JPH10250174A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH10250174A
JPH10250174A JP8329697A JP8329697A JPH10250174A JP H10250174 A JPH10250174 A JP H10250174A JP 8329697 A JP8329697 A JP 8329697A JP 8329697 A JP8329697 A JP 8329697A JP H10250174 A JPH10250174 A JP H10250174A
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toothed belt
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主走査駆動系のタイミングベルトの製作工程に
おける生産性を損なうことなく、該タイミングベルトと
プーリの噛み合い部における歯同士の衝突による衝撃及
び振動を分散して噛み合い誤差を軽減し、それによっ
て、記録ヘッドの移動速度変動及び振動を軽減し、記録
ドットの位置精度を向上させて記録画像の画質を向上さ
せる。 【構成】主走査駆動系のタイミングベルト16及びプー
リ15aの歯形状を、ベルト移動方向及びプーリ回転方
向に対して85度以上〜90度未満の傾斜角度θをつけ
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録手段を記録媒体
に対して相対的に移動させて記録していく記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置は、記録情
報に基づいて用紙やプラスチック薄板等の記録媒体(被
記録材)に画像(文字や記号等を含む)を記録していく
ように構成されている。前記記録装置は、記録方式によ
り、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、
レーザービーム式等に分けることができる。
【0003】記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査しながら記録するシリアル型の記録装
置においては、記録媒体を所定の記録位置にセットした
後、記録媒体に沿って移動する記録手段による記録動作
と記録手段の移動方向と交叉する方向に記録媒体を紙送
りする搬送動作とを組合せることにより、記録媒体全体
の記録が行われる。
【0004】一方、記録媒体を搬送方向に送る副走査の
みで記録するライン型の記録装置においては、記録媒体
を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を
連続的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を
行ない、記録媒体の全体に画像が記録される。
【0005】上記記録装置のうち、インクジェット式の
記録装置(インクジェット記録装置)は、記録手段(記
録ヘッド)から記録媒体にインクを吐出して記録を行う
ものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高
精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特別
の処理を必要とせずに記録することができ、ランニング
コストが安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少
なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記
録するのが容易であるなどの利点を有している。中で
も、紙幅方向に多数の吐出口を配列したフルマルチタイ
プの記録手段を用いるライン型のものは、記録の一層の
高速化が可能である。
【0006】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。一
方、記録媒体(被記録材)の材質に対する要求も様々な
ものがあり、近年では、通常の記録媒体である紙や樹脂
薄板(OHP等)などの他に、薄紙や加工紙(ファイリ
ング用のバンチ孔付き紙やミシン目付き紙、任意な形状
の紙など)などを使用することが要求されるようになっ
てきた。
【0007】記録ヘッドを移動(主走査)させて記録媒
体に記録していくシリアル型の記録装置は、一般に、記
録ヘッドを搭載して往復移動(主走査)するキャリッジ
と、該キャリッジの往復移動を案内するガイド部と、該
