JPH10254400A - ドットクロック生成回路 - Google Patents

ドットクロック生成回路

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JPH10254400A
JPH10254400A JP9082153A JP8215397A JPH10254400A JP H10254400 A JPH10254400 A JP H10254400A JP 9082153 A JP9082153 A JP 9082153A JP 8215397 A JP8215397 A JP 8215397A JP H10254400 A JPH10254400 A JP H10254400A
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dot clock
circuit
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synchronization signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットクロック信号のデューティー比をあま
り変化させることなくドットクロック信号の位相を調整
する。 【解決手段】 ドットクロック生成回路は、位相周波数
検出器42と、ローパスフィルタ44と、電圧制御発振
器46と、分周器48とを有するPLL回路40と、可
変遅延回路50と、切換回路80とを備える。切換回路
80は、分周器48から出力される帰還信号RETと水
平同期信号HSYNCの一方を可変遅延回路50に供給
し、他方を位相周波数検出器42の帰還入力端子FBに
供給する。可変遅延回路50からの遅延信号XQ1は、
位相周波数検出器42の基準入力端子REFに供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期信号からド
ットクロックを生成する技術に関し、特に、ドットクロ
ックの位相を適切に設定するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のドットクロック生成回
路を含む映像信号処理装置の一部の構成を示すブロック
図である。この映像信号処理装置は、PLL回路100
と、遅延回路102と、A−Dコンバータ104とを備
えている。
【0003】PLL回路100は、水平同期信号HSY
NCの周波数を一定の逓倍数で逓倍することによって参
照クロック信号RCLKを生成する。遅延回路102
は、この参照クロック信号RCLKに遅延φを与えてド
ットクロックDCLKを生成する。A−Dコンバータ1
04は、このドットクロックDCLKの立ち上がりエッ
ジでアナログ映像信号YINをサンプリングしてデジタ
ル映像信号YOUTを生成する。映像信号処理装置で
は、このデジタル映像信号YOUTを用いて映像の処理
や表示等を実行する。
【0004】図16は、従来技術におけるアナログ映像
信号YINと2つのクロック信号RCLK,DCLKの
タイミングチャートである。図16(a)に示すよう
に、アナログ映像信号YINは、安定領域Rstと過渡領
域Rtrとを含んでいる。安定領域Rstは、映像の本来の
情報を含んでいるのに対して、過渡領域Rtrはリンギン
グやなまりを含んでいる。図16(b)に示す参照クロ
ック信号RCLKは、過渡領域Rtrに立ち上がりエッジ
が存在する。従って、仮に参照クロック信号RCLKの
立ち上がりエッジでアナログ映像信号YINをサンプリ
ングすると仮定すると、得られるデジタル映像信号YO
UTはノイズを含む不鮮明な映像を表す信号となる。一
方、図16(c)に示すドットクロック信号DCLKの
立ち上がりエッジは、参照クロックRCLKの立ち上が
りエッジよりも遅延量φだけ遅れており、安定領域Rst
に存在する。このように、遅延回路102は、参照クロ
ック信号RCLKに遅延φを与えることによって、映像
信号の処理に適した位相を有するドットクロックDCL
Kを生成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、参照クロック
信号RCLKを遅延させることによって適切な位相を有
するドットクロック信号DCLKを生成する場合には、
図16(c)に示すように、ドットクロック信号DCL
Kのデューティー比が遅延量に応じてかなり変化すると
いう問題がある。デューティー比が大幅に変化すると、
ドットクロック信号DCLKの立ち上がりと立ち下がり
が不明瞭になり、この結果、ドットクロック信号DCL
Kから正しいタイミングが得られない場合があるという
問題があった。
【0006】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、ドットクロック
信号のデューティー比をあまり変化させることなくドッ
