JPH0533055Y2 - - Google Patents

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JPH0533055Y2
JPH0533055Y2 JP11274988U JP11274988U JPH0533055Y2 JP H0533055 Y2 JPH0533055 Y2 JP H0533055Y2 JP 11274988 U JP11274988 U JP 11274988U JP 11274988 U JP11274988 U JP 11274988U JP H0533055 Y2 JPH0533055 Y2 JP H0533055Y2
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transistor
power supply
channel fet
oscillation
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は発振回路に関し、特に電力消費をな
るべく小さくする必要のある発振回路に関するも
のである。
[従来の技術] 第2図は従来のこの種の回路の構成を示す接続
図であつて、図においてVDDは直流電源の正端
子、VSSは上記直流電源の負端子、Q3はpチ
ヤネルMOSFET、Q4はnチヤネルMOSFET、
Q3とQ4のゲートは互いに接続されて入力点D
となり、そのドレインは互いに接続されて出力点
Aとなつてインバータ回路を形成する。XTAL
は水晶発振子、Ca,Cbはキヤパシタ、Rd,Rfは
抵抗である。インバータの入力点Dとその出力点
Aとの間に水晶発振子XTALを含む周波数選択
性のフイードバツク回路が接続されて発振回路を
構成する。図中の点線はXTALが着脱自在に接
続されていることを表す。
D点の電圧が−の間はQ4がカツトオフされD
点の電圧が+の間はQ3がカツトオフされて
VDD−VSS間に貫通電流が流れないが、D点の
電圧が0の近傍にあるときはこの貫通電流が流れ
て電源を消費する。
[考案が解決しようとする課題] 従来の回路は以上のように構成されているが、
水晶発振によるD点の電圧振幅は比較的小さく、
従つてD点の電位が0近傍にあつて貫通電流が流
れる位相幅が比較的大きくなる。これは時計など
電池電源で使用する発振回路では電源の寿命の上
での問題となる。またFETのチヤネルの幅Wと
その長さLとの比W/Lを調整してFETの電流
を調整しようとすると、W/Lを小さくして電流
を小さくすると発振回路としての発振起動特性が
不良になり、起動特性を良好にするためW/Lを
大きくすると消費電流が多くなるという問題があ
つた。
この考案は従来の回路の上述の問題点を解決す
るためになされたもので、消費電流も小さく起動
特性も良好な発振回路を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案ではインバータに直列に制御用トラン
ジスタを接続し、その内部抵抗を起動時には小さ
く、発振起動後は大きくなるように制御した。
[作用] 制御用トランジスタによつて貫通電流が制限さ
れ、消費電流を小さくする。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例を示す接続図で、
第1図において第2図と同一符号は同一または相
当部分を示し、Q1は第1のトランジスタ(イン
バータQ3,Q4に直列に接続される制御用トラ
ンジスタで図に示す例ではnチヤネル
MOSFET)、Q2は第2のトランジスタ(図に
示す例ではnチヤネルMOSFET)、C1,C2
はそれぞれキヤパシタ、R1,R2はそれぞれ抵
抗である。
発振起動前の状態ではQ2のゲート(一般のト
ランジスタの場合はベース)B点の電位が低くQ
2はカツトオフ状態にあり、C1はVDDからR
1を経て充電されQ1のゲート(ベース)C点の
電位が高くQ1の内部抵抗が低い状態にある。従
つてQ3,Q4には比較的多くの貫通電流が流れ
て良好な起動特性を示す。
発振状態では、出力点Aの振動電圧が結合コン
デンサC2を介してQ2のゲートに加えられ、Q
2に電流が流れC1を放電してQ1のゲートの電
位を下げ、Q1の内部抵抗を大きくし、VDDか
らQ3,Q4,Q1を経てVSSに流れる貫通電
流を制限する。このことによつて消費電流を小さ
く抑えることができる。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば発振回路の起動
特性を良好に保つてしかも消費電流を小さくする
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す接続図、第
2図は従来の回路を示す接続図。 XTAL……水晶発振子、VDD……直流電源の
正端子、VSS……直流電源の負端子、Q1……
第1のトランジスタ、Q2……第2のトランジス
タ、Q3,Q4……インバータを構成する
MOSFET、C1……キヤパシタ、R1……抵
抗。なお、図中同一符号は同一または相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 pチヤネルFETのドレインとnチヤネルFET
    のドレインとを接続しこの接続点を出力端子と
    し、上記pチヤネルFETのソースを直流電源の
    正端子に接続し、上記nチヤネルFETのソース
    を上記直流電源の負端子に接続し、上記pチヤネ
    ルFETのゲートと上記nチヤネルFETのゲート
    とを接続して入力端子としたインバータ回路の上
    記出力端子と上記入力端子の間に周波数選択性の
    フイードバツク回路を接続して構成する発振回路
    において、 上記nチヤネルFETのソースと上記直流電源
    負端子との間に直列に接続される第1のトランジ
    スタ、 この第1のトランジスタのベースに加えられる
    電圧を保持するキヤパシタ、 このキヤパシタを上記直流電源の正端子から充
    電する抵抗、 上記第1のトランジスタのベースと上記直流電
    源の負端子との間に接続される第2のトランジス
    タ、 上記出力端子の電圧をキヤパシタと抵抗との結
    合回路を介して上記第2のトランジスタのベース
    に加え、上記発振回路が発振状態にないときは上
    記第2のトランジスタはカツトオフされており、
    上記発振回路が発振状態にあるときは上記出力端
    子の電圧によつて上記第2のトランジスタに電流
    が流れて上記第1のトランジスタのベースに加え
    られる電圧を保持するキヤパシタを放電して上記
    第1のトランジスタの内部抵抗を増大するよう制
    御する制御回路、 を備えたことを特徴とする発振回路。
JP11274988U 1988-08-30 1988-08-30 Expired - Lifetime JPH0533055Y2 (ja)

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JP11274988U JPH0533055Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30

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JPH0235515U JPH0235515U (ja) 1990-03-07
JPH0533055Y2 true JPH0533055Y2 (ja) 1993-08-24

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