JPH1025099A - フォークリフトの転角負荷試験方法および試験装置 - Google Patents
フォークリフトの転角負荷試験方法および試験装置Info
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- JPH1025099A JPH1025099A JP8178788A JP17878896A JPH1025099A JP H1025099 A JPH1025099 A JP H1025099A JP 8178788 A JP8178788 A JP 8178788A JP 17878896 A JP17878896 A JP 17878896A JP H1025099 A JPH1025099 A JP H1025099A
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Abstract
対する転角負荷データを正確に検出する。 【解決手段】 傾斜角台4上に載せた車両Tのフォーク
Fに牽引用アタッチメント55を装着し、アタッチメン
ト55と荷重発生装置5の水平多関節型のアーム11と
をロードセル29とチェーン30とを介して連結する。
傾斜角を固定として、荷重発生装置5の牽引負荷を徐々
に増大させ、後輪Wの浮き上がりを浮き上がり検出装置
31で検出する。後輪Wの浮き上がりのタイミングでそ
の時のロードセル荷重値を計測信号処理回路34でピー
クホールドする。
Description
縦方向(前後方向)もしくは横方向(左右方向)におけ
る安定度試験である転角(転覆角)負荷試験を安全且つ
迅速に行う方法および装置に関し、さらに詳しくは、車
両を前方もしくは側方に傾けた場合に、転倒しない限界
の勾配を見きわめるための試験方法および試験装置に関
する。
例えば車両前後方向での転角負荷試験としては、図13
に示すように、ウエイト101を積んだ車両102を傾
斜角台103上に停止させた上でフォーク105を最大
揚高とし、傾斜角台103を徐々に傾斜させていった場
合に後輪104が浮き上がった瞬間の傾斜角台103の
角度を目視にて読み取るいわゆるウエイト積載方法が主
流を占めている。なお、上記の試験はウエイト重量を変
えて2〜3回実施される。
積載方法の試験では、定格荷重のウエイト101を積ん
だ上で最大揚高のまま車両102を傾けるために安全対
策上必ずしも好ましくなく、また規格の傾斜角度で試験
することができないために規格の角度に対する積荷荷重
は最終的には計算で算出する以外に方法がなく、規格の
角度に対する荷重値の精度向上に限界がある。
タ等で加えることも可能ではあるが、この場合にはアク
チュエータ側の荷重発生点とフォーク側の荷重作用点と
を結んだ線を常に鉛直状態に維持することが難しく、上
記と同様に規格の角度に対する荷重値の精度向上が望め
ない。
れたもので、特に安全且つ迅速に、しかも精度よく試験
を伝えるようにしたか転角負荷試験装置を提供しようと
するものである。
法の発明は、傾斜角台上に試験対象となるフォークリフ
トを静止させた状態で、そのフォークリフトのフォーク
を荷重発生手段にて下方に牽引して所定の試験荷重を作
用させながらその試験荷重を徐々に増加させる一方、そ
の試験荷重作用時におけるフォーク側の荷重作用点と荷
重発生手段側の荷重発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態と
なるように保持し、試験荷重の増加に伴ってフォークリ
フトの後輪が浮き上がった瞬間の試験荷重を転角負荷と
して検出することを特徴としている。
角台上に試験対象となるフォークリフトを静止させた状
態で、そのフォークリフトのフォークを荷重発生手段に
て下方に牽引して所定の試験荷重を作用させながらその
試験荷重を徐々に増加させる一方、該試験荷重の増加に
伴ってフォークリフトの後輪が浮き上がった瞬間の試験
荷重を転角負荷として検出するようにしたフォークリフ
トの転角負荷試験装置であって、前記試験荷重作用時に
おけるフォーク側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重
発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態となるように、前記荷
重発生手段側の少なくとも荷重発生点が水平面内での移
動自由度を有していることを特徴としている。
の発明における荷重発生手段が、アクチュエータによっ
て昇降駆動される水平多関節型のアームの先端が荷重発