トクロック信号の位相を調整することのできる技術を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1のドットクロック生成回路は、位相周波数検出器と、
ローパスフィルタと、電圧制御発振器と、分周器とを有
し、前記ドットクロック信号を出力するPLL回路と、
前記分周器から出力される帰還信号と前記同期信号との
うちの一方を遅延させるための可変遅延回路と、前記帰
還信号と前記同期信号の2つの信号のうちの一方を選択
して前記可変遅延回路に供給するように、前記帰還信号
と前記同期信号の接続状態を相補的に切換える切換回路
と、を備え、前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号
のうちで前記可変遅延回路で遅延された一方の信号と他
方の信号とが前記位相周波数検出器の基準入力端子と帰
還入力端子とのうちのいずれかにそれぞれに供給される
ことを特徴とする。
【0008】第1のドットクロック生成回路では、位相
周波数検出器に入力される2つの信号のうちの一方を遅
延させるので、ドットクロック信号のデューティー比を
あまり変化させることなくドットクロック信号の位相を
調整することができる。また、同期信号を遅延させれば
ドットクロック信号の位相を同期信号に対して遅らせる
ことができ、一方、帰還信号を遅延させればドットクロ
ック信号の位相を同期信号に対して進めることができ
る。従って、切換回路の切換状態に応じて、ドットクロ
ック信号の位相を同期信号に対して遅らせたり進めたり
することができる。
【0009】本発明の第2のドットクロック生成回路
は、位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制
御発振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号
を出力するPLL回路と、前記分周器から出力される帰
還信号と前記同期信号とのうちの一方を遅延させるため
の可変遅延回路と、前記帰還信号と前記同期信号の2つ
の信号のうちで前記可変遅延回路で遅延された一方の信
号と他方の信号とを前記位相周波数検出器の基準入力端
子と帰還入力端子とに相補的に切換えて供給する切換回
路と、を備えることを特徴とする。
【0010】第2のドットクロック生成回路において
も、第1のドットクロック生成回路と同様に、ドットク
ロック信号のデューティー比をあまり変化させることな
くドットクロック信号の位相を調整することができる。
切換回路の2つの切換状態のうちで、動作がより安定な
状態を選択することができる。
【0011】本発明の第2のドットクロック生成回路
は、位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制
御発振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号
を出力するPLL回路と、前記分周器から出力される帰
還信号と前記同期信号とのうちの一方を遅延させるため
の可変遅延回路と、前記帰還信号と前記同期信号の2つ
の信号のうちの一方を選択して前記可変遅延回路に供給
するように、前記帰還信号と前記同期信号の接続状態を
相補的に切換える第1の切換回路と、前記帰還信号と前
記同期信号の2つの信号のうちで前記可変遅延回路で遅
延された一方の信号と他方の信号とを前記位相周波数検
出器の基準入力端子と帰還入力端子とに相補的に切換え
て供給する第2の切換回路と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】第3のドットクロック生成回路において
も、第1のドットクロック生成回路と同様に、ドットク
ロック信号のデューティー比をあまり変化させることな
くドットクロック信号の位相を調整することができ、ま
た、第1の切換回路の切換状態に応じて、ドットクロッ
ク信号の位相を同期信号に対して遅らせたり進めたりす
ることができる。さらに、第2のドットクロック生成回
路と同様に、第2の切換回路の2つの切換状態のうち
で、動作がより安定な状態を選択することができる。
【0013】本発明の第4のドットクロック生成回路
は、位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制
御発振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号
を出力するPLL回路と、前記分周器から出力される帰
還信号を遅延させるための第1の可変遅延回路と、前記
第1の可変遅延回路における遅延量とは独立に前記同期
信号を遅延させるための第2の可変遅延回路と、を備え
ることを特徴とする。
【0014】第4のドットクロック生成回路では、第1
と第2の可変遅延回路における遅延量をそれぞれ調整す
ることによって、ドットクロック信号と同期信号との相
対的な位相を調整することができる。従って、ドットク
