JPH10253715A - 半導体試験装置診断用回路および半導体試験方法 - Google Patents

半導体試験装置診断用回路および半導体試験方法

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JPH10253715A
JPH10253715A JP9055089A JP5508997A JPH10253715A JP H10253715 A JPH10253715 A JP H10253715A JP 9055089 A JP9055089 A JP 9055089A JP 5508997 A JP5508997 A JP 5508997A JP H10253715 A JPH10253715 A JP H10253715A
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signal
semiconductor
output
terminal
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JP9055089A
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Toru Kamata
亨 鎌田
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体試験装置における信号伝達系統の接続
状態を事前にチェック可能とする。 【解決手段】 診断用デバイス10は、半導体試験装置
20の試験対象となる半導体回路と同等のパッケージ1
1内に実装される。半導体試験装置20からは、基本ク
ロック信号CLKがクロック入力端子17に与えられ、
クロック出力端子18からは基準クロック信号/CLK
が導出される場合には、クロック系は正常であると判断
される。信号端子21〜2n同士あるいはクロック入力
端子17やクロック出力端子18との間でショートが発
生していると、IDDQ回路14によって検出され、ク
ロック出力端子18からはハイレベルの判定信号が導出
される。信号端子21〜2nあるいはクロック出力端子
18から信号が導出されないときには、オープン異常で
あると判断され、波形が鈍る場合には接触抵抗が大きい
と判断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体回路の試験
を行う半導体試験装置のソケットなどに接触異常が生じ
ていないことを事前に診断することができる半導体試験
装置診断用回路およびそれを用いる半導体試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示すような方式で、半
導体集積回路などの電気的な特性試験が行われている。
試験対象となる被測定半導体集積回路(以下、Device U
nderTest から「DUT」と略称する)1は、そのパッ
ケージに適合するソケット2に装着される。ソケット2
はパフォーマンス用ボード3を介してテストヘッド4に
電気的に接続される。パフォーマンス用ボード3はテス
トヘッド4および伝送ケーブル5を介してテスタ本体6
に接続される。DUT1は、ソケット2、パフォーマン
ス用ボード3、テストヘッド4、伝送ケーブル5および
テスタ本体6から構成される半導体試験装置7を構成す
る。DUT1の試験を正しく行うためには、テスタ本体
6からDUT1までの信号伝達系統にオープン(断
線)、ショート(短絡)、あるいは接触抵抗などの抵抗
成分の増大等の異常がないことが必須である。したがっ
て、半導体試験装置7を用いて半導体集積回路などの量
産試験を行う前には、信号伝達系統に異常がないことを
確認し、異常があれば修正した後で実際のDUT1につ
いての試験を行う必要がある。
【0003】信号系統の接続状態を診断する方法として
は、テストヘッド4にパフォーマンス用ボード3の代わ
りに診断用ボードを装着し、テスタ本体6から診断用の
信号を与えてチェックを行う。診断用ボードでは、テス
トヘッド4に取出されるテスタ本体6からの入出力信号
を、種々の組合わせで接続し、伝送ケーブル5およびテ
ストヘッド4の異常を検出する。
【0004】半導体試験装置7が、高性能LSIテスタ
であれば、TDR(Time DomainReflectometry)手法を
用い、ソケット2の先端まで接続状態の異常を検出して
保障するキャリブレーションを行うことができるけれど
も、ソケット2とDUT1との間の接触部分の異常につ
いては検出することが困難である。
