JPH10251542A - 包装されたカーボンブラック成型体及びその製造方法 - Google Patents

包装されたカーボンブラック成型体及びその製造方法

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JPH10251542A
JPH10251542A JP9057498A JP5749897A JPH10251542A JP H10251542 A JPH10251542 A JP H10251542A JP 9057498 A JP9057498 A JP 9057498A JP 5749897 A JP5749897 A JP 5749897A JP H10251542 A JPH10251542 A JP H10251542A
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JP
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carbon black
resin
molded product
molded body
packaging
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JP9057498A
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Tadashi Hashiguchi
正 橋口
Michihiro Ikeda
道弘 池田
Takaharu Yamamoto
隆晴 山本
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規且つ有用な形態であり各種の用途に汎用的
に使用することができるカーボンブラックを提供する。 【解決手段】 熱収縮性の材料で熱収縮によって包装さ
れており、該包装には穴のないことを特徴とするカーボ
ンブラック成型体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規且つ有用な形
態であり各種の用途に汎用的に使用することができるカ
ーボンブラックに関する。
【0002】
【従来技術】カーボンブラックは黒色顔料として代表的
なものであり、その他にもゴム組成物における補強材料
等、様々な用途に使用されている。ところで現在、ファ
ーネス法により製造されたカーボンブラック(以下、
「ファーネスブラック」という。)が、カーボンブラッ
ク市場における主流として流通している。
【0003】カーボンブラックは歴史的にはランプブラ
ック、サーマルブラックが存在したが、現在では市場の
製品のほぼ大部分が、1942年にフィリップスが開発
したファーネス法、すなわち1300℃以上に加熱した
炉内に、原料油を噴霧してカーボンブラックを得る方法
によるものとなっている。これは、その収率の高さ等の
生産性に優れると同時に、ファーネスブラックの特性、
特にその粒子径及びストラクチャーの小さいものを得る
ことができ、インク、塗料の黒色度を高め優れた性能を
発揮することができることに起因していると考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述のファーネ
スブラックは、その小粒子径、小ストラクチャー及び表
面吸着物質が少ないことに起因し、ビヒクルへの分散が
困難となる傾向にある。更に小粒子径であり嵩密度が低
いために、発塵性、汚染性等の問題があり、使用・輸送
に際して環境上の問題も大きい。すなわち、ファーネス
法で製造されたカーボンブラックは、通常、製造直後の
嵩密度が0.1g/cc前後という極めて低い値を示
す。この低い嵩密度の値が起因して、包装袋のコスト、
倉庫での保管費用、トラック・貨車、船舶での輸送コス
トが高く、流通・使用時の発塵も多く、環境を汚染しや
すい。
【0005】かかる問題を解決するために、通常、ビー
ズ品と呼ばれる乾式造粒品や湿式造粒品が用いられてい
る。ビーズ品は嵩密度が0.3〜0.5g/ccと未処
理のカーボンブラックに比較してかなり嵩密度が高い。
しかし、計量時における粉塵発生の抑制や輸送時の造粒
物の粉化の抑制は充分とは言えない。また、造粒によっ
て塗料やインクの原料であるワニスや樹脂といったビヒ
クルへの分散性が悪くなり、ビーズ品は使用できない場
合がある。これに関して本発明者らの知見によれば、ビ
ース品はその造粒過程において、長いストラクチャー構
造を有するカーボンブラック粒子が相互に絡まりながら
造粒されるため、分散性が劣るものとなることも考えら
