JPH10251684A - 香料としての大環状ラクトンの利用 - Google Patents
香料としての大環状ラクトンの利用Info
- Publication number
- JPH10251684A JPH10251684A JP10062018A JP6201898A JPH10251684A JP H10251684 A JPH10251684 A JP H10251684A JP 10062018 A JP10062018 A JP 10062018A JP 6201898 A JP6201898 A JP 6201898A JP H10251684 A JPH10251684 A JP H10251684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- perfume
- lactone
- macrocyclic lactone
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B9/00—Essential oils; Perfumes
- C11B9/0069—Heterocyclic compounds
- C11B9/0073—Heterocyclic compounds containing only O or S as heteroatoms
- C11B9/0084—Heterocyclic compounds containing only O or S as heteroatoms the hetero rings containing more than six atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/20—Organic compounds containing oxygen
- C11D3/2093—Esters; Carbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/50—Perfumes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた嗅覚的性質を有する大環状ラクトンを
提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、Rは水素又はメチルであり、破線は11−又は
12−位における追加の結合を示す]の化合物は顕著な
嗅覚的性質を有する。
提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、Rは水素又はメチルであり、破線は11−又は
12−位における追加の結合を示す]の化合物は顕著な
嗅覚的性質を有する。
Description
【0001】本発明は香料(fragrances)としての大環状
ラクトンの利用に関する。
ラクトンの利用に関する。
【0002】既知の通り、じゃこうは希少で高価であ
る。従ってじゃこう様の香気を有し且つもっと容易に入
手できる香料は、香料産業のために探し求められている
成分である。式
る。従ってじゃこう様の香気を有し且つもっと容易に入
手できる香料は、香料産業のために探し求められている
成分である。式
【0003】
【化2】
【0004】の15−ペンタデカノリドはアンゼリカ(a
ngelica)の根油の成分であり、デリケートなじゃこう様
の香気を有し、揮発保留剤(fixative)として
作用することができる。従ってそのような大環状ラクト
ンを製造するための徹底的な努力が成されてきた。現
在、最も重要な合成は13−オキサビシクロ[10.
4.0]ヘキサデク−1(12)エンから出発し、それ
は例えばシクロドデカノンへのアリルアルコールのラジ
カル付加、及び得られる2−(γ−ヒドロキシプロピ
ル)−シクロドデカノンの酸−触媒脱水により製造する
ことができる(DE−B21 36 496)。
ngelica)の根油の成分であり、デリケートなじゃこう様
の香気を有し、揮発保留剤(fixative)として
作用することができる。従ってそのような大環状ラクト
ンを製造するための徹底的な努力が成されてきた。現
在、最も重要な合成は13−オキサビシクロ[10.
4.0]ヘキサデク−1(12)エンから出発し、それ
は例えばシクロドデカノンへのアリルアルコールのラジ
カル付加、及び得られる2−(γ−ヒドロキシプロピ
ル)−シクロドデカノンの酸−触媒脱水により製造する
ことができる(DE−B21 36 496)。
【0005】他の方法の場合、過酸化水素又はアルキル
過酸化物を硫酸の存在下で13−オキサビシクロ[1
0.4.0]ヘキサデク−1(12)エンに付加させ
る。得られる12−ヒドロペルオキシ−13−オキサビ
シクロ[10.4.0]ヘキサデカン(III)を熱的
又はUV−開始開裂させると15−ペンタデカノリド
(I)及び15−ペンタデセノリドが得られ、後者は水
素化してIを与えることができる(DE−B 2 02
6 056)。
過酸化物を硫酸の存在下で13−オキサビシクロ[1
0.4.0]ヘキサデク−1(12)エンに付加させ
る。得られる12−ヒドロペルオキシ−13−オキサビ
シクロ[10.4.0]ヘキサデカン(III)を熱的
又はUV−開始開裂させると15−ペンタデカノリド
(I)及び15−ペンタデセノリドが得られ、後者は水
