二の動作では第一の出力端子はハ
イまたはロウのDC出力とし、第二の出力端子から矩形
波を出力することで発音体には電源電圧と等価の電圧を
印加する異なる電圧を発音体に印加する事をプログラム
処理のみで行う作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施例を図1から図6を用
いて説明する。 (実施例1)図1は発音体の駆動回路を示し、図1にお
いて2は矩形波発振手段としてインバータICで構成し
た発振回路で、スイッチ1のオフ状態で矩形波を発生
し、この出力は発音体3の端子3−1に印加されるとと
もに、反転手段としてインバータICで構成した反転回
路4で位相を反転して発音体3の端子3−2に印加す
る。
【0014】この構成において、発振回路2が発振して
いる状態で、出力がハイになると発音体3の端子3−1
にはハイが印加されるとともに、その電圧を反転回路4
で反転したロウが端子3−2に印加される。次に発振回
路2がロウを出力すると、前述と同様に端子3−1には
ロウ、端子3−2にはハイが印加され、交互に繰り返す
ことで発音体3は音を発する。
【0015】この場合、発音体3の各端子は互いに逆位
相でハイとロウを繰り返すため、印加される電圧は図2
に示すとおり発振回路4の出力電圧と反転回路4の出力
電圧を加算した電圧となり、一般に圧電ブザー等のイン
ピーダンスの高い負荷の場合、ほぼ電源電圧の2倍とな
る。
【0016】スイッチ1をオン、すなわちリモコン端子
をグランドに接続すると発振回路2が発振を停止し、こ
の状態においては発音体3の両端子の電圧は固定してお
り、音を発しない。
【0017】矩形波発振手段、反転手段ともに出力部の
構成はトランジスタやFETが使用出来て、また出力端
子から電源側またはグランド側のいずれか片方を抵抗で
構成することも出来る。
【0018】(実施例2)図3は発音体の駆動回路を示
し、図3において5は実施例1の反転回路をNAND素
子で構成しており、この反転回路5の入力端子5−1に
は発振回路2の出力を印加し、入力端子5−2にはVC
C側とグランド側に切り替わるスイッチ6が接続されて
いる。
【0019】上記の構成において、スイッチ6をVCC
側にすると反転回路5の入力端子5−2はハイに固定さ
れ、出力は常に入力端子5−1に対して反転した出力に
なり、実施例1と同様の動作となる。
【0020】次にスイッチ6をグランド側にすると、入
力端子5−2はロウ固定となり、出力は入力端子5−1
の論理に関わらずハイ固定となる。従って、発音体3の
端子3−2はハイ固定で、端子3−1のハイ、ロウの変
化、即ち電源電圧相当の電圧変化が発音体3に印加され
る。
【0021】次に発振回路2が発振を停止している状
態、即ち発音体3の非駆動状態について説明すると、ス
イッチ1がオンし、発振回路2が発振を停止している状
態においては、この出力はハイに固定しており、発音体
3の端子3−1はハイが印加されている。この状態でス
イッチ6をグランド側にすると反転回路5の出力はハイ
になり、発音体3の端子3−2がハイとなり、発音体3
の両端子間の印加電圧は0となり、音を発しない状態
で、且つDC電圧の印加による発音体の電極のマイグレ
ーションを防止出来る。
【0022】(実施例3)図4は発音体の駆動回路を示
し、図4において発振回路2の出力は発音体3の端子3
−1と反転回路5の端子5−1に印加するとともに、検
波回路7を介して反転回路5の端子5−2に印加されて
いる。
【0023】上記の構成において、発振回路2が発振
し、矩形波が出力されている状態では反転回路5の端子
5−2には発振回路2の出力である矩形波を検波回路7
で整流したハイが印加され、反転回路5は反転動作状態
にある。したがって実施例2と同様の動作をする。
【0024】発振回路2が動作を停止した状態では発振
回路2の出力はハイに固定され、発音体3の端子3−1
にはハイが印加される。検波回路7の入力もハイに固定
されるため出力はロウになり、反転回路5の端子5−2
はロウで、出力はハイに固定される。したがって、発音
体3の端子3−2はハイで、両端に印加される電圧は0
になりDC電圧の印加による発音体の電極のマイグレー
ションの発生が防止できる。
【0025】(実施例4)図5は発音体の駆動回路を示
し、図5において8はマイコンで、図6のフローチャー
トに示すプログラムにより端子8−1,端子8−2を駆
動し、発音体3に電圧を印加する。
【0026】次に図6のフローチャートに従い、動作を
説明する。まず、発音体3を駆動する選択をし、駆動す
る場合に音圧の高低の選択で高い音圧で駆動する選択を
すると端子8−1と端子8−2を交互にハイ、ロウす
る。これにより図2に示すように発音体3にはマイコン
8の各端子の電圧の2倍の電圧が印加される。
【0027】次に低い音圧を選択すると端子8−2はロ
ウに固定し、端子8−1を矩形波で駆動することで発音