【0005】また、特開平4−302453には、パフ
ォーマンス用ボード3に相当するテスト用ボードにダイ
オードと切換えスイッチとを設け、LSIテスタの電流
印加および電圧測定の機能を用いて、LSIテスタのポ
ゴピンとパフォーマンス用ボードが良好な接続状態とな
っているか否かを自動的に測定する先行技術が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8の半導体試験装置
7で、パフォーマンス用ボード3の代わりに診断用ボー
ドを装着して信号伝達経路の接続状態をチェックして
も、パフォーマンス用ボード3とソケット2、あるいは
ソケット2とDUT1との間の接続状態の異常を検出す
ることはできない。高性能LSIテスタでTDR手法を
用いても、ソケット2とDUT1との間の接触部分の異
常についての検出は困難である。さらに特開平4−30
2453の先行技術でも、パフォーマンス用ボード3と
ソケット2間の断線や、ソケット2とDUT1との間の
接触状態の劣化などについては、何等診断することがで
きない。
【0007】このように、従来の半導体試験装置7で
は、テスタ本体6からDUT1までの信号伝達ラインの
異常を完全にチェックすることができないので、パフォ
ーマンス用ボード3やソケット2などの測定用治具の劣
化によって正常な測定を行うことができなくなる恐れが
ある。正常な測定が損なわれると、歩留まり低下をもた
らし、ひいては良品であるDUT1も不良として測定さ
れてしまう場合も生じてくる。また良品であることを最
終的に確認するまでに時間を要し、試験時間が長くなっ
て生産性が低下する恐れもある。
【0008】本発明の目的は、半導体回路の試験用信号
の伝達系統の接続状態を事前に確認し、試験対象の半導
体回路に対する正常な測定環境条件を短時間で提供する
ことができる半導体試験装置診断用回路および半導体試
験方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体試験装
置の試験対象となる半導体回路のパッケージと同等で、
電源端子、クロック入力端子、クロック出力端子および
複数の信号端子を備えるパッケージと、パッケージ内に
実装され、電源端子を介して与えられる電源電流を検出
し、基準値を超える異常が生じているか否かを判定する
電流判定回路と、パッケージ内に実装され、クロック入
力端子を介して与えられる基本クロック信号に同期し
て、予め設定されるシーケンスに従い、信号端子をハイ
インピーダンス状態とし、または信号端子からパルス出
力信号を導出するパルス発生回路と、電流判定回路から
の出力に応答し、異常と判定されないときには基本クロ
ック信号を遅延させた基準クロック信号を、異常と判定
されるときには基本クロック信号に同期して一定レベル
を保つ判定信号を、クロック出力端子からそれぞれ導出
する基準クロック回路とを含むことを特徴とする半導体
試験装置診断用回路である。本発明に従えば、半導体試
験装置の試験対象となる半導体回路のパッケージと同等
のパッケージ内に、電流判定回路、パルス発生回路およ
び基準クロック回路が実装される。電流判定回路は、電
源端子を介して与えられる電源電流を検出し、基準値を
超える異常が生じているか否かを判定する。パルス発生
回路は、クロック入力端子を介して与えられる基本クロ
ック信号に同期して、予め設定されるシーケンスに従
い、複数の信号端子をハイインピーダンス状態とする
か、信号端子からパルス出力信号を導出する。基準クロ
ック回路は、電流判定回路からの出力に応答し、電源電
流が異常と判定されないときには基本クロック信号を遅
延させた基準クロック信号をクロック出力端子から導出
する。電流判定回路が電源電流を異常と判定するときに
は、基準クロック回路は基本クロック信号に同期して一
定レベルを保つ判定信号をクロック出力端子から導出す
る。半導体試験装置から半導体試験装置用診断回路に電
源および基本クロック信号を与え、クロック出力端子お
よび信号端子からの出力信号をチェックすることによっ
て、半導体試験装置のソケットと半導体試験装置診断用
回路の電源端子、クロック入力端子、クロック出力端子
および信号端子との間の接続状態が正常であるか否かを
確認することができる。
【0010】また本発明で前記電流判定回路、前記パル
ス発生回路および前記基準クロック回路は、同一の半導
体基板上にCMOS集積回路として形成されることを特
徴とする。本発明に従えば、半導体試験装置診断用回路
は半導体基板上にCMOS集積回路として形成されるの