素化してIを与えることができる(DE−B 2 02
6 056)。
【0006】ロシアの発明者証第1 133 274号
に従うと、12−オキソ−15−ペンタデカノリドをラ
ネイニッケルの存在下で還元し、12−ヒドロキシ−1
5−ペンタデカノリドを得、それを次いで、例えばリン
酸の存在下で脱水して対応する15−ペンタデク−11
−及び−12−エノリドを得、これらの生成物を次いで
ニッケル触媒の存在下で水素化してIを得る。
に従うと、12−オキソ−15−ペンタデカノリドをラ
ネイニッケルの存在下で還元し、12−ヒドロキシ−1
5−ペンタデカノリドを得、それを次いで、例えばリン
酸の存在下で脱水して対応する15−ペンタデク−11
−及び−12−エノリドを得、これらの生成物を次いで
ニッケル触媒の存在下で水素化してIを得る。
【0007】驚くべきことに、そのC=C二重結合が1
1−又は12−位にあるテトラデセノリド及び対応する
飽和化合物が有用な官能的性質(organoleptic properti
es)を有することが見いだされた。
1−又は12−位にあるテトラデセノリド及び対応する
飽和化合物が有用な官能的性質(organoleptic properti
es)を有することが見いだされた。
【0008】かくして、本発明は式
【0009】
【化3】
【0010】[式中、Rは水素又はメチルであり、破線
は11−又は12−位における追加の結合を示す]の化
合物の香料としての利用を提供する。
は11−又は12−位における追加の結合を示す]の化
合物の香料としての利用を提供する。
【0011】ラクトンII及びかくしてまたIIIも種
々の方法で製造することができる。例えば、ニッケル触
媒上でのメタセシス(metathesis)反応によ
り(S.Inoue et al;Nippon Ka
gaku Kaishi(1985),425)、クラ
イゼン(claisen)転位(D.W.Knight
et al.,J.Chem.Soc.,Perki
n Trans.I(1986),161;R.L.F
unk et al.,Tetrahedron 42
(1986),2831)及び過酸化物(DE−A 2
0 26 056)又は他の誘導体(DE−A 41
15 182)の熱的又は光化学的フラグメント化によ
りそれらを製造することができる。
々の方法で製造することができる。例えば、ニッケル触
媒上でのメタセシス(metathesis)反応によ
り(S.Inoue et al;Nippon Ka
gaku Kaishi(1985),425)、クラ
イゼン(claisen)転位(D.W.Knight
et al.,J.Chem.Soc.,Perki
n Trans.I(1986),161;R.L.F
unk et al.,Tetrahedron 42
(1986),2831)及び過酸化物(DE−A 2
0 26 056)又は他の誘導体(DE−A 41
15 182)の熱的又は光化学的フラグメント化によ
りそれらを製造することができる。
【0012】ラクトンII及びIIIの特に有利な製造
は、S.L.Schreiberet al.(J.A
mer.Chem.Soc.102(1980),61
63)により記載されているレシフェイオリド(recifei
olides)の合成のための方法に従い、容易に製造できる
12−ヒドロペルオキシ−13−オキサビシクロ[1
0.3.0]ペンタデカン又は12−ヒドロペルオキシ
−14−メチル−オキサビシクロ[10.3.0]ペン
タデカンを、銅(II)及び鉄(II)塩を添加してフ
ラグメント化させることを含む。
は、S.L.Schreiberet al.(J.A
mer.Chem.Soc.102(1980),61
63)により記載されているレシフェイオリド(recifei
olides)の合成のための方法に従い、容易に製造できる
12−ヒドロペルオキシ−13−オキサビシクロ[1
0.3.0]ペンタデカン又は12−ヒドロペルオキシ
−14−メチル−オキサビシクロ[10.3.0]ペン
タデカンを、銅(II)及び鉄(II)塩を添加してフ
ラグメント化させることを含む。
【0013】優れた嗅覚的性質は今日まで不飽和ラクト
ンに関して、又は飽和ラクトンに関して認識されていな
かった。事実、ラクトンIII(R=H)は文献におい
てびゃくだんの香気を有すると記載されているが(He
lv.Chim.Acta78,440(199
5))、我々自身が製造した生成物は明白に柔らかい永
続性のじゃこう及びニトロじゃこう(nitromus
k)特性を有する。我々は、これがラクトンIIの化合
物の異性体である場合にそうであることも見いだした。
ンに関して、又は飽和ラクトンに関して認識されていな
かった。事実、ラクトンIII(R=H)は文献におい
てびゃくだんの香気を有すると記載されているが(He
lv.Chim.Acta78,440(199
5))、我々自身が製造した生成物は明白に柔らかい永
続性のじゃこう及びニトロじゃこう(nitromus
k)特性を有する。我々は、これがラクトンIIの化合
物の異性体である場合にそうであることも見いだした。
【0014】本発明に従って用いられるべき大環状ラク
