JP4703166B2 - 軸力検出器の検査装置 - Google Patents

軸力検出器の検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4703166B2
JP4703166B2 JP2004315605A JP2004315605A JP4703166B2 JP 4703166 B2 JP4703166 B2 JP 4703166B2 JP 2004315605 A JP2004315605 A JP 2004315605A JP 2004315605 A JP2004315605 A JP 2004315605A JP 4703166 B2 JP4703166 B2 JP 4703166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
axial force
cylinder
force detector
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004315605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006124110A (ja
Inventor
孝明 大葉
昌彦 梅山
弘志 古荘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP2004315605A priority Critical patent/JP4703166B2/ja
Publication of JP2006124110A publication Critical patent/JP2006124110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703166B2 publication Critical patent/JP4703166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ブームの先端部に作業機を備えて構成されるブーム作業車に備えられ、ブームを起伏させる起伏シリンダに作用する軸力を検出する軸力検出器が正常か否かの検査を行う軸力検出器の検査装置に関する。
走行体に設けられたブームの先端部に作業台やクレーン装置等の作業機を備えたブーム作業車においては、ブームの起伏作動は一般に起伏シリンダと呼ばれる油圧シリンダの伸縮作動によりなされる。この起伏シリンダはその下端部が走行体側部材、上端部がブームに連結されており、その軸力は作業機を含むブームの支持力に対応するため、軸力検出器により検出した起伏シリンダの軸力は、走行体に作用する転倒モーメント等を算出する基礎とされることが多い。このような軸力検出器としては、例えば、起伏シリンダの下端部(走行体側)に設けられて起伏シリンダからの押圧力を直接受けることによりその起伏シリンダの軸力を検出する構成のロードセルタイプのものが知られている。
起伏シリンダの軸力は上記のように転倒モーメントの算出の基礎となり得ることから、軸力検出器が正常な出力を行っているかどうかは作業の安全上極めて重要なことであり、その検査は正確に行われる必要がある。この軸力検出器の検査は、ブームの格納姿勢においてブームを走行体に設けられたブームレストに載置させた後、起伏シリンダへの圧油の供給を停止させて(具体的には起伏シリンダの制御バルブのスプールを中立位置に位置させて)から行われる。これは、ブームをブームレストに載置させて起伏シリンダへの圧油の供給を停止させた状態では、作業機を含むブームの重量はブームレストにより支持されて起伏シリンダの軸力はほぼ零(起伏シリンダの自重を支える程度の値)となるからであり、この状態において軸力検出器が所定の軸力(ほぼ零)を出力しているか否かの判断を行えば、検査を容易に行うことができる。
特開2000−256000号公報 特開2002−167195号公報 特開2003−192294号公報
ところが、ブームを倒伏させてブームレストに載置させた(このとき起伏シリンダへの圧油の供給は停止される)直後はブームの倒伏作動時に高圧側となる(圧油が供給される)側のシリンダ室内に圧力が残留しているため、軸力検出器の出力値は不安定なものとなっている。このような状態で検査を行っても正確な検査結果が得られないので、起伏シリンダへの圧油の供給を停止させてから十分な時間が経つのを待って検査を行えばよいのであるが、実際にはこのような時間の経過を待てずに作業を開始してしまう場合が多い。また、このような時間の経過を待ってから検査を行おうとしても、起伏シリンダへの圧油の供給を停止させた後、どれくらいの時間が経過したらシリンダ室内の残留圧力がなくなるのかは分からないので、徒に多くの時間の経過を待ってしまうことになり、作業開始が遅れて作業効率が低下してしまうことになる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、起伏シリンダに作用する軸力を検出する軸力検出器が正常か否か(正常な出力を行っているかどうか)の検査を迅速かつ正確に行うことができるようにした軸力検出器の検査装置を提供することを目的としている。
第1の本発明に係る軸力検出器の検査装置は、先端部に作業機(例えば、実施形態にお
ける作業台40)を備えたブームを起伏シリンダの伸縮作動により起伏させることができ
るように構成したブーム作業車(例えば、実施形態における高所作業車1)に備えられ、
起伏シリンダに作用する軸力を検出する軸力検出器が正常か否かの検査を行う軸力検出器