ロック信号のデューティー比をあまり変化させることな
くドットクロック信号の位相を調整することができ、ま
た、ドットクロック信号の位相を同期信号に対して遅ら
せたり進めたりすることができる。また、第4のドット
クロック生成回路では切換回路を使用する必要がないの
で、切換回路における切換時に発生する可能性のあるド
ットクロック信号の揺れを回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、本発明の第1実施例とし
てのドットクロック生成回路を含む映像信号処理装置の
一部の構成を示すブロック図である。この映像信号処理
装置は、PLL回路40と、可変遅延回路50と、A−
Dコンバータ60と、CPU70と、切換回路80とを
備えている。PLL回路40は、位相周波数検出器(P
FD)42と、ローパスフィルタ(LPF)44と、電
圧制御発振器(VCO)46と、分周器48とを備えて
いる。PLL回路40と可変遅延回路50は、水平同期
信号HSYNCからドットクロック信号DCLKを生成
するためのドットクロック生成回路を構成している。な
お、PLL回路40内の4つの回路要素のうちで、分周
器48以外の3つの回路要素42,44,46で構成さ
れる回路が「PLL回路」と呼ばれることもある。
【0016】切換回路80には、水平同期信号HSYN
Cと、分周器48から出力された帰還信号RETとが入
力されている。切換回路80は、入力された2つの信号
HSYNC,RETの一方を可変遅延回路50に供給
し、他方を位相周波数検出器42の帰還入力端子FBに
供給するように、2つの信号HSYNC,RETの接続
状態を相補的に切り換える。可変遅延回路50の出力
は、位相周波数検出器42の基準入力端子REFに供給
される。なお、切換回路80を切り換える切換信号SW
は、CPU70から供給される。
【0017】図2は、切換回路80の内部構成を示すブ
ロック図である。この切換回路80は、2つのデマルチ
プレクサ82,84と、インバータ86とで構成されて
いる。水平同期信号HSYNCは第1のデマルチプレク
サ82に入力され、帰還信号RETは第2のデマルチプ
レクサ84に入力されている。第1と第2のデマルチプ
レクサ82,84の第1の出力Q82a,Q84aは、
OR接続されて、第1の出力信号Q1として切換回路8
0から出力される。同様に、第1と第2のデマルチプレ
クサ82,84の第2の出力Q82b,Q84bもOR
接続されて、第2の出力信号Q2として切換回路80か
ら出力される。CPU70からの切換信号SWは、その
まま第2のデマルチプレクサ84に選択信号として供給
されているとともに、インバータ86で反転されて第1
のデマルチプレクサ82に選択信号として供給されてい
る。従って、切換信号SWの1,0のレベルに応じて、
2つの信号HSYNC,RETの一方が第1の出力信号
Q1として出力され、他方が第2の出力信号Q2として
出力されるように、2つのデマルチプレクサ82,84
において相補的な切換が行われる。
【0018】可変遅延回路50は、切換回路80の第1
の出力信号Q1を遅延させる。可変遅延回路50におけ
る遅延量φは、CPU70からの遅延制御信号DCON
によって設定される。
【0019】図3は、可変遅延回路50の内部構成を示
すブロック図である。可変遅延回路50は、多段に直列
接続された複数のゲート素子52と、マルチプレクサ
(MPX)54とを備えている。切換回路80の第1の
出力信号(水平同期信号HSYNCまたは帰還信号RE
T)は、直列接続された複数のゲート素子52に入力さ
れる。複数のゲート素子52の出力端子は、マルチプレ
クサ54に並列に接続されている。マルチプレクサ54
は、CPU70から与えられる遅延制御信号DCONに
応じて、複数のゲート素子52の出力のうちから1つを
選択し、遅延信号XQ1として出力する。可変遅延回路
50から出力された遅延信号XQ1は、位相周波数検出
器42の基準入力端子REFに供給される。一方、切換
回路80の第2の出力信号Q2は、位相周波数検出器4
2の帰還入力端子FBに供給される。
【0020】図1に示す第1実施例のドットクロック生
成回路は、切換回路80における2つの切換状態に応じ
て、図4に示す第1の等価回路と、図6に示す第2の等
価回路の構成を実現することができる。
【0021】図4に示す第1の等価回路では、水平同期
信号HSYNCが可変遅延回路50で遅延を受け、遅延
同期信号XHSYNCが位相周波数検出器42の基準入
力端子REFに入力される。一方、位相周波数検出器4
2の帰還入力端子FBには、分周器48から出力された
帰還信号RETが供給される。位相周波数検出器42
は、遅延同期信号XHSYNCと帰還信号RETとのエ
ッジ差に応じた電圧レベルを有する信号を出力する。位
相周波数検出器42の出力は、ローパスフィルタ44を
通じて電圧制御発振器46に与えられる。電圧制御発振