トンは特定的に: 11−シス−テトラデセン−14,1−オリド 11−トランス−テトラデセン−14,1−オリド 12−シス−テトラデセン−14,1−オリド 12−トランス−テトラデセン−14,1−オリド 11−シス−14−メチル−テトラデセン−14,1−
オリド 11−トランス−14−メチル−テトラデセン−14,
1−オリド 12−シス−14−メチル−テトラデセン−14,1−
オリド 12−トランス−14−メチル−テトラデセン−14,
1−オリド 14,1−テトラデカノリド 14−メチル−テトラドカノリド−14,1 である。
トンは特定的に: 11−シス−テトラデセン−14,1−オリド 11−トランス−テトラデセン−14,1−オリド 12−シス−テトラデセン−14,1−オリド 12−トランス−テトラデセン−14,1−オリド 11−シス−14−メチル−テトラデセン−14,1−
オリド 11−トランス−14−メチル−テトラデセン−14,
1−オリド 12−シス−14−メチル−テトラデセン−14,1−
オリド 12−トランス−14−メチル−テトラデセン−14,
1−オリド 14,1−テトラデカノリド 14−メチル−テトラドカノリド−14,1 である。
【0015】それらの優れた嗅覚的性質のために、上記
の香料を多様な香料組成物において個別に又は混合物と
して用いることができる。これらの化合物を他の成分と
巧妙に混合すると香気を強化することができることが示
された。これらの化合物の他の重要な特性は、他の成分
と混合された場合に、香料組成物を「丸くする」(“rou
nd off")及びその「初期の香気を強くする」(“intensi
fy the initial scent")それらの能力である。「丸くす
ること」は、個別の成分が合わされた時に調和した香気
の印象が得られ、個別の香料成分のいずれも組成物の香
り(bouquet)から目立たないことを保証する香料組成物
の性質である。「初期の香気の強さ」という用語は、香
料組成物が喚起する第1印象、すなわち初期の香気の特
性を言う。既知の通り、組成物を調製する場合、「丸く
すること」及び「初期の香気の強さ」の間の優れた均衡
を達成することが必須である。
の香料を多様な香料組成物において個別に又は混合物と
して用いることができる。これらの化合物を他の成分と
巧妙に混合すると香気を強化することができることが示
された。これらの化合物の他の重要な特性は、他の成分
と混合された場合に、香料組成物を「丸くする」(“rou
nd off")及びその「初期の香気を強くする」(“intensi
fy the initial scent")それらの能力である。「丸くす
ること」は、個別の成分が合わされた時に調和した香気
の印象が得られ、個別の香料成分のいずれも組成物の香
り(bouquet)から目立たないことを保証する香料組成物
の性質である。「初期の香気の強さ」という用語は、香
料組成物が喚起する第1印象、すなわち初期の香気の特
性を言う。既知の通り、組成物を調製する場合、「丸く
すること」及び「初期の香気の強さ」の間の優れた均衡
を達成することが必須である。
【0016】ラクトンII及びIIIは新規な型の興味
深い組成物の調製を可能にする。組成物に基づいて8〜
15重量%の量のラクトンが好ましい。
深い組成物の調製を可能にする。組成物に基づいて8〜
15重量%の量のラクトンが好ましい。
【0017】そのような組成物は香料調合(fine
perfumery)において用いられると同様に、化
粧品類、例えばクリーム、ローション、エアゾール、化
粧石鹸、工業製品、洗剤、布のコンディショナー、消毒
剤及び織物処理剤に香気を付けるために用いることがで
きる。この目的の場合、香気が付けられるべき基質に基
づいて1〜5重量%が好ましい。
perfumery)において用いられると同様に、化
粧品類、例えばクリーム、ローション、エアゾール、化
粧石鹸、工業製品、洗剤、布のコンディショナー、消毒
剤及び織物処理剤に香気を付けるために用いることがで
きる。この目的の場合、香気が付けられるべき基質に基
づいて1〜5重量%が好ましい。
【0018】
1.ヒドロペルオキシドの製造
【0019】
【化4】
【0020】2リットルの3つ口フラスコに880gの
酢酸を装填し、154gのエノールエーテルVを0℃に
おいて加える。次いで147gの30パーセントペルヒ
ドロール及び36gの半−濃度(semi-conc.)硫酸の混合
物を30分かけて量り入れ、その後混合物を与えられる
温度でさらに15分間撹拌し、沈澱する生成物を濾過す
る。沈澱を250mlの50パーセント酢酸及び5x4
00mlの水で中性になるまで洗浄する。白色の結晶を
500gのメチルtert−ブチルエーテル(MTB
E)中に懸濁させ、析出する水相を除去し、150gの
ヒドロペルオキシドIVを得る。
酢酸を装填し、154gのエノールエーテルVを0℃に
おいて加える。次いで147gの30パーセントペルヒ
ドロール及び36gの半−濃度(semi-conc.)硫酸の混合
物を30分かけて量り入れ、その後混合物を与えられる
温度でさらに15分間撹拌し、沈澱する生成物を濾過す
る。沈澱を250mlの50パーセント酢酸及び5x4
00mlの水で中性になるまで洗浄する。白色の結晶を
500gのメチルtert−ブチルエーテル(MTB
E)中に懸濁させ、析出する水相を除去し、150gの
ヒドロペルオキシドIVを得る。
【0021】2.シクロテトラデセノリドの製造