れる。
【0006】このように、カーボンブラック、特に小粒
径とすることができるファーネスブラックのハンドリン
グ性すなわち取り扱い時の容易さと、ビヒクルへの分散
性は、二律背反関係にあり、ハンドリング性と分散性と
を同時に解決することは、極めて困難であると考えられ
てきた。例えば、カーボンブラック協会編「カーボンブ
ラック便覧<第三版>」(P.563)には、『汚染が
少なくハンドリング性の優れるカーボンブラック、イン
キの生産や品質を更に向上させる為の易分散性カーボン
ブラックの開発が大きなニーズとなって来るものと考え
られる。カーボンブラックのハンドリング性と分散性は
二率背反関係にあり、界面化学やレオロジー、カーボン
ブラック形態や包装、出荷形態等の垣根を越えた改善が
必要である。』と記載されていることからも判るよう
に、カーボンブラック業界において、ハンドリング性と
分散性を同時に解決することは極めて困難であると広く
認識されており、従来から様々な提案がなされている
が、この2つの問題を同時に解決した例は無い。
【0007】一方、一般的に嵩高い粉体を、嵩密度を向
上させて粉塵飛散、輸送・貯蔵コストの低減を図るため
に粉体を包袋に充填して脱気、加圧を行うことが従来よ
り試みられている(特公昭55−44784号公報、特
公昭55−41269号公報、特開昭54−44995
号公報、特開昭54−146198号公報、特開平3−
199272号公報)。しかしながら、この場合、使用
時に包袋を開ければ、粉体の状態でむき出しになるた
め、粉塵発生を防ぐことはできない。特にファーネス法
で得られるファーネスブラックを始めとするカーボンブ
ラックのように嵩高く飛散しやすい粉体では、粉塵発生
による汚染が大きいことは上述のとおりでありこれらの
従来技術では解決策とはならない。また、上述したよう
にカーボンブラックでは分散性とハンドリング性とを同
時に解決することは極めて困難であると考えられてきた
ため、上記技術においてカーボンブラックが固化するま
で加圧することはむしろ望まれてはいなかったと考えら
れる。
【0008】ファーネスブラック登場以前に存在したラ
ンプブラック等のカーボンブラックについては、例えば
イギリス特許551,862号(1941年出願)では
ランプブラック等をプレス脱気して嵩密度を向上し、ハ
ンドリング性を向上することが試みられており、イギリ
ス特許618,955号(1946年出願)では、イギ
リス特許551,862号におけるプレス脱気を行うた
めの装置が提案されている。
【0009】また、ドイツ特許1302382号(19
66年出願)では、プレスにより密度を高くする装置に
より0.160〜0.480g/ccのランプブラック
成形体を得たと記載されている。また、ファーネスブラ
ックについても、例えば特開平3−259962号公報
ではカーボンブラックの水スラリーを吸引濾過後ブロッ
クのまま乾燥して、ブロックの表面にカゼイン・デンプ
ン・ポリビニルアルコール水溶液と、スチレン・ブタジ
エンラテックスまたはアクリル系ラテックスを塗布する
ことによりハンドリング性を向上することを試みてい
る。しかし、この方法では超微粉であるカーボンブラッ
クのスラリーを作製し、更にこのスラリーを濾過、乾燥
する必要があり、多大な労力及びコストを要する。しか
も得られるブロックは、分散性が大きく低下することが
考えられる。
【0010】また、特開平6−122111号公報では
カーボンブラック粉体を密閉型成形容器に仕込み、減圧
処理した後、該容器内の圧力を常圧に復元することによ
り成形体を得ている。しかし、減圧により加えられる成
形圧力は大気圧(約1.03kg/cm2)以下であ
り、得られた成形体は柔らかく、輸送コストや倉庫費用
を小さくするほど嵩密度を大きくすることはできない。
【0011】また、得られる成形体表面には大きな凹凸
が発生することが判った。これは、嵩高い粉であるカー
ボンブラックを気圧差により圧密するため、仕込んだカ
ーボンブラックの一部が吹き飛んだりするためではない
かと考えられる。このため、輸送中の粉化や破損が発生
し、ハンドリング性(コンパクト性)と分散性を同時に
解決してはいない。このように、ファーネスブラックに
ついては、従来一般的に認識されていたハンドリング性
と分散性の二律背反関係を解決し、これらを同時に満足
する技術は未だ見出されず、依然として粉末状、又は粒
状の製品が流通し、粉塵等上述の問題を解決することは
できなかった。すなわち、貯蔵・輸送コスト、ハンドリ
ング・環境の向上を図ることによってカーボンブラック
を塗料、インキ、樹脂着色やゴム補強用等各用途に使用