生点として機能するもの、もしくは水平多関節型のアー
ムの先端に直動型のアクチュエータが設けられていてそ
のアクチュエータの出力ロッドの先端が荷重発生点とし
て機能するものであることを特徴としている。
の発明の事項に加えて、フォーク側の荷重作用点と荷重
発生手段側の荷重発生点とを結ぶ索条体と、この索条体
に加わる試験荷重を検出する荷重センサとを有している
ことを特徴としている。
の発明の事項に加えて、試験対象となるフォークリフト
の後輪の浮き上がりの瞬間を検出する浮き上がり検出手
段と、この浮き上がり検出手段および荷重センサの出力
がそれぞれ入力されて、前記後輪の浮き上がりの瞬間に
おける荷重センサの指示値をホールドして記憶する計測
信号処理手段とを備えていることを特徴としている。
の発明の事項に加えて、フォークに転角負荷試験用の牽
引アッタチメントが設けられていて、この牽引アッタチ
メントの一部がフォーク側の荷重作用点として機能する
ものであることを特徴としている。
の発明の事項に加えて、傾斜角台の傾斜角が任意に調整
可能であることを特徴としている。
明では、フォーク側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷
重発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態となるように保ちつ
つ、荷重発生手段が発生する荷重を徐々に増加させるこ
とにより、後輪が浮き上がった瞬間の荷重値がその車両
の傾斜角に対する転角負荷として検出される。
荷重発生手段が水平多関節型のアームを中心として構成
されていることにより、フォークリフトの傾き変化に対
してフォーク側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重発
生点とを結ぶ線が忠実に追従し、上記線分の鉛直状態を
より正確に維持することができる。
記荷重作用点と荷重発生点とを結ぶ索条体と、この索条
体に加わる荷重を検出するセンサとを有していることに
より、フォークに加わる荷重が索条体の引張荷重として
荷重センサにより正確に検出され、さらに請求項4に記
載の発明のように、後輪の浮き上がり検出手段と、この
浮き上がり検出手段の出力および荷重センサの出力とを
入力とする計測信号処理手段を備えていることにより、
車輪が浮き上がった瞬間の試験荷重値が正確にホールド
される。
重発生手段によって試験荷重を負荷するにあたり、荷重
負荷によるフォークリフトの傾きの変化にかかわらずフ
ォーク側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重発生点と
を結ぶ線が常に鉛直状態となるように保持して、ウエイ
トを積んだ場合と同等の試験荷重をかけることができる
ため、実際にウエイトを積んで行う場合と比べて試験を
より安全に行うことができることはもちろんのこと、規
格の角度で試験を行えるためにその規格角度に対する荷
重を直接検出することができ、傾斜角度と荷重との相関
データとして精度の高いものが得られるようになって、
そのデータの信頼性が大幅に向上する。
に記載の発明における荷重発生手段が、水平多関節型の
アームを中心として構成されていることから、フォーク
側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重発生点とを結ぶ
線が常に鉛直状態となるように保ちつつこれを車両側の
姿勢変化に忠実に追従させることができ、請求項2に記
載の発明と同様の効果に加えて試験精度が一段と向上す
る利点がある。
側の荷重作用点と荷重発生手段側の荷重発生点とが索条
体にて連結されていて、この索条体に加わる引張力を試
験荷重として荷重センサにて検出するようにしているた
め、請求項3に記載の発明と同様の効果に加えて、フォ
ークに加わる荷重を一段と正確に検出できる効果があ
る。
条体や荷重センサ以外に、フォークリフトの後輪が浮き
上がった瞬間を検出する浮き上がり検出手段と、この浮
き上がり検出手段の出力を受けその浮き上がりの瞬間に
おける荷重センサ指示値をホールドして記憶する計測信
号処理手段とを備えていることにより、請求項4に記載
の発明と同様の効果に加えて、目視記録による従来のも
のと比べて、浮き上がりの瞬間の荷重値を一段と正確に
検出できる効果がある。
に転角負荷試験用の牽引アタッチメントを設けて、この
アタッチメントの一部がフォーク側の荷重作用点として
機能するようにしたことから、請求項5に記載の発明と