で、小型化することができ、半導体試験装置の検査対象
となる半導体回路と同様のパッケージに容易に実装する
ことができる。CMOS集積回路として形成されるの
で、静止電源電流IDDQを測定し、接続状態の異常を
容易に検出することができる。半導体基板上に集積回路
として形成されても、パッケージの端子との間のボンデ
ィングワイヤ接続などを変更することによって、種々の
接続状態を実現することができる。
【0011】また本発明で前記電流判定回路は、電源端
子を介して供給される電流を検出するための検出抵抗
と、検出抵抗の両端に発生する電圧を増幅する差動アン
プと、差動アンプの出力を、予め電流判定基準値に対応
して設定される基準レベルと比較するコンパレータとを
含み、前記基準クロック回路は、コンパレータの出力が
データ入力に与えられ、前記基本クロック信号がクロッ
ク入力に与えられるDフリップフロップと、基本クロッ
ク信号を予め定める時間だけ遅延させて反転させる遅延
回路と、Dフリップフロップからの出力および遅延回路
からの出力に応答し、論理和を出力するORゲートとを
含むことを特徴とする。本発明に従えば、検出抵抗に電
源端子を介して供給される電流が流れると、両端には電
流に対応する電圧が発生する。差動アンプは、検出抵抗
の両端の電圧を増幅し、コンパレータは差動アンプによ
って増幅された電圧を電流判定基準値に対応して設定さ
れる基準レベルと比較する。電源から供給される電流が
電流判定基準値を超えると、コンパレータの出力レベル
が変化し、電流判定結果を表すことができる。基準クロ
ック回路のDフリップフロップは、コンパレータの出力
がデータ入力に与えられ、基本クロック信号がクロック
入力に与えられるので、クロック入力に同期してコンパ
レータの出力に従って変化する信号を導出する。基本ク
ロック信号は遅延回路によって予め定める時間だけ遅延
され、反転されて、ORゲートにDフリップフロップか
らの出力とともに与えられる。Dフリップフロップから
の出力が論理値0であれば、ORゲートからは基本クロ
ック信号を遅延回路によって遅延させた基準クロック信
号が導出される。Dフリップフロップの出力が論理値1
であれば、ORゲートからは基本クロック信号にかかわ
らず論理値1の出力が判定信号として導出される。コン
パレータが論理値1の出力となるのは、端子にショート
が生じているときであり、接続状態の異常を検出するこ
とができる。
【0012】また本発明は、温度検出回路を含むことを
特徴とする。本発明に従えば、温度検出用回路も組込ま
れているので、温度環境設定装置などの異常を実際の半
導体回路の試験前に検知することができる。
【0013】さらに本発明は、前述の半導体試験装置診
断用回路を、半導体試験装置の試験用ソケットに装着
し、半導体試験装置から半導体試験装置診断用回路に電
源および基本クロック信号を与え、前記基準クロック回
路から前記判定信号ではなく前記基準クロック信号が導
出され、かつ前記パルス発生回路からのパルス出力信号
に異常が生じないことで、電気的接続状態が正常である
ことを確認し、その後に、試験用ソケットに試験対象の
半導体回路を装着して試験を行うことを特徴とする半導
体試験方法である。本発明に従えば、半導体試験装置に
よって試験対象の半導体回路の試験を行う前に、試験用
ソケットに半導体試験装置診断用回路を装着する。半導
体試験装置から半導体試験装置診断用回路に電源および
基本クロック信号を与えると、試験用ソケットとパッケ
ージとの間の接続状態が正常であれば、クロック出力端
子からは基準クロック信号が導出され、各信号端子から
はパルス発生回路からのパルス出力信号が導出される。
試験用ソケットと半導体装置診断用回路のパッケージと
の接続状態が正常であることを確認してから試験対象の
半導体回路の試験を行うので、容易かつ短時間で半導体
試験装置の接続状態の診断を行うことができ、正常な測
定環境条件下で試験対象となる半導体回路の試験を行う
ことができる。
【0014】また本発明の前記電気的接続状態の確認で
は、クロック系チェック段階として、全部の信号端子を
ハイインピーダンス状態にして、前記判定信号が導出さ
れれば、基本クロック信号または基準クロック信号の接
続状態に異常があると判断し、オープンチェック段階と
して、パルス発生回路からのパルス出力信号を全部同一
に変化させるときに、異なる信号を検出する信号端子の
接続状態にオープン異常があると判断し、ショートチェ
ック段階として、パルス発生回路からのパルス出力信号