器46の出力は、ドットクロック信号DCLKとして出
力されるとともに、分周器48に入力される。分周器4
8は、設定された逓倍数Nまでパルス数をカウントする
カウンタであり、この逓倍数Nでドットクロック信号D
CLKを分周する。ドットクロック信号DCLKは、遅
延同期信号XHSYNCのN倍の周波数を有しており、
また、遅延同期信号XHSYNCと位相が一致している
(すなわち、立ち上がりエッジのタイミングが一致して
いる)。
【0022】A−Dコンバータ60は、ドットクロック
信号DCLKの立ち上がりエッジでアナログ映像信号Y
INをサンプリングしてデジタル映像信号YOUTを生
成する。映像信号処理装置では、このデジタル映像信号
YOUTを用いて映像の処理や表示等を実行する。
【0023】図5は、図4に示す第1の等価回路におけ
る各種の信号YIN,HSYNC,XHSYNC,DC
LKのタイミングチャートである。図5(a)はアナロ
グ映像信号YINを示しており、図5(b)は遅延のな
い水平同期信号HSYNCを、また、図5(c)は、こ
の水平同期信号HSYNCと位相が一致しているドット
クロック信号DCLKaを示している。図5(c)のド
ットクロック信号DCLKaは、可変遅延回路50(図
4)における遅延量φをゼロに設定した場合に得られる
信号である。図5(c)の例では、このドットクロック
信号DCLKaの立ち上がりエッジがアナログ映像信号
YINの過渡領域Rtrに存在するものと仮定している。
【0024】図5(d)は遅延同期信号XHSYNCを
示し、図5(e)はこの遅延同期信号XHSYNCと位
相が一致しているドットクロック信号DCLKbを示し
ている。遅延同期信号XHSYNCは、元の水平同期信
号HSYNCから遅延量φだけ遅延している。この結
果、図5(e)に示すドットクロック信号DCLKbの
立ち上がりエッジは、アナログ映像信号YINの安定領
域Rstに存在する。
【0025】前述した図15に示す従来のドットクロッ
ク生成回路では、ドットクロック信号のデューティー比
が遅延回路102における遅延量φに応じて変化してい
た。一方、図4に示す第1の等価回路では、水平同期信
号HSYNCに遅延を与えているので、遅延同期信号X
HSYNCのデューティー比が変化する可能性がある。
しかし、位相周波数検出器42の出力レベルは2つの入
力信号XHSYNC,RETの立ち上がりエッジの差に
対応しており、それらのデューティー比には無関係なの
で、遅延同期信号XSYNCのデューティー比が変化し
ても位相周波数検出器42の出力レベルにはほとんど影
響がない。従って、図4の等価回路によれば、遅延量φ
に係わらず、ほぼ一定のデューティー比を有するドット
クロック信号DCLKを生成することができる。また、
可変遅延回路50における遅延量φを調整することによ
って、適切な位相を有するドットクロック信号DCLK
を生成することが可能である。
【0026】図6に示す第2の等価回路では、遅延帰還
信号XRETが位相周波数検出器42の基準入力端子R
EFに供給されており、水平同期信号HSYNCがその
まま位相周波数検出器42の帰還入力端子FBに供給さ
れている。
【0027】図7は、図6に示す第2の等価回路におけ
る各種の信号YIN,HSYNC,XRET,RET,
DCLKのタイミングチャートである。PLL回路40
は、位相周波数検出器42の基準入力端子REFと帰還
入力端子FBに入力される2つの信号XRET,HSY
NC(図7(c),(b))の立ち上がりエッジの差が
ゼロになるようにドットクロック信号DCLKの位相と
周波数を調整する。図7(d)に示す帰還信号RET
は、遅延帰還信号XRETよりも遅延量φだけ位相が進
んだ信号である。ドットクロック信号DCLKは、帰還
信号RETと位相が一致しているので、遅延帰還信号X
RETよりも位相がφだけ進んでいる。従って、ドット
クロック信号DCLKは、水平同期信号HSYNCより
も位相がφだけ進んでいることになる。
【0028】なお、第2の等価回路では、水平同期信号
HSYNCが位相周波数検出器42の帰還入力端子FB
に入力されているので、位相周波数検出器42の出力信
号の符号が図4の場合とは逆になる。これに対処するた
めに、ローパスフィルタ44は、入力された信号レベル
を反転する反転回路(図示せず)を有している。第2の
等価回路においては、この反転回路でローパスフィルタ
44への入力信号またはローパスフィルタ44からの出
力信号を逆転している。この反転回路のオン/オフは、
切換回路80に与えられるものと同じ切換信号SWによ
って制御される。
【0029】このように、第2の等価回路では、分周器
48からの帰還信号RETを遅延させて位相周波数検出
器42の基準入力端子REFに供給することによって、
ドットクロック信号DCLKの位相を水平同期信号HS
YNCから進ませることができる。この結果、ドットク
ロック信号DCLKの立ち上がりエッジがアナログ映像