した際の基本特性を損なったのでは、製品として満足さ
れるべきものとは認められず、市場に受け入れられるこ
とはできない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく、鋭意検討を重ねた。その結果、カーボンブ
ラックを加圧成型してなる成型体であって、これを包装
して包装された成型体とすることによって、上述したよ
うに従来二律背反と認識されてきたハンドリング性及び
ビヒクルへの分散性を同時に解決する、すなわちハンド
リング性を大きく向上するとともに分散性も十分なもの
とすることができることを見出した。さらに、この包装
されたカーボンブラック成型体を熱収縮性の材料で包装
すれば、加熱して包装材料を熱収縮させることにより成
型体に密着した包装を容易に形成することができること
を見いだした。さらに、包装材料の熱収縮時の空気抜き
の穴を、接着性のフィルム等で塞ぐことにより、微細な
粉体で非常に周囲を汚染しやすいものであるカーボンブ
ラックが穴から徐々に広がってくることも防止できるこ
とを見いだし、本発明に到達した。すなわち、本発明
は、熱収縮性の材料の熱収縮により包装されており、該
包装には穴のないことを特徴とするカーボンブラック成
型体に存する。
【0013】本発明によれば、カーボンブラックが加圧
により一定の形状を保持する成型体となっているため、
コンパクトで発塵による汚染が極めて少なく、また、こ
れを熱収縮性材料で包装して熱収縮時の空気抜きの穴は
塞いであるので微細なカーボンブラックが穴から漏れて
周囲を汚染することもなくハンドリング性に優れ、輸送
・貯蔵コストを大幅に低減すると同時に輸送時・使用時
の環境汚染問題を解決する画期的なものである。更に、
意外なことに本発明によりカーボンブラックを顔料とし
て用いた際の黒色度が向上するという効果も発揮され
る。かかる機構は完全には明らかではないが、カーボン
ブラックが加圧により成型体となっているため成型体を
構成するカーボンブラック粒子間の気体が均一に集合し
て存在するため、ビヒクルへの分散性が向上することが
推測される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明で使用するカーボンブラックは、ファーネ
ス法で製造したカーボンブラック、アセチレンブラック
等各種のカーボンブラックが挙げられる。これらのうち
特に、ファーネス法で製造したファーネスブラックを用
いた場合、その分散性の保持に極めて顕著な効果を発揮
する。更に、漆黒度向上の効果も大きなものとなる。ま
た、ファーネスブラックの場合、小粒径で小ストラクチ
ャーのものを容易に得ることができる反面、その小粒
径、小ストラクチャー及び表面官能基の種類及び量とい
ったものに起因して粉塵の発生が顕著であった。これに
対して本発明を適用することにより、これらの問題を解
決することができるので、工業的にもその効果は非常に
大きい。
【0015】また、これらのカーボンブラックを各種の
酸化剤等で後処理したものを使用することもできる。カ
ーボンブラックの粒子径は、特に制限されないが、特に
1〜60nm、更に1〜50nmの小粒子径の範囲で分
散性、ハンドリング性向上の効果が高く、また漆黒度の
向上にも高い効果を発揮する。
【0016】かかる範囲の微細な粒子径を有するカーボ
ンブラックは、カーボンブラック同士の凝集性が強く、
インク、塗料、着色樹脂、ゴム等を製造する際に分散が
特に困難であった。これらの分散が困難なカーボンブラ
ック程、本技術の利点が大いに発揮できるという利点も
挙げられる。本発明における所定の包装を有するカーボ
ンブラック成型体を製造する方法は特に制限されない
が、代表的には、上記の各種カーボンブラックを、加圧
成形して成型体とする。加圧成形の方法は特に限定され
ず、カーボンフラックを加圧して一定の形状を有する成
型体とすればよい。
【0017】加圧に使用する型としては、成型時の印加
圧力に耐えうる強度を有していれば如何なる材質の型を
用いてもよい。例えば金属製の型としてはSUS30
4、SUS316等のステンレス製金型、タングステン
カーバイド等の超鋼等が使用できる。又、樹脂製型とし
ては、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)(商標:「テ
フロン」)、ポリ三フッ化塩化エチレン(PCTF
E)、ポリ四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン(F
EP)等のフッ素系樹脂製型、ナイロン、ポリエチレ