同様の効果に加えて、フォークに直接索条体を連結する
場合と比べて、試験に際しての段取り時の作業性を改善
できる効果がある。
の傾斜角が任意に調整可能に構成されていることから、
請求項6に記載の発明と同様の効果に加えて、傾斜角を
変更する場合にもその作業を迅速に行えるようになって
設備の汎用性が高くなる効果がある。
装置の代表的な実施の形態を示す図であって、図2はそ
の平面説明図、図3は図2の正面説明図である。
試験装置は、大別して、フロア1上に設けられてヒンジ
2の水平なヒンジピン3を回転中心として任意に傾動変
位可能な傾斜角台4と、この傾斜角台4のヒンジ2側の
フロア1上に立設された前後方向の転角負荷試験用の第
1の荷重発生装置5と、前記傾斜角台4をはさんでその
両側に対向配置された左右方向の転角負荷試験用の第
2,第3の荷重発生装置6,7とから構成されている。
るフォークリフト(以下、車両という)Tを搭載した上
で、ピット8内に設置されたリフトシリンダ(油圧シリ
ンダ)9の伸縮作動に応じてヒンジピン3を回転中心と
して傾動変位するようになっている。
示しており、この第1の荷重発生装置5は鉛直姿勢の昇
降用シリンダ(油圧シリンダ)10を駆動源として昇降
動作する水平多関節型のアーム11を中心として構成さ
れている。
スト12が立設されており、このポスト12に昇降用シ
リンダ10のシリンダチューブ13が外挿されていると
ともに、ポスト12と一体とピストン14によってシリ
ンダチューブ13内が上下二つの圧力室15,16に画
成されている。なお、ポスト12は、図2にも示すよう
に、倒れ防止用の3本の傾斜したサポートロッド17に
よって支えられている。したがって、昇降用シリンダ1
0は、上記二つの圧力室15,16に導入される油圧を
制御することにより、ポスト12およびピストン14を
固定側としてシリンダチューブ13がポスト12に沿っ
て昇降動作することになる。
18が一体に固定されているとともに、このブラケット
18には鉛直なヒンジピン19が固定されていて、この
ヒンジピン19とベアリング20とを介してブラケット
18に対し中間アーム21が旋回自在に連結されてい
る。さらに、中間アーム21の先端側には同様にして鉛
直なヒンジピン22が設けられており、このヒンジピン
22とベアリング23とを介して、中間アーム21に対
し先端アーム25が旋回自在に連結されている。すなわ
ち、ブラケット18と中間アーム21および先端アーム
25の三者を、ヒンジピン19,22とベアリング2
0,23とを介して相互に鉛直軸まわりに旋回自在に連
結することにより、前記ヒンジピン結合部を関節とする
いわゆる水平多関節型のアーム11が形成されている。
にブッシュ部26が設けられており、このブッシュ部2
6がポスト12と平行に設けられたガイドロッド27に
スライド可能に外挿されていて、結果的にポスト12に
対するシリンダチューブ13の回り止めが施されてい
る。
25の最先端の軸穴28が荷重発生点として機能して、
図1にも示すように、車両TのフォークFから垂下され
て中間にロードセル29を含むチェーン30がその軸穴
28に連結されることになる。
輪(操舵輪)の浮き上がり検出装置31の出力とともに
制御盤32に取り込まれる。この制御盤32は、図1に
示すように、各油圧シリンダ9,10等の油圧制御や速
度制御のための各種操作部や表示ランプ等を含む操作盤
33のほかに、計測信号処理回路34や荷重値の表示器
35およびプリンタ36等が内蔵されており、上記のロ
ードセル29の出力は計測信号処理回路34に取り込ま
れる。
7の詳細を示しており、この第2,第3の荷重発生装置
6,7は、ポスト37に昇降可能に案内支持された水平
多関節型のアーム38と、そのアーム38の先端に装着
されたトラニオンタイプの牽引用シリンダ(油圧シリン
ダ)39とを中心として構成されている。
スト37が立設されており、このポスト37に昇降ガイ
ド40と一体となったブラケット41が昇降可能に案内
支持されており、同時にブラケット41はポスト下部4
2とを連結しているチェーン43に所定の張力が加わる
ように、上部のクレーン44によってチェーン45を介
して吊り下げ支持されている。なお、ポスト37は、図
示しない建屋側の上部の梁によってもまた支えられてい
る。
46が固定されていて、このヒンジピン46とベアリン
グ47とを介してブラケット41に対し中間アーム48
が旋回自在に連結されている。さらに、中間アーム48
の先端側には同様にして鉛直なヒンジピン49が設けら