信号YINの安定領域Rst内に存在するように、ドット
クロック信号DCLKの位相を調整することができる。
【0030】このように、図4に示す第1の等価回路で
は、水平同期信号HSYNCに対してドットクロック信
号DCLKの位相を遅らせることができ、一方、図6に
示す第2の等価回路では、水平同期信号HSYNCに対
してドットクロック信号DCLKの位相を進めることが
できる。従って、図1に示す第1実施例のドットクロッ
ク生成回路によれば、切換回路80を切り換えることに
よって、ドットクロック信号DCLKの位相を水平同期
信号HSYNCから遅らせたり進めたりすることができ
る。可変遅延回路50における最大遅延量が同じであれ
ば、図1に示す第1実施例の回路は、第1の等価回路ま
たは第2の等価回路の2倍の位相調整幅でドットクロッ
ク信号DCLKの位相を調整することができる。一方、
第1実施例の回路において第1の等価回路または第2の
等価回路と同じ位相調整幅を達成するためには、可変遅
延回路50における最大遅延量を第1の等価回路または
第2の等価回路の1/2にすることができる。
【0031】図8は、本発明の第2実施例の映像信号処
理装置のブロック図である。この装置は、図1に示す第
1実施例と同じ要素で構成されており、要素間の接続が
異なるだけである。すなわち、図8の装置では、可変遅
延回路50の出力信号XQ1が位相周波数検出器42の
帰還入力端子FBに供給されており、切換回路80の第
2の出力Q2が位相周波数検出器42の基準入力端子R
EFに供給されている。
【0032】図8に示すドットクロック生成回路は、切
換回路80における2つの切換状態に応じて、図9に示
す第3の等価回路と、図10に示す第4の等価回路の構
成を実現することができる。図9に示す第3の等価回路
では、帰還信号RETに遅延を与えているので、水平同
期信号HSYNCに対してドットクロック信号DCLK
の位相を進めることができる。第3の等価回路の動作
は、前述した図6の第2の等価回路の動作(図7)とほ
ぼ同じなので、その説明は省略する。一方、図10に示
す第4の等価回路では、水平同期信号HSYNCに対し
てドットクロック信号DCLKの位相を遅らせることが
できる。第4の等価回路の動作は、前述した図4の第1
の等価回路の動作(図5)とほぼ同じなので、その説明
は省略する。但し、第4の等価回路では、遅延水平同期
信号XHSYNCが位相周波数検出器42の帰還入力端
子FBに入力されているので、位相周波数検出器42の
出力信号の符号が図4の場合とは逆になる。第4の等価
回路においては、ローパスフィルタ44内の図示しない
反転回路で入力信号を逆転している。
【0033】このように、図8に示すドットクロック生
成回路でも、切換回路80を切り換えることによって、
ドットクロック信号DCLKの位相を水平同期信号HS
YNCから遅らせたり進めたりすることができる。
【0034】図11は、本発明の第3実施例の映像信号
処理装置のブロック図である。この装置も、図1に示す
第1実施例と同じ要素で構成されており、要素間の接続
が異なるだけである。すなわち、図11の装置では、水
平同期信号HSYNCが可変遅延回路50に入力されて
おり、得られた遅延同期信号XHSYNCが帰還信号R
ETとともに切換回路80に入力されている。切換回路
80の第1の出力Q1は位相周波数検出器42の基準入
力端子REFに供給されており、第2の出力Q2は帰還
入力端子FBに供給されている。
【0035】図11に示すドットクロック生成回路は、
切換回路80における2つの切換状態に応じて、図4に
示す第1の等価回路と、図10に示す第4の等価回路の
構成を実現することができる。第1と第4の等価回路で
は、いずれも水平同期信号HSYNCに対してドットク
ロック信号DCLKの位相を遅らせている。しかし、図
11に示す回路においては、切換回路80を切り換える
ことによって、第1と第4の2つ等価回路のうちで、よ
り安定した動作を示す回路構成を選択することができ
る。
【0036】図12は、本発明の第4実施例の映像信号
処理装置のブロック図である。この装置も、図1に示す
第1実施例と同じ要素で構成されており、要素間の接続
が異なるだけである。すなわち、図12の装置では、帰
還信号RETが可変遅延回路50に入力されており、得
られた遅延帰還信号XRETが水平同期信号HSYNC
とともに切換回路80に入力されている。切換回路80
の第1の出力Q1は位相周波数検出器42の基準入力端
子REFに供給されており、第2の出力Q2は帰還入力
端子FBに供給されている。
【0037】図12に示すドットクロック生成回路は、
切換回路80における2つの切換状態に応じて、図6に
示す第2の等価回路と図9に示す第3の等価回路の構成
を実現することができる。第2と第3の等価回路では、
いずれも水平同期信号HSYNCに対してドットクロッ
ク信号DCLKの位相を進めている。しかし、図12に