キャリッジを主走査するためのキャリッジ駆動モータ
と、該キャリッジ駆動モータの駆動力をキャリッジへ伝
達するためのプーリ及び伝達ベルト等から成る伝動機構
(伝達手段)とを備えている。
【0008】ここで、キャリッジ駆動モータからキャリ
ッジへ駆動力を伝達する伝動機構について説明する。こ
の伝動機構としては、一般に、タイミングベルトと呼ば
れる歯付きベルトが広く用いられている。図14は従来
のキャリッジ駆動力伝達用の歯付きベルト(タイミング
ベルト=キャリッジベルト)16の部分斜視図であり、
図15は図14の歯付きベルト16の部分側面図であ
り、図16は図14の歯付きベルト16の歯部の上面図
である。図14〜図16において、歯付きベルト(タイ
ミングベルト)16には側面から見て台形形状をした歯
16aが設けられている。
【0009】この歯16aの形状(断面形状)として
は、前記台形形状の他に、丸歯や三角歯と呼ばれる形状
もある。また、各歯16aは、一般にベルト巾Wいっぱ
い幅を有し、ベルト16の長手方向(矢印a方向)に対
して垂直に形成されている。なお、前記歯16aのピッ
チは、一般に2mm程度のものが多く用いられている。
【0010】図17はキャリッジ駆動モータ15の従来
の駆動プーリ(歯付きプーリ)15aの斜視図であり、
図18は図17の駆動プーリ15aに図14〜図16の
歯付きベルト16を係合させた状態を示す断面図であ
り、図19は図17の駆動プーリ15aに図14〜図1
6の歯付きベルト16を係合させた状態を示す上面図で
ある。この従来例では、駆動プーリ15aはキャリッジ
駆動モータ15の出力軸15eに取り付けられている。
図17〜図19において、駆動プーリ15aのベルト駆
動周面には前記歯付きベルト16の歯16aと噛み合う
歯15bが形成されている。15cは噛み合い部のピッ
チ円である。
【0011】ここで、歯15b、16aのピッチ(歯ピ
ッチ)を2mmとし、駆動プーリ15aの歯数を15と
すると、ピッチ円15cの直径は「2mm×15(歯
数)÷π=9.55mm」となる。駆動プーリ15aの
両側には、ベルト16の外れを防止するためのフランジ
15dが設けられている。なお、このフランジ15dは
片側のみに設ける場合もある。両側のフランジ15d、
15d間の距離は、タイミングベルト16のベルト幅よ
り少し大きくして若干の余裕を持たせるのが一般的であ
る。駆動プーリ15aの歯15bも、該プーリの回転方
向bに対して垂直に、かつプーリ幅(図示の例では両側
のフランジ15d間の距離)の全巾にわたって形成され
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】駆動プーリ15aが速
度ムラ0(速度ムラが全く無い状態)で回転運動するよ
うな理想的な駆動伝達系を想定すると、タイミングベル
ト(歯付きベルト)16によって速度ムラ0の直線運動
を実現することができるはずである。しかしながら、こ
のような理想的な駆動伝達系は実際にはなかなか存在し
ない。
【0013】図20は駆動プーリ15aと歯付きベルト
(タイミングベルト)16との噛み合い状態を示す拡大
断面図である。図20において、ベルト16は、歯のあ
る部分16bと歯のない部分16cとでは剛性(特に曲
げ剛性)が異なっている。つまり、タイミングベルト1
6を駆動プーリ15aに巻き付けた状態では、主に歯の
ない部分16cで屈曲が生じ、歯のある部分16bの変
形は少ない。そのため、理想的には真円であるべき噛み
合い部のピッチ円15cが、図示のように多角形を描く
ことになる。また、歯形による伝達においては、周知の
ごとく「噛み合い誤差」というものが発生する。そのた
め、駆動プーリ15a及びタイミングベルト16の歯が
理想的な形状からばらつくことにより、駆動プーリ15
aの回転角とタイミングベルト16の移動距離が一対一
に対応しない状態が発生する。
【0014】さらに、タイミングベルト16の材質には
クロロプレンゴムが多く用いられており、その場合、歯
面の削れを防止するために歯布とよばれるナイロン帆布
を貼り付けることも行われており、従って、そのような
場合には、金属や樹脂で製作される一般のギヤに比べて
形状のばらつきが大きくなり、前述の「噛み合い誤差」
も大きく現れる。また、ベルト歯の形状の大小によって
プーリ歯との干渉具合が異なってくるため、ベルト歯が
プーリ歯と接触する瞬間(図20中にαで示す部分)あ
るいはベルト歯がプーリ歯から離れる瞬間(図20中に
βで示す部分)に衝撃が作用し、振動の原因になってい
る。
【0015】以上説明したような理由により、従来の伝
達系では、仮令駆動プーリ15aが速度ムラ0の回転運