の検査装置であって、ブームの格納姿勢においてブームが載置されるブーム載置手段(例
えば、実施形態におけるブームレスト13)と、ブームがブーム載置手段に載置された状
態を検出するブーム格納検出手段(例えば、実施形態におけるブーム格納検出器82)と
、ブーム格納検出手段によりブームがブーム載置手段に載置された状態が検出されたとき
から時間計測を開始し、予め定めた所定時間が経過したときに時間計測を終了する時間計
測手段(例えば、実施形態におけるコントローラ60のタイマ回路65)と、時間計測手
段による時間計測が終了した後、軸力検出器が所定の軸力を出力しているか否かの判断を
行う判断手段(例えば、実施形態におけるコントローラ60の判断部64)とを備え、
前記所定時間は、ブームをブーム載置手段に載置させた後、起伏シリンダへの圧油供給
を停止させてから起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルに低下するまでに要
する時間となるように構成される
また、第2の本発明に係る軸力検出器の検査装置は、先端部に作業機(例えば、実施形態における作業台40)を備えたブームを起伏シリンダの伸縮作動により起伏させることができるように構成したブーム作業車(例えば、実施形態における高所作業車1)に備えられ、起伏シリンダに作用する軸力を検出する軸力検出器が正常か否かの検査を行う軸力検出器の検査装置であって、ブームの格納姿勢においてブームが載置されるブーム載置手段(例えば、実施形態におけるブームレスト13)と、ブームがブーム載置手段に載置された状態を検出するブーム格納検出手段(例えば、実施形態におけるブーム格納検出器82)と、ブーム格納検出手段によりブームがブーム載置手段に載置された状態が検出された後における起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルまで低下したことの検出を行う圧力低下検出手段と、圧力低下検出手段により起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルまで低下したことが検出されたとき、軸力検出器が所定の軸力を出力しているか否かの判断を行う判断手段(例えば、実施形態におけるコントローラ60の判断部64)とを備える。
第1の本発明に係る軸力検出器の検査装置では、起伏シリンダに作用する軸力を検出す
る軸力検出器が正常か否か(軸力検出器の出力値と起伏シリンダに作用する実際の軸力と
が対応しているか否か)の検査を、ブームを倒伏させてブーム載置手段に載置させた直後
に行うのではなく、ブームがブーム載置手段に載置された状態が検出されたときから予め
定めた所定時間(ブームをブーム載置手段に載置させた後、起伏シリンダへの圧油供給を
停止させてから起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルに低下するまでに要す
る時間であり、一般には数分程度)が経過した後に行うようになっているので、シリンダ
室内の残留圧力の影響が排除された正確な検査を行うことができる。また、検査は上記所
定時間が経過した後に自動で行われるので、作業者は検査に際して徒に多くの時間経過を
待つ必要がなく、検査を迅速に行うことができる。
また、第2の本発明に係る軸力検出器の検査装置では、起伏シリンダに作用する軸力を検出する軸力検出器が正常か否かの検査を、ブームを倒伏させてブーム載置手段に載置させた直後に行うのではなく、ブームがブーム載置手段に載置された状態が検出された後、起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルまで低下したことが検出されたときに行うようになっているので、シリンダ室内の残留圧力の影響が排除された正確な検査を行うことができる。また、検査はシリンダ室内の圧力が大気圧レベルまで低下した状態が検出されたときに自動で行われるので、作業者は検査に際して徒に多くの時間経過を待つ必要がなく、検査を迅速に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2は本発明の第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置を備えた高所作業車1である。本発明に係る軸力検出器の検査装置の説明をする前に、先ずこの高所作業車1の構成について説明する。
高所作業車1は走行用車輪11,11,…を備えて運転キャビン12から走行運転が可能なトラック式の走行体10と、走行体10上に設けられた旋回台20と、この旋回台20から上方に延びて設けられた支柱21の上部にフートピン22を介して基端部が支持されたブーム(伸縮ブーム)30と、このブーム30の先端部に取り付けられた作業者搭乗用の作業台40とを有して構成される。
旋回台20は走行体10の後部に上下軸まわり360度回動自在に取り付けられている。走行体10の内部には旋回モータ(油圧モータ)23が設けられており、この旋回モータ23を回転作動させることにより、図示しないギヤを介して旋回台20を水平旋回動させることができる。ブーム30は基端ブーム30a、中間ブーム30b及び先端ブーム30cが入れ子式に構成されており、内部に設けられた伸縮シリンダ(油圧シリンダ)31の伸縮作動により各ブーム30a,30b,30cを相対的に移動させてブーム30全体を軸方向に伸縮動させることができる。また、基端ブーム30aと旋回台20の支柱21との間には起伏シリンダ(油圧シリンダ)24が跨設されており、この起伏シリンダ24を伸縮作動させることによりブーム30全体を起伏動させることができる。