示す回路においては、切換回路80を切り換えることに
よって、これらの2つ等価回路のうちで、より安定した
動作を示す回路構成を選択することができる。
【0038】図13は、本発明の第5実施例の映像信号
処理装置のブロック図である。この装置は、可変遅延回
路50の入力側と出力側にそれぞれ切換回路を設けた構
成を有している。すなわち、図13の装置では、水平同
期信号HSYNCと帰還信号RETが第1の切換回路8
0aに入力されている。第1の切換回路80aの第1の
出力Q1aは可変遅延回路50を介して第2の切換回路
80bに入力されている。また、第1の切換回路80a
の第2の出力Q2aは、そのまま第2の切換回路80b
に入力されている。第2の切換回路80bの第1の出力
Q1aは位相周波数検出器42の基準入力端子REFに
供給されており、第2の出力Q2bは帰還入力端子FB
に供給されている。
【0039】2つの切換回路80a,80bの内部構成
は、図2に示したものと同じである。また、これらの2
つの切換回路80a,80bに与えられる切換信号SW
a,SWbはそれぞれ独立に設定可能である。従って、
図13に示す回路は、2つの切換回路80a,80bに
おける切換状態に応じて、第1ないし第4の等価回路の
構成をいずれも実現することができる。すなわち、第5
実施例によれば、ドットクロック信号DCLKの位相を
水平同期信号HSYNCから遅らせたり進めたりするこ
とができ、かつ、より安定な動作を示す回路構成を容易
に実現することができる。
【0040】図14は、本発明の第6実施例の映像信号
処理装置のブロック図である。この装置は、水平同期信
号HSYNCと帰還信号RETにそれぞれ専用の可変遅
延回路を設けた構成を有している。すなわち、図14の
装置では、水平同期信号HSYNCと帰還信号RETが
それぞれ別個の可変遅延回路50a,50bに入力され
ている。遅延同期信号XHSYNCは位相周波数検出器
42の基準入力端子REFに供給されており、遅延帰還
信号XRETは帰還入力端子FBに供給されている。
【0041】2つの可変遅延回路50a,50bの内部
構成は、図3に示したものと同じである。また、これら
の2つの可変遅延回路50a,50bに与えられる遅延
制御信号DCONa,DCONbはそれぞれ独立に設定
可能である。従って、図14に示す回路は、2つの可変
遅延回路50a,50bにおける遅延量φa,φbに応
じて、ドットクロック信号DCLKの位相を水平同期信
号HSYNCから遅らせたり進めたりすることができ
る。前述した第1実施例ないし第5実施例のドットクロ
ック生成回路はいずれも切換回路を含むので、切換回路
における切換動作時にドットクロック信号DCLKの位
相が一時的にずれて、揺れが発生する可能性がある。一
方、図14に示すの第6実施例のドットクロック生成回
路は切換回路を含まないので、切換時の一時的な位相は
ずれによるドットクロック信号DCLKの揺れが発生し
ないという利点がある。
【0042】なお、図14を変形して、遅延同期信号X
HSYNCを位相周波数検出器42の帰還入力端子FB
に入力し、遅延帰還信号XRETを基準入力端子REF
に入力するようにしてもよい。但し、この場合には、ロ
ーパスフィルタ44内の反転回路がオンに設定される。
【0043】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0044】(1)PLL回路40内の電圧制御発振器
46の後段に、もう1つの分周器を設け、電圧制御発振
器46から出力されるクロック信号をこの分周器で1/
M(Mは整数)に分周することによって、ドットクロッ
ク信号DCLKを生成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてのドットクロック生
成回路を含む映像信号処理装置の一部の構成を示すブロ
ック図。
【図2】切換回路80の内部構成を示すブロック図。
【図3】可変遅延回路50の内部構成を示すブロック
図。
【図4】第1実施例の第1の等価回路のブロック図。
【図5】第1の等価回路における各種の信号のタイミン
グチャート。
【図6】第1実施例の第2の等価回路のブロック図。
【図7】第2の等価回路における各種の信号のタイミン
グチャート。
【図8】本発明の第2実施例のブロック図。
【図9】第2実施例の第3の等価回路のブロック図。
【図10】第2実施例の第4の等価回路のブロック図。
【図11】本発明の第3実施例のブロック図。
【図12】本発明の第4実施例のブロック図。
【図13】本発明の第5実施例のブロック図。
【図14】本発明の第6実施例のブロック図。
【図15】従来のドットクロック生成回路を含む映像信
号処理装置の一部の構成を示すブロック図。
【図16】従来技術におけるアナログ映像信号YINと
2つのクロック信号RCLK,DCLKのタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