動をするとしても、タイミングベルト16の移動速度は
ベルト歯ピッチの周期で変動を生じることになる。ま
た、ベルト歯ピッチの周期で振動も発生する。そのた
め、タイミングベルト16に結合されて該タイミングベ
ルトとともに移動するキャリッジ及び該キャリッジに搭
載された記録ヘッドにも、前記速度変動が生じ、また、
前記振動が影響してくる。
【0016】図21は従来の記録装置における前述の伝
達系で駆動される主走査移動の速度変動を例示するグラ
フである。図21において、Aはベルト歯ピッチの周期
で現れる速度変動の周期を示し、Bはベルト歯ピッチよ
りも長い周期で現れる速度ムラの周期を示す。この周期
Bの速度ムラは、例えば、駆動プーリの偏心やキャリッ
ジ駆動モータのコギングなどによるトルクムラが原因と
なって発生するものである。キャリッジの速度変動は種
々の要因による速度変動を合成したものとして現れてく
る。
【0017】インクジェット記録装置の場合、以上説明
してきた速度変動あるいは振動によって、インクジェッ
トヘッドの位置あるいは姿勢が適正でなくなったり、ド
ット(インク滴)の着弾位置の精度が低下したりするた
め、インク吐出タイミングに対する同期性に乱れが生
じ、特に高解像度の画像を記録するような場合に画質が
低下してしまうという不都合がある。
【0018】本発明は前述の従来技術に鑑みてなされた
ものであり、本発明の目的は、記録手段を走査するため
の駆動力を歯付きのプーリ及びベルトを介して伝達する
に際し、ベルトの製作工程における生産性を損なうこと
なく、噛み合い部における歯同士の衝突による衝撃及び
振動を分散するとともに噛み合い誤差を軽減して記録手
段の移動速度変動及び振動を軽減することにより、記録
ドットの位置精度を向上させて記録画像の画質を向上さ
せ得る記録装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、記録媒体に記録を行う記録手段と
該記録手段を走査する走査手段と記録媒体を搬送する搬
送手段とを備えた記録装置において、前記記録手段を走
査するための駆動力を伝達する歯付きベルト及び該歯付
きベルトに駆動力を伝達する駆動プーリの歯形状は、前
記歯付きベルトの移動方向及び前記駆動プーリの回転方
向に対して85度以上〜90度未満の傾斜角度をつけて
形成されていることを特徴とする。
【0020】請求項2及び3の発明は、上記請求項1の
構成に加えて、前記歯形状の幅は前記歯付きベルトの全
幅より小さく、該幅付きベルトの両側に歯形状のない領
域がある構成、あるいは、前記記録手段はインクを吐出
して記録媒体に記録を行うインクジェット記録手段であ
る構成とすることにより、一層効率よく上記目的を達成
するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
例を説明する。図1は本発明を適用した記録装置の一実
施例の外観斜視図であり、図2は図1の記録装置の構造
を示す斜視図であり、図3は図2の記録装置の機能上の
構成を示すブロック図である。図1において、1は記録
紙等の記録媒体をまとめてセットする場所としてのシー
トフィーダ、2は記録装置に対して記録媒体が正しく給
紙されるように該記録媒体の左側に当接する用紙ガイ
ド、3は記録紙や封筒などの異なる種類の記録媒体が適
正に給紙されるように給紙方式を切り替えるための用紙
選択レバー、4は記録した記録媒体を排出するための排
紙口、5は排出された記録媒体をまとめて保持する排紙
トレイ、6は電源ボタンやオンラインボタンなどが配列
されている操作パネル、7は記録手段の交換や紙詰まり
の除去などの取り扱いのときに開くフロントカバーであ
る。
【0022】図1〜図3は記録装置がインクジェット記
録装置である場合を示す。図2において、8は記録媒体
を1枚ずつ送り出すためにシートフィーダ1に設けられ
たピックアップローラ(給紙ローラ)、9はペーパーフ
ィードモータ(搬送モータ)、10は記録媒体を搬送
(紙送り)するためのフィードローラ(搬送ローラ)、
11はペーパーフィードモータ9からフィードローラ1
0に伝達される駆動力を減速するためのスローダウンギ
ア(減速ギア)、12はフィードローラ10に圧接され
て従動回転するプレッシャローラ(ピンチローラ)であ
る。
【0023】ピックアップローラ8によりフィードロー
ラ10とプレッシャローラ12の接触点まで送り出され
た記録紙等の記録媒体は、この接触点からはフィードロ
ーラ10の搬送力により搬送される。13は記録した記
録媒体を排紙トレイ5に排出するためのイジェクトロー
ラ(排紙ローラ)、14はイジェクトローラ13に圧接