先端ブーム30cの先端部には垂直ポスト保持金具32が取り付けられており、この垂直ポスト保持金具32により垂直ポスト33の下端部が枢支されている。この垂直ポスト33はブーム30内に設けられた図示しないレベリング装置により、ブーム30の起伏角度によらず常時垂直姿勢が保持される構成となっている。
作業台40は箱形状を有しており、外部に突出して設けられた作業台保持ブラケット41を介して垂直ポスト33の上端部に回動自在に取り付けられている。作業台保持ブラケット41の内部には首振りモータ(油圧モータ)42が設けられており、この首振りモータ42を回転作動させることにより、作業台40全体を垂直ポスト33まわりに首振り動(水平旋回動)させることができる。ここで、垂直ポスト33は上述のように常時垂直姿勢が保たれるため、結果として作業台40の床面はブーム30の起伏角度によらず常時水平に保持される。
作業台40にはブーム30の旋回、起伏、伸縮操作を行うためのブーム操作レバー71及び作業台40の首振り操作を行うための作業台操作レバー72が設けられている。ブーム操作レバー71の操作により出力された操作信号は図1に示すように、走行体10内に設置されたコントローラ60のブーム作動制御部61に入力される。コントローラ60のブーム作動制御部61はブーム操作レバー71の操作信号に基づいて起伏シリンダ24の制御バルブV1、伸縮シリンダ31の制御バルブV2及び旋回モータ23の制御バルブV3の各スプール(図示せず)を電磁駆動する。また、作業台操作レバー72は首振りモータ42の制御バルブV4のスプール(図示せず)を直接(機械的に)駆動する。
走行体10内に設けられた油圧ポンプPは図示しないエンジンや電動モータ等により回転駆動され、上記制御バルブV1,V2,V3,V4経由で起伏シリンダ24、伸縮シリンダ31、旋回モータ23及び首振りモータ42に圧油を供給する。このため起伏シリンダ24、伸縮シリンダ31及び旋回モータ23はブーム操作レバー71の操作により所望に作動させることができ、首振りモータ42は作業台操作レバー72の操作により所望に作動させることができる。
走行体10の前後左右4箇所にはアウトリガジャッキ50が設けられており、これらアウトリガジャッキ50を下方に張り出して(伸長作動して)接地させることにより、走行体10を安定的に支持することができる。各アウトリガジャッキ50は、走行体10の側方に下方に延びて設けられたアウタジャッキ(シリンダチューブ)51と、このアウタジャッキ51内に収容されて上下方向に移動自在に設けられたインナジャッキ(ピストンロッド)52と、このインナジャッキ52の下端部に取り付けられた接地板53とを有して構成され、アウタジャッキ51とインナジャッキ52とは油圧シリンダ(これをジャッキシリンダ54と称する)を構成している。作業者が走行体10の後方及び運転キャビン12内に設けられたジャッキ操作レバー73(図1参照)の操作を行うと、コントローラ60のジャッキ作動制御部62を介してジャッキ制御バルブVJが電磁駆動され、ジャッキシリンダ54に油圧ポンプPからの圧油が供給されて伸縮作動し、アウトリガジャッキ50が張り出し格納される。各アウトリガジャッキ50には、そのアウトリガジャッキ50が接地状態にあるか否かを検出するリミットスイッチからなるジャッキ接地検出器55が設けられており、接地板53が接地した状態においてはオンとなり、それ以外の状態においてはオフとなる。これらジャッキ接地検出器55のオンオフ信号は、図1に示すように、コントローラ60のジャッキ作動制御部に入力される。
起伏シリンダ24の下端部には、起伏シリンダ24からの押圧力を直接受けることによりその軸力を検出するロードセルからなる軸力検出器80が設けられており、その検出情報はコントローラ60の転倒防止制御部63に入力されるようになっている。コントローラ60の転倒防止制御部63は軸力検出器80の出力値、すなわち起伏シリンダ24の軸力に基づいて走行体10に作用する転倒モーメントを算出して、これをブーム30の旋回角度ごとに予め定められた(ブーム30の旋回角度は走行体10の内部に設けられた旋回角度検出器81により検出される)許容転倒モーメントと比較する。そして、算出した転倒モーメントの値が許容転倒モーメントに達したと判断した場合には、転倒モーメントを増大させる方向のブーム30の動きが規制されるように規制信号をコントローラ60のブーム作動制御部61に出力する。そして、この規制信号を受けたブーム作動制御部61は、入力されたブーム操作レバー71の操作により出力された操作信号を無視する。このため転倒モーメントが許容値を超えるようなブーム30の作動が禁止され、走行体10の転倒が未然に防止される。
図2において一点鎖線で示すように、ブーム30はその格納時には先端部を走行体10
の前方に向けた姿勢で中間部がブームレスト13に載置される。ブーム30の格納動作は
、先ずブーム30を全縮状態にした後、所定の起伏角度になるようにブーム30を起伏作
動させ、続いてブームレスト13の直上に位置するようにブーム30(旋回台20)を旋
回させた後、ブーム30を倒伏させてブームレスト13に上方から接触させる。ブームレ
スト13の上面(ブーム30との接触面)には、ブーム30と接触している状態でオンと
なるリミットスイッチからなるブーム格納検出器82が設けられており、コントローラ6
0のブーム作動制御部61は、このブーム格納検出器82がオンとなった時点で起伏シリ
ンダ24の制御バルブV1のスプール(図示せず)を中立位置に位置させて、起伏シリン
ダ24への圧油供給を停止させる。これによりブーム30はそれ以上倒伏しなくなり、ブ