【0022】
【化5】
【0023】6リットルの3つ口フラスコに2250g
の水中の114gの酢酸銅(II)の溶液を装填し、5
00g(MTBE)中の150gのIVの懸濁液を撹拌
しながら加える。次いで760gの水中の172gの硫
酸鉄(II)の溶液を室温で15分かけて量り入れ、そ
の後混合物をさらに30分撹拌し、550gの2N塩酸
を用いてpH1に調節する。次いで生成物を3x150
0gのMTBEを用いて抽出し、有機相を重炭酸塩を用
いて中性になるまで洗浄し、蒸留し、107gのシクロ
テトラデセノリドIIaを異性体混合物として得る。
の水中の114gの酢酸銅(II)の溶液を装填し、5
00g(MTBE)中の150gのIVの懸濁液を撹拌
しながら加える。次いで760gの水中の172gの硫
酸鉄(II)の溶液を室温で15分かけて量り入れ、そ
の後混合物をさらに30分撹拌し、550gの2N塩酸
を用いてpH1に調節する。次いで生成物を3x150
0gのMTBEを用いて抽出し、有機相を重炭酸塩を用
いて中性になるまで洗浄し、蒸留し、107gのシクロ
テトラデセノリドIIaを異性体混合物として得る。
【0024】3.シクロテトラデカノリドの製造
【0025】
【化6】
【0026】52gの不飽和ラクトンIIaをイソプロ
パノール性溶液中で、Pd/C触媒を添加し、40℃に
おいて水素化する。触媒を濾過した後、溶媒を除去し、
残る残留物を蒸留し、42gのシクロテトラデカノリド
IIIaを得る。
パノール性溶液中で、Pd/C触媒を添加し、40℃に
おいて水素化する。触媒を濾過した後、溶媒を除去し、
残る残留物を蒸留し、42gのシクロテトラデカノリド
IIIaを得る。
【0027】4.香油の製造
【0028】
【表1】
【0029】8〜15%の物質IIIaを加えると、ニ
トロじゃこうとして最も特徴付けられるじゃこうの印象
の結果として、この甘い東洋的組成物に強い基礎香調
(base note)を与える。
トロじゃこうとして最も特徴付けられるじゃこうの印象
の結果として、この甘い東洋的組成物に強い基礎香調
(base note)を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ベルナー ドイツ37603ホルツミンデン・シユラート ベーク3 (72)発明者 ホルスト・ズルブルク ドイツ37603ホルツミンデン・マイエルン ベルク9
Claims (1)
- 【請求項1】 式 【化1】 [式中、Rは水素又はメチルであり、破線は11−又は
12−位における追加の結合を示す]の化合物の香料と
しての利用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19708924.0 | 1997-03-05 | ||
DE19708924A DE19708924A1 (de) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | Verwendung makrocyclischer Lactone als Riechstoffe |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10251684A true JPH10251684A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=7822284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10062018A Pending JPH10251684A (ja) | 1997-03-05 | 1998-02-27 | 香料としての大環状ラクトンの利用 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6008185A (ja) |
EP (1) | EP0862911A3 (ja) |
JP (1) | JPH10251684A (ja) |
DE (1) | DE19708924A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007537204A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | シムライズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツト・ゲゼルシヤフト | 不飽和ラクトンの調製方法 |
JP2010163366A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 新規大環状ラクトン |
JP2014520771A (ja) * | 2011-06-30 | 2014-08-25 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 大環状ラクトン |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10113963A1 (de) * | 2001-03-22 | 2002-09-26 | Haarmann & Reimer Gmbh | Verfahren zur Herstellung von 15-Pentadecanolid |
