JPH10252684A - 分子ポンプ - Google Patents
分子ポンプInfo
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- JPH10252684A JPH10252684A JP9067412A JP6741297A JPH10252684A JP H10252684 A JPH10252684 A JP H10252684A JP 9067412 A JP9067412 A JP 9067412A JP 6741297 A JP6741297 A JP 6741297A JP H10252684 A JPH10252684 A JP H10252684A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D19/02—Multi-stage pumps
- F04D19/04—Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
た場合にも、ターボ分子ポンプ部の動翼が飛散したり、
或いは複合分子ポンプにおいて、ターボ分子ポンプ部と
ねじ溝真空ポンプ部の中間で共通ロータが破壊したりす
ることのないような分子ポンプを提供する。 【解決手段】 筐体2内に吸気口A側からターボ分子ポ
ンプ部3及びねじ溝真空ポンプ部4を順次配設した複合
分子ポンプ1において、共通ロータ5の上端の外周部5
aに近接してサポートリング6を設置すると共にねじ溝
真空ポンプ部4のステータ4bを筐体2内に円周方向に
摺動自在に設け、更に前記サポートリング6を構成する
支柱6bは切り欠けノッチを有する折損し易い構造に形
成した。
Description
計測装置、及び半導体製造工業等の工業用真空装置にお
いて、中真空から超高真空にわたる圧力範囲で使用され
るターボ分子ポンプや複合分子ポンプ等の分子ポンプに
関する。
吸気口aと排気口bとを有する筐体c内に、吸気口a側
からターボ分子ポンプ部d及びねじ溝真空ポンプ部eを
順次配設すると共に、これらターボ分子ポンプ部dのロ
ータとねじ溝真空ポンプ部eのロータとを一体の共通ロ
ータfに形成した構造になっている。
で回転させて排気を行なうが、排気している腐食性ガス
との接触により該ロータfに応力腐食割れを起こすこと
がある。
ずる破壊であって、その破壊物は回転の接線方向に飛散
しようとする。
ステータに衝撃を加えると共に大きな回転トルクを生
じ、この衝撃によって分子ポンプの筐体が変形したり、
回転トルクによって分子ポンプの固定部や分子ポンプを
取付けた装置側が破損したりする恐れがあった。
プにおいて、ねじ溝真空ポンプ部のステータをハウジン
グ(筐体)内に円周方向に摺動自在に設け、異物の噛み
込み等によって該ねじ溝真空ポンプ部のロータが該ステ
ータに係止した場合に該ステータが該ロータと共に回転
するようにしてその回転速度が徐々に低下するように
し、ステータ側に大トルクが発生するのを防止した例が
知られている(実公平6−40954号公報)。
動自在な構造のステータgを用いた図3に示す複合分子
ポンプにおいて、前記共通ロータfが応力腐食割れ等で
破壊した場合、ターボ分子ポンプ部dとねじ溝真空ポン
プ部eの中間、例えば図3のXX線付近において該共通ロ
ータfが上下に2分割されるように破断する恐れがあ
る。
周方向で複数個の分割(例えば3〜4分割)を生じた場
合、その各々が接線方向にとぼうとするがロータのねじ
溝部がステータと衝突すると破壊したロータのターボ分
子ポンプ部とねじ溝部の間の位置で大きな曲げモーメン
トとせん断応力が作用するためである。
るとねじ溝部のロータのエネルギーは摺動自在のステー
タにより除々に消散されるが、ターボ分子ポンプ部のロ
ータのエネルギーは静翼・静翼固定リングに衝突するが
エネルギー消費にはそれ程寄与せずケーシングの内面に
そのエネルギーの大部分を保持したまま衝突し、ケーシ
ングの変形に費される。又、このとき急停止するためケ
ーシングに大きなトルクを与える。
この大きなトルクによりポンプ本体の固定部が破損する
ような大事故につながるという問題があった。
応力腐食割れ等でロータの破壊が発生することがあって
も、ターボ分子ポンプのロータからの動翼の飛散や筐体
の破壊等の大事故に到らないようなターボ分子ポンプ又
は複合分子ポンプを提供することを目的とする。
成するべく、ターボ分子ポンプのロータ端部の外周部に
近接してサポートリングを設置したことを特徴とする。
図2により説明する。
縦断面図であり、2は複合分子ポンプの筐体、3はター
ボ分子ポンプ部、4はねじ溝真空ポンプ部を示す。
固定された動翼3aと、ステータ側の静翼3b等からな
る。
5に設けられたねじ溝4aと円筒状のステータ4b等か
らなる。該ステータ4bはその上端面及び下端面を各々
支持体4c及び4dによって枢支され、筐体2内で円周
方向に摺動自在のフローティング構造に形成されてい
る。
複数本の支柱6b及び取付けリング6cよりなる。
おいて筐体2に固定されており、又、リング本体6aは
共通ロータ5の上端の外周部5aに近接して設置されて
いる。リング本体6aと取付けリング6cは、図2に示
す如く丸い支柱6bによって同心に結合されている。
又、前記外周部5aは、その外径を一段細く形成して、
リング本体6aが吸気抵抗とならないように配慮した。
は鋼等の材料で強靭に形成されているのに対し、支柱6
bは、折損し易い構造例えば切り欠きノッチを有する形
状又は比較的細い形状に形成した。
説明する。
で回転させて排気を行なう。即ち、図1において吸気は
上方のAから行なわれ、下方のBへ排気される。
の共通ロータ5が腐食して応力腐食割れを起こさせる場
合がある。この応力腐食割れで共通ロータ5の軸に平行
に破断面を生じ、その破壊物は回転の接線方向に飛散す
るが、下部のねじ溝真空ポンプ部4においては前記ステ
ータ4bに拘束され、又、上部のターボ分子ポンプ部3
においては前記サポートリング6によってばらばらにな
らないように拘束される。
