JPH0533056Y2 - - Google Patents

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JPH0533056Y2
JPH0533056Y2 JP8901989U JP8901989U JPH0533056Y2 JP H0533056 Y2 JPH0533056 Y2 JP H0533056Y2 JP 8901989 U JP8901989 U JP 8901989U JP 8901989 U JP8901989 U JP 8901989U JP H0533056 Y2 JPH0533056 Y2 JP H0533056Y2
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oscillation
inverter
circuit
resistor
fet
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <本考案の目的> [産業上の利用分野] 本考案は、スタンバイ機能を含むオーバートー
ン発振器の回路に関する。
[従来の技術] 従来よりCMOSインバータを用いた圧電発振
回路を広く利用させている。第3図は、従来の発
振回路を示す。インバータ21の入出力端子2
2,23には水晶振動子24が接続されている。
発振をON,OFFさせるためインバータ21の入
力端子22と接地間にFET25を接続し、FET
ゲート26に+5V(H)の電圧を加えるとインバ
ータ21の入力端子22は接地され、発振は停止
する。FET25のゲート26が0V(L)にすると
発振を開始する。しかしオーバートーン発振させ
る際、インバータ21の入出力端子22,23間
の帰還抵抗27を50KΩ〜1KΩの低抵抗にすると
同調回路なしでも発振することが知られている
が、スタンバイのためFET25のゲート26を
+5V(H)とすると、インバータ21の入力端子
22が接地され、帰還抵抗27を通してインバー
タ出力側23から電流が流れ込んで回路全体の消
費電流が増えてしまう。なおコンデンサ28,2
9は発振用コンデンサである。
このように折角CMOSインバータを利用して
いても消費電流が増えてしまいメリツトがなくな
つてしまつていた。
[考案が解決しようとする課題] 従来の回路では、オーバートーン発振させるた
め帰還抵抗を低抵抗にしてスタンバイ回路を設け
ると電流が流れてしまい、折角CMOS−ICを用
いても消費電流が増えていたが、帰還抵抗に電流
を流さないようにすることにより、問題を解決す
ることが出来る。
[本考案の目的] 本考案の目的は、CMOSオーバートーン発振
回路において同調回路を用いず、低消費電流のま
まスタンバイ回路を持つ発振器を提供することで
ある。
<本考案の構成> [課題を解決する手段] そこで本考案では、インバータの帰還抵抗とし
て高抵抗値の抵抗を用い、この帰還抵抗と直列に
低抵抗値の抵抗を接続し、高抵抗値の抵抗と並列
にコンデンサを接続している。
[作用] これによつて直流的には高抵抗と低抵抗の直列
回路によつて直流帰還がかかり、また低抵抗とコ
ンデンサとの直列回路によつて、高周波の帰還回
路となり見掛け上低抵抗があるのと等価となり、
オーバートーン発振が可能となる。
[実施例] 第1図は、本実施例を示す回路図である。
CMOSのインバータ1の入出力端子2,3間
には圧電振動子4が接続され、入力端子2と出力
端子3との接地間にはそれぞれ発振用コンデンサ
5,6が、入力端子22と出力端子3との間には
水晶振動子4が接続されている。入力端子2と出
力端子3の間に1MΩ〜100KΩの比較的高い抵抗
値をもつ抵抗7と直列に50KΩ〜1KΩの低抵抗値
の抵抗9を接続する。抵抗7に並列にコンデンサ
8を接続する。コンデンサ8は、0.01μF〜100pF
の容量である。直流的に見ると抵抗7と抵抗9の
直列抵抗で直流帰還される。また高周波的に見る
と抵抗9とコンデンサ8の直流回路となり、見掛
け上低抵抗が帰還抵抗として作用するため、オー
バートーン発振し易い。
なお、FET10はスタンバイ回路のトランジ
スタであり、FETのゲート11がH(+5V)であ
れば発振停止となりL(0V)になれば発振するス
タンバイ動作する。
第2図は、本考案の他の実施例を示す回路図で
あり、スタンバイのFETをインバータと電源間
に入れている。FETのゲート11がH(+5V)に
なれば、インバータの入力端子2はHとなり、発
振は停止し、FETのゲート11がL(0V)になれ
ば、発振は開始する。
なお本実施例では、圧電体として水晶の例を挙
げたが勿論他の圧電体、例えばタンタル酸リチウ
ムや圧電セラミツクでもよい。
<本考案の効果> 本考案は、CMOSインバータを用いたオーバ
ートーン発振においてスタンバイ回路を接続し、
発振停止時においてもスタンバイ回路を通して電
流が多く流れたが、直流帰還は高抵抗、高周波帰
還はコンデンサと低抵抗回路により行い、消費電
流の少ない発振回路を実現することが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す発振回路図、
第2図は、他の実施例を示す発振回路、第3図
は、従来の発振回路図を示す。 1……インバータ、4……圧電振動子、10…
…FET、7……高抵抗、8……コンデンサ、9
……低抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. CMOSインバータの入出力端子間に圧電振動
    子を接続し、該インバータの入力端子と電源又は
    接地間にFETを接続し、該FETに印加する電圧
    によつて発振出力をON,OFFさせる圧電発振回
    路において、該インバータの入出力端子に高抵抗
    値の抵抗と低抵抗値の抵抗を直列に接続し、該高
    抵抗値の抵抗と並列にコンデンサを接続したこと
    を特徴とする圧電発振回路。
JP8901989U 1989-07-28 1989-07-28 Expired - Lifetime JPH0533056Y2 (ja)

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JP8901989U JPH0533056Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28

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JPH0328813U JPH0328813U (ja) 1991-03-22
JPH0533056Y2 true JPH0533056Y2 (ja) 1993-08-24

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