されて従動回転する拍車である。この拍車14は記録媒
体上の未定着インク等が付着しないように工夫された形
状をしている。
【0024】図2において、18は記録手段を搭載して
往復移動(主走査)するキャリッジ、19は記録手段
(記録ヘッド)である。本実施例の記録手段19は記録
ヘッド部とインクタンク部を一体化した交換可能なユニ
ット(ヘッドカートリッジ)で構成されている。キャリ
ッジ18はタイミングベルト(=キャリッジベルト=歯
付きベルト)16の一部に連結されている。タイミング
ベルト16はキャリッジ駆動モータ15の出力軸に固定
された駆動プーリ15aとその反対側位置に回転自在に
配設されたアイドラプーリ17を回って張られている。
【0025】28はエンコーダフィルムである。キャリ
ッジ18には前記このエンコーダフィルム28のスリッ
ト数をカウントするためのエンコーダセンサ29(図
3)が設けられている。つまり、キャリッジ18に設け
られたエンコーダセンサ29でエンコーダフィルム28
のスリットの数をカウントすることによりキャリッジ1
8及び記録手段19の位置や移動速度を検出するように
構成されている。そして、前記エンコーダセンサ29か
らの情報をフィードバックしてキャリッジ駆動モータ
(例えばDCモータ)15を制御することにより、キャ
リッジ18上の記録手段19の主走査動作を行う。
【0026】図3の制御系について説明する。先ず、図
3中の電気部分について説明する。図3において、11
1は記録装置の各部の制御を行う制御基板、100は各
部から信号を受けるとともにその信号によって各部に制
御信号を送信することにより記録装置全体の制御を行う
MPU、101は制御手順のプログラムを格納したRO
M、102は制御実行時におけるワークエリアとして用
いられるRAM、103は時間を計測するためのタイマ
ー、104は累積記録枚数や廃インク量など記憶してお
くEEPROM、105はコンピュータなどのホストと
信号の交換を行うインターフェース部、106は使用者
に記録装置の状況を知らせるインディケータ部である。
【0027】107は電源スイッチやオンラインスイッ
チなどを含むコントロールボタンである。このコントロ
ールボタン107は使用者が記録装置に命令を与えるた
めのものである。108は初期設定の変更などを行うた
めのディップスイッチ、109は記録手段(ヘッドカー
トリッジ)19の温度に適したインク吐出の制御を行う
ために設けられた温度センサ、110は制御基板111
に電力を供給する電源ユニットである。
【0028】次に、図3中の機械系について説明する。
図3において、20はキャリッジ18の走査位置を確認
するためのHPセンサ、29はエンコーダセンサであ
る。これらのセンサ20、29はキャリッジ18に装着
されている。21は記録媒体の搬送及び記録が進んで該
記録媒体の下端が近づいていることを知らせるペーパー
エンドセンサ、22はピックアップローラ8の回転位置
を確認するためのピックアップローラセンサ、23は記
録手段19のインク吐出状態が不良になったときに吸引
回復動作等を行うパージユニットである。
【0029】図4は記録手段としてのヘッドカートリッ
ジ19の外観斜視図であり、図5は図4のヘッドカート
リッジのインク吐出部(吐出口列)を示す拡大正面図で
ある。図4及び図5において、記録手段19はインクタ
ンク部19a及び記録ヘッド部(インク吐出部)19b
から成る。図示のヘッドカートリッジ19はブラックイ
ンクを使用するブラック単色のカートリッジである場合
を示す。記録ヘッド部19bには吐出口列19cが設け
られている。この吐出口列19cからインク滴を吐出し
て記録媒体に記録を行う。吐出口列19cは、図5に示
すように、キャリッジ18の移動方向と略直角の方向に
配列された複数の吐出口19dで形成されている。
【0030】これらの吐出口19dは例えば1/360
inch(約70.5μm)間隔で配列されており、こ
の記録手段19で1パス(1ライン)の記録を行うこと
により紙送り方向(=副走査方向)に360dpiの解
像度の画像が得られる。前記吐出口列19cは128の
吐出口19dで構成されている。
【0031】前記記録手段(記録ヘッド)19は、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド19
は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギー
により生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生
じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出さ