サポートリング6に大きな回転トルクを与える。ステー
タ4bは筐体2内を円周方向に摺動自在のフローティン
グ構造となっているため、この回転トルクによって直ち
に回転が可能である。一方、サポートリング6にあって
は、該回転トルクによって前記支柱6bが折れ、破壊物
はリング本体6aと前記ステータ4bに拘束されたまま
回転可能となる。
止するので、共通ロータ5の破壊によりポンプの筐体2
に発生するトルクは従来の十分の一乃至百分の一程度と
なり、ポンプの固定部や装置の強度設計が大幅に楽にな
ると共に、共通ロータ5がターボ分子ポンプ3とねじ溝
真空ポンプ部4の中間で破壊したり、筐体2が破損した
り、又は動翼3aが飛散するなどの大事故に到る恐れが
なくなる。
グ6は複数の丸い支柱6bでリング本体6aと取付けリ
ング6cとを結合しているとしたが、これは支柱の代り
に静翼を配置し、リング本体6aにロータ側より回転ト
ルクが加えられた時、該リング本体6aと静翼との結合
が外れて、該リング本体6aがロータと共に回転するよ
うにしてもよい。
合を示したが、これは複合分子ポンプではなく、ターボ
分子ポンプ単独の場合に、前記サポートリングをロータ
端部の外周部に近接して設置するようにしてもよい。
の固定部や分子ポンプを取付けた装置側の強度設計が大
幅に楽になると共に、たとえターボ分子ポンプ部のロー
タに応力腐食割れが発生しても、それが直ちに動翼の飛
散につながったり、又は複合分子ポンプの共通ロータの
中間部で上下に破壊したりするような恐れがなくなる効
果を有する。
面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 ターボ分子ポンプのロータ端部の外周部
に近接してサポートリングを設置したことを特徴とする
分子ポンプ。 - 【請求項2】 ターボ分子ポンプ部とねじ溝真空ポンプ
部からなる複合分子ポンプにおいて、ターボ分子ポンプ
部のロータ上端の外周部に近接してサポートリングを設
置すると共に、ねじ溝真空ポンプ部のステータを筐体内
に円周方向に摺動自在に設けたことを特徴とする分子ポ
ンプ。 - 【請求項3】 前記サポートリングはリング本体、取付
けリング、及びこれら両者を同心状に結合する複数本の
支柱からなり、該サポートリングは取付けリングを介し
てターボ分子ポンプ部の筐体側に固定されていると共
に、該サポートリングの内周に強い回転トルクが作用し
た場合には前記リング本体は前記支柱との結合が外れて
回転可能となるように形成されていることを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の分子ポンプ。 - 【請求項4】 前記支柱は、前記サポートリングの内周
に強い回転トルクが作用した場合に、これら支柱が折損
する構造に形成したことを特徴とする請求項3に記載の
分子ポンプ。 - 【請求項5】 前記ロータは、前記サポートリングを設
置したロータ端部の外周部分を一段細く形成したことを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分子ポンプ。
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Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06741297A Expired - Fee Related JP3919282B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 分子ポンプ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3919282B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002349472A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Shimadzu Corp | ターボ分子ポンプ |
US6589009B1 (en) | 1997-06-27 | 2003-07-08 | Ebara Corporation | Turbo-molecular pump |
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JP2016017454A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社島津製作所 | ターボ分子ポンプ |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP06741297A patent/JP3919282B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6589009B1 (en) | 1997-06-27 | 2003-07-08 | Ebara Corporation | Turbo-molecular pump |
US6926493B1 (en) | 1997-06-27 | 2005-08-09 | Ebara Corporation | Turbo-molecular pump |
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JP4660967B2 (ja) * | 2001-05-22 | 2011-03-30 | 株式会社島津製作所 | ターボ分子ポンプ |
JP2016017454A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社島津製作所 | ターボ分子ポンプ |
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JP3919282B2 (ja) | 2007-05-23 |
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