ーム30の格納動作が終了する。なお、起伏シリンダ24への圧油の供給を停止させた直
後はブーム30の倒伏作動時に高圧側となる(圧油が供給される)側のシリンダ室24a
(図3参照)内に圧力が残留しているため、ブーム30はブームレスト13に押し付けら
れた状態となるが、時間の経過にしたがってこのシリンダ室24a内の作動油は制御バル
ブV1のバルブボアとスプール(ともに図示せず)との隙間からリークしていく。このた
め、起伏シリンダ24への圧油の供給を停止してから(スプールを中立位置に戻してから
)ある程度の時間が経過した後には、シリンダ室24a内の圧力は大気圧レベルまで低下
して起伏シリンダ24によるブーム30のブームレスト13への押し付けはなくなる。こ
の状態では作業台40を含むブーム30の重量はブームレスト13により支持されて起伏
シリンダ24の軸力はほぼ零(起伏シリンダ24の自重を支える程度の値)となる。
作業台40や運転キャビン12内等には、ブーム格納検出器82がオンとなっている状態においてコントローラ60のブーム作動制御部61が点灯させる格納完了ランプ83が設けられている。このため、作業者OPはこの格納完了ランプ83の点灯に基づいて、ブーム30が正常に格納されたことを確認することができる。コントローラ60の図示しない記憶部には、上記ブーム30の格納動作手順を自動で実行させる自動格納シーケンスプログラムが記憶されており、作業台40に設けられた自動格納スイッチ74を操作することによりこの自動格納プログラムを実行させてブーム30を自動で格納させることができるようになっている。したがって、作業者OPはブーム30の格納に際してブーム操作レバー71の操作を行う必要はないが、このような自動格納によらずに作業者OPがブーム操作レバーの操作を行ってブーム30の格納させるときには、ブーム30がブームレスト13に載置されて上記格納完了ランプ83が点灯すると同時に、作業者OP自身の操作によりブーム30の倒伏作動を終了させる必要がある。
このような構成の高所作業車1を用いて高所作業を行う場合、作業者は走行体10の後部若しくは運転キャビン12内に設けられたジャッキ操作レバー73を操作して各アウトリガジャッキ50の張り出し操作入力を行い、各アウトリガジャッキ50を接地状態まで張り出させて走行体10を安定姿勢にした後、走行体10上から梯子14及び踏み板15を利用して利用して作業台40に乗り込む。そして、ブーム操作レバー71及び作業台操作レバー72を操作して作業台40を移動させる。これにより作業台40上の作業者OPは、自らのレバー操作により作業台40を任意の位置に移動させて所望の高所作業を行うことができる。また、高所作業の終了後は、作業台40上の作業者OPは自動格納スイッチ74を操作し、或いは自らレバー操作を行ってブーム30を格納姿勢にしてから作業台40より降りる。そして、この作業者OPが地上に降りたことを確認してからジャッキ操作レバー73を操作し、各アウトリガジャッキ50を格納させる。
次に、図1、図3及び図4を参照して上記高所作業車1に備えられた軸力検出器の検査装置について説明する。この軸力検出器の検査装置は、起伏シリンダ24に作用する軸力を検出する軸力検出器80の出力値と起伏シリンダ24に作用する実際の軸力とが対応しているか否かの検査を行うものであり、軸力検出器80、ブームレスト13及びこのブームレスト13に設置されたブーム格納検出器82のほか、後述するコントローラ60のタイマ回路65(時間計測手段)及び判断部64(判断手段)から構成される。
コントローラ60のタイマ回路65は、ブーム格納検出器82によりブーム30がブー
ムレスト13に載置された状態が検出された(ブーム格納検出器82がオンになった)と
きから時間計測を開始し、予め定めた所定時間が経過したときに時間計測を終了して時間
計測終了信号をコントローラ60の判断部に出力する。ここで所定時間とは、ブーム30
をブームレスト13に載置させた後、起伏シリンダ24への圧油供給を停止させてから起
伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルに低下するまでに要する時間
(一般には数分程度)であるが、この時間よりも長い時間とすることもできる。
図4はブーム30がブームレスト13に載置された後におけるシリンダ室24a内の圧力Paの変化を示したグラフである。このグラフに示すように、シリンダ室24a内の圧力は、ブーム30がブームレスト13に載置された直後(図4中に示す時間t1参照)から起伏シリンダ24への圧油の供給が停止されるまで(図4中に示す時間t2参照)に至るまでは高圧状態が維持されるが、起伏シリンダ24への圧油の供給が停止された後は時間の経過とともに漸減する。グラフ中に示す時間tpは、シリンダ室24a内の圧力が、起伏シリンダ24への圧油の供給停止直後の値から大気圧レベルの値(大気圧レベルとみなされる上限値を図4中における符号P0で示す)に低下するまでに要する時間であり、この時間tpが上記所定時間に相当する。この時間tpは、シリンダ室24aへの圧油の供給を停止してからの経過時間と、シリンダ室24aと繋がる油路L(図3参照)中に設けた圧力計PGの示す圧力値との関係を調べることにより求めることができる。なお、図3中に示すホールディングバルブHVは、起伏シリンダ24の収縮時(ブーム30の倒伏作動時)における自走を防止するために設けられている。