せ、記録を行なうものである。
【0032】図6は記録手段(記録ヘッド)19のイン
ク吐出部19bの構造を模式的に示す部分斜視図であ
る。図6において、記録紙等の記録媒体24(図7)と
所定の隙間(例えば、約0.3〜2.0ミリ程度)をお
いて対面する吐出口面81には、所定のピッチで複数の
吐出口19dが形成され、共通液室83と各吐出口19
dとを連通する各液路84の壁面に沿ってインク吐出用
のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵抗
体など)85が配設されている。記録ヘッド19は、前
記吐出口19dがキャリッジ18の移動方向(主走査方
向)と交叉する方向に並ぶような位置関係で、該キャリ
ッジ18に搭載されている。こうして、画像信号または
吐出信号に基づいて対応する電気熱変換体85を駆動
(通電)して、液路84内のインクを膜沸騰させ、その
時に発生する圧力によって吐出口19dからインクを吐
出させる記録手段(記録ヘッド)19が構成されてい
る。
【0033】図7は記録装置の紙送り系(記録媒体搬送
系)の構成を示す縦断面図である。図7において、ピッ
クアップローラ8を2回転させることによって、シート
フィーダ1に積載された記録媒体24の最上層の1枚が
分離されてフィードローラ10の位置まで送り出され
る。そのとき、ピックアップローラ8に設けられたピッ
クアップフラグ25がフォトセンサであるピックアップ
ローラセンサ22を遮断することで、記録媒体24が給
紙されたことを制御基板111に知らせる。その後で
は、記録媒体24はプレッシャローラ12とフィードロ
ーラ11によって搬送される。
【0034】図7において、27はフィードローラ11
の駆動(回転)をイジェクトローラ13に伝える伝達ロ
ーラであり、この伝達ローラ27の上方あたりにヘッド
カートリッジ(記録手段)19が配置されている。つま
り、伝達ローラ27の上方あたりに記録領域が形成され
ている。記録を終了した記録媒体(記録紙)24は拍車
14とイジェクトローラ13によって排出される。フィ
ードローラ11のの上流側にペーパーエンドフラグ26
が配置されており、そこに記録媒体24があるときにペ
ーパーエンドセンサ21を遮断することで紙有りを検出
し、それを制御基板111に知らせる。記録媒体24の
後端がペーパーエンドフラグ26の位置から外れると、
その検知信号がペーパーエンドセンサ21から制御基板
111に伝達される。制御基板111は、前記検知信号
を受信してから所定ライン数の記録を実行すると、その
時点でデータの有無によらず記録媒体24を強制的に排
出する。また、キャリッジ18には、エンコーダフィル
ム28のスリット数をカウントするエンコーダセンサ2
9が装着されている。
【0035】図8は本発明を適用したキャリッジ駆動力
伝達用の歯付きベルト(タイミングベルト=キャリッジ
ベルト)16の一実施例の部分斜視図であり、図9は図
8の歯付きベルト16の部分側面図であり、図10は図
8の歯付きベルト16の歯部の上面図である。図8〜図
10において、歯付きベルト(タイミングベルト)16
には断面が台形形状をした歯16aが設けられている。
この歯16aの形状(断面形状)は、前記台形形状に限
定されるものではなく、丸歯や三角歯などと呼ばれるよ
うな他の形状にしてもよい。
【0036】各歯(ベルト歯)16aは、タイミングベ
ルト16の長手方向(矢印a方向)に対して85度以上
〜90度未満(85度≦θ<90度)の傾斜角度θをも
って形成されている。また、各歯16aの歯幅はタイミ
ングベルト16の全幅より狭く、幅方向両側部分に幅w
の歯形状の無い領域が設けられている。また、前記歯1
6aのピッチは例えば約2mm程度に選定することがで
きる。なお、図示の傾斜角度θは、図10等に見られる
ように、実際の85度よりさらに小さい角度で模式的に
記載されているが、これは従来例の直角とは異なり傾斜
していることを明瞭に示すためである。
【0037】図11はキャリッジ駆動モータ15の駆動
プーリ(歯付きプーリ)15aの一実施例の斜視図であ
り、図12は図11の駆動プーリ15aに図8〜図10
の歯付きベルト(タイミングベルト)16を係合させた
状態を示す断面図であり、図13は図11の駆動プーリ
15aに図8〜図10の歯付きベルト16を係合させた
状態を示す上面図である。本実施例では、駆動プーリ1
5aは、キャリッジ駆動モータ15の出力軸15eに直
接的に取り付けられている。図11〜図13において、
駆動プーリ15aのベルト駆動周面には前記タイミング
ベルト16の歯16aと噛み合う歯15bが形成されて