DE10227483A1 (de) | 2002-06-19 | 2004-01-08 | Symrise Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung von 11(12)-Pentadecen-15-oliden |
US20060167281A1 (en) * | 2003-07-17 | 2006-07-27 | John Meijer | 1,2,4- Trioxepanes as precursors for lactones |
GB2423986A (en) * | 2004-12-24 | 2006-09-13 | Givaudan Sa | Fragrance Compound |
CN102264718B (zh) * | 2009-01-13 | 2014-06-25 | 花王株式会社 | 香料组合物 |
US8648031B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-02-11 | Basf Se | Macrocyclic lactones |
EP2540712A1 (de) | 2011-06-30 | 2013-01-02 | Basf Se | Verfahren zu Herstellung cyclischer Enolether |
US8410293B2 (en) | 2011-06-30 | 2013-04-02 | Basf Se | Process for the preparation of cyclic enol ethers |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3890353A (en) * | 1969-05-29 | 1975-06-17 | Firmenich & Cie | Process for preparing lactones |
GB1283296A (en) * | 1969-07-17 | 1972-07-26 | Research Corp | Method of preparation of macrocyclic compounds |
BE786518A (fr) * | 1971-07-21 | 1973-01-22 | Haarmann & Reimer Gmbh | Procede de preparation d'oxa-bicyclo-alcenes |
JPS5125033B2 (ja) * | 1971-08-18 | 1976-07-28 | ||
JPH0710234B2 (ja) * | 1986-08-05 | 1995-02-08 | 株式会社ジャパンエナジー | ラクトンの製造方法 |
DE69028755T2 (de) * | 1989-10-27 | 1997-06-05 | Firmenich & Cie | Verwendung von ungesättigten macrocyclischen Ketonen sowie Parfumingredienzen |
DE4115182A1 (de) * | 1991-05-09 | 1992-11-12 | Haarmann & Reimer Gmbh | Neue derivate cyclischer lactone, verfahren zu ihrer herstellung und verfahren zur herstellung von 15-pentadecanolid und seinen homologen |
US5792740A (en) * | 1996-03-08 | 1998-08-11 | Firmenich Sa | Fragrant macrocyclic lactones |
-
1997
- 1997-03-05 DE DE19708924A patent/DE19708924A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-02-20 EP EP98102945A patent/EP0862911A3/de not_active Withdrawn
- 1998-02-27 JP JP10062018A patent/JPH10251684A/ja active Pending
- 1998-03-02 US US09/033,336 patent/US6008185A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007537204A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | シムライズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツト・ゲゼルシヤフト | 不飽和ラクトンの調製方法 |
JP4934025B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2012-05-16 | シムライズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツト・ゲゼルシヤフト | 不飽和ラクトンの調製方法 |