コントローラ60の判断部64は、コントローラ60のタイマ回路65による時間計測が終了して時間計測終了信号が出力された後、軸力検出器80が示している起伏シリンダ24が正常であるか否か、すなわち、軸力検出器80が所定の軸力(起伏シリンダ24の自重を支える程度の値)を出力しているか否かの判断を行う。そして、その判断結果を作業台40や運転キャビン12内等に設けられたランプや液晶ディスプレイ等の報知装置84において作業者に報知する。これにより作業者は軸力検出器80の異常状態(軸力検出器80の出力値と起伏シリンダ24に作用する実際の軸力とが対応していない状態)が発生している場合にはこれ認識することができ、早急に軸力検出器80の較正作業に取り掛かることができる。なお、軸力検出器80の異常状態が検出されたときには、ランプや液晶ディスプレイ等による視覚的な報知のみならず、ブザー等による聴覚的な報知がなされるようになっていることが好ましい。
このように本発明の第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置では、起伏シリンダ24に作用する軸力を検出する軸力検出器80が正常か否か(軸力検出器80の出力値と起伏シリンダ24に作用する実際の軸力とが対応しているか否か)の検査を、ブーム30を倒伏させてブームレスト13に載置させた直後に行うのではなく、ブーム30がブームレスト13に載置された状態が検出されたときから予め定めた所定時間(例えば、ブーム30をブームレスト13に載置させた後、起伏シリンダ24への圧油の供給を停止させてから起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルに低下するまでに要する時間)が経過した後に行うようになっているので、シリンダ室24a内の残留圧力の影響が排除された正確な検査を行うことができる。また、検査は上記所定時間が経過した後に検査が自動で行われるので、作業者は検査に際して徒に多くの時間経過を待つ必要がなく、検査を迅速に行うことができる。また、次の(例えば翌日の)作業開始時にコントローラ60の電源(図示せず)をオンにしたときには、先ずブーム30の格納状態が検出されるので、作業開始前に軸力検出器80の検査が自動的に行われることになる。
次に、図5を用いて本発明の第2実施形態に係る軸力検出器の検査装置について説明する。ここでは上述の第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置と異なる部分のみを説明し、第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略することにする。この第2実施形態に係る軸力検出器の検査装置では、第1実施形態のような時間計測手段(コントローラ60のタイマ回路65)を備える代わりに圧力低下検出手段S1を備えている。圧力低下検出手段S1は、ブーム格納検出器82によりブーム30がブームレスト13に載置された状態が検出された(ブーム格納検出器82がオンになった)後における起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルまで低下したことの検出を行う機能を有しており、具体的には前述の圧力計PG及び圧力計PGから出力される圧力値を大気圧レベルの圧力値と比較するコントローラ60の圧力比較部66とから構成される。コントローラ60の圧力比較部66は、ブーム格納検出器82によりブーム30がブームレスト13に載置された状態が検出された後、圧力計PGからの出力値(すなわちシリンダ室24内の圧力)を時間経過に沿ってモニターするとともに、その出力値と予め設定しておいた大気圧レベルの圧力値とを比較し、圧力計PGからの出力値が大気圧レベルの圧力値と同等となったと判断したときに、コントローラ60の判断部64に判断指示信号を出力する。
コントローラ60の判断部64は、上記圧力低下検出手段S1(圧力計PG及びコントローラ60の圧力比較部66)により起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルまで低下した状態が検出されて判断指示信号が出力されたときに、軸力検出器80が示している起伏シリンダ24が正常であるか否か、すなわち、軸力検出器80が所定の軸力(ほぼ零。起伏シリンダ24の自重を支える程度の値)を出力しているか否かの判断を行う。そして、その判断結果を作業台40や運転キャビン12内等に設けられたランプや液晶ディスプレイ等の報知装置84において作業者に報知する。
このように本発明の第2実施形態に係る軸力検出器の検査装置では、起伏シリンダ24に作用する軸力を検出する軸力検出器80が正常か否か(軸力検出器80の出力値と起伏シリンダ24に作用する実際の軸力とが対応しているか否か)の検査を、ブーム30を倒伏させてブームレスト13に載置させた直後に行うのではなく、ブーム30がブームレスト13に載置された状態が検出された後にモニターする起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルまで低下したことが検出されたときに行うようになっているので、シリンダ室24a内の残留圧力の影響が排除された正確な検査を行うことができる。また、検査はシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルまで低下した状態が検出されたときに自動で行われるので、作業者は検査に際して徒に多くの時間経過を待つ必要がなく、検査を迅速に行うことができる。また、次の(例えば翌日の)作業開始時にコントローラ60の電源(図示せず)をオンにしたときには、先ずブーム30の格納状態が検出されるので、作業開始前に軸力検出器80の検査が自動的に行われることになる。