いる。このプーリ歯15bのピッチは、前記ベルト歯1
6aのピッチと同じ(例えば約2mm程度)である。
【0038】駆動プーリ15aの両側には、ベルト16
の外れを防止するためのフランジ15dが設けられてい
る。なお、このフランジ15dは片側のみに設ける場合
もある。両側のフランジ15d、15d間の距離は、タ
イミングベルト16のベルト幅より少し大きくして若干
の余裕を持たせてある。駆動プーリ15aの各プーリ歯
15bも、前記ベルト歯16aの場合と同様に、該プー
リ15aの回転方向bに対して85度以上〜90度未満
(85度≦θ<90度)の傾斜角度θをもって形成され
ている。各プーリ歯15bはプーリ幅(図示の例では両
側のフランジ15d間の距離)の全巾にわたって形成さ
れている。なお、図示の傾斜角度θは、図11及び図1
3に見られるように、実際の85度よりさらに小さい角
度で模式的に記載されているが、これは従来例の直角と
は異なり傾斜していることを明瞭に示すためである。
【0039】歯付きベルト(タイミングベルト)16の
幅方向両側に図10に示すような幅wの歯形状の無い領
域を設ける理由を説明する。前述のように各ベルト歯1
6aはベルトの長手方向に対して角度θ(85度以上〜
90度未満)の傾斜角度をもって形成されているので、
駆動プーリ15aが図13中の矢印X方向に回転する
と、キャリッジ18には摺動負荷があることから、キャ
リッジ18には矢印X方向と略直交する矢印Y方向に力
が作用することになる。そのため、駆動力を伝達すると
き、タイミングベルト16は図13中の上側のフランジ
15dに押し付けられることになり、タイミングベルト
16の側面と駆動プーリ15aのフランジ15dとの間
に常に摩擦力が生じる。
【0040】従って、前記幅wの歯形状の無い領域を設
けない場合には、タイミングベルト16の歯16aがあ
るところと歯16aが無いところで前述の摩擦力の大き
さに違いが生じ、この摩擦力の違いに起因する衝撃や振
動が発生することになる。そして、このタイミングベル
ト16の衝撃や振動は、キャリッジ18の移動速度変動
を増幅させ、記録ドットの位置のずれによる画質低下の
原因となる。つまり、前述の実施例は、前述の幅wの歯
形状の無い領域を設けることにより、タイミングベルト
16の側面の形状を一様にして該タイミングベルトに対
する衝撃や振動を防止又は軽減し、キャリッジ18の移
動速度の変動に起因する記録ドットの位置ずれを防止し
ようとするものである。
【0041】以上説明した実施例によれば、歯付きベル
ト16の歯形状を、該歯付きベルト16の長手方向(移
動方向)に対して85度以上〜90度未満の傾斜角θを
つけて形成するので、歯付きベルト(タイミングベル
ト)16を駆動プーリ15aに巻き付けたときのベルト
歯16aのあるところと無いところの剛性のムラを軽減
し滑らかに屈曲させることができ、また、ベルト歯16
aとプーリ歯15bの接触タイミングをベルト幅方向で
ずらすことによって歯同士の衝突による衝撃や振動を分
散させることができ、さらに、ベルト歯16aとプーリ
歯15bの接触タイミングが幅方向でずれることから、
噛み合い誤差を軽減することができ、それらによって、
キャリッジ18の移動速度変動及び振動を軽減し、記録
媒体24上の記録ドットの形成位置の精度を向上させる
ことができる。従って、高画質の記録を実現することが
できる記録装置が得られる。
【0042】また、歯付きベルト(キャリッジベルト)
16の製作方法として、型面に歯形状の溝を彫り込んだ
金型にてゴム材料を筒状(円周がベルト長さに当たる薄
肉円筒状)に成形した後、金型から抜き取り、所定のベ
ルト幅になるように輪切りして製作する方法が採られて
いる。前述の実施例では、歯付きベルト16の歯形状の
傾斜角度をベルト長手方向(ベルト移動方向)に対して
85度以上〜90度未満の範囲に選定するので、上記の
製作方法を採用する際に金型から容易に抜き取ることが
でき、従って、生産設備の変更や生産性低下などの不都
合を何ら生じることなく、容易に製作することができ
る。
【0043】なお、以上の実施例では、本発明をインク
ジェット記録装置に適用する場合を例に挙げたが、本発
明は、記録手段を記録媒体に対して相対移動(主走査)
させながら記録するシリアル式の記録装置であれば、ワ
イヤドット方式、感熱方式、熱転写方式等、他の記録方
式の記録装置に対しても同様に適用することができ、同
様の効果を達成し得るものである。
【0044】また、以上の実施例では、キャリッジ駆動
モータ15がDCモータであり、エンコーダフィルム2
8とエンコーダセンサ29を用いてキャリッジ18をフ