を、1つの信号端子を基本クロック信号に同期して順次
的に選択しながら、選択された信号端子の出力レベルを
他の信号端子の出力レベルとは異ならせるときに判定信
号が導出され、かつオープンチェック段階で判定信号が
導出されているときは、クロック入力端子と選択された
信号端子との間がショートとしている異常があると判断
し、オープンチェック段階で判定信号が導出されず、か
つ異なる信号端子が選択されているときに判定信号が導
出されるときは、信号端子間でショートしている異常が
あると判断し、各段階で異常がないと判断されるとき
に、正常であると確認することを特徴とする。本発明に
従えば、半導体試験装置診断用回路内のパルス発生回路
から予め設定されるシーケンスに従って出力されるパル
ス出力信号に基づく、半導体試験装置の試験用ソケット
と半導体試験装置用診断回路のパッケージとの間の接続
状態について、オープンチェックによるオープン異常の
有無の判断、ショートチェックによるクロック入力端子
と信号端子のいずれかとのショート異常または信号端子
同士のショート異常の生じていないことの判断を行い、
接続状態が正常であることを確実に確認してから半導体
回路の試験を行うことができる。
【0015】また本発明で前記試験用ソケットに異常が
生じていないことの確認として、前記パルス発生回路か
らのパルス出力の立上がり時間を検出して、接触不良チ
ェックを行うことを特徴とする。本発明に従えば、パル
ス発生回路からのパルス出力信号の立上がり時間を検出
するので、信号端子と試験用ソケットとの間に接触不良
などによる電気抵抗の増大が生じていれば、パルス出力
信号の立上がりが遅れるので容易に検出し、接続異常が
生じていることを容易に確認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
概略的な電気的構成を示す。半導体試験装置診断用回路
である診断用デバイス10は、パッケージ11内に実装
される。パッケージ11には、電源端子として電源接続
端子12および接地端子13が備えられる。電源接続端
子12から供給される電源電流が、過大となるか否かは
電流判定回路であるIDDQ回路14によって判定され
る。パッケージ11内には、IDDQ回路14の外に、
基準クロック回路15およびパルス発生回路16も実装
される。基準クロック回路15には、パッケージ11に
備えられるクロック入力端子17から基本クロック信号
CLKが入力される。基準クロック回路15からは、ク
ロック出力端子18を介して基本クロック信号CLKを
ほぼ反転した状態の基準クロック信号/CLKが通常は
導出される。診断用デバイス10は、信号伝送ケーブル
19を介して半導体試験装置20と電気的に接続され
る。診断用デバイス10には複数の信号端子21〜2n
も備えられ、試験用パルス発生回路30からのパルス出
力信号をバッファ回路31〜3nを介してそれぞれ導出
する。
【0017】診断用デバイス10の内部構成を簡略化し
て示すと図2に示すようになる。このような診断用デバ
イス10は、同一のCMOS半導体基板上にIDDQ回
路14、基準クロック回路15およびパルス発生回路1
6を集積回路として形成することができる。IDDQ回
路14は、静止電源電流を検出する。パッケージ11
は、半導体試験装置20によって試験する半導体集積回
路と同一形態パッケージとする。ただし、端子の数や位
置については同一状態である必要があるけれども、端子
の役割については必ずしも同一でなくてもよい。また同
一の診断用デバイス10を形成している半導体集積回路
のチップを、異なるパッケージに実装して、チップと端
子との電気的接続を行うワイヤボンディングなどで結線
状態を調整すれば、同一の半導体チップで多くの種類の
診断用デバイス10を実現することができる。
【0018】図1のIDDQ回路14内には、電源接続
端子12から供給される電流を検出する検出抵抗40
と、電源接続端子12と接地端子13との間に直列に接
続される分圧抵抗41,42が含まれる。電源電流によ
って検出抵抗40の両端に発生する電圧は差動アンプ4
3によって増幅され、コンパレータ44によって、分圧
抵抗41,42から得られる基準電圧レベルと比較され
る。
【0019】IDDQ回路14で電源電流の変化に基づ
いて良否判定する基準値を5μAと想定すると、電源電
流が5μA流れるときに検出抵抗40の両端に発生し、
差動アンプ43によって増幅されて出力される電圧が
0.5Vとなるようにするとき、分圧抵抗41,42に
よって得られる基準電圧Vref値は0.5Vとすれば
よい。
【0020】基準クロック回路15内には、遅延回路5
0として3段の遅延素子51,52,53とインバータ
54との直列回路が含まれる。遅延素子51〜53で
は、1段当たり一定の時間だけ入力信号を遅延させて出
力させる。インバータ54でも、入力信号を反転させる
とともに一定時間遅延させる。したがって遅延回路50
では入力される基本クロック信号CLKを一定時間遅延
し、しかも論理的に反転させて出力する。基本クロック
信号CLKはDフリップフロップ55のクロック入力C
Kにも与えられ、立上がりエッジでデータ入力Dに与え
られているコンパレータ44の出力をラッチする。遅延
回路50の出力とDフリップフロップ55の出力Qと
は、2入力ORゲート56の一対の入力端子にそれぞれ
与えられる。差動アンプ43が電源電流の異常を検出し
ていないときには、Dフリップフロップ55の出力Qは
常に論理0に対応するローレベルであり、ORゲート5
6の出力としてクロック出力端子18から導出される信
号は、クロック入力端子17に半導体試験装置20から
与えられる基本クロック信号CLKと一定の位相差を保
って変化する基準クロック信号/CLKとなる。
【0021】図3〜図6は、図1の半導体試験装置20
から診断用デバイス10に基本クロック信号CLKおよ
び電流を供給するときの診断用デバイス10内の各部の
動作波形を示す。診断用デバイス10の動作は基本クロ
ック信号CLKに同期して行われ、図1のDフリップフ
ロップ55は基本クロック信号CLKの立上がりエッジ
CKのタイミングでデータ入力Dをラッチして取込む。
試験用パルス発生回路10からは、信号端子21,2
2,…,2nを介してパルス出力信号S1,S2,…,
Snが導出される。図1に示す診断用デバイス10は、
CMOS半導体集積回路として構成されるので静止状態
の電源電流はきわめて小さく、状態が遷移するときのみ
大きな電源電流がパルス状に流れる。状態遷移は、基本
クロック信号CLKの立上がりエッジまたは立下がりエ
ッジよりも少し遅れて発生する。接続状態が正常であれ
ば、IDDQ回路14の出力(D)は小さな値であり、
クロック信号CLKの立上がり時点ではローレベルであ
るので、Dフリップフロップ55の出力Qはローレベル
(L)である。クロック出力端子18から導出される基
準クロック信号/CLKは、基本クロック信号CLKか
ら遅れてしかも反転して導出される。
【0022】図3は正常な場合の波形を示す。図1の試
験用パルス発生回路30は、最初の2サイクルの期間A
で、バッファ回路31〜3nの出力をハイインピーダン
ス状態とする。この期間Aでは、クロック系のショート
異常を確認する。基本クロック信号CLKの3サイクル
目と4サイクル目では、試験用パルス発生回路30から
パルス出力信号として導出されるすべての信号S1,S
2,…Snがハイレベルおよびローレベルとなるように
それぞれ導出される。この期間Bは、クロック入力端子
17と他の信号端子21〜2nとの間のショートを判定
する期間である。基本クロック信号CLKの5サイクル
目からnサイクル目までは、試験用パルス発生回路30
から導出される1つのパルス出力信号S1〜Snがハイ
レベルで他はローレベルになるような時系列的に変化す
るパルス出力信号を発生する。このような信号発生を行
う試験用パルス発生回路30は、シフトレジスタなどを
含む比較的単純なシーケンス回路として実現することが
できる。
【0023】期間Aで、クロック入力端子17あるいは
クロック出力端子18が、信号端子21〜2nのいずれ
かとショートしていても、信号端子21がハイインピー
ダンスであるので、クロック系の動作確認は可能であ
る。またこの期間Aに電源電流の異常が検出されなけれ
ば、クロック入力端子17からクロック出力端子18間
のショートはないと判断することができる。期間Bで信
号端子21〜2nがすべてハイレベルの期間に電源電流
の異常が検出されれば、クロック入力端子17と他のい
ずれかの信号端子21〜2nとの間でショートが生じて
おり、信号端子21〜2nがすべてローレベルの期間に
電源電流の異常が検出されればクロック出力端子18と
他のいずれかの信号端子21〜2nとでショート異常が
生じていると判断することができる。期間Cで、電源電
流に異常が検出されると、そのときハイレベルが導出さ
れている信号端子にショート異常が生じていることが判
る。
【0024】図4はクロック入力端子17とパルス出力
信号S3を導出する信号端子23との間でショートが生
じている場合のタイミングを示す。期間Bのパルス出力
信号S1〜Snがすべてハイレベルで基本クロック信号
CLKがローレベルの間、クロック出力端子18から判
定信号が導出される。期間Cでパルス出力信号S3がハ
イレベルを出力している期間に、基本クロック信号CL
Kがローレベルの間、判定信号が導出されるので、斜線
を施して示すタイミングで電源電流の異常が発生してい
ることが判る。すなわち、アドレス3とアドレス7とで
クロック出力端子18から基準クロック信号/CLKで
はなくハイレベルの判定信号が導出されるので、クロッ
ク入力端子18と信号端子23との間でショート異常が
生じているのを検出することができる。
【0025】図5は、パルス出力信号S1とパルス出力
信号S4との間でショートが生じている場合のタイミン
グを示す。出力端子21〜2n間でショートが生じてお
り、クロック入力端子17やクロック出力端子18との
間ではショートは生じていないので、期間Cでのみクロ
ック出力端子18からハイレベルの判定信号が導出され
る。
【0026】図6は、ショートやオープンの接触不良は
生じていないけれども、パルス出力信号S2とパルス出
力信号S4に関連する接続状態が、接触不良を含む場合
の波形を示す。測定用ソケットなどの治具の接触部の酸
化や汚れで診断用デバイス10と半導体試験装置との間
の接続状態が悪くなると、その信号伝達経路に抵抗成分
が形成され、信号波形が鈍って立上がり時間が遅れる。
各信号の出力波形の立上がり時間を検出するなどの方法
によって、治具の劣化や汚れなどを検出することができ
る。
【0027】図7は、図1に示す診断用デバイス10を
用いて半導体試験装置20により試験すべき半導体回路
の試験を行う前に試験用ソケットなどの治具の診断を行
う手順を示す。ステップa1で診断用デバイス10を試
験用ソケットに装着し、診断用デバイスセットを行う。
ステップa2では図3〜図6に示すAの期間で、基準ク
ロック信号に基づいてクロック系の入出力(I/O)チ
ェックを行う。合格(PASS)すれば、ステップa3
で図3〜図6の期間Bでの全出力変化によるオープンチ
ェックを行う。合格すればステップa4で、図3〜図6
の期間Cでの全出力ショートチェックを行う。合格すれ
ばステップa5で、図6に示すように、全出力について
接触不良チェックを行う。合格すればステップa6で事
前の診断を完了し、実際の試験対象となる半導体回路に
対する実デバイステストの開始が可能となる。
【0028】ステップa2で、クロック系のチェックが
不合格(NG)であるときには、配線状態をチェック
し、不具合を修理した後でステップa2に戻る。ステッ
プa3で、出力オープン不良と判定されるときには、ス
テップa8で配線チェックと不具合箇所の修理を行い、
ステップa2に戻る。ステップa4でショート異常と判
定されるときには、ステップa9で配線チェックと修理
とを行い、ステップa2に戻る。ステップa5で接触不
良と判定されるときには、ステップa10で修理や汚れ
箇所の洗浄あるいは交換を行い、ステップa2に戻る。
なお、ステップa8、ステップa9、ステップa10で
ステップa2戻らず、それぞれステップa3、ステップ
a4、ステップa5に戻るようにすることもできる。
【0029】このような診断動作によって、試験用ソケ
ットなどの治具の不具合箇所の発見や修理が容易にな
る。また接触部の酸化や汚れによる接触抵抗の強化など
の状態も判定することができ、正確な試験を実施するこ
とが可能となるとともに、安定した試験を実施すること
ができ、歩留まりも向上させることができる。
【0030】また、診断用デバイス10内に温度検出用
の回路を組込むこともできる。温度検出回路を組込むこ
とによって、生産時の試験実施状態での正確な温度検出
も可能となり、温度環境設定装置の異常も実際の試験対
象での試験の事前に検知することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体試
験装置診断用回路からは、半導体試験装置の試験用ソケ
ットと試験対象の半導体回路のパッケージの端子との間
の接触状態が正常であるか異常であるかを確認すること
ができる信号が出力されるので、試験用ソケットに装着
するだけで容易に事前チェックを迅速に行うことができ
る。半導体回路の試験を行う場合の治具の劣化や接触不
良を事前に診断することができるので、歩留まりの低下
を防ぎ、半導体回路についての信頼性の高い試験を行う
ことができる。
【0032】また本発明によれば、半導体試験装置診断
用回路は同一の半導体基板上に集積回路として形成され