なお、上記第2実施形態に係る軸力検出器の検査装置においては、起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の圧力が大気圧レベルまで低下したことの検出は、シリンダ室24a内の圧力を直接モニターする構成であったが、軸力検出器80の出力値をモニターし、出力値の時間当たりの変化量が所定値以下になったことを検出することにより、間接的にシリンダ室24a内の圧力をモニターする構成であってもよい。
次に、図6〜図8を用いて本発明に含まれない参考例に係る軸力検出器の検査装置につ
いて説明する。ここでも上述の第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置と異なる部分の
みを説明し、第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置と同一の部分については同一の符
号を付してその説明を省略することにする。この参考例に係る軸力検出器の検査装置では
、第1実施形態のような時間計測手段(コントローラ60のタイマ回路65)を備える代
わりに、図6に示すようにシリンダ室開放手段S2を備えている。シリンダ室開放手段S
2は、ブーム格納検出器82によりブーム30がブームレスト13に載置された状態が検
出されているとき(ブーム格納検出器82がオンになっているとき)に起伏シリンダ24
のシリンダ室24aを大気に開放する機能を有しており、具体的には、シリンダ室開放バ
ルブ68と、その動作制御を行うコントローラ60のバルブ制御部67とから構成される

シリンダ室開放バルブ68は図7に示すように、起伏シリンダ24のシリンダ室24aと繋がる油路L(但しホールディングバルブHVよりも油圧ポンプPに近い側)から分岐したドレン油路D中に介装されており、ドレン油路Dを遮断する中立位置68aと、ドレン油路Dを開放する切換位置68bとの2位置を有する電磁駆動切換弁である。そして、コントローラ60のバルブ制御部67から電磁駆動されていない状態では中立位置68aに位置してドレン油路Dを遮断し、バルブ制御部67から電磁駆動された状態では切換位置68bに位置してドレン油路Dを開放する。コントローラ60のバルブ制御部67は、ブーム30がブームレスト13に載置されてブーム格納検出器82がオンになっている(このとき起伏シリンダ24への圧油供給は停止される)ときに、シリンダ室開放バルブ68のスプール(図示せず)を電磁駆動して中立位置68aから切換位置68bに位置させ、起伏シリンダ24のシリンダ室24aを大気に開放させる(なお、シリンダ室開放バルブ68のスプールは一定時間の後、コントローラのバルブ制御部67により中立位置68aに戻される)。
ここで、コントローラ60のバルブ制御部57がシリンダ室開放バルブ68のスプール
を中立位置68aから切換位置68bに切り換えるタイミングは、ブーム格納検出器82
がオンになったときであるが、その他、ジャッキ操作レバー73が操作されたとき、アウ
トリガジャッキ50の接地板53が接地してジャッキ接地検出器55がオンになったとき
などであってもよい。或いは、手動操作レバー(図示せず)を設けて、この手動操作レバ
ーが操作されたときにシリンダ室開放バルブ68のスプールを切換位置68bに切り換え
るようにしてもよい。これにより起伏シリンダ24のシリンダ室24a内の残留圧力は開
放され、シリンダ室24a内の圧力は急速に大気圧レベルになるまで低下する。図8はこ
参考例におけるシリンダ室24a内の圧力Paの変化を示したグラフであり、時間t1
はブーム30がブームレスト13に載置された直後の時間を、また時間t2は起伏シリン
ダ24への圧油の供給が停止された時間を示している。
このように参考例に係る軸力検出器の検査装置では、起伏シリンダ24に作用する軸力
を検出する軸力検出器80が正常か否か(軸力検出器80の出力値と起伏シリンダ24に
作用する実際の軸力とが対応しているか否か)の検査を、ブーム30をブームレスト13
に載置させた状態において起伏シリンダ24のシリンダ室24aを大気に開放してから行
うようになっているので、シリンダ室24a内の残留圧力の影響が排除された正確な検査
を行うことができる。また、シリンダ室24aを大気に開放すれば、シリンダ室24a内
の圧力は直ちに大気圧レベルまで低下するので、検査を迅速に行うことができる。また、
次の(例えば翌日の)作業開始時にコントローラ60の電源(図示せず)をオンにしたと
きには、先ずブーム30の格納状態が検出されるので、シリンダ室開放バルブ68の位置
切換動作がブーム30の格納状態にあることの検出、或いはジャッキ操作レバー73の操
作と連動して行われる構成であれば、作業開始前に軸力検出器80の検査が自動的に行わ
れることになる。
なお、上記参考例に係る軸力検出器の検査装置においては、起伏シリンダ24のシリン
ダ室24aを大気に開放させるための専用のバルブ(シリンダ室開放バルブ68)を設け
ていたが、このような専用のバルブを設けることなく、油圧ポンプPを停止させた状態で
(すなわち起伏シリンダ24に圧油を供給しない状態で)、起伏シリンダ24の制御バル
ブV1のスプールを起伏シリンダ24の伸長側(ブーム30の起仰側)に駆動させるよう
にしてもよい。このときシリンダ室24a内の作動油は制御バルブV1を通って直ちにド
レンされるので、上記例と同様の効果が得られる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実
施形態に示したもの限定されない。例えば、上述の実施形態においては、起伏シリンダ
24に作用する軸力を検出する軸力検出器80は、起伏シリンダ24からの押圧力を直接