れており、このヒンジピン49とベアリング50とを介
して中間アーム48に対し先端アーム51が旋回可能に
連結されていて、該先端アーム51の最先端にトラニオ
ンタイプの牽引用シリンダ39が装着されている。
て、ブラケット41と中間アーム48および先端アーム
51の三者を、ヒンジピン46,49とベアリング4
7,50とを介して相互に鉛直軸まわりに旋回自在に連
結することにより、前記ヒンジピン結合部を関節とする
いわゆる水平多関節型のアーム38が形成されている。
にブッシュ部52が設けられており、このブッシュ部5
2がポスト37と平行に設けられたガイドロッド53に
スライド可能に外挿されていて、結果的にポスト37に
対するブラケット41の回り止めが施されている。
ンダ39のピストンロッド先端のクレビス54が荷重発
生点として機能して、図1と同様に、車両Tのフォーク
Fから垂下されて中間にロードセル29を含むチェーン
30がそのクレビス54に連結されることになる。
置による試験手順について図7のフローチャートを参照
しながら説明する。
際しては、図1のほか図6に示すように、車両Tのフォ
ークFに転角負荷試験専用の牽引アタッチメント55装
着するとともに、その牽引アタッチメント55に荷重セ
ンサとしてのロードセル29を吊り下げ支持させる(図
7のステップS1)。そして、予め水平姿勢にしてある
傾斜角台4上に車両Tを乗り入れて停止させた上、ロー
ドセル29の下端とアーム11の先端の軸穴28とを図
8に示すような適当な長さのチェーン30で連結する
(ステップS2,S3)。
位置例えば最大揚高位置にセットする一方(ステップS
4)、アーム11を任意の高さ位置にセットする。この
時、アーム11は図9に示すようにθ1がおよそ30
°、θ2がおよそ60°となるように調整するのが望ま
しい。同時に、車両Tが転倒することがないように図示
しないクレーンにて転倒防止対策を施しておく。
出装置31を車両Tにセットする(ステップS5)。こ
の浮き上がり検出装置31は、図10に示すように、略
コ字状のフレーム57の両端に光電スイッチ58の投光
器58aと受光器58bとを両者の光軸が互いに一致す
るように対向配置したもので、後輪Wが傾斜角台4に接
地しているときに投受光器58a,58b間の投射光を
遮るように設置しておけば、その後輪Wの浮き上がりと
同時に上記の遮光状態が解除されて後輪Wの浮き上がり
を速やかに検出することができる。そこで、図11に示
すように、後輪Wが傾斜角台4と実際に接地している部
分をはさんでその後輪車軸方向で投光器58aと受光器
58bとが対向するように各後輪Wごとに図10に示す
浮き上がり検出装置31をセットする。
トシリンダ9を作動させて、傾斜角台4が規格の角度と
なるように傾ける(ステップS6)。
リンダ10を高速作動させてチェーン30を下方に牽引
し、表示器35に表示されるロードセル荷重値およびチ
ェーン30の張り具合を確認しながらチェーン30に所
定の張力を与える(ステップS7)。この時、アーム1
1とチェーン30との連結部である軸穴28が荷重発生
点として機能し、同時に牽引アタッチメント55とロー
ドセル29との連結部が荷重作用点59として機能し、
チェーン30に引張力として加わった荷重がロードセル
29により検出されて制御盤32側の表示器35にリア
ルタイムで表示される。
た結果そのチェーン30が適度な張力をもつようになっ
たならば昇降用シリンダ10を低速作動に切り換えて、
チェーン30を介して車両TのフォークFになおも荷重
を増加させながら下向きの負荷をかけ続ける(ステップ
S8,S9)。この時、負荷を受けた車両Tの沈み込み
等のためにその車両Tの姿勢が変化したとしても、それ
に応じてアーム11を形成している中間アーム21や先
端アーム25がヒンジピン19,22を中心として旋回
して、荷重発生点であるところの先端アーム25とチェ
ーン30との連結部(軸穴28)が水平面内で変位す
る。これにより、車両Tの姿勢変化やフォークFに負荷
される荷重の大小にかかわらず、荷重発生点28と荷重
作用点59とを結んでいるチェーン30の指向方向、す
なわち荷重作用線の方向は常に鉛直状態に保たれる。
いずれか一方が浮き上がると、これを浮き上がり検出装
置31の光電スイッチ58が検出する。この光電スイッ
チ58の出力を受けてブザーが鳴る一方で、第1の荷重
発生装置5による牽引動作が自動停止するとともに、計
測信号処理回路34では後輪Wの浮き上がりの瞬間のロ
ードセル29の指示値をピークホールト機能によりホー