るので、試験対象の半導体回路が半導体集積回路であっ
ても同様に小さなパッケージに実装することができ、試
験用ソケットとの間の接触状態を信頼性が高い状態で確
認することができる。
【0033】また本発明によれば、端子間のショートに
よる消費電流の増加を基本クロック信号に同期して動作
状態が遷移するときの消費電流の増加として検出し、基
準クロック信号に変えて判定信号を導出することによっ
て容易に判定結果を伝達することができる。
【0034】また本発明によれば、温度環境設定装置の
異常も実際の試験実施前に検知し、安定した試験を行う
ことができる。
【0035】さらに本発明によれば、半導体回路の試験
を行う前に、半導体試験装置の試験用ソケットに半導体
試験装置診断用回路を装着し、試験用ソケットと試験対
象の半導体回路のパッケージの端子との間の接続状態が
正常であることを確認するので、接続状態の異常によっ
て試験歩留まりが低下したり、試験時間が長引くことを
防止し、信頼性の高い試験を行うことができる。
【0036】また本発明によれば、半導体試験装置の試
験用ソケットと半導体試験装置診断用回路のパッケージ
の端子との間の接続状態の確認の際に、クロック系チェ
ック段階としてクロック入力端子からクロック出力端子
までの接続状態に異常がないことを確認し、オープンチ
ェック段階として信号端子の接続状態にオープン異常が
ないことを確認し、ショートチェック段階としてクロッ
ク入力端子といずれかの信号端子、または信号端子同士
にショート異常がないことを確認するので、接続状態が
正常である適切な条件下で試験対象の半導体回路につい
ての試験を行うことができる。
【0037】また本発明によれば、試験用ソケットと試
験装置診断用回路のパッケージの端子との間の接続状態
が、接触抵抗が大きくなる異常を生じていても、パルス
出力信号の立上がり時間の異常として検出し、接触不良
チェックを行うことができるので、接触不良を除去する
状態で半導体回路の試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の診断用デバイス10の概略的な構成を示
すブロック図である。
【図3】図1の実施形態で、各端子の接続状態が正常な
場合の動作波形図である。
【図4】図1の実施形態で、端子間にショート異常が存
在するときの動作波形図である。
【図5】図1の実施形態で、端子間にショート異常が存
在するときの動作波形図である。
【図6】図1の実施形態で、端子の接触状態が異常のと
きの動作波形図である。
【図7】図1の実施形態で、接続状態の事前診断を行う
手順を示すフローチャートである。
【図8】従来からの半導体回路の使用状態を示す簡略化
した側面図である。
【符号の説明】
10 診断用デバイス 11 パッケージ 12 電源接続端子 13 接地端子 14 IDDQ回路 15 基準クロック回路 16 パルス発生回路 17 クロック入力端子 18 クロック出力端子 19 信号伝送ケーブル 20 半導体試験装置 21〜2n 信号端子 30 試験用パルス発生回路 31〜3n バッファ回路 40 検出抵抗 41,42 分圧抵抗 43 差動アンプ 44 コンパレータ 50 遅延回路 51,52,53 遅延素子 54 インバータ 55 Dフリップフロップ 56 ORゲート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体試験装置の試験対象となる半導体
    回路のパッケージと同等で、電源端子、クロック入力端
    子、クロック出力端子および複数の信号端子を備えるパ
    ッケージと、 パッケージ内に実装され、電源端子を介して与えられる
    電源電流を検出し、基準値を超える異常が生じているか
    否かを判定する電流判定回路と、 パッケージ内に実装され、クロック入力端子を介して与
    えられる基本クロック信号に同期して、予め設定される
    シーケンスに従い、信号端子をハイインピーダンス状態
    とし、または信号端子からパルス出力信号を導出するパ
    ルス発生回路と、 電流判定回路からの出力に応答し、異常と判定されない
    ときには基本クロック信号を遅延させた基準クロック信
    号を、異常と判定されるときには基本クロック信号に同
    期して一定レベルを保つ判定信号を、クロック出力端子
    からそれぞれ導出する基準クロック回路とを含むことを
    特徴とする半導体試験装置診断用回路。
  2. 【請求項2】 前記電流判定回路、前記パルス発生回路