受けることによりその軸力を検出するロードセルタイプのものであったが、これは一例で
あり、その他のタイプのもの(例えば、起伏シリンダ24のロッド部に貼付した歪ゲージ
からなり、起伏シリンダ24の軸力に応じてその抵抗値を変化させるもの等)であっても
よい。また、上述の実施形態においては、本発明が適用される対象は、ブームの先端部に
作業者搭乗用の作業台40を作業機として有した高所作業車であったが、本発明は高所作
業車に限られず、ブームの先端部に他の作業機(例えばクレーン車や穴掘り建柱車)を有
して構成されるあらゆるブーム作業車に対して適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る軸力検出器の検査装置が適用された高所作業車における信号伝達系統を示すブロック図である。 上記高所作業車の側面図である。 上記高所作業車における起伏シリンダを作動させるための油圧回路図である。 上記高所作業車において、ブームがブームレストに載置された後における起伏シリンダ内の圧力の変化を示したグラフである。 本発明の第2実施形態に係る軸力検出器の検査装置が適用された高所作業車における信号伝達系統を示すブロック図である。 参考例に係る軸力検出器の検査装置が適用された高所作業車における信号伝達系統を示すブロック図である。 上記参考例に係る軸力検出器の検査装置が適用された高所作業車における起伏シリンダを作動させるための油圧回路図である。 上記参考例に係る軸力検出器の検査装置が適用された高所作業車において、ブームがブームレストに載置された後における起伏シリンダ内の圧力の変化を示したグラフである。
符号の説明
1 高所作業車(ブーム作業車)
10 走行体
13 ブームレスト(ブーム載置手段)
30 ブーム
40 作業台(作業機)
60 コントローラ
61 ブーム作動制御部
64 判断部(判断手段)
65 タイマ回路(時間計測手段)
71 ブーム操作レバー
80 軸力検出器
82 ブーム格納検出器(ブーム格納検出手段)

Claims (2)

  1. 先端部に作業機を備えたブームを起伏シリンダの伸縮作動により起伏させることができ
    るように構成したブーム作業車に備えられ、前記起伏シリンダに作用する軸力を検出する
    軸力検出器が正常か否かの検査を行う軸力検出器の検査装置であって、
    前記ブームの格納姿勢において前記ブームが載置されるブーム載置手段と、
    前記ブームが前記ブーム載置手段に載置された状態を検出するブーム格納検出手段と、
    前記ブーム格納検出手段により前記ブームが前記ブーム載置手段に載置された状態が検
    出されたときから時間計測を開始し、予め定めた所定時間が経過したときに前記時間計測
    を終了する時間計測手段と、
    前記時間計測手段による前記時間計測が終了した後、前記軸力検出器が所定の軸力を出
    力しているか否かの判断を行う判断手段とを備え
    前記所定時間は、前記ブームを前記ブーム載置手段に載置させた後、前記起伏シリンダ
    への圧油供給を停止させてから前記起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルに
    低下するまでに要する時間であることを特徴とする軸力検出器の検査装置。
  2. 先端部に作業機を備えたブームを起伏シリンダの伸縮作動により起伏させることができ
    るように構成したブーム作業車に備えられ、前記起伏シリンダに作用する軸力を検出する
    軸力検出器が正常か否かの検査を行う軸力検出器の検査装置であって、
    前記ブームの格納姿勢において前記ブームが載置されるブーム載置手段と、
    前記ブームが前記ブーム載置手段に載置された状態を検出するブーム格納検出手段と、
    前記ブーム格納検出手段により前記ブームが前記ブーム載置手段に載置された状態が検
    出された後における前記起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルまで低下した
    ことの検出を行う圧力低下検出手段と、
    前記圧力低下検出手段により前記起伏シリンダのシリンダ室内の圧力が大気圧レベルま
    で低下したことが検出されたとき、前記軸力検出器が所定の軸力を出力しているか否かの
    判断を行う判断手段とを備えたことを特徴とする軸力検出器の検査装置。
JP2004315605A 2004-10-29 2004-10-29 軸力検出器の検査装置 Active JP4703166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315605A JP4703166B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 軸力検出器の検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315605A JP4703166B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 軸力検出器の検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006124110A JP2006124110A (ja) 2006-05-18