ィードバック制御で駆動する場合を例示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えばホームポジシ
ョンセンサとステッピングモータを用いてオープンルー
プ制御で駆動する場合など他の駆動方式を採用してもよ
く、その場合も同様の効果が得られるものである。
【0045】さらに、以上の実施例では、ベルト歯16
a及びプーリ歯15bの歯幅がベルト幅及びプーリ幅の
全幅にわたっていない場合を例示したが、本発明は、歯
幅が全幅にわたっている場合にも同様に適用することが
でき、同様の効果が得られるものである。また、図10
中の歯形状の無い領域の幅wは両側で等しくなくてもよ
い。
【0046】また、以上の実施例では、タイミングベル
ト16の全長にわたってベルト歯16aを設ける場合を
例示したが、本発明は、例えば従動プーリ(アイドラプ
ーリ)17側に歯を設けていないタイプのベルト(一般
に、ハーフティースベルトと呼ばれる)など他の構造の
歯付きベルトを使用して実施してもよく、同様の効果を
奏するものである。
【0047】また、以上の実施例では、ベルト歯16a
の断面形状が台形である場合を例示したが、本発明は、
ベルト歯16aの断面形状が丸歯形状あるいは三角歯形
状などの他の形状である場合にも同様に適用することが
でき、同様の効果が得られるものである。前述の実施例
では、一本のタイミングベルト16に斜歯形状を一体に
設ける場合を例示したが、本発明は、これに代えて、複
数本のタイミングベルトを組み合わせる構成を採ること
もできる。また、前述の実施例では、キャリッジ駆動モ
ータ15の出力軸15eに直接的に駆動プーリ15aを
取り付ける場合を例示したが、この駆動プーリは減速機
構等を介して間接的に結合してもよい。
【0048】さらに、インクジェット記録装置の場合、
記録手段(記録ヘッド)がインク吐出部とインク貯留部
を一体化した交換可能なヘッドカートリッジである場
合、インク吐出部とインク貯留部を別体としてこれらを
チューブで接続するものなど、記録手段及びインク貯留
部の形態に関係なく同様に適用でき、同様の効果を奏す
るものである。
【0049】また、本発明は、1個(単色)の記録手段
で記録する場合、色彩の異なるインクを用いる複数の記
録手段で記録するカラー記録の場合、同一色彩で濃淡の
異なるインクを用いる記録手段で記録する階調記録の場
合、あるいはこれらを適宜組み合わせて記録する場合な
ど、記録手段の数や種類に関係なく同様に適用すること
ができ、同様の効果が得られるものである。
【0050】さらに、本発明は、インクジェット記録装
置の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録ヘッドを使用するものに適用できるが、中で
も、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記
録ヘッドを使用する画像形成装置において優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密
度化、高精細化が達成できるからである。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録媒体に記録を行う記録手段と該
記録手段を走査する走査手段と記録媒体を搬送する搬送
手段とを備えた記録装置において、前記記録手段を走査
するための駆動力を伝達する歯付きベルト及び該歯付き
ベルトに駆動力を伝達する駆動プーリの歯形状は、前記
歯付きベルトの移動方向及び前記駆動プーリの回転方向
に対して85度以上〜90度未満の傾斜角度をつけて形
成されている構成としたので、記録手段を走査するため
の駆動力を歯付きのプーリ及びベルトを介して伝達する
に際し、ベルトの製作工程における生産性を損なうこと
なく、歯の配置に角度をつけるという簡単な構成で、噛
み合い部における歯同士の衝突による衝撃及び振動を分
散するとともに噛み合い誤差を軽減して記録手段の移動
速度変動及び振動を軽減することにより、記録ドットの
位置精度を向上させて記録画像の画質を向上させ得る記
録装置が提供される。
【0052】請求項2及び3の発明によれば、請求項1
の構成に加えて、前記歯形状の幅は前記歯付きベルトの
全幅より小さく、該幅付きベルトの両側に歯形状のない
領域がある構成、あるいは、前記記録手段はインクを吐
出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録手段で
ある構成としたので、記録手段を走査するための駆動力
を歯付きのプーリ及びベルトを介して伝達するに際し、