    および前記基準クロック回路は、同一の半導体基板上に
    CMOS集積回路として形成されることを特徴とする請
    求項1記載の半導体試験装置診断用回路。
  3. 【請求項3】 前記電流判定回路は、 電源端子を介して供給される電流を検出するための検出
    抵抗と、 検出抵抗の両端に発生する電圧を増幅する差動アンプ
    と、 差動アンプの出力を、予め電流判定基準値に対応して設
    定される基準レベルと比較するコンパレータとを含み、 前記基準クロック回路は、 コンパレータの出力がデータ入力に与えられ、前記基本
    クロック信号がクロック入力に与えられるDフリップフ
    ロップと、 基本クロック信号を予め定める時間だけ遅延させて反転
    させる遅延回路と、 Dフリップフロップからの出力および遅延回路からの出
    力に応答し、論理和を出力するORゲートとを含むこと
    を特徴とする請求項1または2記載の半導体試験装置診
    断用回路。
  4. 【請求項4】 温度検出回路を含むことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の半導体試験装置診断用回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の半
    導体試験装置診断用回路を、半導体試験装置の試験用ソ
    ケットに装着し、 半導体試験装置から半導体試験装置診断用回路に電源お
    よび基本クロック信号を与え、 前記基準クロック回路から前記判定信号ではなく前記基
    準クロック信号が導出され、かつ前記パルス発生回路か
    らのパルス出力信号に異常が生じないことで、電気的接
    続状態が正常であることを確認し、その後に、 試験用ソケットに試験対象の半導体回路を装着して試験
    を行うことを特徴とする半導体試験方法。
  6. 【請求項6】 前記電気的接続状態の確認では、 クロック系チェック段階として、全部の信号端子をハイ
    インピーダンス状態にして、前記判定信号が導出されれ
    ば、基本クロック信号または基準クロック信号の接続状
    態に異常があると判断し、 オープンチェック段階として、パルス発生回路からのパ
    ルス出力信号を全部同一に変化させるときに、異なる信
    号を検出する信号端子の接続状態にオープン異常がある
    と判断し、 ショートチェック段階として、パルス発生回路からのパ
    ルス出力信号を、1つの信号端子を基本クロック信号に
    同期して順次的に選択しながら、選択された信号端子の
    出力レベルを他の信号端子の出力レベルとは異ならせる
    ときに判定信号が導出され、かつオープンチェック段階
    で判定信号が導出されているときは、クロック入力端子
    と選択された信号端子との間がショートとしている異常
    があると判断し、オープンチェック段階で判定信号が導
    出されず、かつ異なる信号端子が選択されているときに
    判定信号が導出されるときは、信号端子間でショートし
    ている異常があると判断し、 各段階で異常がないと判断されるときに、正常であると
    確認することを特徴とする請求項5記載の半導体試験方
    法。
  7. 【請求項7】 前記試験用ソケットに異常が生じていな
    いことの確認として、前記パルス発生回路からのパルス
    出力の立上がり時間を検出して、接触不良チェックを行
    うことを特徴とする請求項5または6記載の半導体試験
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292491A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Sendai Nikon:Kk エンコーダ
JP2008139215A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Advantest Corp 試験装置および測定装置

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JP2006292491A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Sendai Nikon:Kk エンコーダ
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