JP4703166B2 true JP4703166B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=36719212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004315605A Active JP4703166B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 軸力検出器の検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703166B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035386A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Aichi Corp 高所作業車の点検装置
CN105417415B (zh) * 2015-12-22 2017-06-06 中联重科股份有限公司 基于动臂塔式起重机的防后倾保护方法、装置和系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713100A (en) * 1980-06-27 1982-01-23 Shin Meiwa Ind Co Ltd Emergency actuator for service car with boom
JPS58113100A (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 極東開発工業株式会社 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置
JP2000256000A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Tadano Ltd ブーム式作業車の過負荷防止装置
JP2002167195A (ja) * 2000-12-05 2002-06-11 Aichi Corp ブーム装置の異常検出装置
JP2003192297A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Aichi Corp 高所作業車の自動点検装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713100A (en) * 1980-06-27 1982-01-23 Shin Meiwa Ind Co Ltd Emergency actuator for service car with boom
JPS58113100A (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 極東開発工業株式会社 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置
JP2000256000A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Tadano Ltd ブーム式作業車の過負荷防止装置
JP2002167195A (ja) * 2000-12-05 2002-06-11 Aichi Corp ブーム装置の異常検出装置
JP2003192297A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Aichi Corp 高所作業車の自動点検装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006124110A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4703166B2 (ja) 軸力検出器の検査装置
JP2009035386A (ja) 高所作業車の点検装置
JP4625686B2 (ja) 作業車の安全制御装置
JP3964776B2 (ja) 高所作業車の点検装置
JP5059645B2 (ja) ジャッキ装置
JP4878767B2 (ja) 高所作業車
JP5337474B2 (ja) 車体支持装置の異常検出装置
JP4854342B2 (ja) 高所作業車の地上乗込制御装置
JP2002173300A (ja) 軌陸高所作業車の安全装置
JP2000026098A (ja) 作業車の車体支持表示装置
JP4538309B2 (ja) 軌陸作業車
JP5944722B2 (ja) 高所作業車
JP2002046998A (ja) ブーム作業車の車体傾斜角検出装置
JP4596823B2 (ja) 高所作業車のジャッキ装置
JP2006282301A (ja) アウトリガの安全装置
JPH11286391A (ja) 作業車のジャッキ支持力検出装置
JP2000086194A (ja) ジャッキ自動張出装置
JP3938883B2 (ja) 高所作業車の安全装置
JP2528907Y2 (ja) 作業機に使用される検出器の異常判別装置
JP2006168925A (ja) 作業車の安全制御装置
JP2002167195A (ja) ブーム装置の異常検出装置
JP3784042B2 (ja) ジャッキ作動制御装置
JP4991132B2 (ja) 作業車の安全装置
JP2006036525A (ja) ブーム作業車の安全装置
JP4878768B2 (ja) 高所作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4703166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250