40…PLL回路 42…位相周波数検出器 44…ローパスフィルタ 46…電圧制御発振器 48…分周器 50…可変遅延回路 52…ゲート素子 54…マルチプレクサ 60…A−Dコンバータ 70…CPU 80…切換回路 82,84…デマルチプレクサ 86…インバータ 100…PLL回路 102…遅延回路 104…A−Dコンバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号からドットクロックを生成する
    ドットクロック生成回路であって、 位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制御発
    振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号を出
    力するPLL回路と、 前記分周器から出力される帰還信号と前記同期信号との
    うちの一方を遅延させるための可変遅延回路と、 前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号のうちの一方
    を選択して前記可変遅延回路に供給するように、前記帰
    還信号と前記同期信号の接続状態を相補的に切換える切
    換回路と、を備え、 前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号のうちで前記
    可変遅延回路で遅延された一方の信号と他方の信号とが
    前記位相周波数検出器の基準入力端子と帰還入力端子と
    のうちのいずれかにそれぞれに供給されることを特徴と
    するドットクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 同期信号からドットクロックを生成する
    ドットクロック生成回路であって、 位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制御発
    振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号を出
    力するPLL回路と、 前記分周器から出力される帰還信号と前記同期信号との
    うちの一方を遅延させるための可変遅延回路と、 前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号のうちで前記
    可変遅延回路で遅延された一方の信号と他方の信号とを
    前記位相周波数検出器の基準入力端子と帰還入力端子と
    に相補的に切換えて供給する切換回路と、を備えること
    を特徴とするドットクロック生成回路。
  3. 【請求項3】 同期信号からドットクロックを生成する
    ドットクロック生成回路であって、 位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制御発
    振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号を出
    力するPLL回路と、 前記分周器から出力される帰還信号と前記同期信号との
    うちの一方を遅延させるための可変遅延回路と、 前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号のうちの一方
    を選択して前記可変遅延回路に供給するように、前記帰
    還信号と前記同期信号の接続状態を相補的に切換える第
    1の切換回路と、 前記帰還信号と前記同期信号の2つの信号のうちで前記
    可変遅延回路で遅延された一方の信号と他方の信号とを
    前記位相周波数検出器の基準入力端子と帰還入力端子と
    に相補的に切換えて供給する第2の切換回路と、を備え
    ることを特徴とするドットクロック生成回路。
  4. 【請求項4】 同期信号からドットクロックを生成する
    ドットクロック生成回路であって、 位相周波数検出器と、ローパスフィルタと、電圧制御発
    振器と、分周器とを有し、前記ドットクロック信号を出
    力するPLL回路と、 前記分周器から出力される帰還信号を遅延させるための
    第1の可変遅延回路と、 前記第1の可変遅延回路における遅延量とは独立に前記
    同期信号を遅延させるための第2の可変遅延回路と、を
    備えることを特徴とするドットクロック生成回路。
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JP2004356962A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Denso Corp 車両用映像表示装置

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