ベルトの製作工程における生産性を損なうことなく、簡
単な構成で、噛み合い部における歯同士の衝突による衝
撃及び振動を分散するとともに噛み合い誤差を軽減して
記録手段の移動速度変動及び振動を軽減することによ
り、記録ドットの位置精度を向上させて記録画像の画質
を向上させ得る記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の一実施例を示す外
観斜視図である。
【図2】図1の記録装置の構造を示す斜視図である。
【図3】図2の記録装置の機能上の構成を示すブロック
図である。
【図4】図2中の記録手段であるヘッドカートリッジの
外観斜視図である。
【図5】図4の記録手段のインク吐出部を示す拡大正面
図である。
【図6】図4の記録手段のインク吐出部の構造を模式的
に示す部分斜視図である。
【図7】図2の記録装置の紙送り系の構成を示す縦断面
図である。
【図8】本発明を適用した記録装置の主走査駆動用の歯
付きベルトの一実施例の部分斜視図である。
【図9】図8の歯付きベルトの部分側面図である。
【図10】図8の歯付きベルトの歯部の上面図である。
【図11】本発明を適用した記録装置の主走査駆動用の
駆動プーリの一実施例の斜視図である。
【図12】図11の駆動プーリに図8〜図10の歯付き
ベルトを係合させた状態を示す断面図である。
【図13】図11の駆動プーリに図8〜図10の歯付き
ベルトを係合させた状態を示す上面図である。
【図14】従来の記録装置の主走査駆動用の歯付きベル
トの部分斜視図である。
【図15】図14の歯付きベルトの部分側面図である。
【図16】図14の歯付きベルトの歯部の上面図であ
る。
【図17】従来の記録装置の主走査駆動用の駆動プーリ
の斜視図である。
【図18】図17の駆動プーリに図14〜図16の歯付
きベルトを係合させた状態を示す断面図である。
【図19】図17の駆動プーリに図14〜図16の歯付
きベルトを係合させた状態を示す上面図である。
【図20】図17〜図19の駆動プーリと図14〜図1
6の歯付きベルト(タイミングベルト)との噛み合い状
態を示す拡大断面図である。
【図21】従来の記録装置における主走査移動の速度変
動を例示するグラフである。
【符号の説明】
1 シートフィーダ 6 操作パネル 8 ピックアップローラ 9 ペーパーフィードモータ 10 フィードローラ 12 プレッシャローラ 13 イジェクトローラ 14 拍車 15 キャリッジ駆動モータ 15a 駆動プーリ 15b 歯(プーリ歯) 15d フランジ 15e 出力軸 16 歯付きベルト(タイミングベルト) 16a 歯(ベルト歯) 17 アイドラプーリ 18 キャリッジ 19 記録手段(記録ヘッド) 24 記録媒体(記録紙) 28 エンコーダフィルム 29 エンコーダセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録を行う記録手段と該記
    録手段を走査する走査手段と記録媒体を搬送する搬送手
    段とを備えた記録装置において、前記記録手段を走査す
    るための駆動力を伝達する歯付きベルト及び該歯付きベ
    ルトに駆動力を伝達する駆動プーリの歯形状は、前記歯
    付きベルトの移動方向及び前記駆動プーリの回転方向に
    対して85度以上〜90度未満の傾斜角度をつけて形成
    されていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記歯形状の幅は前記歯付きベルトの
    全幅より小さく、該幅付きベルトの両側に歯形状のない
    領域があることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段はインクを吐出して記録
    媒体に記録を行うインクジェット記録手段であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクジェット記録手段はインク
    を吐出するために利用される熱エネルギーを発生する電
    気熱変換体を備えていることを特徴とする請求項3に記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット記録手段は前記電
    気熱変換体が発生する熱エネルギーによりインクに生じ
    る膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させること
    を特徴とする請求項4に記載の記録装置。
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