体3には端子8−1の出力電圧が印加される。
【0028】次に、発音体3を駆動しない場合は端子8
−1,8−2共にロウを出力し、発音体3の両端には電
圧が印加されず、音も発生せず、またDC電圧が印加さ
れないので発音体3の電極のマイグレーションを防止で
きる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発音体の
一端には矩形波発振手段の出力を印加し、他端には反転
手段の出力を印加することにより発音体に矩形波発振手
段の出力の2倍の電圧を印加することが出来、高い音圧
が得られる。
【0030】また、発音体の一端には矩形波発振手段の
出力を印加し、他端には非反転動作と反転動作が選択可
能な反転手段の出力を印加することにより、反転手段の
動作の切り換えで、発音体には矩形波発振手段の出力電
圧と、出力電圧の2倍の電圧が切り換えて印加され、発
音体の音圧の切り換えが出来る。
【0031】また、発音体の一端には矩形波発振手段の
出力を印加し、他端には矩形波発振手段の出力の変化に
より反転動作する反転手段の出力を印加する構成により
矩形波発振手段の非発振状態では発音体には電圧が印加
されないため、発音体にはDC電圧が印加されず、電極
のマイグレーションの発生が防止できる。
【0032】また、マイコンの第一の出力端子に発音体
の一端を接続し、他端にはマイコンの第二の出力端子を
接続した構成で、マイコンの第一と第二の出力端子を逆
位相で出力することで発音体にはマイコンの出力電圧の
2倍の電圧を印加する第一の動作と、マイコンの第一の
出力端子をハイまたはロウに固定し、第二の出力端子か
ら矩形波を出力することで発音体に出力電圧と等価の電
圧を印加する第二の動作を備えて、その動作の切り換え
はプログラム処理により可能なことから、マイコンの外
部に部品を付加する事なく、音圧の切り換えが可能とい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による発音体の駆動回路を示
す回路図
【図2】同駆動回路の出力波形を示す図
【図3】本発明の実施例2による発音体の駆動回路を示
す回路図
【図4】本発明の実施例3による発音体の駆動回路を示
す回路図
【図5】本発明の実施例4による発音体の駆動回路を示
す回路図
【図6】同駆動回路のフローチャート
【図7】従来の発音体の駆動回路を示す回路図
【図8】同駆動回路の出力波形を示す図
【符号の説明】
1 スイッチ 2 発振回路 3 発音体 4 インバータで構成した反転回路 5 NANDで構成した反転回路 6 スイッチ 7 検波回路 8 マイコン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形波発振手段と、この矩形波発振手段の
    出力論理を反転する反転手段と、前記矩形波発振手段か
    らの出力及び前記反転手段からの出力がそれぞれ印加さ
    れる発音体とを備えた発音体の駆動回路。
  2. 【請求項2】反転手段は、反転動作と非反転動作の選択
    が可能な請求項1記載の発音体の駆動回路。
  3. 【請求項3】反転手段は矩形波発振手段の出力の変化に
    より反転動作する請求項1記載の発音体の駆動回路。
  4. 【請求項4】発音体の一端にマイクロコンピュータの第
    一の出力端子を接続し、前記発音体の他端に前記マイク
    ロコンピュータの第二の出力端子を接続し、前記第一の
    出力端子と前記第二の出力端子は逆位相で矩形波を出力
    する発音体の駆動回路。
  5. 【請求項5】発音体の一端にマイクロコンピュータの第
    一の出力端子を接続し、前記発音体の他端に前記マイク
    ロコンピュータの第二の出力端子を接続し、前記第一の
    出力端子と前記第二の出力端子からは逆位相で矩形波を
    出力すると共に、前記第一の出力端子はハイまたはロウ
    のDC電圧を出力し前記第二の出力端子は矩形波を出力
    する発音体の駆動回路。
JP9055823A 1997-03-11 1997-03-11 発音体の駆動回路 Pending JPH10254450A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2509109A (en) * 2012-12-20 2014-06-25 Cambium Networks Ltd Tone generator with RS232 driven piezo-electric transducer
JP2015207960A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 国立大学法人九州工業大学 データ送信装置及びデータ受信装置

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