ルドして記憶し、同時にその値をプリンタ36で印字し
て出力する(ステップS10,S11)。
不安定な状態にあり、上記の牽引動作の自動停止後に速
やかに牽引解除の操作を操作盤33のスイッチで行うこ
とにより車両Tが元の状態に復帰して試験が終了する
(ステップS12〜S14)。
規定の角度に傾けた上、負荷を増加させながら後輪Wが
浮き上がる瞬間の荷重を実測することができ、その傾斜
角と転角負荷との相関を示す試験データの信頼性がきわ
めて高いものとなる。
については、第2,第3の荷重発生装置6または7を用
いて基本的には上記と同様の手順にて行う。ただし、車
両Tの姿勢としては、図12に示すようにヒンジピン3
による傾斜角台4の回転中心に対して車両Tが傾斜し、
かつ後下がり状態となるように設定する。
体の構成説明図。
図。
ート。
図。
図。
す説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】 傾斜角台上に試験対象となるフォークリ
フトを静止させた状態で、そのフォークリフトのフォー
クを荷重発生手段にて下方に牽引して所定の試験荷重を
作用させながらその試験荷重を徐々に増加させる一方、 その試験荷重作用時におけるフォーク側の荷重作用点と
荷重発生手段側の荷重発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態
となるように保持し、 試験荷重の増加に伴ってフォークリフトの後輪が浮き上
がった瞬間の試験荷重を転角負荷として検出することを
特徴とするフォークリフトの転角負荷試験方法。 - 【請求項2】 傾斜角台上に試験対象となるフォークリ
フトを静止させた状態で、そのフォークリフトのフォー
クを荷重発生手段にて下方に牽引して所定の試験荷重を
作用させながらその試験荷重を徐々に増加させる一方、
該試験荷重の増加に伴ってフォークリフトの後輪が浮き
上がった瞬間の試験荷重を転角負荷として検出するよう
にしたフォークリフトの転角負荷試験装置であって、 前記試験荷重作用時におけるフォーク側の荷重作用点と
荷重発生手段側の荷重発生点とを結ぶ線が常に鉛直状態
となるように、前記荷重発生手段側の少なくとも荷重発
生点が水平面内での移動自由度を有していることを特徴
とするフォークリフトの転角負荷試験装置。 - 【請求項3】 前記荷重発生手段は、アクチュエータに
よって昇降駆動される水平多関節型のアームの先端が荷
重発生点として機能するもの、もしくは水平多関節型の
アームの先端に直動型のアクチュエータが設けられてい
てそのアクチュエータの出力ロッドの先端が荷重発生点
として機能するものであることを特徴とする請求項2記
載のフォークリフトの転角負荷試験装置。 - 【請求項4】 前記フォーク側の荷重作用点と荷重発生
手段側の荷重発生点とを結ぶ索条体と、この索条体に加
わる試験荷重を検出する荷重センサとを有していること
を特徴とする請求項3記載のフォークリフトの転角負荷
試験装置。 - 【請求項5】 試験対象となるフォークリフトの後輪の
浮き上がりの瞬間を検出する浮き上がり検出手段と、こ
の浮き上がり検出手段および荷重センサの出力がそれぞ
れ入力されて、前記後輪の浮き上がりの瞬間における荷
重センサの指示値をホールドして記憶する計測信号処理
手段とを備えていることを特徴とする請求項4記載のフ
ォークリフトの転角負荷試験装置。 - 【請求項6】 フォークに転角負荷試験用の牽引アッタ
チメントが設けられていて、この牽引アッタチメントの
一部がフォーク側の荷重作用点として機能するものであ
ることを特徴とする請求項5記載のフォークリフトの転
角負荷試験装置。 - 【請求項7】 傾斜角台の傾斜角が任意に調整可能であ
ることを特徴とする請求項6記載のフォークリフト転角
負荷試験装置。
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---|---|---|---|
JP17878896A JP3150617B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | フォークリフトの転角負荷試験方法および試験装置 |
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JPH1025099A true JPH1025099A (ja) | 1998-01-27 |
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