ン、ポリカーボネイト、フェノール樹脂等のプラスチッ
ク類、更に複合材料としてCFRP、GFRP等のFR
P、セラミックス製型としては、アルミナ、ジルコニ
ア、ムライト等が使用挙げられる。
【0018】型の大きさは制限されないが、実用的には
1cc以上、好ましくは100cc以上のものが挙げら
れる。1cc未満では輸送が煩雑となるためである。ま
た、必要に応じて、大型の成型体を作製し、これを適当
な大きさに切断し、その集合体として輸送・使用しても
よい。得られる成型体が1cc以上となるべく成型する
のが好ましい。なお、目的、使用状況に応じた成型体の
形状とするべく、各種形状の型を用いることができる。
例えば、大量を積載するのに適した角柱状の他、転がり
性、使用時の釜への投入の容易さを考慮した円柱状、ビ
ヒクルへの分散性を考慮して孔、切れ目等を入れてあっ
てもよい。
【0019】加圧に使用するプレス機としては、油圧機
械式プレス機、油圧ハンドプレス機、機械式プレス機、
エアーシリンダー式プレス機等、加圧成型できるもので
あれば如何なるプレス成型機でもよい。型の形状も特に
制限されず、所望の成型体の形状にしたがって、三角形
あるいはその他の多角形の断面を有する柱状体、特に立
方体あるいは直方体の成型体とすることができ、取り扱
いの点からも好適である。
【0020】カーボンブラックを上述の型に入れ、加圧
することにより成型する。この際、得られる成型体の密
度を以下の範囲とするのが望ましい。すなわち、密度ρ
(g/cc)を、
【式2】ρ=8.190×10-3D−3.824×10
-3L+0.516 以上、 ρ=3.265×10-3D−3.334×10-3L+
1.173 以下、とする。
【0021】より好ましくは、
【式3】ρ=8.686×10-3D−4.031×10
-3L+0.543 以上、 ρ=3.123×10-3D−3.189×10-3L+
1.072 以下、がよい。なお、成型体の密度とは、成型体の質量
を体積で割って得た値である。
【0022】上記の各式において、D(nm)はカーボ
ンブラックの電子顕微鏡による算術平均粒子径、L(m
l/100g)とする)はDBP吸油量である。ここ
で、DBP吸油量は、JIS K6221−1982に
準拠した方法で測定した値である。また、カーボンブラ
ックの粒子径は、以下に示す方法による測定値である。
カーボンブラックをクロロホルムに投入し200KHz
の超音波を20分間照射し分散させた後、分散試料を支
持膜に固定する。これを透過型電子顕微鏡で写真撮影
し、写真上の直径と写真の拡大倍率により粒子径を計算
する。この操作を約1500回にわたって実施し、それ
らの値の算術平均により求める。
【0023】密度を上記の範囲とすることにより、ビヒ
クルへの分散性等カーボンブラックの基本特性を損なう
ことなく、取り扱い性の特に優れたものとすることがで
きる。更に、インキ、塗料等に用いた際の漆黒度が原料
粉末に比べ、向上させることができるという、意外な効
果をも発揮する。これらの効果は、上記のより好ましい
範囲として記載した範囲において、特に顕著に発現され
る。
【0024】なお、本発明のカーボンブラック成型体
は、粉化率が40%以下、より好ましくは20%以下と
したものが特に好ましい。粉化率としては、カーボンブ
ラック加圧成型体を25±1g(W)迄精秤し、JIS
K−6221に準拠した直径200mm、目開き1m
mの篩に入れる。この篩に受け皿と蓋を取り付け、JI
S K−6221に準拠した振とう機で20秒間打撃を
与えながら振とうする。振とう機から受け皿を取り外
し、受け皿中のカーボンブラックの重量を0.01g迄
精秤し、これを振とう後の重量(WR)とし、次式によっ
て求めた値である。
【0025】
【式4】粉化率(%) = (WR/W)×100 粉化率を40%以下とすることにより、輸送中に成型体
に加わる振動や摩擦等の外力による粉化を防止でき、ハ
ンドリング性が特に優れたものとなる。また、原料であ
る粉状カーボンブラツクの嵩密度とカーボンブラツク成
型体の密度との比(以下、「嵩密度比」ともいう。)が
2.5〜8倍、より好ましくは3〜7倍とするのが良
い。この嵩密度比が2.5よりも低い場合、成型体のコ
ンパクト性が低下する傾向にある。一方、嵩密度比が8
を超えると、分散性が低下する傾向にある。嵩密度比が
2.5〜8とすれば、コンパクト性と分散性とが同時に
極めて好ましい範囲で満足される。
【0026】加圧成型時の圧力(成型圧力)は、2〜5
00Kgf/cm2以下、より好ましくは5〜400Kgf/cm2
下とするのがよい。成型圧力が2Kgf/cm2を下回ると、
コンパクト性が低下、粉化率が増加する傾向にある。一
方、成型圧力が500Kgf/cm2よりも高い場合、通常の
インクや塗料等の製造時に使用される分散機では、分散
性が十分でないことがある。一方、これ以上圧力を高く
してもコンパクト性向上の効果は殆ど得ることができな
い。このため、インク、塗料、着色樹脂、ゴム等を工業
的に製造する際に使用するカーボンブラック成型体とし
ては、2〜500Kgf/cm2以下で加圧成型するのが適当
である。
【0027】なお、加圧成型に際しては、予めカーボン
ブラック粒子間の気体を減圧チャンバーを用いて脱気し
た後、加圧成型する態様を採ることもできる。例えば図
1及び図2に示す装置を用いて説明すると、以下の如き
方法を採ることができる。まず、図1及び図2に示す、
摺動可能なシリンダーとピストンとを有する型に、成型
しようとする原料であるカーボンブラック粉末を充填す
る。シリンダー上部にセットした真空チャンバー内及び
シリンダー内はガスケット材によりその外部と実質的に
遮断される。次に、真空チャンバーに接続した真空ポン
プを機動させて真空状態を保持したまま、ピストンを下
降させシリンダー内のカーボンブラックを加圧成型す
る。その後、真空ポンプの運転を停止し、チャンバー及
びシリンダー内の雰囲気圧力を大気圧に戻す。その後、
真空チャンバーとピストンを上昇させてカーボンブラッ
ク成型体を取り出すことにより、減圧チャンバーによる
カーボンブラック粒子間の気体の脱気及びこれに引き続
くカーボンブラックの加圧成型を行うことができる。図
中、1は上パンチ、2は下パンチ、3はダイ、5は摺動
可能な減圧チャンバーである。
【0028】この際、減圧時の圧力は、0.01〜50
0Torrで行うのが好ましい。500Torr以下に
おいて、粒子間の脱気が非常に容易であり、一方0.0
1Torr以下としても格別の優位性を示すことなく、
高真空にする煩雑性が増すのみであるためである。カー
ボンブラック成型体の形状は特に制限されないが、多角
形の断面を有する柱状体、より好ましくは直方体或いは
立方体が良い。これらの形状の成型体はカーボンブラッ
クを輸送するトラックや貨車或いは倉庫が一般的に直方
体であり、これらの空間を隙間無く充填できるためであ
る。これにより輸送コストや倉庫保管費用を効率的に削
減できる。
【0029】本発明においては、こうして得られたカー
ボンブラック成型体を、特定の材質で包装することによ
り、容易に包装されたカーボンブラック成型体を得る。
ここで包装とは内容物であるカーボンブラック成型体と
外部例えば、空気との間に実質的な境界を作る物であ
り、これによりカーボンブラックの散逸及びこれによる
周囲の汚染を実質的に防止できる程度にカーボンブラッ
ク成型体の表面を覆っていればよい。包装の効用として
は、(1)カーボンブラックによる環境汚染の防止、
(2)カーボンブラックを吸湿、酸化等からの保護、流
通時のハンドリング性の向上等をあげることができる。
【0030】本発明において包装に用いる材料として
は、熱収縮性の材質であればよく、例えば、ABS樹
脂、アクリル樹脂としてはポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリロニト
リリル、ポリアクリロニトリルエステル、スチレン、ポ
リメタクリルアミド、ポリメタクリル酸、ポリメタクリ
ル酸エステル、ポリメタクリリロニトリルがある。アイ
オノマー、塩素化ポリエーテル、クマロンーインデン樹
脂、再生セルロース、石油樹脂が使用できる。セルロー
ス誘導体としては、アルカリセルロース、セルロースエ
ステル、アエルロースアセテート、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースザンテート、セルロースニト
レート、セルロースエーテル、カルボキシメチルセルロ
ール、セルロースエーテルエステル、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシポロピルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、セルロイド等が使用できる。フッ素樹脂
としては、FEP、ポリクロロトリフルオロエチレン、
ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリフッ化ビニル等が使用できる。ポリアミドとして
は、ナイロン11、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
プロピレン、ポリメチルスチレン、ポリメチレン等が使
用できる。ポリエチレンオキサイド、ポリビニルステア
レート、塩酸ゴム、環化ゴム、アラビアガム、コパール
ガム、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹脂、ウレタン樹
脂、フェノール樹脂、ブタジエン樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート、ロジン樹脂、石油樹脂、ギルソナイト、
アルキド樹脂、変性アルキド樹脂、セラック、ダンマ
ル、ロジン変性マレイン酸樹脂、スチレン変性マレイン
酸樹脂、硝化綿、カゼイン、でんぷん、糖類、ABS樹
脂、液晶ポリマー等が使用できる。エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン/エチルアクリレート共重合体、
エチレン/メタクリル酸ランダム重合体、エチレン/ア
クリル酸共重合体、エチレン/エチレンアクリレート共
重合体、エチレン/塩化ビニル共重合体、エチレン/酢
酸ビニル/塩化ビニルグラフト樹脂、エチレン/ビニル
アルコール共重合体、カルボキシビニルコポリマー、ポ
リアセタール、、N−ビニルピロリドン/ビニルアセテ
ート共重合体、メチルビニルエーテル/ビニルアセテー
ト共重合体等の共重合体が使用できる。また、これらの
樹脂の混合物あるいはこれらの樹脂の多層構造フィルム
であっても構わない。
【0031】これらの樹脂の中でインク、塗料、樹脂、
ゴムに溶解あるいは混和する樹脂であればカーッボンブ
ラックを使用する際にその包装材料を取り除く事無く、
包装した状態でカーボンブラック成型体を使用できるの
で使用上極めて便利である。本発明においては、これら
熱収縮性の材料を加熱して熱収縮させることにより包装
を形成する。具体的な包装方法は特に限定されない。例
えば、カーボンブラック成型体を上記樹脂或いは上記樹
脂の混合物により作製されたフィルムに挟み込み、熱シ
ール機で縦型ピロー包装或いは横型ピロー包装或いはオ
ーバーラップ包装を実施した後、シュリンクトンネルを
通過させて熱収縮させる事が出来る。
【0032】カーボンブラックを熱収縮性の袋に入れて
加熱と加圧を同時に実施する事も考えられるが、熱収縮
と加圧の速度を同時にコントロールする事は極めて困難
であり、その結果フィルムに破損が発生したり、表面の
審美性が大きく損なわれたりするといったトラブルが発
生しやすい。こうして得られる本発明の包装されたカー
ボンブラック加圧成型体は、ハンドリング性、環境汚染
防止効果が特に優れている。例えば、そのままビヒクル
に投入すれば、使用時の粉塵発生をほぼゼロにすること
ができる。
【0033】カーボンブラックを熱収縮性の材料で熱収
縮包装する事の利点としては、包装袋がカーボンブラッ
ク成型体に密着する為に保形性を向上させる、カーボン
ブラックの吸湿を防ぐ、収納効率がアップする、従来の
紙袋に比べて安価である等をあげる事ができるが、熱収
縮包装する際に包装袋に微少な空気抜きの穴を空ける必
要がある。包装時に真空脱気を施したりして、気抜穴を
小さく、また少なくはできるが、密着構造を持たせるた
めには、一定以上の穴が必要である。穴が空いたままで
あっても構わない用途も多いが、内容物であるカーボン
ブラックは非常に微細な粉体であり、本発明においては
加圧成形して一定形状を有する成型体を形成していると
はいえ、ハンドリング等に際して次第に穴が漏れてくる
こともありうる。そして漏れ出たカーボンブラックは着
色力に優れているために、非常に少量であっても周囲を
汚染する力が大きいことが本発明者らの検討により明ら
かとなった。このためシール性を完全に施すには穴に液
状樹脂を塗る或いはフィルムで塞ぐ或いは二重に包装す
る等の方法により穴を塞ぐ必要がある。こうして本発明
においては熱収縮性の材料の熱収縮によりカーボンブラ
ック成型体の包装を形成してなるが、該包装においては
穴のないものとする。すなわち穴を各種の材料により塞
いである。ここで、穴とは目視で穴と判断できる0.1
mm以上のものをいう。このような穴が存在しなけれ
ば、内容物であるカーボンブラックの実質的な漏れを防
ぎ周囲の汚染を防止できることを本発明者らは見いだし
た。穴を塞ぐ方法は特に限定されない。
【0034】まず穴を塞ぐために成膜可能な液体樹脂を
穴に塗ることが挙げられる。成膜可能な液体樹脂として
は例えば、ABS樹脂、アクリル樹脂としてポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、
ポリアクリロニトリリル、ポリアクリロニトリルエステ
ル、スチレン、ポリメタクリルアミド、ポリメタクリル
酸、ポリメタクリル酸エステル、ポリメタクリリロニト
リルがある。アイオノマー、塩素化ポリエーテル、クマ
ロンーインデン樹脂、再生セルロース、石油樹脂が使用
できる。セルロース誘導体としてアルカリセルロース、
セルロースエステル、アエルロースアセテート、セルロ
ースアセテートブチレート、セルロースザンテート、セ
ルロースニトレート、セルロースエーテル、カルボキシ
メチルセルロール、セルロースエーテルエステル、メチ
ルセルロース、エチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシポロピルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、セルロイド等が挙げられる。
フッ素樹脂としてFEP、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリフッ化ビニル等が使用できる。ポリアミドと
してナイロン11、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリメチル
スチレン、ポリエチレンが挙げられる。ポリエチレンオ
キサイド、ポリビニルステアレート、塩酸ゴム、環化ゴ
ム、アラビアガム、コパールガム、ポリウレタン樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、ユリア樹脂、メラニン樹脂、
ウレタン樹脂、ブタジエン樹脂、ポリブチレンテレフタ
レート、ロジン樹脂、石油樹脂、ルソナイト、アルキド
樹脂、変性アルキド樹脂、セラック、ダンマル、ロジン
変性マレイン酸樹脂、スチレン変性マレイン酸樹脂、硝
化綿、カゼイン、でんぷん、糖類、ABS樹脂、液晶ポ
リマー等が挙げられる。
【0035】エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン
/エチルアクリレート共重合体、エチレン/メタクリル
酸ランダム重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、エ
チレン/エチレンアクリレート共重合体、エチレン/塩
化ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル/塩化ビニル
グラフト樹脂、エチレン/ビニルアルコール共重合体、
カルボキシビニルコポリマー、ポリアセタール、N−ビ
ニルピロリドン/ビニルアセテート共重合体、メチルビ
ニルエーテル/ビニルアセテート共重合体等の共重合体
が挙げられる。
【0036】熱硬化性樹脂として、アニリン樹脂、尿素
樹脂、ポリスルホンアミド、メラニン樹脂等のアミノ樹
脂、CRー39、フタル酸ジアリル樹脂等のアリル樹
脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ビ
ニルエステル樹脂等が挙げられる。ノボラック樹脂、レ
ソルシノール樹脂等のフェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、フラン樹脂等が挙げられる。特に限定される
わけでは無いが、そのままビヒクルに投入する場合、熱
収縮フィルムとこれら塗布樹脂は同一或いは類似物であ
ればより好ましい。
【0037】これらの樹脂を用いた穴塞ぎ方法として
は、特に限定される訳では無いが、例えば、これらの樹
脂を溶媒に溶解する或いは熱可塑性樹脂であれば加熱溶
融した液状樹脂組成物を、エアドクタコータ、ブレード
コータ、ロッドコータ、ナイフコータ、スクイズコー
タ、含浸コータ、リバースロールコータ、トランスファ
ーロールコータ、グラビアコータ、キースコータ、キャ
ストコータ、スプレイコータ、スロットオリフィスコー
タ等が使用できる。
【0038】次にフィルムを貼る事で穴を塞ぐ方法があ
る。ここで使用されるフィルムも上記熱収縮フィルムの
他、セロハン、アルミニウム箔、紙等がある。貼る方法
も熱接着、接着材による方法等がある。フィルム貼り付
けの場合も、特に限定されるわけでは無いが、そのまま
ビヒクルに投入する場合、熱収縮フィルムとこれら貼り
付けフィルムは同一或いは類似物であればより好まし
い。また、製品名やロット等を予め印刷したシールを貼
ると穴を塞ぐことと識別性を同時に添付できる。以下
に、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
【0039】実施例1 (1)成型体の作製 油研株式会社製炭素鋼金型(内法150mm×150mm、
高さ360mm)に三菱化学(株)製カーボンブラック
「#45」(粒子径24nm、DBP吸油量53cc/100
gカーボンブラック、嵩密度0.218g/cc)を1Kg
入れ、油研株式会社製20ton油圧プレスにセットし
た。成型圧力40kgf/cm2で加圧成型し、成型体
の密度を測定した所、0.761g/ccであった。
【0040】(2)熱収縮包装体の作製 厚さ16μmの二軸延伸ポリスチレンフィルムをセット
した協和機械製ユニバーサルシーラー(型式;T−60
0)に上記のカーボンブラック成型体をセットし180
℃で2秒間熱溶断シールを実施して製袋した。このカー
ボンブラック成型体を入れたポリエチレンフィルムを1
50℃に設定した共和機械製ウニバーサルシュリンクト
ンネル(型式;NS−450)に入れ、10秒間で熱収
縮させた。得られた包装体の開穴は1mm径で全面で8個
ある。
【0041】(3)塗布 容量500mlのガラス製ビーカーに五共産業製ポリビ
ニルピロリドン(商品名;ルビスコールK−30)10
0gとイソプロピルアルコール100gを入れてポリビ
ニルピロリドン50%溶液を調整した。この50%液を
井内盛栄堂製ハンドスプレーヤー(IK−1.5)に入
れた。ポリビニルピロリドン溶液を噴霧してカーボンブ
ラック成型包装体の開穴部表面1cm×1cmでコーテ
ィングした。コーティングした成型体を室温で1時間放
置乾燥した後、再度同様の操作でスプレーコーティング
した。この開穴部をコーティングしたカーボンブラック
成型体は元開穴部表面を触れても手が汚染される事は無
かった。
【0042】実施例2 実施例1に於けるポリエチレンフィルムの代わりにエチ
レンポリ酢酸ビニル共重合体フィルムでシュリンクトン
ネル条件を145℃に設定する以外は実施例1と同様の
条件で、開穴部が完全にシールされたカーボンブラック
成型体を得た。実施例1同様、元開穴部表面を触れて
も、手が汚染されることはなかった。 実施例3 実施例1に於ける成膜可能な液体樹脂はの塗布の代わり
に厚さ30μmのポリエチレンフィルム3cm×3cm
でヒートシーラーで熱接着を実施以外は実施例1と同様
の条件で開穴部が完全にシールされたカーボンブラック
成型体を得た。実施例1同様、元開穴部表面を手で触れ
ても、手が汚染されることはなかった。
【0043】実施例4 実施例3に於けるポリエチレンフィルムの代わりにエチ
レンポリ酢酸ビニル共重合体フィルムでシュリンクトン
ネル条件を145℃に設定する以外は実施例3と同様の
条件で、開穴部が完全にシールされたカーボンブラック
成型体を得た。実施例1同様、元開穴部表面を手で触れ
ても、手が汚染されることはなかった。
【0044】
【発明の効果】本発明により、カーボンブラックの基本
特性を損なうことなく、コンパクト性に優れ、取り扱い
に適したカーボンブラック加圧成型体を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーボンブラック成型体を製造するた
めの装置の一例を示す図
【図2】本発明のカーボンブラック成型体を製造するた
めの装置の一例を示す図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱収縮性の材料で熱収縮によって包装され
    ており、該包装には穴がないことを特徴とするカーボン
    ブラック成型体。
  2. 【請求項2】成膜可能な液体樹脂を塗布して穴を塞いで
    ある請求項1記載のカーボンブラック成型体。
  3. 【請求項3】熱収縮性の材料の熱収縮時の空気抜きの穴
    が、接着性フィルムにより塞がれていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のカーボンブラック成型体。
  4. 【請求項4】カーボンブラック加圧成型体が、カーボン
    ブラックを型に入れて2〜500kgf/cm2で加圧
    成型してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のカーボンブラック成型体。
  5. 【請求項5】カーボンブラック加圧成型体の密度ρ(g
    /cc)が、 【式1】ρ=8.190×10-3D−3.824×10
    -3L+0.516 以上、 ρ=3.265×10-3D−3.334×10-3L+
    1.173 である請求項1〜4のいずれかに記載の包装されたカー
    ボンブラック成型体。
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