US8383834B2 (en) | 2004-05-13 | 2013-02-26 | Symrise Ag | Process for preparing unsaturated lactones |
JP2010163366A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Kao Corp | 新規大環状ラクトン |
JP2014520771A (ja) * | 2011-06-30 | 2014-08-25 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 大環状ラクトン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0862911A2 (de) | 1998-09-09 |
DE19708924A1 (de) | 1998-09-10 |
US6008185A (en) | 1999-12-28 |
EP0862911A3 (de) | 2000-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4584410B2 (ja) | 付香成分、付香組成物、付香された製品および新規環式化合物 | |
JPH10251684A (ja) | 香料としての大環状ラクトンの利用 | |
JP3040449B2 (ja) | 芳香特性の賦与、改良、強化又は変性法、香料組成物及び芳香製品 | |
JP3609845B2 (ja) | 香料組成物又は芳香製品の芳香特性を賦与、改良、強化又は変性する方法、及び香料組成物又は芳香製品 | |
USRE36493E (en) | Fragrant macrocyclic lactones | |
JP4012461B2 (ja) | 不飽和エステル化合物、その使用及びこれを含有する付香組成物及び付香された製品 | |
JPS6223746B2 (ja) | ||
US3996169A (en) | Perfume uses of tricyclic alcohols and processes | |
US4311852A (en) | Oxygen containing derivatives of tricyclo[6.2.1.02,7 ]undecane | |
JP4956441B2 (ja) | 新規なトリメチルシクロドデカトリエン誘導体、その使用及びそれを含有する芳香製品 | |
US3579550A (en) | Oxygenated derivatives of acyclic olefins | |
US4330425A (en) | Use of mixture of aliphatic C10 branched olefin epoxides in augmenting or enhancing the aroma of articles subjected to action of aqueous hypochlorites | |
JP3400496B2 (ja) | 香料組成物又は芳香製品の芳香特性を賦与、強化、改良又は変性する方法、香料組成物又は芳香製品、及び新規化合物 | |
JP4903144B2 (ja) | シトロネラおよびフローラル香料成分 | |
JP3009404B2 (ja) | 2−メトキシ−4−プロピル−1−シクロヘキサノールを含有する調合香料、該調合香料を含有する付香製品、および該調合香料の匂い特性を強調、改善または変更する方法 | |
JP3850983B2 (ja) | 香料組成物または付香製品の匂い特性を付与、改善、増強または変性する方法、新規の二環式化合物、香料組成物、付香製品および新規の化合物の製造方法 | |
JP3759670B2 (ja) | 賦香組成物、香粧品ならびに賦香組成物または香粧品の匂い特性を付与するか、改善するか、強調するかまたは変更する方法 | |
US4406829A (en) | Novel cyclopropane carboxylate esters | |
JP4041238B2 (ja) | 香料中で、およびフレーバリング成分としての2,5,6−トリメチル−2−ヘプタノールの使用 | |
MXPA04012277A (es) | Alcoholes y cetonas de compuestos bi- y triciclicos y composiciones odorizantes. | |
JP4807688B2 (ja) | 2−,5−,6−,7−,8−置換オクタ−2−エン−4−オン | |
EP2904078B1 (en) | Flavor and fragrance formulation (vi) | |
WO2010125100A1 (en) | 2-oxaspiro [5, 5] undec-8-ene derivatives useful in fragrance compositions | |
JPH0726112B2 (ja) | 基材のローズ様、チュベローズ様、クマリン様及びラクトン様のいずれか一つ又はそれらの組合せからなる香りを強調、改善又は改変する方法 | |
JPS625123B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |